ビデオカメラのように、クオリティの高い動画が撮影できる「デジタルカメラ」。写真も動画も高品質で楽しめるので便利です。しかし、さまざまな機能が搭載された製品が展開されているため、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、動画撮影におすすめのデジタルカメラをご紹介。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 動画撮影におすすめのデジタルカメラの選び方
- 動画撮影用デジタルカメラのおすすめメーカー
- 動画撮影におすすめのデジタルカメラ|ミラーレス
- 動画撮影におすすめのデジタルカメラ|コンデジ
- 動画撮影におすすめのデジタルカメラ|その他
動画撮影におすすめのデジタルカメラの選び方
センサーサイズと画素数をチェック

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動画撮影用カメラを選ぶときには、イメージセンサーのセンサーサイズと画素数をしっかりと確認しましょう。カメラのレンズから取り込んだ光を電気信号に変える役割を持つイメージセンサーには、さまざまなサイズがあります。主要なのは「35mmフルサイズ」「APS-Cサイズ」の2つです。
センサーサイズが大きいほど多くの光を取り込めるので、暗い場所でもきれいな撮影が可能。また、センサーサイズが小さくなると画角も狭くなります。そのため、広範囲を写したい場合にはフルサイズを選ぶのもおすすめです。
画像の最小単位である「画素」は、ピクセルとも呼ばれており、画像の中に配置された画素の数が画素数です。一般的には画素数が多いほど画質がよいとされています。
フレームレートと解像度を確認

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「fps」と表記されることも多いフレームレートは、アニメーションのコマのように、1秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のこと。フレームレートの数値が高いほど滑らかに、低いほどカクカクとした映像になります。
映画風の映像を作りたい際などには、フレームレートを少し落とすと雰囲気が出る場合も。スポーツシーンを撮影する際は、フレームレートが高い方が滑らかに撮影できます。目的に応じてフレームレートを調節するのがおすすめです。
また、解像度とは、フレームの中に含まれているピクセル数を指します。フルHD・4K・8Kなど、解像度が高いほど動画を細部までリアルに見せることが可能です。
フレームレートや解像度は、必ずしも数値が高ければよいとは限らず、数値が高いほどデータ容量が大きくなります。転送や処理に時間がかかるというデメリットもあるので、総合的に考えてフレームレートや解像度を選択するようにしましょう。
手ブレ補正機能をチェック

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手持ち撮影を行う際に欠かせないのが手ブレ補正機能。構え方によってある程度手ブレは抑えられますが、子供の運動会やスポーツなど被写体の動作が激しいシーンほど、手ブレ補正機能が優れていると便利です。
手ブレ補正機能が搭載されていない場合は、スタビライザーなどの動画撮影が安定する機材を使用するのもコツ。しかし、重量が増える点は留意しておきましょう。
ズーム機能をチェック

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ズームには、デジタルズームと光学ズームの2種類があります。デジタルズームは撮影した写真を引き伸ばすズーム機能。ズームをした際に画質が落ちますが、比較的安価なのが魅力です。
光学ズームは、望遠鏡と同じようにレンズを調節し、焦点距離を変化させるズーム機能。優れた画質をキープしたままズームできるので、高画質な動画を撮りたい方は光学ズームが採用されたデジタルカメラを選びましょう。
また、レンズの性能も重要で、特に焦点距離の数値が小さいほど広角、大きいほど望遠の撮影に向いています。光学ズームのように焦点距離を変えられるレンズはズームレンズと呼ばれており、普段の生活で使う方には240mm程度までズームできるモノがおすすめです。400mm以上の超望遠のモノもありますが、手ブレを起こしやすい点は留意しておきましょう。
オートフォーカスの精度をチェック

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オートフォーカスとは、自動で被写体を捉えてピントを合わせる機能のこと。「AF」と省略して呼ばれることもあります。AF機能が搭載されている製品のなかには、顔認識やターゲット追尾など便利な機能が備わっているモデルもあるので、選ぶ際にはチェックしておきましょう。
なお、オートフォーカスの精度は製品によってさまざま。すばやく動く被写体を撮影するには、高速AFを謳っているモデルに注目してみてください。
ダイナミックレンジをチェック

