製品数が増えて人気が高まりつつある「WQHDモニター」。解像度は2560×1440で、フルHDモニターと4Kモニターの中間にあたる製品です。普段使いはもちろん、ゲームやビジネス用途でも役に立ちます。
本記事では、おすすめのWQHDモニターをご紹介。選び方やパネルの種類などについても解説しているので、併せて参考にしてみてください。
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- 目次
- WQHDモニターとは?フルHDとの違いも解説
- WQHDモニターのおすすめ|ビジネス向け
- WQHDモニターのおすすめ|ゲーミング向け
- WQHDモニターの売れ筋ランキングをチェック
- WQHDモニターの選び方
- WQHDモニターでゲームをする場合は必要スペックに注意しよう
WQHDモニターとは?フルHDとの違いも解説
フルHDの解像度が1920×1080であるのに対し、WQHDは解像度が2560×1440。HDの約1.8倍の情報量を持っています。写真や動画の編集、ゲームプレイなど、さまざまな用途で高いパフォーマンスを発揮します。
フルHDと比較すると、WQHDモニターはより多くの情報を一度に表示できるため、作業効率の向上を図ることが可能。エクセルの表計算や複数のウィンドウを同時に開いて作業する際にも便利です。
WQHDモニターのおすすめ|ビジネス向け
LGエレクトロニクス(LG Electronics) WQHDモニター 24QP500-B
WQHDモニターで、コンパクトなモデルを探している方におすすめの製品。画面サイズは23.8インチで、極細フレームを採用しています。デスク上に省スペースで設置可能。sRGBカバー率99%に加えて、HDR10に対応しており、写真や動画編集などを行うのにもぴったりのモデルです。
画面には広視野角のIPSパネルを採用。斜めから見ても色の変化が少なく、複数人で画面を共有して使いたいときにも適しています。
リフレッシュレートは最大75Hz、応答速度は5ms。FreeSyncテクノロジーを採用し、画面のチラつきやカクつきを抑えられます。さらに、インターフェースにはHDMIを2つ搭載。PS4やNintendo Switchなどの複数のデバイスを同時に接続できます。
アイ・オー・データ(IODATA) 広視野角ADSパネル採用&WQHD対応27型ワイド液晶ディスプレイ LCD-MQ271XDB
WQHDモニターで、クリエイティブな作業に使えるモデルを探している方におすすめです。広視野角のADSパネルを採用しており、どの角度から見ても美しい映像を表示可能。超解像技術に対応し、720×480のSD画質を高解像度に変換できるのも魅力です。
ゲームや映像、写真など用途に応じて画面モードを使い分けられるのもメリット。モードを選ぶだけで見やすい画面を表示できるので、複雑な設定を行う手間が省けます。バックライトのチラつきを軽減したり、ブルーライトを抑えたりする機能も備わっているのもメリット。長時間作業を行いやすい製品です。
アイ・オー・データ(IODATA) 広視野角ADSパネル採用&WQHD対応27型ワイド液晶ディスプレイ EX-LDQ271DB
4辺が極細フレームで設計されているWQHDモニター。限られたスペースのデスク上に設置できるほか、マルチモニター環境を構築したい際にもおすすめです。「ケンジントンセキュリティスロット」が備わっているのも魅力。別途、セキュリティケーブルを用いて盗難を防ぐことが可能です。
また、映像を自動で判別し、最適な明るさに調節する機能を搭載。画面の明るさ設定を行う手間を省けるので便利です。「エンハンストカラー」機能で階調と色調を補正し、鮮やかな画面を表示します。モニターをサイネージとして使うのもおすすめです。
接続端子はHDMIが3つと、DisplayPort1つの計4ポート。パソコンはもちろん、ゲーム機やレコーダーなどさまざまなデバイスへ接続できます。
エムエスアイ(MSI) Modern MD272QXPW
使いやすさに優れたおすすめのWQHDモニター。「Productivity Intelligence」に対応しており、パソコン上で画面サイズや明るさ、輝度などを設定できます。KVMスイッチ機能を用いれば、2台のパソコンで簡単にデータ移動を行えて便利です。
ピボットやチルト、高さなどモニターの角度を自在に調節できます。縦画面にしてSNSやWebページの閲覧をスムーズに行うことも可能。画面はノングレア仕様で光の映り込みを抑えられます。
USB Type-C端子を搭載しているのも魅力。ノートパソコンやカメラなどに最大65Wの給電を行えます。
