ボルトやナットを適切な力で締め付けるときに活躍するトルクレンチ。自動車やバイクの整備において、安全性を確保するために欠かせない工具です。製品によって精度や対応トルク範囲などが異なり、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのトルクレンチをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- トルクレンチとは?
- トルクレンチのおすすめメーカー
- トルクレンチのおすすめ|デジタル式
- トルクレンチのおすすめ|機械式
- トルクレンチの売れ筋ランキングをチェック
- トルクレンチの選び方
- トルクレンチを使う際の注意点
トルクレンチとは?

By: newrayton.co.jp
トルクレンチとは、ボルトやナットを締め付けるトルク(回転力)を正確に測定し、管理するための工具です。規定のトルクで締め付けることで、部品の破損や緩みを未然に防ぎます。安全かつ確実な組み立てを実現するうえで重要な役割を担う製品です。
自動車整備や機械の組み立てなど、締め付けの精度が重要な作業で広く活用されています。設定したトルク値に達すると音や振動で知らせるタイプや、リアルタイムでトルク値を読み取れるタイプもラインナップ。製品ごとの特徴を把握して、用途に合ったモノを選びましょう。
トルクレンチのおすすめメーカー
東日製作所(TOHNICHI)

By: tohnichi.co.jp
東日製作所は、日本のトルク機器メーカーとして長い歴史を持つ企業です。国内シェアは約70%で、トルクレンチをはじめ締め付け工具や検査機器など、幅広い製品を開発・販売しています。
同社のトルクレンチは、設定トルクに達すると音で知らせるシグナル式と、デジタルやアナログ表示で力を確認できる直読式がラインナップ。ヘッド交換可能なモデルや、締め付け忘れを防ぐポカヨケトルクレンチなど、作業効率の向上に役立つ製品が豊富です。
京都機械工具(KTC)

By: ktc.jp
京都機械工具は、1950年に創業された日本の工具メーカーです。ハンドツールや自動車整備用工具、トルクレンチなどの専門工具を製造・販売しています。高品質な製品で、プロの整備士や工場勤務の方などに広く使われている信頼のあるメーカーです。
プレセット型やデジタル式など、さまざまなトルクレンチを展開。高精度な測定を実現する「TORQULE」シリーズや、光・音・振動でトルク値の状態を知らせる「デジラチェ」などがあります。幅広いトルク範囲に対応しており、用途に応じて選択できるおすすめのメーカーです。
アストロプロダクツ

