今や日常生活になくてはならない冷蔵庫。食材の鮮度を保つことはもちろんですが、省電力化や多機能化も進んでおり、メーカーごとに個性的な製品もラインナップしているので、選ぶ際に悩んでしまうことでしょう。

そこで今回は、数多くリリースされている冷蔵庫を一人暮らし用と二人暮らし用に分けて、選び方とおすすめの冷蔵庫をご紹介していきます。

冷蔵庫を買う前にチェックしておきたいポイント

冷蔵庫の耐用年数は、おおよそ8~9年程度と言われています。一般に「白物家電」と言われるジャンルの中でも、高価格帯の製品ですので、購入時は後悔のないようにしっかりと下調べをしておきましょう。

失敗しない冷蔵庫の選び方でポイントとなるのは、「サイズ」と「機能」の2つです。

冷蔵庫の選び方|サイズ

一人暮らし用、二人暮らし用の適切なサイズに関して注目したい選び方が「容量」です。冷蔵庫の容量はL(リットル)で表されます。使い方や使用人数によって適した容量が異なるので、事前に確認しておきましょう。

また、冷蔵庫を選ぶ際には「奥行」も忘れずにチェックしたいポイントです。もちろん横幅は気を付けているとは思いますが、奥行をしっかり調べておかないと扉が開けられなかったり、放熱スペースが確保できなかったりといったトラブルも考えられます。横幅だけでなく奥行も必ずチェックしておきましょう。

一人暮らし

一人暮らしの場合、200L程度の小さな冷蔵庫で十分な場合が多いです。もちろん大容量になればなるほどたくさん収容できますが、その分高価に。また、家で自炊をするかどうかや、食材ではなく飲み物などを保存するだけなのかによって適切な容量は変わります。

目安として、飲み物やアイスクリームなどの保存用に使う方は100~150Lクラス、自炊を頻繁にする方は150~250Lクラスがよいでしょう。

二人暮らし

二人暮らしの場合は、300L程度が目安です。また、料理をよくする方は400Lを超える大容量タイプもおすすめ。最新機能が付いている製品も多く、より便利に活用できます。

ここで目安として覚えておきたいのが、人数ごとの最適容量の計算式。【70L×家族の人数+常備スペース(100L)+予備スペース(70L)】で表されます。

例えば一人暮らしの場合【70L×1人+100L+70L=240L】、二人暮らしの場合【70L×2人+100L+70L=310L】という形です。ただし、この数値はあくまでも目安なので、実際の使用方法や使用頻度に合わせて選んでください。

冷蔵庫の選び方|機能

機能面でチェックしてほしい点は「消費電力」です。勘違いしがちなポイントですが、「大容量=消費電力が大きい」と一概には言えません。むしろ小さな冷蔵庫のほうが消費電力が大きい場合もあります。

たとえ手頃な冷蔵庫を手に入れても、消費電力が大きすぎると使うほど電気代がかさみます。特に冷蔵庫は長年使うことが前提ですので、消費電力は必ずチェックするようにしましょう。

一人暮らし

一人暮らし用冷蔵庫の選び方のポイントは「冷凍室」です。一人暮らしの場合、長期間保存できる冷凍食品やアイスクリームなど、冷蔵室より冷凍室の方が利用頻度が高い方も多いでしょう。

冷凍室が取りやすい引き出し式かどうか、製氷皿や貯氷ケース付いているかなど、自分の生活に合った冷凍室の機能が備わっているかを選び方のポイントに加えましょう。

二人暮らし

二人暮らしの選び方で意外と見落としがちなのが扉の開き方。冷蔵庫は置く位置によって右・左開きのどちらが使いやすいかは、ある程度決まります。さらに、利き手によって使いやすい開き方も変わり、右利きの場合は右開き、左利きの場合は左開きが使いやすいです。中には、両開きのタイプもあるので、自分が置きたいスペースを想定して検討してみてください。

二人暮らし場合は野菜室の機能も要チェックです。その日買った野菜を1日ですべて使い切るのは非現実的で、野菜室に数日間保存するケースがほとんど。しかも、野菜室の機能自体はここ数年で発達が目覚ましく、日立の「新鮮スリープ野菜」やパナソニックの「シャキシャキ野菜室」など、メーカー各社もしのぎを削っています。実際にどんな使い方をするかイメージしつつ、選ぶとよいでしょう。

