ケーブルを挟むことで電流の測定ができるクランプメーター。電気工事ではもちろん、一般家庭でも家電の漏電チェックなどで役立つ計測器です。しかし、測定する電流や整流方式なども製品によってさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。
そこで今回は、おすすめのクランプメーターをご紹介します。選び方のポイントや使い方についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- クランプメーターとは?
- クランプメーターの選び方
- クランプメーターのおすすめメーカー
- クランプメーターのおすすめ|負荷電流測定用
- クランプメーターのおすすめ|漏れ電流測定用
- クランプメーターの売れ筋ランキングをチェック
- クランプメーターの使い方
クランプメーターとは?

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クランプメーターとは、センサー部分で配線やケーブルなどを挟み、流れている電流の測定が行える測定器のこと。回路を切断する必要がなく、簡単かつ安全に電流の測定が可能です。
プロが設備のメンテナンス時に使用するだけでなく、家庭で家電の消費電流がどの程度なのかを調べる際にも使えます。電力を抑えて節約したい方にもおすすめのアイテムです。また、漏電のチェックもできるため、洗濯機の水漏れなどトラブル時にも役立ちます。
クランプメーターの選び方
目的に合うタイプを選ぶ
電力の消費量が知りたいなら「負荷電流測定用」

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負荷電流測定用のクランプメーターは、数A(アンペア)以上の電流測定が可能です。テレビや冷蔵庫といった家電製品の電流をチェックするときに使えます。
家電製品ごとに電流を調べることで、電気代の目安にもなります。しかし、漏れ電流などの小さな電流は確認できないため注意が必要です。
漏電の確認なら「漏れ電流測定用」

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家電などの電源ケーブルの被膜劣化や破損、電気機器の水濡れなどにより絶縁不良が起こると電流が漏れだしてしまう可能性があります。漏電などの微少電流を測定する場合は、計測感度のよい「漏れ電流測定用」のクランプメーターを使用するのがおすすめです。
数A以下のmA、μAといった小さな電流を測定できるのが特徴です。リーククランプメーターとも呼ばれています。
測定する電流の種類をチェック
ACタイプ

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測定できる電流の種類はクランプメーターによって異なります。そのため、測定する電流に合った種類のモノを選ぶ必要があります。ACタイプのクランプメーターは交流電流の測定が可能です。
家庭のコンセントは全て交流電流なので、家電製品の電流チェックをしたい方はACタイプのクランプメーターを選びましょう。
DCタイプ

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DCタイプのクランプメーターは直流電流の測定ができます。乾電池やバッテリーなどは直流電流を供給。そのため、乾電池やバッテリーを使用して動いている家電などの電流の測定が可能です。
ただし、パソコンやスマートフォンといった電子機器は直流で駆動しており、充電器も直流電流です。家庭のコンセントを使用していても一概に交流電流とはいえないので注意が必要。購入前には、測定したいモノが直流電流なのか交流電流なのか調べておきましょう。
AC/DCタイプ

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AC/DCタイプのクランプメーターは、交流電流・直流電流両方に対応しているのが特徴です。どちらでも計測が可能なため、初心者の方や幅広い用途で使用したい方におすすめです。
AC/DCタイプには、測定する際に対応する電流が自動で切り替わる製品や、手動で切り替える必要がある製品があります。より手軽に使用したいなら自動で対応電流が切り替わるモノを選びましょう。
なお、AC/DCタイプと記載があっても電圧のことを意味している場合があります。測定する電流のことを指しているかどうかもチェックしてみてください。
配線の太さに合っているかどうか

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クランプメーターは製品によって、どの程度の太さの配線を挟めるかが異なります。挟める電線の太さは「測定可能導体径」として定められています。
センサー部分の口径に挟めない太さの配線では電流の測定はできません。また、ギリギリ挟めた場合でも、センサー部分が開いてしまっていると正しく測定ができないため注意が必要です。
なお、クランプメーターの口径以上の配線を無理に挟もうとすると、破損する可能性もあり危険です。購入前には、測定可能導体径が配線の太さより大きいかどうかを必ずチェックしましょう。
整流方式をチェック

