庭木の剪定などで活躍する「刈込鋏」。細い枝や葉をきれいに切れるため、庭の景観を保つのに役立ちます。しかし、刃渡りや素材などがさまざまで、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの刈込鋏を両手鋏・片手鋏・剪定刃タイプなどに分けてご紹介します。選び方のポイントも解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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刈込鋏の選び方
用途に合わせてタイプを選ぶ
広範囲を整えるなら「両手鋏」
両手鋏は柄と刃が長いため、広範囲の草木の刈り込みや庭木の剪定などを行いやすいのがメリットです。両手で持って作業するタイプで、刃渡りは150~180mm程度のモノが多い傾向にあります。
しかし、長いモノは取り回しにくく、使い方に慣れていない方には扱いにくい点に注意が必要。刈込鋏を初めて使う方やDIY用として手軽に使いたい方は、刃渡り150~160mmほどのモノを選ぶのがおすすめです。
狭い場所を整えるなら「片手鋏」
片手鋏は刃渡り80~130mm程とコンパクトなサイズのモノが多く、扱いやすいのが魅力です。片手で簡単に刈り込みができ、細い枝の剪定や庭木の葉刈りの仕上げ、盆栽など狭い範囲を整えるのにおすすめです。
また、狭いスペースでも剪定しやすいように刃が細めの作りになっている製品が多い傾向に。ちょっとした隙間にもスッと差し込みやすいため、細かな部分の修正をしたいときにも役立ちます。なお、グリップにリング状のガードが付いているモノなら、手を保護できるうえ使用中の落下対策も可能です。
太い枝をカットするなら「剪定刃タイプ」
剪定刃タイプの刈込鋏は、ほかのタイプよりも丈夫な刃を備えており、太い枝のカットも行いやすいのがメリットです。通常、刈込鋏は細い枝や葉を切る用途で作られています。無理に太い枝を切断すると、刃が欠けるなどの破損につながる恐れがあり、太枝のカットはできないので注意が必要です。
剪定刃タイプのモノは、一般的に40~50mm程度の太さの枝をカットできる切断能力を有している製品が多い傾向にあります。ただし、製品によっても異なるため、選ぶ際は切断能力をチェックしておくのがポイントです。なお、ラチェット機構を備えたモデルは比較的軽い力で切断できて便利です。
また、切断する際の手の負担を軽減するために、グリップの素材にも注目してみてください。柔らかな素材をグリップに使用しているモノなら、連続した作業でも手が痛くなりにくくおすすめです。
刃の素材で選ぶ
切れ味が鋭い「鋼製」
鋼製の刈込鋏は、切れ味が鋭く耐久性・耐摩耗性に優れています。少ない力で楽に枝や葉をカットしやすいのがメリット。ただし、錆びやすいため、長く使い続けたいなら使用後はヤニを取るなど定期的にお手入れをするのが重要です。
また、より切れ味を長持ちさせたい方は、刃にハードクロームなどがコーティングされた製品を選ぶのがおすすめ。コーティングにより、ヤニが付きにくく錆対策ができるため、ぜひチェックしてみてください。
錆びにくくお手入れが簡単な「ステンレス製」
錆びに強いステンレス製の刈込鋏は、お手入れを簡単に行いやすいのが魅力です。シャープな切れ味のある鋼製のモノよりは切れ味がやや落ちるものの、頻繁に使用しない方やメンテナンスに不慣れな初心者の方におすすめです。
しかし、お手入れしなくても錆びる可能性がある点には注意が必要。使用後は、刃に付いた水気や汚れを布で拭き取っておくなどの軽いメンテナンスをしてみてください。
留め金を調整できるかをチェック
刈込鋏は使用していくうちに留め金が緩んでしまう場合も。留め金が緩むと使用していないときに刃先が開いてしまう可能があります。
留め具を調節できない製品の場合、専門の業者に修理を依頼する必要があるため、緩んでも自分で調節できる留め金にボルトやナットを使用しているモノがおすすめです。
また、緩み止めナットを使用しているモデルは緩みにくく便利。メンテナンスの手間を減らしたい方にも適しています。
初心者の方には軽量なモノがおすすめ
