カメラ業界の最大手であるキヤノンは「カメラレンズ」もラインナップが豊富。一眼レフとミラーレス一眼の両方で選択肢が充実しており、高画質でも定評があるため、プロを含む多くのユーザーに愛用されています。
そこで今回は、キヤノンが手掛けるカメラレンズの特徴や選び方を詳しく解説。初心者や中級者向けのモノを中心に、おすすめのカメラレンズもご紹介します。キットズームの次に入手するレンズ選びの参考にしてみてください。
- 目次
- キヤノンのレンズの特徴とは?
- キヤノンのレンズの選び方
- キヤノンのカメラレンズおすすめ|標準ズームレンズ
- キヤノンのカメラレンズおすすめ|広角ズームレンズ
- キヤノンのカメラレンズおすすめ|望遠ズームレンズ
- キヤノンのカメラレンズおすすめ|単焦点レンズ
- キヤノンのカメラレンズの売れ筋ランキングをチェック
キヤノンのレンズの特徴とは?

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ラインナップが充実しているのがキヤノンのカメラレンズが持つ特徴です。デジタル黎明期から続く一眼レフ用のEFマウントはもちろん、2018年から始まったミラーレス一眼用のRFマウントでも既に約30本のカメラレンズを提供。ユーザーは所有しているカメラに適したモノを豊富なカメラレンズ群から選べます。
描写力に定評があるのもキヤノンが手掛けるカメラレンズの特徴。特に、鏡筒に鮮やかな1本の赤いラインのある高級モデル「Lレンズ」は、ワンランク上の画質・操作性・耐候性を備えており、プロ写真家やハイアマチュアにも愛用されています。
個性的な機能を持つカメラレンズを積極的に投入しているのもキヤノンの特徴。ハーフマクロ撮影にも対応したコスパの高い単焦点レンズや、野鳥・飛行機撮影の入門用として人気のあるコンパクトな超望遠レンズも展開しています。多彩なジャンルの撮影に挑戦したい初心者の方にもおすすめです。
キヤノンのレンズの選び方
レンズの主な種類
ズームレンズ

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ズームレンズとは、複数の焦点距離を使用できるカメラレンズのこと。鏡筒のズームリングを回すことで設定された範囲内で焦点距離を変えられます。
初心者でも手軽に使いこなせるのがズームレンズのメリット。撮影時のアングルや構図をあまり工夫しなくても、目的の被写体がスムーズに切り取れます。また、運動会や有名観光地などスペースの制約で撮影場所を変更するのが難しい場合にもおすすめです。
ただし、暗いシーンの撮影はやや苦手なのがズームレンズのデメリット。暗い場所では高速なシャッター速度が使用できず、手ブレも発生しやすくなるため、動く被写体の撮影にはあまり向きません。また、ボケ表現のバリエーションも制限されます。
単焦点レンズ

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単焦点レンズとは、焦点距離が単一のものに固定されたカメラレンズのこと。ズームレンズと違ってズームリングを持たず、ただ1つの焦点距離のみで撮影を行います。
描写力や表現力に優れているのが単焦点レンズのメリット。光量を多く取り込めるため、室内や夜景でも鮮明に記録でき、高速シャッターで被写体の動きや手ブレもしっかり止めて撮影できます。さらに、前景や背景を大きくぼかしやすいので、ポートレートやテーブルフォトの撮影にもおすすめです。
ただし、焦点距離を変更できないのが単焦点レンズのデメリット。ズーム操作に対応しないため、魅力的な写真を撮影するにはフットワークやアングルを変えるなどして撮り方を工夫する必要が出てきます。
焦点距離で選ぶ
標準レンズ

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標準レンズとは、40〜60mmの焦点距離を採用するカメラレンズのこと。普段人間が対象物や風景を見るときの視野に近い画角(撮影範囲)で切り取れるため、スナップ・風景・ポートレート・テーブルフォトなど多彩なジャンルの撮影に活用できます。
自然な遠近感で撮影できるのも標準レンズの特徴。近くにある被写体と遠くの背景が肉眼で見たままの距離感やサイズ感で写るので、見た目に忠実で違和感のない写真や動画が記録可能です。
価格な手頃の製品が多いのも標準レンズの魅力。ほかのタイプと比べて比較的簡単に使いこなせるため、一眼カメラの初心者にもおすすめです。
広角レンズ

