「広角レンズ」は、広角域での撮影表現に特化したカメラレンズです。カメラに付属する標準ズームよりも広い範囲をダイナミックな描写で記録できるため、風景撮影はもちろん、スナップ・星空・建物内などの撮影でも重宝します。
初心者向けに広角レンズの特徴や選び方も詳しく解説するので、初めての広角レンズを選ぶ際の参考としても役立ててみてください。
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広角レンズの特徴とは?
一般的に広角レンズとは、フルサイズ換算で焦点距離35mm以下の画角を採用するカメラレンズのことです。50mm前後の標準レンズよりも写る範囲が広く、より広範囲を画面内に収められるのが特徴。広大な風景や巨大な建築物などの撮影で重宝します。
遠近感が誇張されて表現されるのも広角レンズのポイント。焦点距離が短くなるほど、遠くのモノは小さく写ります。風景の撮影で奥行きをダイナミックに表現したい場合にも有効です。
画面の手前から奥まで広範囲にピントを合わせやすいのも広角レンズの魅力。旅行ガイドブックに載る観光地の風景写真のように、画面全体をシャープに写す風景表現も手軽に楽しめます。
広角レンズを活かす撮影方法は?
広角レンズでは撮影対象である被写体に近づくほど遠近感が誇張されます。接近によって画面の手前と奥とのサイズ比が広がることで、空間の奥行きをよりダイナミックに演出可能です。
また、近接距離で広角レンズを使用すると、被写体を大きく見せつつ、背景を広く取り込めます。撮影シーンの状況や様子を画像の鑑賞者にわかりやすく伝えたい場合にも好適です。さらに、パンフォーカス撮影でも、広角レンズならではの表現を楽しめます。
広角レンズのおすすめの撮影シーンは?
広角レンズで最も人気の撮影シーンが風景。肉眼の視野以上に広い範囲を記録できるため、絶景の撮影にもよく使われています。また、広大な星空を地上の風景と一緒に写す場合も画面の収まりが良いので、星景撮影にもおすすめです。
室内の撮影にも広角レンズは活躍。スペースが狭く、後ろに下がるのが難しい状況でも、手軽に部屋全体の様子を記録可能です。遠近感の誇張効果を生かせば、部屋を実際よりも広く見せられるため、イベント会場の撮影にも多用されています。
広角レンズはテーブルフォト撮影にもおすすめ。主題の料理などを大きく見せつつ、背景となるリビングや店内の様子を広く見せられます。後で思い出しやすいように、旅行先で訪れたカフェやレストランの雰囲気を記録しておきたい場合にも有効です。
広角レンズの選び方
マウントをチェック
広角レンズを選ぶ際は、対応するマウント規格が重要になります。マウントとは、カメラ本体とレンズが触れる接合部分のこと。カメラのメーカーごとに異なる独自設計のマウントが採用されています。カメラ側とレンズ側とで採用マウントの規格が一致しないと、装着や使用ができないので気を付けましょう。
同じメーカーの広角レンズでも、一眼レフ用とミラーレス用とで異なるマウント規格が採用されている点にも注意が必要。マウントアダプターという機器を使えば、間接的に装着できることもありますが、機能が制限される場合があります。ミラーレスカメラには、専用設計の広角レンズを用意するのがおすすめです。
センサーサイズをチェック
対応するイメージセンサーのサイズも、広角レンズ選びで気を付けたいポイントです。ミラーレスカメラで採用されるセンサーサイズは、面積の小さいモノから順にマイクロフォーサーズ(MFT)・APS-C・フルサイズの主に3種類があります。
使用カメラと同じセンサーサイズに対応する広角レンズを選ぶのがおすすめ。同じマウントを採用していても、APS-Cなどの小型カメラにフルサイズ用レンズを装着すると、全体の重量バランスや携帯性が低下しやすくなります。
APS-C用の広角レンズをフルサイズカメラで使用する場合は特に注意。画面の周辺部に濃い影ができたり、記録画素数が大幅に落ちたりします。カメラの画質を最大限に引き出したい場合は、必ず同じ対応センサーサイズのモノを使いましょう。
焦点距離をチェック
広角レンズはフルサイズ換算で焦点距離35mm以下の画角を採用。35mm程度のモノは、標準レンズより少し広い範囲を自然な遠近感で切り取れます。普段の見え方に近く、スナップ・ポートレート・テーブルフォトなどの撮影におすすめです。
焦点距離20mm以下のモノは超広角レンズに分類されます。肉眼の視野を遥かに超える広範囲を、誇張した遠近感で演出可能。広大な風景や夜景はもちろん、建築物や星空の作品撮りにもおすすめです。最近は、Vlogなどの動画撮影にも活用されています。
広角レンズのおすすめ|初心者・中級者向け
ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
