登山に持って行くと山歩きがさらに楽しくなるアイテムの「登山カメラ」。雄大な山並みの風景や道端に咲く高山植物などを高画質で撮影できるため、登山を通して得た体験をより鮮明に残せます。
一方、カメラにはさまざまなモデルがあるので、初めてカメラを購入する方にはどれが登山向きのモノかわかりにくいのが難点。そこで今回は、選び方を踏まえたうえで、おすすめの登山カメラをご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
登山カメラの選び方
登山カメラに必要な機能をチェック
耐衝撃性の高さをチェック
山にはなるべく耐衝撃性の高い登山カメラを携帯するのがおすすめです。山道では標高が上がるほど岩が露出しており、気を付けていないと移動の最中にうっかりカメラをぶつけて破損や故障をさせてしまうことも。カラビナでベルトやザックに吊り下げて移動する場合は、カメラが無防備な状態になるので衝撃には特に注意しましょう。
耐衝撃性能は、主にタフネスタイプのコンデジに搭載されているのがポイント。スペック表には「耐衝撃◯m」と記載されており、その数値以下の高さから落とした場合の衝撃までは耐えることを示します。
登山にカメラを持って行く場合は、自分の身長以上の高さからの落下衝撃に耐えられるモノを選ぶと、より安心して使用できます。
耐水性・防塵性をチェック
耐水性や防塵性も登山カメラ選びでは重要です。山中では急激な天候の変化に見舞われることが度々あり、雨・霧・強風などにも遭遇します。水滴やホコリが内部に侵入するとカメラは故障につながるため、本体の各部にゴムシーリングによる防塵・防滴構造を備えたカメラを選びましょう。
登山カメラを選ぶ際はスペック表などに「防塵・防滴」と記載されているモデルを選ぶのがおすすめ。なお、タフネスコンデジでは耐水性や防塵性をより明確に示す指標として「IP」から始まる保護等級が採用されており、最高ランクの防塵・防水性能である「IP68」に対応するモデルが登山に重宝します。
冬山なら耐寒性が必須
冬山登山にカメラを持って行く場合は、耐寒性を備えていることが必須条件。気温が下がるほどバッテリー内部で進む化学反応のペースが鈍くなって電圧が下がるため、常温のときと比べて短時間でバッテリー残量が尽きてしまいます。耐寒性を備えた登山カメラなら低温時の電圧低下を抑えられるので、冬山でも比較的長く使用が可能です。
冬山でもバッテリー持ちを長く維持したい場合は、スペック表に「耐低温-◯℃」と記載されているカメラを選ぶのがおすすめ。-10℃などの氷点下でも動作が保証されているモデルであれば、雪や強風を被ってもバッテリーの消耗を緩やかに抑えられるため、撮影したいときにバッテリー切れで困るケースを少なくできます。
持ち運びやすさと撮影スタイルをチェック
気軽に写真を撮りたいなら「タフネスコンデジ」を
山歩きが主目的で撮影はついでに楽しみたい方には、タフネスコンデジがおすすめです。軽量コンパクトなモデルが多く、持ち運びに苦労しないのが特徴。収納や取り回しも簡単なので、日帰りの軽登山やハイキングでも気軽に使用できます。
タフネスコンデジは、防塵・防水・耐低温・耐衝撃などの優れた性能を持つのもポイント。山中で遭遇する岩場や急な悪天候でも使用しやすいため、2000mを超える本格的な登山にもおすすめです。
汎用性の高い専用設計レンズを搭載しているのも魅力。風景から花まで多彩な被写体に1台で対応できるほか、レンズ交換が不要なのでカメラ内部に水やゴミが侵入するリスクも抑えられます。
綺麗な写真を撮りたいなら「コンパクトタイプのミラーレス一眼」を
撮影にも重点を置きたい方には、コンパクトタイプのミラーレス一眼がおすすめです。小型ながらコンデジと比較して大型のイメージセンサーを搭載しているモデルが多いのが特徴。暗いシーンでも高画質で撮影可能です。大きな背景ボケも生かせるため、本格的な登山写真の作品撮りにも挑戦できます。
