強力な風でさまざまなモノを吹き飛ばせる「ブロワー」。落ち葉・木くずの清掃や洗車後の水切りなど、幅広いシーンで使用できます。しかし、種類や機能が豊富なため、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブロワーのおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントやおすすめメーカーも併せて解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。
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- 目次
- ブロワーとは?
- ブロワーのおすすめ|コード式
- ブロワーのおすすめ|バッテリー・充電式
- ブロワーのおすすめ|エンジン式
- ブロワーのAmazon・楽天市場ランキングをチェック
- ブロワーの選び方
- ブロワーのおすすめメーカー
ブロワーとは?
ブロワーとは、空気に圧力をかけることで強い風を出力する機械のことです。掃除の際にゴミを吹き飛ばしたり、一箇所に集めたりするほか、洗車などの水切りにも使えます。サイズや種類はさまざまなので、用途に応じて使い分けが可能です。
製品によっては、風で吹き飛ばすだけではなく、落ち葉などを吸い込めるバキューム機能付きのモノもあります。一台あるだけでさまざまな作業を効率化できる便利なアイテムです。
ブロワーのおすすめ|コード式
マキタ(MAKITA) ブロワ UB1103
ハンディタイプで、横向きでも下向きでも使用できるコード式ブロワー。ソフトグリップを採用しているため持ちやすく、扱いやすいのが特徴です。
羽根が両面に施されたファン形状と大きな吐出口を採用することで、風量を向上させているのもポイント。強力な風でさまざまなモノを吹き飛ばします。さらに、無段変速タイプになっており、スピード調節ねじで風量の調節が可能です。
吹き飛ばし作業だけではなく、集塵作業もできます。ダストバッグが標準付属しているため、パーツを組み替えるだけで切り替えられます。使用時の騒音は83dBです。
ボッシュ(BOSCH) ブロワ GBL800E
800Wモーターを搭載し、特殊なファンハウジング形状を採用したコード式ブロワー。最大風量4.5m³/分の強力な風で、作業効率を高めます。また、電子無段変速ダイヤルを搭載しているので、風量の調節が可能です。
集塵機切り替え機能を搭載しているのもポイント。集塵袋も標準で付属されており、パーツを入れ替えるだけで集塵機としても使えます。集塵容量は1.5Lです。
柔軟性のあるノズルを採用しているのもメリット。細かいところや狭い隙間にも入り込んで清掃やゴミの吹き飛ばしができます。プロ基準の安全性・機能性・耐久性を満たしたブロワーが欲しい方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) ブロワバキューム RESV-1000A
一台で吹き飛ばしと吸い込みができるコード式ブロワー。レバー操作だけで簡単に作業を切り替えられるため、扱いやすいのが特徴です。さらに、屋外での作業に便利な10mの延長コードと、吸い込み作業の際に便利なアジャスタブルローラーも付属しています。
吸い込んだ落ち葉を1/10に粉砕するのもポイント。コンパクトにまとめられるので、ゴミ捨ての際にも便利です。また、ダストバッグの容量は25Lあり、たっぷり落ち葉を吸い込めます。
風速は低速・高速の2段階に調節可能です。用途や場所に合わせて使い分けられます。庭掃除や落ち葉掃除用のブロワーが欲しい方におすすめです。
高儀(TAKAGI) ブロワバキューム GBW-1200A
ローラー付きで作業しやすいコード式ブロワー。ノズルは伸縮式になっており、用途に合わせて長さを変えられるほか、収納の際にもコンパクトにまとめられます。さらに、10mの延長コードが付属しているので、屋外での作業に便利です。
吹き飛ばし機能に加えて吸い込み機能も搭載しています。ダストバッグが標準搭載されている製品です。吸い込んだ落ち葉は1/15に粉砕するため、ゴミ捨ての際もコンパクトにまとめられて楽に処理できます。
補助レーキ付きで濡れた落ち葉を吹き飛ばせるのもポイント。雨が降った後の落ち葉の処理にもおすすめです。また、ファンカバーが開閉式になっており、本体に葉が詰まっても簡単に掃除できます。
イーバリュー(E-Value) ハンディブロワー EBL-500V
