芝生や庭の手入れをする際に活躍する「芝生バリカン」。芝生の状態を保ったり不要な雑草を取り除いたりするのに役立ちます。用途に合わせて使い勝手のよい芝生バリカンを選べば、時間や手間を減らせるため作業効率が向上する便利アイテムです。
そこで今回は、おすすめの芝生バリカンをご紹介します。選び方やおすすめのメーカーも解説するので、購入の際の参考にしてみてください。
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芝生バリカンとは?
芝生バリカンとは、芝生や雑草などを短く刈り取るためのアイテム。その名の通り、髪の毛を切るバリカンのようにギザギザした刃の先端でカットします。電動なので、手作業だと大変な芝刈りをスムーズに行えるのが魅力です。
また、芝刈り機と比べてコンパクトで、芝刈り機では入れないような場所でも手入れしやすいのが特徴。細かい作業を行いやすく、小さなスペースの刈り込みにも適しています。庭や花壇などの手入れにおすすめのアイテムです。
芝生バリカンのおすすめメーカー
マキタ(MAKITA)
愛知県に本社を構える「マキタ」。総合電動工具メーカーとして世界中で使用されており、ユーザー目線に立ったアイテム展開をしているのが魅力です。互換性や操作性に優れたアイテムも多く揃えています。
芝生バリカンは、プロから一般のユーザーまで使える製品をラインナップ。品質や使い勝手にこだわりたい方におすすめのメーカーです。
リョービ(RYOBI)
広島県に本社がある「リョービ」は、世界トップクラスのダイカストメーカー。独自の技術を用いて、自動車産業向けにさまざまな構成部品を作り出し、建築用品や印刷機器も手がけているのが特徴です。
なお、芝生バリカンをはじめとするガーデン機器や、電動工具・清掃機器などのパワーツールは2018年に京セラインダストリアルツールズに引き継がれています。
芝生バリカンのおすすめ
マキタ(MAKITA) 充電式芝生バリカン MUM600DSH
充電式の芝生バリカン。上下刃駆動式で刈り幅は160mm、ストローク数は1250min-1です。
約22分でフル充電でき、約40分の連続運転が可能。バッテリー切れを知らせるランプが搭載されているので便利です。底が平らな設計のため作業時の安定感が増しているほか、ソフトグリップで持ちやすさも向上しています。
グラスレシーバがついているため、掃除の手間を軽減できるのがポイント。15mm・20mm・25mmの3段階の高さ調節ができ、グラスレシーバなしの状態なら10mmにも設定できます。
使い勝手のよい芝生バリカンなので、汎用性に優れたモノを探している方におすすめです。
マキタ(MAKITA) 芝生バリカン MUM1601
コード式の芝生バリカン。10mあるロックコネクタ付ツナギコードが付属しています。コンセントから離れた場所もカットしやすいのが魅力です。
刃は特殊コーティングが施されており、刈り幅は160mm。刈った後の芝を集めるグラスレシーバがついているので楽に作業できます。
刈り込みの高さは10mm・15mm・20mm・25mmの4段階調節ができ、芝の長さや状態に合わせてカットできるのが特徴です。ストローク数は1250min-1。キワ刈りガードが付属しているため、刃が壁などに当たるのを防止できます。
通電ランプやブレードカバー、腰用コードフックがついており、安全性にも配慮しているのがポイントです。
マキタ(MAKITA) 充電式芝生バリカン MUM604DWF
グラスレシーバーが搭載された芝生バリカン。刈り取った芝生をそのままかき集められるので、作業後の掃除の負担を減らせるのが特徴です。縁石や壁などを傷つけないようにする「キワ刈りガード」を搭載。透明な素材で作られており、刃の稼働状態を確認できるのがメリットです。
バリカンの底が平面でデザインされているのもポイント。地面と平行に置いて作業できるので、安定感が高まります。ストローク数は1250min-1で、刈り幅は約160mmを実現。広範囲の芝生を効率よく刈り込みたい方におすすめです。
リョービ(RYOBI) バリカン AB-1620
日本製のブレードを採用した、コード式の芝生バリカン。ニッケルコーティングを施しているため剛性が向上し、切れ味が長持ちするのが魅力です。キワ刈りガイドが付属しており、壁や刃を傷つけずにキワの芝をカットできます。
