車などの表面を研磨してキレイに仕上げる「電動ポリッシャー」。ボディに付いた傷や汚れを落とし、ツヤをもたらすアイテムです。しかし、さまざまな製品が展開されているため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、電動ポリッシャーのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントも解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。

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電動ポリッシャーを使うメリットとは?

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電動ポリッシャーは、ディスク状のバフを回転させて車・床・鏡などの表面を研磨する電動工具のこと。バフに研磨剤を付けて磨くことで、車のボディの塗装面に付いた傷や経年劣化による水垢などの汚れを落とせるのがメリットです。

電動ポリッシャーを利用すれば、車磨き作業の大幅な効率化が可能。また、手作業よりもムラができにくく、キレイに仕上げられるのも魅力です。

さらに、電動ポリッシャーはワックスがけや車のツヤ出しにも使用できます。塗装面を滑らかにすることで、ツヤを取り戻せるのもポイントです。

電動ポリッシャーの選び方

回転方式から選ぶ

ダブルアクション方式

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ダブルアクション方式は、バフの回転運動と回転軸自体も回転する偏芯運動を利用して研磨するタイプ。回転が偏らずバランスよく研磨でき、ムラになりにくいのが魅力です。また、研磨力が低いため、繊細な作業や仕上げ作業にも用いられます。

ダブルアクション方式は初心者や手軽に利用したい方におすすめのタイプです。ただし、広く浅く研磨するので、深い傷やこびり付いた汚れを落とすには時間がかかります。

シングルアクション方式

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シングルアクション方式は、バフの回転運動のみで研磨を行うタイプです。研磨力が高いので、大きくて深い傷やこびり付いた汚れなどにも使用できます。また、塗装後の表面を整える肌調整作業にもぴったりです。

ただし、1ヶ所を集中して磨く研磨力の高いタイプなので、慣れていない方は磨きすぎてしまう場合があります。磨きすぎはかえって傷になってしまうため、注意が必要です。

ギアアクション方式

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ギアアクション方式は、バフの回転運動に変則的な動きを取り入れたタイプです。ダブルアクション方式とシングルアクション方式の特徴をバランスよく両立させています。磨き傷やオーロラマークが付きにくいのもメリットです。

ギアアクションタイプは高性能な一方で、価格が高いのがデメリット。プロ向けの電動工具なので、家庭で気軽に使いたい方に不向きな点は留意しておきましょう。

電源方式をチェック

充電切れの心配がないコード式

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コード式の電動ポリッシャーは、電源コードをコンセントに挿して使用するタイプです。充電切れの心配がないので、長時間の作業に対応できます。さらに、バッテリー式と比べてパワーが強いのもメリットです。

ただし、コンセントのない場所では使用できないのがデメリット。状況に応じて延長コードなどを使用するほか、電源コードの取り回しも考えて作業する必要があります。

取り回しがよいバッテリー式

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バッテリー式は、電源に充電式のバッテリーを使用するタイプ。コードレスで取り回しやすく、作業しやすいのがメリットです。さらに、コンセントのない場所でも作業を行えます。

なお、コード式よりもややパワーが劣る点には注意が必要。連続使用時間も短いので、1回の充電で車全体を研磨するのが難しい可能性もあります。作業しにくい細かい部分など、スポット的に使用するのがおすすめです。

重量は1.5〜2kg程度が安定感がありおすすめ

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電動ポリッシャーを選ぶ際は重量もチェックしましょう。安定して作業をするためには、1.5〜2kg程度の適度な重さのモノがおすすめです。

軽すぎると安定感が失われてブレやすく、車に当てにくい可能性も。また、重すぎると操作性が損なわれ、細かい作業がしにくくなります。重いモノは腕も疲れやすいので、長時間の作業に適していない点も注意が必要です。

汚れや傷を落とすなら250W ・18V以上が目安

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こびり付いた汚れや深くて大きい傷を落とすには、ある程度のパワーが必要です。パワーの弱い製品だと圧力をかけたときにバフの回転量が下がるため、汚れや傷を落としにくくなります。

コード式の場合は消費電力が250W以上のモノ、バッテリー式の場合は電圧が18Vのモノを選ぶのがおすすめです。汚れや傷を除去してキレイに仕上げたい方は、消費電力や電圧などもチェックしてみてください。

車を傷付けるリスクを減らすなら変速機能付きを選択

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変速機能付きの電動ポリッシャーなら、バフの回転数を調節して研磨力を変化させられます。キレイに仕上げるには、研磨する部位や汚れの程度などによって研磨力を調節することが必要です。

製品によっては、作業しながら片手で調節ダイヤルを操作できるモノも展開されています。研磨面を見ながら回転数を調節できるため便利。電動ポリッシャーを使い慣れていない初心者の方は、変速機能を備えたモノがおすすめです。

