通常のフライパンよりも厚くできており、熱伝導性と蓄熱性が高い「スキレット」。食材にムラなくゆっくり熱が伝わるため、分厚いステーキ肉やハンバーグ、パンケーキなどのスイーツをより美味しく作れると人気です。
最近ではSNSでスキレットを使った料理写真の投稿が増えており、おしゃれ調理グッズとしても注目を浴びています。そこで今回は、スキレットのおすすめモデルをご紹介。ぜひ、参考にしてみてください。
- 目次
- スキレットとは?
- スキレットとフライパンの違い
- スキレットのメリット
- スキレットの選び方
- スキレットのおすすめブランド
- スキレットのおすすめモデル
- 使用前に必要な「シーズニング」とは?
- 番外編:スキレットで作れるおすすめレシピ
スキレットとは?

By: amazon.co.jp
スキレットとは、厚手の鋳鉄でできたフライパンのことを指します。アルミやステンレス製の一般的なフライパンに比べると、熱伝導性が高いのが特徴です。食材の旨味をぎゅっと封じ込め、料理をより美味しく仕上げます。
また、蓄熱性が高いのもポイント。一度熱すると冷めにくいので、そのままテーブルに出してゆっくり食事を楽しめます。デザイン性も高く、食卓を一気に華やかにするおすすめのアイテムです。
スキレットとフライパンの違い

By: amazon.co.jp
鉄製のスキレットとフライパンは見た目が似ていても製法が異なります。スキレットは加熱して溶けた鉄を型に流し込む「鋳造(ちゅうぞう)」と言う製法で造られるのが特徴。フライパンは加熱した鉄を叩いて成形する「鍛造(たんぞう)」という製法で造られます。
製法によって差が出るのが炭素量です。スキレットはフライパンよりも炭素量が多いため、表面に無数の凹凸があり油がよく馴染むのがメリット。また、炭素量が多いと蓄熱性も高くなります。スキレットのほうがフライパンより分厚くて重いのも違いのひとつです。
スキレットとフライパンの違いを把握することでそれぞれの特長が分かります。焼きムラのないステーキを作る場合は、熱伝導率と蓄熱性の高いスキレットを使うのがおすすめ。取っ手を持って振りながらサッと作る炒め物などは、フライパンの方が楽に調理できます。
スキレットのメリット

By: amazon.co.jp
スキレットのメリットは蓄熱性が高い点です。一旦加熱して本体をあたためると蓄熱するため、その後は弱火でも調理できます。自宅調理ではガスや電気の節約ができ、キャンプでは火が弱くなった焚き火で調理ができるので便利です。
スキレットにフタをのせて調理すると、蒸し焼きや煮込み料理も簡単に作れます。分厚い肉や魚を丸ごとグリルして食べたい方におすすめ。料理が残った際にフタをしておくと、しばらくはあたたかい状態で保存できるのもメリットです。
スキレットの選び方
サイズや重量で選ぶ

By: rakuten.co.jp
スキレットはサイズに比例して重くなるため、なるべく軽いモノを選ぶと調理がスムーズです。1人用や家族用、大勢でのキャンプ用など使うシーンを決め、必要最低限のサイズのモノを選びましょう。
1人分だけ作りたい場合は、15cm程度のモノがおすすめ。重量は約1kgと比較的扱いやすい重さで、ベーコンエッグやホットケーキなどの朝ごはんを作るのに適しています。
2~3人の家族で使う場合は、22cm程度を目安にしましょう。約2kgとやや重くなりますが、大きなステーキやパエリアなどさまざまな料理を作れます。また、30cm以上のスキレットを選べば、大人数でのキャンプなどにも対応できて便利です。
用途に合った深さをチェック

By: amazon.co.jp
スキレットは製品によって深さが異なるため、どんなメニューを調理したいか考えながら選びましょう。ステーキやパンケーキなどを作るなら、浅型のモノを使うのがおすすめ。朝食の目玉焼きとウィンナー炒めなども浅型のモノを使った方が楽に調理できます。
丸鶏を焼いたり煮込み料理を作ったりする場合は、深型のスキレットを使うのがおすすめ。深さがあると食材がフタから飛び出しにくいので、熱をムラなく通せます。深型のモノはオニオングラタンスープやスープパスタなどの汁が多いメニューを作るのにも便利です。
形状をチェック。丸型以外のモノも

