モニターを2台接続することで、表示領域を拡大できる「デュアルディスプレイ」。取得できる情報量が増えるほか、画面をスクロールする頻度を減らせるなど、作業効率を高めることができます。しかし、デュアルディスプレイといってもサイズや形状、光沢の有無など違いがあるため、どれを購入すればよいのか悩んでしまう方も少なくありません。

そこで、今回はデュアルディスプレイの選び方とともに、おすすめのモデルを紹介します。これからデュアルモニター化を考えている方は合わせてチェックしてみてください。

デュアルディスプレイとは?

2台のディスプレイを使用して画面の表示領域を広げることを「デュアルディスプレイ」といいます。WEBサイトを見ながら、もう一方のモニターで表計算ソフトに入力するなど、複数のシステムを表示したいときに便利。ディスプレイを1台で使用するときと比べて作業効率をアップさせることが可能です。「デュアルモニター」や「マルチディスプレイ」と呼ばれることもあります。

2つのディスプレイを統合してひとつの大きな作業スペースとして活用できる「拡張モード」のほか、2つのディスプレイに同じ映像を表示する「複製モード」にも対応可能。対面している相手に同じ画面を見せられるので、打ち合わせやデモンストレーションといったシーンにもおすすめです。

デュアルディスプレイに適したモニターの選び方

ベゼルと非表示領域の幅で選ぶ

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ベゼルとは、ディスプレイのフレーム部分を示す言葉です。ベゼルが狭いほどデュアルディスプレイにしたときに間隔が狭くなるのが魅力。つなぎ目が目立ちにくくなるほか、視線の移動距離を減らすこともできます。

ただし、ベゼルが薄かったとしても「非表示領域」が大きいと結果的に間隔が開いてしまうので注意。例えばベゼルが1mmで画像の非表示領域が6mmの場合、実際の枠は7mmです。横に2枚並べると14mmも間隔が開いてしまいます。ベゼルだけではなく、非表示領域も合わせてチェックしましょう。

サイズで選ぶ

モニターを繋いでひとつの大きな画面として使いたい場合は、同じサイズの同じディスプレイで揃えると見栄えがよくなるのでおすすめ。メイン画面と別に、メールチェック用などのサブ画面として運用するのならばサイズの異なるディスプレイでも問題ありません。

また、忘れがちなのが「デスクに設置できるかどうか」という点。モニターを2つ置くのが精一杯で、パソコン本体やキーボードなどを置くスペースがない、というケースも少なくありません。縦横のサイズを測るのはもちろん、台座部分のサイズも確認しておきましょう。

パネルの種類で選ぶ

グレア(光沢)

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グレアは表面に光沢があるタイプ。色が鮮明に映るのでイラストレーターやデザイナーのようにグラフィックを扱う業種の方に選ばれています。また、映画やドラマなどの映像コンテンツを観る方にもおすすめです。ただし、グレアタイプは映り込みが発生しやすいのがデメリット。画面に光が反射したり、鏡のように自分の顔が映ったりする場合があります。

ノングレア(非光沢)

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ノングレアは光沢を抑えているタイプです。ほとんど映り込みがないので作業に集中したい方におすすめ。ゲーミングモニターも最近はノングレアタイプが主流です。一方、グレアタイプと比べて発色がやや地味な傾向があります。

機能で選ぶ

ピボット機能

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横長のワイド画面を90°回転して、縦長のモニターとして使える機能です。縦長のWEBページを見るときやプログラミングをするときなど、一画面に表示できる情報が増えるので作業効率をアップさせることができます。

タッチパネル機能

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スマートフォンやタブレットのように直接ディスプレイに触れて操作できる機能です。移動や回転、拡大、縮小といった操作を直感的に行えるのがポイント。マウスやキーボードを使う頻度を少なくしたい方におすすめです。

音声出力機能

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ディスプレイにスピーカーを内蔵しているモデルならば、別途スピーカーを置く必要がありません。省スペース化したい方に向いています。外付けスピーカーやヘッドセットをメインに使う場合は、ステレオミニジャックなどの出力端子を搭載しているかどうかをチェックしましょう。

デュアルディスプレイのおすすめメーカー

エイスース(ASUS)

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エイスースとは、台湾に本社を置く電子機器メーカーです。安価かつ良質なノートパソコンを製造していることで知られていますが、ディスプレイ業界でも著名なメーカーのひとつ。特にハイエンドゲーミングモニター市場において高いシェアをもっています。プロフェッショナル向けモデルからリーズナブルなモデルまで、選択肢が多いところが魅力です。