動画撮影でも活躍する、ZマウントAPS-C対応の電動超広角ズームレンズです。35mm換算で18〜42mm相当の画角を採用。風景撮影はもちろん、自撮りでも顔と背景を程よいサイズ感で写せるため、Vlogなどの動画作成に使いたい方にもおすすめの広角レンズです。
動画と相性のよい電動ズーム機構の内蔵も本広角レンズの特徴。手動では難しいなめらかな定速ズーミングが、カメラと連携したスマホや別売りリモコンからも操作可能です。ズーム速度は11段階から選べるので、目的に応じて使い分けられます。
重さ約205g、全長約63.5mmと小型軽量のため、APS-Cの小型ミラーレスに程よくフィット。広角レンズの鏡筒には、任意の機能を割り当てられる便利な「コントロールリング」も備えられています。最短19cmまで近づく接写表現も可能です。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
ZマウントAPS-C対応の単焦点レンズです。換算画角は36mm相当で、遠近感など描写の癖が少なく、幅広いシーンで活用可能。初心者でも扱いやすく、価格も手頃なので、単焦点に挑戦したい方にもおすすめの広角レンズです。
開放値F1.7と明るく設計されているのもポイント。光量の少ないシーンでも手持ちでシャープに記録しやすいほか、ボケを活かした表現も手軽に楽しめます。また、広角レンズの先端から約12cmまで接近できるため、テーブルフォト撮影にも有効です。
ステッピングモーターの採用も特徴。AF時の駆動音が静かなうえ、ピント変更時の画角ずれも抑えられているので、動画撮影にも好適です。重さ約135g、全長約40mmと軽量コンパクトなのも本広角レンズの魅力。街歩きや旅行でも重宝します。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G
充実した動画撮影機能を持つ、EマウントAPS-C対応の電動超広角ズームレンズです。換算15〜30mm相当のズーム全域で開放値F4通しの明るさを実現。ズーミングしても暗くなりにくいのがメリットです。
電動ズーム機構も便利。無段階変速タイプのズームレバーによって、速度を一定に保った低速ズームなどの高度な操作を初心者でも手軽にできます。ズーミングでレンズの全長が55mmから変わらないのもポイント。約178gと軽く、ジンバルとの相性も良好なので、本格的なVlog撮影にもおすすめの広角レンズです。
上質な描写がリーズナブルな価格で楽しめるのも本広角レンズの魅力。上位シリーズ「Gレンズ」ならではの美しいボケ味も楽しめます。最短撮影距離がAF時で20cm、MF時で13cmと短いのも特徴。卓上に置いた料理や雑貨などの動画撮影でも活躍します。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) FE 24mm F2.8 G SEL24F28G
多彩なシーンで活躍する、Eマウントフルサイズ対応の広角単焦点レンズです。広角24mmを採用。開放値F値をF2.8に抑えるほか、小型軽量ボディを実現しています。気軽に使える高画質な広角レンズを探している方にもおすすめです。
Gレンズならではの優れた描写力もポイント。7枚羽根の円形絞りが作り出す自然で美しいボケ味を楽しめます。本広角レンズは、近接撮影性能も優秀。AF時は最短で24cm、MF時は18cmの位置まで被写体に近づけるため、テーブルフォト撮影でも重宝します。
重さ約162g、全長45mmと軽量コンパクトなのも特徴。静かなAFや、絞りリングなどの動画撮影に役立つ機能も充実しています。ジンバルに装着したままでもスムーズにレンズ交換が可能です。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) FE 28mm F2 SEL28F20
さまざまな広角表現を楽しめる、Eマウントフルサイズ対応の広角単焦点レンズです。両目で見渡したときの視野に近い広角28mmを採用。フルサイズ用ながら価格が手頃なので、入門用の広角レンズとしてもおすすめです。
開放値F2と明るく設計されているのもポイント。室内や夜の街など、光量の少ないシーンでも鮮明でシャープな画像を撮りやすいため、夜景撮影にも有効です。重さ約200g、全長60mmと軽量コンパクトな広角レンズなので、散歩中のスナップ撮影でも重宝します。
2種類の専用コンバーターレンズが用意されているのも魅力。先端に装着することで、肉眼を超えた21mm相当の超広角撮影や、非現実的な描写の魚眼撮影が可能になります。さまざまな広角表現を手軽に試したい場合にも好適です。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary
APS-Cミラーレス向けに設計された、コスパ良好の大口径超広角ズームレンズです。35mm換算で15〜27mm相当のズーム全域で、開放値F2.8通しの明るさを実現。優れた描写力を得られる大口径の広角レンズとしては、手頃な価格で入手できます。
明るい広角ズームながら、重さ260g、全長62mmと軽量コンパクトなのも特徴。旅行などにも持ち歩きやすく、ジンバルとの組み合わせにもおすすめです。広角レンズの小型化に寄与する新型のプッシュオン式花形フードも便利。押し込むだけで簡単に装着できます。
ピント位置を移動する際の画角変動が少ないのもポイント。AF駆動音も静かなので、動画撮影でも活躍します。対応マウントをライカL・ソニーE・キヤノンRF・富士フイルムXの4種類から選択可能です。
▼撮影イメージ
オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II
マイクロフォーサーズ専用に作られた、エントリーモデルの超広角ズームレンズです。35mm換算で超広角18〜36mm相当の画角をカバー。多彩な広角表現を手頃な価格で楽しめるので、広角レンズを初めて購入する初心者にもおすすめです。
重さ154g、全長49.3mmと小型軽量で携帯性に優れているのもポイント。撮影後に鏡筒を小さく縮められる「沈胴機構」を採用しており、上着のポケットにも簡単に収納が可能です。広角レンズを気軽に持ち歩けるため、街歩きや旅行のお供としても重宝します。
「ライブND」によるスローシャッター表現や「ライブコンポジット」による星の軌跡撮影などを手軽に楽しめます。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM RF15-30ISSTM
多彩な広角表現を手軽に楽しめる、RFマウントフルサイズ対応の超広角ズームレンズです。普段の見え方に近い広角30mmから、ダイナミックな描写を楽しめる超広角15mmまで対応。価格が手頃なので、フルサイズ初心者にもおすすめの広角レンズです。
重さ約390g、全長約88.4mmと、軽量コンパクトで携帯しやすいのもポイント。また、広角レンズ単体でも、シャッター速度換算で5.5段分の手ブレ補正効果が有効になるので、薄暗い室内や三脚の使用が禁止された観光地でも重宝します。
広角端15mmでピント操作をMFに設定すると、センサー面から最短12.8cmまで被写体に近づけるのも便利。本広角レンズは、実寸の半分まで大きく写せるハーフマクロ撮影にも対応するため、背景を広く取り込みつつ、花や料理などをアップで描写可能です。
▼撮影イメージ
広角レンズのおすすめ|上級者向け
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
高画素機にも対応できる、Zマウントフルサイズ対応の超広角ズームレンズです。超広角14〜広角30mmのズーム全域で、開放値F4通しの明るさを実現しています。約485gと軽量なうえ、沈胴構造により全長約85mmとコンパクトになるため、手軽に持ち歩けます。
高級シリーズ「S-Line」ならではの上質な描写も本広角レンズの魅力。優れた逆光耐性を発揮する「ナノクリスタルコート」も施されています。加えて、点像再現性が高いのもポイント。画面周辺部でも、星や街灯などの点光源を点のまま美しく写せるので、夜景や星空の撮影にもおすすめです。
超広角レンズながら、先端に口径82mmのレンズフィルターを取り付けられるのも便利。ソフトや光害カットなどのフィルターが使えるため、星景撮影にも好適です。防塵・防滴に配慮した設計や、防汚効果のあるフッ素コートも採用されています。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
暗いシーンでも高画質が得られる、Zマウントフルサイズ対応の大口径超広角単焦点レンズです。星座を撮影しやすい超広角20mmを採用。加えて、本広角レンズは、S-Lineの描写力と開放値F1.8の明るさも兼ね備えています。
ハイレベルな点像再現性もポイント。絞り開放でも点光源を点のまま再現しやすいのが魅力です。大口径の超広角レンズながら、重さ約505g、全長約108.5mmと軽量コンパクトです。
AF駆動機構に「マルチフォーカス方式」を採用しているのも特徴。最短20cmの近接距離から無限遠まで、撮影距離に関係なく高い解像力を得られます。日中の風景撮影はもちろん、背景を広く取り入れた花の接写でも有用です。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