By: rakuten.co.jp
スキレットを選ぶ際には自分にとって使いやすい形状のモノを選びましょう。焼いたステーキを皿に盛りつけて肉汁をかけたい場合は、注ぎ口があるモノを選ぶと便利です。丸型のスキレットには注ぎ口のないモノもあるため、使いやすさを考えてチェックしてみてください。
四角いスキレットは四角いピザやパンケーキを作るのに便利。卵焼きや目玉焼きを作るのにおすすめです。いつもと違う四角い形に仕上がるので、楽しく食事ができます。食材の汁を角から楽に注げるのもメリットです。
IH対応の有無で選ぶ

スキレットは基本的に直火やオーブンにかけて使いますが、最近はIHに対応している製品もラインナップされています。IHクッキングヒーターで調理したい方は、スキレットを選ぶ際にIH対応かどうか確認しておきましょう。
また、IHは機種によって適応サイズが異なるので確認が必要です。スキレットは通常のフライパンに比べてサイズの小さいモノが多いため、IHに対応したサイズかどうかもあわせてチェックしておきましょう。
素材で選ぶ
鋳鉄製

By: amazon.co.jp
鋳鉄製のスキレットは熱伝導率と蓄熱性が高く、食材にしっかり火を通せるのが魅力です。熱すると冷めにくい性質があり余熱調理にも適しています。火が通りにくいステーキやハンバーグにじっくり熱を通せるので、外側をパリッと焼いて内側をやわらかく仕上げることが可能です。
鋳鉄の表面には無数の小さな穴があり、油なじみがよいのも特徴のひとつ。スキレットに広がった熱が油を通して素材に伝わるため、焼きムラのない仕上がりになります。さらに、IH対応のモノもあり、熱源に合わせて選べるのもポイント。
鋳鉄製のモノを初めて使う際には、錆止めのワックスを落として油に慣らすためのシーズニングが必要です。作業に不安がある方にはシーズニング済みのモノがおすすめ。また、洗剤で洗えないモノもあるため、購入時に仕様を確認しましょう。
耐熱陶器製

By: amazon.co.jp
スキレットを電子レンジでも使いたい場合は、耐熱陶器製のモノを選ぶのがおすすめ。電子レンジで時短調理ができるため、忙しい方にも適しています。見た目もおしゃれなモノが多く、料理の仕上がりがきれいに見えるのも魅力。直火でも調理できるので、さまざまなシチュエーションで便利に活用できます。
耐熱陶器製のモノはお手入れが簡単なのもメリット。洗剤を使って洗えるので、油汚れがひどくてもきれいに落とせます。食洗機対応のモノは洗うのが面倒な方におすすめです。
耐熱陶器製のスキレットは、鋳鉄製よりも熱伝導率と蓄熱性がやや低いのがデメリット。ハンバーグや肉をこんがり焼くのにはあまり適していません。また、衝撃に弱く落とすと割れる可能性があるため、慎重に扱う必要があります。
ホーロー製

By: amazon.co.jp
カラフルでおしゃれなスキレットを使いたい方には、ホーロー製のモノがおすすめ。赤やオレンジなどのポップなカラーから白や黒などの落ち着いたカラーまであるので、好みに合わせて選べます。キッチンに吊り下げて見せる収納にするとおしゃれです。
ホーロー製のスキレットは食材がこびり付きにくく、料理がきれいに仕上がるのも魅力。油なじみもよいため、適温で調理すれば食材にきれいな焼き色を付けられます。また、汚れが落としやすく食材の臭いや色も付きにくいので、楽に扱うことが可能です。
ホーロー製のモノは、火力が強すぎると焦げてしまうのがデメリット。直火でハードに使用するのには、あまり向いていません。さらに、上からの衝撃によって割れてしまうこともあります。デリケートなホーローのスキレットを長く使うために、丁寧に扱いましょう。
取っ手部分の長さで選ぶ