By: amazon.co.jp
アストロプロダクツは、工具・DIY用品を扱う日本のメーカーです。自動車やバイクのメンテナンス用工具を幅広く展開。高品質な製品を手頃な価格で提供しています。
同社のトルクレンチは、プレセット型やプレート型などがラインナップ。液晶モニターを搭載したデジタル式のモデルもあります。DIY好きの方や工具をこれから揃えていきたい方にもおすすめです。
トルクレンチのおすすめ|デジタル式
東日製作所 デジタル式トルクレンチ CPT20X10D
高輝度LEDインジケータを搭載したトルクレンチです。目標トルクに対する締め付け具合を見やすく表示。直感的に把握できるため、作業効率が上がります。堅牢なアルミボディ構造で、過酷な作業環境でも高い耐久性を発揮するのがポイントです。
データメモリと通信機能を内蔵しており、測定データをPCで管理できるのも特徴。無料でダウンロードできる「DtRcv」を使えば、Excelでのデータ管理にも対応します。
東日製作所の豊富な交換ヘッドを使用可能。さまざまな作業で重宝します。精密な作業が求められる製造業や整備業の方におすすめのトルクレンチです。
京都機械工具(KTC) 6.3sq. デジラチェ GEW025-R2
国際基準(ISO)をクリアした本格派のデジタル式トルクレンチです。パワーセンサー搭載固定グリップが作業姿勢や熟練度にかかわらず精度の高い測定を実現。光・音・振動の3つで目標トルク値到達を知らせます。より精密なトルク測定が可能です。
目標トルク範囲を5件まで登録できるのもポイント。ボタン操作で瞬時に切り替えられるため、複数箇所の作業に対応できます。バックライト付きのディスプレイで、暗い作業環境でもトルク値の読み取りは容易です。
精密なトルク管理が求められる整備作業を行う方に適しています。
アストロプロダクツ 1/2DR デジタルトルクレンチ DTQ034
設定トルク値に達すると音と振動で知らせるデジタル式のトルクレンチです。差込角は1/2DRで、正ネジと逆ネジの両方に対応。さまざまな作業で重宝します。デジタル表示により適切なトルク値を把握しながら作業が可能。また、直読式のように測定用途としても活躍します。多目的に活用できるのが魅力です。
操作パネルは180°の範囲で動かせる仕様。トルクレンチの向きに応じて見やすい位置に調整できます。狭い場所での作業時も表示を確認しやすく、効率的な作業をサポート。利便性を重視するプロの整備士や、本格的な工具を求めるDIY好きの方におすすめです。
エスケー11(SK11) デジタルトルクレンチ SDT3-060
デジタル表示でトルク管理をサポートするトルクレンチです。右ネジ±3%、左ネジ±4%の測定精度が特徴。設定トルクに到達すると、ブザー音とLEDの光で知らせます。
右ネジと左ネジ両方向の測定に対応。多様な作業シーンで活躍します。測定単位はN・mですが、kgf・cm、lbf・in、lbf・ftの単位換算機能を内蔵。用途に応じた表示を選択可能です。
約2分間操作しなければ自動的に電源が切れるオートスリープ機能を搭載。バッテリーの無駄な消耗を防げるのもポイントです。
エスケー11(SK11) デジタルトルクレンチ モンキ SDTM-085
4.3〜85N・mの測定範囲をカバーするデジタル表示タイプのトルクレンチです。右ネジ±3%、左ネジ±4%の測定精度で、的確な締め付け作業が可能。設定トルクの90%到達時からブザー音とLEDライトで知らせます。
最大口幅30mmのモンキータイプ。多様なサイズのボルト・ナットに対応できるため、さまざまな作業現場で活躍します。測定単位はN・mで、kgf・cm、lbf・in、lbf・ftの単位換算機能付きです。
精密な締め付け作業が求められる方に適しています。
GOYOJO デジタルトルクレンチ GM60-JP
1.8〜60N・mの測定範囲と、時計回り±2%、反時計回り±2.5%の高精度測定を実現したデジタルトルクレンチです。トラック・ピークホールド・プレセットの3モードを搭載しています。N・m、ft・lbf、in・lbf、kgf・cmの4単位に対応。幅広い作業に活用できます。
目標トルク値の80%に到達すると、断続したブザー音が鳴り、LEDが点滅。設定値になると連続ブザー音とLED点灯で知らせる仕様で、作業をサポートします。測定データは最大999件まで記録可能。連続作業時の管理に役立ちます。
高品質炭素鋼製のボディと72歯の双方向ラチェットヘッドを採用。優れた耐久性を有しています。精密作業を頻繁に行う方におすすめのトルクレンチです。
エマーソン(Emerson) エマーソン デジタルトルクレンチ EM-243
見やすいデジタル表示を搭載したトルクレンチです。40〜200N・mと幅広いトルク対応レンジで、多様な作業に対応できます。簡単にトルク設定が可能で、効率的に作業を行えるのが魅力です。
オートOFF機能付きで、60秒後に自動で電源がOFFになるため電池を節約できます。
本製品は、重量2.3kgで、全長は515mm。14mm・17mm・19mm・24mmのソケットと21mmの薄口ロングソケット、エクステンションが付属しています。車両整備を行う方におすすめのトルクレンチです。
スエカゲツール Pro-Auto 差替式デジタルトルクレンチ WPC-085BN
