接写やマクロ撮影に特化した特殊なカメラレンズが「マクロレンズ」です。至近距離まで近づいて被写体を大きく写したり、ボケ表現を効果的に活用したりできるため、テーブルフォトやネイチャーフォトなどの撮影に重宝します。しかし、各メーカーによって展開されているモデルはさまざまです。

そこで今回は、マクロレンズのおすすめをご紹介。初心者向けに特徴や選び方についても詳しく解説しているので、選ぶ際の参考にしてみてください。

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マクロレンズとは?どんな風に写る?

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「マクロレンズ」とは、被写体を実寸以上の大きさで記録できる特殊なカメラレンズのこと。最大撮影倍率が1倍以上になるよう設計されているため、一般的なカメラレンズと比べて小さな被写体も画面いっぱいにより大きく写せます。

また、接写を得意としているのも特徴。最短撮影距離も通常のカメラレンズより短いので、被写体の寸前まで接近してもピントをしっかり合わせられます。近接距離から自然の草花や昆虫を記録するネイチャーフォトや、卓上に置いた料理や雑貨を描写するテーブルフォトなどの撮影におすすめです。

至近距離まで近づくことでボケ表現がより使いやすくなるのもマクロレンズの魅力。被写体に近づくほど背景や前景が大きくぼけるため、マクロ撮影や接写だけではなく、ポートレートやスナップなどの撮影にも活用できます。

マクロレンズの選び方

マウント規格とセンサーサイズの対応状況をチェック

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「マウント」とは、カメラ本体とカメラレンズとの取付部分のこと。マウントの規格が異なると形状も変わるので、そのままでは装着できず撮影に使えません。同じメーカーでも一眼レフ用とミラーレス用とで別のマウントが採用されている点も注意。マクロレンズを購入する際は、カメラのマウント規格と一致するモノを選びましょう。

「センサーサイズ」とは、デジカメが搭載するイメージセンサーの大きさのこと。小さいモノからマイクロフォーサーズ・APS-C・フルサイズの主に3種類があります。マクロレンズの設計仕様がカメラのセンサーサイズと一致しないと、同じメーカーのモノでも装着できない場合や画角が変わる場合もあるので注意しましょう。

最短撮影距離と最大撮影倍率をチェック

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「最短撮影距離」とは、被写体にピントを合わせられる最も近づいた状態の撮影距離のこと。最短撮影距離よりも接近すると、AF・MF問わずピンボケになります。マクロレンズを選ぶ際は最短撮影距離がなるべく短いモノがおすすめ。20cm以下なら至近距離からでも合焦できるため、卓上の料理も席に座ったまま楽に撮影可能です。

「最大撮影倍率」とは、最短撮影距離で被写体を最も大きく写せる場合の撮影倍率のこと。マクロレンズは最大撮影倍率が1倍のため、イメージセンサー上で被写体を実寸と同じ大きさで描写できます。1倍を超えるスーパーマクロレンズは実寸以上の記録も可能。花の一部や昆虫など小さな被写体を画面一杯に写す際に重宝します。

最大撮影倍率はセンサーサイズの小さいカメラほど大きくなるのもポイント。マクロレンズで被写体を大きく記録したい場合は、APS-C機やマイクロフォーサーズ機の方がフルサイズ機よりも有利になります。

焦点距離の違いをチェック

テーブルフォトやスナップ撮影なら「標準(40〜60mm)」

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「標準マクロレンズ」はフルサイズ換算で焦点距離40〜60mm相当の画角に対応しています。人間が対象に軽く注意を向けたときの視野とほぼ同じ画角で撮影できるのが特徴。花・料理・雑貨などのテーブルフォト撮影によく好んで使われています。

遠近感を自然に表現できるのもポイント。手前の被写体と奥の背景とのサイズ比を肉眼で見るときと同じように描写可能です。歪みを抑えて被写体の形状を正確に記録できるため、フリマ出品用の商品撮影にも重宝します。

小型・軽量で持ち運びやすいモデルが多いのも標準マクロレンズの魅力。軽快なフットワークで使用でき、標準レンズの代用にもなるので、日常や旅行のスナップ撮影にもおすすめです。

