本格的なドリップコーヒーを楽しみたい方におすすめの「コーヒーポット」。ゆっくりとお湯を注ぐのに適した形状をしているのが特徴です。
しかし、素材や注ぎ口の形状などが製品によって異なるため、どのコーヒーポットを選んだらよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、コーヒーポットのおすすめ製品を選び方のポイントとともにご紹介します。
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- 目次
- コーヒーポットの必要性とは?
- コーヒーポットの選び方
- コーヒーポットのおすすめ|直火対応
- コーヒーポットのおすすめ|IH対応
- コーヒーポットのおすすめ|電気ケトル
- コーヒーポットのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- コーヒーポットの上手な使い方・美味しいコーヒーを淹れるコツ
コーヒーポットの必要性とは?
コーヒーを淹れるときは、お湯をゆっくりと注ぐことが重要なポイント。注ぎ口が広いやかんやケトルなどは一度に大量のお湯が流れるので、時間をかけてお湯を注ぐのは難しい傾向があります。
一方、コーヒーポットは、コーヒーを淹れるのに特化した形状を採用しているため、安定して一定量のお湯を注げるのがメリット。より風味に優れたコーヒーを味わいやすいので、コーヒーを楽しみたい方にぴったりのアイテムです。
コーヒーポットの選び方
注ぎ口の形状を選ぶ
扱いやすく初心者向きの細口タイプ
細口タイプは、注ぎ口から根元まで細めに設計されているのが特徴です。細さが変わらないため、傾けるだけで安定した湯量を出しやすいのがメリット。スピードをコントロールしやすいので、お湯の出し過ぎを防止できます。
細口タイプは扱いやすいタイプのため、コーヒーポットをはじめて使う方やお湯の注ぎやすいモノを求める方におすすめです。
さまざまな淹れ方を楽しめる中上級者向け鶴口タイプ
よりこだわってコーヒーを味わいたい方は、鶴口タイプをチェックしましょう。根元が太く、注ぎ口に向かうにつれて細い形状を採用しているのが特徴です。
傾け方によって、注ぐ湯量を変えられるのがポイント。出したい湯量をコントロールしやすいので、中級者や上級者の方に適しています。好みやコーヒーの種類に応じてさまざまな淹れ方を楽しめます。
使い勝手のよい素材で選ぶ
サビにくく割れにくいステンレス
多くのコーヒーポットに使用されているのが、ステンレスです。光沢感のあるスタイリッシュな見た目がポイント。軽量性に優れているため、お湯が入っている状態でも扱いやすいのが便利です。
サビに強く、お手入れしやすいのもメリット。長く愛用できる製品を選びたい方にもおすすめです。さらに、割れにくいので安心して使用しやすいのも魅力です。
保温性が高くバリエーション豊富なホーロー
ホーローは、金属の素材にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。熱伝導率がよくて保温性に優れているのがポイント。お湯の温度が冷めにくいため、再び沸かしなおす手間を軽減できます。
また、ホーローを使用したコーヒーポットは、やわらかい雰囲気を醸し出しているのが魅力。色やデザインのバリエーションが豊富なので、見た目にこだわって選びたい方にもおすすめです。
熱伝導性が高く保温性が優れる銅
銅製のコーヒーポットは、高い熱伝導性をもつのが特徴です。お湯を早く沸かせるため、忙しい朝の時間帯でも手軽にコーヒーを楽しめます。さらに、保温性にも優れているので、お湯を熱いままキープしやすいのも魅力。使い込むほどに味の出る独特な見た目もポイントです。
ただし、サビが発生しやすい点には注意しましょう。こまめにお手入れすることで、きれいな状態を保てます。
飲む量に合わせて容量を選ぶ
コーヒーポットは、製品によってサイズが異なるのも特徴。一度に淹れるコーヒーの量に応じて適切なサイズを選びましょう。さらに、設置場所や収納スペースを加味することも重要です。
1回に1〜2杯程度のコーヒーを淹れる場合は、小さめのコーヒーポットがおすすめ。注ぎ口が細めに設計されていることも多いので、粉の量に対してお湯の注ぎ過ぎを防ぎやすいのがメリットです。
