スマホやタブレットの普及により、低価格路線とハイスペック仕様の2極化が進んでいるノートパソコン。後者に関しては、かつてノートパソコンには不向きと言われていた動画編集やゲームにも十分対応できるモデルがリリースされています。

そこで今回はおすすめの高性能ノートパソコンをランキング形式でご紹介。手持ちのノートパソコンに不満を感じている方や買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

高性能ノートパソコンとは?

By: amazon.co.jp

高性能ノートパソコンとは、デスクトップパソコンに匹敵するぐらいの高性能なスペックをもつノートパソコンのことです。以前は動画編集を行ったり、PCゲームをプレイしたりするときはデスクトップパソコンを選ぶのが常識とされていました。しかし、近年はノートパソコンの高性能化が進み、デスクトップと比べても遜色ないスペックのモデルが登場しています。

高性能ノートパソコンはどういう人におすすめ?

高性能なノートパソコンは作業容量が大きい方や処理スピードを求める方に向いていて、具体的には動画編集をする方やゲーマー、マルチタスクをこなす方におすすめです。

例えばネットサーフィンのみであれば低スペックのノートパソコンでもなんとかなりますが、Webページを見ながらWordやExcelを開き、YouTubeを見ながら、SNSを確認するなど、複数のコンテンツを同時かつ快適に利用する際はハイスペックのノートパソコンの方がストレスなく作業することができます。

高性能ノートパソコンの選び方

CPU

CPUはノートパソコンの頭脳。見分ける際のポイントとして、まず、最新のCoreシリーズを選ぶようにしましょう。「Core i7-7500U」を例にしてみると、Core i7の次のブロックの最初の数字が世代を示します。このCPUは第7世代ということです。

そして、Core i7の次のブロックのアルファベットも確認しましょう。Uは省電力型。モバイルノートパソコンに採用されます。過度な負荷をかけないという方はこれで十分。しかし、それ以上の動画編集やゲームをやる方には、無印、HK、HQなどのシリーズがおすすめです。

なお、高いスペックのCPUを搭載するモデルは冷却性能を高める必要があるため、モバイル性に関してはやや劣る部分があります。その点は留意しておきましょう。

GPU

GPUはグラフィック処理専門の頭脳。インテルのCore iシリーズにはGPUが内蔵されていますが、それとは別にGPUを搭載しているとずっと性能はよくなります。もっともメジャーなのは、NVIDIAのGeForceです。

その名称は「Geforce+シリーズ名+型番+α」で構成されます。シリーズの性能は、同世代だと、GTX > GT > 無印です。型番の上1桁、もしくは2桁が世代を表します。そして、世代の番号を除く型番が細かな性能の差を示します。

「Ti」の表示があるかないかも比較する際のチェックポイント。性能としては、Ti付き>無印です。GeForce GTX 1050Tiだと、GeForce GTXシリーズの10世代のモデルであり、GeForce GTX 1050よりも性能が高いことになります。

動画編集やゲームをするのであれば、なるべく高い性能のGPUを搭載しているモデルがおすすめ。なお、GPUもCPU同様、高性能であればあるほどモバイル性は犠牲となるので、製品を選ぶ際は注意しておきましょう。

メモリ

パソコンを動作させることを、机で作業することで例えると、メモリは机の広さです。メモリの容量が大きい分、1度に重たい作業を複数行えるようになります。動画編集やゲームをするなら、16GBは欲しいところ。なお、メモリを増設できるタイプの機種もあるため、増設ができるか否かは確認しておきましょう。

ストレージ

ストレージの種類は主にHDDとSSDの2つ。HDDは安価ですが、読み書きが遅く、衝撃に弱いです。一方、SSDは高価ですが、読み書きが速く、衝撃に強いのが特徴。アプリやOSの起動、ファイルの読み書きの速度を上げるためにはSSDがおすすめです。

容量としては、最低でも250GB以上のものを選ぶのがベター。ストレージもメモリ同様増設できるタイプもあるので要チェックです。なお、製品によってはSSDとHDDの両方を搭載したものもあります。普段使うデータをSSDに保存、普段使わない写真や動画などのデータはHDDに保存するなど使い分けができるのがメリット。ストレージに関しては予算との兼ね合いや利便性も考慮して、選ぶようにしましょう。

高性能ノートパソコンのおすすめメーカー

マイクロソフト(Microsoft)

