自宅で簡単にヨーグルト作りを楽しめるヨーグルトメーカー。細かな温度管理が必要な甘酒や納豆など、多彩な発酵食品の調理に対応したモノもあります。
今回は、タイプごとにおすすめのヨーグルトメーカーをご紹介。作りたい発酵食品に適したヨーグルトメーカーの選び方も解説するので、参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- ヨーグルトメーカーを使うメリット
- ヨーグルトメーカーの選び方
- ヨーグルトメーカーのおすすめメーカー
- ヨーグルトメーカーのおすすめ|紙パックタイプ
- ヨーグルトメーカーのおすすめ|専用容器タイプ
- ヨーグルトメーカーの売れ筋ランキングをチェック
- 番外編:ヨーグルトメーカーを使ったおすすめレシピ
ヨーグルトメーカーを使うメリット

By: amazon.co.jp
自宅で手軽にヨーグルトを作れる点がヨーグルトメーカーのメリット。発酵食品を作る際は、常時監視して温度を一定の状態に保ち続ける必要があります。ヨーグルトメーカーは自動で温度管理を行えるのが特徴。牛乳に市販のヨーグルトを少量加えて稼働させるだけと簡単です。
一度に大量のヨーグルトを作れるほか、日頃からたくさんのヨーグルトを消費する方にとっては、コストを抑えられるのも魅力。また、ヨーグルト以外の発酵食品を作れるモノがあるのもポイントです。甘酒や納豆などを手作りしたい方もチェックしてみてください。
ヨーグルトメーカーの選び方
作りたいモノに合うタイプを選ぼう
ヨーグルト作りのみで十分なら「紙パックタイプ」

By: rakuten.co.jp
ヨーグルト作りがメインの方には、紙パックタイプのヨーグルトメーカーがおすすめ。種菌となるヨーグルトを加えた牛乳パックを本体にセットするだけと簡単です。容器に移し変える必要がなく、お手入れの手間を減らせます。
価格が安いほか、シンプルで扱いやすいモデルを多くラインナップ。初めてヨーグルトメーカーを購入する方にもおすすめです。
ヨーグルト以外の発酵食品作りや低温調理には「専用容器タイプ」

By: amazon.co.jp
ヨーグルト以外の発酵食品も作りたい方には、専用容器タイプのヨーグルトメーカーがおすすめ。付属する専用容器を使用して、甘酒・味噌・納豆・チーズなどの発酵食品作りにも手軽に挑戦できるのが特徴です。
低温調理機能を備えたヨーグルトメーカーも人気。ローストビーフやサラダチキンなどの調理も楽しめます。一度に大量のヨーグルトを作れる大容量モデルも展開。家族の人数が多い方にもぴったりです。
調理の幅を広げたいなら細かく温度調節できるモノを

By: rakuten.co.jp
多彩な発酵食品作りを楽しみたい方には、温度を細かく調節できるヨーグルトメーカーがおすすめです。発酵食品は、それぞれ発酵に適した温度が決まっており、温度が合わないと発酵がうまく進まず失敗することが多々あります。
プレーンヨーグルトの設定温度は40℃前後が理想的。カスピ海ヨーグルトやケフィアヨーグルトは、25〜27℃ほどに設定する必要があります。納豆は約45℃、甘酒や味噌は約60℃が適温です。
1℃単位で温度を設定できるモデルもあるので、気になる方はチェックしてみてください。
過度な発酵を防ぐにはタイマー機能が便利

By: biccamera.com
温度と同様に、発酵食品作りでは発酵にかける時間も重要です。発酵が進みすぎると、食品の質や風味が損なわれる可能性も。タイマー機能付きのヨーグルトメーカーであれば、過発酵や電源の切り忘れを防げて便利です。
発酵時間を細かく調節できるモノは、自分好みの味に仕上げやすいのがメリット。ヨーグルトの酸味を和らげたい方は、発酵時間をやや短めに設定するのがおすすめです。
なお、発酵後はできるだけ早く保存用の容器に移し替えて冷蔵庫で保管しましょう。
初心者にはワンタッチでメニューを選べるモノがおすすめ

By: biccamera.com
自動メニュー機能を搭載したヨーグルトメーカーも人気。材料をセットし、メニューから作りたい発酵食品を選んで開始ボタンを押すだけと簡単に扱えます。温度や時間の設定が不要で、発酵食品作りに初めて挑戦する方にもおすすめです。
一般的にワンタッチメニューで選べるのは、ヨーグルト・甘酒・塩麹などのメジャーな発酵食品に限られます。なかには、納豆・チーズ・酢などを選択できるモデルも。作りたい発酵食品が決まっている場合は、あらかじめ対応するメニューをチェックしておきましょう。
サイズ・容量をチェック

