完成度の高い撮影に欠かせない「カメラレンズ」。多くのメーカーからさまざまな性能を持つモデルが販売されていますが、なかでもニコンのカメラレンズは描写力が高く、場所の雰囲気を自然に表現できるとして高く評価されています。
標準レンズや広角レンズ、望遠レンズなど、種類が豊富に揃っており、モデルごとに特化した機能が異なるのがポイント。そこで今回は、ニコンのカメラレンズのおすすめ製品と選び方をご紹介します。
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- 目次
- ニコンのカメラレンズの特徴
- ニコンのレンズの種類
- ニコンのカメラレンズの選び方
- ニコンのカメラレンズおすすめ| Fマウント
- ニコンのカメラレンズおすすめ| Zマウント
- ニコンのカメラレンズの売れ筋ランキングをチェック
ニコンのカメラレンズの特徴
自然な発色

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ニコンのカメラレンズは、独自開発の多層膜レンズコーティング「ニコンスーパーインテグレーテッドコーティング」を用いているのが特徴です。逆光時などに発生するフレアやゴーストを効果的に軽減し、高コントラストで自然な発色を実現します。
コーティングは、一眼レフ用のFマウントレンズ、ミラーレス用のZマウントレンズともに、ニコンの現行ラインナップのカメラレンズすべてに採用。単焦点レンズのほか、レンズ構成枚数の多いズームレンズでも効果が期待できるのがポイントです。
精度の高いAF機能

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AF機能とは「オートフォーカス機能」の略称であり、カメラが自動的にピントを被写体に合わせる機能を指します。ニコンのカメラレンズは独自設計のAF機能を搭載しており、より正確性が高い撮影を可能にします。
AF駆動用のモーターはSWM(超音波モーター)とSTM(ステッピングモーター)が代表的で、いずれも高速で静粛性に優れたAFを実現。加えて、新たに開発されたSSVCM(シルキースウィフトVCM)では、より高精度かつ静音性も向上しているのが魅力です。
夜景や夜空の撮影に強い

ニコンのカメラレンズは、夜景や夜空・星空の撮影にも強いのが魅力的なポイント。正確性の高いAF機能に加え、優れた手ブレ補正効果を発揮する「VR機構」により、暗いシチュエーションでシャッタースピードが遅くてもシャープな描写を実現します。
ハードな撮影現場にも耐えうる高い堅牢性を備えているのも特徴。急な温度変化にも強く、環境を選ばず撮影できます。
ニコンのレンズの種類
Gタイプ

ニコンのGタイプのカメラレンズは、単焦点レンズからズームレンズまで、種類が充実しているのがポイント。なお、レンズの型式は、製品名のF値に続く英字で判別できます。
本体に絞りリングがなく、カメラボディ側から機械的に絞り制御を行う必要があります。被写体までの距離情報をカメラ側へ伝達する機能を有しており、カメラボディとの組み合わせによって効果的な連続撮影が可能です。
また、絞りリングをなくすことにより、カメラレンズ本体のコンパクト化を実現しているのも魅力。軽量で扱いやすいモデルを求める方におすすめです。
Eタイプ

ニコンのEタイプのカメラレンズは、電磁絞りを採用した現代的な規格。従来の機械式絞り制御とは異なり、絞り環や絞りレバーが備わっていないのが特徴です。
本体に「駆動機構付き絞り羽根ユニット」を搭載しており、カメラボディ側から電気信号により絞り制御を行います。電磁絞り機構により高度な自動露光制御が可能となり、テレコンバーター使用時を含むさまざまな撮影シーンで安定した露出制御を実現します。
Dタイプ

ニコンのDタイプのカメラレンズは、Gタイプと同じく被写体までの距離情報をカメラ側へ伝達する機能を備えており、より正確な露出制御を行えるのがポイント。GタイプやEタイプとは異なり、レンズ本体に絞りリングを搭載しています。
なお、Dタイプのカメラレンズは旧製品のカメラに使用できる型式で、現在は生産を終了しているため、現行品は販売されていません。オールドレンズは銘玉として取り扱われることもあり、多くの写真愛好家から高い支持を得ています。
ニコンのカメラレンズの選び方
マウントをチェック
一眼レフ用の「Fマウント」