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クランプメーターには、電流の波形を実効値に変換する「真の実効値方式」と「平均値方式」の2通りの整流方式があります。真の実効値整流形は波形を実効値計算式によって求めるのに対し、平均値整流形は波形を歪みのない正弦波として扱い平均値を求めたものです。
測定する電流が歪みのない正弦波であれば、どちらの方式で変換しても同じ値を表示しますが、スイッチング電源など波形が歪む場合は異なった値を表示します。
波形の歪みは半導体など非線形負荷が原因で起こるため、ほとんどの電流の波形に歪みがあります。正しい実効値を求めたいなら真の実効値方式のクランプメーターを選びましょう。
表示方式をチェック
アナログ式

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アナログ式のクランプメーターは、針の位置により測定値を読み取るタイプです。正確な値を読み取るのにコツがいるため測定値にズレが生じやすいものの、微妙な電流の変化を確認しやすいのがメリットです。
一方で、測定前にレンジを正しく設定する必要があります。クランプメーターの扱いに慣れていない初心者の方は留意しておきましょう。
デジタル式

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現在クランプメーターで主流なのは、測定した電流の数値を液晶画面で表示するデジタル式です。デジタル式のモノは結果がひと目でわかるため、初心者でも正確な数値を読み取れるのがメリット。測定精度の高い製品も多数ラインナップされています。
なかには、ディスプレイにバックライトを搭載したモデルもあります。バックライト付きのモノなら薄暗い場所での測定時にも数値が読み取りやすく便利です。
その他の便利な機能をチェック
Bluetooth機能

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クランプメーターのなかには、Bluetooth機能を備え、スマートフォンやタブレットにデータを転送できる製品もあります。測定後にデータを転送すれば、離れた場所でも結果を確認できるのがメリットです。
データ保存ができるモノなら、測定結果を書き写す手間が省けます。また、データをエクセルなどに転送入力できるモノもあるので、使用頻度が高い方にもおすすめです。
テスター機能

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テスター機能を備えたクランプメーターは電圧・抵抗・周波数の測定やダイオードテストなど、さまざまな測定が可能です。1台で幅広い用途に使えるため、移動の際の荷物を減らせます。また、都度ほかの計測器の買い足しが不要な点もメリットです。
収納場所をあまり広く取れない方にもおすすめ。測定できる項目はモデルによって異なるので、事前にチェックしておきましょう。
クランプメーターのおすすめメーカー
共立電気計器

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共立電気計器は、1950年に設立した電気計測機器などの製造・販売を行っている日本のメーカーです。マルチメーターやクランプメーター、絶縁抵抗計、照度計などを取り扱っています。日本国内だけでなく、アジアや欧州をはじめとした5大陸・120カ国に販売ネットワークがあります。
共立電気計器のクランプメーターは、ピークホールド機能やデータホールド機能などを搭載した多機能な製品がラインナップ。外部磁界の影響をできる限り少なくした設計のモノも販売しています。また、1μAから測定ができる高感度タイプのモノもあるので、漏電のチェックを行いたい方にもおすすめです。
日置電機(Hioki)

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日置電機は、電気計測器の開発や生産、販売などを行っているメーカー。機能性に優れ、使用感や安全性を追求したデザインが特徴です。
日置電機では、ACタイプやAC/DCタイプなどのクランプメーターを幅広く展開しています。なかには、薄型で持ち運びやすい製品やクランプセンサーが細く配線の隙間に入れやすいモノもあり、使い勝手に優れているのが魅力です。
三和電気計器(Sanwa)