By: fujifilm-x.com
ダイナミックレンジ(階調)の広さも、動画の画質を決める重要なポイントです。ダイナミックレンジとは、デジタルカメラが再現できる最も暗い部分から最も明るい部分までの範囲のこと。出力できるダイナミックレンジが広いモデルほど、輝度差のあるシーンでも、白飛びや黒つぶれを抑えた見た目に近い明るさの動画が記録できます。
ダイナミックレンジは「ストップ」という単位で表記されます。輝度差のあるシーンでも再現性を重視するなら、13ストップ以上に対応するデジタルカメラを選びましょう。また、撮影後にグレーディングを行う場合は、ダイナミックレンジを広く確保したまま記録できる、LogやRAWなどの録画形式に対応したモデルがおすすめです。
高感度性能をチェック

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動画を撮影する際は、静止画撮影時よりもデジタルカメラの高感度性能が重要になります。動画の場合は、録画時に使用するフレームレートによってシャッター速度が固定されるのがポイント。露出の変更は基本的にISO感度の調節とNDフィルターの選択で行うため、高感度性能の優秀なモデルほど露出決定の自由度が向上します。
日中から夕方にかけての屋外での動画撮影には、ISO 6400程度の高感度が実用的な画質で使用できれば十分。暗い室内や日が暮れた後の夜間でも積極的に撮影したい場合は、ISO 12800以上の超高感度でも、高画質が維持できるデジタルカメラがおすすめです。ただし、画質の劣化を防ぐために、感度の上げすぎには注意しましょう。
連続撮影時間をチェック

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動画撮影のためのデジタルカメラを探す際には、連続撮影時間にも注意して選んでみましょう。2019年頃までに発売されたモデルでは、関税の関係上デジタルカメラとビデオカメラの区分がはっきりと分けられていたことを理由に、デジタルカメラでは連続撮影時間が29分59秒など、30分未満のモノが多い傾向があります。
そのため、30分以上の長時間連続撮影を行いたい場合などは、しっかりと連続撮影時間を確認してから購入するのがおすすめです。
外部マイク対応かチェック

By: sony.jp
動画撮影用にデジタルカメラの購入を検討している場合は、外部マイクを接続できるかどうかをチェックしておきましょう。デジタルカメラによってはあまり音声収録が得意でない場合もあり、映像に対して音声のクオリティが下がってしまう可能性があります。
デジタルカメラに外部マイク用の端子が搭載されていれば、マイクを接続して音声を収録可能です。一般的には外部マイクの方が音質がよいため、音声までこだわりたい方はぜひチェックしてみてください。
動画専用ならビデオカメラやアクションカメラもおすすめ

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静止画の撮影よりも動画をメインに撮りたいという方には、動画に特化したカメラもおすすめ。ビデオカメラは手ブレ補正機能に優れたモデルが多く、運動会や発表会など、カメラに慣れていない方でも快適に高品質の動画を残せるのがメリットです。
また、アクションカメラは、コンパクトで耐久性に優れており、海や川などの水中や、雪山での低温環境など、過酷なシーンでも安心して使用できるのが魅力。丁寧なケアや繊細な取り扱いが求められる従来のカメラとは異なり、臨場感のある撮影を気兼ねなく行えます。
さらに、スローモーション撮影への対応や、撮った動画をすぐにスマートフォンに転送できる機能など、便利な機能が搭載されているモノもあります。
動画撮影用デジタルカメラのおすすめメーカー
ソニー(SONY)

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ソニーは、コンデジとデジタル一眼カメラのほか、さまざまな電化製品を製造している世界的に人気のメーカーです。特に最近は、主にミラーレス一眼のフルサイズモデルを展開しており、高性能なハイエンドモデルもあります。
また、ビデオカメラもラインナップしているので、動画撮影においても使い勝手が良好。デジタルカメラで本格的な撮影をしたい方におすすめのメーカーです。
キヤノン(Canon)