デル(DELL)

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アメリカに本社を置いている「デル」。世界で初めてユーザー直販制度を採用したことで急成長を遂げ、現在では世界を代表するパソコンメーカーのひとつとして数えられています。デルは法人向けモデルを数多く揃えているのがポイント。コストや用途に合った製品を見つけることができます。ビジネス用のモニターを探している方におすすめのメーカーです。

アイ・オー・データ(I-O DATA)

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アイ・オー・データは石川県に本社を置く精密機器メーカーです。パソコン業界では老舗のひとつ。特にHDDで有名なメーカーですが、モニターの販売実績においてもトップシェアを占めています。液晶ディスプレイの5年間保証を実現するなど、サポート体制も充実。国産ならではの高い信頼性を備えたおすすめのメーカーです。

デュアルディスプレイにおすすめのモニター

エイスース(ASUS) R.O.G.シリーズ 27型 PG279Q

エイスースのディスプレイのなかでも最上位に位置する「R.O.G.シリーズ」。サイズは27型で、横に広いワイドタイプを採用しています。解像度は2,560×1,440ドット。発色のよいIPSパネルを搭載するなど、グラフィックにこだわったモデルです。

視野角は水平垂直方向に178°と広め。斜めから見ても色味などに変化が少ないのが魅力です。また、165Hzの高リフレッシュレートを実現。FPSや格闘ゲームなど、動きの速いパソコンゲームをプレイするときもグラフィックを滑らかに映し出します。

ベゼルも狭いことからデュアルディスプレイはもちろん、3画面にも対応することが可能です。VESA規格対応のマルチアームに接続できるのもポイント。マルチディスプレイ環境を構築したいPCゲーマーの方におすすめです。

エイスース(ASUS) PBシリーズ 25型 PB258Q

エイスースの「PB258Q」は、WQHD(2560×1440)解像度に対応したプロフェッショナル向けモデルです。デスクに置いても圧迫しづらいワイド25型を採用。ベゼルの狭いフレームレスデザインを採用することでデュアルディスプレイ環境を作りやすいのが魅力です。

鮮やかな発色が特徴のLEDバックライト付きのIPSパネルを搭載。視野角は水平垂直ともに178°と広く、角度を変えてもグラフィックの見え方がほとんど変わりません。ビジネス用途はもちろん、ゲームや動画での用途にも対応できます。

また、スタンドには人間工学に基づいたスマートデザインを採用。画面を回転できるピボット機能をはじめ、上下の角度を変えられるチルト機能、水平方向に回転できるスイベル機能など、各種調整をしやすいのもポイント。さまざまな体格・姿勢に対応できるおすすめのディスプレイです。

エイスース(ASUS) VZシリーズ 23型 VZ239HR

ウルトラスリムデザインを採用した23型ワイドのフルHDディスプレイ「VZ239HR」。最薄部がわずか7mmという薄さを実現しています。ボディもコンパクトサイズなため、デスクを圧迫せずにデュアルディスプレイ環境を構築できるのが魅力です。

ベゼルの狭いフレームレスタイプを採用。画面を並べても継ぎ目がほとんど気になりません。ビジネスシーンはもちろん、映画を観たり、ゲームをプレイしたりするときに便利。まるで一枚の大画面ディスプレイのように使えます。

表面加工は映り込み少ないノングレア。また、ブルーライトや画面のちらつきを抑える機能を搭載しているのもポイントです。長時間にわたって画面を見続けても疲れにくいように工夫が施されています。パソコンと向き合う時間が多い方におすすめのディスプレイです。

エイスース(ASUS) VGシリーズ 24.5型 VG258Q

24.5型フルHDのゲーミング液晶ディスプレイ「VG258Q」。薄さ1cmのスリムベゼルデザインを採用。映像入力端子にDVI-D、DisplayPort 1.2、HDMI(v1.4)を搭載しているので、すぐにデュアルディスプレイ環境を作れるのが魅力です。

本製品は1msの応答速度を実現。さらに1秒間で144回も画面を書き換える144Hzの高リフレッシュレートも合わさって、PCゲームや動画などの動きの速い映像にも対応できます。液晶特有の残像感が気になる方にもおすすめです。