刈込鋏のなかでも、両手鋏や剪定刃タイプのモノは約1kg以上の重さのある製品が多い傾向にあります。重いモノは、長時間の作業時に腕や肩が疲れやすくなるので注意が必要です。
選ぶ際は軽量なアルミやアルミパイプといった素材を柄に使用したモノを選びましょう。特に刈込鋏の扱いに慣れていない初心者の方には、軽く取り回しやすいモノを選ぶとスムーズに作業が行いやすいのでおすすめです。
ストッパーの有無で選ぶ
ストッパーが付いている製品は、使用しないときに鋏が勝手に開いてしまうのを軽減できるのが魅力です。ストッパーはグリップの下部分に付いていることが多く、輪になったモノやかぎのように曲がったモノなどがあります。
なお、鋏を使用している際に本体の内側に収納できるモノなら、邪魔になりにくいのがメリット。ストッパーの有無を確認する際には、収納できるかどうかも合わせてチェックしてみてください。
刈込鋏のおすすめ|両手鋏
岡恒 刈込鋏60型 No.205
耐久性と切れ味に優れた高品質な鋼を採用している刈込鋏です。全長745mm、刃渡りは175mm、重さは約1kg。生け垣など広範囲の枝葉を整えるのに適しています。
角ボルトと緩み止めオーディーナットを留め金に採用しており、長く愛用しやすいのがメリット。また、樫を使用した木製の柄は、丈夫で手に馴染みやすいのもおすすめのポイントです。
岡恒 刈込鋏60 門型軽量タイプ No.219
プロ用として使われることの多い門型と呼ばれる形を採用した葉刈り専用の刈込鋏です。刃が喰い込みやすいのが特徴です。全長は765mm、重さは1050gの両手で使用するタイプ。刃を薄くし、柄に椎の木を採用することで両手鋏ながらも軽量化を実現しています。
刃には品質の高い鋼を使用しており、シャープな切れ味と丈夫さが魅力です。また、留め金には角ボルトとオーディーナットを使用しており緩みにくい仕様。生け垣の形を整えるのに適したおすすめの刈込鋏です。
アルスコーポレーション(ARS) 替刃式軽量刈込鋏 KR-1000
刃の表面にヤニが付きにくく、錆を予防できるハードクロームコーティングを施した刈込鋏です。耐摩耗・耐久性に優れており、切れ味が長続きしやすいのが特徴。独自の「ひねり研磨」や刃の素材に全焼きした高炭素刃物鋼を使用しているので、シャープな切れ味を実現しています。
切れ味が落ちた際には、刃を交換するだけの替刃式を採用。本体ごと買い替える必要もなく、メンテナンスの手間がかかりにくいのがメリットです。さらに、枝葉を切断した際の衝撃を和らげることで、手の負担を軽減できます。
全長は653mm、刃渡りは180mmの両手鋏。また、柄には軽量なアルミダイガストを使用しており、両手鋏ながら重さは780gと軽量で取り回しやすいため、力に自信のない方にもおすすめです。
アルスコーポレーション(ARS) 伸縮式強力刈込鋏 K-950Z
直径15mmの枝も切断しやすい刈込鋏です。全長は690~1020mmの3段階伸縮式。手が届きにくい高い枝葉の切断に役立ちます。また、刃渡りは120mm、重さは930gの両手鋏。高炭素刃物鋼を使用した刃は、シャープな切れ味が魅力です。
刃には、ヤニや汚れが付きにくいフッ素樹脂加工が施されています。刃カバーが付属しているため、持ち運びやすいのもメリット。葉刈りだけでなく枝の剪定も行えるおすすめの刈込鋏です。
吉岡刃物製作所 喜八作 鋭型刈込鋏 270mm No.129 RH-12
刃渡りが270mmと長く、一度に広範囲を整えられる両手で使用するタイプの刈込鋏です。生け垣などの面をきれいに仕上げたいときに便利。ヤニが溜まりやすいよう裏スキ部があるため、鋏の切れ味が落ちにくいのがメリットです。
全長605mm、重さは850g。刃の素材には安来鋼青紙、柄の素材には手に馴染みやすい樫を採用しています。加えて、留め金にはネジ式かつ緩み止めナットを使用しており、メンテナンスしやすいのが魅力です。スピーディに刈り込みが行えるプロ用刈込鋏を探している方におすすめです。
大進(DAISHIN) EVER GREEN 全鋼伸縮式刈込鋏 アルミパイプ柄 165mm
全長675~990mmの間で伸縮できる刈込鋏です。高い場所にある枝葉の切断などに便利。さらに、使用しないときはコンパクトにして収納できます。