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広角レンズとは、35mm以下の焦点距離を採用するカメラレンズのこと。標準レンズよりも広い画角で切り取れるため、風景や夜景などの撮影におすすめです。なお、キヤノンでは焦点距離20mm以下のモノは超広角レンズと呼ばれており、肉眼では収まりきらない広大な風景や星空を撮影する場合などに使われています。
遠近感が誇張して表現されるのも広角レンズの特徴。近くの被写体は実物よりも大きく、遠くの背景は小さく写るという特性があります。風景をダイナミックに表現したり、部屋を広く見せたりする場合などにもおすすめです。また、画面の手前から奥まで広範囲にピントを合わせやすいので、観光写真の撮影にも多用されています。
望遠レンズ

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望遠レンズとは、70mm以上の焦点距離を採用するカメラレンズのこと。標準レンズよりも画角が狭く、遠くにある被写体を引き寄せて大きく撮影可能です。なお、キヤノンでは焦点距離70〜135mmのモノを中望遠レンズ、200〜300mmを望遠レンズ、そして400mm以上を超望遠レンズと呼び、撮影対象に応じて使い分けられています。
遠近感が圧縮して表現されるのも望遠レンズの特徴。焦点距離が長くなるほど近くの被写体と遠くの背景との距離感が消失するため、スポーツや乗り物も迫力たっぷりに撮影できます。加えて、標準レンズよりも背景や前景がボケやすいのも魅力。ボケ表現を駆使して被写体を印象的に演出する、ポートレート撮影にもおすすめです。
使用しているカメラに合ったマウントを選ぶ

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カメラレンズを選ぶ際は対応マウントに注意が必要です。マウントとは、一眼カメラとカメラレンズを接続する部分のこと。同じキヤノンの一眼カメラとカメラレンズでも、マウント規格が一致しないと直接装着できないように設計されています。
キヤノンのカメラレンズが採用するマウントは多彩。まず、一眼レフEOSシリーズ用「EFマウント」、入門ミラーレス一眼EOS Mシリーズ用「EF-Mマウント」、高性能ミラーレス一眼EOS Rシリーズ用「RFマウント」の3種類に大きく分けられます。
EFとRFには、派生規格として「EF-Sマウント」と「RF-Sマウント」も用意。APS-Cセンサー搭載カメラでのみ使えます。
EFマウントのカメラレンズは、マウントアダプターという機器を使えばミラーレス一眼にも装着可能。ただし、機能が一部制限される場合があるので、原則的には使用する一眼カメラと同規格のモノを選ぶのがおすすめです。
F値をチェック

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カメラレンズを選ぶ際はF値も外せないポイントです。F値とは、カメラレンズの明るさを示す指標として使われている数値のこと。カメラレンズ選びでは、使用する焦点距離で設定できる最小のF値である「開放F値」が特に重要になります。
開放F値が小さいカメラレンズほど多くの光量を取り込めるのが特徴。暗所でも高速シャッターが切れるので、手ブレに強く、動体撮影も有利に進められます。加えて、背景や前景をぼかしやすくもなるため、被写体を立体的に強調した表現も可能です。
ただし、開放F値に反比例してカメラレンズの重量や価格が上がりがちなのが難点。初心者の場合、携帯性やコスパとのバランスも考慮するのであれば、全焦点域で開放F4通しのズームレンズや、開放F1.8程度の単焦点レンズを選ぶのがおすすめです。
機能性をチェック