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Fマウントとは、デジタル一眼レフカメラやフィルムカメラで採用している規格です。1959年に発売されたニコン初のレンズ交換式一眼レフカメラ「ニコンF」から用いられたマウントで、初登場から半世紀以上も継承される長い歴史を有しています。
単焦点レンズに加え、広角ズームや望遠ズームなど、さまざまなズームレンズが多数展開されているのが特徴。撮影シーンに応じたカメラレンズを選べるのが魅力的なポイントです。
FマウントレンズはZマウントのカメラには対応していないものの、マウントサイズの違いを補うマウントアダプターをボディとレンズの間に装着すれば、Zマウントのカメラでも使用可能。汎用性の高さを重視したい方にもおすすめです。
ミラーレス用の「Zマウント」

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Zマウントとは、ミラーレス一眼カメラで採用している規格。Fマウントレンズ同様、バリエーション豊富なカメラレンズが展開されており、用途に合うモノを組み合わせて使えるのが魅力です。
Fマウントレンズはアダプターを装着すればZマウントでも使える一方、Zマウントレンズは口径が大きいので、Fマウントでは使えません。失敗を避けるためにも、交換用レンズを選ぶ際は、カメラボディの規格もしっかり確認しておきましょう。
また、ニコン独自の設計指針や品質管理を厳格化したZマウントレンズのなかでも、さらに高い基準を満たしたモノには「S-Line」の称号が付けられています。より高性能のカメラレンズを求める方はチェックしてみてください。
フォーマットをチェック
フルサイズ対応の「FXフォーマット」

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FXフォーマットはフルサイズに対応しており、DXフォーマットに比べてセンサーサイズが大きいのが特徴。サイズは約36×24mmで、同じ被写体を同じ位置から撮影した場合、DXフォーマットより広範囲を画角に収められるのがポイントです。
被写体の背景を大きくボカしやすいほか、暗いシチュエーションで高感度撮影をする場合でも、ノイズが少ない高精細な写真を撮りやすい点が魅力。立体感のある表現を求める方は、広角レンズとの組み合わせもおすすめです。
FXフォーマット対応のカメラレンズは、ニコンのFXフォーマット・DXフォーマットそれぞれのカメラで使用可能。DXフォーマットのカメラに装着すれば、DXフォーマットで撮影できます。FXフォーマットのカメラにはわかりやすく「FX」の表記があるので、見分ける際はカメラをチェックしてみましょう。
APS-Cサイズ対応の「DXフォーマット」

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DXフォーマットは、FXフォーマットよりも小さいAPS-Cサイズに対応しています。サイズは約24×16mmで、FXフォーマットに比べて画角が狭く、被写体を大きく写せるのが特徴。FXフォーマットを基準にすると、DXフォーマットの画角は約1.5倍になります。
被写体に接近して撮影できるのに加え、奥までピントの合った写真を撮れるので、風景を含めた記念写真の撮影にもおすすめ。コンパクト設計のため、持ち運びにも適しています。
ニコンのFXフォーマットとDXフォーマット、それぞれのカメラで使用可能です。なお、FXフォーマットのカメラに装着した場合、自動的にDXクロップモードに切り替わります。センサーの中央部分のみを使用するので、有効画素数が減少する点に注意が必要です。
使う際は、カメラレンズの表示に注目。カメラにはDXフォーマットを示す表記がないものの、カメラレンズには「DX」と記されています。
焦点距離の違いで選ぶ
標準レンズ

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標準レンズとは、焦点距離が平均50mm前後のカメラレンズを指します。ちょうど広角レンズと望遠レンズの中間くらいの撮影範囲を有し、幅広い用途で使える汎用性の高さから人気です。
まず、写りの素直さが標準レンズの魅力的なポイント。被写体の大きさや形、被写体と背景の遠近感など、目で見たままに近い自然な撮影が可能です。テーブルフォトやポートレートなど、幅広いスタイルの撮影を楽しめます。
カメラレンズ1本でさまざまなイメージの写真が撮れるので、カメラを頻繁に持ち歩きたい方のほか、旅行で使いたい方にもおすすめ。カメラレンズ選びで悩んだら、標準レンズからチェックしてみましょう。
ニコンの標準レンズは、実用性・機能性に富んだモデルがラインナップ。精度の高い手ブレ補正やAF機能を備えており、快適な撮影を実現します。
広角レンズ