By: amazon.co.jp
スキレットは取っ手部分も鋳鉄で作られていることが多いので、十分加熱されている際に素手で触ってしまうとヤケドする恐れがあります。そのため、ミトンを着用しても持ちやすい取っ手の長さがあるか確認しておきましょう。取っ手部分が長いモノの方が、持ち運びの際も安心かつ簡単です。
また、オーブンなどにも利用できるよう取っ手の着脱が可能なスキレットもあるので、あわせてチェックしてみてください。
底の厚みをチェック

By: amazon.co.jp
スキレットは一般的なフライパンよりも底が厚い調理器具。ただし、底の厚さは製品によってさまざまです。スキレットの底の厚さは「板厚」と呼ばれ、板厚が厚いほどじっくり熱が伝わり、均一に食材に熱が通ります。
厚いとされる板厚の目安は5mm程度。厚いスキレットで調理すると焼きムラを抑えられるので、ステーキやソテーなど、肉をおいしく焼くのにぴったりです。
板厚の薄いスキレットの場合は、早くあたたまりやすいので、食材に早く火が通ります。時間のない朝にハムエッグを作るなど、薄めの食材を手早く焼きたい場合におすすめです。
フタの有無で選ぶ

By: amazon.co.jp
スキレットには、本体のみで販売されているモノとフタ付きのモノがあります。フタが付いていないモノは、メーカーによって「スキレットカバー」が別売りされていることもあるため、必要に応じて購入しましょう。
フタがなくても十分に美味しい料理が作れますが、フタがあると蒸し料理や燻製、無水調理など、料理の幅が広がるのでおすすめです。
お手入れのしやすさで選ぶ

基本的に洗剤は使えない製品が多いスキレットですが、ホーロー加工が施されたタイプや耐熱陶器製のモノのなかには、洗剤が使える製品もあります。泡で洗い流せるため、少ない力で汚れを落とせるのが魅力。使用後に行うお手入れの手間を減らせます。
また、耐熱陶器製品のなかには食器洗浄機に対応しているモノもあり、手軽に後片付けが可能。特別なお手入れが苦手な方は、素材で選んでみてください。
スキレットのおすすめブランド
ロッジ(LODGE)

By: amazon.co.jp
ロッジは、1896年創業から現在まで120年以上続くアメリカを代表する鉄製調理器具メーカー。ロッジのスキレットは、シーズニングを工場出荷時にすでに済ませています。
開封してお湯で洗えばすぐに使用でき、シーズニングに大豆油を採用しているのもポイントです。また、直火はもちろんIH・ハロゲンヒーター・オーブンでも使えます。お手入れをしっかり行っていれば長期間愛用できるおすすめのブランドです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

By: amazon.co.jp
「キャプテンスタッグ」は、1976年にパール金属のアウトドアラインとして設立したメーカーです。高品質でリーズナブルな、コスパの高い製品を展開しているのが特徴。また、丈夫な作りで厚みがあり、長く使えるのもキャプテンスタッグの魅力です。スキレット入門として購入を検討している方は、ぜひチェックしておきましょう。
ロゴス(LOGOS)

By: logos.ne.jp
BBQ製品やワークウェアなどを扱っている、総合アウトドアブランドの「ロゴス」。底が焦げ付かないように工夫が施された、利便性の高いスキレットを展開しています。
取っ手の取り外しができる「取っ手がとれるスキレット」と「合体できるスキレット」がラインナップされており、いずれもIHに対応した汎用性の高さが魅力です。
ニトリ

