手軽でキレイにペイントできるスプレー塗料。DIY好きの方にとって、おさえておきたいアイテムのひとつです。一方、スプレー塗料はラッカーやウレタンなど種類も多く、どれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

本記事では、スプレー塗料を種類ごとにおすすめのアイテムをご紹介。また、特徴などの選び方のポイントについても解説します。スプレー塗料選びの参考にしてみてください。

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スプレー塗料とは?

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スプレー塗料は、刷毛やローラーなどを使わず、塗料を直接吹きつけられます。塗りムラが出にくいことがメリット。刷毛やローラーでは塗りにくい凹凸面にも塗装しやすい特徴があります。

薄め液などは不要。また、刷毛や容器などを使用しないため、後片づけが簡単なこともスプレー塗料のおすすめのポイントです。

一方、スプレー塗料には周囲に飛び散りやすいことや、広い面ではコストがかかってしまうデメリットがあります。塗装面の素材や広さなど、用途に応じて塗料を選ぶことが重要です。

また、ひと口にスプレー塗料といっても、製品ごとに用途や塗装できる素材が異なります。何に塗装するのかを明確にすることが、スプレー塗料選びのポイントです。

スプレー塗料の選び方

用途に合った種類を選ぶ

短時間で塗装できる「ラッカー塗料」

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ラッカー塗料は揮発性の高い溶剤が使われており、乾燥までの時間が短いことがメリットです。製品によりますが、夏場であれば塗布後30分ほどで乾燥。主に金属や木材などの塗装に使われます。

乾燥すると塗膜が硬くなることもラッカー塗料の特徴です。種類やカラーバリエーションが豊富で、製品を選びやすいこともポイント。扱いやすいためDIY初心者にもおすすめです。

ただし、ラッカー塗料に使われているシンナーは強い溶解力を持っているので要注意。古い塗装の上にラッカー塗料で新たに塗装をする場合、塗料に含まれるシンナーが古い塗装を溶かしてしまう可能性があります。また、溶剤のニオイが強いため、屋外での作業が基本です。

加えて、ラッカー塗料は樹脂の違いにより、ニトロセルロースラッカーやアクリルラッカーなどの種類があるので、あわせてチェックしておきましょう。

車やバイクなどの使われる「ウレタン塗料」

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車やバイクの塗装にはウレタン塗料がおすすめです。塗料の主成分にウレタン樹脂が使われており、しなやかな塗膜が特徴。塗装面がひび割れしにくいメリットがあります。また、光沢の美しさや高級感なども魅力です。

さらに、住宅の外壁にも用いられます。製品によっては木材への塗装にも対応。屋外で使うアイテムなどの塗装にもおすすめです。なお、ウレタン塗料のスプレーには1液型・2液型があります。一般的に2液型の方が耐久性が高いといわれています。

耐水性に優れている「油性塗料」

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油性塗料は耐候性や耐水性に優れているのが特徴です。また、蛍光色や金、銀などの特殊な色を中心としてスプレー塗料が発売されています。派手な色の塗装をしたい方におすすめです。

加えて、油性塗料は金属や木材など、さまざまな用途に対応しているのがメリット。ただし、発泡スチロールなどの素材は、一般的に溶けてしまうといわれているので、使える素材をあらかじめチェックしておきましょう。

屋外での使用にもぴったりの「水性塗料」

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溶剤に水を利用しているのが水性塗料です。揮発性の溶剤を利用していないため、発泡スチロールやプラスチックなど、さまざまな素材に利用できます。既存の塗装面に重ね塗りをしたい場合にも便利です。