ハンディタイプのコード式ブロワー。重さ約1.7kgの軽量タイプなので、片手で持って使用可能です。また、吹き飛ばしと集塵の2つの機能を搭載しており、ダストバッグも標準で付属しています。
速度調節ダイヤルを搭載しているのもポイント。ダイヤルを回してモーターの回転数を変えることで風量の調節ができます。使用場所や目的に応じて風量を変えられるため、幅広いシーンで使用可能です。
風量2.3m³/分、風速0~76m/秒の実力を発揮するアイテム。DIY後の清掃や庭の清掃、洗車後の水滴吹き飛ばし作業などに適しています。
価格が安いのもメリット。コスパに優れたブロワーを手に入れたい方におすすめです。
ブロワーのおすすめ|バッテリー・充電式
マキタ(MAKITA) 充電式ブロワ UB185DRF
全長517mmのコンパクトサイズで取り回しやすい充電式のブロワー。コードレスでさまざまな場所に持ち歩けます。フル充電で約22分使えるタイプです。
電池には18Vリチウムイオンバッテリーを使用しています。同じ電圧に対応しているマキタ製品であれば、バッテリーの使い回しが可能です。バッテリーを所有しており、コストを抑えたい方は本体のみでも購入できます。
吹出口径を大きめに設定することで風量を増加させているのもポイント。最大風量は3.2m³/分です。また、風量は3段階ダイヤルと無段変速スイッチで調節できます。
吹き飛ばし作業に加えて、集塵作業も可能です。ダストバッグ・ノズルが標準付属しているため、パーツを付け替えるだけで切り替えられます。さらに、静電気対策が施されており、作業時に発生する静電気を抑えられるのも特徴です。
マキタ(MAKITA) 充電式ブロワ MUB184DRGX
高出力・高耐久のブラシレスモーターを搭載したバッテリー式ブロワー。風切り音を軽減しつつ強力な風量・風速を実現する3枚羽ファンを採用しています。空気をスムーズに出力する流線型パーツを用いているのも特徴です。
最大風量13.0m³/分、最大風速52m/秒のパワフルなアイテム。風量は無段変速クルーズコントロールレバーで調節できます。任意の風量での固定も可能なので、連続使用する際に便利です。
バッテリーには18Vリチウムイオン電池を使用しています。ほかのマキタ製品とも使いまわせるので経済的です。フル充電すれば約40分使用できます。
防滴・防塵仕様なのもポイント。プロ用としても一般家庭用としても使用できます。幅広いシーンにおすすめです。
マキタ(MAKITA) 充電式ブロワ集じん機 MUB187DZ
吹き飛ばし作業と集塵作業が1台でできるブロワー。バッテリー式なので電源の取れない環境でも活躍します。長時間の作業を楽にする肩掛けベルトが付属しているのが特徴です。
吸い込み口が大きいのもポイント。さらに、高耐久の金属シュレッダー刃により、集めた落ち葉を細かく粉砕します。体積を減らしてコンパクトにまとめられるので、作業時だけではなくゴミ捨ての際も便利です。
高出力・高耐久のハイパワーブラシレスモーターを搭載しています。メンテナンスフリーで、管理しやすい製品です。風量はクルーズコントロールとトリガで調節できます。また、任意の風量で固定も可能です。
ノズルの長さは6段階で調節できます。使用場所や状況に応じて使い分けられるのがメリットです。収納時は760mmとコンパクトにまとめられます。
マキタ(MAKITA) 充電式ブロワ UB186DRF
ハンディタイプのバッテリー式ブロワー。ロングノズルで立ったまま楽に作業できるので、腰に負担がかかりにくいのが特徴です。最大風量3.2m³/分、最大風速68m/秒の製品で、本体の吹出口径を大きく取ることで最大風速を向上させています。
バッテリーには18Vのリチウムイオン電池を採用。フル充電で約22分の連続使用が可能です。
風量は強・中・弱の3段階のダイヤル調節と無段変速スイッチで変えられます。使用場所や状況に合わせて使い分けられるので、幅広いシーンに対応可能です。
ハイコーキ(HiKOKI) 18V コードレスブロワ RB18DC
コードレスタイプのバッテリー式ブロワー。バッテリーと充電器は別売で、18Vもしくは14.4Vのリチウムイオン電池が使用可能です。ノズルは200mmのモノが標準付属しています。
風路構造を工夫することで、最大約3.5m³/分の風量を実現。強力な風で作業をスピーディーに進められます。18Vコードレスブロワーのなかでも大風量の製品のため、風量の多いバッテリー式のモノが欲しい方におすすめです。
強・中・小の3段階の風量調節機能と無段変速スイッチで調節できます。使用シーンや場所に合わせて細かく調節できるので、幅広い場面で扱いやすいアイテムです。