レンズ交換が可能なのもミラーレス一眼の魅力。風景や星空をダイナミックに写せる広角レンズや、花や小動物を魅力的に写せるマクロレンズなど、被写体に応じて適切なレンズに換装することでより撮影者の意図に沿った表現が可能です。
ただし、コンデジと同様、バッテリー持ちはやや短めなのが難点。日を跨ぐ行程で登山に臨む場合は、予備バッテリーをいくつか持って行くと安心して使用できます。
バッテリー持ちを重視するなら「小型の一眼レフ」を
バッテリー残量をあまり気にせず登山撮影を楽しみたい方には小型の一眼レフがおすすめです。バッテリーの消耗が緩やかな光学ファインダーを搭載しているのが特徴。同じバッテリー容量でもミラーレス一眼と比較して2倍近い枚数を撮影できます。
一眼レフの光学ファインダーは、ガラス部品を使って実物の被写体を反転表示させる形式を採用しているため、電源を入れなくても構図の確認が可能なのもポイント。また、表示タイムラグがないため、動物や野鳥など動く被写体も快適に狙えます。
ミラーレス一眼と比べて一回りほど大きく重いのが難点。ただし、大きなグリップを備えているモノなら、長い望遠レンズを装着した場合でも安定して構えられます。
Wi-Fi・Bluetooth対応だと便利
登山で撮影した写真や動画の共有には、Wi-FiやBluetoothなどの通信機能を備えた登山カメラがあると便利。スマホと直接ワイヤレス接続が可能なので、撮影した写真や動画をスマホへ簡単に転送できます。
SNSへの投稿も手間なく行えるため、登山の感動をリアルタイムで共有したい方にもおすすめ。Wi-FiやBluetoothで接続することで、スマホをリモコン代わりに使えるのも魅力です。電波が圏外の場所でも使用できるので、山頂で仲間たちと記念写真を撮影したり、夜の山小屋で星空を撮影したりする場合などにも重宝します。
登山カメラのおすすめメーカー
リコー(RICOH)
リコーは、東京の大田区に本社を置く1936年設立の光学・事務機器メーカーです。防水コンデジのWGシリーズや、ペンタックスのブランド名を引き継いだ一眼レフのKシリーズが、登山カメラとして多くのアウトドア愛好家に愛用されています。
WGシリーズの特徴は、優れた耐候性に加えて、アウトドアでの使用に特化した機能が充実していること。グローブを着用した状態でも各種ボタンが操作しやすいようにデザインされており、野外でのモニターの明るさ調節も簡単に行えます。
Kシリーズの特徴は、一眼レフながら軽量コンパクトで持ち運びやすいモデルが多いこと。アウトドア設計も採用されており、夜間や星空の撮影にも強いため、登山中にも本格的な作品撮りを楽しみたい方におすすめです。
オーエムシステム(OM SYSTEM)
オーエムシステムは、オリンパスの映像事業部を前身とするOMデジタルソリューションズが2021年に立ち上げたブランドです。防水コンデジのToughシリーズや、ミラーレス一眼のOMシリーズがオリンパス時代から登山カメラとして重宝されています。
Toughシリーズの特徴は、優れた耐候性と高画質をコンパクトボディで両立していること。加えて、多彩なマクロ撮影機能で高山植物も魅力的に表現できるほか、登山中の位置情報・方位・温度などをトラッキングできる機能も備えています。
OMシリーズの特徴は高画質なのはもちろん、交換レンズを含めたシステム全体が軽量コンパクトで持ち運びやすいこと。デジタル技術を応用したコンピュテーショナル撮影機能も充実しており、登山でも独創的な作品作りが楽しめます。
ソニー(SONY)
ソニーは東京の港区に本社を置く1946年創業の総合電気機器メーカーです。高級コンデジのCyber-shot RXシリーズや、フルサイズミラーレスのαシリーズを主力としてカメラ市場で躍進。登山カメラとして活用するユーザーも増えています。