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広角レンズとは、焦点距離が35mmあたりまでのカメラレンズを指します。人の視野以上の広範囲を撮影できるのが特徴。風景写真や街中のスナップ写真など、さまざまな用途でダイナミックな表現を実現します。
被写体からあまり離れなくてもよいため、室内での写真撮影のほか、複数人での記念撮影といったシーンにもおすすめ。部屋の内装や天井など、室内の雰囲気をより広く写せます。
ニコンの広角レンズは、持ち運びにも適した小型軽量モデルを中心にラインナップ。特に、風景写真や建築物の撮影において、前景と背景の奥行きのある表現を楽しめます。
望遠レンズ

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望遠レンズとは、一般的に焦点距離が60mm以上のカメラレンズを指します。標準レンズや広角レンズよりも焦点距離が長く、遠くの被写体でも大きく撮影できる点が魅力。野生動物や断崖絶壁に咲く花など、被写体に近付けないシチュエーションでも活躍します。
望遠レンズの圧縮効果を利用すれば、花畑に包まれたような写真や遠くの建物が人物に接近した写真など、魅力的なポートレート撮影を楽しめるのもおすすめのポイント。ボケを活かした写真撮影も思いのままです。
ニコンの望遠レンズは、幅広い焦点距離に対応したモデルが多く揃っているのが特徴。焦点距離600mm以上の超望遠タイプもあり、用途に合うモノを細かく選べます。
レンズのタイプをチェック
ズームレンズ

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ズームレンズとは、幅広いスタイルの撮影を実現するズーム機能を備えたカメラレンズのこと。1本で写る範囲の拡大や縮小が可能なほか、被写体に寄ったり引いたりして撮影できます。汎用性が高く、カメラ初心者の方にもおすすめです。
ニコンのズームレンズは、広角ズームや望遠ズームなど、さまざまな焦点距離のモデルが豊富に揃っています。機能性はモデルによって異なり、好みに合う1本を見つけやすいのがポイントです。
単焦点レンズ

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単焦点レンズとは、焦点距離が一定のカメラレンズを指します。焦点距離を変化させられないもののF値が小さいため明るく、そのうえ小型軽量なのが特徴。暗いシチュエーションでも撮影しやすく、取り回しが楽にできるのがメリットです。
F値が小さい単焦点レンズであれば、大きくボケた写真を撮るのも簡単。テーブルフォトやポートレートなど、美しいボケを活かした表現を楽しめます。シャッタースピードを速く設定できるので、アクティブなシーンでカメラを使いたい方にもおすすめです。
ニコンの単焦点レンズは、超広角レンズから標準レンズ、超望遠レンズまで、豊富なラインナップが魅力。シーンに合わせて使い分けられるのがポイントです。
高倍率レンズ

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高倍率レンズとは、焦点距離の最も短い状態から最も長い状態まで、10倍以上の開きがあるカメラレンズを指します。ダイナミックな広角撮影から、ボケを活かした望遠撮影まで、幅広い焦点距離をカバーしているのがポイントです。
持ち運びの荷物を最小限に抑えつつ、1本でさまざまなスタイルの撮影を楽しめる点が魅力。旅行やアウトドアシーンで使いたい方にもおすすめです。ニコンの高倍率レンズは数が少ないものの、高性能なモデルがラインナップ。小型・軽量で扱いやすい点も特徴です。
明るさをチェック

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明るさを重視してカメラレンズを選ぶ際は、モデルに記載されたF値をチェックしましょう。F値は「絞り値」とも呼ばれており、カメラレンズの明るさを表す値として使用。ニコンのカメラレンズは、「f/」に続く数字がF値になります。
レンズの絞りを最も開いた状態のF値は「開放F値」といい、開放F値が小さいカメラレンズほど、撮像素子上に写る像を明るくできるのがポイント。また、シャッタースピードを速くしても適正露出にできる点もメリットです。
ニコンのカメラレンズは、Fマウント・Zマウントのモデルともに、F値の小さいモノが多くラインナップ。開放F値が1.4のモデルもあり、明るく高精細な描写を実現します。
最短撮影距離をチェック