刃には切れ味の鋭い鋼を採用しているほか、切断許容範囲は約8~10mm。柄には軽量なアルミパイプを使用しており、重さは約836gと軽量なので初心者の方にもおすすめです。
高儀(Takagi) 村国 軽量ミニ刈込鋏 軽ミニ
全長380mm、重さ325gと軽量かつコンパクトな刈込鋏です。両手で使用するタイプながら、取り回しやすくちょっとした隙間にも差し込めるため、細かな箇所の刈り込みにも適しています。
刃の部分を覆える収納ケースが付属しているため、持ち運びにも便利。また、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのもおすすめポイントです。
サボテン 楽切 刈込鋏 NO.1510
刃にフッ素樹脂加工を施した、ヤニが付きにくく錆に強い刈込鋏です。摩擦が少ないため、軽く枝をカットできます。連続した作業でも手に負担がかかりにくいのがメリットです。
柄にはアルミパイプを使用しており、全長約600mmの両手鋏ながら重さは約600gと軽量なのも魅力。取り回しやすく効率的に刈り込み作業を行えます。お手入れの手間を軽減したい方におすすめです。
近与(KONYO) ガーデンフレンズ アルミ柄刈込鋏 軽量型 31972
重さ約495gと軽く、長時間作業でも疲れにくい刈込鋏です。刃渡りは約160mm、柄の長さは約360mmとコンパクトで取り回しやすい仕様。加えて、滑りにくく握りやすい素材を使用しているため、手に負担がかかりにくいのもメリットです。
刃の素材に硬く耐摩耗性に優れた鋼を採用しているほか、切断能力は生木10mmを実現。また、比較的安い価格で購入しやすく、コスパを重視する方におすすめです。
三共コーポレーション S.I.G ステンレス門型刈込鋏 G116
錆びにくく、お手入れしやすい両手で使用するタイプの刈込鋏です。全長は660mm、刃渡りは165mm、重さは約750gと両手鋏を使い慣れていない方でも取り回しやすいサイズ。また、生木の切断許容範囲は約10mmです。
プロが使うことの多い門型を採用しており、食い込みがよいのも魅力。庭木の剪定や生け垣のメンテナンスを手軽に行いたい方におすすめの刈込鋏です。
イーバリュー(E-Value) 伸縮アルミパイプ柄刈込鋏 EGL-11
最大約10mmまでの生木に対応している刈込鋏です。幅広い生木に使用できるのが魅力。メッキ処理が施された刃が採用されており、錆びやヤニに強く、長く愛用できるのがポイントです。
本体の長さは650mm。持ち手に搭載されたハンドルを回すだけで、最長1000mmまで伸ばせます。加えて、グリップ性に優れており、ハンドルが滑りにくいのも特徴です。
本体重量は960g。パイプ柄の素材には、軽量性と耐久性に優れたアルミが用いられています。高所での剪定作業におすすめのアイテムです。
近与(KONYO) ツリー アルミ柄伸縮刈込鋏 32019
伸縮機構が搭載されており、全長770mmから最長1180mmまで伸ばせる刈込鋏です。刈り込み場所の高さに合わせて長さの固定が可能。ワンタッチで簡単に操作できるストッパーも搭載されています。
切断許容範囲は生木10mm。フッ素コーティングが施された刃が採用されているため錆びに強く、ヤニの付着も抑えられます。また、柄の素材には軽量なアルミニウムを採用。重量は約1080gです。汎用性の高いアイテムを探している方におすすめです。
刈込鋏のおすすめ|片手鋏
飛庄 片手刈込鋏 片刃 270mm PS-38
高い切れ味で生け垣や庭木の枝葉を整えやすい片手で使用するタイプの刈込鋏です。長めの刃を持ちながらも軽量化を実現。また、刃の開き具合を工夫することで、手の握り幅を考慮した適度な角度に仕上がっています。
刃の根元を使用すれば、少し太めの枝でも切断可能。日没時の屋外作業でも視認性の高い、赤と黄色のグリップ採用で持ちやすいのもメリットです。
ニシガキ工業 プロ200葉刈鋏5寸刃 N-208
全長300mm、刃渡り150mm、重さ約270gと軽量で取り回しやすい刈込鋏です。ハンドルには軽量なアルミを使用。凹凸加工を施すことで、滑りにくくしっかり握れます。さらに、グリップには手の保護や作業中の落下対策が可能なガードが付いています。
