「広角レンズ」は、広角域での撮影表現に特化したカメラレンズです。カメラに付属する標準ズームよりも広い範囲をダイナミックな描写で記録できるため、風景撮影はもちろん、スナップ・星空・建物内などの撮影でも重宝します。
初心者向けに広角レンズの特徴や選び方も詳しく解説するので、初めての広角レンズを選ぶ際の参考としても役立ててみてください。
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広角レンズの特徴
広範囲の撮影が可能
広角レンズとは、フルサイズ換算でおよそ焦点距離35mm以下に相当する画角を採用するカメラレンズのこと。人間が普段見ている視野に近いといわれる50mm前後の標準レンズと比べて写る範囲が広く、より広範囲を画面内に収められます。
広大な風景や巨大な建築物などを画面一杯に記録するのに、広角レンズはぴったり。カメラに付属するキットズームレンズの広角側よりも広範囲を写せるモノも多く存在するので、「もっと広い画面で撮りたい」というニーズを持つ方におすすめです。
遠近感を強調できる
広角レンズでは遠近感が誇張して表現されます。遠近感とは、近くのモノと遠くのモノとの見え方の違いのこと。広角レンズのように焦点距離が短いレンズほど、近くのモノは肉眼で見る場合よりも大きく、遠くのモノは実際よりも小さく写ります。
遠近感の誇張効果を活かした表現が得意なのも広角レンズの特徴。被写体に接近することで手前から背景まで空間の奥行きをダイナミックに演出できます。また、撮影位置を調整すれば、靴や瓶から人が出るように見えるトリック写真も撮影可能です。
ピントの合う範囲が広い
広範囲に合焦させた画像が撮影しやすいのも広角レンズの特徴。ピントが合ったように見える範囲(被写界深度)が標準レンズや望遠レンズよりも深いため、同じF値を使って撮影する場合でもより広範囲をシャープに記録できます。
広角レンズの深い被写界深度はスナップや風景などの撮影に有効。適切な撮影位置でF値を絞れば、手前から奥まで画面全体がシャープに写る「パンフォーカス撮影」が手軽に楽しめます。滞在先の様子を明瞭に見せたい観光写真にもおすすめです。
広角レンズを活かす撮影方法は?
広角レンズでは撮影対象である被写体に近づくほど遠近感が誇張されます。接近によって画面の手前と奥とのサイズ比が広がることで、空間の奥行きをよりダイナミックに演出可能です。
また、近接距離で広角レンズを使用すると、被写体を大きく見せつつ、背景を広く取り込めます。撮影シーンの状況や様子を画像の鑑賞者にわかりやすく伝えたい場合にも好適です。さらに、パンフォーカス撮影でも、広角レンズならではの表現を楽しめます。
広角レンズのおすすめの撮影シーンは?
広角レンズで最も人気の撮影シーンが風景。肉眼の視野以上に広い範囲を記録できるため、絶景の撮影にもよく使われています。また、広大な星空を地上の風景と一緒に写す場合も画面の収まりがよいので、星景撮影にもおすすめです。
室内の撮影にも広角レンズは活躍。スペースが狭く、後ろに下がるのが難しい状況でも、手軽に部屋全体の様子を記録可能です。遠近感の誇張効果を生かせば、部屋を実際よりも広く見せられるため、イベント会場の撮影にも多用されています。
広角レンズはテーブルフォト撮影にもおすすめ。主題の料理などを大きく見せつつ、背景となるリビングや店内の様子を広く見せられます。後で思い出しやすいように、旅行先で訪れたカフェやレストランの雰囲気を記録しておきたい場合にも有効です。
広角レンズの選び方
マウントをチェック
広角レンズを選ぶ際は、対応するマウント規格が重要になります。マウントとは、カメラ本体とレンズが触れる接合部分のこと。カメラのメーカーごとに異なる独自設計のマウントが採用されています。カメラ側とレンズ側とで採用マウントの規格が一致しないと、装着や使用ができないので気を付けましょう。
同じメーカーの広角レンズでも、一眼レフ用とミラーレス用とで異なるマウント規格が採用されている点にも注意が必要。マウントアダプターという機器を使えば、間接的に装着できることもありますが、機能が制限される場合があります。ミラーレスカメラには、専用設計の広角レンズを用意するのがおすすめです。
センサーサイズをチェック