By: rakuten.co.jp
高品質で低価格の製品を多数ラインナップしているニトリ。家具を販売しているイメージが強くありますが、キッチン用品や調理器具も豊富に取り扱っています。
ニトリのスキレットは、低価格で購入できるのが特徴。初めてスキレットに挑戦する方も、気軽に購入できます。さらに、フタやハンドルカバー、鍋敷きなども豊富にラインナップされているため、必要な道具を一式まとめて購入したい方にもおすすめです。
スキレットのおすすめモデル
ロッジ(LODGE) ラウンドパン ループ12 L10SKL
両手に取っ手が付いたスキレットです。サイズは直径32cmと大きく重量はありますが、両手で持てるため安定して運べます。深さもあるので、煮込み料理にもおすすめ。
また、約5mmの厚みがあるため、じっくりとムラなく熱が伝わり、食材をジューシーにおいしく仕上げられます。熱源は直火・IHクッキングヒーター・ハロゲンヒーター・オーブンに対応。シーズニングが施されているので、すぐに使えます。
食器洗浄機に対応しているため、お手入れもスムーズ。ホームパーティーや大人数でのキャンプなどでも活躍します。
>
ロッジ(LODGE) スキレット 6-1/2インチ L3SK3
全長約26cm、直径約16.5cmのIH対応スキレット。コンパクトなキッチンでも使いやすいミニサイズなのが魅力です。シーズニング済みのため、温水を流しながらたわしなどで軽く洗うだけですぐに使用できます。
鋳鉄製であることに加え、製品全体の厚さが5mmと分厚く蓄熱性に優れているのもポイント。ステーキを焼くだけでなく、お菓子やつまみなどにも使えます。日常的な料理からアウトドア料理まで、幅広く対応できる製品がほしい方におすすめです。
ロッジ(LODGE) スキレット 10-1/4インチ L8SK3
内径が約25.7cmある円形のスキレット。大人数でも使いやすく、キャンプや登山などのアウトドアシーンでも活躍します。両手で持てるように取っ手が付いているので扱いやすいのもポイントです。
直火・IH・ハロゲンヒーター・オーブンに対応しており、幅広い熱源で使えるのも魅力。日常の料理作りにも役立ちます。単独なら食器洗浄機も利用できるので、片付けも簡単です。
本体は約2.4kgと重ためなので、別売りのスキレットカバーと組み合わせてのオーブン調理にも適しています。さまざまな用途で使いたい方におすすめのアイテムです。
ロッジ(LODGE) スクエアスキレット L5WS3
スクエア型のコンパクトなスキレット。四角い形状のため、フレンチトーストやケーキ、パンなどを焼くのに適しています。内径が11.7cmと小さめなので、1人分の朝食やおつまみを作りたいときにも便利です。
熱源は、直火・IHクッキングヒーター・ハロゲンヒーター・オーブンに対応。家庭のキッチンだけでなく、野外のキャンプでも活躍します。重量は0.8kgと軽量で調理しやすく、持ち運びや収納もスムーズ。また、シーズニング済みで、購入後すぐ使えます。手軽に使えるスキレットを探している方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スキレット UG-3043
一人暮らしや少人数の集まりに便利なスキレット。直径約18cmで重量が約1kgと使いやすく、持ち運びや収納に便利です。キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍します。
同じサイズのスキレットを2つ重ねれば、コンボクッカーとして使えるのも魅力。保温性がアップするので、旨味を閉じ込めておいしく仕上げられます。別売りの「スキレットロストル」をセットすれば、簡単な燻製作りも可能。
直火のほかオーブンにも対応し、さまざまな料理を楽しみたい方におすすめのスキレットです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 両手スキレット オーバル UG-3034
両手で持てるオーバル型のスキレット。直火のほかオーブンにも対応し、楕円の形状なので、グラタンやキッシュなどに適しています。持ち手のサイズが小さいため、オーブンや魚焼きグリルへの出し入れもスムーズ。
重量は約0.8kgと軽く、持ち運びや収納にも便利です。厚みがあるので、じっくりと均一に熱が伝わって食材をふっくらおいしく仕上げられます。アウトドアシーンだけでなく、自宅でおしゃれな料理を楽しみたいときにもおすすめのスキレットです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ファイバーライン スキレット20cm UG-3011
特殊加工が施された焦げ付きにくいスキレット。表面に繊維状の凹凸を作る「ファイバーライン加工」によりスキレットと食材が点で接触するため、焦げ付きを低減します。さらに、こびり付きにくいのでお手入れも簡単です。
熱源は直火のほか、魚焼きグリルやオーブンにも対応。直径約20cmと、少人数の家族で使いやすいサイズです。重量は約0.46kgと軽量で調理時の負担が少なく、持ち運びもスムーズ。初めてスキレットを購入する方にもおすすめです。
ロゴス(LOGOS) 取っ手がとれるスキレット S
取っ手が取れるタイプのスキレットです。オーブン・トースター・ガス・IHなどさまざまな調理方法に対応します。取っ手を外せば、オーブンへの出し入れもスムーズ。アウトドアシーン以外でも気軽に使えます。取っ手は両側どちらにも取り付けられて便利です。
収納時はコンパクトに片付けられるのも魅力。直径約16cmの小型サイズで、重量は約1.2kgと軽く、持ち運びもスムーズ。底面は焦げ付きにくいドット加工が施されており、お手入れが簡単です。シーズニングなしで購入後すぐに使用できます。
使い勝手がよく、1人分の料理を気軽に楽しみたい方におすすめのスキレットです。
ロゴス(LOGOS) 合体できる深型スキレット M
別売りのスキレットと合体して使える、深型タイプのスキレットです。深さがあるので、焼き物だけでなく煮込みハンバーグやスープなどにも便利。スキレットを重ねて使えば保温性がアップするため、熱々の料理や蒸し料理を楽しめます。
取っ手が取れるのもうれしいポイントです。使わないときは取っ手を外しておけば、コンパクトに収納可能。直径は約21cmで、家族や少人数の集まりに適しています。
また、オーブン・トースター・ガス・IHなどさまざまな調理方法に対応。幅広い料理に活用したい方におすすめです。
ニトリ 6インチ スキレット鍋