また、快適なゲームプレイ環境を維持するために「ADAPTIVE-SYNCテクノロジー」を搭載しているのもポイント。グラフィックの乱れやちらつきなどを抑えて、映像を滑らかに描きます。特にFPSやアクションゲーム、スポーツゲームをする方におすすめのディスプレイです。

エイスース(ASUS) ポータブルディスプレイ 15.6型 MB168B

USBケーブル1本で簡単にデュアルディスプレイ環境を作れる「MB168B」。サイズはサブディスプレイとしても使いやすい15.6型ワイドタイプを採用しています。薄さは8mm、重さは800gと持ち運びにも便利です。

使い勝手のよい「自動画面回転」機能を搭載。画面を縦に置くだけで自動的に縦表示になります。縦に長いサイトを閲覧しやすいのはもちろん、文書作成の効率をアップすることが可能。また、自動的に明るさを調整してくれるなど、作業環境を快適に保ってくれるのも魅力です。

付属品として、ディスプレイを保護する専用スリーブケースが付いているのも嬉しいポイント。取り外したスリーブケースはスタンドとしても使えます。普段使いだけではなく、外出時にデュアルディスプレイで作業したい方にもおすすめです。

デル(DELL) Sシリーズ 27インチ S2716DG

デルの家庭用向けディスプレイSシリーズ「S2716DG」。ゲーミング環境を想定した高いスペックを持ちながら、価格を抑えたモデルです。サイズは27型。フルHDよりも緻密な表現を可能とするQHD(2,560×1,440)解像度に対応しています。

左右に画面を並べても継ぎ目が気にならないベゼルレスデザインを採用。また、1秒間に画面を144回更新する144Hzの高速リフレッシュレートに対応しています。1msという高い応答速度も魅力です。PCゲームはもちろん、映画などの動画コンテンツも楽しめます。

液晶パネルにはTNタイプを採用。IPSパネルと比べると視野角は広くありませんが、ディスプレイの回転・旋回・傾斜を変えられるので安心。身体の位置に合わせて角度調整すれば快適にゲームをプレイできます。価格をなるべく抑えつつ、デュアルディスプレイのゲーミング環境を作りたい方におすすめです。

デル(DELL) Sシリーズ 23.8インチ SE2416H

「SE2416H」は薄型ベゼルを採用した低価格モデルです。ディスプレイのサイズは23.8インチ。フレーム部分が薄いため、デュアルディスプレイにしても圧迫感の少ないデザインとなっています。画面の反射を抑えたノングレアタイプで、長時間の作業にも対応可能です。

パネルは広視野角のIPSパネル。解像度はフルHD 1,920×1,080を採用しています。HDMIおよびVGA接続に対応しているので、最新PCはもちろん、一世代前のレガシーPCにも対応することが可能。汎用性の高さが魅力です。

ボディは高級感があるピアノブラックカラー。台座部分はアルミペイントで仕上げるなど、ビジネスからプライベートまで使えるシンプルデザインを採用しています。コスパ重視の方におすすめのディスプレイです。

デル(DELL) デジタルハイエンドシリーズ U2415

デルのデジタルハイエンドシリーズディスプレイ「U2415」。サイズは24型で、広い視野角が特徴のIPSパネルを採用しています。ベゼルは6.9mmの薄型仕様。デュアルディスプレイ環境にしても継ぎ目がほとんど気になりません。

「U2415」はVESA規格に対応。デスクに直接設置するだけではなく、壁掛けにしたり、アームを取り付けたりすることも可能です。デル製のデュアルモニタスタンド「MDS14」にも対応。1台のスタンドに2画面付けられるので、デスク上の省スペース化を図りたい方にピッタリです。

また、接続端子が充実しているのもポイント。HDMIポートが2つ、DisplayPortポートが1つ、mini-DisplayPortポートを1つ搭載しています。また、ディスプレイの背面には充電用のUSB 3.0ポートを備えているため、USBデバイスを充電することも可能です。さまざまなPC周辺機器と接続できるおすすめのハイエンドディスプレイです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) EX-LD2381D

「EX-LD2381D」は、非光沢パネルを採用した23.8型ワイドディスプレイです。フレーム幅が13.9mmと薄いナローベゼルデザインを採用しており、画面を並べても圧迫されづらいのが魅力。デュアルディスプレイ環境を作りやすいモデルです。

また、「超解像技術」に対応しているのもポイント。拡大したらぼやけてしまうような低解像度の映像をアップコンバートして、高解像度の画像に調整する機能です。超解像技術は10段階の設定が可能で、自分好みに強弱をつけられます。