マイクロソフトはWindowsを販売している企業。OSはもちろん、自社でもノートパソコンのSurfaceシリーズを展開しています。

同シリーズは、ノートパソコンとして使用するだけではなく、専用のペンを利用してイラスト制作なども行える優れた機能を備えているのが特徴。スペック重視でノートパソコンを選ぶ際にはしっかりとチェックしておくすべきメーカーです。

エイスース(ASUS)

エイスースは台湾のPC関連機器メーカー。価格が安いのはもちろん、スマホにも注力しているほか、タブレットとして使用できるタイプや小型で持ち運べる安価なタイプのPCを販売しているのが特徴。マザーボードなども製造しているのもポイントです。

エムエスアイ(MSI)

MSIは、台湾に本社を構えるPCおよびPC関連機器メーカー。高度な技術力を活かして、ゲーミング用の高性能ノートパソコンをはじめ、マザーボードやビデオカードなど、さまざまな製品をリリースしています。

デスクトップパソコン並みのスペックをもつ大型モデルから、持ち運びに適した薄型コンパクトモデルまで、ノートパソコンが充実しているのも特徴。スペックやデザインにとことんこだわりたい方におすすめのメーカーです。

高性能ノートパソコンのおすすめランキング|自宅・オフィス向け

第1位 レイザー(Razer) Razer Blade RZ09-02386J91-R3J1

スペックはもちろん、コンパクト性にも配慮した15.6インチの高性能ノートパソコン。ゲーミング仕様のノートパソコンは大型になりがちですが、本モデルは幅355mm、高さ16.8 mm、奥行き235mmと一般的なノートパソコンサイズにまとまっているのが特徴です。

CPUには第8世代のIntel Core i7 8750H、GPUにNVIDIAR GeForce GTX1070を搭載。メモリも16GBを積んでいるので、PCゲームはもちろん、映像編集や動画配信など、負荷がかかる作業もスムーズに行うことができます。

ディスプレイは、1920×1080の2K解像度。リフレッシュレートは144Hzとゲーミングモニター並みなので、FPSなどスピード感のあるPCゲームを遊びたい方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第2位 エイスース(ASUS) ROG ZEPHYRUS GX501VS-GZ058T

15.6型でゲーム向けの高性能ノートパソコン。CPUはCore i7-7700HQ・メモリは16GB・ストレージは512GBのSSD。グラフィックボードはGeForce GTX 1070 with Max-Qを搭載しています。また、ディスプレイのリフレッシュレート(1秒間に画面が切り替わる回数)は120Hzに対応しているため、ゲームを有利に進めることができるのもポイントです。

本製品は、液晶を開くと本体の後部まで連動で開いて、エアフロースペースが拡大。さらに、メーカー独自の「AeroAccelerator」と組み合わせることで、従来製品と比較してエアフロー約32%向上・温度の20%低下など、ゲーム以外の動画処理などでも長時間使用できる設計です。

Thunderboltポートが1基、USB3.0ポートを4基搭載するなど、各種周辺機器も活用しやすい豊富な端子を搭載しているのもポイント。ゲーミングノートパソコンを求めている方にもおすすめの1台です。

第3位 エムエスアイ(MSI) GT75 TITAN 8RG-008JP

ハイエンドのゲーミングデスクトップパソコン並みのスペックをもつ17.3型高性能ノートパソコン。CPUには第8世代のCore i7 8750H、GPUにはGeForce GTX 1080を採用しており、負荷の大きいPCゲームやオンラインゲームも快適にプレイすることが可能です。

ディスプレイには、4K解像度の液晶パネルを採用。さらに、映像のコントラストやディティールをリアルに再現する「True Colorテクノロジー2.0」を搭載しています。ゲームはもちろん、映画などの映像コンテンツも高画質に楽しめるのが魅力です。

また、ゲーミング周辺機器メーカーの「SteelSeries」とコラボしているのもポイント。ストローク3.0mmの薄型メカニカルキーボードを搭載しているので、すぐにPCゲームで遊びたいという方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第4位 ファーウェイ(Huawei) Huawei MateBook X WW19AHI78S51OGO

「A4用紙よりコンパクト」がコンセプトの13インチ高性能ノートパソコン。ディスプレイの解像度が2K(2160×1440)に対応しているほか、「Dolby ATMOS Sound System」を採用しており、映像・サウンドともに臨場感をアップさせているのが特徴です。

CPUは第7世代のIntel Core i7-7500U・メモリは8GB・ストレージは512GBのSSD。また、本製品は約10時間保つバッテリーを採用しているほか、Officeソフトがプリインストールされているので、使い勝手は良好です。