刃には丈夫で粘りの強い高級刃物鋼を使用。また、刃にハードクロムメッキを施すことでヤニや錆に強いのが魅力です。汚れも落としやすいため、メンテナンスが楽に行えます。また、切刃は鏡面仕上げで枝葉への食い込みがよく、滑らかな切れ味を実現しています。
鋏を使用しているときは内側へ収納可能なかぎのような形状のストッパーも付属。裏スキ仕様でヤニが付きにくいのもメリットです。家庭での使用から本職の方の現場使用まで、幅広く活躍する刈込鋏を求めている方に適しています。
藤原産業(Fujiwara Sangyo) 千吉 ガード付葉刈鋏 NO.6
本体に軽く耐久性に優れたアルミを使用した刈込鋏。刃には超硬ブライトメッキを施しており、錆に強いのが特徴です。全長は約260mm、刃渡り約110mm、重さ230g。刃が長めで剪定をスピーディに行えます。
グリップにはガードが付いており、扱いやすいのもメリット。庭木の細かな部分の剪定や葉刈りといった仕上げ作業に役立つおすすめの刈込鋏です。
キンボシ(Kinboshi) 金星 万能芽切鋏 金止 190mm 2503
全長が190mm、刃渡りが60mmの片手で使用するタイプの刈込鋏です。刃の素材には、高級刃物鋼の安来鋼白紙2号を採用。鋭い切れ味を実現しています。加えて、スリムな形状で、幅広い場所で使用できるのも特徴です。
ロック機能が搭載されており、誤って手を切るなどのリスクが少ないのもポイント。野菜の収穫や細かい作業などのシーンにもおすすめのアイテムです。
キンボシ(Kinboshi) 兼次鎬 片手刈込鋏 金止 270mm 3524
職人の手によって丁寧に作り上げられた、片手で使用するタイプの刈込鋏です。全長は275mm。刃渡りは130mmかつ鋭利なので、枝の狙い刈りを行うのに適しています。葉刈りをしたり、松葉を剪定したりするのにもおすすめです。
刃元を使えば若枝の剪定も可能。根を切るのにも使用できます。しかし、太い枝の選定に不向きな点には留意しましょう。また、ストッパーが備わっているため、使わないときに鋏が勝手に開かないのもポイントです。
みきかじや村 双刃型両刃芽切鋏 8インチ金止 TS062
グリップに本革が巻かれている片手タイプの刈込鋏です。フィット性が高く滑りにくいため、安定して使用できます。使い込むごとに日焼けや手汗で色合いが深くなっているのも特徴。自分だけの鋏に育てられます。
全身鍛造で耐久性が高く、鋭い切れ味が備わっているのもポイント。研直しや取り作業といったメンテナンスも行えます。また、細かい作業に適した両刃芽切タイプで、軽量性に優れているのも魅力。盆栽の小枝切りなどにもおすすめのアイテムです。
みきかじや村 片手刈込鋏 ガード付金止 TS132
全長270mm、刃長115mmの片手で使用する刈込鋏です。両刃仕様なので、新芽や若葉もスムーズに剪定できます。さらに、刃の裏側をすいており、ヤニなどがすき部分に溜まるのも特徴。刃の開き詰まりを抑えられます。
グリップに本革が巻かれており、グリップ性の高さも良好。滑りにくく、快適に使用できます。また、使い込むごとに味わいや風合いが増していくため、経年変化も楽しめます。ストッパー付きで、使わないときに刃が勝手に開かないのもポイントです。
刈込鋏のおすすめ|剪定刃タイプ
藤原産業(Fujiwara Sangyo) 千吉 パイプ柄ミニ太枝切鋏 SGFL-1
刃の一方が受け皿状になっているアンビル刃を採用しているため、少ない力でも楽に切断しやすい刈込鋏です。全長は約530mmで、生木の切断能力は25mmまでの剪定刃タイプ。加えて、柄には丈夫なアルミパイプを採用しているうえ、重量は620gと軽いため、取り回しやすいのも魅力です。
ハンドルは滑りにくく作業がしやすい樹脂製。ちょっとした太枝を切りたいときに役立つおすすめの刈込鋏です。
大進(DAISHIN) EVER GREEN ラチェット式太枝切鋏 DG-3
ラチェット機構を搭載することで、約50mmまでの生木の切断も可能な剪定刃タイプの刈込鋏です。ラチェット機構はギアが4段階に変えられるのが特徴。また、刃には切れ味に優れた鋼、柄には軽量で丈夫なアルミを使用しています。
本体サイズは幅約225×奥行780×高さ25mm、重さは約1430g。太い枝も楽に切断しやすい刈込鋏を求めている方におすすめです。
三共コーポレーション sita ラチェット式太枝切鋏 A514
