海外旅行で使うカメラは、携帯性や使いやすさが重要です。アクションカメラ・コンデジ・ミラーレス一眼カメラが選択肢に入ります。カメラの種類ごとに描写性能や機能性が異なるため、あらかじめ特徴をチェックしておきましょう。
そこで今回は、海外旅行向けのおすすめカメラをピックアップ。選び方も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
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海外旅行におすすめのカメラの選び方
携帯性に優れたカメラを選ぶ
アクションカメラ

By: gopro.com
アクションカメラは、主にスポーツやアウトドアシーンの撮影を目的に開発されたカメラです。別名、ウェアラブルカメラとも呼ばれています。強力な手ブレ補正機能を搭載しており、カメラを激しく動かしながらでも安定した画質で写真や動画の撮影が可能です。
コンデジやミラーレス一眼カメラと比べて、コンパクトサイズかつ軽量化を実現しています。片手で気軽に持ち運びながら撮影をしやすいのが特徴です。また、防塵防水性能にも優れており、水中撮影や山岳地帯などの撮影にも適しています。
アクションカメラは、拡張アクセサリーやマウントの種類が豊富です。チェストマウントや延長ロッド、クリップなどにも対応しています。自転車やバイク、サーフボードに取り付けて撮影が可能です。
コンデジ

By: sony.jp
コンデジとは、コンパクトデジタルカメラの略称です。コンパクトサイズのボディと優れた描写性能を兼ね備えています。ポケットにおさまるほどの小型モデルが多く、必要なときにカメラを取り出して撮影が可能。携帯性と高画質化を重視している方にもおすすめです。Vlogや風景、スナップなどさまざまなシチュエーションで活用できます。
ただし、コンデジはレンズ交換ができない点に注意。レンズごとに焦点距離が決められているので、あらかじめチェックしておきましょう。広角域から望遠域までカバーする製品なら、幅広いシーンで使用できます。また、ズーム機能を搭載しているコンデジは離れた被写体の撮影が可能です。
ミラーレス一眼カメラ

By: sony.jp
ミラーレス一眼カメラとは、ミラーと光学ファインダーがないカメラです。プロフェッショナル向けの一眼カメラよりもコンパクトサイズなので、初心者でも気軽に扱えます。
アクションカメラやコンデジと比べると、本格的な撮影向きの製品です。背景をぼかしたりAFを利用したりなど、便利な機能が充実しています。
ミラーレス一眼カメラは、レンズ交換式です。広角レンズや標準レンズ、望遠レンズなどを組みあわせられます。壮大な風景を画角におさめたいときは広角レンズ、野生動物や乗り物を撮影するときは望遠レンズなど、シチュエーションにあわせてレンズの切り替えが可能です。
自撮りには可動式モニター付きがおすすめ

By: sony.jp
自撮り撮影をするなら、モニターの特徴をチェックしておきましょう。コンデジやミラーレス一眼カメラは、主に「チルト式」と「バリアングル式」を採用しています。
撮影者にカメラを向けたときに、液晶画面で映り方を確認できる製品が便利です。被写体と背景の映り方を調節しやすく、何度も撮り直す手間がかかりにくいのもポイントです。
アクションカメラのなかには、本体前面と背面にモニターを配置したデュアルスクリーンモデルも存在します。デュアルスクリーンモデルはカメラを向けたときに前面のモニターから映り方を確認できるため、自撮りも簡単です。
動画機能にも注目

By: sony.jp
海外旅行の思い出を動画に残したい方は、動画機能に優れているモデルがおすすめです。撮影した動画をSNSにアップロードしたり作品づくりに活用したりする方は、4Kの動画撮影に対応した製品をチェックしましょう。4Kは拡大しても画質の粗さが目立ちにくく、目で見た色合いを忠実に再現可能です。
アクションカメラのなかには、5.3Kの動画撮影に対応した製品が存在します。4K以上の画質に対応しているモデルは、静止画として切り出すときも高画質を保ちやすいのが特徴です。スローモーションやタイムラプスなどのクリエイティブな表現をカメラ単体で実現できるモノもあります。
ズーム機能をチェック

By: rakuten.co.jp
アクションカメラやコンデジを選ぶときは、ズーム機能の有無をチェックしておきましょう。ズーム機能は遠く離れた被写体をクローズアップするときに役立ちます。
ズーム機能はデジタルズームと光学ズームの2種類です。デジタルズームはレンズを動かさない仕組みなので、実際に写る大きさは変わりません。画像の一部を拡大して被写体の大きさを変えています。デジタルズームを利用すると画質が粗くなる点に注意しましょう。
光学ズームはレンズを動かして焦点距離を変更する仕組みです。光学的に拡大しており、画質が劣化しにくい仕様。ズーム機能を重視する方は光学ズームがおすすめです。
防水機能をチェック

