カメラ市場に登場してからすでに10年が経過した「ミラーレス一眼」。コンデジのように手軽に撮影できつつ、それでいて一眼レフと同様にレンズが交換できるのが特長です。

最近はスマホの普及により撮影する機会が増加。さらにSNSの影響により写真にクオリティを求めるユーザーは多く、操作性のよさと高画質を両立できるミラーレス一眼に支持が集まっています。

そこで今回はミラーレス一眼に対応する交換レンズのおすすめモデルをご紹介。メーカー別はもちろん、望遠や広角、単焦点などさまざまな種類のレンズをピックアップしたので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

ミラーレス一眼レンズの選び方

焦点距離で選ぶ

撮影する被写体によって、焦点距離は変化します。景色をはじめ、広範囲を撮影したいときには「広角レンズ」がおすすめ。迫力のある写真や背景をぼかしたい写真を撮影できます。一方、ポートレート撮影をきれいに写したい方は「中望遠レンズ」がおすすめ。

中望遠レンズは、広角では小さく写るし、望遠ではアップで写りすぎるという際に向いています。ポートレートの他にも、花や小物の撮影をするときにも活躍。

遠くから被写体を撮影するときに使うのが「望遠・超望遠レンズ」。動物や星空、飛行機など、明確に使う目的がないとなかなか使う場面は少ないですが、とっさに望遠を使うこともあるので、ズームレンズでは望遠域をカバーできていると特におすすめです。

レンズの明るさで選ぶ

同じ被写体を同じ焦点距離とシャッタースピードで撮影しても、写真の明るさや背景のぼけ方が異なるケースがあります。この要因となるのがF値。明るい写真を撮影したい場合にはF値を小さくした方が、他の条件が同じ場合には明るく撮れます。

また、F値を小さくすると背景が少しボケた写真になるため、被写体がより強調されます。開放F値はそのレンズで設定できる一番小さいF値。明るく撮影したい方や、背景がきれいにボケた写真を撮影したい方は、開放F値が小さいレンズを購入することをおすすめします。

また、単焦点レンズではズームができません。その代わりに、開放F値が小さく、1つ自分好みの単焦点レンズがあることで、ミラーレス一眼で撮影した際の写真の幅が広がります。

一眼レフのレンズは使えるのかを確認する

一眼レフカメラを持っている方は、そのカメラとミラーレス一眼のレンズが併用できるか否かも確認するのがおすすめです。レンズが併用できるかは、カメラとレンズの接合部分である「マウント」で確認可能。

マウントが、ミラーレス一眼の本体レンズと交換レンズで異なると基本的には装着することはできません。ただし、それぞれの規格に準拠した専用の互換アダプターを使うことで対応可能。

なお、同じマウントであってもセンサーサイズの違いによって装着に差異が出てくるので、本体カメラの対応システムがフルサイズなのか APS-Cなのか、マイクロフォーサイズなのかは事前に確認しておきましょう。

ミラーレス一眼のレンズを選ぶ際の注意点

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選ぶ際に確認すべき点は、ずばりマウント。マウントはレンズを付ける際の規格であり、基本的にはメーカーごとに異なっていて、ミラーレス一眼か一眼レフかによっても異なる場合も多々あります。

シグマのように、同じレンズをマウントのみ変えて販売するメーカーもあるため、一概にメーカーの純正品でないと使えないとは言えません。自分の使用しているミラーレス一眼が、どのマウントなのか確認してからレンズを購入しましょう。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ|キヤノン

キヤノン(Canon) 単焦点レンズ EF-M22mm F2 STM

キヤノンのミラーレス一眼に対応する単焦点レンズ。いわゆる“パンケーキレンズ”と呼べれるもので、厚さ23.7mm、重さ約105gと持ち運びに便利なのが特長です。

開放F値はF2と明るめで、十分な光量が確保できない室内での撮影にもしっかり対応できるのポイント。標準レンズの次のステップとしてぜひ試してもらいたい、おすすめのレンズです。