10mの延長コードがついているので、コンセントから離れた位置でも作業可能。両刃駆動で刈り幅は160mm、ストローク数は1250min-1です。刈り込みの高さは15mm・20mm・25mmの3段階で調節ができます。
グラスレシーバーがついており、芝刈り後の片付けが楽なのがポイント。ベルトフックストラップも付属し、作業中のコードの処理に役立ちます。ソフトグリップ採用で、手にフィットしやすい1台です。
リョービ(RYOBI) 回転式バリカン ABR-1300
回転刃を搭載したコード式の芝生バリカンです。耐摩耗性に優れたチップ付金属刃を使用しています。
大型スライドベースを採用しており、広い芝生でもスムーズに作業できるのが特徴です。レバー式の刈り込み高さ調節を搭載し、10mm・15mm・20mmに設定可能。芝の長さや状態に合わせてカットできます。
刈り幅は115mmで、ストローク数は1250min-1。10mの延長コードとベルトフックストラップが付属しているので、コンセントから離れた場所でもコードを気にせず作業できます。作業効率を重視したい方におすすめです。
山善(YAMAZEN) 電気バリカン YLB-162
両刃駆動でスムーズに作業ができる芝生バリカンです。約幅16×奥行31×高さ13cmのコンパクト設計で、重さも約1.2kgと扱いやすいのが特徴。コード式で刈り幅は約160mm、ストローク数は約1200min-1です。
調節ツマミをスライドするだけで、約15~30mmの高さ調節が可能。ガードが付属しているため、キワ部分でも刃が壁などに当たらずしっかり刈り込めます。10mの延長コードがついているので、場所を問わずにカットしやすいのがポイントです。
使う際は、安全ボタンを押しながらスイッチを握る設計で安全面に配慮。安心して使える芝生バリカンを探している方におすすめです。
山善(YAMAZEN) コードレス芝生バリカン 10.8V YDG-160
軽量でハンドリングのよい芝生バリカン。本体重量1.2kgを実現しており、充電したバッテリーを差し込むだけで使用できます。コードレス仕様のため、段差や芝生のキワをお手入れする際に便利です。
刈り込みの高さは3段階の調節に対応。櫛刃を採用しており、横になった芝まで丁寧に刈り取れるのが魅力です。刈り幅は約160mmで、一度に広範囲の芝をメンテナンスできます。バッテリーは約60分間連続で使用可能。使い勝手のよい充電式のモノを探している方におすすめです。
山善(YAMAZEN) 3.6V USB充電式 ミニヘッジバリカンセット YHB-128
USB充電に対応した芝生バリカン。バッテリーの残量表示ランプが搭載されており、使用中に残りの電池残量を目視で確認できるのが特徴です。バリカンブレードの刈り幅は約80mmでハンドリングがよいサイズなのもポイント。広範囲の剪定をする場合は刈り幅約120mmのヘッジトリマーブレードを使うのがおすすめです。
本体は横幅25.5×奥行7.5×高さ12.5cmのコンパクトな仕様。重量は620gを実現しており、片手で操作しやすい設計なのが魅力です。
誤作動を防止する安全ロックボタンを搭載しているのもポイント。操作が簡単で軽量なモノを使う方に重宝します。
バロネス(BARONESS) コードレスバリカン式芝刈り機 CLB170
両刃接触駆動の芝生バリカンです。上刃と下刃に平面研磨を施しており、優れた切れ味を発揮。また、特殊鋼を用いて熱処理加工をしているため、硬度があり綺麗に刈れます。
刈り幅は170mm、ストローク数が120min-1なので、スムーズな作業が可能。約10mm・17mm・25mmの3段階で刈高の調節が行えます。刈高を変えるアジャスタはワンタッチで着脱可能です。
握りやすくフィット感のあるソフトグリップを採用し、長時間の作業でも疲れにくいのが魅力。約1.2kgと軽量なのもポイントです。
藤原産業 セフティー3 芝生バリカン R刃タイプ SLB-160R
ブレードがカーブ状の芝生バリカン。刈り幅が160mmなので広い範囲もスムーズに刈れます。ストローク数は1500min-1とパワフルで、グリップ形状が斜めのため軽い力で押せるのが特徴です。
刈高調節機能つきで、15mm・20mm・25mmの3段階に調節可能。芝生の長さに合わせて綺麗にカットできます。軽量コンパクトな設計も魅力です。
充電を気にせず作業できるコード式を採用しているのもポイント。効率よく手入れしたい方におすすめです。