By: gopro.com
アウトドアシーンで撮影をする方は、防塵防水性能を搭載している製品がおすすめです。カメラの防塵防水性能は、国際電気標準会議が定めた「IPコード」をチェックしましょう。IPに続く前の数字が防塵性能、後ろに続く数字が防水性能を表しています。たとえば、IP68の防塵性能は6等級、防水性能は8等級です。
環境の変化を受けやすいシーンで使用する場合は、防塵防水性能に優れたモデルを選びましょう。アクションカメラのなかには、水中撮影に対応している製品も。シュノーケリングやダイビング、サーフィンなどのシチュエーションでの撮影も可能です。アクションカメラが汚れてしまったときも、水で洗い流せます。
直感的に操作できるモデルがおすすめ

By: sony.jp
海外旅行向けのカメラを選ぶときは、操作のしやすさにもこだわりましょう。電源を入れてから撮影するまでに時間がかかると、決定的瞬間を逃してしまう可能性が高くなります。
電源を入れてからRECボタンを押すだけで動画撮影を開始したり、液晶モニターを自由自在に動かせたりする製品は、初心者でも気軽に使いこなせるのが魅力。アクションカメラ・コンデジ・ミラーレス一眼カメラのいずれも初心者向けの使いやすい製品が数多くあります。
バッテリーの持続力をチェック