Cyber-shot RXシリーズの特徴は、1インチ以上の大型センサーを搭載していること。光量の少ないシーンでも鮮明に撮影可能です。また、倍率25倍の高倍率ズームと高速AFに対応したモデルも発売されており、野鳥や動画の撮影にも人気があります。
αシリーズの特徴は、写真も動画も高画質で撮影できること。いち早くフルサイズミラーレスに参入したことで、フルサイズ用交換レンズのラインナップも充実しているため、登山中にさまざまなジャンルの撮影に挑戦したい方にもおすすめです。
登山カメラのおすすめ|コンデジ
リコー(RICOH) 防水デジタルカメラ WG-80
場所や天候を選ばず使える防水コンデジタイプの登山向けカメラです。安価ながら防水14m・耐低温-10℃・耐衝撃1.6mなどのタフネス性能が充実。登山やハイキングにも持って行けるコスパの優れた防水コンデジを探している方におすすめです。
カメラ初心者でも使いやすい広角28mmから始まる光学5倍ズームを搭載しているのもポイント。本体は重さ約194g、サイズ約幅122.5×高さ61.5×厚さ29.5mmと軽量コンパクトで、画面の明るさを簡単に変えられる「アウトドアモニター」も備えています。
5段階の明るさ調節が可能なリングライトをレンズを取り囲むように搭載しているのも魅力。至近距離からでも高山植物などが影にならずに撮影できるほか、LEDの点灯でセルフィーの際に顔の位置を知らせる「自分撮りアシスト」としても活用可能です。
▼撮影イメージ
リコー(RICOH) コンパクトカメラ WG-90
広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーするコンデジです。35mm判換算で約28〜140mm相当の光学5倍ズームを搭載。広大な風景や山に生息する野生動物の撮影など、さまざまなシチュエーションで撮影を楽しめます。
約23万ドットの液晶モニターは、外光の反射を低減する「ARコート」を施しているのもポイント。日差しが強い環境でも撮影データを確認しやすいのが特徴です。
シーンに合わせてモニターの明るさを調節できる「アウトドアモニター」を採用。プラス側に2段階、マイナス側に2段階調節できます。
▼撮影イメージ
リコー(RICOH) 防水デジタルカメラ WG-7
過酷な環境下で頼りになる防水コンデジタイプの登山向けのカメラです。重さ約246gの小型軽量ボディに本格的なアウトドア仕様を採用。ボタンやダイヤルがグローブをはめたままでも操作しやすいように設計されているので、冬山登山での使用にもおすすめです。
有効約2000万画素の静止画や4K動画が撮影できるのもポイント。電子式手ブレ補正機能を搭載しているため、登山中でも高精細で安定した画面で記録可能です。また、光学5倍ズームや、マクロ撮影や自撮りで役立つリングライトも搭載しています。
上位モデルの防水コンデジとして、防水20m・耐寒-10℃・耐衝撃2.1mなどワンランク上の耐候性を備えているのも魅力。加えて、高性能なGPSを内蔵しているので、地図アプリと連携することで登山で移動したルートをログとして表示可能です。
▼撮影イメージ
オーエムシステム(OM SYSTEM) コンパクトデジタルカメラ Tough TG-7
高画質性能と耐久性を兼ね備えた登山向けのカメラです。F2.0の明るい高解像力のレンズに高性能なイメージセンサーと画像処理エンジンを組み合わせています。環境の変化に影響を受けにくく、高精細な写真や動画撮影が可能です。
水深15mまでの防水性能や2.1mの耐衝撃、-10℃の耐低温を実現しているのもポイント。過酷な環境にも耐えられるタフな性能なので、アウトドアシーンの撮影にもおすすめです。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) デジタルスチルカメラ Cyber-shot RX0 II DSC-RX0M2