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カメラレンズの最短撮影距離とは、被写体にピントを合わせられる最短の撮影距離を指します。最短撮影距離より近付いても、ピントは合いません。被写体にしっかり寄って撮影したい方は、事前に最短撮影距離を把握しておくのがおすすめです。
ニコンの一眼レフカメラには、カメラボディに「距離基準マーク」が配置されています。マークから被写体までの距離が撮影距離であり、カメラレンズの先端からの距離ではないので注意しましょう。
手ブレ補正機能をチェック

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カメラレンズに手ブレ補正機能があると、アクティブなシーンの撮影をはじめ、手持ち撮影時などさまざまな場面で役立ちます。手ブレが起こりやすいシチュエーションでカメラを使う機会が多い方は、手ブレ補正機能の有無を確認しておきましょう。
ニコンのカメラレンズでは、手ブレ補正効果に優れた「VR機構」を採用したモデルがラインナップ。レンズ内のセンサーがブレを検出すると、ブレを打ち消す方向へ光学系の一部が駆動し、画像のブレを軽減します。
VR機構ではレンズ内で手ブレ補正を行い、ボディ内補正とは異なり、ファインダー像のブレも補正できるのがおすすめのポイント。ファインダー像が安定することでフォーカスポイントを狙いやすく、AF機能や測光も高精度を確保できます。
ニコンのカメラレンズおすすめ| Fマウント
ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
高い光学性能を備え、気軽に超望遠撮影を楽しめるよう設計されたニコンのカメラレンズです。開放F値5.6一定で焦点距離200-500mmをカバーする超望遠ズームレンズ。4.5段のVR機構による優れた手ブレ補正効果により、超望遠でも安定した撮影を実現します。
VRモードは、静止被写体の撮影に適した「NORMAL」モードのほか、動体撮影におすすめの「SPORT」モードも搭載。高速連続撮影時の露出の安定性が高く、飛行機や鉄道、野鳥などの決定的瞬間の描写も美しく表現します。
色収差を効果的に抑えるEDレンズを3枚採用することで、ズーム全域にわたり良好な描写性能を発揮。画面のすみずみまで高コントラストな写真を撮影できます。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
コンパクト設計で取り回しがよいニコンのカメラレンズです。重量は約200gで、カメラに装着したままでも手軽に持ち歩ける軽さが特徴。DXフォーマットに対応した焦点距離35mmの標準レンズで、単焦点レンズならではの描写力の高さがポイントです。
開放F値1.8の明るさで、光量が少ない室内などの暗いシチュエーションでも手持ち撮影がしやすく、美しいボケを活かした撮影も楽しめます。被写体を自然に捉えられるため、スナップ写真や風景写真の撮影などにおすすめです。
AF駆動用のモーターはSWMを搭載しており、快適かつ静粛なAFを実現。スムーズなAF撮影が可能で、撮影時のレンズの駆動音を抑えたいシーンでも活躍します。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
焦点距離70-300mmをカバーする望遠ズームレンズながら、重量は約680gと軽量設計を実現したモデルです。スポーツシーンや旅行先のほか、野鳥・風景の撮影時など、多彩なシチュエーションで望遠撮影を気軽に楽しめます。
AF駆動用のモーターはSTM。高速かつスムーズで、静かなAFを実現します。画像やファインダー像のブレを低減するVR機構を採用しているため、手持ち撮影時に起こりやすい手ブレもしっかり補正。望遠撮影でも安定した撮影が可能です。
本体には防塵・防滴設計が施されており、急な天候の変化にも対応。回転が滑らかなフォーカスリングとズームリングを備え、快適な操作性も併せ持っています。携帯性に優れ、幅広い場面で使えるニコンのカメラレンズを求める方におすすめの1本です。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
小型・軽量設計で、コンパクトなカメラボディにフィットするニコンのカメラレンズです。焦点距離40mmのマイクロレンズで、高解像で美しいボケを活かしたクローズアップ撮影を気軽に楽しめるのが魅力。風景撮影やポートレート撮影でも独特の味わいを得られます。
最短撮影距離は0.163mで、被写体に思い切って寄ったマクロ撮影でも、ダイナミックかつ高精細な写真を撮れるのがおすすめのポイント。AF撮影から瞬時にマニュアル撮影へ切り替えるフォーカスモードも設定でき、細かいピントの調節にも役立ちます。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
