タッチパネルディスプレイは、スマホやタブレット同様に、パソコンを画面に触れて操作できる便利なアイテム。タッチだけで直感的に操作できるので、キーボード入力が苦手な方や子ども、高齢者といったご家族もパソコンを簡単に活用できるようになります。

そこで今回は、タッチパネルディスプレイの選び方とおすすめのモデルをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

タッチパネルディスプレイとは?

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タッチパネルディスプレイは、画面にタッチして直接パソコンを操作できるディスプレイのことを指します。多くの製品が2本指以上で操作できる「マルチタッチ」に対応しており、スマホやタブレットのように、回転やズームなどを直感的に操作できるのがメリットです。

最近では、同時に認識できるタッチ箇所が増えた高機能な製品が登場しており、10箇所へのタッチを同時認識する「10ポイントマルチタッチ」に対応したディスプレイもリリースされています。

また、タッチした位置を正確に検出する「タッチセンサー」を搭載しており、センサーの検知方式によってディスプレイの耐久性や画質、マルチタッチの使い勝手などに違いが生じます。そのため、タッチパネルディスプレイを購入する時には、通常のディスプレイとは違ったポイントをチェックすることが必要です。

購入時の注意点

タッチパネルディスプレイさえあればすべてのパソコンでタッチ操作が行えるわけではなく、パソコン側もタッチパネル対応のソフトウェアを搭載している必要があります。また、サポートしている範囲も製品により異なるため注意が必要です。たとえば、Windows 7以降では「10ポイントマルチタッチ」を標準サポートしているため、同機能に対応したディスプレイの能力を十分に発揮できます。

モデルによってはUSB接続するだけでタッチ操作が可能な場合や、パソコン側に別途ドライバーのインストールが必要な場合もあるので留意しておきましょう。

タッチパネルディスプレイの選び方

タッチセンサー方式の違いを把握する

現在パソコンディスプレイやスマホ画面で使用されているタッチパネルには、主に3タイプの検知方式が採用されています。それぞれの特徴およびメリット・デメリットを理解すると、タッチパネルディスプレイ選びが簡単になるので確認しておきましょう。

静電容量方式

スマホやタブレットで主流の方式で、製品も豊富にラインナップされています。一番のメリットは、他の方式に比べてマルチタッチの反応が優れている点です。Windows 7以降で標準サポートされている「10ポイントマルチタッチ」で操作できるモデルも登場しています。

透過性が90%以上と高いため画質がきれいなのが魅力。また、静電容量方式は軽い操作にも反応してくれるほか、耐久性が高い点もメリットです。

デメリットとしては、ペンや手袋をした指では入力できない点や製造コストの高い点が挙げられます。

超音波表面弾性波方式

透過率が高いことから視認性がよく、明るいタッチパネルです。パネルの表面にガラスを使用しているのでキズなどに強く、耐久性が高いこともメリット。また、手袋をしていても入力可能な点や、位置情報の精度が高い点も魅力です。

デメリットは、異物に反応してしまう点。水滴や虫などの異物にも反応してしまうため、パネルにつかないよう注意が必要です。また、マルチタッチへの対応度が低い点もデメリット。センサーによって違いはありますが、2本指での「2ポイントマルチタッチ」対応程度の製品が主流です。

抵抗膜方式

ゲーム機や初期のスマホなどで採用されていた方式。パネル表面に2枚の電気抵抗膜が接触することにより入力位置を特定する方式です。そのため、ペンや手袋をはめた手でも入力できることがメリット。構造が簡単なので製造コストが低く、安価なディスプレイが多いです。

デメリットとしては、表面に2枚のフィルムがあるので画面透過率が80%前後と他の方式に比べて低く、画質が劣る点が挙げられます。また、耐久性の低い点やマルチタッチ非対応である点がデメリットです。

スタンドの可動性と安定感

通常のディスプレイと違って、タッチパネルディスプレイは直接指で触れて操作します。そのため、見やすいことに加え、操作しやすいことが大きなポイントです。

操作性のためには、角度を変えられるなど、ディスプレイを支えるスタンドの役割や性能も重要。使用頻度の高いアイテムなので、タッチしたときの安定感も重視しましょう。

タッチパネルディスプレイのおすすめモデル

イイヤマ(iiyama) 23型タッチパネルディスプレイ ProLite T2336MSC-2

イイヤマの23型タッチパネルディスプレイです。静電容量方式で10ポイントマルチタッチ機能を備え、タップやスライド、スワイプといったスマホでおなじみの操作がパソコンでも簡単にできます。

液晶パネルは色の再現性が高く、視野角も広い「IPS方式パネル」を搭載。Full HD対応の1920×1080モードで鮮明な画像が楽しめます。保護パネルには厚さ1.52mmの高硬度ガラスを採用しており、衝撃やキズに強く耐久性が高いのがメリットです。

映像入力端子はHDMI端子、DVI-D端子、D-Subミニ15ピンの3系統。3年間のメーカー保証もついたおすすめのタッチパネルディスプレイです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 10点マルチタッチ21.5型ワイド液晶ディスプレイ LCD-MF224FDB-T

パソコン周辺機器大手アイ・オー・データの21.5型タッチパネルディスプレイです。静電容量方式タッチセンサーを搭載し、10ポイントマルチタッチにも対応しています。軽快なタッチで操作することができるのが魅力のモデルです。

液晶パネルは視野角の広い「ADSパネル」を採用。上下左右178度の広視野角で見やすい画面です。解像度は1920×1080で、Full HDに対応しています。

ディスプレイの首の角度を15~50度の範囲で上下に調整可能。保護フィルターは表面硬度の高い7Hのガラスを採用しており、キズに強く耐久性が高いのが魅力です。バランスのとれたタッチパネルディスプレイといえます。

グリーンハウス(GreenHouse) 21.5インチワイド タッチパネルLED液晶モニター GH-LCT22C

10ポイントマルチタッチ機能を備えた、グリーンハウスのタッチパネルディスプレイ。リーズナブルな価格で、マルチタッチ対応のイラストソフトやゲームソフトを気軽に楽しめるモデルです。

液晶パネルは1920×1080と高解像度で、Full HD対応のADSパネルを搭載しています。また、上下左右178度と広い視野角度を持ち、角度による見え方の違いが少ないのがメリットです。

白色LEDバックライトで、最大消費電力26Wと省エネ性能が高い点も魅力。リーズナブルな価格でも3年間のメーカー保証がついたおすすめのモデルです。

エイゾー(EIZO) FlexScan 23型タッチパネルディスプレイ FlexScan T2381W

EIZOのFlexScanシリーズの23型タッチパネルディスプレイです。タッチセンサーには静電容量方式を採用し、最大5点のマルチタッチに対応。フルフラットデザイン採用で、モニターのフレーム部分である「ベゼル」に段差がありません。画面の隅まで指先でタッチできるのがメリットです。

液晶パネルは画素数1920×1080のIPS液晶を搭載しています。光の反射や映り込みが目立ちにくい「ノングレア画面」という非光沢画面なので、目が疲れにくいディスプレイです。

薄型ボディで、ディスプレイ角度を縦方向に調整する「チルト調整」が無段階に行えます。入力端子はDVI-D 24ピン、D-Sub 15ピン(ミニ)、DisplayPortをひとつずつ搭載。USBハブも2系統搭載した、使い勝手のよいタッチパネルディスプレイです。