パソコン本体の幅は12.5 mm、重さは1.05 kgとコンパクトサイズ。デザインも装飾の少ないシンプルタイプのため、ビジネスやプライベートまでシーンを問わずに利用できます。スペックはもちろん、携帯性も重視している方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第5位 ヒューレット・パッカード(HP) OMEN by HP 17 17-ap034TX

ノートパソコンとは思えないぐらいのパフォーマンスを発揮する「OMEN by HP 17」。CPUは第7世代インテル Core i7-7820HKプロセッサー、GPUはNVIDIA GeForce GTX 1080 8GBを搭載しています。さらにメモリは32GBと開発環境並みのハイスペックです。

フルHD(1920×1080)の非光沢IPSディスプレイを搭載。リフレッシュレートは144Hzに対応しています。さらに画面のカクつきやズレを軽減する「NVIDIA G-SYNC」を採用しているので、FPSやアクション、格闘ゲームなどをプレイする方にピッタリです。

ストレージは512GB SSDと1TB HDDを搭載。ゲームは有線ネットワーク、ブラウザは無線ネットワークというように回線を任意に設定できる「デュアルフォース機能」をはじめ、マクロキーの設定を行える「キーバインド機能」など、ゲーミング機能も充実しています。最高クラスのスペックを求める方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第6位 エイスース(ASUS) ZenBook Pro UX550VD-7700

15.6型の高性能ノートパソコン。15.6インチながら本体重量は1.84kgと2kgを下回るため、マルチに使える高性能な1台を求めている方におすすめします。

CPUはCore i7-7700HQ、メモリは16GB、ストレージは512GBのSSD。薄型ボディにも関わらず、GeForce GTX1050を搭載しているため、ゲームや動画編集にも対応しています。

また、本製品はデュアルファンと3本のヒートパイプを搭載。従来品と比較して、最高2.35度の低温化に成功しています。Thunderbolt 3ポートを2つ、USB3.0ポートを2つ搭載しているため、高速なデータ転送が可能なところもポイントです。

第7位 デル(DELL) ALIENWARE 17 NA87E-8NL

ゲーミングノートパソコン「ALIENWARE」シリーズのなかでも、大型の17.3インチサイズを採用したハイエンドモデルです。CPUは最新の第8世代インテル Core i7-8750H、GPUはNVIDIA GeForce GTX 1070 8GBを搭載。メモリも16GBと高いパフォーマンスを実現しています。

また、120Hzリフレッシュレートのディスプレイを採用しているのもポイント。一般的なノートパソコンと比較して約2倍も画面の書き換え回数が多いため、より滑らかな映像を楽しむことが可能です。FPSや格闘ゲームといった動きの速いゲームも快適に遊べます。

視線や頭の動きを感知してコマンドを出せる「Tobiiアイ・トラッキング」、入力遅延などを減らす「NVIDIA G-Syncテクノロジー」など、さまざまな便利機能を搭載。高性能な分、本体重量は4.4kgと重めですが、持ち運びをしないならば問題ありません。ストレスフリーなゲーム体験をしたい方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第8位 エムエスアイ(MSI) GS65 Stealth Thin 8RF-007JP

薄型ボディが特徴の高性能ノートパソコン「GS」シリーズ。CPUは第8世代のインテルCore i7-8750H、GPUにGeForce GTX 1070を採用することで、ハイスペックデスクトップパソコンに匹敵する性能を実現しています。

ディスプレイは15.6インチ液晶パネルを採用。ベゼルを薄くすることで本体サイズを14インチクラスに抑えています。また、FPSのような動きの速いゲームに対応できるようにリフレッシュレート144Hzに対応。色再現性を向上させる「True Colorテクノロジー」を搭載しているので、画質を重視している方にもピッタリです。

ストレージ容量は、CドライブにSSD 256GB、DドライブにもSSD 256GBの合計512GB。メモリは合計16GBあるので、3DゲームやVRゲームが快適に遊べます。動画編集やエンコードといった負荷のかかる作業にも対応可能。実況動画やプレイ動画を配信したい方にもおすすめです。

高性能ノートパソコンのおすすめランキング|持ち運び向け

第1位 マイクロソフト(Microsoft) Surface Pro FKK-00014

さまざまな使い道に対応できるマイクロソフトの高性能デバイス「Surface Pro」。手書き入力対応のタブレット端末としてはもちろん、別売りのSurface Proタイプカバーを装着すればノートパソコンとして使うことができます。