JAPANNEXT IPS系液晶パネル搭載モニター JN-IPS271WQHD-N
WQHDモニターで、鮮明な映像を表示できるおすすめモデル。sRGB100%の広色域を有しており、最大輝度300cd/m²なので明るくクリアな画面を出力できます。
写真や動画編集、デザイン作業など色再現性が求められる用途にぴったりです。視野角は178°と広く、どの角度から見ても色の変化が少ないため、複数人での画面共有にも適しています。
さらに、フリッカーフリー技術とブルーライト軽減モードを搭載。長時間の作業で目の疲れを軽減できるのもポイントです。接続端子はHDMI 1.4とDisplayPort 1.2などを備えており、さまざまなデバイスと接続可能です。
エイゾー(EIZO) FlexScan EV2795
作業効率の向上を図れるおすすめのWQHDのモニター。デイジーチェーン接続に対応しているため、映像出力端子が1つしかないデバイスでも、マルチモニター環境を構築可能です。
映像入力端子にはUSB Type-Cが搭載されており、映像を出力できるだけでなく、最大70W給電が行えます。ノートパソコンとモニターを接続したいときにもおすすめです。また、LAN端子が備わっているため、高速でファイルも送受信できます。
「Auto EcoView」機能を採用しているのも特徴。周囲の明るさに応じて画面の明るさを自動で調節可能です。さらに、ブルーライトをカットする機能も備わっているため、長時間を気軽に行えます。
ベンキュー(BenQ) 27インチ USB Type-C搭載 WQHDアイケアモニターGW2790QT
TUV Rheinlandの認証を受けたブルーライト低減機能とフリッカー低減機能を備えたWHQDモニター。周囲の照明に応じて画面の明るさを自動調整する「ブライトネスインテリジェンス」機能を搭載しており、快適に作業可能です。
インターフェースが充実しているのもポイント。複数のWQHDモニターをデイジーチェーン接続することも可能です。さらに、USB Type-Cケーブルでパソコンと接続すると、65Wの給電を行えます。
イイヤマ(iiyama) ProLite XUB2797QSN-B1
作業効率の向上を図れるおすすめのWQHDモニター。USB Type-C端子を標準搭載しており、ノートパソコンとモニターを1本のケーブルで接続可能です。映像や音声の伝送だけでなく、ノートパソコンの充電も同時に行えます。
また、最大150mmまで可能な高さ調節や、左右45°に動かせるスウィーベル機能も搭載。会議室でのミーティングやプレゼンなどでも活躍します。
さらに、メーカー独自の「i-Style Color」機能が備わっているのも特徴。ゲームや動画など表示するコンテンツに応じて最適な画面モードを選択できます。
エイサー(Acer) OmegaLine EB321HQUDbmidphx
マルチタスクを行うのに便利なおすすめのWQHDモニター。複数のデバイスを接続して2画面を表示する「Picture In Picture」機能や、2つの機器を接続して左右に並べて表示する「Picture By Picture」機能などが備わっており、作業を快適に行えます。
また、インターフェースはHDMI 1.4とDisplayPort 1.2、DVI-Dの3種類の入力端子を採用。さまざまなデバイスと接続できます。さらに、ブルーライトシールドやフリッカーレス技術を搭載しており、長時間使用の際も目の疲れを緩和可能です。
WQHDモニターのおすすめ|ゲーミング向け
エイスース(ASUS) ROG Swift OLED PG27AQDM
高精細な映像を出力できる有機EL搭載のWQHDモニター。モニター表面には「マットマイクロテクスチャコーティング」が施されており、光の映り込みを低減できます。色域はsRGB 135%およびDCI-P3 99%を実現しているので、色再現の高さを求める方にもぴったりです。
また、240Hzの高速リフレッシュレートと0.03msの応答速度を有しており、FPSやTPSなど瞬時の判断が求められるゲームも快適にプレイできます。HDMI 2.0ポートやDisplayPort 1.4、USBハブなどインターフェースも充実しているので、さまざまなデバイスと接続可能です。
アイ・オー・データ(IODATA) GigaCrysta EX-GDQ271JA
FPSやMMORPGなど、幅広いジャンルのゲームにおすすめのWQHDモニター。WebやFPS、RPGなどの画面モードがあらかじめプリセットされており、モードを選ぶだけで最適な映像表示が可能です。画面設定を逐一せずに済みます。