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キヤノンは、カメラ・ビデオ・プリンター・複合機などを製造する精密機器メーカーです。なかでも、デジタルカメラはコンデジ・ミラーレス共に、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広く製品を取り揃えています。
また、交換レンズのラインナップが豊富なのもポイント。カメラを本格的に始めたい方にもおすすめのメーカーです。
パナソニック(Panasonic)

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パナソニックは、大阪府に拠点を置く総合電機メーカー。ビデオカメラで培ってきた技術とノウハウをデジタルカメラの動画分野にも活かしているのが特徴です。
4K撮影に対応したモデルを多く製造しており、クオリティの高い動画を撮影できるのがポイント。なお、交換レンズに関してはドイツの有名カメラメーカー「ライカ」と提携しているのも魅力です。
オーエムシステム(OM SYSTEM)

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オーエムシステムは、オーエムデジタルソリューションズが運営する映像製品ブランド。カメラ以外に、ICレコーダーやオーディオ、双眼鏡などの製品を展開しているのが特徴です。
ミラーレス一眼には、シンプルかつクラシックなボディを採用したモデルがあります。また、軽量で持ち運びに適したモデルや手ブレ補正に優れたモデルを製造しているのも魅力。カメラを持ち歩く頻度が多い方におすすめです。
動画撮影におすすめのデジタルカメラ|ミラーレス
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E1L
Vlog撮影向けに設計されている、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。1210万画素のフルサイズセンサーを搭載しており、動画に美しいぼけ表現を取り入れられます。ノイズも抑えやすく、暗い環境での動画撮影にもおすすめです。
全画素4K読み出しによる動画撮影に対応しているため、モアレやジャギーの少ないクリアな4K動画を楽しめます。アップグレードライセンスを取得することで、4K解像度のまま最大で120pの動画も撮影できるので、最大5倍の自然なスローモーション動画も撮影可能です。
5軸ボディ内手振れ補正も実現しており、手持ちでも滑らかで見やすい映像に仕上げられます。電子式手振れ補正と組み合わせて、より強力な手振れ補正を適用する「ダイナミックアクティブモード」に対応している点も魅力です。
ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ VLOGCAM ZV-E10 II
APS-Cセンサーを採用している、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。有効約2600万画素と高解像度なので、動画撮影も写真撮影も高いクオリティでこなせます。高性能な画像処理エンジン「BIONZ XR」の採用により、処理速度が速いのも魅力です。
カメラ本体にプリセットされた設定を適用し、画作りを簡単に調節できる「クリエイティブルック」機能も搭載されています。手間のかかる編集をせずに映像の雰囲気を変えられるほか、プリセットをベースにカスタマイズも可能です。
「シネマティックVlog設定」を活用すれば、色合いの調節やアスペクト比の変更などが自動で適用され、初心者でも簡単に映画のような映像表現を実現できます。ウインドスクリーンも付属しているため、屋外での撮影にもおすすめです。
▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) LUMIX GH7 ズームレンズキット DC-GH7L
本格的な動画撮影を楽しめる、おすすめのデジタルカメラ。マイクロフォーサーズのセンサーを採用し、高画質を実現しています。エンジンにはライカと共同開発した技術が搭載されており、高精細で自然な映像を描写可能です。
「ダイナミックレンジブースト」の搭載により、13+ストップの鮮やかなHDR映像を記録できます。最大で4K解像度かつ120pの動画記録に対応しているため、最大5倍までのスローモーション効果を演出できるのも魅力です。
人物や動物、車やバイクなどに対応するリアルタイム認識AF機能も搭載。飛行機認識や列車認識にも対応するほか、車・バイク・飛行機・列車はフォーカスする部位まで指定できるので、カメラ任せでも簡単にピントを合わせられます。
オーエムシステム(OM SYSTEM) OM-5 レンズキット V210022BE000
小型軽量かつ高画質な、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。コンパクトなボディに、高性能な5軸手振れ補正機能が搭載されています。一部の対応レンズと組み合わせると、最大で7.5段の手振れ補正を実現できる設計です。
4K動画の撮影に対応しているため、高精細でリアルな映像を記録できます。カメラを縦向きに構えて撮影した動画は、縦向きの動画ファイルとして保存可能。SNS向けの縦動画を撮影したい場合にも活用できます。
▼撮影イメージ