家族分のコーヒーも一緒に淹れたい方は、大きめの製品がぴったり。一度に沸かせる湯量が多く、何度も沸かす手間を軽減できます。
握りやすい取っ手かチェック
コーヒーポットはゆっくりとお湯を注ぐアイテムです。そのため、取っ手の持ちやすさや握りやすさをチェックしましょう。長時間持っていても負担になりにくい取っ手かどうかを確認することが大切です。
また、取っ手の形状だけでなく、素材にも注目しましょう。お湯を沸かしたときに取っ手部分が熱くなりやすい素材は、そのまま握るのは難しいため注意が必要。木製や樹脂製など、お湯の熱さが伝わりにくい素材を選ぶのがおすすめです。
コンロの種類に適した熱源を選ぶ
キッチンのコンロは、ガス・IHなどのさまざまな熱源が使われています。そのため、使用するキッチンの熱源に対応しているかどうかを確認することが重要です。
なかには、ガス・IHのどちらにも対応しているモノがあります。コンロの種類を問わず使いやすいので、引っ越しをしてキッチンが変わっても、手軽に使用できるのがメリットです。
温度管理がしやすい電子ケトルに注目
コンロを使わずにお湯を沸かしたい方には、電気ケトルがおすすめ。温度管理がしやすいため、適切な温度でコーヒーを淹れられます。
電気ケトルをチェックするときには、温度調節機能に注目しましょう。設定した温度でお湯を沸かせる機能で、コーヒーに適したお湯をすぐに注げるのがポイント。さらに、保温機能が付いていると、お湯の温度をキープできます。
アウトドア用なら軽くて壊れにくいモノを
コーヒーポットをキャンプなどのアウトドアで使いたい方は、耐久性を確認しましょう。ステンレスなどの壊れにくい素材を使用している製品だと、屋外でも気軽に使用できます。
また、耐久性だけでなく軽量性やサイズにも注目。軽くてコンパクトサイズのコーヒーポットは、持ち運びやすいのがメリットです。さらに、蓋の取れにくさやお手入れのしやすさなどを考慮すると、使い勝手のよい製品を選べます。
コーヒーポットのおすすめ|直火対応
ハリオ(HARIO) V60ドリップケトル・ヴォーノ
スタイリッシュなデザインが特徴のコーヒーポット。本体と蓋にはステンレスを採用し、ツマミと取っ手には樹脂を使っています。直火だけでなく、IHにも対応しているのが魅力。引っ越しなどでキッチンが変わっても気軽に使用できます。
さらに、食洗機で洗えるので、簡単にお手入れできるコーヒーポットが欲しい方にもおすすめです。
カリタ(Kalita) Cu ケトル 900 52264
アンティーク調のデザインがおしゃれなコーヒーポット。クラシカルな雰囲気を感じられるため、見た目にこだわって選びたい方にもおすすめです。
素材は銅なので、使い込むほどに味わいが増します。また、保温性と熱伝導率が高く、お湯が早く沸きやすいだけでなく冷めにくいのも魅力。細口の注ぎ口でお湯を注ぎやすいため、初心者の方にもおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルゴ 珈琲ドリップケットル UW-3544
コンパクトサイズが特徴のコーヒーポットです。小型かつ軽量性に優れているため、キャンプ用など、持ち運びやすい製品を選びたい方に適しています。適正容量は200ml。小人数のお湯を沸かすのにぴったりです。
さらに、注ぎ口には細口タイプを採用しているので、一定の湯量を出しやすいのが魅力。ムラの少ない美味しいコーヒーを味わいたい方におすすめです。
イワイロフト(IwaiLoft) 雫 650mL コーヒードリップポット iw-gcmd09
細口タイプでゆっくりとお湯を注げるのが特徴のコーヒーポット。注ぎ口から真下にお湯を落とすように入れられるため、点滴抽出も行えます。狙った場所にお湯を注ぎやすいのがポイントです。
天然木を使用したハンドルで、木のぬくもりを感じられるのも魅力。また、ハンドルと本体に距離があるため、熱さを感じにくいのもメリットです。
素材には、ステンレスを採用。錆びにくく耐久性に優れているため、キャンプなどのアウトドアシーンにも適しています。
カジュアルプロダクト(CASUAL PRODUCT) バール ドリップポット サーモメーター付き
