雨樋から流れてくる雨水を取り入れて貯水できる「雨水タンク」。水道水の代わりに雨水を利用することで、水道代の節約につながるのが魅力です。災害時の生活用水としても使えるので、需要が高まっています。

そこで今回は、選び方のポイントとおすすめの雨水タンクをご紹介します。おしゃれなモデルや省スペースで設置できるモデルもあるので、ぜひチェックしてみてください。

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雨水タンクとは?

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雨水タンクとは、屋根の上から雨樋へ流れてきた雨水を集水して貯水できるタンクのこと。一般的に、雨樋に集水器を取り付けてホースをつなぐことにより、雨水がタンクに入る仕組みを採用しています。電気が不要なので、コンセントがない場所でも使用可能です。

また、蛇口付きの雨水タンクが主流で、レバーを回すと蛇口から雨水が出てくるのも特徴。ジョウロ・バケツなどに注ぎやすく、手軽に雨水を利用できます。ラインナップは多くありませんが、散水ホースを蛇口に取り付けられるモノもあり、洗車などに雨水を使いたい場合に便利です。

雨水タンクのメリット・デメリット

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雨水タンクで溜めた雨水は、ガーデニング・家庭菜園・畑の水やりや洗車など、さまざまな用途に使用できます。水道水ではなく雨水を利用することによって、水道代を抑える効果が期待できる点が魅力です。

また、雨水タンクの雨水は、断水時にトイレを流したり洗濯したりするための生活用水としても使用可能。防災対策に役立ちます。加えて、集中豪雨時に雨水の流水量を減らせる点もメリットです。

なお、タンクだけでは水圧が弱く、蛇口に散水ホースをつなげても上手く散水できないのが難点。ホースを使うなら、加圧ポンプを内蔵した雨水タンクを選びましょう。ただし、電源が必要なうえ、高価な傾向があります。

雨水は浄水ではないため、飲めない点もデメリット。さらに、放置するとボウフラなどの害虫がわくことがあるので、定期的に雨水を抜いてお手入れする必要があります。

雨水タンクの選び方

用途に応じて容量を選ぶ

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雨水タンクは、100~500L前後と製品によって容量が異なります。5Lのジョウロを使う場合、容量100Lであれば水やり約20回分を貯水可能。ガーデニング用として雨水を利用したい方は、庭の広さや水やりの頻度に合わせて使い勝手のよい容量を選んでみてください。

一方、災害時では、1日1人あたり3Lの飲み水と10~20Lの生活用水が必要とされており、3日分を備蓄しておくことが推奨されています。雨水タンクの雨水は飲めませんが、生活用水としてなら使用可能です。

災害用として貯水したいなら、家族の人数に合わせて十分な容量を選ぶのがポイント。ただし、大容量の雨水タンクはサイズが大きいほか、満水まで雨水を溜めると数百kg以上の重さになるモノが多いため、設置できるかどうかも併せて確認しておきましょう。

特に、ベランダといった重量制限のある場所に設置する場合は、小容量の雨水タンクを選ぶのがおすすめです。

設置スペースに合ったサイズのモノを選ぶ

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雨水タンクは製品によって形状・サイズが異なり、大きいモノほど多くの雨水を溜められます。ただし、雨樋の周辺スペースが限られる場合は、大容量タイプだと設置できない可能性があるので注意。事前に設置スペースに収まるかどうかを確認しておきましょう。

狭いスペースにできるだけ大きな容量の雨水タンクを設置したい方は、スリム設計・薄型設計の雨水タンクに注目してみてください。より省スペースで設置できます。

なお、スリムで高さのある雨水タンクは、傾くと転倒しやすいのがデメリットです。安定した状態で置けるかどうかも要チェック。加えて、設置面が平坦で水平になるように地面を整えたり、チェーン・ひもで固定したりするなど、転倒防止対策を施すことも大切です。

集水器の有無と仕様をチェック

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雨水タンクでは、雨水をタンクに取り入れるために集水器を雨樋に取り付けるのが一般的。集水器がセットで販売されているモノなら、届いたらすぐに設置できるので便利です。あらかじめ集水器の有無をチェックしておきましょう。