稼働音が気になるなら騒音レベルの低いモノを選ぼう

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電動ポリッシャーを使用すると、ある程度の稼働音が発生します。一部の製品には騒音レベルが記載されているため、稼働音が気になる方はチェックしましょう。住宅地や集合住宅の駐車場などで使用する場合は、騒音レベルの低いモノを選ぶのがおすすめです。

一般的に、研磨力の強いモノほど稼働音も大きくなる傾向に。ワックスがけのみで使用する場合など、研磨力が弱いモノでも十分な方は消費電力や電圧の低いモノが適しています。

電動ポリッシャーのおすすめ

マキタ(MAKITA) 125mm充電式ランダムオービットポリッシャ PO500DRG

マキタ(MAKITA) 125mm充電式ランダムオービットポリッシャ PO500DRG

バッテリー式の電動ポリッシャーです。2種類のモード切り替えができるので、バッテリーの無駄な消費を軽減できます。通常モードなら約15分、仕上げモードであれば約30分連続使用が可能です。

1台でギアアクション方式とダブルアクション方式を使い分けられるのも特徴。ギアアクション方式は傷取り作業におすすめです。また、ワックスを塗ったりツヤ出しをしたりする場合はダブルアクション方式を使用します。

ブラシレスモーターを搭載しているのもおすすめポイント。コード式に匹敵する高いパワーを発揮します。さらに、防滴・防じん設計がされており、過酷な環境でも壊れにくいのが魅力です。

マキタ(MAKITA) 充電式サンダポリッシャ PV300DRG

マキタ(MAKITA) 充電式サンダポリッシャ PV300DRG

バッテリー式で取り回しやすい電動ポリッシャーです。18Vリチウムイオンバッテリーで稼働するタイプで、フル充電で約40分の連続使用ができます。

重量は1.5kgで、安定感と操作性のバランスのよいタイプ。コンパクトサイズで取り回しやすいため、ドアミラーやライトなどの細かいパーツのお手入れにおすすめです。

複数のパッドが付属しており、使用シーンに合わせた使い分けが可能。加えて、パッドはシャフトロックを押しながら回すだけで簡単に付け替えられます。

マキタ(MAKITA) 180mm充電式ポリッシャ PV001GRD

マキタ(MAKITA) 180mm充電式ポリッシャ PV001GRD

回転数の落ちにくいハイパワーブラシレスモーターを搭載した電動ポリッシャー。定回転制御機能も搭載しているため、高い作業負荷がかかっても安定した回転数をキープしやすいのが特徴です。

電源には、40Vmaxリチウムイオンバッテリーを採用。コード式のような高出力のパワーを発揮するバッテリー式の電動ポリッシャーが欲しい方におすすめです。

本体にIPX6相当の防水性能、バッテリーにはIP56相当の防滴・防じん性能を備えているのもポイント。ハードな環境でも壊れにくく、安心して使用できます。

京セラ(KYOCERA) サンダポリッシャー RSE-1250

京セラ(KYOCERA) サンダポリッシャー RSE-1250

研磨ムラが起きにくいダブルアクション方式の電動ポリッシャーです。回転数調節ダイヤルが付属しているので、用途に合わせて使い分けられるのが魅力。車磨きやワックスがけだけではなく、木工研磨など幅広いシーンで使用できます。

消費電力300Wのコード式で、こびり付いた汚れや深くて大きい傷などもしっかり除去可能です。また、重量は1.5kgで、安定感と操作性のバランスがよいのも魅力。使いやすい電動ポリッシャーが欲しい方におすすめです。

粉じんの飛び散りを防ぐ自己集じん機能を搭載しているのもポイント。ダストバックを装着すれば、粉じんの回収を行えます。

京セラ(KYOCERA) ポリッシャー APE201

京セラ(KYOCERA) ポリッシャー APE201

シングルアクション方式の電動ポリッシャーです。消費電力1100Wのハイパワーなタイプで、負荷をかけても回転数が落ちにくいフィードバック回路を搭載しています。プロ向けの高機能な電動ポリッシャーが欲しい方におすすめです。

丈夫なダイカスト製のプロテクターで本体を保護しているのもポイント。ハードな環境でも壊れにくく、安心して使用できます。

回転数の調節ができる変速ダイヤルが付属。使用部位に合わせて調節できるので、幅広いシーンで活躍します。さらに、本体の持ち手に加えてロングタイプの補助ハンドルが付いているため、両手で持って操作できるのもメリットです。