高儀(TAKAGI) EARTH MAN S-Link14.4V充電式芝生バリカン GLB-144LiB
両刃駆動でスムーズなカットが可能な芝生バリカンです。刈り幅は約160mm、ストローク数は約1150min-1で、キワをカットするときの刃のはね返りを予防しながら、細かく作業できます。
USB出力に対応したバッテリーパックが付属。コンセントがない場所でも充電できて便利です。また、充電残量表示機能もついているため、目視で確認ができます。セーフティー機構を施し、安全面にも配慮した芝生バリカンです。
高儀(TAKAGI) EARTH MAN 160mm GLB-160A
使い勝手のよいコード式の芝生バリカン。ブレードを囲うようにスライドベースが搭載されているのが特徴です。約15〜25mmの刈り込み高さに対応。無段階調節できるため、好みの芝生の高さに仕上げられるのがメリットです。スライドベースは取り外しが可能。約10mmまで刈り込みできるため、芝生の高さを低めにしたい方におすすめです。
ブレードは両刃駆動仕様で設計されているのがポイント。刈り幅約160mmを実現しており、効率よくメンテナンスできます。ブレードガードが搭載されているため、キワ刈りをする際に安全に操作しやすいのも利点。コード用のカラビナが付属しており、作業中のコード断線を予防できるのも魅力です。
ボッシュ(BOSCH) コードレスガーデンバリカンセット ISIO2
芝生バリカン用と園芸バリカン用のブレードがセットになった芝生バリカン。マルチクリックシステムを搭載し、ワンタッチでブレード交換が可能です。アンチブロッキングシステムを採用しているため、モーターの損傷を防止できます。
刈り幅は芝生用が80mm、園芸用が120mmで、ストローク数は1000min-1。充電時間は約3.5時間で、最大約40分の連続作業ができます。リチウムイオンバッテリーを搭載しており、継ぎ足し充電も可能です。
充電時間がひと目でわかるインジケーターや、快適な握り心地を実現するソフトグリップなど、使いやすさを追求しています。軽量なので、スムーズに扱えるのがポイント。芝刈りだけでなく剪定も行いたい方におすすめの芝生バリカンです。
フィールドウッズ(FIELDWOODS) 充電式芝生用バリカン 植木用ブレード付 FW-BB8A
バッテリー内蔵でも重さが約550gと軽量な芝生バリカンです。約4時間の充電で最大約35分の運転が可能。電源がない場所でも、しっかり手入れができます。
芝生用と剪定用のブレードが付属している2WAYタイプ。庭木や生垣の手入れもできて便利です。芝刈りは狭いスペースもカットでき、綺麗に仕上げられます。
ロックオフボタンを押してスイッチを引くことで動作。誤作動を防げます。比較的リーズナブルなので、コストパフォーマンス重視の方におすすめです。
リョービ(RYOBI) 充電式ポールバリカン BPB-1800
スティックタイプの芝生バリカン。ポールは本体とワンタッチで取り外し可能で、付けた状態だと長さは1130mm。立ったまま楽に作業できます。細かい部分はハンディタイプとして使えて便利です。刈り込みの高さは15・20・25mmの3段階調節が可能。芝の長さに合わせて変えられます。
日本製の新潟三条刃物を採用した両刃駆動により、優れた切れ味を実現。キワ刈りガイドつきのため、狭い場所でも作業しやすいのが魅力です。充電タイプで18Vリチウムイオン電池を採用。充電時間は約69分、連続作業時間の目安は約60分です。
刈り幅は160mm、ストローク数は1250min-1。立っても座っても使える芝生バリカンを探している方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 充電式グラストリマー JGT230
ストローク数が約8000min-1のハイパワーが魅力の芝生バリカンです。刈り幅が約230mmと大きく、優れた切れ味を有するナイロンブレードで広範囲の手入れを効率よく行えます。ナイロンブレードは樹脂製なので、壁や庭木などを傷つけずに雑草をカットできるのが魅力です。
充電時間が約60分で、連続運転時間は約40分。継ぎ足し充電が可能なので、充電時間を節約できます。
補助ハンドルやヘッドの角度調節機能搭載により、操作性が良好で狭いスペースも快適に作業可能。替刃が10枚付属しているのも嬉しいポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 充電式 ハンディバリカン 18V JHC1218