オーエムシステム(OM SYSTEM) PEN E-P7 レンズキット V205111SE000
クラシカルなデザインがおしゃれでかわいい、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。ボディにはアルミ削り出しのダイヤルが搭載されており、優れた操作性とおしゃれなデザインを両立しています。小型かつ軽量なので、持ち運びにもおすすめです。
ボディ内の5軸手振れ補正にも対応しているため、写真や動画を撮影する際に三脚がなくてもシャープで綺麗な作品に仕上げられます。背面の液晶モニターは下に180°開くチルト式なので、自撮りの際も構図をしっかりと確認可能です。
▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼デジタルカメラ X-H2S
動画撮影に適している、高性能なミラーレス一眼デジタルカメラを探している方におすすめのモデル。最大で6.2Kかつ30pの高画質な動画撮影に対応しています。4Kの場合は120pにも対応するので、ハイスピード動画撮影も可能です。
F-Log2を搭載し、14+ストップのダイナミックレンジも実現しています。また、5軸かつ最大7段のボディ内手振れ補正機能にも対応。動きの激しいスポーツや光量の足りない夜間でも、手持ちで自然な動画を撮影できます。
▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレスデジタルカメラ X-S20 レンズキット(XC15-45) X-S20LK-1545
コンパクトかつ軽量ながら高性能な、動画撮影におすすめのミラーレス一眼デジタルカメラ。大型のグリップを搭載していながら、本体重量は491gまで抑えられており、片手でもしっかりとホールドして安定した撮影が可能です。
人物の顔ではなく別のアイテムにフォーカスを合わせやすくする「商品撮影モード」や、ワンタッチで背景ぼけのレベルを切り替える「背景ボケモード」など、Vlog撮影時にあると便利な機能も充実しています。
▼撮影イメージ

富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ レンズキット X-M5
コンパクトで持ち運びやすい、動画撮影におすすめのミラーレス一眼カメラです。重量が355gと軽量なうえ、サイズも非常にコンパクト。本体上部に配置されているボタンはフラットで、カバンやポケットにも入れやすい設計です。
同社が展開してきたさまざまなフィルムの質感を簡単に再現できる、「フィルムシミュレーション」にも対応しています。軍艦天面に専用のダイヤルが設けられているため、回転させるだけでさまざまな色作りを切り替え可能です。
▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) デジタル一眼カメラ ルミックス 標準ズームレンズキット DC-G100DK-K
写真も動画も美しく撮影できる、おすすめのデジタルカメラ。4Kに対応しているので高精細な映像を撮影できます。背面のモニターを回転させると自動的に「自撮りモード」が適用され、Vlogに適した設定で撮影が可能です。
4Kで撮影している動画をフルHDに変換し、カメラを固定したままパン・ズームイン・ズームアウトといった映画のような映像効果を適用する機能も搭載。余計なブレのない滑らかな表現を初心者でも簡単に楽しめます。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) デジタル一眼カメラ α6700 高倍率ズームレンズキット ILCE-6700M
シンプルなデザインで扱いやすい、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。6Kオーバーサンプリングから4K映像を出力できるので、質感や解像感の高い映像を楽しめます。4K 120pのハイフレームレート動画も撮影可能です。
動画撮影時に強力な手振れ補正を適用する「アクティブモード」も搭載されています。リアルタイム認識AFを動画撮影時にも利用できるほか、動物や乗り物などの認識も可能。また、Log撮影に対応している点も魅力です。
▼撮影イメージ

動画撮影におすすめのデジタルカメラ|コンデジ
ソニー(SONY) コンパクトデジタルカメラ Cyber-shot RX100VII DSC-RX100M7
コンパクトながら高画質な、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。小型のボディに1インチのセンサーが搭載されており、明るく美しい写真や映像を撮影できます。画素数は約2010万画素です。
全画素読み出しの4K動画撮影に対応しているため、解像感の高い映像を撮影できます。リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングといった機能も搭載。強力な手振れ補正機能にも対応しており、手持ちでも滑らかな映像を撮影できます。
側面にはマイク端子も搭載されているので、画質だけではなく音質にもこだわったクオリティの高い映像コンテンツを作成可能です。縦向き動画の撮影にも対応しており、SNS向けの動画も回転させずに仕上げられます。
パソコンとUSBで接続するとWebカメラとしても使用できるため、リモートワークにもおすすめです。
▼撮影イメージ