また、付属する集水器が施工したい雨樋に集水器が対応しているかどうかも忘れずにチェックしたいポイント。集水器によって取り付けられる雨樋のサイズ・形状が決まっています。別売のアダプターを使うことで施工できる場合もあるので確認してみてください。

オーバーフロー対策がされているかを確認する

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オーバーフローとは、容量以上の雨水が流れ込み、雨水タンクから水が溢れてしまうこと。タンクや周辺の地面が水浸しになってしまう原因になるので、オーバーフロー対策がされたモノを選ぶのがおすすめです。

多くの雨水タンクでは、満水になると集水器からからオーバーフローし、余分な雨水が自動的に雨樋へ流れるように設計されています。ほかにも、ホースを取り付けることで、容量以上の雨水をタンクの中から雨樋へ排出できる雨水タンクもラインナップ。雨水が溢れてしまわないよう、オーバーフローに対応しているか事前に確認しておきましょう。

ドレン口が下部についているとメンテナンスしやすい

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雨水タンクで雨水を溜めると、底に泥・ゴミが沈澱するので、定期的なメンテナンスが必要です。下部にドレン口を備えたモノなら、タンクを大きく傾けなくてもキャップを開けるだけで水抜きできます。雨水と一緒に泥・ゴミが排出されやすいため、掃除も簡単です。

なかには、底部にドレン口を搭載した雨水タンクも存在します。タンクを傾けなくてもすっきり水抜きできるので、できるだけ手・腕に負担をかけずにメンテナンスしたい方におすすめです。

ゴミを除去するフィルターの有無

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雨樋には雨水と一緒に落ち葉なども流れてくるので、雨水タンクの中にゴミが入る可能性があります。集水器にゴミを除去するフィルターを備えたモノなら、大きなゴミが入りにくく、よりきれいな雨水を溜めることが可能。タンク内部をお手入れする手間も軽減できます。

なお、ゴミが溜まってフィルターが目詰まりすると、タンクに雨水が流れ込まなくなるので注意。定期的にフィルターを掃除する必要があります。ラクにお手入れしたい方は、雨樋に集水器を装着したまま掃除できるフィルターを採用した雨水タンクがおすすめです。

デザインをチェック

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庭先・玄関先などの目に付きやすい場所に雨水タンクを設置する場合は、デザインにもこだわりたいもの。自然の多い庭なら、緑色・茶色のモノがよくマッチします。一方、コンクリートの外壁に沿わせて設置するなら、灰色・白色のモノが馴染みやすくおすすめです。

なかには、エクステリアとして映えるおしゃれなデザインを採用した雨水タンクもラインナップされています。庭・建物の雰囲気や好みにぴったり合うモノを見つけてみてください。

雨水タンクのおすすめ

タキロンシーアイ(C.I. TAKIRON) 雨水貯留タンク 雨音くんミニ 80リットル

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ベランダなど重量制限のある場所にも設置しやすい容量80Lの雨水タンク。満水まで雨水を入れても重さが100kg程度なので、さまざまな場所に設置できます。シンプルなデザインで、外壁に馴染みやすいのもポイントです。

加えて、幅88.9×奥行42.8×高さ46.4cmと高さがひかえめで、市販のブロックの上に設置しても圧迫感を抑えられます。天面に5kgまでのプランターなどを置けるため、スペースを有効に活用できるのも魅力です。

また、満水になると自動的に雨水が雨樋へ流れる仕組みで、オーバーフローにより周辺が水浸しになるのを予防できます。底部にドレン口があり、水抜きしやすいのも特徴。雨水と一緒に泥・ゴミが排出されやすいので、お手入れのしやすさを求める方にもおすすめです。

タキロンシーアイ(C.I. TAKIRON) 雨水貯留タンク アメマルシェ 120リットル

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狭い場所でも使いやすい雨水タンク。奥行35cmの薄型で、省スペースで設置できます。加えて、側面に蛇口があり、前方スペースが狭くても横側から雨水を出せるので便利。付属する架台の上に置くため、蛇口の位置が高く、ジョウロに水汲みしやすいのも魅力です。

容量120Lで、花壇の水やりや災害時の生活用水に雨水を利用したい場合におすすめ。また、満水になると自動的に雨水が雨樋に流れる仕組みなので、オーバーフローによる水浸しを予防できます。