By: biccamera.com
ヨーグルトメーカーのサイズもチェックしたいポイント。特に、紙パックタイプは縦長の形状のモノが多いため、収納スペースに無理なく収まるか事前に確認しておきましょう。
人数に合った容量を選ぶのも大切。単身者や夫婦2人だけの場合は500ml、4人家族の場合は1000mlのモデルがおすすめです。家族の人数が多い場合や幅広いレシピに調節したい場合は、1000ml以上の大容量モデルにも注目してみてください。
ヨーグルトメーカーのおすすめメーカー
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

By: rakuten.co.jp
アイリスオーヤマは、宮城県仙台市に本社を置く1971年設立の生活用品メーカーです。初心者でも扱いやすい紙パックタイプのヨーグルトメーカーを手掛けています。
手頃な価格ながら、細かい温度設定や長時間のタイマー機能を搭載。専用容器付きで低温調理にも対応し、幅広いレシピを楽しめます。コスパの高いヨーグルトメーカーを探している方にもおすすめです。
ビタントニオ(Vitantonio)

By: biccamera.com
ビタントニオは、東京都台東区に本社を置く三栄コーポレーションが展開する調理家電ブランドです。ヨーグルトメーカーにおいては、紙パックタイプと専用容器タイプの両方を展開。オリジナルのレシピブックが付属し、発酵食品作りの初心者にも人気です。
機能性が充実しているのがビタントニオのヨーグルトメーカーが持つ特徴。温度や時間を細かく設定できるほか、低温調理にも対応し、ヨーグルトメーカーで多彩な発酵食品を作りたい方にもおすすめです。
また、スタイリッシュなデザインのモデルが多く、キッチンのインテリアとしても楽しめます。
タニカ電器(TANICA)