ソニー(SONY) コンパクトデジタルカメラ VLOGCAM ZV-1M2
Vlog向けのデジタルカメラを探している方におすすめのモデル。1インチのイメージセンサーに、約2.5倍の光学ズームに対応するレンズが組み合わされています。風景やグループでの自撮りは広角で、スナップは望遠でといった使い分けが可能です。
最短撮影距離が短いのもポイント。広角側だと約5cm、望遠側でも約15cmまで被写体に近づけるため、料理やペットなどもダイナミックに撮影できます。自撮りにも対応するバリアングル液晶モニターを搭載し、構図の幅が広いのも魅力です。
初心者でもVlogを簡単に撮影できる機能も充実しています。ボタンを押すだけで簡単に背景ぼけの強さを切り替えたり、人物の顔ではなく持っているアイテムに優先的にピントを合わせたりできるので、カメラの知識が必要ありません。
スマホとの連携にも対応しており、離れた位置からスマホを使用してカメラを操作できます。
キヤノン(Canon) PowerShot V10 PSV10
Vlogの撮影に特化している、おすすめのデジタルカメラ。手の平サイズでコンパクトなうえ、211gの軽量なボディに仕上げられています。縦スタイルでの使用を想定しており、操作ボタンが中央に配置されているので利き腕を選びません。
小型ながら高画質な1インチセンサーを採用しているため、室内でもノイズの少ないクリアな動画を撮影可能です。広角19mm相当のレンズを搭載しているので、背景まで含めた広い構図で撮影しやすく、歪みも抑えられています。
液晶モニターは上方向に180°展開するため、自撮りの場合もしっかりと構図を確認できる設計です。また、折りたたみ式のスタンドが内蔵されている点も特徴。角度の調節にも対応しており、三脚を持ち歩かずにさまざまなスタイルでの撮影を実現できます。
▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) PowerShot G7 X Mark III PSG7XMARKIII
ズーム全域で明るいレンズを採用している、おすすめのデジタルカメラ。広角端でF1.8、望遠端でもF2.8の明るさを実現しているので、鮮やかで高精細な映像を撮影できます。センサーサイズも1インチと大きく、背景ぼけも楽しめる設計です。
広角端での最短撮影距離が5cmと短いため、被写体にグッと近づいて迫力のある写真を撮影できます。花や虫のような小さな被写体のほか、テーブルフォトにもおすすめです。また、5軸の手ブレ補正にも対応しています。
ピントをスムーズに切り替えられる「Video Blog」モードも搭載されており、顔や手に持ったアイテムなどが次々と切り替わるような動画も快適に撮影可能です。白飛びしている箇所も知らせてくれるので、露出も簡単に調節できます。
背面の液晶モニターはタッチ操作に対応。自撮りの際に構図を確認しやすいように、上方向に約180°回転します。
▼撮影イメージ

ニコン(Nikon) COOLPIX P950
ズーム性能を重視したい方におすすめのデジタルカメラ。コンデジながら光学83倍のズームに対応しているので、遠くの被写体も大きく撮影できます。最望遠側でもF6.5と明るく、ノイズを抑えた写真や映像を撮影しやすい点が魅力です。
光学ズームと電子ズームを組み合わせると、最大で332倍までのズームを楽しめます。5.5段分の手振れ補正機能も搭載されており、ズーム撮影時に気になる手振れを軽減しやすいのも特徴。シャープな写真や動画を撮影できます。
最大で4K解像度の動画撮影にも対応しており、超望遠で高精細な映像を撮影可能です。近づいて撮影しにくい野鳥の動画を撮影するのにも適しています。また、動画撮影中のズーム速度を調節する機能に対応しているのも、便利なポイントです。
▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) デジタルカメラ LUMIX DC-FZ85D
幅広い画角を1台でカバーできる、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。最大で光学60倍までのズームに対応しています。遠くにいる動物から迫力のある広大な景色まで、さまざまな被写体をスムーズに狙って撮影可能です。
動画撮影時の解像度は最大で4Kと高精細で、臨場感のある映像を記録できます。また、4Kで撮影しながらフルHDに変換する「4Kライブクロップ」という機能も搭載。パンやズームイン、ズームアウトといった動きを簡単に加えられます。
色味やコントラストなどを簡単に調節して、手軽な写真撮影をサポートする「フォトスタイル」にも対応。また、撮影時にさまざまな効果を適用する「クリエイティブコントロール」機能も搭載されているので、初心者でも本格的な撮影を楽しめます。
▼撮影イメージ

