旅行やアウトドアで持っていると重宝する「防水カメラ」。優れた防水性能を備えており、通常のスマホや一眼カメラでは困難な環境でも故障を心配せず使えるため、高山や水中などでの撮影にも活躍します。

そこで今回は、防水カメラの選び方を詳しく解説。加えて、アウトドア愛好家に人気のあるおすすめの防水カメラやアクションカメラも合わせてご紹介していくので、次の旅行に持っていくカメラ選びの参考にしてみてください。

防水カメラのメリットとは?

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水中や雨の日でも本体単体で手軽に使えるのが防水カメラのメリットです。一般的なスマホやコンデジと違って、使用に際して防水カバーやハウジングを用意しておく必要がありません。旅行などの荷物をできるだけ減らしたい場合にも重宝します。

充実した耐久性も防水カメラの人気ポイント。防水以外にも、砂粒やホコリの侵入を防ぐ防塵性能や、寒い場所でも安定して動作できる耐低温性能なども備えています。加えて、落下などの衝撃に強いモデルも多く、登山に携行するカメラとしてもおすすめです。

高画質が得られるのも防水カメラの魅力。暗所でも多くの光量を取り込めるイメージセンサーや、高い解像力を持つレンズを搭載しています。また、撮影時はレンズをカバーで覆わず素通しで使用可能。画質が劣化しにくく、水中でもクリアで美しい描写の撮影が楽しめます。

防水カメラの選び方

防水性能の高さで選ぶ

防水・防塵性能を表す「IPX」をチェック

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防水カメラが持つ防水・防塵性能は「IPコード」の表示で確認可能です。例えば、スペック表に「IP68」と記載されていた場合、IPに続く左側の数字である「6」は防塵性能の高さを、右側の数値である「8」は防水性能の高さを示しています。

防塵性能は0〜6の7段階、防水性能は0〜8の9段階で保護等級を表示しているのもポイント。なお、「IPX8」や「IP6X」のように、「X」の記載がある方の保護等級は省略されており、防水性能、もしくは防塵性能のみを表しています。

アウトドアで使うなら防水・防塵ともに最大レベルの保護等級を持つIP68対応の防水コンデジがおすすめ。微細な粉塵が内部に侵入するのを防げるほか、ある程度長い時間水没させた状態でも浸水しないので、マリンスポーツや水中撮影にも活用できます。

対応水深をチェック

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防水カメラでは「耐水深度」で防水性能がより詳しく表示されている場合もあります。スペック表には「防水10m」や「1 ATM」というような表記で確認可能。この場合は水深10mまでの水圧に耐えられる防水性能を備えていることを意味しています。

耐水深度で表示された水深よりも深い場所に潜ると、防水カメラでも水圧に耐えきれず浸水で故障するリスクが高くなるので注意。必ず耐水深度で表示された水深よりも浅い場所で使用するよう心掛けましょう。

サーフィンやカヌーなど水辺でのスポーツ撮影に使う場合は、水深10m以上に対応する防水カメラがおすすめ。本格的なダイビング撮影も視野に入れるなら、30m以上の水深に耐えられる専用の防水ハウジングが必要になります。

カメラの性能で選ぶ

画素数をチェック

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画質を重視するなら防水カメラが搭載するイメージセンサーの画素数も確認したい項目です。記録時の有効画素数が多いモデルほど細部までシャープに描写可能。登山の道中にある濡れた岩の質感や、昆虫の羽に付いた鱗粉も臨場感たっぷりに再現できます。

ただし、高画素になるほど画像1枚当たりのデータ量が増えるのが難点。SDカードに記録できる画像の枚数が減るほか、画像編集にはハイスペックなPCが必要になります。

現行の防水コンデジは有効画素数が1000万超えのモデルが基本。A4サイズで印刷する場合でも十分な解像度が得られるため、一般的な用途では1000万画素もあれば事足ります。A3などより大判で印刷する場合や、撮影後に画像の一部をトリミングすることが多い場合は、1600〜2000万画素の高解像度モデルがおすすめです。

F値をチェック

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F値も防水カメラの画質を決める重要なスペックです。F値とは、取り込む光量を数値化した指標のことで、数値が小さいほど多くの光量を取り込めるのが特徴。そして、レンズで使用できる最も小さいF値のことを「開放F値」と呼びます。

