さまざまな電子機器の電気の流れを可視化できる「オシロスコープ」。家庭で電子工作を楽しむ方が増え、注目を集めているアイテムです。しかし、リーズナブルなモノから本格的なモノまで幅広く販売されており、どれを選べばいいか迷う方も多いのではないしょうか。

そこで今回は、オシロスコープのおすすめモデルをご紹介。選び方や初心者向けの機能も解説しているので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

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オシロスコープとは?何に使う?

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オシロスコープとは、電気信号の変化を観測するための測定器のこと。画面の垂直軸は電圧、水平軸は時間を表しており、時間の経過にともなう電気信号の変化を波形で表したモノを、視覚的に確認できます。

主に電気計測の分野で用いられるのが一般的。電子回路内の信号の動作検証や、故障箇所を突き止める際などに用いられます。また、学校の授業での波形観測にも活用されています。

家庭では、DIYで電子工作した電子回路のチェックツールとして活躍。自作のリモコンやラジオ、オーディオ類などさまざまな用途に使用できます。より精度の高いモノを作りたい方におすすめのアイテムです。

オシロスコープのおすすめメーカー

岩崎通信機(IWATSU)

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岩崎通信機は、1938年に創業した国産オシロスコープの老舗メーカーです。情報通信・印刷システム・電子計測分野に関連する機器の開発や製造、販売などを中心に事業を展開しています。実績や信頼性を重視する方、国内メーカーを希望する方におすすめのメーカーです。

オシロスコープは、プロ向けの本格的な製品から、家庭でも使用できるリーズナブルな製品まで幅広くラインナップ。エントリーモデルには、自動測定機能やオートセットアップといった初心者をサポートする機能を搭載しています。

OWON

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OWONは、1990年に設立された中国の計測機器メーカーです。ミニ・カラーLCD、テストと測定機器、ホーム・エネルギー管理システムの製造・販売を中心に事業を展開。80カ国以上で製品を販売するなど、世界的に評価を得ている企業です。

OWONのオシロスコープは高性能ながら価格が安く、コスパのよさが人気。オシロスコープを試してみたい方にもおすすめです。また、2022年に日本現地法人が設立され、サポート面の強化も期待できます。

オシロスコープのおすすめ

岩崎通信機(IWATSU) デジタル・オシロスコープ ViewGo II DS-5424A

岩崎通信機(IWATSU) デジタル・オシロスコープ ViewGo II DS-5424A

取り込んだ全周期の波形を自動で測定するオシロスコープです。多くのデータが取り込めるため、最大値・最小値のバラツキが見極められます。加えて、カーソルで挟まれた区間を解析するのに役立つのも特徴です。

最大500nsまで設定が可能なチャンネル間スキュー調整機能を搭載。電力波形を正確に演算するのに役立ちます。そのほか、リプレイ波形や平均化処理、パーシスタンスなどのパラメーターをリセットできるクリアスイープ機能が備わっているのも魅力です。

7.5型のタッチ式液晶ディスプレイが搭載されており、直感的な操作が行えるのもポイント。視認性も高く、測定結果などが一目で確認できます。モーターの滑らかさを測定したり電子機器のエラーを確認したりと、幅広い用途での使用におすすめです。

OWON デジタル・オシロスコープ SDS1022

OWON デジタル・オシロスコープ SDS1022

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使いやすさと視野性に優れた、初心者の方におすすめのオシロスコープです。チャンネル数は2ch、周波数帯域は20MHzに対応しており、価格も比較的安いので家庭での使用にぴったり。奥行70mmとスリムなため、作業スペースを確保しやすいのもメリットです。

7インチの高解像度液晶ディスプレイを採用。特定範囲の波形をズームする機能も備えており、波形を観測しやすいのが魅力です。

前面にUSBポートを搭載。計測したデータをUBSデバイスへ保存できるほか、USBケーブルで接続してパソコンからSCPIコマンドでコントロールも可能です。また、30種類の自動測定機能はワンクリックで測定結果をすべて表示できるので、波形情報をすばやく確認できます。