小型の堅牢ボディに高画質を凝縮した防水コンデジタイプの登山向けのカメラです。普及コンデジのモノと比べて面積が4倍も大きな1型センサーと、24mm F4の広角レンズを搭載。重さ約132g、サイズ幅59×高さ40.5×奥行35mmと持ち運びやすいうえ、防水性・防塵性・耐衝撃性に優れているため、アクションカメラ感覚で使いたい方におすすめです。
上方向約180°と下方向約90°に傾きを調節できるチルトモニターが搭載されているのもポイント。モニターの角度を変えても防水性能は維持されるので、登山中でも自撮りや多彩なアングルの撮影が積極的に楽しめます。
4K 30fps動画の本体内記録に対応するのも魅力。高性能な「瞳AF」機能も搭載しているため、登山でVlog撮影を行う場合にも重宝します。
キヤノン(Canon) コンパクトデジタルカメラ PowerShot G1 X Mark III
一眼カメラに匹敵する高画質が得られる高級コンデジタイプの登山向けのカメラです。重さ約399gの軽量ボディに、ミラーレス一眼にも使われる大型のAPS-Cセンサーを搭載。暗所でも鮮明に撮影でき、豊かなボケ表現も味わえるので、登山で本格的な作品撮りを手軽に楽しみたい方におすすめです。
広角24mm F2.8から始まる光学3倍ズームを搭載しているのもポイント。強力な光学式手ブレ補正機構によって山道でも安定して撮影可能です。また、広角側ではレンズ先端から10cmまで被写体に近づけるため、高山植物のマクロ撮影にも重宝します。
アウトドアでも安心な防塵・防滴構造を採用しているのも魅力。大きくて見やすい電子ファインダーを搭載しており、日光が強い高山地帯でも正確に構図やピントを追い込めます。加えて、Wi-FiとBluetoothによるスマホとの連携も可能です。
▼撮影イメージ
富士フイルム(FUJIFILM) FinePix XP140
コンパクトサイズながらタフなボディを実現した登山向けのカメラです。25mの防水性能と-10℃の耐寒性能、1.8mの耐衝撃機能に加えて防塵性能を備えています。過酷な環境下に耐えられる仕様で、山岳地帯で写真や動画撮影をしたい方におすすめです。
広角28mmの光学式5倍ズームレンズを搭載。目の前に広がる山の景色を画角におさめたり、人物の表情を撮影したりと、1台で多彩な表現が可能です。光学式手ブレ補正機能により、暗所やズーム撮影時も手ブレを抑えられます。
専用アプリをインストールすることで、スマホとの連携にも対応。スマホやタブレットを接続すれば、撮影データをワイヤレスで転送できます。家族や友人にデータを共有するときにも便利です。
コダック(Kodak) 防水カメラ WPZ2
アウトドアシーンでも扱いやすい登山向けのカメラです。水深約15mまでの水圧に耐えられる防水性能を搭載しています。水の影響を受けやすいシチュエーションでも快適に撮影を楽しめます。渓流や山の美しい景色を写真や動画におさめられるのが魅力です。
地上高約2mからの落下に耐えられる耐衝撃性を備えているのも特徴。アクティブに動きまわるシーンでも使えます。また、電子式手ブレ補正機能を備えており、手持ちでもブレの少ない撮影が可能です。
本体の背面には2.7インチの液晶モニターを採用しています。撮影後、手元からすぐにデータをチェックしやすいのがポイントです。
登山カメラのおすすめ|ミラーレス
オーエムシステム(OM SYSTEM) デジタル一眼カメラ OM-1
優れた機動性と革新の撮影機能で人気が上昇しているM4/3ミラーレス一眼タイプの登山向けカメラです。重さ599gの軽量ボディに独自開発の「フォーサーズセンサー」を搭載。コンパクトながら豊かな階調と美しい高感度画質も得られるため、携帯性を重視するハイレベルな登山写真家におすすめです。
新型の画像処理エンジン「TruePic X」によって、特殊撮影後の処理時間が短縮されているのもポイント。「手持ちハイレゾショット」「ライブND」「プロキャプチャーモード」など、多彩なコンピュテーショナル撮影機能も通常撮影に近い感覚で積極的に利用できます。