大容量2000mAhのバッテリーを搭載したコードレス芝生バリカン。最大約110分の連続運転を実現しているのが特徴です。刈り幅は120mmで設計されており、効率よくメンテナンスできるのがメリット。充電残量はランプの点灯数に応じて目視で確認できます。
バッテリーは本体から取り外して充電可能。同メーカーの共通バッテリーが採用されており、ほかの園芸器具に付けて使用できるのもメリットです。運転スイッチは、片手で握ったときに自然と触れる位置に搭載。側面にある安全スイッチを同時に押すことで、ロックをかけられるのも魅力です。
拡張性が高いのもポイント。別売の専用トリマーブレードに付け替えることで、植木の剪定もできます。丁寧にお手入れをしたい方におすすめです。
ヤードフォース(YARD FORCE) コードレス2WAYバリカン2 Y3LH-C30-P000
ポールが取り外し可能で、ハンディタイプと高枝タイプの2WAYで使用できる芝生バリカン。約1.5~2mの範囲でポールの伸縮が行えるため、高い場所の剪定が楽にできます。
ヘッドは6段階の角度調節に対応しており、地面や高い枝木、生垣の裏側など手が届きにくい場所もスムーズにカットできます。3Dブレードを採用し、どの刃に当たっても枝木を素早く切断。ステンレス製で、優れた切れ味を実現しています。
コードレスタイプで、約3~5時間充電すれば約45分の作業が可能です。重さは本体が約1.1kg、ポールが0.6kgと軽量で使いやすい芝生バリカン。高いところや生垣の裏側なども手入れしたい方はチェックしてみてください。
ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) 5in1ポールヘッジ&芝生バリカン GPSH1000
芝の剪定・庭木の剪定・広範囲の芝刈り・高所の庭木の剪定・草刈り作業が1台で行える芝生バリカン。ポールユニットは107~148cmの範囲で調節できるため、高い場所でも剪定できて便利です。
芝生バリカンの刈り幅は160mm、庭木ブレードの最大切断径は12mm。ストローク数が1650min-1と多く、しっかりカットできます。バランスのよい重心設計を採用しているのもポイントです。
TMD 芝刈り機 10.8V 充電式 コードレス gt-108c
汎用性の高い芝生バリカンです。作業時の環境に合わせてヘッドの角度を調節できるのが特徴。伸縮可能な延長ポールと組み合わせることで、自由に可動域を設定可能です。ヘッド本体には、頑丈なABS素材を採用しています。
本体に車輪が搭載されているため、芝生の上をスムーズに移動できるのもメリット。刈り幅は約160mmで設計されており、広範囲にわたってお手入れする際に便利です。
cocoiine 芝刈り機
アタッチメントが豊富なアイテムです。コードレスタイプで設計されており、電源が近くにない庭でもお手入れできるのが特徴。園芸用と芝生用の交換刃が付属しているため、1台でさまざまな使い方ができます。トリガーレバーを離すことで、誤作動防止機能が作動する点も便利です。
付属のアジャストスティックを付けることで、立ったまま芝生のお手入れができるのも特徴。アームは伸縮する仕様が施されており、作業しやすい長さに調節できるのが魅力です。
バッテリー容量は1500mAhで、約20〜30分稼働できます。お手軽に庭のお手入れをしたい方におすすめです。
Heywork 7.2V電動芝生バリカン芝刈り機 1511-JP
回転式のハンドルを搭載した芝生バリカン。ブレードの向きを180°回転させて調節できるので、作業しやすいのが特徴です。ロングブレードが付属しており、芝生以外に生垣のお手入れもできます。1台でさまざまな使い方ができるモノを探している方におすすめです。
最大約50〜100分稼働できるのもポイント。本体にLEDディスプレイが搭載されているため、バッテリー残量を簡単に確認できます。重量は約1kgの軽量化を実現し、片手で操作しやすいのも魅力です。
芝生バリカンの選び方
タイプをチェック
細かな作業がしやすい「ハンディタイプ」
持ち手が短くコンパクトなのがハンディタイプです。片手で持てて操作性に優れているため、壁沿いや敷石の周りなど、細かい部分まで刈り取れるのがメリット。また、植木などの剪定にも適しているタイプです。