「Night Clear Vision」機能が搭載されているのも特徴。暗いシーンを鮮明に表示できるので、洞窟や森などゲーム中の薄暗いステージも快適に進められます。
さらに、DisplayHDR 400に対応しているのもポイント。HDR対応のゲームや映像をよりダイナミックに表示できるので、臨場感を得られます。
ベンキュー(BenQ) MOBIUZ ゲーミングモニター EX2710Q
ゲームで音響と映像のクオリティを重視したい方におすすめのWQHDモニター。メーカー独自のtreVoloスピーカーを内蔵しており、細かい音を出力できます。FPSは敵の足音や使用している武器、レーシングゲームではエンジン音を強調することが可能です。撃ちあいを有利に行えるほか、高い臨場感を得られます。
さらに、「HDRi」技術を採用。HDRよりも明瞭さやディテール、色の効果の向上を実現しています。周囲の照明環境に応じて、自動で画面の明るさを調節できるのもうれしいポイントです。
Pixio ゲーミングモニター PX278 Wave
発色がよいIPSパネルを採用しているゲーミング向けのWQHDモニター。画面を見る角度が変わってもクリアな映像を表示できます。HDRにも対応しており、深みのある発色でリアルな画面を出力可能。ゲーム中のムービーの没入感を深められます。
応答速度は1ms、リフレッシュレートが180Hz。アクションやFPS、格闘ゲームなど動きのすばやいゲームも低遅延でスムーズに楽しめます。「Black eQualizer」機能では暗い部分を明瞭に表示可能。ゲームで容易に索敵やアイテム収集が行えます。
さらに、VESA規格にも対応。モニターアームに取り付けたり、壁掛けをしたりすることが可能です。
エムエスアイ(MSI) ゲーミングモニター G274QPF-E2
WQHDモニターで性能に優れたモデルを求めている方におすすめの製品です。RAPID IPSパネルを採用しており、一般的なIPSパネルと比べて駆動速度が約4倍高いのが特徴。AdobeRGBカバー率は94%、DCI-P3カバー率93%と広色域なのもポイントです。ゲームプレイ時や映像再生時の発色がリアルで、より高い臨場感を得られます。
また、Adaptive-Sync技術に対応しており、グラフィックスカードとモニターのリフレッシュレートを同期させることが可能。画面のカクつきやズレを抑え、スムーズなゲームプレイを実現できます。
さらに、USB Type-C入力端子を備えているのも魅力。ノートパソコンやスマートフォンとの接続も可能です。
コルセア(Corsair) XENEON 27QHD240 CM-9030002-JP
手を近づけるだけで操作できる「近接センサーOSD」、画面のチラつきやカクつきなどを抑えられる「FreeSync Premium」など機能が充実しているWQHDモニター。リフレッシュレートは240Hz、応答速度は0.03msを実現しており、動きの激しいコンテンツでもなめらかな映像を楽しめます。
sRGBは100%、DCI-P3は98.5%と広色域なのもポイント。色再現に優れているため、ゲームだけでなく、映画鑑賞や動画編集など幅広いシーンで活用できます。
インターフェースにはHDMIやDisplayPort 1.4、USB Type-Cポートなどを搭載。パソコンだけでなく、さまざまなデバイスに接続できます。
KOORUI 27″ Gaming Monitor 240Hz 27E3QK
WQHDモニターで、高リフレッシュレートのモデルを検討している方におすすめ。リフレッシュレートは240Hzで、応答速度は1msあります。映像のブレを抑え、なめらかな映像でゲームをプレイ可能です。
また、付属のエルゴノミクススタンドで高さや上下左右の角度調節を行えます。ピボット機能も備えており、縦画面で使用できるのもポイントです。Webサイトの閲覧や文章作成など、さまざまな用途に対応できます。
インターフェースも充実。HDMIポートは2つ、DisplayPortが1つ搭載されており、複数のパソコンやゲーム機を同時に接続し、簡単に切り替えて使用できます。
シャオミ(Xiaomi) ゲーミングモニター G27Qi
WQHDモニターでコスパに優れたモデルを求めている方におすすめ。FreeSyncティアリング防止テクノロジーを採用しており、グラフィックカードとモニターのフレームレートをリアルタイムで同期させ、映像のラグを低減します。動きのすばやいゲームも安心してプレイ可能です。
