場所を選ばずプログラミングに取り組みたい方に必要なのがノートパソコン。据え置き型として使いやすいモデルや持ち運びやすいモデルなど、プログラミング向けのノートパソコンにもさまざまなタイプがあります。
本記事では、プログラミングにおすすめのノートパソコンをご紹介。OSごとの特徴やチェックしておきたいポイントなどもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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プログラミングにおすすめのノートパソコンの選び方
OSで選ぶ
Windows
Windowsは、Microsoftが提供しているパソコン向けのOSです。多くのメーカーがパソコンのOSに採用しているので選択肢が非常に幅広いのが特徴。安いモデルも多くラインナップされているため、プログラミング初心者にもおすすめです。
使用しているユーザーが多く、困ったときに情報を探しやすいのも魅力。特に、プログラミングの環境構築は初心者がつまずきやすいポイントなので、情報が多いと安心して取り組めます。
Mac
macOSは、AppleがMacシリーズ向けに提供しているOSです。スタイリッシュでわかりやすいUIが取り入れられており、直感的に扱いやすい点が特徴。iPhoneやiPadといったAppleデバイスとの連携機能も充実しています。
また、iPhoneやMac向けのアプリを開発するのに必要なSwiftというプログラミング言語に対応している点もメリット。iPhoneアプリの開発に興味がある方は、Macがおすすめです。
画面サイズをチェック
画面のサイズは、プログラミング用のノートパソコンを選ぶときに非常に重要なポイントです。自宅や職場で据え置き型のマシンとしてノートパソコンを使いたい場合は、15.6インチや16インチの大型なモデルが適しています。
職場や大学などにノートパソコンを持ち運びたい場合は、13~14インチ程度のモデルがおすすめです。
バッテリー連続駆動時間をチェック
プログラミング向けのノートパソコンを選ぶときは、バッテリー連続駆動時間にも注目しましょう。バッテリーの駆動時間が短いと頻繁に充電が必要になってしまい、電源を確保できる場所でないと安心して作業できない場合があります。
8時間以上のバッテリー駆動時間に対応していると、外出先でも気軽に作業可能。ノートパソコンを持ち歩く機会が多い場合は、10時間以上のモデルもおすすめです。
性能をチェック
CPU
CPUはパソコンの頭脳に相当する非常に重要なパーツです。高性能なCPUを搭載しているノートパソコンは性能が高く、プログラミングはもちろん、簡単な画像の加工や動画編集、AI機能なども快適に利用できます。
CPUには主にAMD製とIntel製があり、AMDはRyzen、IntelはCoreというブランドを展開。RyzenシリーズもCoreシリーズも、後ろに続く数字が大きいほど高性能なので参考にしてみてください。プログラミング用途で探しているならRyzen5やCore i5以上のCPUがおすすめです。
メモリ
メモリは、ストレージから読みだしたデータを一時的に保管するためのスペースです。一般的に引き出しや棚の容量に例えられるストレージに対してメモリは机の広さに例えられる場合が多く、メモリの容量が大きければ大きいほど快適に作業できます。
プログラミング用のノートパソコンの場合、メモリの容量は16GB程度がおすすめです。コスパを重視する場合や初心者のプログラミング学習用であれば、8GBでも十分快適に使用できます。
ストレージ
ノートパソコンのストレージは、OSやデータなどを保存するためのスペースです。主に安価なHDDと高価ながら高速かつ高耐久なSSDの2種類があり、プログラミング向けのノートパソコンには多くの場合SSDが採用されています。
ストレージの容量はモデルや価格によって大きく異なり、プログラミング用であれば256~512GBがおすすめです。
プログラミングにおすすめのノートパソコン
エイスース(ASUS) Vivobook S 15 S5507QA-PU165W
Microsoftが定める「Copilot+ PC」の基準を満たした、プログラミングにおすすめのノートパソコン。AIの処理に優れたCPU「Snapdragon X Plus X1P-42-100」を採用しているので、AI機能を活用して作業を効率化できます。