4.2〜85N・mの範囲を0.1N・m単位で測定できるデジタルトルクレンチです。右回り±2.0%、左回り±3.0%の精度を実現。左右両方向の測定に対応します。デジタル表示でスムーズな数値確認が可能です。
設定トルクに到達すると、ブザー音とLEDランプの点滅で通知。作業中の見逃しを防げます。また、よく使う設定トルクを9件まで本体に記憶できる予約機能を搭載しているのもポイント。繰り返し作業の効率化を図れます。
全長234mmの軽量コンパクト設計で、取り回しはスムーズ。自動車やバイクの整備作業を頻繁に行う方におすすめのトルクレンチです。
スーパーツール(Supertool) デジタルトルクレンチ ケーブル式 モンキータイプ DTMW30085
特徴的な形状のモンキーヘッドを採用したデジタルトルクレンチです。ボルトナットの大小にかかわらず掴めるのがメリット。ボルトのセンター位置が前後しない設計で、測定トルク値への影響を抑えます。質量はメカニカル式の1/3〜1/2と軽量化を実現しており、長時間の作業でも扱いやすいのが魅力です。
2000件の大容量メモリ機能を内蔵しています。作業を効率化できるのもポイント。また、USBケーブルを使ってパソコンと通信できます。
光と音で知らせる機能を備えているのもポイント。合否判定・ピークホールド・オートパワーOFFなど、さまざまな機能も搭載しています。
トルクレンチのおすすめ|機械式
京都機械工具(KTC) 12.7sq.プレセット型トルクレンチ GW200-04
設定トルクに達すると「カチッ」という音と軽いショックで締め付け完了を知らせる、プレセット型のトルクレンチです。測定精度は±3%で、ISO基準をクリア。高精度な作業が求められる方におすすめです。
視認性の高い目盛りで、快適なトルク設定が可能。グリップには劣化に強いエラストマー樹脂を用いており、フィット感を高めます。
不意なトルク値変更を防ぐロック機構を搭載。丈夫な樹脂ケースが付属し、持ち運びや保管に便利です。
アストロプロダクツ 1/2DR プリセット型トルクレンチ TQ030
設定値に達すると軽いショックと「カチッ」という音で知らせる、プレセット型のトルクレンチです。30〜180N・mの設定範囲で、乗用車のホイールナットの締め付けに活躍。±4%の精度で、ボルトやナットを適切なトルクで締め込めます。
グリップを回すだけでトルク値を設定でき、1N・m刻みの細かい調整が可能。正確な締め付けが求められる車両メンテナンスを行う方におすすめの工具です。
角利(KAKURI) MULTICRAFT トルクレンチセット MTR-6
28〜210N・mの範囲で1N・m単位の精密なトルク調整が可能なトルクレンチセットです。適正な締め付け強度を実現します。自動車整備やメンテナンス作業に欠かせないアイテムです。ラチェット式のため持ち替え不要でスムーズな作業を行えます。
14mm・17mm・19mm・21mmの4サイズのソケットを同梱。ショートソケット2個とロングソケット2個を使い分けられます。アルミホイールにも対応できるのがポイントです。また、125mmのエクステンションバーが付属。狭い箇所での作業にも重宝します。
収納と車載に便利なブローケース付きで、ソケットの紛失や本体の破損を防げるのも魅力です。回転方向切替つまみがあるのもメリット。締めと緩めの両方向に対応します。プロの整備士や車好きの方におすすめのセットです。
エマーソン(Emerson) トルクレンチ EM-29
ホイールナットなど、トルクチェックの安全確認に重宝するトルクレンチです。40〜200N・mの幅広いトルク対応レンジで、多様な作業に役立ちます。
豊富な付属品があるのもポイント。14mm・17mm・19mm・24mmソケットと21mm薄口ロングソケット、エクステンションが付いています。専用ケース付きで、工具の保管と持ち運びに便利です。車両メンテナンスを行う方におすすめのトルクレンチです。
Aurlloct トルクレンチ
トルク調整範囲20〜230N・mのプレセット型トルクレンチです。ISO基準±3%の精度測定を実現しています。車のタイヤ交換など、さまざまなメンテナンス作業で締め付けが可能。設定トルクに達すると「カチッ」という音と軽いショックで知らせます。
ニッケルクローム仕上げの合金鋼製の本体は、熱処理とオイル焼入れが施されており、高い耐久性が魅力。レーザー刻印された目盛りは、太陽の下でも視認性に優れています。作業効率の向上に貢献する仕様です。
17mm・19mm・21mmのソケット、125mmエクステンションバー、3/8変換ソケットが付属しています。多様なボルトサイズに対応できるのもおすすめのポイントです。
TORUK プレセット型 トルクレンチ
ISO基準±4%以内の測定精度を有したプレセット型のトルクレンチです。DIN-ISO-6789国際標準を満たしており、設定トルクに達すると「カチッ」という音と軽いショックで知らせる仕組み。トルク調整範囲は28〜210N・mと幅広く、1N・m単位の細かい設定が可能です。
レーザー加工とつや消し加工が施された目盛りを採用。太陽光の下でも反射しにくく、視認性は良好です。材質はクロームバナジウムで、防錆性と耐久性を実現。ラチェットは45歯で両回転に対応しています。
充実したセット内容で、14mm・17mm・19mm・21mmのソケットとエクステンションバー、専用ハードケースが付属。車のタイヤ交換やメンテナンス作業を行う方におすすめです。
エーモン(amon) トルクレンチ 4994