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三和電気計器は1955年に設立した日本のメーカーです。デジタルマルチメーターをはじめとして、クランプメーターや絶縁抵抗計、照度計、検電器など計測器の製造・販売を行っています。
三和電気計器のクランプメーターは、小型のポケットサイズのモノやクランプセンサー部分が大口径のモノなど、さまざまな製品がラインナップ。オートパワーオフ機能やMAX/MINホールド機能など、便利な機能も多数搭載しています。また、液晶画面にバックライトを搭載したモデルも多く、薄暗い場所での測定にも役立ちます。
クランプメーターのおすすめ|負荷電流測定用
共立電気計器 AC/DCクランプ付きデジタルマルチメータ KEW MATE 2012RA
ポケットサイズで持ち運びやすい負荷電流測定用のクランプメーターです。本体サイズは幅92×高さ128×奥行き27mmで、オープンコアセンサーにより、交流・直流の両方の電流測定が可能。整流方式には真の実効値方式を採用し、歪んだ波形でも正確に測定します。
電圧・抵抗測定やキャパシタンス測定、ダイオードテストなど、デジタルマルチメーターとしての機能性が充実。一定時間の経過でディスプレイが自動的に消えるオートパワーセーブ機能や、測定値を固定表示できるデータホールド機能も搭載しています。
耐衝撃性に優れたホルスターケース付きで、さまざまな現場環境に対応できるのもおすすめのポイントです。
日置電機(Hioki) クランプオンAC/DCハイテスタ 3288
本体サイズ幅57×高さ180×奥行き16mm、重さ150gと小型で軽量な負荷電流測定用のクランプメーターです。測定可能な導体径は直径35mm以下、整流方式は平均値方式を採用。交流・直流の両方の電流測定に対応しています。
無停電電源装置の非常用バッテリーや電車用モーターといった大電流の測定にも適した1000Aレンジ。電圧・抵抗・導通チェックも可能です。テスター機能やデータホールド機能など、便利な機能も搭載したおすすめのクランプメーターです。
日置電機(Hioki) ACクランプメータ 3280-10F
薄型のコンパクト設計ながら、落下衝撃や温度変化に強い負荷電流測定用のクランプメーターです。コンクリート上1mからの落下にも耐えうるドロッププルーフ仕様に加え、使用温度範囲は-25~65℃と幅広く、高温環境下や氷点下でも安定して測定できます。
本体サイズは幅57×高さ175×奥行き16mmで、重さはわずか100gと軽量で扱いやすい点が魅力。整流方式は平均値方式を採用しており、交流電流の測定に対応。最大1000Aレンジを搭載しているため、大電流の測定も可能です。
電流の測定だけでなく、電圧測定や導通チェック、抵抗測定といった機能を搭載しているのも魅力的なポイント。機能性を重視してクランプメーターを選びたい方にもおすすめのモデルです。
三和電気計器(Sanwa) クランプメータ DCM400AD
自動車の整備などにもおすすめの負荷電流測定用のクランプメーターです。交流・直流の両方の電流測定に対応。本体サイズは幅50×高さ193×奥行き28mmのスリムな設計です。
測定表示を固定するデータホールド機能のほか、設定した基準値との差分のみを表示する相対値表示機能、オートパワーオフ機能など多彩な便利機能を搭載。電源には乾電池式を採用しており、電池消耗表示機能により交換時期をひと目で確認できる点も魅力です。
エー・アンド・デイ(A&D) クランプメーター AD-5585
オートレンジ切り替え機能が付いた負荷電流測定用のクランプメーターです。クランプ内径は直径約28mm。交流電流の測定に対応しています。
本体サイズは幅76×高さ208×奥行き30mm、重さは電池を除いて約200g。手軽に入手しやすい単4形乾電池2本で駆動するのもポイントです。約15分操作を行わなかった場合に自動で電源をオフにする「スリープモード」を搭載。電池の消耗を防げて便利です。
また、ピークホールド機能やデータホールド機能、ダイオードテスト機能も備えています。多機能ながら比較的リーズナブルな価格で購入できる、おすすめのクランプメーターです。
エルパ(ELPA) クランプメーター SK-7601
口ばし型のクランプヘッドで狭い場所でも配線を挟みやすい負荷電流測定用のクランプメーターです。オートレンジ機能により、測定時にレンジを切り替える手間を省けます。表示形式は大きな液晶ディスプレイを搭載したデジタル式。測定結果が読み取りやすい仕様です。
交流電流を測定できるACタイプ。本体サイズは縦150×横52×奥行き24mm、重さは約110gです。軽く薄いコンパクトサイズで、ポケットなどに入れて持ち運びやすいのが魅力。
また、キャリングケースが付いており、収納に便利です。オートパワーオフ機能を備えているため、電源を切り忘れても電池の消耗を予防できます。
マルチ計測器(MULTI) アナログクランプメーター M-3000