対応するイメージセンサーのサイズも、広角レンズ選びで気を付けたいポイントです。ミラーレスカメラで採用されるセンサーサイズは、面積の小さいモノから順にマイクロフォーサーズ(MFT)・APS-C・フルサイズの主に3種類があります。
使用カメラと同じセンサーサイズに対応する広角レンズを選ぶのがおすすめ。同じマウントを採用していても、APS-Cなどの小型カメラにフルサイズ用レンズを装着すると、全体の重量バランスや携帯性が低下しやすくなります。
APS-C用の広角レンズをフルサイズカメラで使用する場合は特に注意。画面の周辺部に濃い影ができたり、記録画素数が大幅に落ちたりします。カメラの画質を最大限に引き出したい場合は、必ず同じ対応センサーサイズのモノを使いましょう。
焦点距離をチェック
広角レンズはフルサイズ換算で焦点距離35mm以下の画角を採用。35mm程度のモノは、標準レンズより少し広い範囲を自然な遠近感で切り取れます。普段の見え方に近く、スナップ・ポートレート・テーブルフォトなどの撮影におすすめです。
焦点距離20mm以下のモノは超広角レンズに分類されます。肉眼の視野を遥かに超える広範囲を、誇張した遠近感で演出可能。広大な風景や夜景はもちろん、建築物や星空の作品撮りにもおすすめです。最近は、Vlogなどの動画撮影にも活用されています。
広角レンズのおすすめ|初心者・中級者向け
シグマ(SIGMA) 10-18mm F2.8 DC DN | Contemporary
コスパと扱いやすさで人気のあるAPS-Cミラーレス用の大口径超広角ズームレンズです。開放F2.8の明るさを実現しながら、価格がリーズナブルなのが特徴。初心者が使う初めての広角レンズとしてもおすすめです。
大口径の広角レンズながら、重さ260g、全長62mmと軽量コンパクト。加えて、全体の小型化にも役立つ新設計の「プッシュオン式花形フード」を採用しているのもポイントです。普段の散歩撮影やVlog撮影にも重宝します。
最短撮影距離が11.6cmと短く、被写体の寸前まで近付けるのも魅力。背景を広く取り込む広角レンズならではの接写表現が楽しめます。なお、本製品はキヤノンRFマウントを採用していますが、ソニーEや富士フイルムXに対応するモノも選択可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF35mm F1.8 MACRO IS STM RF3518MISSTM
多彩な表現が楽しめるキヤノンRF用の大口径準広角単焦点レンズです。眼前の光景をラフに切り取るのに適した焦点距離35mmを採用。重さ約305g、全長約62.8mmと小型軽量なので、本製品は街歩きや旅行でのスナップ撮影にも重宝します。
開放F1.8の明るさと9枚羽根の円形絞りが作り出す美しいボケ味も魅力。フルサイズセンサーの特性と併用することで、ボケにくいといわれる広角レンズでもボケを活かした撮影が手軽に楽しめます。暗いシーンでも鮮明な描写で記録可能です。
センサー面から被写体までの最短撮影距離が17cmと短いのもポイント。さらに、最大撮影倍率が0.5倍と高く、小さな被写体も画面一杯に大きく写せるため、テーブルフォト撮影にもおすすめです。手持ち撮影でも安心の手ブレ補正も備えています。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF28mm F2.8 STM RF2828STM
軽快なフットワークで撮影が楽しめるキヤノンRF用の薄型広角単焦点レンズです。重さ約120g、収納時の全長約24.7mmと薄く軽いのが特徴。カメラに装着したままでもかさばらないので、常用の広角レンズとしてもおすすめです。
焦点距離28mmを採用しているのもポイント。両目で眺めた範囲をあまり無理のない遠近感で記録できるため、スナップ撮影用として重宝します。開放F値も2.8と明るめなので、室内や夕景などの薄暗いシーンにも有効です。
本製品はフルサイズ用に設計されていますが、APS-Cミラーレスとの相性も良好。人気のR50などでは45mm相当の標準レンズとして使用でき、スナップはもちろん、ポートレートやテーブルフォトの撮影にも活用できます。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF16mm F2.8 STM RF1628STM
