防水カメラはレジャーで写真や動画撮影をする際に便利なアイテム。一般的な一眼レフやミラーレスほどのスペックは備えていないものの、水辺や水中などでも本格的な撮影が楽しめます。

そこで今回は、防水カメラのおすすめモデルをご紹介。アウトドアシーンの写真や映像をしっかりと残したいと思っている方はぜひチェックしてみてください。

防水カメラの選び方

防水性能の高さで選ぶ

防水・防塵性能を表す「IPX」をチェック

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防水性能の高さは「IPX~」という表記で確認できます。なかでも防水性能の高いモノは、水中で継続的に使用しても浸水を防げる「IPX8」です。IPX8の性能を持つ防水カメラであれば、水中での撮影も難なくこなせます。本格的な水中撮影を行いたい方は「IPX8」以上の防水カメラがおすすめです。

また、防水性能とは別に「IP〜X」という表記では防塵性能についても確認が可能。浜辺の砂や登山中の土埃など、カメラの内部にゴミが侵入すると故障の原因にもなりますが、防塵性能を備えているカメラであれば効果的に防げます。ハードな使い方をするのであれば、細かいゴミの侵入防止にも対応する「IP6X」以上の防水カメラがおすすめです。

ちなみに「IP68」と表記があれば、6級の防塵性能と8級の防水性能を備えたものを表します。防水カメラを選ぶ際はしっかりとチェックしておきましょう。

対応水深をチェック

同じIPX8等級の製品でもスペックが分かれるのが、対応している「水深」です。防水性能は水中だと水圧が生じるため、どの程度の圧力に耐えることができるかもチェックする必要があります。

基本的には10~15mほどが標準。なかには50m程度の深さに耐えられるモデルもラインナップされています。カメラを防護するハウジングなどを取り付ければより深い場所も対応できるため、周辺機器も含めてチェックするのがおすすめです。

浜辺での水遊びやマリンスポーツ、浅い海でのシュノーケリング程度なら、防水深度が10mほどあれば十分に楽しめます。スキューバダイビングなど、さらに深く潜って撮影したい場合は防水深度30m以上の防水カメラを選びましょう。

2. カメラの性能で選ぶ

画素数をチェック

画素とはデジタル画像における最小単位です。デジタル画像は何百万、何千万もの画素が集まることで構成されています。カメラのスペックにおいては、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する撮像素子上に配置されている画素の数を表しています。

一般的に画素数が多いほど写真は精細な撮影が可能です。1000万画素程度もあれば大きなA4サイズのプリントにも十分に引き伸ばせるので、キレイかつ高精細に写真を撮影・印刷できます。水中の美しい写真を撮りたいと考えている方は、1000万画素以上で、なるべく画素数が多い機種を選びましょう。

F値をチェック

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F値とはカメラ本体に搭載されているレンズの明るさを表します。特に光源が少ない水中で撮影をしたい方は重要な指標です。

水中は外の明るさと違い、基本的に暗いので、F値のスペックが低いレンズで撮影すると「ISO感度」と呼ばれる数値を上げて撮影するしかありません。なお、F値が低いほどレンズを通る光量が多くなるため、暗所でも少ない光量で鮮明に撮影可能です。

なお、ISO感度を上げるデメリットとして、画質が粗くなることが挙げられます。ISO感度を上げずに撮影する方法もありますが、シャッタースピードが遅くなり、ピンボケする可能性が高くなるため注意が必要です。高画質を維持しつつ明るい写真を撮りたい方は、F値の低いレンズが搭載されている防水カメラを選ぶようにしましょう。

オートフォーカス性能をチェック

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オートフォーカス性能が優れているほど、ピントの合った写真が撮りやすくなります。被写体が動いている場合だとピントを合わせる速度にも影響するので、特にカメラ初心者の方は、オートフォーカスの性能が高い防水カメラがおすすめです。

見るべきポイントとしては、ファインダーや液晶モニターに表示されるピントを合わせるための目印「測距点」の数。この測距点が多いほど、ピントが合わせやすいことを意味します。水中での使用でも、特に動く被写体を撮影したい場合は、測距点の多い防水カメラがおすすめです。