また、ゲーム機やハイビジョンカメラなどと接続できるHDMIポートのほか、アナログRGB出力端子を備えたノートパソコンと接続するだけで簡単に2画面表示できるVGAポートも搭載しています。データ入力などの作業はもちろん、エンタメ作品を楽しむ際にも活躍するディスプレイです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) LCD-MF224FDB-T

10点マルチタッチに対応した液晶ディスプレイ「LCD-MF224FDB-T」。サイズは21.5型で、IPS方式と同様に広視野角のADSパネルを採用しています。誤タッチの少ない静電容量方式を採用しており、スクロール・回転・拡大縮小といった操作を快適に行えるのが特徴です。

フルHD(1920×1080)解像度のワイドタイプのため、一度にたくさんのウィンドウを開くことが可能。XGA(1024×768)のスクエアディスプレイと比べて約2倍も画面を広く使えます。タッチパネル式のデュアルディスプレイ環境を作りたい方におすすめです。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2456

グッドデザイン賞を受賞した24.1型「EV2456」。画面の上部左右のフレームが1mmという極薄ベゼルタイプの液晶ディスプレイです。非表示領域を含めても上部の枠が6.2mm、左右の枠は6.3mmと薄いのが魅力。また、画面の凹凸が少ないフルフラットデザインなので、デュアルディスプレイ環境でもフレームが目立ちません。

また、Flex Scanシリーズを快適に使うための無償ソフトウェア「Screen In Style」に対応しているのもポイント。連結時に1台の電源ボタンを押すとほかのディスプレイも連動して電源がオン・オフしたり、輝度やコントラストといった設定を共有できたりと、デュアルディスプレイユーザーに嬉しい機能を備えています。

ほかにも紙のような風合いで表示する「Paperモード」、目への負担を抑える「ブルーライトカット機能」など、便利機能も充実。デザインはもちろん、機能面にも優れたおすすめのディスプレイです。

エイゾー(EIZO) FlexScan EV2785

エイゾー初、4K(3840×2160)対応の27型ディスプレイ。フルHD(1920×1080)解像度の27型ディスプレイと比べて密度が約4倍も向上しています。大きな画面でありながら文字や画像などの潰れが少なく、シャープに表示できるのが特徴です。

接続端子には、汎用性の高いUSB Type-Cを搭載。USB Type-Cケーブル経由でノートPCと接続すれば、簡単にデュアルディスプレイ環境を作り出すことが可能です。また、60W給電に対応しているので、同時にノートPCへ給電できるのもポイント。デスク周りの配線をスッキリさせたい方にピッタリです。

フレーム幅が1mmの”フレームレス・フルフラットデザイン”を採用するなど、見た目もスマート。ノートPCはもちろん、デスクトップ用のディスプレイとしてもおすすめの4Kディスプレイです。

イイヤマ(iiyama) ウルトラスリムシリーズ ProLite XUB2790HS-2

ベゼル領域を極限まで薄くしたイイヤマのウルトラスリムシリーズ。上左右のベゼルと非表示領域を合わせて12mmと、コンパクトでスッキリとしたデザインを採用しています。画面の凹凸も少ないので、2台以上のマルチディスプレイ環境にしても圧迫感がありません。

パネルは、27型ワイドのAH-IPSパネルを搭載しています。従来のIPSパネルと比べて、色再現性が向上。消費電力も抑えられているのもポイントです。また、長時間作業しても疲れにくいように光沢の少ないノングレアパネルを採用。ビジネス用途にピッタリです。

さらに、2.0W×2のスピーカーを搭載。最大5msまで応答速度を高める「オーバードライブ回路」を搭載しており、動画を滑らかに再生することができます。音楽はもちろん、映像コンテンツも楽しめるおすすめのディスプレイです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) HDR対応4Kモニター 27UK850-W

極薄ベゼルデザインを採用した27インチの4K(3840×2160)ディスプレイ。フレーム幅はわずか1.3mmで、非表示領域を合わせても8mm以下です。デュアルディスプレイ環境の際に気になるフレーム部分が少なく、映像に集中することができます。

自然な明るさを再現できる「HDR技術」に対応しているのもポイント。明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くすることでメリハリのついた映像を表示することができます。また、5.0W×2のスピーカーを内蔵。外部スピーカーを使わないでもダイナミックなサウンドを楽しめます。ブルーレイやVODなどの映像コンテンツ、ゲームなどを楽しみたい方におすすめです。