By: amazon.co.jp
1971年に日本で初めてヨーグルトメーカーを製造・販売したタニカ電器。岐阜県多治見市に本社を置く1950年設立の生活家電メーカーです。
タニカ電器のヨーグルトメーカーは、国産ならではの優れた品質を担保。アフターサポートも手厚いため、初心者でも安心して使用できます。
加えて、機能性も充実。発酵食品だけでなく、低温調理に対応した専用容器が付属するので、さまざまなメニューに挑戦したい方にもおすすめです。
ヨーグルトメーカーのおすすめ|紙パックタイプ
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ヨーグルトメーカー IYM-014
初心者に人気の紙パックタイプのヨーグルトメーカーです。500mlまたは1000mlの牛乳パックをそのまま使えるのが特徴。9時間待つだけで美味しいヨーグルトが作れます。価格が手頃なので、コスパ重視の方にもおすすめです。
自動メニュー機能も便利。プレーンヨーグルトと甘酒はボタン1つで簡単に作れます。また、低温調理にも対応。温度調節は1℃単位で25〜65℃まで、タイマーは1時間刻みで1〜48時間まで設定でき、ローストビーフ・サラダチキン・煮豚なども作れます。
付属品が充実しているのも魅力。すり切りで25mlを計量できるスプーンやギリシャヨーグルト用の水切りカップなどがセットになっています。蓋付きの専用容器は、発酵後のヨーグルトを冷蔵庫で保管する際にも便利です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ヨーグルトメーカー IYM-016
7種類の自動メニューを備えたヨーグルトメーカー。プレーンヨーグルトはもちろん、カスピ海ヨーグルト・飲むヨーグルト・豆乳ヨーグルトもメニューを選ぶだけで簡単に作れます。ヨーグルト以外に、塩麹・甘酒・サラダチキンも自動で作れるのがうれしいポイントです。
手動操作にも対応しており、温度は25~65℃まで1℃刻み、時間は1~48時間まで1時間刻みで設定できます。納豆・天然酵母・塩麹などの発酵食品やローストビーフといった低温調理レシピを幅広く楽しみたい方にもおすすめの人気モデルです。
ビタントニオ(Vitantonio) ヨーグルトメーカー VYG-60
Amazonレビューを見る / 楽天レビューを見る
スタイリッシュで使いやすい紙パックタイプのヨーグルトメーカーです。1000mlの牛乳パックまたは豆乳パックをそのままセット可能。調理が完了すると音で知らせるほか、スヌーズ機能を搭載しているので、冷蔵庫への移し忘れが心配な方にもおすすめです。
好みの設定を記録し、瞬時に呼び出せる「MY BUTTON」も便利。頻繁に作るメニューがある場合に重宝します。「AUTO MENU」も備えており、プレーンヨーグルト・豆乳ヨーグルト・甘酒・塩麹が簡単に作れます。
温度は25〜70℃の範囲で1℃刻みで調節可能。タイマーは30分〜99時間まで設定できます。低温調理にも対応。付属の水切りフィルターを使えば、ギリシャヨーグルトも手作りできます。
ラドンナ(LADONNA) Toffy ヨーグルトメーカー K-YM1
牛乳瓶を思わせるかわいらしいフォルムが魅力的なヨーグルトメーカー。キッチンのインテリアとしても映えます。幅約14cmとスリムで、キッチンカウンターの狭いスペースに収まりやすく、テーブルの上に置いても邪魔になりにくいのがおすすめポイントです。
牛乳パック・専用ケースの両方が使える2way仕様。プレーンヨーグルト・飲むヨーグルトはモードを選ぶだけで簡単に作れます。納豆・甘酒・サラダチキンのモードと、好みの温度・時間を設定できるマニュアルモード付きで、発酵食品作りや低温調理もできるので便利です。
トプラン(TO-PLAN) 甘酒・ヨーグルトファクトリー スーパーPREMIUM TKSM-020
初めてでも簡単に作れるヨーグルトメーカー。作りたいメニューのボタンを押すと温度・時間が自動で設定されるので、細かい操作は不要です。ヨーグルトは、プレーン・カスピ海の2つのメニューに対応。牛乳パックをそのまま使えるため、容器に移し替える手間も省けます。
ヨーグルト以外に甘酒も作れるのがおすすめポイント。付属の専用容器に材料を入れて本体にセットし、甘酒のボタンを押すだけと作り方も簡単です。消費電力が30Wと低いので、発酵が完了するまで長時間電源を入れっぱなしにしても電気代が気になりにくく、経済的に使えます。
ブルーノ(BRUNO) FS コンパクト発酵メーカー BOE108
発酵調理から低温調理までできるヨーグルトメーカーです。25~80℃まで1℃刻み、1~48時間まで1時間刻みと、幅広く温度・時間を設定できるのがおすすめポイント。細かな温度設定や長時間の発酵が必要なレシピにも挑戦できます。
500mlの牛乳パックをセットできるため容器を準備する手間がなく、手軽にヨーグルトが作れます。付属の水切りカップを使用することで、濃厚なヨーグルトも味わえるのが魅力です。付属の専用容器もコンパクトサイズなので、食べ切れる量の料理を作るのに便利です。
和平フレイズ(Wahei freiz) ラノー ヨーグルトメーカー MJ-0638
プレーンヨーグルト作り専用のヨーグルトメーカー。ヨーグルト菌または少量のプレーンヨーグルトを加えた牛乳パックを本体にセットし、5~8時間待つだけで完成します。使い方が非常にシンプルなので、機械の操作が苦手な方にもおすすめです。
1000mlの牛乳パックに対応しているため、人数の多い家族にもぴったり。価格が比較的安いので、ヨーグルトメーカーを試しに使ってみたい方もチェックしてみてください。
エムケー精工 ヨーグルト・甘酒メーカー プレミアムモデル YA-200
専用こし器が付属するヨーグルトメーカー。本製品で作ったヨーグルトをこしき器に入れて水切りすることで、自家製のギリシャヨーグルトが完成します。ヨーグルト以外に、カッテージチーズも作れるので便利です。
温度・時間を幅広く設定できるため、甘酒・塩麹・フルーツビネガーといったさまざまな発酵食品を手作りできるのもおすすめポイント。付属の専用容器に加えて、市販の直径9cm、900ml以下のガラス瓶も利用できます。
レコルト(recolte) ドライフード&ヨーグルトメーカー RFD-2
1台で、ドライフードメーカー・ヨーグルトメーカーの2役こなせるアイテムです。ヨーグルトを作らない日も、ドライフルーツやジャーキーなどを作って活用できます。温風が庫内の隅々まで届く設計により、ムラのないドライフードに仕上がるのが魅力です。
用途に合わせて、温度は35~75℃まで5℃刻み、時間は1~9時間まで1時間刻みで設定できます。市販のヨーグルトを少し加えた500ml牛乳パックをそのまま庫内に入れて、40℃かつ8~9時間に設定すれば、自家製ヨーグルトを簡単に作ることが可能です。
市販の耐熱容器などを使用することで、甘酒も作れます。汎用性の高いヨーグルトメーカーを探している方はぜひチェックしてみてください。
ヨーグルトメーカーのおすすめ|専用容器タイプ
タニカ電器(TANICA) 新型ヨーグルティアSガラスセット YS-02G
2個の耐熱ガラスポットがセットになったヨーグルトメーカーです。ガラスは傷に強く、ニオイや汚れをすっきりと洗い落しやすいので、ポットを衛生的に保ちやすいのが特徴。ヨーグルト以外に、納豆などのニオイが強い発酵食品も作れるのが魅力です。
温度を25~70℃まで1℃刻みで設定できるため、発酵調理だけではなく低温調理も行えます。付属の「温玉スタンドS」を使用することで、温泉たまごも作ることが可能です。
クビンス(Kuvings) ヨーグルト&チーズメーカー KGY-81ASM
「時短モード」に対応しているヨーグルトメーカー。わずか4時間で、プレーンヨーグルトが完成します。それぞれ調理時間は異なりますが、「ヨーグルト」「甘酒/チーズ」「味噌」「酢/酵素エキス」の自動メニュー付きで、メニューを選ぶだけで発酵食品が作れるのも魅力です。
手動操作により、温度を20〜65℃まで1℃刻み、時間を1~99時間まで1時間刻みで設定できるので、さまざまな発酵食品作りに挑戦できます。付属容器の適正容量が1400mlと大きく、一度に作れる量が多いため、人数の多いファミリーにもおすすめです。
本体サイズが18×18×20cmとコンパクトで、設置場所に困りにくいのも特徴。デザインがシンプルなので、キッチンによく馴染みます。
ヨーグルトメーカーの売れ筋ランキングをチェック
ヨーグルトメーカーのランキングをチェックしたい方はこちら。
番外編:ヨーグルトメーカーを使ったおすすめレシピ
簡単甘酒