焦点距離10-20mmの超広角域をカバーするニコンのカメラレンズです。独特なパースペクティブを活かし、風景の広がりや空間の奥行きを強調した迫力のある描写が可能。本体はコンパクトで携帯性に優れ、気軽に本格的な超広角撮影を楽しめるのが魅力です。
非球面レンズを3枚採用しており、小型・軽量のカメラレンズながら高画質を実現しています。画像周辺部まで像の歪みやさまざまな収差を効果的に抑え、高い解像力を発揮。遠く離れた場所の被写体を撮影しても、細部まで美しく描写します。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
焦点距離80-400mmの5倍ズームで、望遠から超望遠までを広くカバーするニコンのカメラレンズです。望遠撮影で起こりやすい手ブレを効果的に軽減するVR機構を搭載。シャッタースピードを遅くしても、ブレの少ないシャープな描写が可能です。
VRモードは、自動車やヘリコプターなどの乗り物から撮影する際に便利な「ACTIVE」モードも設定できます。大きくゆっくりとした揺れをブレとして認識し、的確に補正機能が作動。また、VR機構は三脚撮影に対応しており、三脚ブレもきちんと補正します。
4枚のEDレンズに加え、さらなる低分散を実現したスーパーEDレンズも1枚採用しているのが特徴です。EDレンズとの相互作用により、優れた光学性能を発揮。高画質を重視して望遠レンズを選びたい方にもおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
レンズの反射防止コーティングに「ナノクリスタルコート」を採用したニコンのカメラレンズです。ナノサイズの微細な結晶粒子から構成される超低屈折率層を持ち、可視光域の全領域で高い反射防止効果を実現。フレアやゴーストの少ない鮮明な画像を得られます。
開放F値4一定で5倍ズームに対応した標準ズームレンズ。FXフォーマットのカメラで使用すると、画角84°の広角域から望遠域まで幅広くカバーします。手ブレ補正機能にVR機構を搭載しているため、撮影時の安定感を求める方にもおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
ニコンの伝統といわれる焦点距離105mmのカメラレンズにおいて、世界で初めて開放F値1.4とAF機能を両立したモデルです。良好な光学性能を備えた大口径中望遠レンズで、高い解像力と点像再現性を実現。開放絞りでも遠景をシャープに再現します。
ピントから遠ざかるにつれ、なだらかにボケ味が変化することで自然な奥行きを表現する「三次元的ハイファイ」の設計思想を継承。ゆるやかなボケと大きく美しいボケが画面に心地よい空気感を持たせ、ポートレートを魅力的に表現します。
AF駆動用のモーターは、静粛性に優れたスムーズなAFを可能にしたSWM。音を抑えながら撮影したいシーンにもおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR
約16.7倍もの超高倍率ズームを実現したニコンのカメラレンズです。焦点距離18-300mmで、広角域から超望遠域まで幅広い範囲をカバー。風景を広く写し込むダイナミックな広角撮影や、主要な被写体に大胆に迫った超望遠撮影など、多彩な表現を楽しめます。
EDレンズ3枚と非球面レンズ3枚を採用しており、優れた光学性能を併せ持っているのもポイントです。焦点のズレによる色にじみを効果的に抑え、像の歪みや球面収差など、さまざまな収差も的確に補正。ズーム全域で高精細な画像を得られます。
機能性の高い超高倍率ズームレンズながらコンパクトで、重量は約550gと軽い点も魅力です。小型・軽量のニコンのDXフォーマットデジタル一眼レフカメラと組み合わせると、良好な機動力を発揮。旅行先へ持ち運びたいときにもおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
4枚のEDレンズと「ナノクリスタルコート」に加え、2枚の蛍石レンズも用いたニコンのカメラレンズです。フレアやゴーストを抑え、画像のすみずみまで高コントラストでクリアな描写が可能。重量は約3810gで、大幅な軽量化も実現しています。
プロに求められるハードな撮影環境にも耐えられるよう、レンズの鏡筒部には軽量で堅牢性も高いマグネシウム合金を採用。また、レンズ前面部には独自のフッ素コーティングが施されており、優れた防汚性能・防滴性能を併せ持っている点がおすすめです。
VR機構を搭載し、強い手ブレ補正効果が得られるのもポイント。動きのある被写体でもしっかり捉えられる「SPORT」モードも設定でき、スポーツシーンをはじめ、野生動物の撮影なども快適に行えます。
▼撮影イメージ