肉眼の視野を超える広範囲が手軽に記録できる、キヤノンRF用の超広角単焦点レンズです。焦点距離16mmを採用するフルサイズ用の超広角レンズとしては安い価格で入手できる点が人気。風景や室内の撮影のほか、グループでの自撮りにもおすすめです。
最短撮影距離が13cmと短いのも特徴。最大撮影倍率も0.26倍と、広角レンズとしては高めに設定されています。被写体に接近すれば、背景との遠近感を強調した迫力のある表現も可能。子供やペットの顔を愛らしく写すデフォルメ撮影も楽しめます。
重さ約165g、全長約40.2mmと小型軽量なのも便利。かさばらず気軽に持ち運べるので、普段使い用の広角レンズとしても好適です。内部には歪曲を抑える補正ガラスが配置されており、コンパクト設計でも周辺部まで高画質を実現しています。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM RF-S10-18ISSTM
本格的な広角撮影が手軽に楽しめるキヤノンRF用の超広角ズームレンズです。APS-Cミラーレス専用に設計されており、換算で16〜29mm相当の画角を採用。旅行先で店内の雰囲気や観光地のランドマークを背景にして、友人と一緒に自撮りする場合にもおすすめの広角レンズです。
重さ約150g、全長約44.9mmと小型軽量で持ち運びやすいのも魅力。スイッチレスの沈胴機構を備えているため、急なシャッターチャンスにも素早く対応可能です。また、先端には口径49mmのレンズフィルターが取り付けられます。
AF時の最短撮影距離が14cmと短いのもポイント。レストランで出された料理が席に座ったままでも快適に撮影できます。強力な手ブレ補正機構の内蔵も便利。手頃な価格の広角レンズながら、暗いシーンでも手持ちで安定した撮影が可能です。
▼撮影イメージ
パナソニック(Panasonic) LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH. H-X09
ワンランク上の広角描写が味わえるMFTミラーレス用の大口径超広角単焦点レンズです。換算18mm相当の画角と、開放F1.7の明るさを採用。ドイツの高級カメラメーカー「ライカ」の認証を受けた広角レンズとしては比較的安い価格で入手できます。
最短撮影距離9.5cmで、最大0.5倍相当のハーフマクロ撮影が行えるのもポイント。広角レンズの特性を活かした、室内の様子を広く伝えるテーブルフォト撮影にも活用できます。また、防塵・防滴・耐低温仕様なので、アウトドア撮影にも有効です。
広い画角を活かした自撮りスタイルでのVlog撮影にもおすすめ。ブリージング現象や急激な露出変動など、録画時に目立つ欠点が抑えられています。重さ約130g、全長約52mmと小型軽量なので、本製品はジンバルとの相性も良好です。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 35mm f/1.4
優れたコスパで注目されているニコンZ用の大口径準広角単焦点レンズです。スナップ撮影で人気のある焦点距離35mmを採用。フルサイズ用の明るい広角レンズとしては手頃な価格で入手できるため、中級へステップアップしたい方にもおすすめです。
開放F値が1.4と明るいのも特徴。逆光でのポートレート撮影では輝くような透明感のあるボケを活かせるほか、暗いシーンでも鮮明に描写可能です。センサー面からの最短撮影距離も27cmと短く、料理や雑貨などのテーブルフォト撮影にも活躍します。
大口径の広角レンズながら、重さ約415g、全長約86.5mmと携帯性も優秀。防塵・防滴に配慮した設計なので、野外でも安心して使用できます。動画記録に適した機構も備えており、街歩きなどのVlog撮影にも好適です。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
APS-Cミラーレス向けに設計されたニコンZ用の電動超広角ズームレンズです。換算で超広角18〜標準42mmに相当する画角をカバー。複数人で自撮りしても顔と背景を程よいサイズで写せるため、Vlog撮影用の広角レンズとしてもおすすめです。
リニア駆動のパワーズーム機構を搭載しているのもポイント。ズーミング速度を11段階で選択できるほか、速度を一定に保った滑らかなズーム操作も可能です。また、別売りリモコンやスマホからも遠隔でズーム操作が行えます。