By: irisohyama.co.jp
消毒した専用容器にライス300gと熱湯250mlを入れてかき混ぜます。粘りが出て馴染んできたら、水150mlを追加。全体の温度を下げたら、丁寧にほぐした乾燥米麹200gを入れてさらに混ぜます。
ここでヨーグルトメーカーの出番。温度を60℃、タイマーを9時間に設定して発酵のスタートボタンを押します。発酵が終了したら、殺菌したスプーンでよくかき混ぜると、簡単甘酒の完成です。
ヨーグルトメーカーを使えば、生米からお粥を作る工程が省けるのが魅力。氷を加えて冷やしても美味しく飲めるほか、牛乳・豆乳・フルーツなどを加えたアレンジもおすすめです。
クリームチーズ

ヨーグルトメーカーで作った自家製のプレーンヨーグルトからギリシャヨーグルトを作ります。消毒した水切りカップにコーヒーフィルターまたはキッチンペーパーを敷き、自家製ヨーグルトを投入。上澄み液のホエーが落ちてこなくなるまで、冷蔵庫で半日以上しっかり水を切ると、ギリシャヨーグルトになります。
次に、ギリシャヨーグルトにごく少量の塩を追加。ラップを敷いた密閉容器に入れて、少し寝かせておくとクリームチーズの完成です。ヨーグルトメーカーを使えば、牛乳をあたためつつ酢を加えて固めるという工程が省けます。
クリームチーズを使ったオープンサンドもおすすめのアレンジメニュー。切った食パンの上に、クリームチーズと野菜・フルーツ・生ハム・スモークサーモンなど好みの食材を乗せるだけと簡単です。
フルーツビネガー

By: irisohyama.co.jp
アメリカンチェリー220gをよく水洗いし、水気を拭き取ってヘタを取り除きます。専用容器にアメリカンチェリーと、砂糖200gとお酢200mlを投入。材料をよく混ぜ合わせましょう。
ここでヨーグルトメーカーが登場。温度を40℃、タイマーを6〜7時間に設定し、スタートボタンを押します。発酵が終了した後は、砂糖が溶けるまでよくかき混ぜて冷蔵庫に保存。酸味が馴染んできたらフルーツビネガーの完成です。
アメリカンチェリー以外にも、キウイやパイナップルなど好みの果物でアレンジできます。
ヨーグルトメーカーを使う際は雑菌の混入に注意。牛乳を入れる容器や、種菌をかき混ぜる際に使うスプーンなどに雑菌が付いていると、ヨーグルトが固まらず失敗する場合が多々あります。必ず事前に煮沸消毒してから使いましょう。ぜひヨーグルトメーカーを上手に使って、美味しい自家製ヨーグルトを作ってみてください。