DCI-P3カバー率95%かつsRGBカバー率100%の広色域を有しており、なめらかなグラデーションを表現可能。鮮やかな映像を表示できるので、映像編集や写真編集などのクリエイティブな作業にもぴったりです。さらに、TÜV低ブルーライト認証を受けた低ブルーライトモードと、DC調光機能も搭載しています。
エイサー(Acer) Nitro ゲーミングモニター VG271UM3bmiipx
WQHDのゲーミングモニターで、スタイリッシュなデザインを探している方におすすめ。ゼロ・フレームデザインを採用しており、フレームが極限まで薄く作られています。
また、マルチディスプレイ環境を構築する際、画面の境目が気になりにくいのが特徴。広視野角で色鮮やかな映像を表示できるIPSパネルを搭載しているので、家族や友人と一緒にモニターを使いたいときにもおすすめです。
2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵しているのもメリット。別途スピーカーを購入せずに済むほか、ヘッドホン端子が備わっているため、手持ちのオーディオ機器からゲーム音を出力できます。さらに、ブルーライトを軽減する「ブルーライトシールド」機能が搭載されており、フィルターのレベルを4段階で調節可能です。
JAPANNEXT 27 TNパネル搭載 WQHDゲーミングモニター JN-27GT165WQHDR-HSP
ゲームはもちろん、映画鑑賞やクリエイティブな作業などにも使えるWQHDモニター。フレームレスデザインを採用し、背面にLEDライトが備わっているのが特徴です。デスク周りがスタイリッシュにまとまり、LEDでおしゃれなゲーム環境を構築できます。
また、Picture In PictureやPicture By Picture機能を搭載。複数の入力ソースを同時に表示できるので便利です。
高さや角度調節が可能なほか、縦画面の使用も対応。SNSの閲覧やネットサーフィンをしたいときにおすすめです。モニター画面の点滅やブルーライトを抑える機能も搭載されています。
さらに、輝度に優れたディスプレイを採用し、sRGB 99%の広色域にも対応。映画やゲームなど高精細な映像を楽しめます。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) UltraGear ゲーミングモニター32GS60QC-B
美しい映像を楽しむのにおすすめのVAパネル搭載のモニター。画面サイズが31.5インチと大きく、曲面ディスプレイを採用しています。没入感が高まるほか、少ない視線移動で画面端の情報も容易に把握可能です。
HDR10とsRGB 99%に対応しており、色彩豊かでコントラストの高い映像を表示できます。リフレッシュレートは、180Hzで応答速度は1msを実現しているのも特徴。動きの速いシーンでも映像のラグを抑えられます。暗い部分を明るく映したり、画面に照準を表示したりとゲーミング機能が充実しているのも魅力です。
WQHDモニターの売れ筋ランキングをチェック
WQHDモニターのランキングをチェックしたい方はこちら。
WQHDモニターの選び方
画面サイズをチェック
購入する際にまずチェックしておきたいのが、画面のサイズです。WQHDモニターは、24~30インチ前後のモデルが販売されており、選択肢も豊富。用途や環境にあったサイズを選びましょう。
WQHDモニターを選ぶ際は、27インチサイズを基準にして検討するのがおすすめ。製品数が多く、幅広い用途で使いやすいサイズ感です。ゲーミングモニターのラインナップも豊富。24~27インチサイズのフルHDモニターからグレードアップを検討している方にもぴったりです。
少ないスペースにも設置しやすい小さめのモニターを探している方は、24インチ前後のモデルをチェック。ただし、高解像度な分、文字が小さくなって見にくく感じてしまう場合がある点は留意しておきましょう。
設置スペースや予算に余裕のある方や、大きめのモニターを検討している方は、30インチ前後のモデルもおすすめ。より広い作業領域を確保でき、迫力ある映像が楽しめます。
リフレッシュレートをチェック
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回切り替わるかを表す数値です。単位は「Hz」を用います。リフレッシュレートの数値が高いほど、よりなめらかな映像を表示可能。一般向けやビジネス向けのモニターは、60~75Hzのリフレッシュレートに対応したモノが主流です。
一方で、ゲーミング向けのモニターは144Hzや240Hzなどの、高速なリフレッシュレートに対応したモデルがラインナップされています。高リフレッシュレートに対応していれば、よりなめらかな映像で快適にゲームをプレイ可能です。