搭載された機能で選ぶ

手ブレ補正をチェック

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By: olympus-imaging.jp

手ブレ補正は手持ちの撮影には欠かせない機能で、大きく分けて「電子式」と「光学式」の2種類があります。

電子式の特徴は撮影された後の画像に対して、デジタル処理によって電子的に手ブレ補正の効果を加えるというところです。カメラ本体を小さく設計でき、安価に手ブレ補正機能を搭載できる反面、光学式と比べるとやや画質が落ちてしまうというデメリットがあります。

一方で、光学式はレンズ、またはセンサーが反応して補正ユニットが物理的に動くため、画像がデータとして残る前に手ブレを防げます。したがって、デジタル処理によって画像を劣化させる必要がないため、光学式よりも高画質で撮影が可能。ただし、スペックが高い分「光学式手ブレ補正」を搭載した防水カメラは高価です。気になる方はぜひ確認しておきましょう。

Wi-FiやBluetooth機能をチェック

防水カメラもほかのデジタルカメラと同じくWi-Fiを搭載したモデルが主流です。Wi-Fi接続に対応したモデルの場合、その場で撮った写真などを瞬時にスマホへ送ることができます。

また、画像データの転送時にカメラ本体が故障してしまうリスクを低減できるのもポイント。データ転送のためにわざわざカメラのカードスロットを開放してSDカードを取り出す必要がないため、水辺や悪天候下での撮影中でも安全にデータを転送が可能です。

加えて、防水カメラには、Wi-FiだけではなくBluetooth接続にも対応したモデルもラインナップされています。近距離での接続に限られますが、Wi-Fi接続と違ってバッテリーの消費が少なく、1度スマホとペアリングすれば次回以降は防水カメラを起動するだけで無線接続ができるのがメリットです。

機種によってはスマホからリモート操作できるモデルもあるので、必要とする方はしっかりとチェックしておきましょう。

GPSをチェック

By: amazon.co.jp

GPS機能があれば、自分がどこで写真を撮ったのかを記録することができます。カメラ内蔵のGPSセンサーによって人工衛星から撮影場所の緯度や経度、撮影時間を取得し、防水カメラで撮影した画像に紐付けが可能です。

また、旅先での撮影であればロードマップを作成できる機能を有したモデルがおすすめ。防水カメラで撮影した画像の位置情報を参照することで、旅行中に訪れた場所や辿ったルートをGoogle Mapなどの地図上に表示可能です。あとから撮影場所の位置を振り返るときや、まだ訪れていないルートを開拓するときに重宝します。

そのほか、SNSへの投稿でも位置情報を活用すれば、現在地の情報を共有できるので便利です。”インスタ映え”を狙ったキレイな景色を撮影できる場所をシェアできるので、気になる方はぜひ確認しておきましょう。

防水カメラのおすすめモデル

富士フイルム(FUJIFILM) 防水カメラ XP140

富士フイルム(FUJIFILM) 防水カメラ XP140

手のひらに収まるコンパクトさが魅力の防水カメラ。サイズは109.6×71×27.8mmで重さは約207gと小型かつ軽量ながら、有効画素数は1635万で光学ズームは5倍、ISO感度は最大12800と、充実したスペックを有しています。

防水防塵レベルはIP68相当。水深25mまでの防水に対応できるほか、高さ1.8mから落としても耐えうる耐衝撃構造や、-10℃までカバーする耐寒性能を有しているのもポイントです。

カメラ機能としては、被写体を自動で認識して追従する「主要被写体認識」や人間の瞳に自動でピントを合わせる「瞳AF」などが便利。さらに、笑顔の瞬間を撮影する「スマイルシャッター」や、顔が正面を向いた瞬間を撮影する「フェイスオートシャッター」などの機能が搭載されているため、シャッターチャンスを逃すことなく撮影できるのも魅力です。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) 防水デジタルカメラ RICOH WG-60