一方、広範囲や長時間の作業には不向き。小回りが利くので、細かいところをしっかり手入れしたい方におすすめです。
立ったまま作業できる「スティックタイプ」
掃除機のように持ち手部分が長いのがスティックタイプの特徴。立ったまま作業できるため、足腰への負担を軽減したい方におすすめです。刈り幅が広いアイテムが多いので、作業の時短につながりやすく広い範囲を刈り込むのに適しています。
なかには、持ち手部分を取り外してハンディタイプとして使えるアイテムも存在。長時間作業を行う方や、広範囲の芝生を刈りたい方は要チェックです。
電源方式をチェック
充電式
充電式はバッテリーを本体に装着して使用するため、コードを気にせず細かい部分もスムーズに作業できます。コンセント位置に関係なく、さまざまな場所に持ち運べるのがメリットです。
ただし、一度の充電で運転できる時間が限られているので、作業途中で充電が切れるケースがあります。そのため長時間の作業には不向き。購入時に連続運転時間のチェックをしておくのがおすすめです。
コード式
コード式は、コードをコンセントに挿して使用するタイプです。長時間でも作業できるのがメリット。また、充電切れの心配がないのもポイントです。
ただし、コードがコンセントに届かない場所では使用できないほか、作業中に誤ってコードを切断してしまうリスクもあります。購入前にコードの長さをチェックしておくと、使い勝手がよくなるのでおすすめです。
刃の形状をチェック
芝生用
芝生用は、2枚重ねのギザギザな形状の刃が左右に交差しながら、芝生を挟んで巻き込むようにカットします。芝生バリカンのなかでは定番といえる形状で、使いやすく安定して作業できるのが魅力です。
芝生以外にも雑草の刈り込みで活躍する形状。芝生の長さを整えたい方や、庭・駐車場などの手入れをしたい方におすすめです。
剪定用
剪定用は、のこぎりのような細長い刃が左右についており、振動するように動いて切断します。草刈りに加えて樹木の剪定にも使え、枝もカットできるほどの力を備えているのが特徴です。
なかには、芝生用とセットで販売されているアイテムがあり、刃を取り替えるだけで作業の幅が広がります。芝生や雑草のカットだけでなく、植木などの剪定も行いたい方におすすめです。
回転刃
回転刃の魅力は、切れ味のよさ。芝刈り機のように刃が回転し、芝生や枝などを素早くカットします。芝生バリカンには小石が詰まると止まってしまうアイテムがありますが、回転刃なら異物を弾いてスムーズに作業を進められるのがメリットです。
芝生用や剪定用と比べて切れ味がシャープですが、販売されているモノが少ないのがネック。1台で芝生や雑草、植木などのカットを済ませられるので、作業効率を重視する方におすすめです。
刈り幅をチェック
芝生バリカンの刈り幅はアイテムによって異なります。作業効率や操作性が変わるので、購入前にチェックしておくことが大切です。
刈り幅が大きいと、一度に刈る面積が増えます。効率よく作業できて広い範囲を手入れするときに便利な一方、細かい場所での作業が難しいのが難点です。刈り幅が狭いタイプは、一度に刈れる面積は少ないですが、小回りが利くため細かい部分の作業に適しています。
汎用性を重視するなら、160mm程度を目安にするのがおすすめです。
刈高調節機能の有無をチェック
芝生バリカンには、芝生を刈り込む高さを調節できる機能がついたモノもあります。2段階で調節できるタイプや、3段階で調節できるタイプなどもあるので、チェックしておくのがおすすめです。
刈高調節機能がついていれば、短くカットしすぎるリスクを減らせるので、土の部分が見えてしまうのを防止可能。芝生を綺麗に整えたい方は、刈高調節機能の有無も忘れずに確認しましょう。
ストローク数をチェック
ストローク数とは、1分間にどれだけ刃が回転するかを表したもの。ストローク数が多いほど高速で回転するため、芝刈りの効率や時短アップに役立ちます。
ストローク数は作業効率に大きな影響を及ぼすため、短時間で芝生を整えたい場合は、ストローク数の多いアイテムを選ぶのがおすすめです。
「min-1」という単位で表記されているので、購入前にチェックしておきましょう。
芝生や雑草などを刈り上げるのに活躍する芝生バリカン。種類や刃の形状など、さまざまな特徴を持ったモノがあるので、用途に合わせて選ぶことが大切です。効率よく手入れを進めるため、お気に入りの芝生バリカンを見つけてみてください。