Zマウントフルサイズ対応の大口径超広角ズームレンズです。重さ約650gで、大口径の描写を手軽に楽しめます。
超広角14〜広角24mmのズーム全域で、開放値F2.8の明るさが得られるのも魅力。絞り開放から高い点像再現性も実現しているので、星景や夜景の撮影にもおすすめです。また、優れた逆光耐性を発揮する「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」も採用。日中の逆光下でもクリアな描写で撮影可能です。
付属のレンズフードを使うことで、超広角レンズながら先端に口径112mmのレンズフィルターを取り付けられるのもポイント。さらに、レンズ後部にはシートタイプのフィルターも装着可能です。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) FE PZ 16-35mm F4 G SELP1635G
動画撮影に特化した、Eマウントフルサイズ対応の電動ズームレンズです。ズーム群駆動機構にXDリニアモーターを採用することで、応答性に優れた電動ズーム制御を実現。無段階変速タイプのズームレバーで、定速スローズームも手軽に使えるため、映像制作用の広角レンズとしてもおすすめです。
動画撮影とも相性のよい画角をカバーしているのも特徴。超広角16〜35mmのズーム全域で開放値F4通しと明るいので、暗いシーンの撮影でも有用です。加えて、Gレンズならではの上質で美しいボケ味も堪能できます。
重さ約353g、全長約88.1mmと機動性が高いのも魅力。ズームで広角レンズの全長が変わらないため、ジンバル搭載時も安定します。また、絞りリングを備えているので、動画撮影に好適。クリック音を消せるので、録画中も静かにF値の調節が可能です。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2
静止画と動画の両方で活躍する、Eマウントフルサイズ対応の大口径ズームレンズ。小型軽量化されているのが特徴です。重量は約547g、全長は111.5mmなので、携帯性が良好かつ、取り回しがしやすい仕様。画質と機動力を両立したい方にもおすすめです。
ゴースト・フレアの低減に役立つ「ナノARコーティングII」を採用することで、上質な描写を堪能できます。最高約30コマ/秒の高速連写に対応できるのも特徴。鉄道などの動体撮影でも、高速連写機の性能を引き出せます。加えて、動画向けの機能も充実。撮影中にズーミングしても重心が変わりにくい設計です。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary
大口径の描写を手軽に楽しめる、フルサイズミラーレス対応の超広角ズームレンズです。超広角16〜28mmのズーム全域で、開放値F2.8通しの明るさを実現しながら価格がリーズナブル。コスパの高い大口径ズームを探している方におすすめです。
広角レンズの先端に口径72mmのレンズフィルターを装着できるのも特徴。PLやNDなどのフィルターを装着可能です。また、カメラ側の光学補正機能を計算に入れた光学設計を採用することで、小型化と高い光学性能を実現しています。
重さ450g、全長100.6mmと持ち運びやすいのも魅力。素材の適所にはアルミに近い熱収縮率を保つポリカーボネート素材「TSC」が使われており、温度変化の激しい環境でも安定した性能を発揮可能です。なお、本広角レンズの対応マウントは、ライカLとソニーEの2種類が用意されています。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 14-24mm F2.8 DG DN | Art
フルサイズミラーレス用に最適化して設計された大口径超広角ズームレンズ。14〜24mmのズーム全域で、開放値F2.8通しの明るさを維持可能です。
優れた逆光耐性を持つ「ナノポーラスコーティング」も搭載しているため、逆光を活かした構図も積極的に採用できます。
リアフィルターホルダーを備えているのも魅力。レンズ後部にシートタイプのリアフィルターなどを装着できるため、星景撮影でも重宝します。重さは795g、でLマウントの全長は131mm。対応マウントは、ライカLとソニーEの2種類から選択可能です。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 14mm F1.4 DG DN | Art
星景撮影に特化して開発された、フルサイズミラーレス対応の超広角単焦点レンズです。天の川も広範囲に収められる超広角14mmで、開放値F1.4が使用可能。星をしっかり止めて高画質で記録したい場合におすすめです。