サイズ・スペック・価格のトータルバランスに優れた防水カメラ。本製品は122.5×61.5×29.5mmと横長ワイドな形状を採用しているのが特徴で、重さは約193gと軽量です。

防水防滴レベルはIP68程度で、水深は14mまでカバー。1.6mからの落下に対応できる耐衝撃性や-10℃の極寒地でも撮影できる構造を採用しているのも魅力です。

有効画素数は1600万、光学ズームは5倍、ISO感度は最大6400までと屋外での撮影にも十分なスペックを有しています。動画撮影に関してはフルHD対応ですが、スローモーションが撮れる「ハイスピードモード」や水中に適した「マーメードムービーモード」が用意されており、使い勝手は良好。価格がお手頃のため、コスパ重視で防水カメラを選びたい方におすすめのモデルです。

▼撮影イメージ

パナソニック(Panasonic) コンパクトデジタルカメラ ルミックス FT7

IP68相当と高い防水防塵性能を備えたコンパクトカメラ。カメラ単体で水深31mに対応できるので、防水プロテクターなしでも安心して水中を撮影できるのが特徴です。2mからの落下実験もクリアする耐衝撃性能を備えているほか、-10℃の環境でも撮影が可能であるなど、高い耐久性を有しているのも魅力です。

また、レンズ内蔵の光学式手ブレ補正機能により、光の届きにくい暗部や森林での望遠撮影でもブレを抑えた高精細な画像が撮影できます。なお、本製品は高精細な4K動画の撮影ができるのもポイント。コンパクトサイズなので、アクティビティなスポーツシーンを撮影したい方に便利です。

ニコン(Nikon) デジタルカメラ COOLPIX W300

ニコン(Nikon) デジタルカメラ COOLPIX W300

水深30mまで対応できる防水カメラ。IP68の防塵防水性能と2.4mの耐衝撃性能、-10℃の耐寒性能を備えているのが特徴です。位置情報や高度、水深をひと目で把握できる「アクティブガイド」に対応しているのもポイント。さまざまなアウトドアシーンの撮影データをしっかりと管理することができます。

有効画素数は1605万、ISO感度は最大6400で、光学5倍ズームに対応。開放F2.8の明るい広角レンズ(24mm)を搭載しているため、風景をダイナミックに撮影できます。動画に関しては4Kに対応しているほか、水中でも安定した明るさで撮影できる「動画撮影時のAE固定」、暗いシーンなどではLEDライトが自動的に点灯する「動画照明」などが便利です。

スマホやタブレットと連携できるアプリ「SnapBridge」に対応しているのも魅力。シャッターを切るたびに撮影画像をアプリ経由で端末に自動転送できます。オールマイティに使える防水カメラを探している方におすすめのモデルです。

▼撮影イメージ

オリンパス(OLYMPUS) デジタルカメラ Tough TG-5

オリンパス(OLYMPUS) デジタルカメラ Tough TG-5

過酷なアウトドアシーンにも対応できるタフな防水カメラ。画素数は前モデルの1600万画素から1200万画素に落としていますが、その分ISO感度を上げているほか、動画撮影に関してはフルHDから4Kにまで対応しているなど、使い勝手が向上しています。

本製品は光学4倍ズームに対応しているほか、開放F2.0の明るいレンズを搭載しているのもポイント。海中などの暗いシーンでもシャッタースピードは高速なので、素早く動く被写体でも手ブレを抑えて撮影することができます。

温度・ 気圧・水深などの撮影状況のデータを記録できたり、GPSやコンパスで位置情報を確認できたりとフィールドセンサーシステムも優秀。アウトドア性能を追求したおすすめの防水カメラです。

▼撮影イメージ

ゴープロ(GoPro) アクションカメラ HERO7 Black CHDHX-701-FW

ゴープロ(GoPro) アクションカメラ HERO7 Black CHDHX-701-FW

アクションカメラの代表的ブランドでもあるGoProが販売する上位モデルです。スタビライザーを内蔵することで、カメラ本体にジンバルを装着した時のようなブレのない動画の撮影が可能。滑らかな映像を撮影できます。