CPUは第7世代のインテルCore i7を搭載。オプションとして、映像をより美しく表示できる「Irisグラフィックス」が含まれています。クリエイティブな仕事をしている方はもちろん、プライベートで動画やゲームなどをとことん楽しみたい方にピッタリです。

また、ストレージは大容量の1TB SSDを採用。メモリも16GBとデスクトップパソコン並みの性能を持っています。オフィスや自宅だけでなく、外出先でもノーストレスで作業したい方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第2位 レイザー(RAZER) BLADE STEALTH RZ09-02393E32-R3U1

レイザーの高性能ノートパソコン「Razer Blade Stealth」。スペックはもちろん、薄さにもこだわってデザインされているのが特徴です。本体サイズは13.3インチサイズ。重量は1.35kg、厚みも13.8mmと持ち運びに適しています。

CPUは第8世代のインテルCore i7-8550Uを搭載。メモリは大容量の16GB、グラフィックス機能はインテル UHD Graphics 620を採用しています。「Razer Core X」などの外付けタイプのGPUボックスを接続すればゲーミングノートパソコンとしても利用可能です。

また、接続端子が充実しているのもポイント。高速でデータ転送を行えるThunderbolt 3をはじめ、USB 3.0×2、HDMI 2.0a、ヘッドフォン・マイク端子を搭載しており、さまざまなPC周辺機器と接続できます。仕事用とゲーム用のどちらにも対応できるおすすめの高性能ノートパソコンです。

第3位 アップル(Apple) MacBook Pro

充実したスペックを有したアップルの高性能ノートパソコン。最大10時間持続するバッテリーを搭載しているため、外出先でも安心して作業が可能です。

13インチモデルと15インチモデルの2パターンから選択することが可能。さらに、必要なスペックによって複数のプランから理想の1台を見つけ出すことができます。

本製品はTouch Barを搭載しているのが特徴。一般的なパソコンでいうFキー部分がタッチパネルになっているため、利便性が向上しています。また、ボタンはカスタマイズできるので、よりユーザーライクな仕様に変更できるのもポイント。汎用性の高い高性能ノートパソコンを求めている方におすすめです。

第4位 パナソニック(Panasonic) Let’s note CF-LV73DVQR

大画面と軽量性と両立した高性能ノートパソコン「Let’s note LV」シリーズ。14.0型ディスプレイを採用することで視認性を確保。一方で、重量は1.25kgとノートパソコンの間でも最軽量クラスを実現しています。バッテリーも19.5時間駆動とパワフルなので、会議や打ち合わせに参加する際も電源コードを持ち運ぶ必要がありません。

CPUは第8世代のインテルCore i7 8550U、ストレージはSSD 512GBを搭載。メモリは8GBを採用しているので、負荷のかかりやすいマルチタスク業務も快適に行えます。また、ビジネスシーンでは必須のMicrosoft Officeが付いてくるのもポイントです。

キーボードは、キーピッチが19mmでキーストロークが2mmと余裕のあるデザイン。デスクトップPCと同じような感覚でタイピングすることができます。長時間にわたって書類や資料などの作成をする方におすすめの高性能ノートパソコンです。

第5位 マイクロソフト(Microsoft) Surface Book 2 HNN-00012

マイクロソフトがリリースしている2in1タイプの高性能ノートパソコン。普段は一体型として使いつつ、キーボードの取り外しボタンを押すと画面が分離してタブレットとして使えるのが特徴です。

CPUは第8世代のIntel Core i7-8650U、GPUにはNVIDIA GEFORCE GTX 1050を搭載。メモリは16GBとハイスペックです。さらにストレージはPCIe SSDの1TBと大容量。OSの立ち上がりが早いのはもちろん、PCゲームなどのロード時間も大幅に減らすことができます。

バッテリー性能が高いのもポイントで、最大17時間の動画再生が可能。屋外でも仕事をこなしたい方はもちろん、映画や動画を視聴したい方にもおすすめです。

第6位 日本電気(NEC) LAVIE Hybrid ZERO PC-HZ750GAB

13.3型で831gと軽量の高性能ノートパソコン。本体画面を360度開閉することで、タブレットとしても使用できる優れた1台です。

CPUはCore i7 7500U・メモリは8GB・ストレージは256GBのSSD。画面を囲む枠が従来の同社製品と比較してスリムになっており、コンパクトにまとまっているのもポイントです。

光沢のないノングレア液晶を採用しているため、長時間のビジネス使用にも最適。本体ボディは150kgfの面加圧試験をクリアしているため、持ち運びも安心です。