イチオシの一人暮らし用冷蔵庫

アイリスオーヤマ(IRISOHYAMA) 冷蔵庫 90L 2ドア 直冷式 冷凍冷蔵庫 IRR-A09TW-W

商品価格 ¥ 22,800

冷蔵室62L&冷凍室28Lの90L小型冷蔵庫。あまり自炊をしない一人暮らしの方にちょうどよいサイズです。ドアポケット部分は広めに設計されており、2Lペットボトルが3本入るほどの大きさです。庫内の棚は取り外すことができ、野菜を入れるのにピッタリなクリアケースも付いています。

また、省エネ基準達成率90%(2021年基準)と、リーズナブルな価格と省エネ性能を兼ね備えている点も魅力。必要最低限でこと足りる一人暮らしの方におすすめの冷蔵庫です。

パナソニック(Panasonic)138L 2ドア冷蔵庫 NR-B149W-S

商品価格 ¥ 39,000

容量136Lと一人暮らし用としては大きめな冷蔵庫。冷凍室が下部にあるので、冷蔵室より冷凍室の方がよく使う方におすすめです。

自動霜取り機能も付いているので、定期的なメンテナンスも不要なのが嬉しいポイント。また、24時間で99%以上の抗菌効果が実証済みなので、清潔感を保ちながら使い続けることができます。シンプルなデザインで飽きがこないので、コスパ重視の方にぴったりです。

シャープ 225L 2ドア冷蔵庫(シルバー系)SHARP SJ-23A-S

冷凍室がドア上タイプの容量225L冷蔵庫です。シャープの独自技術「ナノ低温脱臭触媒」を採用しており、雑菌やカビなどを抑えて庫内を清潔に保ってくれます。

生ものの保存用に使えるフレッシュケースや、ワンタッチで氷が使える機能など、使いやすい工夫も満載。庫内の明かりにLED照明を採用しているのも省エネポイントで、ハイパフォーマンスな一人暮らし用冷蔵庫をお探しの方におすすめです。

イチオシの二人暮らし用冷蔵庫

東芝(TOSHIBA) 冷凍冷蔵庫 VEGETA GR-K33SXV

二人暮らし向けの中型冷蔵庫です。容量は冷蔵室164L・冷凍室84L・野菜室82Lの計330L。最大の特長は、大容量なうえ水分を逃がさず鮮度を保つ「うるおいラップ野菜室」です。冷凍室を仕切っているため野菜室の機密性が上がり、高湿度を保ってくれます。

霜取リ時に庫内の温度上昇を抑える「霜ガード冷凍」を搭載するなど、お手入れのしやすさも魅力。二人暮らしでも毎日鮮度の高い野菜が食べたいという方におすすめです。

アクア(AQUA) 4ドアノンフロン冷蔵庫 AQR-361E

アクアの4ドア式ノンフロン冷蔵庫です。容量は355Lと二人暮らしにぴったりのサイズ。中央部の2段フリーザーが特長で、見やすさと整理のしやすさが人気の理由です。

さらに、除菌・脱臭フィルターを搭載し庫内のイヤな匂いを防止。棚は自由自在に動かせるため、保存する食材に合わせて配置を変えられます。庫内のLED照明やドアの閉め忘れを知らせてくれるアラーム機能、季節ごとに冷凍室を適切な温度にできる「節約ecoモード」など、省エネ性能の高さも魅力です。

日立 375L 3ドア冷蔵庫 真空チルド まんなか野菜タイプ R-S3800HV

日立の二人暮らし向け中型冷蔵庫。容量は冷蔵室225L・冷凍室75L・野菜室75Lの計375Lで、やや大きめのタイプです。食品周囲の酸素を減らすことで酸化を抑える「真空チルド」機能が最大の特長。肉や魚から出る匂いも抑制しつつ鮮度を保ちます。

強化処理ガラスの「クリスタルドア」を採用し、中央部に野菜室を配置しつつ幅60cmというスリムさも実現した、高級感のあるデザインも魅力です。