キヤノン(Canon) 超広角ズームレンズ EF-M11-22mm F4-5.6IS STM

重量が220gと、軽量でコンパクトな超広角レンズ。被写体から十分な距離を確保できない場所や壮大な風景を撮影したいときにおすすめです。

手ブレ補正機構を搭載しているので、移動中の撮影にもしっかり対応。また、スムーズなAFが可能なリアフォーカス機構を採用することによって、静止画だけでなく動画時においてもストレスなく撮影することができます。また、最短撮影距離は0.15mと、いわゆる“寄り”の接写も十分カバー。ユーザーから積極的に被写体に寄っ
ていく際に活躍してくれるレンズです。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ|ニコン

ニコン(Nikon) 高倍率ズームレンズ 1NVR10-100

ニコンCXフォーマット専用の広角・望遠レンズ。幅広い写真表現を楽しむことができるところが魅力です。広角の場合はスケールの大きな写真を、望遠の場合は特定の被写体を切り抜き、細部まできれいに表現することが可能。

高倍率ズームできるレンズのなかでも、小さく、カメラを持ち運びする際にもおすすめです。カラーは、ブラックのほか、シルバーとホワイトの3色展開。ボディに合わせてお好みで選べるミラーレス一眼レンズとしてもおすすめです。

ニコン(Nikon) 超広角ズームレンズ JVA706DA

手ぶれ補正機能が搭載された超広角ズームレンズ。被写体を広い範囲で画角に収め、手前の被写体と奥の被写体が写りこむことで、遠近感のある写真を撮ることができます。EDレンズと非球面レンズが採用されているのもポイント。あらゆる焦点距離に対応したズーム全域で立体感のある表現を楽しめます。

レンズ重量は約125gと軽量なので、持ち運ぶ際にも便利。風景を撮ることが好きな方や、迫力のある写真を撮りたい方におすすめのレンズです。

ニコン(Nikon) 超望遠ズームレンズ 1NVR70-300

35mm判換算で最大810mm相当までカバーできる超望遠ズーム。強力な引き寄せ効果や圧縮効果があるのが魅力で、遠くからでも動物をピンポイントで捉えることができます。迫力ある写真を撮りたい方におすすめ。背景をぼかして被写体を際立たせることも可能。

レンズ交換不要で、望遠から超望遠まで撮影可能。飛行機のような、すぐに被写体との距離が変わるような場合でも、このレンズひとつで対応できておすすめです。

ニコン(Nikon) 単焦点レンズ JVA102DA

開放F値1.8で被写体を明るく撮れる単焦点レンズ。焦点距離18.5mmのニコンCXフォーマット対応のレンズです。高速のシャッタースピードに設定することも可能。

コンパクトサイズなので、2つ目のレンズとして持ち歩くのもおすすめです。動かない被写体に対しての汎用性は特に高く、ミラーレス一眼を使うのがより楽しくなるのが魅力。単なるズームレンズでは味わえない、ミラーレス一眼の写真の可能性を引き出してくれるおすすめレンズです。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ|富士フイルム

富士フイルム(FUJIFILM) 単焦点超広角レンズ XF16mmF1.4 R WR

Xマウントで、高い描写性を誇る単焦点広角レンズです。F値が1.4と非常に明るいのも魅力。夜間や暗い場所での撮影でも大活躍します。最短で15cmで接写でき、被写体を大きく捉えながら、背景も大きく取り入れたダイナミックな撮影が可能。

防塵・防滴・耐低温の構造になっていて、レンズがタフなところも魅力です。その一方で、コンパクトさも持ち合わせており、ミラーレス一眼で旅行をする際に持ち運べるおすすめの製品です。

富士フイルム(FUJIFILM) 単焦点中望遠レンズ XF56mmF1.2 R

F値1.2と非常に明るい撮影ができる単焦点中望遠レンズ。大口径である点を活かし、背景をきれいにぼかした撮影ができます。中望遠レンズなので、ポートレートを撮影するのにおすすめ。ナチュラルで繊細な写真を撮影を楽しめます。

絞りを開放したときでも、高い解像度を実現していて、ミラーレス一眼のレンズの中でも特にレベルの高いおすすめの中望遠レンズです。

富士フイルム(FUJIFILM) 望遠ズームレンズ XF50-140mmF2.8 R

ズーム全域で開放F値2.8を誇る望遠ズームレンズ。16群23枚のレンズ構成が採用されていて、ズームレンズの中でも屈指の高画質な写真を撮影できるのが魅力。また、ナノGIコーティング技術も採用されており、従来のレンズと比較して、ゴーストやフレアを抑えることもできます。