前方部に設けられた段差も星景撮影に便利。結露防止用のレンズヒーターを取り付けても干渉しにくいため、撮影中にケラレが発生するのを防止可能です。また、ピント位置を固定できる「MFLスイッチ」も備えており、合焦後に誤操作でピントがずれるのを防げます。
星空の撮影表現で活躍するリアフィルターホルダーも採用。付属レンズキャップにはフィルタースロットが搭載されているので、撮影に使うシートフィルターを手軽に持ち運べます。本広角レンズは、ライカLとソニーEのユーザーが対象です。
▼撮影イメージ
オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
プロ仕様の大口径超広角ズームレンズです。35mm換算で超広角14〜広角28mm相当の画角をカバーしており、ズーム全域で開放値F2.8通しを実現。暗いシーンでもPROレンズを代表する高画質を得られるため、夜景や星空の撮影にもおすすめの広角レンズです。
点像再現性が高いのもポイント。画面周辺部でも星や街灯などの点光源を点のまま美しく描写可能です。加えて、広角レンズの先端から約7.5cmまで被写体に接近できるのも便利。花や昆虫のネイチャー撮影では、大口径のボケ味と広角域の背景描写を組み合わせた表現も楽しめます。
重さ534g、全長105.8mmと携帯性に優れているのも魅力。ハイレベルな防塵・防滴・耐低温性能も備えており、過酷なアウトドアでも気兼ねなく使えます。別売りの防水レンズポートを装着すれば、本格的な水中撮影にも活用可能です。
▼撮影イメージ
オーエムシステム(OM SYSTEM) M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
高倍率広角ズームレンズです。35mm換算で超広角16mmから、主題に迫れる標準50mmまでの幅広い画角をカバー。ズーム全域で開放値F4通しの明るさも得られるので、旅行先での風景やスナップなどの撮影にもおすすめの広角レンズです。
高解像が堪能できるのもポイント。フレアやゴーストの発生が気になりにくい優れた逆光耐性も備えています。ズーム全域で最短撮影距離が23cmと短いのも魅力。ハーフマクロに迫る最大0.42倍相当の表現も可能なので、花や昆虫などのネイチャー撮影でも活躍します。
重さ411g、全長88.5mmと携帯性も良好。IP53の防塵・防滴構造と、-10℃でも動作可能な耐低温性能に加えて、防汚効果のあるフッ素コーティングも採用されており、アウトドアでも気兼ねなく活用できます。なお、本広角レンズの先端には、口径72mmのレンズフィルターを装着可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF14-35mm F4 L IS USM RF14354LIS
ワンランク上の画質が得られる、RFマウントフルサイズ対応の超広角ズームレンズです。超広角14〜準広角35mmの全域で開放値F4通しを実現。高級シリーズ「Lレンズ」の1本として、優れた描写力と堅牢性も備えているおすすめの広角レンズです。
一眼レフ用から2mmの広角化を達成しながら、重さ約540g、全長約99.8mmと携帯しやすいサイズ感なのも特徴。フレアやゴーストを低減する2種類の特殊コーティングが施されており、逆光のシーンでもクリアな画像が撮影できます。
広角レンズ単体で、5.5段分の手ブレ補正を内蔵しているのも便利。加えて、対応カメラとの協調で最大7段の補正効果を発揮できるため、暗所撮影でも三脚への依存度を減らせます。防塵・防滴構造も備えており、悪天候下での撮影でも活躍します。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF15-35mm F2.8 L IS USM RF15-3528LIS
フルサイズ対応の大口径超広角ズームレンズです。開放値F2.8の明るさで記録できるため、撮影領域を広げられます。
高画質が得られるのも特徴。特殊な補正レンズを使うことで、ズーム全域で優れた描写を実現しています。また、反射を低減する2種類のコーティングも採用。逆光を活かした構図を積極的に採用したい方にもおすすめです。
強力な手ブレ補正機構の搭載もポイント。広角レンズとカメラ本体との協調で、最大5段分の補正効果を発揮できるので、暗いシーンでも手持ち撮影が行いやすくなります。さらに、「ナノUSM」によって高速AFも実現。動画撮影でも重宝します。
▼撮影イメージ
広角レンズを活用すれば、キットズームでは収まりきらなかった広い風景でも撮影可能です。また、遠近感の誇張を活かしたダイナミックな表現や、画面全体にピントを合わせたパンフォーカス表現も楽しめます。ぜひ気になった広角レンズを使いこなして、新鮮な視点で風景や星空など新しい撮影ジャンルに挑戦してみてください。