ニコンのカメラレンズおすすめ| Zマウント
ニコン(Nikon) NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
多彩なシーンで良好な機動力を体感できるニコンのカメラレンズです。焦点距離24-120mmをカバーする5倍標準ズームレンズで、広角撮影から望遠撮影まで幅広いスタイルに対応。重量は約630gと軽量で、携帯性に優れているのもおすすめのポイントです。
S-Lineレンズならではの高い光学性能を備えている点も魅力。EDレンズ3枚とED非球面レンズ1枚に、マルチフォーカス方式を採用した光学系を備え、至近から無限遠まで色収差を効果的に補正。画像周辺部のさまざまな収差も抑えられ、高精細な描写を実現します。
焦点距離を変えても開放F値4一定のため、ズームによる露出変動を気にせず撮影可能。静止画でも動画でも、イメージに沿った表現を簡単に得られます。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
望遠ズームの表現の可能性を大きく広げられるニコンのカメラレンズです。焦点距離180-600mmをカバーしているのに加え、別売りのテレコンバーターを装着すれば、望遠側の焦点距離を最大1200mmまで拡大可能。より遠くの被写体でも鮮明に捉えられます。
ズーム時の重心移動が少ない「インターナルズーム機構」を採用。レンズをしっかり保持しやすく、安定感の高いフレーミングを実現します。また、ズーム時のレンズ駆動が少なく、レンズ内へのゴミなどの侵入を防げる点もメリットです。
超望遠ズームに対応したカメラレンズながら、最短撮影距離は広角端1.3m、望遠端2.4mのため、レンズ交換をせず近くの被写体を撮影できます。5.5段のVR機構による、強力な手ブレ補正効果を備えているのもおすすめのポイントです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
ニコンのZマウントレンズでは初となる、約14.2倍の高倍率を実現したカメラレンズです。焦点距離28-400mmをカバーしており、広角撮影から超望遠撮影まで、幅広い焦点距離域に対応した撮影ができます。
優れた近接撮影性能を備えているのもおすすめのポイント。スポーツシーンや野生動物、風景、ポートレートなど、さまざまな被写体の撮影をレンズ1本で楽しめるのが魅力です。
AF駆動用のモーターはSTM。高速かつ静粛なAFにより、動きの素早い被写体にも正確にピントを合わせやすいのが特徴です。また、レンズシフト方式のVR機構によって、5.0段の優れた手ブレ補正効果を発揮します。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
S-Lineレンズの高品質を保ちつつ、さまざまな被写体を広範囲でカバーするニコンのカメラレンズです。焦点距離100-400mmの超望遠ズームレンズながら、最短撮影距離は広角端0.75m、望遠端0.98mを実現。被写体に大胆に寄った写真でも、良好な描写で表現します。
静止画・動画を問わず優れた光学性能を備えており、撮影画面全域で色にじみを抑えたクリアな画像を得られるのがメリット。加えて、EDレンズとスーパーEDレンズを採用することで、さまざまな距離の軸上色収差も大幅に低減している点も魅力です。
手ブレ補正効果が5.5段と高い、レンズシフト方式VR機構を内蔵しているのもおすすめのポイント。暗いシチュエーションや望遠撮影時など、手ブレの影響を受けやすいシーンでも安定した撮影が可能です。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
高画素時代に対応する高解像を叶えたニコンのカメラレンズです。徹底的に抑制した軸上色収差に加え、良好な点像再現性も備えており、従来の開放F値1.8レンズとは一線を画す高画質を実現。撮影距離を問わず、画像周辺部まで鮮明に描写できます。
