クレープパンのおすすめ15選。使いやすい軽量タイプもご紹介

クレープパンとは、文字通りクレープを焼くのに適したフライパンのこと。底がフラットな形状で、一般的なフライパンと比べるとフチが低く浅いのが特徴です。

生地を平らに伸ばしやすく、ひっくり返しやすいため、薄焼きの本格的なクレープ生地を焼けるのが魅力。焼き面の熱伝導性にこだわった製品も多く、ムラなく均一に火を通せるので、クレープ生地にきれいな焼き色もつけられます。

また、ガレット・パンケーキ・ホットケーキ・チヂミなど、クレープ以外のグリルレシピに活用しやすい汎用性の高さもうれしいポイント。アイデア次第で、調理の幅が広がります。

クレープパンの選び方

サイズをチェック

手軽に作るなら20〜25cm

自宅で手軽にクレープを楽しみたい方には、直径20～25cm程度のクレープパンがおすすめ。コンロに収まりやすい家庭用サイズなので、はじめてクレープを作る場合でも気軽にチャレンジできます。

なお、20～25cmサイズのクレープパンだと、焼きあがるクレープはやや小さめ。ミニサイズのクレープを作りたい場合などに重宝します。

お店のような大きいクレープを作りたいなら26cm以上

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お店のような本格的なクレープを作りたい方は、直径26cm以上のクレープパンに注目。生クリームやフルーツ、生野菜などの具材をたっぷりと挟んだ大きいクレープを楽しめます。

しかし、サイズの大きなクレープパンを選んでしまうと、自宅のコンロに収まらない恐れがあるのが懸念点。また、サイズが大きくなれば重さも増すので、取り扱いにも注意が必要です。

家庭用なら、大きくても直径30cm程度のクレープパンがおすすめ。業務用サイズを選ぶ際には、事前に使用スペースや収納スペースなどを確認しておきましょう。

生地の伸ばし方をチェック

クレープパンを使った生地の伸ばし方は、クレープパンごと回して伸ばす方法と、トンボなどの道具を回転させて伸ばす方法のおもに2通り。使い勝手や、焼きあがった生地の見た目などにかかわるポイントのため、忘れずにチェックしておきましょう。

クレープパンを回して伸ばす製品は、余計な道具を使わず、通常のフライパンと同様に扱えて手軽なのがメリット。ただし、生地を伸ばしきらないうちに焼けてしまったり、厚みにムラができてしまったりする場合がある点には留意が必要です。

一方、トンボなどで伸ばす製品は、厚みが均一で見栄えのよい生地を作りやすいのがポイント。ただし、トンボをうまく使いこなして平らに伸ばすには、ある程度のコツと慣れが必要です。

素材をチェック

軽くて扱いやすいアルミニウム製

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使い勝手を重視する方には、「アルミニウム製」のクレープパンがおすすめ。軽量で扱いやすいのが特徴です。加えて、熱伝導率に優れているのも魅力のひとつ。生地をスピーディーに焼きあげられるため、ホームパーティーやおもてなしで大量のクレープを作りたいシーンなどでも活躍します。

また、アルミニウム製のクレープパンは、フッ素樹脂加工などの表面コーティングが施された製品が多いのもポイント。こびりつきにくいので失敗のリスクを軽減できるほか、使用後のお手入れもスムーズに行えます。

使いながら育てていける鉄製

長く愛用できるクレープパンを求めている方には「鉄製」がおすすめ。使うほどに油がなじみ、育てていく楽しみを味わえます。また、優れた熱伝導率と蓄熱性を備えているのも鉄製フライパンならではのメリット。生地にじっくりムラなく火を通せます。

しかし、使いはじめの油慣らしや使用後の水分飛ばしなど、お手入れに手間がかかるのは難点。また、アルミニウム製と比べて重いのも留意しておきましょう。

初心者には表面加工タイプがおすすめ

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クレープ作り初心者の方には、フッ素樹脂・セラミック・ホーローなどでコーティングした表面加工タイプのクレープパンがおすすめ。ノンスティック加工とも呼ばれており、生地がくっつきにくいため、はじめてでも失敗しにくいのが特徴です。