OWON デジタル・オシロスコープ HDS2102

OWON デジタル・オシロスコープ HDS2102

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チャンネル数2ch、周波数帯域100MHzに対応する、ハンディタイプながら高性能なオシロスコープです。手軽に持ち運べるため、屋外での自動車のメンテナンス用電源の検出などにおすすめ。最高サンプルレート500MSa/sや最大8Kのメモリ長など、充実した基本性能を備えています。

電源には4400Ahのリチウム電池を採用。3W以下の省電力設計で約6時間の連続動作が可能なため、1日かかる作業でも安心です。USB Type-Cポートを備え、充電やパソコンとの接続に対応しています。また、吊り下げ可能なブラケットが付いているので、作業スペースが狭い場面にも便利です。

7種類の自動測定機能、カーソル測定機能といった分析に役立つ機能も充実しています。さらに、オシロスコープ機能に加えて、20000カウントのマルチメーター機能も搭載。電圧や電流、導通テストの測定などに対応しており、幅広い用途に使用できます。

OWON PCベース・オシロスコープ VDS1022I

OWON PCベース・オシロスコープ VDS1022I

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絶縁機能付きUSBを採用し、最大入力電圧400Vに対応するオシロスコープです。幅170×高さ120×奥行18mmのコンパクト設計も魅力。重さも約260gと軽量で持ち運びやすく、パソコンがあれば屋外でも使用できます。

USBタイプながら高性能なのが特徴。2ch、25MHz帯域に対応しており、最高100MS/sのサンプリングが可能です。波形を表示する目盛りも細かく、5ns/div〜100s/divの時間軸と、5mV/divの高感度を実現。レコード長は5KでSCPIコマンドをサポートしています。

自動セットアップ機能も搭載しており、初心者でも簡単に使えるのもポイントです。価格が比較的安いので、コスパ重視の方にもおすすめ。また、測定したデータをExcelやWord、画像などに変換可能で、編集や印刷ができるのも便利です。

OWON タブレット・オシロスコープ TAO3104A

OWON タブレット・オシロスコープ TAO3104A

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チャンネル数4ch、周波数帯域100MHzに対応する高性能なタブレット型のオシロスコープです。14bitの高分解能モードを備えているのが特徴。波形を拡大した際に細かい部分まで観測でき、小さな信号変化を正確に測定可能なのがメリットです。

バックグラウンドノイズが低く、小さなレベルの信号を観測しやすいのも魅力。45000wfms/sの高速な波形更新レートにより、頻度の低い異常波形も容易に観測できます。加えて、40Mのレコード長も備えているので、測定性能を重視したい方におすすめのモデルです。

電源には8000mAhの大容量バッテリーを内蔵しており、5時間の連続動作が可能。USBとLANポートを備えているので、幅広いデバイスと接続できる点も便利です。さらに、液晶パネルに8インチのタッチスクリーンを採用しており、画面が大きく見やすいのもポイントです。

OWON デジタル・オシロスコープ HDS272

OWON デジタル・オシロスコープ HDS272

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7種類の自動測定アイテムが備わっているオシロスコープです。周波数や周期、振り幅など、最大6アイテムまでが同時にディスプレイに表示できます。加えて、ディスプレイの視認性が高く、一目で結果が確認できるのも特徴です。

設定やスクリーンショットが最大4つまでセーブできる保存機能が搭載されているのもポイント。リファレンス波形の保存も可能で、波形同士の比較も簡単に行えます。さらに、USB Type-Cケーブル経由でパソコンに接続すれば、パソコンからも測定結果が確認可能です。

手のひらサイズのハンディタイプで、簡単に持ち運べるのもポイント。ボディサイドにはグリップ性に優れたラバーが配されており、しっかりと保持できます。約6時間以上の連続使用が可能で、屋外での使用におすすめです。