開放F値の小さいレンズを搭載した防水カメラほど、夜間や水中などの暗いシーンでも鮮明に撮影できるのがポイント。また、背景や前景を手軽にぼかしやすくなるので、ボケ表現を活用して被写体の存在感を立体的に強調する場合にも重宝します。

暗所画質やボケ味にこだわるなら、開放F値がF2.8以下のレンズを搭載した防水カメラがおすすめ。明るさに余裕があるため、より多彩な表現が楽しめます。

オートフォーカス性能をチェック

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オートフォーカス(AF)機能の充実度も防水カメラの快適性を決めるポイントです。高性能なAFを搭載する防水カメラほど、暗所や水中でも高精度にピントを合わせられます。

旅行やアクティビティの最中に記念写真を撮るなら、人物の顔や瞳を検出して自動でピントを合わせられる「顔認識/瞳認識AF」があると便利。笑顔を検出する「スマイルキャッチ」にも対応していれば、子供の印象的な表情もより簡単に記録可能です。

自然の草花や昆虫などを間近で撮影するなら、マクロ撮影に対応したAFモードが必須。通常モードではピントが合わせられない位置まで被写体に接近してもAFが使用できるため、小さな被写体も画面一杯に大きく写し出せます。

搭載された機能で選ぶ

手ブレ補正をチェック

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撮影の成功率を高めるなら防水カメラにも「手ブレ補正」は必須です。手ブレとは、手首や腕で生じた微細な振動がカメラに伝わり、撮影した画像や動画の画面全体が不鮮明にぼやけて写る現象のこと。特に、動きながらの撮影や暗いシーンなどでシャッター速度が遅くなる場合に発生しやすいですが、手ブレ補正機能があれば手ブレを軽減可能です。

防水カメラで採用されている手ブレ補正は、電子式と光学式の2種類。電子式は、撮影した映像などから手ブレを検出して補正を行う方法です。

光学式は、レンズの位置を動かすことで手ブレを補正する方式。暗い場所で撮影をする方や画質重視の方におすすめです。

ズーム機能をチェック

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撮影時の焦点距離を変更できる「ズーム機能」も防水カメラ選びで重要です。ズーム機能にも電子式と光学式の2種類がありますが、画質を重視するなら望遠側へズームインしても画質が劣化しない光学ズームを採用したモデルを選びましょう。

旅行先やアウトドアでさまざまな被写体を撮影したいなら、4倍以上の高倍率ズームレンズを搭載した防水カメラがおすすめ。眼前に広がる広大な風景から、少し離れた場所にいる人物や自然の動植物まで、1台のカメラで柔軟に対応可能です。

風景撮影やグループ自撮りで広範囲を画面に収めたい場合は、広角レンズを搭載したモデルが便利。また、ズーム倍率を拡張できる「デジタルテレコン」に対応していれば、遠くの被写体を引き寄せてより大きく写し出せます。

Wi-Fi機能をチェック

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撮影後に画像を手軽に活用したいなら「Wi-Fi機能」を搭載した防水カメラがおすすめです。Wi-Fi通信によって外出先でもスマホと直接連携できるのが特徴。「画像シェア機能」を使えば、パソコンやカードリーダーを使うことなく選択した画像をスマホへ転送可能なので、その場で画像をSNSに素早く共有できます。

画像転送以外にも、Wi-Fi連携でスマホをリモコン代わりに使える「ワイヤレス撮影機能」などに対応しているとより便利。離れた場所からアプリの画面を見ながら設定の変更やシャッター操作が行えるため、防水カメラを三脚に設置した状態で夜景・星空・花火や集合写真などを撮影する場合にも重宝します。

GPSをチェック

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「GPSセンサー」を内蔵した防水カメラなら撮影画像をより便利に活用できます。衛星から受信した撮影地点の緯度や経度といった位置情報を画像や動画に埋め込めるのが特徴。撮影画像の位置情報はスマホ上で表示可能なので、後で移動ルートを振り返りながら次回の計画を立てる場合などにもおすすめです。

なかには、「フィールドセンサー」を搭載したモデルも存在します。位置情報と同時に、方位・気温(水温)・標高(水深)などさまざまなトラッキングデータを記録可能です。

動画撮影や自撮りをするならアクションカメラもおすすめ

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防水カメラと似たような特徴を持つ撮影機器として「アクションカメラ」も人気です。アクションカメラも優れた防水性能を備えていますが、本体がより小型・軽量に作られており、体や乗り物に装着した状態で動画を撮影するのに適しています。