ただし、表面加工タイプは、使い続けるうちにコーティングが劣化したり、はがれたりしやすいのがデメリット。急激に冷やさないなど使い方に注意すれば長持ちします。

フチの形状をチェック

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クレープパンを購入する際には、フチの形状も忘れずにチェックしておきましょう。フチの形状は、浅くて斜めのタイプがおすすめ。生地とクレープパンの間にフライ返しが入りやすく、スムーズにひっくり返せるため、きれいに仕上げられます。

加えて、フチが斜めのクレープパンなら、焼きあがったあとの生地をお皿などへ移しやすいのがポイント。きれいに焼けたクレープ生地を最後に破ってしまうなどの失敗を防げます。

対応する熱源をチェック

クレープパンが対応している熱源も要チェック。ガス火とIHの両方で使えるアイテムも多く展開されていますが、なかにはガス火専用の製品もあるため、購入時は注意が必要です。

とくに、自宅でIHコンロを使用している場合には、目当ての製品がIHに対応しているかどうかを必ず確認しておきましょう。引っ越しなどで熱源が変わる可能性がある場合も、ガス火とIHの両方に対応した製品を選んでおくと安心です。

また、クレープパンの汎用性にこだわる方には、オーブンに対応した製品もおすすめ。さまざまなレシピに活用できるため、使い勝手が向上します。

収納性をチェック

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クレープパンを収納性で選ぶのも大切なポイント。ラックに立てかけておく収納方法もありますが、キッチンスペースが限られている場合などには、取っ手部分に穴があいたクレープパンがおすすめです。

穴があいた製品なら、フックを使ってキッチンの壁や収納棚などに吊り下げられます。なお、鉄製のクレープパンや、サイズの大きなクレープパンなどを吊り下げる場合には、本体重量も忘れずにチェック。クレープパンの重さに耐えられる、十分な耐荷重を備えたフックを用意するようにしましょう。

付属品をチェック

クレープパンには、生地を伸ばす際に使う「トンボ」や、生地をひっくり返すための「スパチュラ」などが付属した製品も展開されています。セット製品なら必要な道具を揃える手間が省けて便利です。

セット製品の場合、トンボだけが付いたモノや、トンボとスパチュラの両方が付いたモノなどバリエーションがさまざま。購入時は、付属品のラインナップも細かくチェックしておきましょう。

クレープパンのおすすめブランド

ティファール(T-fal)

フランスで生まれた調理器具・小型家電の老舗ブランド「ティファール」。フッ素樹脂加工のフライパンを発明したパイオニアとしても知られており、キッチンライフを快適にするツールを多彩に生み出しています。

ティファールのクレープパンは、調理開始の適温を知らせる「お知らせマーク」が付いたモノなどをラインナップ。クレープをおいしく焼きあげるための使いやすさが詰まっています。

ストウブ(staub)

「ストウブ」は、創業50年以上の歴史を持つフランス・アルザス地方の鋳物ホーロー鍋ブランドです。主力製品は、伝統製法でつくられる鋳物鍋「ピコ・ココット」。高い蓄熱性と保温性により、さまざまな調理をこなせる万能鍋として親しまれています。

クレープパンは、ストウブならではのずっしりと重厚感あふれる鋳鉄製のアイテムを展開しているのが魅力です。

クレープパンのおすすめ

ティファール(T-fal) ボナペティフレンチパン 27cm B68811

ティファールが展開するガス火専用のクレープパンです。本体の素材には、アルミニウム合金を単体使用しており、27cmの大きめサイズながら重量約520gと軽いのが特徴。取り回しやすいため、クレープ作り初心者の方などにもおすすめの製品です。

焼き面には「チタン・インテンスコーティング」が施されており、こびりつきにくさが長持ちするのもポイント。アルミの優れた熱伝導性で、スピーディーに火を通します。

また、パリの街並みを鮮やかに描いた、かわいい背面デザインも魅力のひとつ。取っ手の穴を使用して壁などに吊り下げておけば、キッチンにおしゃれな彩りをプラスできます。

ティファール(T-fal) IHフレンチパン・アンリミテッド 28cm E52039

「チタン・アンリミテッドコーティング」を施したクレープパン。耐久性の高さとこびりつきにくさが特徴です。

本体はアルミニウム製ながら、底にステンレス鋼を貼り合わせているため、ガス火とIHの両方で使用可能。優れた熱伝導性により、クレープパン全体にムラなく熱が伝わります。