ポートレート撮影にぴったりの「中望遠(100mm前後)」

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「中望遠マクロレンズ」は、フルサイズ換算で焦点距離100mm前後の画角に対応しています。人間が対象を凝視したときの視野に近い画角で撮影できるのが特徴。また、至近距離まで近づかなくても被写体を十分に大きく描写可能です。

遠近感が圧縮されるのもポイント。被写体と背景との距離感が消失してサイズ差が小さくなり、迫力のある構図を演出可能です。標準や望遠のマクロレンズよりも使いこなしが簡単なので、マクロ撮影の初心者にも人気があります。

被写体に威圧感を与えない適度な間合いを保てるのも中望遠マクロレンズの魅力。加えて、標準域よりも前景や背景が大きくボケやすいため、人物やペットのポートレート撮影にもおすすめです。

野生動物や風景の撮影に適した「望遠(180mm以上)」

「望遠マクロレンズ」はフルサイズ換算で焦点距離180mm以上の画角に対応しています。中望遠よりも画角が狭く、より限定した範囲を大きく引き寄せて撮影できるのが特徴。登山道から離れた位置に咲く高山植物など、風景のなかにある一部分に強くフォーカスする場合に重宝します。

離れた位置からでも画面一杯に大きく描写できるのもポイント。警戒心の強い野生動物を記録する場合も近づきすぎて逃げられるリスクを減らせるので、昆虫や小動物などのネイチャーフォト撮影にもおすすめです。

遠近感の圧縮効果やボケ具合がさらに強調されるのも望遠マクロレンズのポイント。昆虫が羽根を広げて飛び立つシーンもより臨場感たっぷりに演出できます。

機能性をチェック

撮影のクオリティを左右する「手ブレ補正機能」

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手ブレとは、撮影時に手首や体の微細な揺れがカメラに伝わって画像全体が不鮮明に写る現象のこと。暗いシーンのほか、画面内の移動力が大きくなる接写時にも起こりやすくなるため、マクロレンズを使った撮影では特に気を付けましょう。

手ブレは「手ブレ補正機能」によって軽減可能。補正ユニットがカメラ側にある場合とレンズ側にある場合の2通りが存在しますが、手ブレの影響が強くなる中望遠と望遠では、レンズ側に手ブレ補正がある方がより高い補正効果が得られます。

また、マクロ撮影や接写で特に注意したいのが、センサー面に対して並行に揺れる「シフトブレ」による影響。高品質な画像に仕上げたい場合は、シフトブレの補正にも対応したマクロレンズを選ぶのがおすすめです。

光量の取り込み量を決める「開放F値」

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F値とは、カメラレンズ内にある絞り機構が作る穴の大きさを比率で表したもの。そして、絞りが作る穴が最大になった状態のF値を「開放F値」と呼び、レンズの明るさを示す指標としても活用されています。

開放F値の小さいレンズほど作れる穴の最大サイズが大きくなり、カメラ内に取り込める光量が増えるのがポイント。暗いシーンでも高速なシャッター速度が確保できるため、手ブレを抑えつつ鮮明に撮影可能です。

明るさやボケ味にこだわるなら開放F2.8を採用したマクロレンズを選ぶのがおすすめ。開放F値の小さいレンズほど背景や前景が大きくボケやすくなるので、物撮りやポートレート撮影でボケ表現を活用する場合にも重宝します。

砂埃や水滴による影響レベルを表す「防塵・防滴性能」

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ネイチャー撮影に欠かせないのが「防塵・防滴性能」です。アウトドアで自然の草花や昆虫を撮影する最中は急な天候の変化に見舞われることも多く、電子機器であるカメラレンズを使うのは億劫になりがち。しかし、防塵・防滴構造を備えたマクロレンズであれば、過酷な環境下でも故障を心配することなく撮影に集中できます。

防塵・防滴性能の強さはモデルによって異なりますが、信頼性の高いモノは「IP保護等級」の表記で確認可能。IPの後に続く左の数値が防塵性能の強さ、右の数値が防滴性能の強さを示しており、数値が大きいほど高性能になります。過酷なネイチャー撮影で使う場合はIP53以上に対応するマクロレンズを選ぶのがおすすめです。

マクロレンズのおすすめメーカー

ソニー(SONY)