防水カメラでも動画は撮影できますが、アクションカメラの方がより動画性能に特化しているのがポイント。旅行先でアクティビティを楽しむ動画や街歩き動画などをより臨場感たっぷりに記録したいなら、アクションカメラの方がおすすめです。

最近のアクションカメラは自撮りも得意。レンズのある本体前面側にも液晶モニターを搭載するモデルや、全方位の風景を自分と一緒に丸ごと記録できるモデルも販売されているので、自撮りスタイルでVlogを撮影したい方にも人気があります。

防水カメラのおすすめメーカー

オーエムシステム(OM SYSTEM)

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「オーエムシステム」は東京の八王子に本社を置く2020年設立の光学機器メーカーです。オリンパスの映像事業部を前身にしており、独立後は同社の優れた技術力を継承。「OM」や「OLYMPUS PEN」などが人気シリーズですが、防水カメラの「Tough」もアウトドア愛好家から長年にわたって支持されています。

耐候性だけではなく、画質面でも優れているのがToughシリーズの特徴。多彩なシーンでワンランク上の描写が得られます。高性能なマクロ撮影機能や水中撮影機能も完備。防水プロテクターなどの専用アクセサリーも充実しているので、多彩なアウトドアシーンで防水カメラをフル活用したい方におすすめです。

リコー(RICOH)

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「リコー」は東京の中馬込に本社を置く1936年設立の光学・事務機器メーカーです。カメラ事業にも長年にわたって注力しており、高級コンデジのGRシリーズや全天球カメラのTHETAシリーズで有名。また、ペンタックスから一眼レフのKシリーズと同時に、1991年以来の歴史を持つ防水カメラ「WGシリーズ」もラインナップされています。

単体で水深20mまで潜れるなど、造りのタフさで定評があるのがWGシリーズの特徴。冬山登山やダイビングでの使用にもおすすめです。手袋を着用したままでも操作しやすかったり、明るさを手軽に変えられたりするなどアウトドア向けの機能も充実。最近はテレワーク用のWebカメラとして使える機能も実装されています。

コダック(Kodak)

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「コダック」はアメリカのニューヨーク州ロチェスターに本社を置く写真用品メーカーです。フィルム時代からカメラの開発も手掛けていました。現在は「PIXPRO」というブランド名で、スポーツ向けの防水カメラをはじめとしたエントリーコンデジを中心に扱っています。

同メーカーの防水カメラはコスパが優れているのが特徴。アウトドア撮影に十分なタフネス性能と撮影機能を搭載しながら低価格で購入できるため、できるだけ安く入手したい方にもおすすめです。また、アクティビティの動画撮影がメインの方には、360度アクションカメラという選択肢も用意されています。

防水カメラのおすすめ

オーエムシステム(OM SYSTEM) Tough TG-6

持ち運びやすいコンパクトな防水カメラ

上質なアウトドア撮影が楽しめる防水カメラです。防水15m・防塵IP6X・耐衝撃2.1m・耐低温-10℃など、優れた耐候性を完備。また、重さ約253gと軽量コンパクトで持ち運びやすいため、旅行用の携行カメラとしても重宝します。

F2.0の明るいレンズや裏面照射型センサーを搭載しているのもポイント。センサーシフト式の手ブレ補正機構も内蔵しているので、暗いシーンでも鮮明かつシャープに撮影できます。25〜100mm相当の画角をカバーする光学4倍ズームも便利。「2倍デジタルテレコン」による望遠撮影も可能です。

4種類のマクロ撮影モードと5種類の水中撮影モードが活用できるのも魅力。別売りアクセサリーに水深45mまで潜れる防水プロテクターも用意されているため、本格的なダイビング撮影にもおすすめです。多目的に使えるWi-Fi機能やGPS機能も便利。「フィールドセンサーシステム」も備えています。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) WG-80

コスパ良好で場所や天候を問わず使用できる

本格的なタフネス性能を備えたコスパ良好の防水カメラです。防水14m・防塵IP6X・耐寒-10℃・耐衝撃1.6mなどに対応しており、場所や天候を問わず使用可能。登山やマリンスポーツで気軽に撮影を楽しみたい方におすすめです。