価格の手頃な超広角レンズながら、強力な手ブレ補正機構を内蔵しているのも便利。薄暗い場所での手持ち撮影でも効果的に手ブレを抑えられます。重さ約205g、全長約63.5mmと軽量コンパクトなのも魅力。普段の散歩にも気軽に持ち出せます。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) E 20mm F2.8 SEL20F28
APS-Cミラーレスの軽快さを活かせるソニーE用の薄型広角単焦点レンズです。重さ約69g、全長20.4mmと軽量コンパクトな設計なのが特徴。カメラに付けたままでも嵩張らないので、コンデジ感覚で散歩スナップを楽しみたい方にもおすすめの広角レンズです。
換算で広角30mm相当の画角なのもポイント。スマホのメインカメラが採用する画角に近いため、初心者の方でも比較的簡単に使いこなしが可能です。また、最短撮影距離が20cmと短く、花や料理などのテーブルフォト撮影にも活用できます。
小型の広角レンズながら開放F値が2.8と明るめなのも便利。室内などの薄暗いシーンでも手ブレを軽減しつつ鮮明な画像が記録可能です。円形絞りによる美しい玉ボケも楽しめます。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) E PZ 10-20mm F4 G SELP1020G
動画制作にも主力として使えるソニーE用の電動超広角ズームレンズです。APS-Cミラーレス向けに設計されており、重さ約178g、全長55mmと軽量コンパクト。換算で15〜30mm相当のズーム全域で開放F4通しの明るさが得られるので、中級者で携帯性と利便性のバランスを重視する方にもおすすめの広角レンズです。
レスポンスに優れたパワーズーム機構の搭載もポイント。レンズ側面のレバーでズーム速度を無段階で変速できるほか、プロが行うような速度を一定に保った滑らかなズーム操作も手軽に再現可能です。別売りリモコンやグリップからも遠隔で操作できます。
上位シリーズ「Gレンズ」ならではの高画質が得られるのも本製品の魅力。柔らかく自然で美しいボケ描写も味わえるため、映画のように印象的な表現のVlog撮影が楽しめます。また、AF時の最短撮影距離は20cmと短く、接写撮影にも活用可能です。
▼撮影イメージ
タムロン(TAMRON) 17-50mm F/4 Di III VXD Model A068
多彩なシーンに対応できるソニーE用の高倍率広角ズームレンズです。超広角17〜標準50mmまでの幅広い画角を1本でカバー。開放F値もズーム全域でF4と明るめなので、スナップやポートレートなどの撮影で表現の幅を広げたい方にもおすすめの広角レンズです。
フルサイズ用の超広角レンズながら、重さ460g、全長114.4mmと軽量コンパクトなのも特徴。全長が変わらないインナーズーム機構を採用しているため、ジンバルとの相性も良好です。AF駆動も静かで高速なので、動画用としても重宝します。
広角端では最短撮影距離が0.19mと短く、花や料理などの接写にも有効。先端に口径67mmのアタッチメントを備えており、多彩なレンズフィルターが装着できます。また、本製品は瞳AFなどソニーのカメラが搭載する各種機能も使用可能です。
▼撮影イメージ
タムロン(TAMRON) 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD Model B060
風景撮影の表現が広がるAPS-Cミラーレス用の大口径超広角ズームレンズです。換算で16.5〜30mm相当の画角をカバー。ズーム全域で開放F2.8通しの明るさを実現しながら、価格がリーズナブルなので、コスパ重視の中級ユーザーにもおすすめの広角レンズです。
重さ335g、全長86.2mmと軽量コンパクトで持ち運びも簡単。長時間の移動でも重量が気になりにくく、小型三脚やジンバルを使った動画撮影にも好適です。また、広角端での最短撮影距離が15cmと短く、背景を広く取り込んだ広角レンズならではの接写表現も手軽に楽しめます。
レンズ先端に口径67mmのレンズフィルターを装着できるのも便利。PLフィルターやNDフィルターで風景表現の幅を広げられます。本製品の対応マウントはソニーEで、富士フイルムX用のモデルも選択可能です。