髙儀(Takagi) EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A

髙儀(Takagi) EARTH MAN 電動ポリッシャー EP-300A

コード式を採用している電動ポリッシャーです。コードの長さは約5mで、電池切れを気にせずに使用できます。また、消費電力60Wのため、ワックスがけ・拭き取り・ツヤ出しなどの作業におすすめです。

ダブルアクション方式で、作業ムラができにくいのもメリット。さらに、指の操作でスピードをコントロールできる無段変速スイッチも搭載しています。

セット内容が充実しているのも魅力。電動ポリッシャー本体のほかに、スポンジパッド・タオル地パッドカバー3枚・毛バフパッドカバー2枚・ワックス用ヘラが付属しています。

髙儀(Takagi) EARTH MAN 14.4V充電式ポリッシャー EP-144LiA

髙儀(Takagi) EARTH MAN 14.4V充電式ポリッシャー EP-144LiA

電源に14.4Vのリチウムイオン電池を採用しているバッテリー式の電動ポリッシャーです。1回の充電で約45分の連続使用が可能。さらに、充電残量表示機能も備えています。

重量は1.7kgで、安定感と操作性のバランスのよさが魅力。また、ハンドルに加えて本体くびれ部分も掴めるタイプのため、両手で持ってしっかり圧力をかけられます。

ボッシュ(BOSCH) GEX 125-1 AE PROFESSIONAL 0601387550

ボッシュ(BOSCH) GEX 125-1 AE PROFESSIONAL 0601387550

細かい部分の使用に適したコンパクトサイズの電動ポリッシャーです。可変グリップ位置を採用しているため、さまざまな角度の研磨作業に対応。重量1.3 kgの軽量なタイプなので、頭上でも快適に作業できます。

独自のマイクロフィルターシステムを採用したダストボックスが付属しているのもポイント。粉じんの飛び散りを防いで、しっかり回収します。

消費電力250Wのコード式で、車のボディ以外にもさまざまな材質のアイテムに使用できるのが魅力。さらに、速度事前選択機能を搭載しており、材質に合わせて使い分けられます。

コンパクトツール(COMPACT TOOL) 電動ギアアクションポリッシャー G-150N

コンパクトツール(COMPACT TOOL) 電動ギアアクションポリッシャー G-150N

ギアアクション方式を採用している電動ポリッシャーです。研磨熱の発生を抑えるので、コンパウンドの焼き付きを軽減できます。また、バフ目やオーロラマークが出にくく、キレイに仕上げられるのもメリットです。

重量は1.8kgかつ低重心設計を採用した小型タイプで、操作性に優れているのもポイント。さらに、消費電力は430Wで、高いパワーを有しています。こびり付いた汚れや大きくて深い傷などをしっかり落としたい方におすすめです。

ZOTA ミニポリッシャー

ZOTA ミニポリッシャー

直径約50mm・75mmサイズのパッドが付属した電動ポリッシャーです。コンパクトなタイプなので、細かい部分の研磨に対応できます。

スイッチがハンドル部分に付いているため、片手で操作しやすいのも魅力。さらに、初めは低速で徐々に速度が上がるソフトスタート設計を採用しています。

消費電力380Wのコード式で、こびり付いた汚れなどをしっかり落とせます。また、サビ落としや木材の研磨用として使用できるのもおすすめポイントです。

TACHI TOOL ポリッシャー

TACHI TOOL ポリッシャー

700Wの強力な銅モーターを搭載している電動ポリッシャーです。車の研磨以外にも幅広いシーンで使用できます。また、放熱機能を備えており、耐熱性に優れているのもポイントです。

スイッチロック設計を採用しているのも特徴。1度電源を入れるとスイッチにロックがかかり、連続使用ができます。スイッチを押し続ける必要がなく、手が疲れにくいのがメリットです。

持ち手となるゴム製のエンジニアリングハンドルに加えて、補助ハンドルも付属。両手で持って作業できるため、長時間の作業も楽に行えます。

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電動ポリッシャーの使い方

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電動ポリッシャーを使用する際は、事前に洗車して砂やホコリなどの汚れを落としておきましょう。洗車後は水分をしっかり拭き取ることが大切です。ヘッドライトカバーなど磨くと傷になってしまう部分は、あらかじめマスキングをして保護しておきます。

事前準備が終わったら、バフに研磨剤を付けて磨きます。バフや研磨剤は目の粗いモノほど研磨力が高くなるので、使用部位に合ったモノを選ぶのがポイント。空中でバフを回転させると研磨剤が飛び散るため、バフをボディに押し当てて低速からスタートします。

電源を入れた後は、圧力を均一にかけながら一定の範囲をまんべんなく磨くのが重要。押し付けすぎは回転数の低下に繋がります。また、細かく拭き上げてボディの様子をチェックしながら作業を進めると磨きすぎを防げます。