加えて、塗装時のニオイがきつくないこともポイント。集合住宅のベランダなどで塗装作業をしたい方にもおすすめです。

乾燥する前は水に溶けるので、失敗した場合には水ぶきで落とせるのも水性塗料のメリット。なお、乾燥後は水にも強くなるため、屋外で使うアイテムの塗装にも使用できます。

デメリットは、一般的に金属などの塗装に向かないこと。また、ラッカー塗料などと比較して乾燥までの時間が長いことも水性塗料の注意点です。

本塗りの仕上がりがキレイになる「下地塗料」

スプレー塗料での塗装をキレイに仕上げたい場合、下地塗料もチェックしてみてください。下地塗料には塗装の密着性を高めるプライマーや、塗装面の凹凸を埋めるサーフェイサーなどがあります。鉄の塗装にはサビ止め効果を持つ下地塗料がおすすめです。

また、本塗りをキレイに仕上げる効果もあります。ただし、いくつかの色がラインナップされており、相性の悪い色を選んでしまうと、仕上がりが異なってしまう可能性がある点に留意しておきましょう。

つやの有無をチェック

マットな仕上がりの「つや消しタイプ」

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マットで落ち着いた雰囲気に仕上げたい方には、つや消しタイプのスプレー塗料がおすすめ。同じ色でも見た目が大きく変わります。

家具などをつや消しタイプで塗装すれば、部屋が落ち着いた雰囲気になります。また、マットな質感は高級外車などの純正カラーにも採用されており、車やホイールの塗装にもおすすめです。

製品によっては、カラーバリエーションのひとつとしてつや消しがラインナップされています。気になったスプレー塗料があれば、色の展開をチェックしてみてください。

なめらかに仕上げる「つや出しタイプ」

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なめらかに仕上げたい方には、つや出しタイプのスプレー塗料がおすすめ。木材や金属など、さまざまな素材に塗装のつや感を生み出します。また、表面がツルツルになることで、汚れが付きにくいこともつや出しタイプのメリットです。

スプレーでつや感を出すためには、薄く重ね塗りすることがポイント。液だれなどを防ぎ、表面がなめらかに仕上がります。

塗り面積をチェック

スプレー塗料を購入する際には塗り面積をチェックしておきましょう。塗料が不足した場合、中途半端な状態で作業を止める必要があります。また、少ない塗料で無理に塗装をするとキレイに仕上がりません。各メーカーでは内容量とともに、標準的な塗り面積を公開しています。購入前にチェックしてみてください。

なお、スプレー塗料は重ね塗りを前提としているのが一般的。重ね塗りをする場合には、1本あたりの塗り面積が狭くなることに注意が必要です。ある程度の余裕を持って選んでみてください。

スプレー塗料のおすすめ|ラッカー塗料

ニッペ アクリルラッカースプレー TRY


ニッペ アクリルラッカースプレー TRY

鉄や木にペイントできるアクリルラッカーのスプレー塗料。雨や日光に強く、屋外で使うシャッターや自転車などの塗装におすすめです。

塗料は楕円形に吹き出すタイプ。吹き出し口を回転させることにより、楕円の向きを変えられるなど、スプレーのしやすさも特徴です。

カラーバリエーションは20色で、シルバーメタリックやゴールドもラインナップ。つやなしブラックを除き、高い光沢がポイントで、塗装面はなめらかに仕上がります。

乾燥時間は夏季で30分、冬季で50分と短いことも魅力です。容量は300ml。2回塗り重ねた場合で、0.6~1.1平方メートルをペイントできます。

ニッペ DIY 速乾 マーキング ラッカースプレーJAPAN 300ml

ニッペ DIY 速乾 マーキング ラッカースプレーJAPAN 300ml

素早く乾燥するラッカースプレー塗料です。夏は約30分、冬なら約50分と季節を問わず1時間以内に乾きやすいのが特徴。2回塗りもしやすいため、作業をスムーズに行えます。

可変ノズルを採用しており、スプレーの向きを変更できるのがメリット。縦・横で太さも変わるため、スプレーしたい箇所によって使い分けられます。使い勝手を重視する方におすすめです。