「ニトスキ」と呼ばれる、人気の高いニトリのスキレットです。使いはじめはシーズニングを必要としますが、価格が安いため手軽に購入可能。直火だけでなくオーブン調理にも対応しています。
直径約15cmと扱いやすいサイズで、一人暮らしの方や気軽にスイーツを楽しみたい方にもおすすめ。そのまま食卓に出せば、カフェ風のおしゃれな食事を楽しめます。初心者にもおすすめのリーズナブルなスキレットです。
コールマン(Coleman) クラシックアイアンスキレット 2000021880
フタ付きで、蒸し料理にもおすすめのスキレット。フタの裏側にリベットが付いており、水分が均等に落ちるので、旨味を逃さずおいしく仕上げられます。保温性も高まるため熱々の料理が楽しめ、ステーキなどもやわらかく仕上がるのが魅力。
直径約27.5cmと大きめサイズなので、パエリアやスパニッシュオムレツも作りやすく、ホームパーティーやキャンプでも活躍します。表面は植物性オイル仕上げで、シーズニングは不要です。
重量が約4.4kgと重めですが、専用の収納ケースが付属しているので、収納や移動に便利。餃子やパンケーキなどフタを利用した蒸し料理をはじめ、幅広い料理を楽しみたい方におすすめのスキレットです。
和平フレイズ ヘビーズ 鉄スキレットコンボセット HR-7967
深型スキレット・浅型スキレット・網がセットになったコンボセット。食材の量や大きさに合わせて深型と浅型を使い分けられ、深型に浅型を重ねればフタとして使えます。注ぎ口をずらすことで蒸気を調節できるのもポイント。
さらに、網を入れれば燻製料理も楽しめます。ガス・オーブン・IHに対応し、幅広い料理に活躍。直径約15cmの扱いやすいサイズで、1人分の料理やスイーツ、おつまみ作りに適しています。
使わないときは深型の上に浅型を重ねられ、省スペースで収納可能。コンパクトで汎用性の高いスキレットを探している方におすすめです。
スケーター(Skater) 取っ手の取れる2WAY蓋付きスキレット INFW16
フタと本体の2wayで調理可能なスキレットです。フタを付けたままにすれば蒸し料理にも使えて、料理の幅が広がります。フタは外してひっくり返せばフライパンとして使用でき、取っ手が長めなので炒め物などを作る際に便利です。
取っ手は取り外せるため、調理済みの料理をテーブルに置いてもあまり場所を取りません。また、すっきり収納できるのもポイント。直径約14cmとコンパクトで、一人暮らしの方にも適しています。
熱源は直火だけでなく、IH・電気プレート・シーズヒーター・ラジエントヒーターにも対応。レシピブックが付属しており、初心者にもおすすめの多機能なスキレットです。
ユニフレーム(UNIFLAME) スキレット 661024
お手入れしやすい黒皮鉄板で作られたスキレットです。洗剤でも洗えて、お手入れしやすいのが魅力。サビにくく耐久性に優れているので、長く使えます。
直径約18cmの扱いやすいサイズで、一人暮らしから家族まで幅広く活躍。付属のフタを使えば、蒸し料理や煮込み料理も作れます。また、耐衝撃性が高く割れにくいため、アウトドアシーンでも安心です。
あたたまるのが早く調理しやすいのもポイント。使い勝手がよく、初めてのスキレットにもおすすめです。
チャムス(CHUMS) ブービーミニスキレット3.5インチ CH62-1179
アメリカ発のアウトドアブランド「チャムス」のミニスキレット。直径8.9cmと小さいので、バーニャカウダやチーズフォンデュ、スモアなどに適しています。直火だけでなく、オーブン・トースター・魚焼きグリルにも対応。
重量は0.107kgと軽量で、キャンプなどのアウトドアシーンでも気軽に持ち運べて便利です。内側にチャムスのロゴとブービーバードが刻印されたデザインで、プレゼントにもおすすめ。手軽に使えるかわいらしいミニサイズのスキレットです。
ル・クルーゼ(LE CREUSET) スキレット
ル・クルーゼの原点といえる、鋳物ホーロー製のスキレット。内側にはザラザラした質感のマットホーローが使われており、熱効率に優れています。食材をやわらかく仕上げ、表面にはしっかり焼き色を付けられるので、肉料理にぴったりです。
熱源はガス・IH・電子レンジ・オーブンでの使用が可能。直径16cmで、1人分の料理やスイーツ作りにおすすめです。外側にはエナメルコーティングが施され、臭いや汚れが付きにくく耐久性にも優れています。食器洗浄機にも対応し、お手入れが簡単です。
食卓にそのまま出せば、カフェのような料理を楽しめるのが魅力。おしゃれで使いやすいスキレットです。
パール金属(PEARL METAL) スプラウト 鉄鋳物製スキレット16cm HB-808
オール熱源対応のスキレットを探している方におすすめの製品です。直火やIHだけでなく、シーズヒーターやハロゲンヒーターでも使えるのがメリット。引っ越しで熱源が変わっても安心です。サイズは16cmで1人分の煮込みハンバーグなどを作るのに重宝します。
オーブン調理もできるため、スキレットでグラタンやシチューを作りたい方にもおすすめ。取っ手がやや長めなので、オーブンへの出し入れもスムーズにできます。魚焼きグリルでも使用できるため、オーブンがなくても美味しいグリル料理を調理可能です。
価格が安いので、初めてスキレットを購入する方に適しています。キャンプやバーベキューでスキレットをハードに使いたい方にもおすすめ。コスパのよいスキレットを使いたい方はチェックしてみてください。
パール金属(PEARL METAL) ルージュ 鉄鋳物製両手スキレット ホーロー加工 18cm HB-2742
表面がホーロー加工された鋳鉄製の両手型スキレット。保温性が高く冷めにくいため、ホームパーティーにもおすすめです。お手入れが簡単なので、スキレット初心者にも適しています。
熱源は、ガス・IH・オーブンに対応。直径約18cmと扱いやすく、持ち手が短いためオーブンへの出し入れがスムーズです。
鮮やかなカラーで、調理後そのまま出しておしゃれな食卓を演出できるのもポイント。スタイリッシュで使い勝手のよいスキレットです。
伊吹物産 DISH&BAKER
耐熱陶器製の両手型スキレットです。直火・オーブン・電子レンジ・魚焼きグリルでの使用が可能。電子レンジに対応しているため、作った料理のあたため直しにも便利です。取っ手が小さめなので、オーブンなどから取り出しやすいのもポイント。
重量は約0.44kgと軽く、持ち運びや収納がスムーズです。直径約20cmの程よいサイズで、グラタンやキッシュ作りなどに適しています。レシピブックも付属しているため、初心者でも安心です。
カクセー(Kakusee) グレイスラミック 陶製スキレットパン GC-02