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測定した電流の値を目盛から読み取るアナログタイプのクランプメーターです。交流電流の測定に対応しています。クランプの内径は直径40mm。本体サイズは幅69×高さ210.5×奥行き34mm、重さは約403gです。
テストリードやヒューズなどが付属。抵抗の測定ができるほか、別売りの温度プローブを用いて温度測定も可能です。メーターロック機能も搭載しています。持ち運びに便利なソフトケースが付いているのもおすすめのポイントです。
フルーク(FLUKE) Fluke 323 真の実効値クランプメーター
優れた堅牢性と高精度な測定技術を兼ね備えた負荷電流測定用のクランプメーターです。人間工学に基づいたデザインで扱いやすく、現場作業から家電向けのトラブルシューティングまで、幅広いシーンで使用可能。整流方式には真の実効値方式を採用しています。
交流電流の測定に加え、電圧や抵抗の測定にも対応。測定値を固定できるデータホールド機能も搭載しており、作業効率の向上にも役立ちます。テストリードと取扱説明書のほか、専用のソフトケースも付属。まとめて収納して持ち運べる点もおすすめです。
オーム電機(OHM) デジタルクランプメーター TCM-400A 04-1892
電気設備の日常点検や故障診断に適した負荷電流測定用のクランプメーターです。グリップの安定性が高く、測定しやすいデザインを追求。工具感覚で扱える点がおすすめです。クランプヘッドはくちばし型で、込み入った場所でも配線をしっかりと挟めます。
持ち運びに便利なキャリングケースのほか、テストリードや取扱説明書、単4形乾電池2本も付属。本体側面にはテストリードホルダーを搭載しており、テスターを置くスペースを確保できない狭い場所での測定にも役立ちます。
交流電流の測定をはじめ、電圧・抵抗測定や導通チェック、ダイオードテストなど幅広い用途に対応。多機能かつ実用性の高いモデルです。
クランプメーターのおすすめ|漏れ電流測定用
共立電気計器 漏れ電流・負荷電流測定用クランプメータ KEW 2413R
大口径トランスコアを採用した、負荷電流も測定できる漏れ電流測定用のクランプメーターです。被測定導体径は直径68mmまでと、太めの配線を測定する際にもおすすめ。測定できる電流は交流電流です。
整流方式は真の実効値方式で、歪んだ波形の測定時に活躍します。本体サイズは長さ250×幅130×奥行き50mm、電池を含めた重さは約600g。液晶画面にはバックライトを備えており、暗い場所でも測定値を読み取りやすいのが魅力です。
高調波の影響を除去可能な周波数切換機能やピークホールド機能、データホールド機能など、便利な機能も搭載。太めの配線を測定したい方はぜひチェックしてみてください。
共立電気計器 漏れ電流・負荷電流測定用クランプメータ KEW 2433RBT
本製品とタブレットやスマートフォン間でBluetooth接続が可能な、負荷電流も測定できる漏れ電流測定用のクランプメーターです。専用アプリをインストールすれば、タブレット・スマートフォン側で遠隔モニタ・データ保存が行えます。測定結果を記録する手間が省けるのが魅力です。
整流方式は、ひずみのある波にも強い真の実効値方式を採用。交流電流の測定に対応しています。本体サイズは長さ185×幅81×奥行き32mm、電池を含めた重さは約270g。被測定導体径は直径40mmまでです。
表示を固定可能なデータホールド機能や、短時間の電流変化を測定できるピークホールド機能も搭載。約10分間操作しなかった場合に自動で電源をオフするオートパワーオフ機能も備えており、電源の切り忘れ予防も可能です。