動画撮影におすすめのデジタルカメラ|その他
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Pocket 3 6941565969903
滑らかな映像を撮影できる、動画撮影におすすめのデジタルカメラ。3軸メカニカルスタビライズ機構が搭載されているので、激しく動きながらでもブレの少ない映像を撮影できます。手軽にプロのような本格的な動画撮影を楽しめる点が魅力です。
コンパクトながら1インチのセンサーが搭載されているため、取り込める光量も多く、低照度での性能も優れています。肌の色合いを調節したり、暗所でもリアルな色を再現したりといった機能が搭載されている点も特徴です。
グリップの背面には、2インチの有機ELディスプレイが搭載されているので、プレビューをしっかりと確認しながら撮影できます。画面の回転にも対応しており、縦動画の撮影も簡単。SNS向けの動画を撮影したい方にもおすすめです。
ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Action 5 Pro 6941565981066
動画撮影用のデジタルカメラとして、アクションカメラを検討している方におすすめのモデル。最大で13.5ストップのダイナミックレンジに対応しているので、迫力のある映像を記録できます。センサーサイズが1.3分の1と大型なのも特徴です。
「360° HorizonSteady」や「RockSteady 3.0」といった安定化機能も搭載されており、バイクやスキーといった激しいスポーツ中の映像もブレを抑えて撮影できます。水深20mまでの防水にも対応し、水中での撮影も可能です。
カメラレンズの隣には有機ELディスプレイが搭載されているため、構図を確認しながらセルフィーも撮影できます。背面・前面の両方の画面がタッチに対応しており、直感的に操作しやすい点も魅力です。
Insta360 Ace Pro 2 CINSBBGA-BAT-BDL
高精細な映像を撮影できる、アクションカメラタイプのデジタルカメラ。人気のカメラブランドであるライカと共同開発したレンズと、8Kセンサーが搭載されています。絞り値はF2.6と明るく、ノイズの少ない映像を撮影しやすい設計です。
最大で8K解像度の動画撮影に対応しており、ディテールまで丁寧に再現した美しい映像を楽しめます。鮮やかな映像に仕上げる「アクティブHDR」や、ライカのような色を楽しめる専用のカラープロファイルが用意されている点も特徴です。
画質を落とさずに2倍のデジタルズームを実現する「クラリティーズーム」にも対応。また、音質にもこだわって設計されており、マイク部分にはウインドガードを搭載しています。ウインドガードは、必要に応じて着脱可能です。
Insta360 X4
ユニークな動画を撮影できる、おすすめのデジタルカメラ。360°動画の撮影に対応しており、リアルで臨場感のある映像を記録できます。解像度は最大で8Kと高精細なので、細部まで鮮明に描写された映像を実現可能です。
解像度を5.7Kにすると、60Hzの滑らかな映像を撮影できます。また、4Kかつ100fpsの動画撮影にも対応しており、印象的なスローモーションも表現可能です。自撮り棒を消す機能も搭載し、第三者視点の映像を簡単に撮影できます。
動画撮影におすすめのデジタルカメラを選ぶ際は、画質以外もチェックしましょう。手ブレを抑えて被写体を撮れるほか、長時間の撮影に適しているかも重要です。今回ご紹介したおすすめのデジタルカメラを参考に、自分に合った1台を探してみてください。