目皿付きの集水器がセットになっており、大きなゴミがタンクに入りにくいのもメリットです。さらに、タンクの底部にドレン口を搭載し、水抜きが簡単。上部の点検口を開ければ水道水を注げるため、掃除のしやすさを重視する方にもおすすめの雨水タンクです。

タキロンシーアイ(C.I. TAKIRON) 雨水貯留タンク 雨音くん 200リットル

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レンガ模様がおしゃれな容量200Lの雨水タンク。大きめサイズであるものの、家の外壁に馴染みやすく景観が損なわれにくいのが魅力です。加えて、天面に15kgまでの小物を置くことが可能。プランターをのせれば、より華やかな雰囲気を演出できます。

また、目皿付きの集水口が付属し、落ち葉などの大きなゴミがタンクに入りにくく、よりきれいな雨水を溜められるのもメリット。満水になるとタンクではなく雨樋に雨水が流れる仕組みなので、オーバーフローによる水浸しを予防したい方にもおすすめです。

さらに、下部にドレン口を備えており、新鮮な雨水を溜めたいときやタンクを掃除したいときは手軽に水抜きできます。上部の蓋を取り外せば水道水を注げるので、タンク内部の洗いやすさも良好です。

コダマ樹脂工業(KODAMA PLASTICS) 雨水利用タンク ホームダム RWT-110

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持ち運びがしやすい雨水タンクです。耐衝撃性の高い超高分子量ポリエチレンで作られているのがポイント。5.8kgと軽いほか、両側に持ち手を備えているので、空っぽの状態であればラクに持ち上げられます。

幅65×奥行40×高さ60.5cmの小型サイズで、置き場所に困りにくいのも魅力。容量110Lで、花壇の水やりや断水時の生活用水などに雨水を利用したい場合に便利です。加えて、オーバーフロー対策がされており、タンクから雨水が溢れるのを予防できます。

下部にドレン口を搭載し、水抜きがしやすいのもメリットです。また、上部にある点検口を開ければ、水道水を注いだり所持しているブラシで内側をこすったりすることが可能。タンク内部を掃除しやすい雨水タンクを探している方にもおすすめです。

コダマ樹脂工業(KODAMA PLASTICS) 雨水タンク ホームダム RWT250

コダマ樹脂工業(KODAMA PLASTICS) 雨水タンク ホームダム RWT250

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降水量の多い季節におすすめの雨水タンク。250Lと容量が大きく、雨水を多く溜められます。加えて、タンクとタンクをホースで連結できるため、複数購入すれば容量を増やすことが可能。大雨の日などにより多く貯水できるので便利です。

また、奥行51×幅75×高さ117cmの薄型デザインで、それほど場所を取らずに設置できます。専用架台が付属し、安定感があり転倒しにくいと謳っているのもポイント。背面にあるUボルトと市販の針金・ひもを使えば、転倒防止対策も可能です。

さらに、下部にドレン口を搭載し、ラクに水抜きできます。上部にある点検口の蓋を開ければ水道水を注げるので、タンク内部をお手入れしやすいのもメリットです。

パナソニック(Panasonic) 雨水貯留タンク 雨ためま専科 たてとい接続キット MQW102 MQW020

パナソニック(Panasonic) 雨水貯留タンク 雨ためま専科 たてとい接続キット MQW102 MQW020

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転倒防止対策ができる雨水タンク。本体の前面・側面に転倒防止対策用の溝・フックを搭載しています。市販のチェーンを溝に沿わせて両側のフックに通し、地面・壁面にある固定フックにつなげておくことで、タンクが揺れたときなどに転倒しにくくなる仕組みです。

幅65×奥行40×高さ60.5cmの薄型で、壁に沿わせて設置しやすいのも特徴。柔らかな色合いで、外壁によく馴染みます。また、容量110Lなので、花壇の水やりや災害時の生活用水に雨水を使いたい方におすすめ。蛇口レバーを回すだけでジョウロに雨水を注げます。

加えて、満水になると余分な雨水がホースを通って雨樋に排出されるため、オーバーフローによる水浸しを予防可能です。さらに、下部にドレン口があり水抜きしやすいほか、上部の蓋を取り外して水道水を注げるので、タンク内部を簡単に掃除できます。