28〜140mm相当の幅広い画角をカバーする便利な光学5倍ズームを搭載。顔認識AFに加えて、笑顔を検知して自動でシャッターを切る「スマイルキャッチ」や、本体前面の6灯LEDで顔の位置を知らせる「自撮りアシスト機能」も使用可能です。記念写真を撮影する場合にも重宝します。

周囲に合わせて画面の明るさを素早く調節できる「アウトドアモニター」も便利。また、微生物や昆虫などの拡大撮影が楽しめる「デジタル顕微鏡モード」にも対応しています。釣った魚の画像を魚拓のように加工できる「魚拓フィルター」も適用可能です。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) WG-7

Webカメラとしても使用できるのが魅力

アウトドアとビジネスの両方で活躍できるハイグレードの防水カメラです。防水20m・防塵IP6X・耐寒-10℃・耐衝撃2.1mなどの優れた耐候性を完備。手袋のままでも操作しやすく、「アウトドアモニター」・GPS・電子コンパスなどの便利機能も使用可能です。

有効約2000万画素の裏面照射型センサーを内蔵しているのもポイント。光学5倍ズームも備えているので、遠くにある岩山の山肌や木々も細部までシャープに描写できます。レンズ外周には調節も可能な大光量の6灯LEDライトを搭載。「デジタル顕微鏡モード」で接写を行う場合でも、ブレにくいのが特徴です。

パソコンとケーブル接続することでWebカメラとしても使えるのも魅力。スマホカメラよりも高画質な映像でビデオ会議を進められるため、レジャーはもちろん、仕事にも活用できるデジカメを探している方にもおすすめです。

▼撮影イメージ

コダック(Kodak) PIXPRO WPZ2

コスパの優れたエントリーモデルの防水カメラです。防水約15m・防塵IP6X・耐衝撃2mに対応しており、安い価格ながらアウトドア撮影可能な耐候性を搭載。なるべく低予算で実用的な防水カメラを入手したい方におすすめです。

有効約1600万画素の高精細なCMOSセンサーと光学4倍ズームを内蔵しているのがポイント。電子手ブレ補正による安定した撮影も可能です。また、まばたきや笑顔も検出できる「顔認識機能」を搭載しており、記念撮影にも重宝します。

重さ約176gと軽量コンパクトで持ち運びやすいのも魅力。Wi-Fiによるスマホ連携や防水カメラの遠隔操作も利用可能です。

コダック(Kodak) PIXPRO 4KVR360

周囲の風景も丸ごと記録できる360度アクションカメラです。前後に2種類の超広角レンズを搭載しており、全方位で死角のない全天球の撮影が可能。臨場感あふれるアクティビティ動画を撮影したい方におすすめです。

全天球動画の記録解像度は最大4K 24fps。フロントカメラだけを使った4K 30fpsの超広角撮影にも対応しており、用途に応じた使い分けも可能です。Wi-Fiによる遠隔操作にも対応。連携したスマホやパソコンの画面を見ながら撮影を進められます。

防塵防滴IP65・耐低温-10℃・耐衝撃2mなどのタフネス性能も搭載。専用アクセサリーも豊富に用意されており、水深30mまで潜れる防水ケースを装着すれば、ダイビングなどのマリンスポーツの撮影にも活用可能です。

ソニー(SONY) デジタルスチルカメラ RX0 II DSC-RX0M2

アクションカメラに近い感覚で使える防水カメラです。信号の処理スピードが向上した大きな1型センサーと24mm相当のF4の広角レンズを内蔵しながら、重さ約132g、幅59×高さ40.5×奥行35mmと小型軽量。旅行先でのアクティビティ撮影にもおすすめです。

自撮りやポートレート撮影に役立つ高精度な「瞳AF」を搭載しているのもポイント。加えて、最大約16コマ/秒で約129枚まで継続できる超高速連写や、最大40倍のスーパースローモーション動画も記録できるので、スポーツなど動く被写体の撮影にも活躍します。

上方向に約180°、下方向に約90°回転できるチルトモニターも自撮りスタイルでの動画撮影に便利。モニターの角度を変えても防水10m・防塵IP6X・耐衝撃2mなどのタフ性能は保たれるため、水辺や水中でも自由なアングルで撮影が楽しめます。

▼撮影イメージ

ゴープロ(GoPro) HERO11 Black

プロクリエイターからも評価の高い人気シリーズのアクションカメラです。5.3K 60fps動画と約2713万画素静止画の撮影に対応しており、大型センサーの採用によって高画質を実現。ビデオブレ補正「HyperSmooth 5.0」と水平ロック機能で激しい動きでも安定した画面で録画が可能なので、アクティビティの動画撮影におすすめです。