耐熱陶器製でリーズナブルなスキレットです。直火・電子レンジ・オーブン・ガスグリル・オーブントースターに対応し、幅広い料理を楽しめます。取っ手が短めなので、電子レンジへの出し入れもスムーズ。
グレイスラミック製で遠赤外線と蓄熱性に優れ、じっくりと加熱するため、食材をふっくら仕上げます。直径15cmの使いやすいサイズで、一人暮らしの方やカフェ風の料理を楽しみたい方におすすめです。
重量がわずか0.345kgと軽いので、持ち運びや収納に便利。安い価格帯のスキレットを探している方にぴったりのスキレットです。
杉山金属 プチスキレット KS-3050
直径15cmの小さなスキレットが2台セットになった製品。ガスコンロのグリルに4台入るため、家族全員分を一度に調理することが可能です。アツアツのままテーブルにサーブすれば、出来立てを味わえるだけでなく見た目もおしゃれになります。
オーブントースターにも入るサイズなので、トーストと一緒に目玉焼きやウィンナーを焼くことが可能。汚れても洗剤で洗えるため、お手入れも簡単です。鉄製で重さが0.11kgと軽量なので、ソロキャンプにも適しています。自宅でもキャンプでも便利に使えるコンパクトなスキレットです。
ストウブ(staub) スキレット 40501-145
スキレットをそのままテーブルに出したい方におすすめの製品。丸みを帯びた重厚感あるデザインで、料理の見栄えがワンランクアップします。鋳物ホーロー製でオーブン調理もできるため、グラタンやラザニアを作るのもおすすめです。
ストウブ独自のマットエマイユ加工により食材が焦げ付きにくいので、肉や魚がパリッと焼き上がります。鋳物とホーローの組合せにより、熱伝導性と保温性が高いのもポイント。さまざまな料理をおしゃれに演出できるスキレットです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) スキレットコートパン SKL-24IH
スキレットの長所はそのままに、フライパンと同じように使いやすいアイテム。一般的な鉄製のスキレットは重くやや扱いにくいといわれていますが、本製品はアルミ製で比較的軽く、扱いやすいのが特徴です。
表面にはフッ素コーティングを施しており、食材のこびり付きや焦げ付きを防止。70万回もの耐摩耗性試験をクリアしたと謳われている高い耐久性で、長く使用できるのも魅力です。
また、油が全体になじむ特殊コーティングや、加熱ムラが生じにくいい5mmの厚底設計もポイント。均一に火を通せることに加え、美しい焼き色を付けられます。木製の持ち手もおしゃれ。パエリアなどを作って、そのまま食卓に出しても見栄えがよいので、来客をもてなすときにも活躍します。
フィネックス(FINEX) キャストアイアン スキレット 8インチ S8-10001
八角形のフォルムが特徴的な鋳鉄製スキレット。さまざまな角度から食材やスープを注げます。ハンドルは熱くなりにくいようスプリング状に仕上げられているほか、先端には真鍮製のキャップが付いているため、引っ掛けて収納することが可能です。
焼き面は滑らかで食材が離れやすく、分厚いので熱を均等に伝えられます。無骨なデザインがおしゃれな、おすすめのスキレットです。
グッドプラス (GoodPlus+) スキレット18 GP-SWT18
アツアツのスキレットをのせる天然木の木製台がセットになっている製品です。出来立ての料理をテーブルに出したい方におすすめ。スキレットを木製台にのせることで、料理がおしゃれに見えるのも魅力です。
直火だけでなくIHにも対応しているので、キャンプだけでなく自宅のIH調理器でも使えます。オーブンでも使えるため、料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。左右に注ぎ口があり、肉汁やソースなども楽に盛り付けできます。
スキレット底面の径が大きくて深めなので、料理がたくさん入り油が飛び散りにくいのもメリットです。表面にはシリコン系樹脂の焼付け塗装を施しており、錆びにくく洗浄も楽にできます。デザイン性と使いやすさを兼ね備えたスキレットです。
イシガキ産業 スキレット 12cm 3888
1人分の料理をサッと作れるモノを探している方におすすめのスキレットです。サイズが12cmと小さいため、1人分の目玉焼きやパンケーキを作るのに便利。取り回しがしやすいサイズで、朝食やお弁当作りに重宝します。
オーブンや魚焼きグリルでも使用できるので、さまざまなメニューを調理できます。コンパクトで熱伝導率と蓄熱性が高いため、ガス代や電気代を節約できるのも魅力です。
ソロキャンプで肉や魚を美味しく調理したい方にもおすすめ。重さが635gで持ち運びもスムーズにできます。できるだけ小さいスキレットを使いたい方はチェックしてみてください。
使用前に必要な「シーズニング」とは?