蓋にサーモメーターが付いた便利なコーヒーポット。お湯の温度をすぐに把握できるのがメリットです。用途に応じて温度を調節したい方に適しています。
注ぎ口が細いため、湯量をコントロールしやすいのがポイント。ムラなく安定してお湯を注げます。
ステンレス製で底部が大きめに設計されているのもメリット。安定感があるだけでなく熱効率もよいので、スムーズにお湯を沸かせます。
フジイ(FUJI) 月兎印 スリムポット
やわらかい雰囲気を醸し出している、ホーロー製のコーヒーポットです。1980年の発売から40年以上経過しても愛されているロングセラー製品。直火だけでなく、オーブンにも対応しているのが特徴です。
底に向かうにつれて広がるような形状を採用。テーブルやキッチンの上に置いても安定しやすいのがメリットです。また、ホワイトやレッドなどの豊富なカラーバリエーションをラインナップしているのも魅力です。
コーヒーポットのおすすめ|IH対応
ハリオ(HARIO) ボナ・琺瑯ドリップケトル BDK-80
注ぎ口の根元が太い鶴口タイプのコーヒーポット。蓋のツマミと取っ手に天然木を使用しているため、ナチュラルな雰囲気が好きな方にも適しています。本体と蓋の素材には、 ホーロー鋼鈑を採用しています。
IHと直火どちらにも対応しているのがポイント。さらに、実用容量は800mlと多めの水を入れられるので、家族分のお湯を沸かしたい方にもおすすめです。
メリタ(Melitta) コーヒーケトルプロ MJK-1601
こだわってドリップコーヒーを楽しみたい方におすすめのコーヒーポットです。メリタ独自のペーパードリップ専用設計を採用しているのがポイント。湯量を一定にしながら注ぎやすいため、安定感があります。
注ぎ口の形状にもこだわっているのがメリット。コーヒー粉の真上にノズルの先端を設置しやすい構造なので、お湯を注ぎやすいのが魅力です。
下村企販(Shimomura Kihan) 珈琲考具 ツードリップポットPro 44583
S字形状の注ぎ口が特徴のコーヒーポット。本体を傾けても、お湯の勢いを抑えつつほぼ真下に注げるのがメリットです。湯量の調節がしやすい製品を選びたい方に適しています。
ポットは開口部が広く設計されており、簡単にお手入れが可能。さらに、フチが外カール形状で、使い終わっても水滴が残りにくいのがメリットです。
蒸気穴が2つ空いていて、そのうちの1つの穴に別売りの温度計を挿せます。温度を図りながらお湯を沸かしたい方にもぴったりです。
パール金属(PEARL METAL) アロマチック ステンレス製ドリップポット H-1006
ガス・IH・ハロゲンヒーターなど、全ての熱源に対応しているのが魅力のコーヒーポット。場所を問わず気軽に使用できるのがメリットです。
注ぎ口がスリムなので、少量ずつお湯を入れられるのがポイント。気軽に本格的なコーヒーを楽しみたい方にぴったりです。また、安定感のあるハンドル形状のため、握りやすく簡単にお湯を注げます。
ニトリ(NITORI) IH・ガス火 ドリップケトル 8944228
リーズナブルな価格が嬉しいコーヒーポット。できる限り安い製品を選びたい方にもおすすめです。ステンレス製なので扱いやすく、気軽にコーヒーを楽しめます。
IHとガスどちらにも対応しており、キッチンが変わっても使いやすいのがメリット。また、ドリップしやすい形状の注ぎ口とグリップを採用しているため、初心者の方にも向いています。
岩鋳(IWACHU) コーヒーポットセット 12361
南部鉄器のメーカーである岩鋳のコーヒーポットです。本体とドリッパーのセットで、手軽にドリップコーヒーを始めやすいのが特徴。直火・IHに対応し、ケトルとしても使いやすいのがメリットです。
茶こしが付属しているのも魅力。コーヒーだけでなくお茶を楽しみたいときにも活躍します。鉄ならではの重厚な雰囲気を感じられるのもポイントです。
コーヒーポットのおすすめ|電気ケトル
山善(YAMAZEN) 温度調節機能付き電気ケトル EGL-C1281
50〜100℃まで、1℃単位で温度を調節できる電気ケトル。50℃に設定すれば、野菜を洗うときにも活用できます。さらに、保温機能も付いており、温度をキープしやすいのがメリットです。