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ソニーは東京の港区に本社を置く1946年創業の総合電機メーカーです。近年では、2013年にフルサイズ対応を果たしたEマウントを採用するミラーレス一眼の「α」や、Vlog特化カメラの「VLOGCAM」を主力で開発。マクロレンズを含む豊富で充実したカメラレンズを展開しています。

ソニーのマクロレンズは、APS-C用とフルサイズ用の両方で専用設計のモノを用意しているのが特徴。使用するカメラのセンサーサイズに応じて選べます。

また、高級ライン「Gレンズ」のマクロレンズも人気。ピント面以外は柔らかで美しいボケ味が楽しめるので、ボケにこだわる方にもおすすめです。

ニコン(Nikon)

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ニコンは東京の港区に本社を置く1917年創業の光学機器メーカーです。以前は一眼レフを主力にしていましたが、最近では新開発のZマウントを採用し、2018年から始めた高性能ミラーレス「Z」に主軸をシフト。マクロレンズの製造技術でも定評があり、Zシリーズ専用で設計されたモノも手掛けています。

ニコンが製造するマクロレンズは、優れた描写力を備えているのが特徴。Zマウントの特性を設計に活用することで、至近距離や開放F値での撮影でも高解像度と色にじみのない上質なボケが得られます。

高級モデルの「S-Line」には逆光耐性をさらに高めるコーティングも採用。逆光で撮影することが多い方にもおすすめです。

キヤノン(Canon)

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キヤノンは東京の大田区に本社を置く1937年創業の精密機器メーカーです。最近では新開発のRFマウントを採用し、2018年から始めた高性能ミラーレス「EOS R」で大きなシェアを獲得。マクロレンズも含む、個性的な特徴を持つ専用レンズも数多くリリースしています。

キヤノンのマクロレンズは、充実した機能性を備えているのが特徴。高級ライン「Lレンズ」のラインナップは少ないものの、最大撮影倍率が1倍よりも高く、被写体を実寸よりも大きなサイズで記録できます。ピント面前後のボケ質も自由自在に調節可能。物撮りなどで理想のボケ表現を追求したい方にもおすすめです。

マクロレンズのおすすめ

ソニー(SONY) E 30mm F3.5 Macro SEL30M35

ソニー(SONY) E 30mm F3.5 Macro SEL30M35 2011

初心者にも人気のあるソニーEマウントのAPS-C用標準マクロレンズです。最短撮影距離95cmで最大撮影倍率1倍の等倍撮影に対応。価格が安いので、接写やマクロ撮影の初心者や、マクロレンズを初めて使う方にもおすすめです。

フルサイズ換算で45mm相当の画角を採用しているのもポイント。料理や雑貨などのテーブルフォトにも適した画角が得られます。また、AF駆動音の静かなレンズ内モーターも搭載。子供やペットを起こすことなく、かわいい寝顔を記録できます。

外装に高品位なアルミ合金を使用しているのも魅力。重さ約138g、約全長55.5mmと軽量・コンパクトなため、標準レンズの代わりとして散歩や旅行の撮影にも活躍します。付属のレンズフードで接写時に傷付きやすい前玉の保護も可能です。

▼撮影イメージ

ソニー(SONY) FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28

ソニー(SONY) FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28 2016

日常使いに適したソニーEマウント用の標準マクロレンズです。最短撮影距離16cmで最大撮影倍率1倍の等倍マクロ撮影が可能。フルサイズミラーレス対応のマクロレンズとしては価格が安く、初心者でも扱いやすいので、マクロ撮影の入門用としてもおすすめです。

汎用性の高い焦点距離50mmを採用しているのもポイント。開放F2.8の明るさと7枚羽根の円形絞りによるボケを生かした表現も可能です。風景・スナップ・ポートレート・テーブルフォトなどの撮影にも幅広く活用できます。

重さ約236g、全長71mmと小型軽量で持ち運びやすいのも魅力。また、合焦範囲を指定してピント合わせの効率を高める「フォーカスレンジリミッター」や、設定中の撮影倍率や距離が一目で把握できる「倍率/距離表示」などの機能も便利です。