誤差精度±3%のトルクレンチです。ISO 6789・ASME B107.14M-1994に準拠。自動車のタイヤ交換時に活躍し、本締めに重宝します。
トルク範囲は30〜210N・mと幅広く、軽自動車から大型SUVまで多様な車種に対応。ロックリング式なので、トルク変更は簡単に行えます。作業中にロックが緩んでトルク値がズレにくい仕様です。
艶消しボディとレーザー印字の目盛りがポイント。視認性がよく、読みやすさに優れています。トルク管理が求められる車両整備作業を行う方におすすめです。
トルクレンチの売れ筋ランキングをチェック
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トルクレンチの選び方
使用目的に合うモノを選ぼう

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トルクレンチを選ぶときは、まず使用目的に合うタイプを見つけることが大切です。例えば、自動車やバイクのタイヤ交換など、決まった強さで締め付ける作業がメインの方には、あらかじめ数値を設定できるプレセット型が向いています。
作業をしながらリアルタイムで締め付けトルクを確認したい場合は、ダイヤル式やデジタル式が便利。特にデジタル式は軽量でコンパクトな製品が多く、小型部品の組み立てやエンジンルームといった狭い場所での作業におすすめです。
種類をチェック
デジタル式

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デジタル式は、締め付けトルクが液晶画面に数値で表示されるタイプです。設定したトルク値に到達すると、ブザー音やLEDライトで知らせます。正確な締め付けがしやすいタイプ。数値を目で見て確認できるので、精密な作業をしたい方にもおすすめです。
直感的に操作でき、初めてトルクレンチを使う方でも扱いやすいのが魅力。軽量でコンパクトな製品が多いため、狭い場所での作業にもぴったりです。製品のなかには、右ネジだけでなく左ネジの測定に対応したモノもあり、作業の幅が広がります。
機械式

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機械式は構造がシンプルで故障しにくく、耐久性が高いのが特徴です。代表的なプレセット型は、事前にトルク値を設定しておくと、設定値に達したときに「カチッ」という音や感触で知らせます。自動車整備などで広く採用されているタイプです。
なかには、作業中に設定値が変わるのを防ぐロック機能が付いているモノもあります。グリップの中央など、決められた力点に力を加えることが機械式の精度を保つためのポイントです。
トルク値をチェック