By: amazon.co.jp
スキレットのなかには、使用前に「シーズニング」を必要とするモノがあります。シーズニングとは、スキレットに油をなじませて油の膜を作る作業のこと。錆びや焦げ付きを抑えたり、表面に塗られているワックスをはがしたりする目的があります。
まずは洗剤を使って洗い、錆び止めのために施されているワックスを落としましょう。次にスキレットを火にかけ空焼きをします。水気がとび、煙が上がるくらいしっかり熱してみてください。乾いたら油を入れて全体に塗り、なじんだらくず野菜を入れて炒めて冷まします。
なかには、シーズニング済みで購入後すぐ使えるモノもあるので、面倒な方や初心者の方はシーズニング不要のモノがおすすめです。
番外編:スキレットで作れるおすすめレシピ
アヒージョ

By: amazon.co.jp
スキレットで作る定番メニューのひとつ、アヒージョ。刻んだニンニクやオリーブオイル、鷹の爪を入れてじっくり煮込んだスペイン料理です。魚介類やキノコ類、野菜、チキンなど好きな具材を入れて楽しめます。
また、アヒージョは簡単に作れるのが魅力。スキレットにオリーブオイル・ニンニク・鷹の爪を入れ、熱して香りが出てきたら好みの具材を加えます。10~15分ほど加熱して美味しそうな色に変わったらできあがり。ワインと一緒に楽しめば、おしゃれな食卓に変わります。
ラクレット