振動値を軽減した製品で、作業時の負担を軽減できるのもポイント。快適に作業ができます。さらに、別売のダストバッグを一緒に購入すれば集塵作業も可能です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 充電式ブロワ 18V JB181
軽量・コンパクトで取り回しやすいバッテリー式ブロワー。片手で楽に使用できるので、長時間作業しても疲れにくいのが特徴です。バッテリーは18Vのリチウムイオン電池で、弱モードなら約50分の連続使用ができます。
ロングノズルなので屈まなくても使用可能です。また、ノズルの角度は3段階に調節できます。使用場所に応じて使い分けられるため、腰に負担をかけにくいのが魅力です。落ち葉や木くず掃除、洗車後の水飛ばしなど幅広いシーンで使用できます。
風量は6段階で調節可能です。ダイヤル操作式なので操作も簡単にできます。さらに、安全スイッチと運転スイッチを同時に押すと起動するダブルロック仕様になっており、誤作動を防止するのもポイントです。
ブロワーのおすすめ|エンジン式
ハスクバーナ・ゼノア(Husqvarna Zenoah) エンジン式ブロワー 125B
人間工学に基づき、バランスよく設計されたハンディタイプのエンジン式ブロワーです。腕・肩・背中への負担を減らしやすいのが魅力。また、本体乾燥質量が4.26kgと軽量なうえ、持ち手にかかる風速の反力を抑えると謳われた「S字風管」も採用しています。
風管の長さを2段階に調節できるのも特徴。さらに、フラットノズル・ラウンドノズルの2種類が付属しており、用途に合わせてノズルを使い分けられるのもおすすめポイントです。
ハスクバーナ・ゼノア(Husqvarna Zenoah) エンジンブロワ EBZ8550
背負タイプのエンジン式ブロワー。背負い心地に優れた背当てと幅広の背負いバンドを搭載しているため、身体への負担を軽減します。造園のプロも使用できる作業性に優れた製品です。
軽量で、大風量を起こせるハーフクローズドファンを搭載しているのもポイント。風量27m³/分、最大風速92m/秒の強力な風で湿った落ち葉やこびりついたゴミまで吹き飛ばします。
静電防止機能が施された左手スロットルレバーも特徴です。作業中の静電気を予防できます。さらに、スパイラルフレキホースが風の抵抗を軽減するのも魅力です。
フリーフローネットが落ち葉の詰まりによる出力低下やエンジンの焼き付きを防止。また、2重構造フィルターの大型エアクリーナーがホコリの多い現場でもエンジン性能を維持します。高機能なエンジン式ブロワーが欲しい方におすすめです。
新ダイワ(shindaiwa) ブロワ 背負タイプ EB3083
クルーズコントロールレバーを搭載したエンジン式ブロワー。トリガーを握らなくても、スロットルポジションレバーで回転数を調節できます。また、最大風速30.3m³/分のパワフルな風で砂利も吹き飛ばせるのが特徴です。
大容量の燃料タンクを搭載しているのもポイント。長時間の作業が可能です。エアクリーナーも大型のモノを採用しています。
内側に防水シートを搭載したハーネスも魅力。さらに、背当てにベンチレーション機能を搭載することで通気性を高めているため、快適に使用できます。
新ダイワ(shindaiwa) ブロワ ハンディタイプ EB3026
ハンディタイプのエンジン式ブロワー。エンジン式のなかでも軽量で取り回しやすく、扱いやすい製品です。また、サブハンドルを標準搭載しているため、片手での使用に不安のある方は両手で持てます。
ノズルの先端に金具を搭載し、耐久性を高めているのも特徴です。さらに、2重構造で粉塵の侵入を防止するエアクリーナーと、耐摩耗性に優れたシリンダーを搭載しています。ハードな環境でも使用できるプロ仕様のブロワーが欲しい方におすすめです。
ホンダ(HONDA) エンジンブロワ HHB25
毎日の使いやすさにこだわって設計されたエンジン式ブロワー。ハンドル部分にはソフトな手触りのグリップとマウントラバーを搭載しており、エンジンの振動を低減します。さらに、衣類の吸い込みによる出力低下を防ぐファンカバーを搭載しているのも特徴です。
安定したパワーと低燃費を両立させた4ストロークエンジンを採用。燃料に混合ガソリンを使用しないことで、オイルのロスを低減しています。また、低騒音仕様と謳われているのも特徴です。
ハンディタイプで片手・両手の2通りの持ち方ができるのもポイント。ノズルは360°自由傾斜で、使用場所や目的に応じて自在に調節できます。使い勝手のよいエンジン式ブロワーが欲しい方におすすめです。
京セラ(KYOCERA) エンジンブロワー EBLK-2100