カンペハピオ(Kanpe) シリコンラッカースプレー


カンペハピオ(Kanpe) シリコンラッカースプレー

高耐久のアクリルシリコン樹脂を配合したスプレー塗料です。塗装すると紫外線や排気ガス、酸性雨などに強くなることがメリット。対応する素材は鉄製品や木材など幅広い用途に使用できます。

カラーバリエーションが豊富なこともポイント。全34色あるため、さまざま
な家具の補修用にも便利です。基本はつや出しタイプですが、ブラックとクリアはつや消しがラインナップされています。塗料は細かく霧状に噴霧されるため、タレにくいことも特徴です。

乾燥時間は20℃で約30分、冬場で約60分と短いので、作業時間を短縮できます。容量は420mlで、2回塗りを想定した場合、塗装面積は 0.9〜1.4平方メートル 。狭い範囲のペイントには小容量の300ml入りが便利です。

サンデーペイント(SUNDAY PAINT) ラッカースプレーJ 300ml

サンデーペイント(SUNDAY PAINT) ラッカースプレーJ 300ml

フロンガス・トルエン・メタノールなどを使用していないスプレー塗料です。スプレー塗料を初めて使う方でも安心して使いやすいのが特徴。また、1点に集中してスプレーしやすい丸吹きノズルを搭載しています。

15種類のカラーバリエーションを展開しており、好みの色を選びやすいのもおすすめポイント。速乾タイプで約20℃なら約10分、冬場であれば約20分と素早く乾燥すると謳われています。

スプレー塗料のおすすめ|ウレタン塗料

ジーセレクト(g-select) MAT.SELECT スプレー缶 エアゾール

ジーセレクト(g-select) MAT.SELECT スプレー缶 エアゾール

カラーバリエーションの豊富さが魅力のスプレー塗料です。昭和感のある「レンガレッド」や「レトロクリーム」など、マットな質感を活かしたクラシックな色が多数ラインナップされています。

また、米陸軍をイメージしたカーキグリーンや陸上自衛隊をイメージした濃緑色など、軍関連のカラーも豊富なため、ミリタリー好きにもおすすめです。

使い切りではない1液タイプなので、余った塗料を有効活用しやすいこともポイント。冷蔵庫などの家電にペイントすれば、部屋の雰囲気が大きく変わります。ガレージのアイテムを塗装して、愛車とのコーディネートを楽しむのもおすすめです。

容量は260mlで、1缶でドアパネル1枚程度を塗装できます。

ホルツ(Holts) タフウレタン 320ml MH11623

ホルツ(Holts) タフウレタン 320ml MH11623

耐候性・耐溶剤性・耐衝撃性に優れている2液性ウレタンスプレー塗料です。強靭な塗膜を実現した超耐久仕様で、傷が付きにくく、こすっても剥がれにくいのが魅力。塗装した状態を長期的に保ちたい方におすすめです。

速乾性が高いほか、厚みのある塗膜により、キレイに仕上げやすいのもメリット。また、塗装後のコンパウンド仕上げを簡単に済ませやすいので、作業をスムーズに行えます。

アサヒペン(Asahipen) 弱溶剤型2液 ウレタンスプレー

アサヒペン(Asahipen) 弱溶剤型2液 ウレタンスプレー

弱溶剤を使用したスプレー塗料です。下地や古い塗膜を溶かしにくいため、電気器具・機械器具・自動車・バイクなど幅広いモノに使用可能。汎用性を重視して選びたい方におすすめです。

重厚で強靭な塗膜に仕上がりやすく、耐酸性・耐アルカリ性・耐油性・耐水性・耐溶剤性に優れているのもポイント。塗装した状態を長く保ちやすく便利です。

安全ガス抜きキャップ付きで、使用後の後片付けをスムーズに行いやすいのも特徴。また、深みのある美しい光沢により、高級感のある見た目に仕上がります。

スプレー塗料のおすすめ|油性塗料

アサヒペン(Asahipen) 油性高耐久鉄部用スプレー

アサヒペン(Asahipen) 油性高耐久鉄部用スプレー

サビの上からそのまま塗装できる鉄部用スプレー塗料です。特殊防錆剤を配合しており、面倒なサビを落とす作業を省けます。密着力が強いため、ガルバリウム鋼板・アルミ・ステンレスなど幅広い素材に使用可能です。