パナソニック(Panasonic) 雨水貯留タンク レインセラー200 たてとい接続キット MQW103 MQW020

パナソニック(Panasonic) 雨水貯留タンク レインセラー200 たてとい接続キット MQW103 MQW020

さまざまな場所に馴染みやすい容量200Lの雨水タンクです。直線と曲線が調和したモダンでシンプルなデザインが魅力。コンクリートの外壁はもちろん、ウッドデッキにもマッチします。景観を損わずに設置しやすい大きめサイズを探している方におすすめです。

また、「たてとい接続キット」を雨樋に取り付けることで、雨水をタンクへ集水できます。加えて、満水になるとホースを通して余分な雨水を雨樋へ排出できるため、オーバーフローによる水浸しを予防することが可能です。

高い位置に蛇口があり、水汲みがラクラク。花壇の水やりや災害時の生活用水などに雨水を活用できます。さらに、上部の蓋を開けて水道水を注げるほか、下部のドレン口を開けるだけで水抜きできるので、タンク内部のお手入れも簡単です。

シップスレインワールド 雨水タンク アーティフィシャルバレル ウィリアム120L

シップスレインワールド 雨水タンク アーティフィシャルバレル ウィリアム120L

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オーク樽をモチーフにデザインされたおしゃれな雨水タンク。エクステリアとしても映えます。ポリエチレンで作られており、軽量で持ち運びがラクラク。木材とは違い乾燥しても収縮しないので、水漏れする心配もありません。

また、フィルターを内蔵した専用の集水器が付属し、枯れ葉などの大きなゴミがタンクに入りにくいため、よりきれいな雨水を溜めたい方におすすめ。容量120Lで、ガーデニングの水やりや災害時の生活用水に雨水を利用したい場合に役立ちます。

加えて、付属する高さ29cmの土台の上にタンクを設置するので、蛇口の位置が高く、ジョウロ・バケツに水汲みしやすいのもメリット。さらに、上部の蓋を取り外すと天面が全開するため、タンク内部を確認しやすくメンテナンスのしやすさも良好です。

丸一(MARUICHI) 雨水貯留タンク まる 140

丸一(MARUICHI)  雨水貯留タンク まる 140

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設置場所に困りにくい容量140Lの雨水タンクです。スリムなコンパクトサイズで、それほど場所を取りにくいのが特徴。背面に固定用フックを使えば転倒防止対策ができるので、安心して使いたい方にもおすすめです。

加えて、集水用ホースの挿入口が左右にあるため、雨樋の右左どちら側でも設置できます。また、片方の余った挿入口にホースを取り付けることで、オーバーフローによる水浸しを予防できるのもメリットです。

足場が必要なく、タンクを置くだけで簡単に設置できるのも特徴。蛇口の位置が高く、簡単に水汲みできます。泥などが蛇口より下に沈殿するので、きれいな雨水が出やすいのも魅力。底部の2ヵ所にドレン口があり、水抜きしやすく掃除も簡単です。

さらに、メッシュ状のゴミ受け付きの集水器が付属し、ゴミがタンクに入るのを軽減可能。ゴミ受けのみを着脱できるため、手軽にお手入れできます。使いやすさに優れたおすすめの雨水タンクです。

ハーコスター(Harcostar) ウォーターストレージ 227L

ハーコスター(Harcostar) ウォーターストレージ 227L

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英国製ならではのスタイリッシュでおしゃれな外観が魅力的な雨水タンク。深みのある緑色で、自然の多い庭にもよくマッチします。加えて、227Lと容量が大きいものの、スタンドを含むサイズが直径60×高さ126cmとスリムなので、省スペースで設置可能です。

また、雨水タンク・スタンド・集水器・オーバーフローキットがセットになっているのも特徴。雨樋から雨水を集水してタンクに入れられるほか、満水になったときにタンクから雨水が溢れるのを予防できます。

さらに、上部の蓋を取り外せるので、タンクの内部をラクに掃除できるので便利。チャイルドセーフティリッドを採用した設計で、小さな子供やペットが誤ってタンク内へ落ちてしまうリスクを減らせるのもおすすめポイントです。