排出ガス自主3次規制に適合した「クリーン50」エンジンを搭載したエンジン式ブロワー。環境に配慮したブロワーが欲しい方におすすめです。また、軽い力でリコイルを引けるので、始動が楽にできます。
固定レバー付きで長時間の連続吹き寄せ作業におすすめです。さらに、防振機構付きのハンドルのため、手が疲れにくいのもポイント。長時間の持ち運びに便利な肩掛けバンドも付属しています。
ナカトミ(NAKATOMI) ドリームパワー エンジンブロワバキューム EB-26D
送風・吸引の2役こなせるエンジン式ブロワーです。ブロワー機能で吹き飛ばしながら一箇所に集めた落ち葉や切りくずなどを、バキューム機能で吸引して回収できるのが特徴。また、45Lの大容量ダストバッグが標準付属しています。
最大風量が10m³/分とパワフルなため、効率よく作業したい方にもおすすめ。加えて、サブハンドルが備わっており、両手でしっかりと握りながら安定した状態で使いやすいのも魅力です。
カーツ ブロワー エアランチャー BZ450
特許取得済みの独自技術「3Dファン」を採用したエンジン式ブロワーです。通常のファンに比べて風量・風速が大幅に向上する設計を採用。最大風量は12.3m³/分で、最大風速は72.5m/秒です。
フラットノズルがセットになっているため、地面に張り付いたゴミを吹き飛ばすのにもぴったり。また、エンジンの回転数を低速と高速に簡単に切り替えられるので、さまざまな作業環境に対応しやすいのもおすすめポイントです。
共立(KIORITZ) ハンディーブロワ PB260
軽量性と大風量を両立させたエンジン式ブロワーです。本体乾燥質量が約3.6kgと比較的軽いので、扱いやすさを重視する方におすすめ。さらに、「引き力軽減スタータ」が採用されており、より軽い力で簡単にエンジンを始動しやすい点もメリットです。
クルーズコントロールを搭載し、レバーでエンジンの回転速度を調節可能。また、一直線上に持ち手と吹き出し口を配置した「オフセットパイプ」設計で、左右の揺れが軽減されやすく、手首の疲労感を抑えると謳われています。
風量は12.8m³/分、最大風速は76.2m/秒とパワフルのため、効率よく落ち葉などを吹き飛ばせるのもポイント。ハンディタイプで小回りが効きやすいため、狭い場所の清掃にもおすすめのブロワーです。
ハイガー(HAIGE) エンジン式 ブロワーバキューム HG-BV3405
粉砕カッター付きのエンジン式ブロワーです。ブロアノズル・バキュームノズル・ダストバッグが付属しており、1台でブロワー・バキュームの2役をこなせます。吸引時に落ち葉が細かく刻まれてからダストバッグの中に溜まるため、1度に多く収集しやすいのがメリットです。
小型軽量設計かつ、最大風量が10.6m³/分、最大風速が62.7m/秒とパワフルなのも魅力。さらに、付属のフラットノズルを装着すれば、風速を上げられると謳われています。地面に張り付いた葉なども吹き飛ばしやすく便利です。
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ブロワーの選び方
種類で選ぶ
小型で取り回しやすい「ハンディタイプ」
ハンディタイプのブロワーは小型で取り回しやすいのが特徴。片手で持ち運べるので扱いやすく、気軽に使用できます。作業の合間の簡単な掃除や細かい隙間の掃除などにおすすめです。
ただし、長時間使い続けると手が疲れやすいのがデメリット。また、背負タイプよりもパワーが劣る場合が多いため、より強力なモノが欲しい場合には背負タイプを選ぶのがおすすめです。
長時間の作業がしやすい「背負タイプ」
背負タイプのブロワーはモーター部分をリュックのように背負える仕様になっており、長時間使用しても手が疲れにくいのがメリットです。動力にエンジンを使用したモノが多く、強力な風を吹き出します。
身体への負担をより軽減したい場合は、パッド付きのショルダーベルトやヒップベルトが付属しているモノがおすすめです。ただし、送風音が大きいのがデメリット。また、小回りが効きにくいので、細かい場所の作業には不向きです。
動力で選ぶ
コード式
コード式のブロワーは電源から電力を供給し続けるので、長時間使用し続けてもパワーを維持できます。また、バッテリーがないため、軽量で持ち運びやすいのもメリットです。さらに、価格も安く、コストを抑えたい方にも適しています。
ただし、コード式のモノは使用範囲に制限があるのがデメリットです。延長コードを使用すれば電源から離れた場所でも使用可能ですが、コードの取り回しに気をつける必要があります。
バッテリー・充電式