▼撮影イメージ
広角レンズのおすすめ|上級者向け
ソニー(SONY) FE 16-35mm F2.8 GM II SEL1635GM2
プロ仕様の高画質と携帯性を突き詰めたソニーE用の大口径超広角ズームレンズです。ズーム全域で開放F2.8通しの明るさを実現。最上位シリーズ「G Masterレンズ」を代表する1本として、あらゆるシーンで上質な描写力を発揮できるため、風景を始めとした本格的な作品撮りにもおすすめの広角レンズです。
重さ約547g、全長111.5mmと小型軽量なのもポイント。機動力を活かした撮影が可能です。防塵・防滴に配慮した設計や、防汚効果を持つフッ素コーティングも採用。過酷なアウトドアシーンでも気兼ねなく撮影に没頭できます。
本製品は静音AFなど動画向けの機能も充実。絞り・フォーカス・ズームのそれぞれに個別の操作リングを備えており、絞りリングはクリックを無音にできます。操作時に全長が変わらない設計なので、ジンバルとの相性も良好です。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) FE 35mm F1.4 GM SEL35F14GM
幅広いシーンで活躍するソニーE用の大口径準広角単焦点レンズです。広角域のなかでも汎用性の高さで人気の焦点距離35mmと、開放F1.4の明るさを採用。風景の作品撮りはもちろん、背景を広く取り入れた人物撮影や物撮りなどにもおすすめの上級者向け広角レンズです。
最上位シリーズ「G Masterレンズ」にふさわしい上質な描写も魅力。進化した反射低減技術「ナノARコーティングII」によるクリアな逆光撮影も可能です。また、本製品は点像再現性も優秀。本格的な夜景や星空の撮影にも重宝します。
AF撮影時の最短撮影距離が27cmと短いのもポイント。最大撮影倍率も0.23倍と広角レンズとしては高く、接写でも高性能を発揮できます。重さ約524g、全長96mmと持ち運びも簡単。動画撮影に役立つデクリック可能な絞りリングも備えています。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF15-35mm F2.8 L IS USM RF15-3528LIS
シーン対応力が強化されたキヤノンRF用の大口径超広角ズームレンズです。スタート時の焦点距離が15mmと、開放F2.8通しの一般的な大三元ズームと比べて1mm短いのが特徴。より広大な画角と誇張された遠近感を撮影表現に活用したい上級者におすすめの広角レンズです。
上位シリーズ「Lレンズ」を代表する描写性能もポイント。特殊な補正ガラスやコーティングを採用しており、ズーム全域でプロ仕様の高画質が得られます。高速・静音AFを可能にする超音波モーター「ナノUSM」も内蔵。動画用の広角レンズとしても活躍します。
内蔵の高性能な手ブレ補正機構も便利。三脚が使えない場所や暗いシーンでも手持ちで安定した撮影が行えます。重さは約840gで、アウトドアに欠かせない防塵・防滴構造も採用。先端には82mm径のレンズフィルターが取り付け可能です。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) RF14-35mm F4 L IS USM RF14354LIS
ハイグレード仕様で作られたキヤノンRF用の超広角ズームレンズです。開放F4通しの明るさも得られるので、中級者にもおすすめの広角レンズです。
上位シリーズ「Lレンズ」ならではの高い描写力も本製品の魅力。特殊な補正ガラスを贅沢に使うことで、ズーム全域で高画質を実現しています。また、逆光耐性を高める特殊コーティング「SWC」と「ASC」も採用。光源が画面に入る構図でもフレアやゴーストを効果的に低減できます。
重さ約540g、全長約99.8mmと携帯性に優れているのも特徴。加えて、カメラ側の補正ユニットとも連動する高性能な手ブレ補正も内蔵しています。防塵・防滴に配慮した設計も採用されており、野外でも機動力を活かした撮影が可能です。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