また、フチが浅く傾斜のついた形状で、生地をひっくり返しやすいのもおすすめポイント。28cmの大きめサイズで、クレープのほかにガレットや薄焼き卵作りなどにも重宝します。

ストウブ(staub) クレープパン 30cm 鋳鉄ブラック 40509-526-0

重厚感あふれる鋳鉄製のクレープパンです。鋳物ならではの高い熱伝導率と蓄熱性により、素材にじっくりムラなく火を通せるのが特徴。本格的なクレープ作りを楽しめます。

鍋の内面に、ストウブ独自のザラザラとした表面加工「黒マット・エマイユ加工」が施されているのもポイント。細かい凹凸によって鍋の表面積が増えるので、油なじみがよく、焦げつきを防げます。

ガス火・IH・オーブンで使えるため、汎用性重視の方にもおすすめ。なお、本製品には、クレープ作り専用のスプレッダーと木製スパチュラが付属しています。

デバイヤー(de Buyer) 鉄フライパンクレープ用カーボンプラス 26cm 20405120.26

名門キッチンブランド「デバイヤー」が展開するクレープパン。スタイリッシュなデザインで、洗練された雰囲気を演出できます。

サイズは26cmで、具だくさんのクレープを作りたいときにおすすめ。底面に2.5～3mmほどの厚みがあり、優れた熱伝導性で均一に火を通せます。外はパリッと、中はふわふわのクレープを焼きたい方におすすめです。

また、鉄製で使うほどに油がなじむので、愛着を持って育てていけるクレープパンを求めている方にもぴったり。なお、本シリーズのクレープパンには、ほかにも20cmや24cmなどのサイズ違いが展開されているので、あわせてチェックしてみてください。

デバイヤー(de Buyer) アルミ製フッ素樹脂加工クレープパンショック 22cm ノンスティック 20408185.22

デバイヤーのガス火専用クレープパンです。焼き面に5層の高耐久なフッ素樹脂加工を施し、焦げつきにくさとコーティングのはがれにくさを実現しています。

また、板厚が約3mmと厚めで、繰り返しの使用で変形しにくいのもうれしいポイント。高い熱伝導率も有しているので、クレープのほかにパンケーキや薄焼き卵、肉や魚のグリル料理などに使うのもおすすめです。

リバーライト(RIVER LIGHT) 極JAPAN 鉄クレープパン 26cm

使い勝手や機能性を重視する方にぴったりの鉄製クレープパンです。表面に特殊熱処理を施し、鉄ならではのメリットはそのままに、優れた耐蝕性を実現。サビにくく扱いやすいため、鉄製の調理ツールをはじめて使う方にもおすすめです。

フチが浅く斜めの形状なので、フライ返しがスムーズに入り、生地をひっくり返しやすいのも特徴。板厚約2mmの焼き面で熱が均一に伝わるため、クレープなどの薄焼き生地のほかに、厚みのあるホットケーキやステーキなどもおいしく仕上がると謳われています。

ハンドルは天然木素材を採用。先端の輪っか部分で吊り下げ収納が可能です。サイズは、21cm・23cm・26cmが展開されています。

トラモンティーナ(TRAMONTINA) トリムパンケーキフライパン 22cm 20264/622

キッチンウェアブランド「トラモンティーナ」が手がける、使い勝手とコスパを兼ね備えたアルミニウム製のアイテムです。

サイズは22cmで、重さは約223gと軽量。鍋の内側と外側にフッ素樹脂コーティングの「スターフロンT1」が施されているため、くっつきにくいのが魅力です。

食洗機に対応しているので、使用後のお手入れが簡単なのもポイント。なお、本製品はガス火専用で、IHコンロでは使えないため注意しましょう。

モヴィエル(Mauviel) カパーイノックスクレープパン 25cm

銅素材を採用しているクレープパン。熱が均一に伝わるので、きれいな焼き色のついたクレープを作りやすいのがメリットです。

内側にサテン仕上げのステンレスを貼り合わせているため、サビに強いのがポイント。また、タワシなどで洗える耐久性も備えています。お手入れのしやすさも重視したい方は、チェックしてみてください。