省電力なのも特徴です。バッテリー駆動時間が最大で約18時間と長いため、電源がない環境でも安心して長時間作業できます。USB Type-Cポートからの充電に対応しているのも使いやすいポイントです。
ディスプレイは15.6インチと大きく、コードを広い画面で確認しながらプログラミングできます。有機ELパネルの採用により発色が鮮やかなうえ最大120Hzのリフレッシュレートにも対応しており、ゲームや動画視聴などにもおすすめです。
キーボードにはカスタマイズできるバックライトが搭載されているので、薄暗い環境でも快適にタイピングできます。
エイスース(ASUS) Zenbook S 14 UX5406SA-U5165
スリムながらパワフルで使いやすい、おすすめのプログラミング向けノートパソコン。CPUにCore Ultra 5のシリーズ2が採用されており、Copilotキーも搭載されているので、初心者でもAI機能を簡単に試せます。
タイピングしやすいキーボードと人間工学に基づいて設計されたタッチパッドも搭載。タッチパッドはディスプレイと同じアスペクト比に設計されているほか、独自の「スマートジェスチャー」にも対応しており、マウスを使わず快適に操作できます。
薄型ながらインターフェースが充実しているのも使い勝手のよいポイントです。USB Type-Aのほか、HDMIやThunderbolt 4も搭載されているため、USBハブを用意しなくてもさまざまな周辺機器を接続して使用できます。
ディスプレイサイズは14インチ。広い画面でプログラミングできるのも魅力です。
マイクロソフト(Microsoft) Surface Laptop Go 3 XKQ-00063
軽量なうえバッテリー駆動時間も長い、プログラミングにおすすめのノートパソコン。12.4インチのディスプレイはタッチ操作に対応しています。アスペクト比が3:2なのも特徴。縦方向の表示領域が広く、コードを多く表示できます。
CPUに第12世代のCore i5を採用しているほか、16GBのメモリと256GBのストレージも搭載。十分なパフォーマンスを有しており、プログラミング以外にも一般的な事務仕事や簡単な画像加工など、ビジネスから趣味まで幅広い用途に活用できます。
タイピングしやすいキーボードや広く操作しやすいタッチパッドなども搭載。また、指紋認証にも対応しています。セキュリティ面が優れているのはもちろん、指を乗せるだけでスムーズにロックを解除できる点も魅力です。
Officeが標準で搭載されているので、WordやExcelを使いたい方にも適しています。
ヒューレット・パッカード(HP) Pavilion Aero A17X7PA-AAAA
シンプルでコスパがよい、プログラミングにおすすめのノートパソコン。薄型かつ重量が990gまで抑えられているので、気軽に持ち運べます。バッテリー駆動時間も最大11.5時間と余裕があり、外出先でも安心して作業しやすい設計です。
CPUにはAIエンジンを内蔵するRyzen5 8640Uを採用しています。キーボードのなかには「Copilotキー」も用意されているため、AIをさまざまな形で利用可能。プログラミングを含む作業の効率化にも期待できます。
キーボードがタイピングしやすいように工夫されているのも特徴です。タッチパッドにも広いスペースが確保されているので、マウスを用意しなくてもスムーズに操作できます。
USB Type-CやType-A、HDMIなど、インターフェースが充実している点も魅力です。
アップル(Apple) MacBook Air MXCV3JA
macOSを搭載するプログラミングにおすすめのノートパソコン。CPUに独自の「M3チップ」を採用しており、省電力ながらパワフルなパフォーマンスを実現しています。バッテリー持続時間が最大18時間と長く、外出先でも安心して作業可能です。
ディスプレイのサイズは13.6インチ。独自の「LiquidRetinaディスプレイ」は10億色に対応しており、鮮やかで美しい映像や画像を表示できます。解像度も2560×1664ピクセルと高く、高精細な表示を体験できる点が魅力です。
空間オーディオに対応するスピーカーも4つ搭載されており、画質だけではなく音質も良好。高画質なWebカメラやマイクなども搭載されているのでWeb会議にも参加しやすく、リモートワークが多い方にもおすすめです。
非常に薄型かつ軽量なのも特徴。プログラミング用のノートパソコンを持ち歩きたい方に適しています。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) LG gram 14Z90S-VP54J