特に、FPSやバトルロワイヤルなどの一瞬の判断が勝敗を左右するようなゲームは、高リフレッシュレートモニターの重要性が高まります。基本的に仕様欄に記載されているので、必要な場合は確認してみてください。
パネルの種類をチェック
普段使いやビジネスシーンにはIPSパネル
IPSパネルは普段使いやビジネスシーンなどで役立ちます。どの角度から見ても色の変化が少なく、鮮やかな映像を楽しめます。複数人で画面を共有する際に便利です。
IPSパネルはデザインやプレゼンテーションなど色の正確さが重要な作業において、パフォーマンスを発揮するのが特徴。普段使いでは、映画鑑賞やゲームプレイなどで、鮮やかな色彩と広視野角で没入感を高められます。
応答速度が速くゲームに向いているTNパネル
TNパネルは応答速度が速く、ゲームに適しているのが特徴。応答速度が速いと動きの激しいゲームでも残像が少なく、なめらかな映像を出力できます。FPSやアクションゲームなど、瞬時の反応が求められるゲームにおいて便利です。
TNパネルは、ほかのパネルと比較して製造コストが低いため、ゲーミングモニターとしてのコスパがよいのもポイント。さらに、144Hzや240Hzなどリフレッシュレートが高いモデルも多く、本格的にゲームをプレイしたい方に適しています。
明暗にメリハリがあり映画などの視聴におすすめのVAパネル
VAパネルは明暗のメリハリが際立っており、映画や動画の視聴に適しているのが特徴。明るい部分と暗い部分の差をはっきりと表現します。暗いシーンが多い映画やドラマでは、映像の立体感や奥行きを楽しむことが可能です。
VAパネルは明暗のメリハリが際立ち、映画や動画の視聴に適しているのが特徴。コントラストに優れており、明るい部分と暗い部分の差をはっきりと表現します。暗いシーンが多い映画やドラマでは、映像の立体感や奥行きを楽しむことが可能です。色再現性にも優れているため、自然な色合いでよりリアルな映像を楽しめます。
応答速度をチェック
ゲーミング向けのWQHDモニターを購入する際は、応答速度も確認しておきましょう。応答速度とは、画面の色が切り替わる際にかかる時間のことで、単位には「ms」を用います。数値が小さいほど応答速度は高速です。
応答速度が高速なほど画面のブレや残像感が少なくなり、視認性が向上。特に、FPSや格闘ゲームなどの動きが激しいゲームをプレイする際に役立ちます。一瞬の反応差が勝敗を分けるようなゲームに使用する場合は、1ms以下の高速な応答速度に対応したモデルをチェックしてみてください。
搭載インターフェースをチェック
モニターに搭載されているインターフェース類も確認しておきたいポイントです。映像入力端子は、HDMIとDisplayPortを搭載した製品が数多くラインナップ。最近ではあまり主流ではないものの、DVIやD-Subなどの端子もあります。
また、映像の入力に対応したUSB Type-Cを採用したモデルであれば、ケーブル1本でノートパソコンへの給電やデータの転送もできて便利です。なかには、映像入力端子以外にも、USBメモリやマウスのドングルなどを接続しておけるUSBハブを搭載したモデルも存在します。
搭載されているインターフェースの種類に加え、数も確認しておくと安心。端子が足りない場合は、毎回ケーブルを抜き差しする手間がかかります。特に、パソコンだけでなくPS4・PS5・Nintendo Switchなどのコンソール機も接続したい場合は、HDMI端子の数を確認しておくのがおすすめです。
WQHDモニターでゲームをする場合は必要スペックに注意しよう
WQHDモニターでゲームをプレイしたいと考えている方は、パソコンのスペックも要チェック。フルHDモニターよりも高画質な分、ゲームプレイ時のパソコンへの負荷が大きくなります。
プレイしたいゲームが決まっている場合は、購入前に公式サイトで必要スペックと推奨スペックをチェックしておきましょう。ゲームにもよりますが、最低でも「GeForce RTX 3060」以上のグラフィックボードを搭載したパソコンを用意しておくのが無難です。
WQHDモニターで高いリフレッシュレートも維持したい場合は、よりハイスペックなパソコンが必要になります。GeForce RTX 3080やGeForce RTX 4070以上のグラフィックボードを搭載したパソコンであれば、より快適にゲームをプレイできます。
使い勝手のよさで人気のWQHDモニター。4Kモニターには劣るものの、高精細で美しい映像を表示できます。27インチサイズのモニターでも細部まで鮮明に表示でき、快適に使用できるのもメリット。また、ゲーミング向けのモデルも数多く販売されているので、ぜひ本記事を参考にして選んでみてください。