星の日周運動・車のテールランプ・ライトペインティングなどの光跡をタイムラプスで記録できる3種類の「ナイトモード」にも対応。また、シャッターを切る瞬間から最長30秒前まで遡れる「HindSight」を使えば、野鳥が飛び立つ瞬間も簡単に記録できます。

防水10mに対応。撥水レンズカバーにより、水辺でも飛沫の付着を気にせずクリアに撮影できます。優れた拡張性も魅力。水深60mまで潜れる保護ハウジングをはじめ、純正だけでも40種類以上の対応アクセサリーが用意されています。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) Osmo Action 3

コスパと操作性に優れたアクションカメラです。1/1.7型センサーによる高画質な4K 120fps動画の記録に対応。背面と前面の両方にフルカラーのタッチモニターを搭載しており、自撮りスタイルでも快適にアクション動画が撮影できます。

横位置から縦位置へ瞬時に切り替えられる「クイックリリース垂直マウント」を採用しているのもポイント。スマホ向けの縦位置動画を頻繁に撮影する方にもおすすめです。また、専用アプリでは撮影に使った自撮り棒を消せる加工も行えるため、ドローンで撮影したような浮遊感のあるカメラワークでスポーツ動画を仕上げられます。

防水16m・耐寒-20℃・耐衝撃1.5mといった優れた耐候性を備えているのも魅力。付属バッテリーは寒冷地でも最長150分の連続録画が可能なので、冬山登山やウインタースポーツの記録にも重宝します。

ガーミン(GARMIN) VIRB 360

スポーツ中継のような動画を撮影できる360度アクションカメラです。最大5.7K 30fpsで全天球動画の撮影に対応。また、滑らかな映像に補正する「4Kスフィリカルスタビライゼーション」機能も備えており、手ブレなどを補正できます。

独自機能「G-Metrixデータオーバーレイ」もポイント。内蔵のGPS・気圧計・加速度計など、各種センサーからリアルタイム取得したトラッキングデータを、再生時に映像に重ねて表示できます。別売りのセンサーを使えば、心拍数や気温なども追加可能。臨場感あふれるスポーツ動画に仕上げたい方にもおすすめです。

防水10mに対応しており、悪天候や悪路を移動する場合でも気にせず使用できるのも魅力。バッテリー持ちも良好で、最長約1時間の動画撮影が行えます。

インスタ360(Insta360) Insta360 ONE RS

多彩なスタイルで撮影が楽しめるレンズ交換式アクションカメラです。3パーツで構成されており、目的に応じてレンジユニットを自在に換装できるのが特徴。効果の高さに定評のある「FlowState手ブレ補正」や水平維持機能も備えています。

広角で4K 60fps動画と4800万画素静止画を撮影できる「4Kブーストレンズ」と、5.7K 30fpsの全天球動画撮影が可能な「360度レンズ」のレンズユニット2種類が付属。加えて、暗所でも高画質な動画が記録できる「1インチ広角レンズ」も別売りで提供されており、1台でさまざまな動画表現を楽しみたい方におすすめです。

分離機構を備えながら防水5mに対応するのも魅力。水深60mまで潜れる防水ケースなどの専用アクセサリーも充実しているので、ダイビングなどの水中撮影でも活躍可能です。また、高度なAI編集機能を備えた専用アプリも用意されています。

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軽いレジャーなら防水スマホカバーやハウジングをチェック

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水深の浅い場所で軽く撮影を楽しむ程度であれば、スマホやコンデジに装着して使える防水カバーやハウジングもおすすめ。防水カメラと比べて防水性能や利便性は落ちますが、価格が安いため、手持ちの端末で手軽に水辺のレジャーが楽しめます。

ポーチタイプやハードタイプなど種類はさまざまですが、スマホやコンデジ用の防水ケースを選ぶ際は対応サイズに注意。大きさが合わないと十分に密閉できず浸水のリスクが生じるため、必ず端末に対応するモノを選びましょう。

水中撮影の画質にこだわるなら透明度の高いクリアな素材を使った防水ケースが便利。また、水に浮くフロート素材や首掛けストラップを採用したモノなら、うっかり端末から手を離した場合でも水没による紛失リスクを軽減できます。

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