タカショー(Takasho) 雨水タンク ノーブル LDA-275

タカショー(Takasho) 雨水タンク ノーブル LDA-275

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シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力の雨水タンク。おしゃれな空間を演出したい方におすすめです。加えて、付属するプランターを天面に取り付ければ、植物を植えられるので、自然の多い庭にも馴染みます。

また、275Lと容量が大きいため、たっぷり雨水を溜められるのもポイント。幅78.5×奥行43×高さ104cmの薄型設計なので、外壁に沿わせてすっきり設置できます。

タンクの底から高い位置に蛇口を配置しているのも特徴。高さのあるバケツ・ジョウロでもラクに水汲みできます。

タカショー(Takasho) 雨水タンク ナハト PDG-280G

タカショー(Takasho) 雨水タンク ナハト PDG-280G

グレーの円柱に切れ込みがあしらわれたモダンなデザインの雨水タンクです。高さ117×直径57cmのスリムなフォルムで、設置した際に庭の景観を損ねないのが魅力。雨樋をカットした上で、専用の真鍮製蛇口と取水器を取り付けて使用します。

容量は家庭菜園から防災対策まで幅広い用途に使える多めの280L。蛇口が高めの位置に設定されているため、沈殿した細かなゴミや泥を拾いにくく、きれいな状態の雨水を使用しやすくなっています。容量を確保しつつ、目立ちにくい雨水タンクを検討している方におすすめのモデルです。

竹村製作所 雨水利用タンク 雨ニティー500 RC-500

竹村製作所 雨水利用タンク 雨ニティー500 RC-500

散水ホースを使って水やり・洗車をしたい方におすすめの雨水タンクです。加圧ポンプを内蔵しており、蛇口から勢いよく水を出しやすいのがメリット。加圧ポンプは電源が必要なので、屋外用コンセントを確保できるかの確認が必要です。

500Lと大容量で、多くの雨水を溜められるのも魅力。加えて、別売の増設用タンクを購入すれば、容量を増やせます。また、前面にウッドパネルを搭載したおしゃれなデザインで、大型でありながら庭の外観を損ねず設置しやすいのもおすすめポイントです。

ステンレス製でタンク内に光が入りにくいため、藻が発生しにくいのもメリット。さらに、底部にドレンバルブを備えており、雨水・泥などをすっきり排出しやすいので、メンテナンスのしやすさも良好です。

八木熊 AQUATOWER アクアタワー 200リットル

八木熊 AQUATOWER アクアタワー 200リットル

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さまざまな場所に設置できる工夫が凝らされた雨水タンクです。約高さ153×幅55cmのたて長フォルムを採用。タンクの下部にボリュームを持たせた低重心設計になっているため、安定性に期待できます。転倒防止用のチェーンがついているのもポイントです。

丸60mm・丸55mm・角60mmのさまざまな形状のたて樋に取り付けできるのが特徴。別途アダプターを取り付ければ、カーポート用の細身の雨樋にも対応できます。蛇口キャップが2ヵ所についており、蛇口の位置を変更することで使用可能な貯水量を150Lから200Lへと変更できるのも魅力です。

専用の集水器は満水になると雨水が自然に雨樋の下方へと排水される設計を採用。さらに、汚れを多く含んだ降り始めの雨水をカットし、きれいな雨水を貯めやすくなっています。設置環境に合わせて柔軟に対応できる雨水タンクを求める方におすすめです。

Strata 雨水貯水タンク ブラック 容量100L

Strata 雨水貯水タンク ブラック 容量100L

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深みのあるブラックの本体がエクステリアとしても映えるイギリス製の雨水タンクです。高さ124×幅32×奥行38cmの、丸みのあるスリムなフォルムが特徴。高さのあるスタンド付きなので蛇口の開閉がしやすく、ジョウロやバケツへの水汲みも楽に行えます。

雨水タンクの容量はこまめに使い切りやすい100L。オーバーフロー対策として、満水になった際には雨水がタンクに入り込まないよう設計されているのもおすすめポイントです。庭の景観を重視しつつ、貯水タンクを設置したい方は、ぜひ検討してみてください。

タニタハウジングウェア レインバンク地上設置型150 SW-1001

タニタハウジングウェア レインバンク地上設置型150 SW-1001

優れた耐久性を有するステンレス製の雨水タンクです。約奥行34cmの薄型設計を採用。楕円形になっていることで耐水圧性が高められています。本体は遮光性が高く、内部で藻が発生しにくいのも魅力です。