By: dji.com
海外旅行で写真や動画を撮影するなら、バッテリー持続時間の長い製品がおすすめです。アクションカメラ・コンデジ・ミラーレス一眼カメラは、それぞれバッテリー性能が異なるので、あらかじめチェックしておきましょう。
アクションカメラのなかには、2時間以上の連続使用を実現しているモデルも存在します。フル充電しておけば、何度もバッテリーを充電したり交換したりする手間がかかりません。
急速充電に対応した製品は、短時間の充電でバッテリーを確保できます。充電を忘れてしまったときや、時間がないときにも便利です。
海外旅行におすすめのカメラ|アクションカメラ
ゴープロ(GoPro) HERO12 Black
5.3Kの圧倒的な高画質を実現したアクションカメラです。4K・2.7K・1080pの動画撮影に対応しており、目の前に広がる風景や被写体を鮮明に記録できます。旅行の思い出を高画質のまま残せるのが魅力です。後から見返したりSNSにアップロードしたり、さまざまな用途で活用できます。アクションカメラを使った本格的な動画制作にもおすすめです。
独自の手ブレ補正技術「HyperSmooth6.0」を搭載。カメラを激しく動かしてもブレを軽減しながら水平を保つため、手持ちでも安定した映像を残せるのがポイントです。
水深10mまで対応する防水性を内蔵しています。撥水レンズカバーを備えており、水中でもクリアな映像を撮影可能です。シュノーケリングやダイビングなどの水中撮影にも使えます。
また、突然の雨にも耐えられるので屋外でも使用可能。耐久性が高く、旅行先でアクティブに撮影を楽しめます。
ゴープロ(GoPro) HERO11 Black Mini
高画質化と携帯性を重視したアクションカメラです。HEROシリーズのなかでもコンパクトサイズかつ軽量化を実現しています。小型軽量ながら5.3K60pの動画撮影が可能です。静止画と動画撮影性能どちらにもこだわっています。旅先でも気軽に撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
2.7Kの画質では最大8倍のスローモーション撮影ができます。アクションカメラ単体で印象的なスローモーション表現をおこなえるのが魅力です。
40種類以上のマウントやアクセサリーに対応。チェストマウントや延長ロッド、グリップなど、用途にあわせてマウントやアクセサリーの使い分けが可能です。
「Quikアプリ」をインストールすると、スマホと連携できます。撮影データを転送したり動画編集したり、便利機能が豊富です。撮影後、その場でSNSにアップロードもできます。
ゴープロ(GoPro) MAX
360°全方位の撮影をおこなえるアクションカメラです。本体前面と背面に配置したデュアルレンズは、6K360°の動画撮影ができます。誰でも簡単に臨場感あふれる映像表現が可能です。目の前に広がる壮大な風景や、アクティビティの迫力を伝えたいときにも活用できます。海外旅行のVlog撮影にもおすすめです。
多機能ながらコンパクトサイズなので、機内持ち込みにも対応しています。また、1080pの画質ではライブストリーミングもできるため、海外旅行の様子をリアルタイムで配信したいときにも便利です。
360°の映像は、専用のQuikアプリから編集できます。アプリからシネマティックなトランジションを追加したり、お気に入りのBGMを挿入したり、クリエイティブな動画制作が可能です。その場で動画編集をしてSNSにアップロードできます。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Action 4 Standard Combo
頑丈で使いやすい、海外旅行におすすめのアクションカメラです。ケースなしでも水深18mまで耐えられる防水性能を備えており、水辺でのアクティビティに適しています。最大-20℃の耐寒性も備えており、スキーやスノーボードなど過酷な環境下でも使えます。
カメラが360°回転しても安定して撮影できる強力な手ブレ補正機能「360°HorizonSteady」を搭載。街歩きや車移動、トレッキングなどでも、手ブレを気にせず撮影しやすいのが魅力です。
1/1.3インチの大型センサーを採用。夜や屋内での撮影でもノイズの少ない綺麗な写真・動画を残すことが可能です。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Pocket 3
ジンバルを内蔵したVlogにおすすめのカメラです。3軸メカニカルスタビライズ機構により、乗り物の中からの撮影や歩きながらの撮影でも、滑らかでブレの少ない映像を残せます。2インチの回転式タッチスクリーンで、自撮りや縦向き動画も簡単に撮影できます。
最大解像度は4K/120fpsに対応。滑らかなスローモーション撮影ができるため、走ったりジャンプをしたりするなど、動きのあるシーンをおしゃれに記録できます。1インチのCMOSセンサーを搭載しています。
本体重量はわずか179g。ポケットに入るコンパクトサイズで、荷物の多い海外旅行でも気軽に持ち運べます。
海外旅行におすすめのカメラ|コンデジ
ソニー(SONY) デジタルスチルカメラ RX100VII DSC-RX100M7
コンパクトサイズながら描写性能に優れたコンデジです。像面位相差AFとコントラストAFのはたらきで、広範囲をカバーします。
高速かつ正確な「ファストハイブリッドAFシステム」を内蔵しており、0.02秒の高速AFが可能です。予測できない動きをする人物や動物を撮影するときにも活用できます。タッチフォーカスやタッチシャッターなど、利便性にこだわっているのも特徴です。
焦点距離は24-200mmまでをカバーするレンズを搭載しています。風景やポートレート、テーブルフォトなど、シチュエーションにあわせてフレーミングが可能です。幅広い焦点距離に対応しているため、レンズを交換する必要はありません。旅行先でも気軽に持ち歩きながら撮影を楽しめます。
レンズ部にはコントロールリングを配置。一眼カメラに近いこだわりの設定をおこなえます。ズームや絞り、ピクチャーエフェクトなどの割り当ても可能です。
▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) デジタルカメラ DC-TZ99
高倍率ズームを備えた、海外旅行におすすめのカメラです。光学30倍ズームに対応しており、遠くにある建物や人、動物の表情などをはっきりとクリアに撮影できます。24~720mmの焦点距離に対応でき、旅先のさまざまなシーンを綺麗に残せます。
フォーカスセレクト機能を搭載しており、撮影後にピント調整することが可能。ピントあわせが難しいマクロ撮影時に役立ちます。カメラ初心者の方でも、あとから簡単に補正できるのが魅力です。
180°チルト式のモニターを採用しているため、簡単にセルフィーの撮影が可能。また、Bluetoothでスマホとペアリングすると、撮影した写真や動画をワンタッチで転送できます。
キヤノン(Canon) PowerShot V1
高精細な写真・動画を残せる海外旅行におすすめのカメラです。一般的な1.0型センサーの約2倍の面積をもつ1.4型センサーを搭載。静止画は最大約2230万画素、動画は最大約1870万画素に対応しており、風景の細かなディテールや肌の質感などを細部まで美しく残せます。
Vlogに適した超広角ズームレンズを搭載しており、動画撮影時は焦点距離約17~52mm相当まで対応しています。旅先の風景や街並みを広く捉えたいとき、ズームして表情をメインに撮影したいときなど、幅広いシーンで活躍します。
レビュー用動画・手ブレ補正動画・美肌動画など、さまざまな動画撮影モードを搭載。本体内に冷却ファンを搭載しており、長時間の撮影も安心して使えます。
▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) デジタルカメラ X100VI
高画質と携帯性を両立させた海外旅行におすすめのカメラです。クリック感のあるダイヤルやレザー調ボディがおしゃれで、クラシックなフィルムカメラの操作性を残した設計。カチカチとダイヤルを回して、昔ながらの撮影体験を楽しめます。
コンパクトながらも、5軸・最大6.0段のボディ内手ブレ補正システムを採用。手持ち撮影時のわずかなブレをしっかり抑えられるため、夜景や室内などの暗いシーンでも安定した写真を撮ることが可能です。
4020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載しているのもポイント。独自の画像処理アルゴリズムにより、S/Nレベルを落とさずに細部の解像度を向上しています。
▼撮影イメージ