精度のよいAF機能を搭載しているのもおすすめのポイントです。優れた駆動力と静音性を有した新規格のSTMを採用。静止画・動画ともに、より静粛でスムーズなAF制御を可能にしています。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
大きく美しいボケと明るさを活かし、日常の写真撮影の創造性を広げるニコンのカメラレンズです。開放F値2.8一定の焦点距離70-180で、中望遠から望遠域までをカバー。絞り開放でやわらかい描写を、絞ると細部まではっきり写し出す高解像な描写を表現できます。
ISO感度を抑えながらシャッタースピードを速く設定可能で、室内や暗いシチュエーションでのスポーツシーンの撮影でも、動く被写体をしっかり捉えられるのがポイント。AF機能もレスポンスがよく、動きが激しくてもピントを素早く合わせられます。
本体は防塵・防滴に配慮された設計で、多少の雨に降られても気にすることなく撮影可能。防汚性能に優れており、レンズが汚れてもさっと拭き取るだけでお手入れできます。屋外での撮影をメインで行いたい方にもおすすめの製品です。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
コンパクトサイズで多様なシーンを1本でカバーする、汎用性の高いニコンのカメラレンズです。焦点距離18-140mmで、広角側でのダイナミックな風景撮影をはじめ、望遠側での背景ボケを活かした印象的なスナップ撮影にも適しています。
本体の全長は約90mm、重量は約315gで、小型かつ軽量なのが特徴です。普段使いはもちろん、旅行先で撮影する際にも重宝します。どこへでも長時間持ち歩ける優れた機動性により、撮影時の負担を大きく軽減できる点もおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR
Vlogや自撮りのシーンにおすすめの、パワーズームを搭載したニコンのカメラレンズ。焦点距離12-28mmの超広角ズームレンズで、遠近感を強調した表現や目で見たままの自然な表現など、思いのままに楽しめる点が魅力です。
パワーズームはリニア駆動で、撮影スタイルに合うズーム操作を選べるのがポイント。カメラ本体のカスタムボタンをはじめ、スマホや別売りのリモコン、レンズのズームリングからも操作可能です。ズーム速度は11段階から細かく設定できます。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena
優れた描写力で幻想的な表現を実現したニコンのカメラレンズです。「Plena」はラテン語の「Plenum」に由来し、「空間が満たされている」という意味を持つ言葉。金属鏡筒はPlenaの刻印入りで、ハイグレードレンズらしい佇まいを演出しています。
S-Lineレンズならではの高解像で被写体を立体的に写し出し、輝きと美しいボケが調和した表現を可能にした1本。人物の肌や髪の繊細な質感までも鮮明に描写します。良好なAF機能を備えており、撮影距離を問わず被写体をシャープに捉えられる点もおすすめです。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S
1.4倍のテレコンバーターを内蔵した、プロ向けのニコンのカメラレンズです。400mmと560mm、2つの焦点距離をカバーするので交換用レンズを持ち運ぶ必要がなく、幅広い撮影シーンで使えます。本体は軽量設計で、高い機動力を備えている点もおすすめです。
AF駆動用アクチュエーターには新開発のSSVCMを採用しています。レンズ室・ガイドバーの接触部のすき間をゼロに近付けることで、AF駆動機構内の振動を大幅に削減。駆動音も従来以上に抑えられており、静粛で高精度なAFで決定的瞬間を逃さず捉えます。
▼撮影イメージ

ニコンのカメラレンズの売れ筋ランキングをチェック
ニコンのカメラレンズのランキングをチェックしたい方はこちら。
ニコンのカメラレンズは、高い描写性能に加え、優れた耐久性・携帯性も兼ね備えたモデルが充実しているのが魅力。レンズのタイプも幅広い種類から選択可能で、用途に合ったモデルを見つけやすいのがメリットです。本記事を参考に、自分にぴったりな1本を探してみてください。