バッテリー・充電式のブロワーはコードがないため、取り回しやすいのがメリットです。バッテリーの充電さえあればコンセントのない場所でも使用可能で、屋外やアウトドアでの使用に適しています。
ただし、バッテリーが切れてしまうと使用できなくなってしまうため、長時間の連続使用には向いていません。長時間使いたい場合は予備のバッテリーを用意しましょう。また、バッテリーの電圧によって出力パワーも異なるので注意が必要です。
エンジン式
エンジン式のブロワーはガソリンを燃料として稼働するタイプ。コンセントのない場所でも使用でき、バッテリーの充電をする手間も省けます。また、パワフルな風を出力し、長時間使い続けられるのもメリットです。
ただし、使用にあたってはガソリンが必要なため、一般家庭では扱いにくいのがデメリット。さらに、送風音が大きく、住宅街での使用は騒音トラブルに発展する恐れがあります。価格も高いモノが多いので、主に業務用として用いられているタイプです。
風速と風量をチェック
ブロワーを選ぶ際は風速・風量をチェックしましょう。風速は風の強さを表し、数値の高いモノほど重いモノを動かせます。木の枝や湿った落ち葉など、重さのあるモノを吹き飛ばしたい場合は風速の強いモノを選びましょう。
一方、風量は風を送り出せる範囲を表しており、数値の高いモノほど広範囲に風を送れます。一度にたくさんのモノを吹き飛ばしたい方は風量の大きいモノを選ぶのがおすすめです。
ただし、風量が大きすぎると一箇所にモノを集めにくくなるので注意する必要があります。用途に応じて適切な風速・風量のモノを選ぶようにしましょう。
静音性をチェック
騒音が気になる方は静音性の高いモノを選ぶことが大切です。騒音の原因は、内蔵しているファンの稼働音にあります。低振動設計のモノや静音モデルなら、ファンの稼働音を抑え、通常のモノよりも静かに使用可能です。
ただし、静音性の高いモノでも80〜90dB程度の騒音は発生します。静音モデルを購入したからといって、稼働音を完全に抑えられる訳ではないので注意しましょう。
落ち葉などを吸い込める「バキューム機能付き」もおすすめ
バキューム機能付きのブロワーは集めた落ち葉や木くずなどを吸い込めます。送風機能で集めたゴミをそのまま回収できるため、掃除の手間を減らせるのがメリットです。また、集めたゴミを細かく砕く粉砕機能付きのモノもあります。
バキューム機能付きのモノを選ぶ際は、ダストバッグの有無をチェックしましょう。バキューム機能付きのモノでもダストバックは別売の場合があるため、注意が必要です。
ダストバックの大きさも確認しましょう。容量の大きいモノほど一度に吸い込めるゴミの量が増えます。大量の落ち葉などを集めたい場合は、容量の大きいダストバッグが付属しているモノがおすすめです。
ブロワーのおすすめメーカー
マキタ(MAKITA)
マキタは1915年に創業した日本の電動工具メーカー。創業当初はモーターの販売修理会社でした。しかし、1958年に国産初の携帯用電気カンナを発売して以来、50年以上にわたって国内市場を牽引しています。
マキタのブロワーは種類の豊富さが魅力です。また、充電式のタイプの場合、電圧が同じであればほかのマキタ製工具とバッテリーを共有できます。ブロワー以外にもさまざまな電動工具を同じメーカーで揃えたい方におすすめです。
ハイコーキ(HiKOKI)
ハイコーキは日本の電動工具メーカー「工機ホールディングス」のブランド。日本だけではなく世界中に製品を展開しており、多くの人に使用されています。日本を代表する電動工具メーカーの1つです。
ハイコーキのブロワーはプロ向け・DIY向け・園芸向けなど、用途に応じた幅広いラインナップが特徴。機能性に優れたさまざまなタイプの製品を扱っているので、自分好みの製品を見つけられます。
ボッシュ(BOSCH)
ボッシュは1886年にドイツで生まれたメーカー。モビリティ、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・ビルディングテクノロジーの4つの事業領域を展開しています。日本には1911年に進出しており、100年以上にわたって愛されてきたメーカーです。
ボッシュのブロワーは扱いやすく、取り回しやすいのが特徴。園芸向け・プロ向けなど用途に応じて製品がラインナップされています。
ブロワーは強力な風でさまざまなモノを吹き飛ばせる便利なアイテムです。業務用だけではなく、園芸やDIYでの清掃にも使用できます。ブロワーは製品によって異なる機能を搭載しているため、用途に合うモノを選ぶことが大切です。選び方のポイントやおすすめ製品なども参考に、自分にぴったりなモノを選んでみてください。