シリコンアクリル樹脂を採用しており、優れた耐候性を備えているのもポイント。また、スプレーしにくい細かな部分も塗りやすいエアゾールタイプなので、シャッターやフェンスなどもキレイに仕上げられます。

ガス抜きキャップを備えており、残った塗料も安全に廃棄しやすいのが魅力。使用後の後片付けをスムーズに行いやすいモノを求めている方におすすめです。

アサヒペン(Asahipen) 防水塗料 スプレー

アサヒペン(Asahipen) 防水塗料 スプレー

優れた防水性を備えているスプレー塗料です。強力浸透タイプで、水の染み込みを防ぐため、コンクリート壁・モルタル壁・木部などを風化や白化から保護しやすいのが特徴。塗った面の汚れを防止する効果も期待でき、きれいな状態を保ちやすいのも魅力です。

仕上げ塗料を塗る前のシーラーとして使用できるのもメリット。さらに、回しやすいパターン変更ノズルを搭載しており、塗装する場所に応じてノズルを使い分けられます。利便性の高いスプレー塗料を探している方におすすめです。

アトムハウスペイント 蛍光スプレー


アトムハウスペイント 蛍光スプレー

文化祭などのイベントにおすすめの蛍光色のスプレー塗料です。ブラックライトで光るため、会場の演出にも使用できます。金属・木材・コンクリートなど、幅広い面に塗装可能です。

揮発性の高いラッカーが使われており、乾燥しやすいのもポイント。表面乾燥時間は夏場であれば20~30分程度、冬季でも40~60分程度です。

マットなつや消しタイプで、カラーはピンク・レッド・オレンジなどの5色と下塗り用のホワイトがラインナップされています。容量は120mlで、金属面への塗り面積は0.4~0.5平方メートル、木材であれば0.24~0.32平方メートルです。

スプレー塗料のおすすめ|水性塗料

アトムハウスペイント 水性スプレー


アトムハウスペイント 水性スプレー

全43色と豊富なカラーバリエーションが特徴の水性スプレー塗料です。グリーン系の色だけでもライトグリーン・グリーン・ダークグリーンなど、幅広い色をラインナップ。イメージ通りの色を見つけやすいことがポイントです。

鉄・木材・コンクリート・ガラス・スレート・プラスチックなどに塗装が可能です。乾燥すれば水に強いため、さまざまな用途に使えます。

塗装時のイヤなニオイが少ないことも魅力。また、ほとんどのカラーは非危険物(指定可燃物)に分類されており、比較的安心して使えます。

容量は300mlで、鉄への塗装であれば塗り面積は1.0~1.2、木部であれば0.7~0.9平方メートル。小容量の100ml入りもラインナップされています。

サンデーペイント(SUNDAY PAINT) スプレー塗料 水性ラッカースプレーMAX


サンデーペイント(SUNDAY PAINT) スプレー塗料 水性ラッカースプレーMAX

優れた速乾性を有した水性スプレー塗料です。指触乾燥は約8分。表面乾燥までの時間は20℃の環境で約15分、冬季でも約25分と短いのが特徴です。

塗膜は硬く汚れが付きにくいことも魅力。また、密着性に優れているため、折り曲げなどに強いこともポイントです。

カラーはシルバーやゴールドなどを含む全43色。塗装できる素材は鉄・木材・コンクリート・プラスチック・発泡スチロールなど、幅広い用途に使用できます。有害物質を含んでおらず、イヤなニオイも少ないため、屋内での使用も可能です。