場所を選ばずに作業しやすい、プログラミングにおすすめのノートパソコン。最薄部が16.9mmと非常にスリムなうえ重量も1120gと軽く、持ち運びやすい設計です。「MIL-STD-810H」準拠のテストもクリアしており、耐久性にも優れています。
CPUにはCore Ultra 5を採用。プログラミングを含むマルチタスクをサクサクと軽快にこなせます。OSにビジネスシーンに適したWindows 11 Proを採用している点も特徴です。
14インチのディスプレイは解像度が1920×1200ピクセルと高いうえ、アスペクト比16:10により、広い画面領域を実現します。アンチグレアパネルの採用により光が反射しにくく、コードが見やすいのも魅力です。
Dolby Atmosにも対応しているため、音楽や動画を高音質で楽しめます。
レノボ(Lenovo) ThinkPad L14 Gen 4 21H2SB3S00
持ち運びやすいノートパソコンを探している方におすすめのモデル。軽量かつ薄型なのが特徴です。MIL規格にも準拠するほど耐久性も高く、カバンやビジネスバッグなどに入れて気軽に外出先でも作業できます。
CPUにCore i5-1335Uを採用しているほか、8GBのメモリと256GBのSSDも搭載。リモートワークに欠かせないWebカメラにはプライバシーシャッターも用意されているため、プライバシーが気になる方でも安心して使用できます。
デル(Dell) Inspiron 14 Plus 7441 MI74QTA-ENL
AIを活用してみたい方におすすめのノートパソコン。CPUにクアルコムのSnapdragon X Plusを採用しており、Microsoftが定める「Copilot + PC」のシステム要件をクリアしています。
メモリは16GB、SSDは512GBです。ディスプレイは14インチで、アスペクト比16:10のタッチパネルを採用しています。高解像度なうえDolby Visionにも対応しており、動画やゲームなどを美しい映像で楽しめる点も魅力です。
ブルーライトを軽減する「Dell ComfortView Plus機能」も搭載されているので長時間プログラミングをしていても目が疲れにくく、快適に作業できます。バッテリー持ちがよいほか動作音も抑えられており、発熱しにくい点も特徴です。
厚さが約16.9mmとスリムなうえ重さも約1.44kgと軽量なため、気軽に持ち運べます。
バイオ(VAIO) VAIO F14 VJF14180111L
スペックがしっかりと備わっており、扱いやすいおすすめのノートパソコン。持ち運び用としても据え置きのマシンとしても使いやすい、14インチのディスプレイを搭載しています。スリムかつコンパクトなので、カバンにも無理なく収納可能です。
ディスプレイを開くと自動的にキーボードに角度が付く「チルトアップ機構」が採用されています。各キーには窪みが設けられているためミスを防止しながらタイピングしやすいほか、静音性にも優れており場所を選ばずに入力しやすい点も魅力です。
Officeソフトの有無を選択できるので、WordやExcelなども購入後すぐに使いやすく、ビジネスパーソンや学生にもおすすめ。明るさの自動調節機能に対応するWebカメラや、AIノイズキャンセリング機能なども搭載されています。
バッテリーの節約設定に対応し、長期間使いやすい点も特徴です。
富士通(FUJITSU) FMV Zero LIFEBOOK WU5/J3 WU5J3_A006
14.0型ディスプレイを採用した軽量ノートパソコンです。重量は約634gと軽量で、日常の持ち運びにも適しています。通勤や通学、出先での作業などで手軽に持ち運べるのが魅力です。
性能面では、Intel Core Ultra 5プロセッサに加え、16GBのメモリと512GBのSSDを搭載しています。多様なタスクをスムーズに処理でき、ストレスの少ない操作感を実現します。また、Microsoft Officeがあらかじめインストールされているため、導入時の準備が不要で、学業やビジネスにすぐに活用できる点も魅力です。
デザインは、飽きのこないシンプルで洗練された仕上がりになっています。スタイリッシュなノートパソコンを求めている方にもおすすめです。
場所を問わずに使えるノートパソコンは、プログラミングの学習や業務にぴったり。最近はAI機能が充実しているモデルも多く、AIを活用しながらプログラミングに取り組めます。本記事を参考に、ぜひ自分にぴったりのモデルを見つけてみてください。