ソニー(SONY) FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G

ソニー(SONY) FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G 2015

描写にこだわったソニーEマウントのフルサイズ対応中望遠マクロレンズです。被写体に威圧感を与えない適度な間合いを確保できる焦点距離90mmを採用。少し離れても十分に大きく写せるため、自然の草花や街角で出会った地域猫などの撮影にもおすすめです。

最短撮影距離28cmで等倍撮影に対応。また、高級ラインなので、シャープなピント面と美しいボケ味が両立したワンランク上の描写も味わえます。優れた反射防止効果を持つ「ナノARコーティング」も採用。逆光のシーンでもクリアに仕上げられます。

手ブレ補正機構を内蔵しているのもポイント。三脚が使えない場所でも、手持ちで手軽にマクロ撮影が楽しめます。防塵・防滴に配慮した設計も採用。ピント合わせ時に全長が変わらない構造なので、前玉への接触を心配することなく接写も可能です。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

ニコン(Nikon) NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 2021

ニコンZマウント用の標準マクロレンズです。フルサイズの領域をカバーする大口径マウントの特性を光学設計に生かすことで、撮影距離を問わずに色にじみを抑えたシャープな描写を実現。花・料理・雑貨などのテーブルフォト撮影におすすめです。

等倍マクロ撮影時にレンズ先端から約5cmまで被写体に接近できるのも特徴。また、フォーカスレンジリミッターや撮影倍率表示などマクロレンズならではの便利機能も充実しています。

優れた逆光耐性を備えているのもポイント。太陽や照明と向かい合うシーンでもゴーストやフレアを抑えたクリアな描写を期待できます。

重さ約260g、全長66mmと持ち運びやすいのもメリット。さらに、防塵・防滴に配慮した設計と、防汚効果のあるフッ素コートによって屋外でも安心して使用できます。

▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

ニコン(Nikon) NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 2021

優れた描写力で高く評価されているニコンZマウントのフルサイズ対応中望遠マクロレンズです。最短撮影距離29cmで等倍撮影に対応。高級レンズ「S-Line」の1本として、美しいボケと高いシャープネスを両立した上質な画像が得られるため、画質にこだわりのある方にもおすすめです。

新開発のAF駆動方式「マルチフォーカス」を採用しているのもポイント。至近距離でも優れた解像力とAF性能を発揮可能です。また、反射防止技術に「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」が施されており、強い逆光のシーンでも抜けのよいクリアな画像が撮影できます。

強力な手ブレ補正機構「VR」を内蔵しているのも便利。カメラ側の補正ユニットと連動することでシフトブレにも対応できます。重さ約630g、全長約140mmと取り回しも良好。高い防塵・防滴性能と防汚性能でアウトドア撮影にも活躍可能です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

キヤノン(Canon) RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 2021

キヤノンRFマウントに対応する、フルサイズミラーレス用の中望遠マクロレンズです。最短撮影距離26cmで最大撮影倍率1.4倍に対応しており、等倍以上のマクロ撮影が可能。少し離れた位置からでも画面いっぱいに大きく写せるため、花や昆虫などのネイチャー撮影にもおすすめです。

独自機構「SAコントロールリング」を搭載しているのもポイント。ピント位置の前後に配置する、ボケの輪郭の太さを個別に調節可能です。物撮りや人物撮影でも、自分の好みに合わせた自由なボケ描写が追求できます。

強力な手ブレ補正機構を内蔵しているのもメリット。対応カメラとの協働で約8段分の補正効果を発揮するので、手持ちでも安定した状態で撮影できます。また、高級ラインの「Lレンズ」にふさわしい高画質を実現しているのも魅力です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro 2016

手軽に拡大撮影が楽しめるマイクロフォーサーズ用の標準マクロレンズです。最短撮影距離が9.5cmと短く、被写体の寸前まで接近可能。さらに、最大撮影倍率がフルサイズ換算で2.5倍と高いため、小さな被写体も実寸の倍以上で記録できます。

換算60mm相当の画角を採用しているのもポイント。やや望遠寄りの標準レンズとして、テーブルフォト撮影に重宝します。重さ約128g、全長約60mmと軽量・コンパクトなのも便利。携帯しやすいので、スナップ撮影にもおすすめです。