枝の太さに合わせて自動でギアチェンジが可能なラチェット機構を備えている剪定刃タイプの刈込鋏です。ラチェット機構により、楽に太枝を切断できるのが魅力。自動でギアが調節されるため、刈込鋏を使い慣れていない方でも使いやすい仕様です。
生木の切断許容範囲は約50mmを実現しています。全長は780mm、刃渡りは80mm、重さは約1280g。ギアチェンジの手間がなく、太さの異なる枝も効率的に切断できるおすすめの刈込鋏です。
キンボシ(Kinboshi) 新型アルミ柄エッジ付伸縮太枝切鋏 2043L
エッジ式捕獲切断効果で、太い枝もスムーズに切断できる剪定刃タイプの刈込鋏です。全長は645mm。最長940mmまで伸ばせます。グリップ先端に搭載されたストッパーで、簡単に長さの調節ができるのが特徴です。
作業中に伸縮が緩みにくく、安心して作業しやすいのもポイント。最縮時の最大切断目安は35mm、最伸時は12mmです。軽い力で扱えるおすすめモデルです。
ニシガキ工業 太丸1500 N-154
最大切断径が約40mmと、さまざまな種類の生木が切断できる剪定刃タイプの刈込鋏です。テコの原理を活用した切断方法が採用されており、軽い力でスムーズに使用できるのが魅力。刃には、テフロン加工が施された高級刃物鋼を使用し、高い耐久性と滑らかな切れ味を同時に実現しています。
ハサミ部分が110°回転するため、狭い場所での作業にもおすすめ。ハサミ部の後方には、切断した枝のかき出しに便利なツメも備わっています。ハンドルには、軽量性に優れたアルミパイプを採用。グリップが配されているため、しっかりと握れます。
藤原産業(Fujiwara Sangyo) 角型パイプ柄強力型刈込鋏 SGL-8
剪定タイプの刃を採用しており、太枝も楽にカットできる刈込鋏です。全長は約620mm、刃渡り約145mm、生木の切断能力は約15mm。薄型設計の刃とアルミパイプ柄を採用することで、剪定刃タイプながら重さ640gと軽く扱いやすいのが魅力です。
比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのもメリット。扱いやすく安い刈込鋏を探している方におすすめです。
イーバリュー(E-Value) 伸縮式強力型刈込鋏 EG-1000
全長が約650mmで、最長1000mmまで伸縮できる剪定刃タイプの刈込鋏です。剪定する場所の高さに合わせて長さを調節できます。パイプの素材には、軽量かつ上部なアルミを採用しているのが特徴です。
生木切断能力は最大15mm。最長時では10mmまでの生木が切断できます。高所の剪定作業や整枝作業を行うのにおすすめのアイテムです。
五十嵐刃物工業 PRUMAN 刈込鋏強力型 150mm OM-102
直径15mmまでの枝が切断できる剪定刃タイプの刈込鋏です。庭木や生け垣のお手入れなどに適しています。誤って枝を挟んでも戻ろうとする力が働くため、初めてでもスムーズに使用できるのも魅力です。
耐久性に優れた楕円アルミパイプを採用。全長670mmと扱いやすいサイズなのもポイント。庭木や生け垣用かつ、少し太めの枝に対応したモデルを探している方におすすめのアイテムです。
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刈込鋏の研ぎ方
切れ味の悪くなった刈込鋏を研ぐ際は、まず説明書を確認しながら本体を分解しましょう。取り外したパーツはなくさないようにしっかり収納しておきます。次に、砥石を水で濡らします。このとき、しっかり砥石を水に浸けておくことがポイントです。
刈込鋏の刃の研ぎ方は、角度をつけつつ砥石で軽くこするのがコツ。研ぐときは砥石全体を使った大きな動作で丁寧に研ぎます。なお、砥石は乾くのが早いため、研いでいる間も濡れている状態をキープできるようにしておきましょう。両面の刃先が研ぎ終わったら、目の細かな砥石で仕上げ研ぎをして布などで刃を拭き取れば終了です。
刈込鋏があれば、庭木の草花や生け垣などをきれいに整えられます。広範囲を整えたい場合は刃渡りが長くサイズが大きいモノ、狭い範囲を整えたい場合は刃が細くコンパクトなモノを選ぶのがおすすめです。今回ご紹介したおすすめ製品を参考に、ぜひ用途に合ったモノを見つけてみてください。