操作部分にタッチパネルを採用しているのがポイント。手軽に設定しやすいほか、デジタル表示で簡単に温度を確認できます。
蓋にはシリコンが付いているので、取り外しやすいのが魅力。また、本体の内側にはステンレスを採用しているため、ニオイが付きにくいのも利点です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ケトル 0.6L IKE-C601T-HA
簡単に操作できるのが嬉しい電気ケトル。電源ボタンを押した後に温度を設定するだけで使えるので、忙しいときでも手軽にお湯を沸かせるのがメリットです。簡単に使える製品を選びたい方に適しています。
温度は、5℃単位で設定可能。さらに、100℃・Coffee・GreenTeaの3種類のモードを選べるため、それぞれの用途に適した温度でお湯を沸かせます。
空炊き防止機能付きなのもポイント。水やお湯が入っていない状態で電源を入れると自動的にオフになるので、付けっぱなしを防止できます。
ブルーノ(BRUNO) ステンレスデイリーケトル BOE072
ホーローのようなデザインにロゴのエンボス加工がかわいい電気ケトル。カラーバリエーションも豊富なため、おしゃれなモデルが欲しい方に適しています。
本体の内部に目盛りが付いており、満水量をひと目で確認しやすいのがポイント。また、沸騰後は自動的に電源がオフになるので、切り忘れを防げるのがメリットです。
電験コードを側面に巻きつけられるのも魅力。長さの調節がしやすく、使わないときはすっきりとした状態で収納できます。
ティファール(T-fal) カフェ コントロール 1.0L KO9238JP
8段階の温度コントロール機能を搭載した電気ケトル。用途や飲み物の種類によって細かく温度を設定したい方に適しています。好きな温度を60分間キープできるため、沸かしなおす手間を軽減できます。
タッチパネル式の電源プレートを採用しており、手軽な操作が可能。温度が大きく表示されるので、分かりやすいのがメリットです。また、表面はボタンのつなぎ目などがないシームレスのため、汚れた際に拭き取りやすいのがポイントです。
ラドンナ(LADONNA) Toffy 温度計付き電気ケトル K-KT3
レトロなデザインがおしゃれな電気ケトル。お湯がほぼ真下に落ちることで、狙った場所に注ぎやすい構造を採用。湯量の調節も簡単で、コーヒーのハンドドリップにも適しています。また、グリップが握りやすい形状なので、安定感があるのもメリットです。
本体に温度計が付いており、お湯の温度をすぐに把握できます。お茶・コーヒー・ミルクなど、用途に応じて使いやすいのがポイントです。
カラーは、リッチブラックやペールアクアなど、シンプルながらかわいらしい色味を展開しています。
ドリテック(DRETEC) ステンレス電気ケトル PO-158SV
ステンレスの光沢感がおしゃれな電気ケトル。スタイリッシュなデザインの製品を選びたい方に適しています。
約23mmと大きめに設計された注ぎ口がポイント。注ぐときにお湯が見えやすく、湯量の調節を行いやすいのがメリットです。さらに、水キレがよいので、注ぎ終わった後に水が垂れるのを軽減できます。
内部に目盛りがあることで、水の満量を把握しやすいのが魅力。水を入れるときに便利です。空焚き防止機能も搭載しており、安心して使用できます。
コーヒーポットの上手な使い方・美味しいコーヒーを淹れるコツ
美味しいコーヒーを淹れるためには、コーヒーポットを上手に使用することが大切。まずはじめに、コーヒーの中心に大さじ1杯程度のお湯を入れて20~30秒程度蒸らしましょう。コーヒーを蒸らした後は、「の」の字を描くように中心から外に向かって一定にお湯を注ぎます。時間をかけながらゆっくりと行うのがポイントです。
注ぎ方だけでなく、お湯とカップの温度にも注目しましょう。コーヒーを淹れるときの温度は、約90℃が適温と言われています。また、カップが冷えている場合は、一度お湯を入れてあたためるのがおすすめです。
コーヒーポットは少量ずつお湯が出てくるため、コーヒーをドリップするのに適したアイテムです。IHやガスなどの使用するコンロの熱源を確認したうえで、対応している製品を選びましょう。また、電気ケトルだと、温度管理を行いやすいのが魅力です。