ミラーレス一眼のなかではハイクラスとなるIP53の防塵・防滴性能と-10℃の耐低温性能を備えているのも魅力。加えて、モニター上で天の川も視認できる「ナイトビューモード」や、微小な星にも素早くピントを合わせられる「星空AF」も搭載しており、夜間の星空撮影でも活躍可能です。
▼撮影イメージ
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7 IV
写真も動画も高品質に撮影できるフルサイズミラーレス一眼タイプの登山向けカメラです。有効約3300万画素の裏面照射型フルサイズセンサーと、画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載。ベーシックモデルながら上位モデルに迫る高性能をリーズナブルな価格で実現しています。
画面のほぼ全域をカバーする像面位相差AFに加えて、AIを活用した被写体追尾機能「リアルタイムトラッキング」を搭載しているのもポイント。瞳AFは人・動物・野鳥に対応しており、動画撮影でも有効なので、登山撮影でも幅広いシーンで役立ちます。
防塵・防滴に配慮した設計が採用されているため、アウトドアでも気兼ねなく使えるのも魅力。また、APS-C記録モードでは4K 60fps録画にも対応しており、新開発の放熱設計によって1時間以上の長時間録画も可能です。
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α6400 ILCE-6400
小型軽量ながら優れた描写性能を発揮するミラーレス一眼カメラです。「高密度425点全面位相差検出AFセンサー」と、0.02秒の高速AFを搭載しています。高速かつ高精度のAFを実現するため、狙った被写体を捉え続けられるのが魅力です。人物の瞳を検知して追随する「リアルタイム瞳AF」も内蔵しています。
トップカバーとフロントカバーには、軽量かつ剛性の高いマグネシウム合金ボディを採用。過酷な環境下でもアクティブに使用できます。
Eマウントのレンズ規格に対応しており、APS-Cと35mmフルサイズ、どちらのレンズも使用できます。その際、専用アダプターは不要です。広角レンズから単焦点レンズなどラインナップが豊富なので、用途やシチュエーションに合わせてレンズを使い分けられます。
登山だけでななく、風景撮影やポートレートなど撮影の幅を広げたい方にもおすすめです。
パナソニック(Panasonic) ミラーレス一眼カメラ LUMIX GH5 II DC-GH5M2
登山中でも本格的な映像作品が撮影できるM4/3ミラーレス一眼タイプの登山向けカメラです。4K 60fps録画に対応するほか、最高解像度でも動画記録時間が無制限なのが特徴。時間制限を気にせず登山のドキュメンタリーやVlogを撮影したい方にもおすすめです。
軽量かつ頑丈なマグネシウム合金フレームと、防塵・防滴・耐低温設計を採用しているのもポイント。高山地帯などの過酷な環境でも高い信頼性を発揮可能です。また、動画撮影に便利なバリアングルモニターやダブルSDカードスロットも備えています。
Bluetoothでスマホと連携することで、ワイヤレスでライブ配信が行えるのも魅力。山小屋・登山道・山頂に整備された電波の通信網を活用すれば、登山中でもライブ配信が可能なので、登山の様子をリアルタイムで撮影するのに重宝します。
富士フイルム(FUJIFILM) FUJIFILM X-T5
高画質かつ小型軽量を追求したミラーレス一眼カメラです。高解像度センサーと独自開発のプロセッサーを組み合わせることで、優れた描写性能を実現しています。解像度が高く、目の前に広がる風景もリアルに描き出せるのが魅力です。
5軸かつ最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載しています。振動などの影響を受けにくく、手持ちの際もブレの少ない安定した撮影が可能です。また、ダイヤルやボタンの操作性にこだわっており、使いやすさも良好。登山時に決定的瞬間を逃したくない方にもおすすめです。