容量は400mlで、2回塗りの塗り面積は0.7〜1.3平方メートル。150mlや300ml入りもラインナップされています。

カンペハピオ(Kanpe) 多用途 水性マットペイントスプレー

カンペハピオ(Kanpe) 多用途 水性マットペイントスプレー

落ち着いた雰囲気のつや消しスプレー塗料です。マットな質感でやさしい風合いに仕上げやすいのが特徴。さまざまな色調に馴染みやすいモノを探している方におすすめです。

木部・鉄部・コンクリート・プラスチックなど、幅広い素材に使える多用途タイプ。ガーデニング用品や瓦屋根などにも対応するため、屋内外問わず使用できます。

ニオイが少なく乾燥しやすいので、気軽に塗装できるのもポイント。また、防カビ剤を配合しており、長期間カビの発生を軽減できます。

スプレー塗料のおすすめ|下地塗料

染めQテクノロジィ(Somay-Q Technology) ミッチャクロンマルチ エアゾール


染めQテクノロジィ(Somay-Q Technology) ミッチャクロンマルチ エアゾール

塗料のノリをよくするプライマーです。亜鉛メッキ・アルミ・ステンレスなどの金属面、プラスチックなどの樹脂面、ガラスや焼きつけ塗装面など、さまざまな素材に使用可能。塗料がのりにくい素材も密着させやすくします。

ペーパー研ぎなどが不要なため、作業効率が高いこともおすすめのポイント。容量は420mlで、塗り面積は2~2.5平方メートルほど。クロムなどの有害重金属は不使用なので安心して使用できます。

アトムハウスペイント つやけしサビ止スプレー


アトムハウスペイント つやけしサビ止スプレー

扉や金網など、屋外で使う鉄製品の下塗りにおすすめのスプレー塗料です。油性タイプでサビ止め効果が持続しやすいことがポイント。塗装を長持ちさせます。

つや消しタイプで密着性が高いことも魅力。本塗りがキレイに仕上がりやすいのがメリットです。また、水性・油性・ラッカーなど、さまざまな塗料の上塗りが可能。カラーバリエーションは赤サビ色とグレーの2色。淡い色を重ねたい場合にはグレーがおすすめです。

容量は400mlで、塗り面積は約1.7平方メートルと、広範囲を処理できます。表面乾燥の時間は夏場で約30分、冬季で約60分です。なお、上塗りできるのは夏場で約4時間、気温の低い冬季では約8時間と長めな点には注意しましょう。

ニッペ 素地密着 塗装可能 上塗り万能 マルチミッチャクプライマー スプレー 300ml

ニッペ 素地密着 塗装可能 上塗り万能 マルチミッチャクプライマー スプレー 300ml

ラッカー・油性・水性の下塗りに使用できるスプレー塗料です。上塗り塗料との密着性を高めやすいのが魅力。塗料が剥がれやすい化粧合板などにも対応できます。

金属・ガラス・木・プラスチックなど、幅広い素材に使用しやすいのもメリット。さらに、塗膜の耐久力を向上できると謳われており、塗装した状態を長く保ちやすいのもおすすめポイントです。

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番外編:スプレー塗料の塗り方と捨て方

スプレー塗料でキレイに塗るポイントは下地をキレイにすること、均一に吹きつけることです。下地をキレイにするために、まずは塗装面のホコリやゴミをしっかりと取り除きます。凹凸などが目立つ場合にはサンドペーパーや下地用のスプレーで処理をするのがおすすめです。

スプレー塗料を吹きつける際には、対象物との距離を一定に保つことが重要。また、スプレー缶と対象物が平行になるように心がけておきましょう。

キレイに仕上げるためには、余計な部分に塗料をつけないことも重要。マスキングテープなども上手に活用してみてください。なお、塗り終わったあとのマスキングテープはなるべく早めに取り除きましょう。

使い終わったスプレー缶はガスを抜くのが基本。キャップにガス抜き機構が設けてある製品が多いため、缶の説明書をチェックしてみてください。ガスを抜いた缶は地方自治体のルールに従って分別しましょう。