満水時の容量はたっぷり貯められる150L。雨樋に設置する集水器にはゴミ除けのフィルターがついています。本体の満水時には雨樋下部へと自然に雨水が流れるため、オーバーフロー対策を改めて行う必要がありません。

ホースの接続口は左右両方に備えられており、設置する雨樋の方向に合わせてホースの向きを変えられるのもポイント。メンテナンス時に必要な水抜キャップは、邪魔にならないよう本体の底に設けられています。内外に凹凸の少ないミニマルな見た目で手入れもしやすい、おすすめの雨水タンクです。

リクシル(LIXIL) エコリス 雨水タンク

リクシル(LIXIL) エコリス 雨水タンク

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2本のホースを備えた構造で、集水から排水までを担う雨水タンクです。雨樋に接続した集水器から本体に貯められた雨水は、満水になると別の排水ジョイントから出ていく仕組みになっているのが特徴。自然に内部で水の循環が行われやすくなっています。

パールグレーの配色デザインになったシンプルな見た目もポイント。取り外せる蓋の上には、小さな鉢や小物を設置できます。蓋に溜まった雨水はくぼみから自然に流れ落ちるため、本体外側に水が溜まりにくいのも魅力です。

BeGreen 雨水タンク ミニレインセーバー 95リットル 3点セット rt16010651

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木目調のグリーンのバケツ型がおしゃれな雨水タンクです。容量95Lとコンパクトなサイズ感で、雨水タンクを初めて使う方にもおすすめのビギナーモデル。タンク上部の天板が大きく開くため、内部の様子が見えやすく、掃除も手軽に行えます。

専用の集水器は丸型・角型両方の形状の雨樋に対応。オーバーフロー対策もされており、タンクが満水の場合には雨水が自然に雨樋下方へ流れる仕様になっています。別途、部品で接続すれば2台目のタンクと連結して容量を増やせるのも特徴です。

本体を上にのせて利便性を高められるスタンド付き。蛇口部分はホースにも接続可能なので、庭や畑に水を散布する際にも役立てられます。

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番外編:雨水タンクはDIYできる?

雨水タンクは、DIYで作ることも可能です。ホームセンターで手に入るゴミ箱・集水器・ホース・蛇口などを使って自作するのが一般的で、コストを抑えやすいのがメリット。しかし、部品によっては数千円以上するため、思ったほど安くならない場合もあります。

また、集水口・ドレン口・蛇口を適切な場所に配置したり、オーバーフローを対策したりするのは、難易度が高め。失敗すると上手く雨水が溜まらないほか、水漏れする可能性があるので注意が必要です。

加えて、ゴミ箱は水を入れるために設計されていないため、強度が十分でない可能性もあります。機能性・耐久性を求める方は、なるべく既製品を購入するのがおすすめです。

番外編:雨水タンクを設置する際は補助金制度を確認しよう

日本では雨水タンクを設置する家庭に対する助成制度を実施している自治体があります。購入・設置工事にかかった費用を申請すると、費用の一部が補助金として支給されるので、経済的な負担を減らすことが可能です。

また、自治体によって、助成制度を利用できる条件や補助金の上限金額が異なります。容量が小さいと、助成制度の対象にならない場合があるので注意が必要です。補助金を受け取りたい方は、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

番外編:雨水タンク設置で後悔しないためにボウフラ対策も忘れずに

ボウフラとは、蚊の幼虫のこと。蚊はわずかな隙間から入り込んで水面・水際に産卵するため、フィルター付きの雨水タンクでもボウフラがわく恐れがあります。ボウフラがわくと、蚊が大量発生する原因になるので、後悔しないために対策をしっかりと行いましょう。

蚊の種類によりますが、卵は2~5日でふ化して幼虫になるといわれています。その後、7日間程度でサナギ化し、成虫になります。ボウフラの発生を防ぐには、雨水を使い続けることが大切。雨水が入れ替わることで、雨水タンクの中でボウフラがわきにくくなります。

雨水タンクの水面近くに銅板・銅繊維を入れてみるのもおすすめです。銅イオンによりボウフラの発生を抑える効果が期待できます。