全19種類のフィルムから好みのエフェクトを適用できる「フィルムシミュレーション」機能もポイント。クラシッククロームやビビッドなどフィルムの種類は豊富です。簡単にクリエイティブな表現を楽しめます。
▼撮影イメージ
登山カメラのおすすめ|一眼レフ
リコー(RICOH) デジタル一眼レフカメラ PENTAX K-3 Mark III
過酷な環境でも撮るプロセスを楽しめるAPS-C一眼レフタイプの登山向けカメラです。フルサイズ機に匹敵する見え味を持つ新設計の光学ファインダーを搭載。イメージセンサーなどの画質に直結するキーデバイスも刷新されており、伝統的な撮影スタイルで最新の高画質が味わえます。
101点AFシステム「SAFOX 13」の採用によって動体性能が向上しているのもポイント。最高約12コマ/秒の高速連写と組み合わせれば、超望遠域でも高速で動く被写体をしっかり捕捉できます。山中で野生動物や野鳥の撮影を行う方にもおすすめです。
頑丈なマグネシウム合金製のボディを採用しており、防塵・防滴・耐寒などの耐候性も備えているのも魅力。加えて、野外撮影で役立つ「アウトドアモニター/赤色画面表示」のほか、Bluetooth連携やUSB充電にも対応します。
▼撮影イメージ
リコー(RICOH) デジタル一眼レフカメラ PENTAX KF
防塵・防滴性能を搭載したデジタル一眼レフカメラです。100点ものシーリング部材をボディ全体に使用することで、水滴やホコリの侵入を防ぎます。氷点下10℃以下の厳しい環境に耐えられる構造を採用。環境の変化を受けやすい登山などのシチュエーションにもおすすめです。
高精細な画像を描き出すイメージセンサーユニットを内蔵。高性能な画像処理エンジンとノイズ処理に優れたアクセラレーターユニットの組み合わせにより、質感描写に優れた画像に仕上がります。
▼撮影イメージ
ニコン(Nikon) 一眼レフカメラ D7500
高画質と高速性能を兼ね備えた一眼レフカメラです。高性能な画像処理エンジン「XPEED 5」を採用しているのが特徴。最高約8コマ/秒の高速連続撮影や4K UHD/30pの動画撮影を行えます。静止画と動画性能どちらもこだわりたい方におすすめです。
輝度差が激しいシチュエーションにも対応するHDRを搭載しています。明暗差がある場合でも、暗い部分から明るい部分まで諧調豊かな表現が可能です。日差しが強い山頂付近や雲が多くて光量が得られない場合でも、クリアで見やすい写真を撮影できます。
また、カメラボディの接続部にはシーリング加工を施しており、高い防塵・防滴性能を発揮するのも特徴です。環境の変化を受けやすいアウトドアシーンでも活用できます。
▼撮影イメージ
キヤノン(Canon) EOS 90D 3616C001
優れた描写性能を発揮する一眼レフカメラです。APS-CサイズのCMOSセンサーと高性能な映像エンジンDIGIC 8を採用しています。高速連写や高感度撮影、4K動画撮影などが可能です。シチュエーションを選ばず、高画質の撮影を楽しめます。
各操作ボタンや電池室まわりにシーリング部材を配置しているのも特徴。高い防塵・防滴性能を有しています。天候の変化が激しい環境下でも使用できます。
専用アプリ「Camera Connect」をインストールすると、スマホとの連携が可能。撮影データをスマホに転送するときも便利です。撮影後、家族や友人にデータを共有するときやSNSにアップロードするときにも活用できます。
▼撮影イメージ
タフネス性能に不安があるカメラを登山に持って行くと、常に故障の心配が付きまとうのが難点。カメラを過剰に気にするあまり危険察知の意識が薄れて、重大な事故につながる場合もあります。安全に配慮しつつ登山と写真撮影を存分に満喫するためにも、登山撮影には耐久性や耐候性が充実した登山カメラを選びましょう。