高画質と携帯性を両立したニコンZ用で人気の超広角ズームレンズです。ズーム全域で開放F4の明るさが有効。重量約485gと軽く、沈胴構造によって収納時は全長約85mmと小さくなるので、旅行や登山など移動量の多い用途にもおすすめの広角レンズです。
上位シリーズ「S-Line」にふさわしい高画質が得られるのも魅力。優れた逆光耐性を持つ「ナノクリスタルコート」によって、光源が画面内に入るシーンでもクリアな描写が取得可能です。また、本製品は街灯や星などの点光源を点のまま写す点像再現性も優秀。夜景や星空の作品撮りにも十分に対応できます。
14mm対応の超広角レンズとしては珍しく、先端にレンズフィルターを装着できるのも便利。PLフィルターやNDフィルターなどを活用した多彩な風景表現が可能です。アウトドアで役立つ防塵・防滴に配慮した設計も採用されています。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
描写性能にこだわったニコンZ用の大口径超広角ズームレンズです。上位シリーズ「S-Line」を代表する1本として、ズーム全域で開放F2.8通しの明るさとプロ仕様の高画質を実現。さらに、点像再現性も優秀で、絞り開放で周辺部でも点光源を美しく描写できるので、星空や夜景の作品撮りにもおすすめの広角レンズです。
広角側が14mmからスタートするのもポイント。広大な画角と遠近感を活かしたダイナミックな表現が楽しめます。優れた逆光耐性を持つ「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」も採用。太陽光など強い逆光が入る構図でも抜けのよいクリアな描写が得られます。
大口径の広角レンズながら、重さ約650g、全長約124.5mmと携帯性も良好。付属フードを使えば、口径112mmのレンズフィルターが装着可能です。さらに、後部にシートフィルターを固定できるため、2種類のフィルター効果が同時に付与可能です。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 20mm F1.4 DG DN | Art
星景撮影に特化して開発されたフルサイズミラーレス用の大口径超広角単焦点レンズです。超広角20mmで開放F1.4の明るさが使用可能。F2.8ズームと比べて2段も明るく、小さく暗い星々も鮮明に記録できます。加えて、星空と地上風景をバランスよく収められるので、星景の本格的な作品撮りにおすすめの広角レンズです。
先端に82mm径のレンズフィルター、後部にシートフィルターが装着できるのもポイント。ソフトと光害カットの両効果が同時に適用可能です。フォーカスリング操作を無効化する「MFLスイッチ」も星景撮影に便利。MFで星に合焦させた後に誤作動でピントがずれるのを防げます。
画質重視の「Artレンズ」ながら、重さ約630g、全長113.2mmと携帯性も良好。鏡胴には結露防止用のレンズヒーターをしっかり固定できる段差が設けられています。本製品の対応マウントはソニーEとライカLから選択可能です。
▼撮影イメージ
シグマ(SIGMA) 16-28mm F2.8 DG DN | Contemporary
携帯性にもこだわったフルサイズミラーレス用の大口径超広角ズームレンズです。ズーム全域で開放F2.8通しと明るいながら、重さ450g、全長102.6mmと軽量コンパクト。荷物の重量を少しでも軽くしたい旅行や登山などの撮影にもおすすめの広角レンズです。
小型ながら高画質なのも特徴。特殊な硝材を活用することで、周辺部まで歪みや色にじみを抑えた自然な描写を実現しています。ボディにはポリカーボネート素材「TSC」を一部採用。アルミに近い熱収縮率を備えており、高山など日中と夜間とで温度変化が大きくなる環境にも安定した性能を発揮できます。
先端に口径72mmのレンズフィルターを装着できるのも魅力。風景や動画などの撮影で多彩な表現が楽しめます。本製品の対応マウントはソニーE。加えて、ライカLマウント向けのモデルも選択可能です。
▼撮影イメージ
広角レンズを活用すれば、キットズームでは収まりきらなかった広い風景でも撮影可能です。また、遠近感の誇張を活かしたダイナミックな表現や、画面全体にピントを合わせたパンフォーカス表現も楽しめます。ぜひ気になった広角レンズを使いこなして、新鮮な視点で風景や星空など新しい撮影ジャンルに挑戦してみてください。