海外旅行におすすめのカメラ|ミラーレス一眼カメラ
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E10
Vlog撮影に特化したミラーレス一眼カメラです。人物の瞳を検知して捉え続ける「リアルタイム瞳AF」を内蔵しています。振り返った瞬間や表情の変化も鮮明に撮影可能です。ピントあわせをカメラに任せられるので、撮影者はフレーミングに集中できます。
人物の背景をぼかして被写体を強調する「背景ぼけ切り換え」や、すばやくピントを移動する「商品レビュー用設定」など、多彩な動画撮影モードを搭載。用途にあわせて撮影モードを切り替えられます。
液晶モニターは、自由自在に可動するバリアングル式を採用。ローアングルからハイアングルまで多彩な構図で撮影をおこなえます。カメラを撮影者に向けることで、自撮り撮影も簡単です。バリアングル液晶モニターから映り方をチェックできます。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α7 III
AFの性能が高く、追従精度や連写速度に優れたカメラです。すばやく動く被写体もクリアに撮影。瞳AF機能も搭載しており、顔のピンボケが少ない写真を多く撮れるのがメリットです。
手ブレ補正は5段階なので、遠方レンズ使用時やマクロ撮影時、夜景の撮影時にも手ブレが起きにくく、初心者にも使い勝手は良好。また、4K/HDRの動画にも対応しており、スローやクイックモーションなどの動画機能も搭載しています。
連射速度や手ブレ補正などの各種機能、4K動画にも対応。海外旅行先でもポテンシャルを十分に発揮できるため、隙のないカメラを求めている方におすすめです。
富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ X-M5
写真も動画も本格的に楽しめる、ミラーレス一眼カメラです。裏面照射型「X-Trans CMOS 4」センサーを搭載。約2610万画素の高解像度を誇り、風景や建物の細かなディテールも美しく描写できます。
被写体検出AFに対応しており、人物の顔や瞳はもちろん、動物・鳥・車・バイクなどをAIが自動で識別してピントをあわせて追尾します。海外旅行中の大事なシーンも綺麗に記録し、シャッターチャンスを逃しにくい仕様でおすすめです。
カメラの上部には物理ダイヤルを搭載。フィルム時代の色味や風合いをデジタルカメラで再現できる「フィルムシミュレーション」を、ダイヤルだけで変更が可能です。全20種類の色調から、旅先の雰囲気にあわせて選べます。
▼撮影イメージ

・XC15-45mmレンズキット
・本体
ニコン(Nikon) ミラーレス一眼 Z5II
海外旅行にも日常にも使いやすい高性能なカメラです。画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載しており、AF性能に優れています。人物・鳥・飛行機・車など全9種類の被写体を検出し、自動追尾することが可能です。
「ハイスピードフレームキャプチャー+」機能により、C15なら約15コマ/秒、C30なら約30コマ/秒の高速連続撮影に対応。シャッターをきる1秒前を記録できる「プリキャプチャー」機能も搭載されており、旅先での大事なシーンを逃さずに撮影できます。
バリアングル式のモニターを搭載しており、自撮りやローアングル撮影などもスムーズに行うことが可能です。
▼撮影イメージ

・NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3 レンズキット
・本体
ソニー(SONY デジタル一眼カメラ α7CII ILCE-7CM2
コンパクトながらも高性能なミラーレス一眼カメラです。約3300万画素という高解像度により、高画質とぼけ表現により写真の質を向上しています。
画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載し、高速かつ高精度な処理が可能。AEアルゴリズムにより、顔の肌領域を検出して明るさの自動調整ができます。逆光や日差しの強い場所でも、人物を綺麗に撮影できておすすめです。
本体の重量は約514gとフルサイズとしては軽量で、海外旅行に持ち運びやすいのが魅力です。
▼撮影イメージ

・ILCE-7CM2L ズームレンズキット
・本体
海外旅行で写真や動画撮影をするときは、カメラ選びが重要。アウトドアシーンならアクションカメラ、使いやすさを重視するならコンデジ、本格的な撮影性能を求めているならミラーレス一眼カメラがぴったりです。シンプルでわかりやすい操作性のモデルであれば、必要なときに取り出して撮影できます。