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機能の充実度もキヤノンでカメラレンズを選ぶ際に重要なポイントです。同じ焦点距離を採用しているモノでも、機能性によって撮影時の快適さが異なります。
手持ち撮影や暗いシーンでの撮影に有効なのが「手ブレ補正機構」。キヤノンのカメラレンズでは名称に「IS」が含まれているモデルが搭載しています。三脚が使えない場所でも安定した撮影が可能なので、観光地や夜景の撮影にもおすすめです。
アウトドアシーンで重宝するのが主にLレンズで採用されている「防塵・防滴構造」。ほこりや水滴の侵入を防げるため、野外で行う動物やスポーツの撮影にも気兼ねなく集中できます。
超音波モーターもキヤノンで人気の機能。特に、新型の「ナノUSM」を搭載したカメラレンズは、高速AFに加えて、静かで滑らかなAF駆動にも対応するので、動画撮影にも積極的に活用可能です。
キヤノンのカメラレンズおすすめ|標準ズームレンズ
キヤノン(Canon) RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
携帯性とコスパに優れたキヤノンRFマウントの標準ズームレンズです。望遠端を50mmに抑えることで、フルサイズ対応のカメラレンズながら全長約58mm、重さ約210gと小型軽量。加えて、価格が安いので、フルサイズミラーレス初心者の方にもおすすめです。
カメラ側の画像処理を活用することで、コンパクトながら画面全域で高画質が得られるのもポイント。カメラレンズ単体で4.5段、対応カメラとの協調で最高7段の手ブレ補正が可能な「IS」も備えており、暗いシーンでも手持ちでシャープに撮影できます。
滑らかなAF駆動が可能なキヤノン独自設計のステッピングモーター「リードスクリュータイプSTM」を搭載しているのも魅力。Vlogなどの動画撮影にも活躍します。
キヤノン(Canon) RF24-105mm F4 L IS USM
高画質と機動性を両立したキヤノンRFマウントの標準ズームレンズです。プロからも評価の高い「Lレンズ」の1本で、約4.3倍の高倍率と開放F4通しを達成しながら、重さ約700g、全長107.3mmと軽量コンパクト。撮影時に長距離を移動する方にもおすすめです。
RFマウント用のLレンズとして初めて「ナノUSM」を採用しているのもポイント。静止画撮影時の高速AFと動画撮影時の滑らかなAF駆動を併せ持っているため、写真と動画の両方を手掛けるハイブリッドクリエイターに人気です。
アウトドアシーンでも気兼ねなく撮影に没頭できる「防塵・防滴構造」を採用しているのも魅力。また、カメラレンズ内に最高5段分の手ブレ補正効果が得られる「IS」も備えており、薄暗い室内や夜景も手持ちで安定した写りの撮影が可能です。
キヤノン(Canon) EF24-70mm F2.8L II USM
描写力を追求したキヤノンEFマウントの大口径標準ズームレンズです。Lレンズのなかでも最上級の1本で、約2.9倍のズーム全域で開放F2.8通しを実現。暗所でも単焦点レンズに匹敵する明るさが得られるので、ナイトスナップや夜景ポートレートの撮影にもおすすめです。
9枚羽根の円形絞りを採用しているのも魅力。開放F値付近では円形に近いきれいなボケ味が堪能できます。また、特殊な補正レンズも贅沢に使用。画面周辺部で目立つ歪曲や、輪郭部に現れる色にじみが効果的に抑えられています。
優れた堅牢性と耐候性を備えているのもポイント。防塵・防滴構造に加えて、カメラレンズの前玉には撥水・撥油性の高い「フッ素コーティング」が施されています。表面に水滴や汚れが付着した場合でも、クリーニングクロスで簡単に除去可能です。
キヤノンのカメラレンズおすすめ|広角ズームレンズ
キヤノン(Canon) RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM
多彩な広角撮影が手軽に楽しめるキヤノンRFマウントの超広角ズームレンズです。スナップ撮影で使いやすい広角30mmから、広大な風景をダイナミックに表現できる超広角15mmまで1本で対応。価格が手頃なので、入門用の広角レンズとしてもおすすめです。
重さ約390g、全長88.4mmと軽量コンパクトで軽快に持ち歩けるのもポイント。レンズ単体で5.5段、対応カメラとの協調で最高7段の手ブレ補正が可能な「IS」も内蔵しているため、三脚が使えない観光地で手持ち撮影する場合にも重宝します。