ロッジ(LODGE) ラウンドグリドル 10 1/2インチ L9OG3

アメリカで120年以上続く老舗の鋳鉄メーカー「ロッジ」が手がける、クレープパンとしても使えるフライパン。内径26cm、深さ1.5cmの薄型形状により、クレープをひっくり返しやすいのが特徴です。

また、ガス火とIHの両方に対応しており、さまざまな熱源で使いやすいのもおすすめポイント。薪ストーブでの使用も可能なので、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでクリープ作りを楽しみたい場合にも活躍します。

髙儀(TAKAGI) IH対応ファイバーラインクレープパン24cm&トンボセット

ガス火とIHの両方に対応した鉄製のクレープパンです。「ファイバーライン加工」が施されています。直径24cmで取り回しやすく、使い勝手が良好。木製のトンボが付属しており、生地を薄く均一に伸ばしやすいため、本格的なクレープ作りを楽しめます。

また、比較的リーズナブルでコスパがよいのもうれしいポイント。日本製のクレープパンなので、品質にこだわる方にもおすすめです。

バッラリーニ(BALLARINI) フェラーラクレープパン 25cm アルミニウム 75003-110-0

イタリア生まれのクックウェアブランド「バッラリーニ」のクレープパンです。本製品のサイズは、汎用性に優れている25cm。クレープのほかにも肉や魚など、さまざなグリル料理を作るのに活躍します。

独自開発のフッ素樹脂コーティングが施されているのも特徴。金属ヘラが使える硬さと、こびりつきにくさが長く続く耐久性を兼ね備えています。表面には御影石のような美しい模様が描かれ、調理シーンをスタイリッシュに彩れます。

アルミニウム製ながら、ガス火とIHの両方で使えて実用性も良好。加えて、食洗機にも対応しているので、手軽さ重視の方にもおすすめです。

パール金属(PEARL METAL) おやつDEっSEⅡ ふっ素加工クレープパン D-6543

ガス火専用のアルミニウム製クレープパンです。約全長46×幅26.5×高さ6.1cmの大きめサイズながら、重量約682gと軽くて扱いやすいのが特徴。持ち上げたり、回して生地を伸ばしたりする作業を手軽に行えるので、クレープパン初心者の方にもおすすめです。

表面にはフッ素樹脂加工が施されているため、生地がくっつきにくく、きれいに取り出しやすいのもポイント。加えて、フチが浅い形状を採用しています。

マトファー(MATFER) 鉄製クレープパン240 14774

1814年にフランスで創業したメーカー「マトファー」が展開するクレープパン。鉄製でクレープ生地にすばやく均一に火を通せます。

キッチンで映える、シンプルでスタイリッシュな佇まいもおすすめポイント。使うほどに油がなじんでいくので、クレープパンを育てていく楽しさも堪能することができます。

ル・クルーゼ(Le Creuset) TNS シャロー・フライパン 24cm NC

フチが浅めでゆるやかに傾斜した、クレープパンとしても使えるフライパンです。特殊加工で耐久性を強化したアルミニウムに、フッ素樹脂加工を施しているのが特徴。なめらかな焼き面でクレープ生地がこびりつきにくく、お皿などへもスムーズに移せます。

ガス火・IH・オーブンに対応しており、使い勝手がよいのもポイント。フライパンの内側だけでなく外側にもフッ素樹脂がコーティングされているため、汚れが落ちやすいのが魅力です。さらに、食洗機に対応しており、使用後のお手入れも簡単に行えます。

取っ手部分に刻印された「LE CREUSET」のロゴが、キッチン空間をおしゃれに演出。デザインにこだわる方にもおすすめです。

バーミキュラ(Vermicular) フライパン 26cm FP26-WN

鋳鉄とホーローを組み合わせた独自技術を採用しているフライパン。底が浅めで、クレープパンとしても活用できます。

ウォールナット素材のハンドルを備えているのが特徴。十字型締結構造によって緩みにくいため、安心して使い続けられます。

また、IHはもちろん、ガスやハロゲン、ラジエントヒーターなど、幅広い熱源で使用可能。引っ越しなどで熱源が変わっても使用できます。