充実した機能性を備えながら価格が安いのも魅力。初めてのマクロレンズとしても人気があります。加えて、OMシリーズのカメラが搭載する深度合成やフォーカスブラケットモードなどの特殊撮影機能にも対応します。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro 2012

アウトドアでも活躍するマイクロフォーサーズ用の中望遠マクロレンズです。最短撮影距離は19cmと短く、最大撮影倍率もフルサイズ換算2倍と良好。全天候型のマクロレンズなので、ネイチャーフォト撮影の入門用としてもおすすめです。

換算120mm相当の画角に対応する中望遠レンズとして使えるのもポイント。接写時でもきれいな円形ボケが楽しめます。また、逆光対策として「ZEROコーティング」も採用。マクロレンズでの接写時に発生しやすいスポットフレアも除去されているため、ミニチュアや出品物の撮影にも重宝します。

鏡筒にある「フォーカスリミットスイッチ」も便利。目的とする撮影距離にAFの駆動範囲を制限することで素早いピント合わせが行えます。同時に表示窓で設定中の撮影倍率も確認可能です。

▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO

オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO 2023

フルサイズ換算180mm相当の望遠域を採用している望遠マクロレンズです。少し離れた位置からでも小さな被写体を大きく写せるので、昆虫や小動物などの記録におすすめ。また、本マクロレンズはIP53の防塵・防滴性能や-10℃でも動作できる耐低温性能も完備しており、ネイチャーフォト撮影などで活躍します。

開放F値をF3.5に抑えることで、重さ453g、全長136mmの軽量コンパクト設計を実現しているのもポイント。加えて、シフトぶれも制する強力な「5軸シンクロ手ぶれ補正」にも対応しているため、片手持ちでも快適かつ安定したマクロ撮影が可能です。

▼撮影イメージ

ペンタックス(PENTAX) HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

ペンタックス(PENTAX) HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited 2013

汎用性の高いペンタックスKマウントのAPS-C用標準マクロレンズです。味わい深い描写が楽しめる「Limitedレンズ」の1本で、フルサイズ換算53.5mm相当の標準域に対応。標準レンズの代わりとして普段のスナップ撮影にもおすすめです。

最短撮影距離13.9cmで等倍撮影に対応するのもポイント。後群を分離させるAF駆動方式「FREEシステム」を採用することで、近接から無限遠まで高画質な撮影が可能です。また、新開発の反射防止技術「HDコーティング」も施されており、逆光でもクリアな描写が得られます。

重さ約214g、全長約46.5mmと小型・軽量なのも魅力。スライド伸縮式でかさばらない専用フードを前部に内蔵しています。AFでの合焦後にMFでピントを細かく追い込める「クイックシフト・フォーカス・システム」機能も利用可能です。

▼撮影イメージ

ペンタックス(PENTAX) HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW

ペンタックス(PENTAX) HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW 2022

画質と耐久性を強化させたペンタックスKマウント用の中望遠マクロレンズです。最短撮影距離30.3cmで等倍マクロ撮影に対応。APS-C一眼レフでは、153mm相当の望遠マクロレンズとしても使えます。

描写性能を高める「HDコーティング」を採用しており、ゴーストやフレアの発生を軽減できるのもポイント。重さ約387g、全長約80.5mmと携帯性も備えています。また、防塵・防滴構造「AW」や防汚機能「SPコーティング」も搭載しており、ネイチャー撮影などにもおすすめです。

高品位なアルミ削り出しの金属外装も魅力。AFからMFへスムーズに移行できる「クイックシフト・フォーカス・システム」機能も使用可能です。加えて、ピントリングは滑らかに操作できるので、マクロ撮影時もピントをしっかり追い込めます。

▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) XF30mmF2.8 R LM WR Macro

富士フイルム(FUJIFILM) XF30mmF2.8 R LM WR Macro 2022

オールラウンダーとして活躍する富士フイルムXマウントのAPS-C用標準マクロレンズです。フルサイズ換算で46mm相当の標準域を採用しており、初心者でも使いやすい画角なのが特徴。標準レンズとしても常用したい方におすすめです。