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トルクレンチは、作業に必要なトルク値の範囲に対応した製品を選ぶことが重要です。締め付けたいボルトやナットの仕様書、自動車の整備マニュアルなどで、あらかじめ指定の数値を確かめておきましょう。
自動車のホイールナットを締める場合、車種によって適切なトルク値は異なります。また、トルクの精度も確認したいポイントです。±2~4%程度の精度を持つ製品が多く展開されています。自分の用途に合った範囲の製品を選んでみてください。
長さをチェック

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トルクレンチの長さは、作業のしやすさや力のかけやすさに影響します。長い製品はてこの原理を応用しやすく、大きなトルクをかけたい作業におすすめ。短い製品は、小回りが利くのが魅力です。
エンジンルームのような狭い場所で作業するなら、短めのコンパクトなタイプが便利。作業場所の広さや、必要とするトルクの大きさに合わせて長さを選びましょう。持ち運びや収納のしやすさも考慮しつつ、自分が使いやすい製品を見つけてみてください。
ヘッドの形状をチェック
ソケット型

ソケット型は、トルクレンチのなかでもっともスタンダードな形状です。先端のソケットを交換すると、多彩なサイズの六角ボルトやナットに対応できます。自動車整備をはじめ、さまざまなメンテナンス作業で活躍するタイプです。
ラチェット機構が付いている製品が多く、スムーズに連続で締め付け作業ができて便利。薄いソケットを用いると、狭い場所でも効率よく作業を進められるのがポイントです。なかには、サイズの異なるソケットが付属するモノもあります。
モンキー型

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モンキー型は、開口部の幅を調整できるのが大きな特徴です。モンキーレンチのように使えるため、1本でさまざまなサイズのナットに対応できます。ソケット型では作業しにくい、特殊な形状のボルトやナットにも使えて便利です。
製品ごとに22mmや30mmなど、調整できる口の開き幅は決められています。配管の締め付けや設備のメンテナンス作業で重宝される形状で、高い実用性が魅力です。
重さをチェック

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トルクレンチの重さは作業中の疲労度に影響するため、あらかじめ確認したいポイントです。製品によってさまざまで、1.0kg程度のモノから2kg程度のモノまであります。長時間の作業を予定している方には、軽いモデルがおすすめです。
大きなトルクをかける作業では、ある程度の重さがある方が安定して力を加えやすい場合もあります。
持ち運ぶ機会が多い場合は、重さとあわせてサイズもチェックしてみてください。自分の使い方や作業頻度を考えて、扱いやすい重さの製品を選ぶことが大切です。
トルクレンチを使う際の注意点

トルクレンチを使うときは、正確に測定できるよう正しい力点に力をかけるのがポイントです。グリップの中央に力を加えないと測定精度が下がるので要注意。また、締め付けるときは弾みをつけず、ゆっくりと一定の力で作業を進めることが大切です。急に力を加えると、オーバートルクによる部品破損のリスクがあります。
プレセット型は、設定トルクに達すると「カチッ」という音や手への軽いショックで知らせるのが特徴。合図があったらすぐに締め付けるのを止めます。デジタル式は、負荷がかかっていない状態で電源を入れるのが基本です。
トルクレンチは精密機器のため、取り扱いにも注意が必要。使用後は必ずトルク値を最小に戻してから保管します。湿気や衝撃が少ない場所で保管することが、性能を維持するポイントです。メンテナンス方法は製品ごとに異なるので、取扱説明書の指示に従いましょう。
トルクレンチには、設定トルクに達すると音や感触で知らせるモノや、数値を正確に読み取れるデジタル式などがあります。作業内容に合ったトルク範囲と差込角のモデルを選ぶことが大切です。用途や使用頻度を考慮して、作業に適したモノを選びましょう。ぜひ本記事を参考にしてみてください。