さらに、精度の高い高速AFを実現した「トリプル・リニア・モーター」を搭載していて、使いやすい点もおすすめです。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ|オリンパス

オリンパス(OLYMPUS) ミラーレス一眼 レンズ EZ BLK EZ-M1250

一定の速度で、安定したズーミングができる電動式ズーム機構搭載の標準ズームレンズ。風景もポートレートもこのレンズで高画質に撮影できます。インナーズームを採用しているため、レンズの長さが変わらず、バランスをずっと保って撮影できるのも特長。

もちろん手動ズームも可能なので、微妙な焦点距離の調整をしたいなど、写真にこだわりのある方でも安心して使えます。新MSC機構によって、高速かつ静音でAFできる点でもおすすめです。

オリンパス(OLYMPUS) マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL

高画質・高倍率・小型化をすべて備えた高倍率ズームレンズ。5軸シンクロ手ぶれ補正が備わっていて、補正効果は世界最強クラスのの6.5段です。ズーム全域でF4.0もあり、ズーム倍率に左右されないF値の設定が可能。

通常レンズ2本でカバーする領域を、この1本でカバーしているうえに、レンズ重量はたったの561g。持ち運びで大変便利なので、女性の方でも抵抗なく使えます。そのため、カメラ好きな女性の方へのプレゼントにもおすすめのレンズです。

オリンパス(OLYMPUS) 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm

大口径F2.0を誇る、単焦点広角レンズ。夕暮れ時や暗い場所で活躍するのはもちろん、ボディ内の手ぶれ補正のおかげで三脚なしでも手軽にワイドな写真を撮影できます。フォーカスリングを操作することで、指定の距離にフォーカス位置が移動する機能も搭載。

また、先進の反射防止コーティング搭載なので、低反射を維持し、見たままの景色を描写できるおすすめのレンズです。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ|ペンタックス

ペンタックス(PENTAX) 標準単焦点レンズ 01 STANDARD PRIME 22067

人が見る自然な視野に近い感覚で撮影できる単焦点レンズ。開放F値は1.9と明るい写真が撮れるのも魅力です。薄さはわずか22mmと薄いのでポケットに入れて持ち歩くことができる便利なレンズです。ほとんど見たままの画角を撮れるのも魅力。

レンズのカラーは5色あり、自分のミラーレス一眼に合わせて色を合わせられるのも嬉しいですね。

ペンタックス(PENTAX) 魚眼単焦点レンズ 03 FISH-EYE 22087

ペンタックスらしい、遊び心をくすぐる魚眼単焦点レンズ。ミラーレス一眼では、魚眼レンズのようなユニークなレンズの種類は一眼レフより少ないので、個性のある写真を撮りたい方におすすめです。遠近感の感じられる立体的な写真表現が特徴的です。

焦点距離3.2mm(35mm換算でも16.5mm)の超広角である点も活かせます。肉眼では味わえない魚眼の世界を写真に収められる、個性派レンズです。

ミラーレス一眼におすすめのレンズ
ソニー

ソニー(SONY) 高倍率ズームレンズ E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE SEL18200 LE

35mm判換算で、27mmから300mm相当まで幅広くカバーできる高倍率ズームレンズ。あらゆる場面の撮影に便利な汎用性の高さが魅力です。光学式手ブレ補正機能が内蔵されていて、使いやすい点もおすすめポイント。動画撮影でも使い勝手がよく、絞り駆動や、手ぶれ補正効果を向上させるアクティブモードも搭載されています。

ソニー(SONY) 単焦点レンズ Sonnar T* 24mm F1.8 ZA SEL24F18Z

開放F値1.8の、明るい大口径の広角単焦点レンズ。最短撮影距離はわずか16cmで、高い近接撮影能力も備えているため、背景をぼかしながら被写体を迫力ある印象に仕上げられます。

また、高速オートフォーカスを実現し、スムーズかつ静音で撮影できるのもおすすめポイント。オートフォーカスの速さは動画撮影でも活きるので、使い勝手がいいレンズとしてもおすすめです。