チーズ好きの方にはラクレットがおすすめです。ラクレットはスイスのチーズで、切り口をあたためて香ばしくトロトロになったところを削ぎ、じゃがいもなどの野菜に絡めて食べるのが一般的。スキレットにラクレットを入れて加熱するだけで、簡単にとろけるチーズが完成します。
好きな野菜に絡めたりハンバーグやトーストにかけたりと、食べ方はさまざま。白ワインで煮込むチーズフォンデュよりも簡単に作れるので、ホームパーティーやおもてなしにもぴったりです。
ハンバーグ

By: amazon.co.jp
スキレットは蓄熱性が高いため、肉料理にぴったり。ハンバーグをスキレットで焼けば、ふんわりジューシーに仕上がります。油を熱したスキレットにハンバーグを入れ、弱火~中火で焼き色が付くまで3分程度加熱。焼き色が付いたら裏返し、フタをして弱火でじっくり焼けば完成です。
また、オーブンで焼くと火加減の調節が不要なので、さらに簡単。スキレットに油を引いたらオーブンに入れて200℃で予熱します。その後、ハンバーグを入れて20分程度焼くだけ。そのままテーブルに並べれば、レストラン気分で食卓も盛り上がります。
焼きカレー

スキレットを使えば、余ったカレーもおしゃれなカフェご飯に変身します。カレーにたっぷりのチーズと卵を乗せ、卵が半熟になる程度にオーブンで焼けば完成です。パン粉をふりかけて焼けば、サクサクの食感も楽しめます。トマトやナス、ブロッコリーなどの野菜をトッピングするなど、いろいろなアレンジが加えられるのもポイントです。
パンケーキ

スキレットでスイーツを楽しみたい方には、パンケーキがおすすめ。あたためたスキレットに生地を流し込み、フタをしてオーブンで焼くだけでふわふわ食感のパンケーキが焼き上がります。ホットケーキミックスを使うとより簡単です。
スキレットは丸型なので、パンケーキもきれいに焼けます。生クリームやアイス、フルーツなどを盛り付ければカフェ風スイーツの完成です。
写真映えする調理グッズとして注目されている「スキレット」。見た目もおしゃれですが、普段の料理もよりおいしく仕上がる優れものです。IH対応のモノもラインナップされているので、家庭で使いたい方は選ぶ際に対応の熱源を確認しておきましょう。ご紹介したアイテムを参考に、ぴったりのモノを見つけてみてください。