ハーフマクロ撮影が可能なのも魅力。広角端15mmでMF(マニュアルフォーカス)に設定すると、レンズ先端から最短約2cmまで接近した状態で、被写体を実寸の半分で撮影可能です。自然の草花を拡大撮影する場合などに適しています。
キヤノン(Canon) RF14-35mm F4 L IS USM
広大な画角と遠近感の誇張効果が堪能できる、キヤノンRFマウントの超広角ズームレンズです。Lレンズの1本で、一般的な広角ズームよりも画角がさらに広い超広角14mmをカバー。肉眼を超えたダイナミックな表現を作品に活用したい方におすすめです。
ズーム全域で高画質を担保しながら、全長約99.8mm、重さ約540gと小型・軽量設計を両立しているのもポイント。加えて、2種類の特殊な反射防止コーティングも施されているため、逆光のシーンでもフレアやゴーストを抑えてクリアに描写できます。
レンズ単体で5.5段、対応カメラとの協調で最高7段の手ブレ補正効果が得られる「IS」も便利。開放F4通しの明るさと組み合わせれば、夜景や星空の撮影にも活躍可能です。「防塵・防滴構造」や「ナノUSM」も搭載。野外での動画撮影にも重宝します。
キヤノン(Canon) EF11-24mm F4L USM
キヤノンEFマウントの大口径超広角ズームレンズです。フルサイズ一眼レフ用の広角ズームとして世界最広角となる焦点距離11mmを広角端に採用。人間の視覚とはかけ離れた描写が得られるので、新しい写真表現に挑戦したい方にもおすすめです。
同じく焦点距離の短い魚眼レンズと違って、広角端11mmでも画面周辺部まで歪曲が補正されるのもポイント。色にじみや表面反射による画質劣化もしっかり抑えられているため、寺院など歴史ある建築物の内部も高品位を保ったまま記録できます。
望遠端24mmでレンズ先端から約10cmまで被写体に接近できるのも魅力。背景を広く取り込んだ近接撮影も楽しめます。防塵・防滴構造とフッ素コーティングも採用。開放F4通しと明るく、夜景や星空の撮影にも活用可能です。
キヤノンのカメラレンズおすすめ|望遠ズームレンズ
キヤノン(Canon) RF100-400mm F5.6-8 IS USM
幅広い望遠域の撮影が手軽に楽しめる、キヤノンRFマウントの超望遠ズームレンズです。ズーム比が4倍と高倍率ながら、重さ約635g、全長約164.7mmと軽量コンパクト。小型のカメラバッグにも収納可能なので、入門用の望遠レンズとしてもおすすめです。
キヤノン独自開発の特殊な補正レンズ「UDレンズ」を採用しているのもポイント。手頃な価格ながら小型ボディと色にじみの除去を両立しているため、遠くの被写体も高画質に撮影可能です。また、手ブレ補正機構も搭載しています。
別売りのテレコンバーターで望遠域をさらに拡張できるのも魅力。2倍のテレコンバーターを装着した場合は最長800mmの超望遠レンズになるため、飛行機や野鳥の撮影にも活用可能です。
キヤノン(Canon) RF70-200mm F4 L IS USM
標準ズーム感覚で使えるキヤノンRFマウントの望遠ズームレンズです。全長が変わるズームタイプを採用することで、広角時は約119mmまで小型化が可能。携帯性に優れているので、スナップや風景の撮影で望遠レンズを活用したい方にもおすすめです。
ズーム全域で開放F4通しなのもポイント。レンズ単体で5段、対応カメラとの協調で7.5段の手ブレ補正が可能な「IS」と組み合わせることで、暗いシーンを撮影する場合でも手持ちのままでシャープな仕上がりが得られます。
4枚のUDレンズを採用しており、全焦点域でLレンズならではの高画質を実現しているのも魅力。アウトドア撮影に役立つ「防塵・防滴構造」や、動画撮影時に滑らかなAF駆動が可能な「ナノUSM」も備えています。
キヤノン(Canon) EF70-300mm F4-5.6 IS II USM
高速AFで望遠撮影が楽しめるキヤノンEFマウントの望遠ズームレンズです。EOS Kiss X10などのAPS-C一眼レフでは112〜480mm相当の画角をカバーする超望遠ズームレンズとしても使用可能。運動会やスポーツ大会を撮影したい方にもおすすめです。