ティアドロップ型のコアを採用しているため、配線の込み入った場所や狭い場所での測定を楽に行えるのもおすすめのポイントです。
日置電機(Hioki) ACリーククランプメータ CM4003-90
高精度でスマートな漏電探査を実現する、漏れ電流測定用のクランプメーターです。コアとシールドに高透磁率の磁性材料を採用したセンサーを搭載しており、微小な漏れ電流まで正確に検知。測定可能導体径は最大直径40mmです。また、負荷電流も測定できます。
ワイヤレスアダプターを使えば、スマホやタブレットとのBluetooth接続にも対応。漏電発生箇所や時間を素早く効率的に確認できます。専用アプリ「GENNECT Cross」と連携すれば、測定結果の管理やレポート作成、エクセルへのデータ転送入力なども可能です。
三和電気計器(Sanwa) IORリーククランプメータ I0R500
電源が入ったままの回路でも安全かつ高精度な測定を実現する、漏れ電流測定用のクランプメーターです。負荷電流も測定できます。表示器はバックライト付きで見やすいのが特徴。最大値をホールドするMAXホールドモードなど、便利機能が充実しています。
テストリードや延長用リードセット、キャリングケースなど、付属品が豊富に揃っている点もおすすめ。幅広い現場作業で活用できます。単4形乾電池2本で連続約170時間の長時間使用に対応しているのもポイントです。
カイセ(kaise) 暗電流クランプメーター SK-7831
直流の微小な電流を高精度で測定できる、DC4000mAレンジ搭載の漏れ電流測定用のクランプメーター。自動車のバッテリー異常時における暗電流測定や、オルタネーター充電電流の測定などにも使いやすい設計です。
パワーオンイニシャライズ機能により、電源を入れるだけで自動的にゼロ調整が行われるのも特徴。本体サイズは幅61×高さ203×奥行き30mmと細身で、クランプヘッドは直径20mmと小型のため、狭い箇所の配線に挟みやすい点もおすすめです。
横河計測(YOKOGAWA) リーククランプテスタ CL340
周波数切り替え機能を搭載した、負荷電流も測定できる漏れ電流測定用のクランプメーターです。商用周波数成分に限定した漏れ電流の測定にも対応。本体サイズは幅81×高さ185×奥行き40mmで、測定可能導体径は最大直径40mmです。
ピークホールド機能やデータホールド機能に加え、電池の消耗を効果的に抑えるオートパワーオフ機能も搭載。電源は単4形乾電池2本で駆動するので、手軽に使える点もおすすめです。
クランプメーターの売れ筋ランキングをチェック
クランプメーターのランキングをチェックしたい方はこちら。
クランプメーターの使い方

クランプメーターを使用する際は、まずファンクションスイッチを電流測定レンジに切り替えます。続いて、クランプメーターの電池電圧をチェックしましょう。電池が切れていたり少なくなっていたりする場合は、新しい電池に交換します。
測定したい配線や電線を電流センサーの中に挟み込んだら、測定する電流に合ったレンジを選択します。このとき、電流センサー部分がしっかり噛み合っているか確認することがポイント。十分に噛み合っていない場合は、測定値に誤差が発生する場合もあるので注意が必要です。
最後に、表示された測定値を確認すれば測定は完了です。測定の際は、配線ができるだけセンサーの中央にくるようにすると、測定誤差が少なくなります。
回路を切断せずに手軽に電流測定が可能なクランプメーター。購入前には負荷電流測定用なのか、漏れ電流測定用なのかを必ずチェックしておきましょう。また、使用頻度の高い方はBluetooth機能があるとデータの保存にも便利です。本記事を参考に、用途に合ったモノを選んでみてください。