さらに、等倍撮影に対応するのもポイント。最短撮影距離は10cmで、マクロレンズの先端からわずか1.2cmまで被写体に接近可能です。AF駆動システムにはインナーフォーカス方式とリニアモーターを採用。接写時でも全長を変えることなく、高速かつ静かなピント合わせが行えます。

重さ約195g、全長約69.5mmと小型・軽量なのも魅力。リーズナブルな価格ながら高品位な金属外装を採用しており、アウトドアでも安心できる防塵・防滴構造も備えています。

▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro

富士フイルム(FUJIFILM) XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro 2017

ネイチャー撮影で主力として使える富士フイルムXマウントのAPS-C用中望遠マクロレンズです。最短撮影距離25cmで等倍撮影に対応。画角がフルサイズ換算122mm相当とやや狭く、少し離れた位置からでも大きく記録できるため、自然の草花や警戒心の強い昆虫などの撮影にもおすすめです。

特殊な補正レンズをふんだんに使用しているのもポイント。開放F2.8から上質な描写が得られます。AF時に前部と後部を別駆動させる「ボールスライドシステム」も採用。接写時でも高速・高精度なピント合わせが行えます。

シフトブレの検出にも対応した高性能な手ブレ補正機構を内蔵しているのも魅力。三脚に縛られない自由なアングルから撮影可能です。重さは約750g、全長は約130mm。防塵・防滴構造に加えて、-10℃でも動作可能な耐低温構造も備えています。

▼撮影イメージ

シグマ(SIGMA) 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

シグマ(SIGMA) 105mm F2.8 DG DN MACRO

日常さえも想像以上に描写できるフルサイズミラーレス専用設計の中望遠マクロレンズです。最短撮影距離29.5cmで等倍撮影に対応。また、色にじみを徹底的に抑え、ボケ味の美しさにもこだわっています。中望遠マクロに必要とされる要素を最高水準で実現しているので、本格的な作品撮りにもおすすめです。

「Arライン」の基本コンセプトである光学性能最優先の設計を採用しているのもポイント。高い逆光耐性も備えています。また、超音波モーターで高精度かつ静音なAF駆動も可能。顔/瞳優先AFなどミラーレスならではの新機能にも対応しています。

重さ約715g、全長約133.6mmと機動性も良好。防塵・防滴構造や撥水防汚コートも実装しています。フォーカスリミッターや、絞りリングの駆動やクリック音を抑えるロックスイッチなども搭載。対応マウントはライカLとソニーEを展開しています。

▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) LUMIX S 100mm F2.8 MACRO

パナソニック(Panasonic) LUMIX S 100mm F2.8 MACRO 2024

コンパクトな中望遠マクロレンズです。重さ約298g、全長約82mmと小型かつ軽量設計を実現。持ち運びやすく、小型カメラとの組み合わせにもおすすめです。

最短撮影距離20.4cmで等倍マクロ撮影に対応。幅広い撮影距離でシャープな描写が得られるため、ポートレート撮影や物撮りにも有効です。また、防塵・防滴構造と耐低温設計も採用されており、急な天候の変化にも対応できます。

動画撮影中に、駆動音の混入を心配することなくAFを使用できるのも特徴。ピント送り時の画角変動や、明るさが大きく変わるシーンでの急激な露出変化も抑えられています。

番外編|マクロレンズで撮影する際の注意点

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マクロレンズで接写を行う際は被写体との接触に要注意。短い最短撮影距離を過信して接近しすぎると、手首が動いた瞬間にレンズ前面に被写体が触れて、汚れや傷が付くことがあります。対策としてはレンズフードやフィルターで前玉を保護するのがおすすめ。AF時に鏡筒先端部が繰り出すタイプは特に気を付けましょう。

ピント合わせがシビアなのもマクロレンズの懸念点。接写時はピントが合ったように見える範囲が通常撮影時よりも狭くなり、ピンボケしやすくなります。確実にピントを狙った位置に合わせるには、ミラーレスの場合、フォーカスピーキングやピント位置拡大などのサポート機能を活用するのがおすすめです。

マクロレンズには接写時に暗くなるモノがあるのも知っておくと安心。先端部が繰り出すタイプは近くに合焦する際に全長が伸びてしまい、使用できる実効F値が通常撮影時の開放F値よりも大きくなる場合があるので、留意しておきましょう。