撮影画素数は1200万画素で、ハイダイナミックレンジやローカルトーンマッピングを搭載。明るい場所でも暗い場所でも、環境に左右されない写真が仕上がります。4K60fpsの動画はもちろん、高フレームレートの1080p240ビデオも搭載しており、最大8倍のスローモーション撮影も可能です。

ボイスコントロールコマンドも付属しており、16種類のコマンドに対応。撮影の開始や停止など、本体に向かって話しかければ自動で操作が行えます。ステータススクリーンが付属しているため、バッテリー残量や撮影状況の確認も簡単です。

本体サイズは幅62.3×高さ44.9×奥行き33mm、重量は約116gで、優れた耐久性と水深10mまでの防水性能を搭載。日常生活だけでなく、マリンスポーツやウインタースポーツなど、あらゆるシーンで活躍します。

ゴープロ(GoPro) アクションカメラ HERO7 White CHDHB-601-FW

ゴープロ(GoPro) アクションカメラ HERO7 White CHDHB-601-FW

GoProのアクションカメラのベーシックモデルです。本体サイズは上位機種と同じ、幅62.3×高さ44.9×奥行き33mmで、重量は少し軽い約92.4g。ディスプレイは初心者でも扱いやすいタッチスクリーンになっているため、初めてアクションカメラを扱う方にもおすすめです。

撮影画素数は1000万画素で、ワイドダイナミックレンジや手ブレ補正機能など、基本性能が充実。動画は30fpsの4K動画、フルHD撮影では1440p・1080pに対応しています。縦向きの動画撮影も行えるため、インスタのストーリーなどにも手軽に公開可能です。

14種類のボイスコントロールコマンドにも対応しており、水深10mまでの防水性能も搭載。手が使いづらいマリンスポーツや動きのあるシーンでも操作しやすいのが特徴です。30点以上のアクセサリーに対応しているため、お気に入りのアイテムと組み合わせることでさまざまなシーンで活躍します。

エイプマン(APEMAN) アクションカメラ A66S

エイプマン(APEMAN) アクションカメラ A66S

水深40mまでの防水機能を搭載したアクションカメラです。170°の広角レンズを搭載しているため、風景写真などダイナミックな写真を残したい方におすすめ。本体価格が安く、13ヶ月の保証期間も付属しているなどコストパフォーマンスに優れた製品です。

本体サイズは幅60×高さ42×奥行き25mmで、重量は約58g。付属品が豊富でカメラの三脚・自転車・バイク・車などあらゆる製品に取り付けできます。定時撮影モード・インターバル録画モード・ループ撮影・車載モードなど豊富な撮影モードが選べるのもポイントです。

撮影画素数は1400万画素で、優れた手ブレ補正機能と露出補正機能を搭載。1080pのフルHD動画の撮影に対応しています。Wi-Fiなどの通信機能は搭載していないものの、microSDカードにデータが保存できるため、カードを差し替えればPCにもすぐ保存できます。

ムソン(MUSON) アクションカメラ MC2

ムソン(MUSON) アクションカメラ MC2

ハイコスパのアクションカメラ。手ブレ補正機能に対応しており、4K画質での録画を手軽に楽しめます。防水ケースが付属していて、深度30mまでの防水に対応。耐衝撃機能があるため、マリンスポーツや水上運動、スキーなどのウインタースポーツでも活躍します。

高感度CMOSセンサーを採用することで、ノイズの少ないクリアな撮影が可能。また、撮った画像をその場ですぐ確認できる2インチの液晶ディスプレイが付属しているのもポイントです。170°広角レンズを搭載しているため、実際に目で見て感じた風景をそのまま写真に残せます。

WiFiでの通信にも対応しており、専用アプリをダウンロードすることによって、リモート撮影も可能。撮影後その場ですぐにSNSにアップしたり、友達と写真をシェアしたりできるのも魅力です。リモコンも付属しており、約15mまでの遠隔操作も行えます。