キヤノンの一眼レフ用レンズとしては珍しく、「ナノUSM」を搭載しているのもポイント。高速AFで動く被写体を逃さず捕捉できるほか、動画撮影時は静かで滑らかなAF駆動が可能なため、動画も一緒に記録する場合に重宝します。
フルサイズ一眼レフ対応ながら、重さ約710g、全長145.5mmと軽量コンパクトなのも魅力。手ブレ補正機構を備えているので、手持ちでも安定した写りで動く被写体の撮影が可能です。
キヤノンのカメラレンズおすすめ|単焦点レンズ
キヤノン(Canon) RF50mm F1.8 STM
優れた携帯性とコスパを兼ね備えたキヤノンRFマウントの大口径標準単焦点レンズです。EFマウントで初心者にも人気だった名レンズをRFマウント用にリニューアル。重さ約160g、全長約40.5mmと小型・軽量で、価格も安いので、初めての単焦点レンズとしてもおすすめです。
普段の視野に近い画角を切り取れる焦点距離50mmを採用しているのもポイント。スナップ・風景・ポートレートなど、多彩なジャンルの撮影に広く活躍可能です。加えて、開放F1.8と明るく、大きなボケを取り入れた表現も手軽に楽しめます。
被写体を実寸の1/4で撮影できるクォーターマクロ撮影が可能なのも魅力。接写性能も高く、レンズ先端から約24cmまで被写体に接近した状態でAFが使えるため、料理・花・雑貨などのテーブルフォト撮影にも重宝します。
キヤノン(Canon) RF24mm F1.8 MACRO IS STM
ワイドマクロ撮影も楽しめるキヤノンRFマウントの大口径広角単焦点レンズです。レンズ先端から約6cmまで被写体に接近した状態でハーフマクロ撮影が可能。店舗やレストランの雰囲気を伝えるため、背景を広く取り入れつつ料理や雑貨を撮影する場合にも重宝します。
広角域では汎用性の高い焦点距離24mmを採用しているのもポイント。両目で見渡す範囲よりも若干広い画角で撮影可能です。また、開放F1.8の明るさで夜間でも鮮明に撮影できるので、夜景・星空・花火などの撮影に使う入門レンズとしてもおすすめです。
重さ約270g、全長約63.1mmと軽量コンパクトで持ち運びやすいのも魅力。レンズ単体で5段、対応カメラとの協調で最高6.5段分の手ブレ補正効果が得られる「IS」も搭載しています。
キヤノン(Canon) RF85mm F2 MACRO IS STM
ポートレート入門用としても人気のキヤノンRFマウントの中望遠単焦点レンズです。人間が対象物を凝視したときに近い画角が得られる焦点距離85mmを採用。また、被写体に圧迫感を与えず適度な撮影距離を保てるので、子供やペットの撮影はもちろん、モデルの個撮にもおすすめです。
開放F2の明るさを生かした大きなボケが手軽に楽しめるのもポイント。レンズ単体で5段、対応カメラとの協調で最高8段の手ブレ補正効果が得られる「IS」と組み合わせれば、夜景を背景にしたポートレート撮影も手持ちで楽しめます。
接写性能も優秀。レンズ先端から約24cmまで被写体に接近した状態でハーフマクロ撮影も可能なため、花や小物のクローズアップ撮影にも重宝します。
キヤノン(Canon) RF600mm F11 IS STM
超望遠撮影が軽快に楽しめるキヤノンRFマウントの超望遠単焦点レンズです。開放F11の固定絞り構造などを採用することで、600mmの超望遠域をカバーしながら約930gの軽量ボディを実現。手軽に超望遠の魅力が味わえるので、野鳥・飛行機撮影用の入門レンズとしてもおすすめです。
鏡筒を伸縮できる沈胴構造を採用しているのもポイント。撮影時のみ鏡筒を伸ばして使用する形のため、移動時は長さ269.5mmまでコンパクトに収納可能です。野鳥を探して野山を長時間歩き回る場合にも重宝します。
最高5段分の手ブレ補正効果が得られる「IS」を内蔵しているのも魅力。ある程度の光量を確保できる場所なら手持ちでも超望遠撮影が楽しめます。加えて、別売りのテレコンバーターにも対応。最長1200mmまで拡張可能です。
キヤノンのカメラレンズの売れ筋ランキングをチェック
キヤノンのカメラレンズのランキングをチェックしたい方はこちら。
一眼レフ用とミラーレス一眼用の両方で、豊富なラインナップのカメラレンズを提供しているのがキヤノンの魅力。初心者に人気のコスパ重視のモデルから、プロも愛用している高級なLレンズまであり、目的や予算に合ったモノを簡単に見つけられます。ぜひキヤノンのカメラレンズを入手して、新しいジャンルの被写体や表現に挑戦してみてください。