OWON デジタル・オシロスコープ SDS1104

OWON デジタル・オシロスコープ SDS1104

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39タイプの自動測定をサポートする機能が備わったオシロスコープです。ワンクリックですべての測定結果が表示できるため、波形情報が簡単に確認できます。加えて、ハミングやブラックマンといった窓関数をサポートするFFT解析が備わっているのも特徴です。

自動カーソル機能や波形ズーム機能、波形演算機能など、さまざまな便利機能を搭載。保存した波形と測定した波形を比較できる波形保存機能も備わっています。さらに、パソコンから本製品をコントロールする機能が付いているのも魅力です。

800×480ピクセルの7インチLCDが搭載されているのもポイント。視認性の高いモデルを探している方にもおすすめです。また、ボディに搭載されたノブを使って、直感的な操作が行えます。

RIGOL デジタル・オシロスコープ DS1054Z

RIGOL デジタル・オシロスコープ DS1054Z

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チャンネル数4ch、周波数帯域50MHzに対応するオシロスコープです。複数の電気信号を同時測定できるので、本格的な電子工作の信号解析をおこないたい方におすすめ。7インチのTFT輝度階調カラー液晶を採用しており、チャンネルごとにキーと波形が色分けされていて見やすいのも魅力です。

本製品は、初心者をサポートする機能が充実。スイッチひとつで計測できるAUTOボタンやヘルプ機能を搭載しているので、計測に集中できます。また、波形のレコーディング・リプレイ機能を備えており、異常箇所を見つける際に便利です。

最高1GSa/sのサンプルレートと、30000wfms/sの高速な波形取り込みレートもポイント。デジタル回路や通信信号といった、高速な応答や瞬間的な変化がともなう計測に有効です。さらに、トリーガーモードが15種類、自動測定機能が37種類と多機能で、幅広い用途に役立つモデルです。

シグレント(SIGLENT) デジタル オシロスコープ SDS1202X-E

シグレント(SIGLENT) デジタル オシロスコープ SDS1202X-E

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200MHzの広い周波数帯域に対応しており、本格的な電子工作におすすめのオシロスコープです。SPOテクノロジーを採用しており、信号の再現性の高さが魅力。ノーマルモード時で最大100000wfms/sの高速な波形取り込み速度と、最大1GSa/sのサンプルレートを実現しています。

7インチの液晶ディスプレイには、256段階の強度グレーティング表示機能と、発生頻度ごとに赤と青で色分けする色温度表示モードを採用。500μV/div〜10V/divの幅広い電圧スケールに対応するほか、システムノイズも低減する効果があると謳っています。

チャンネル数は2chで、ピーク電圧や周波数など30種類以上の自動測定機能、多数のトリガーモード、1MptsのFFT演算機能など分析に役立つ機能が充実。さまざまな測定に使用できます。

テクトロニクス(Tektronix) デジタル・オシロスコープ TBS1052C

テクトロニクス(Tektronix) デジタル・オシロスコープ TBS1052C

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操作手順などを解説したオンライン・ハンドブックを内蔵するデスクタイプのオシロスコープ。画面上に機器の設定に関するヒントを表示できる「HelpEverywhere」機能は、初心者の方やオシロスコープを勉強したい方におすすめです。基本設定を自動でおこなうオートセットボタンも備えています。

50MHzの周波数帯域と2chのチャンネル数、最高1GS/sのサンプルレートなど、家庭で使用するには十分なスペックを搭載。最大20Kポイントのレコード長で、長時間の観測も可能です。また、ファンレス設計の採用により低ノイズを実現しています。

垂直軸が10div、水平軸が15divの細かい波形目盛を備えているので、1画面で多くの信号を表示可能です。7インチの高解像度カラーディスプレイのため波形が見やすいのもポイント。さらに、波形データやスクリーンショットなどをUSB接続で保存できるのも便利です。

エー・アンド・デイ(A&D) デジタル・オシロスコープ AD-5143

エー・アンド・デイ(A&D) デジタル・オシロスコープ AD-5143

シンプルな操作で使いやすいデスクタイプのオシロスコープです。広視野角の7インチカラー液晶を採用しており、波形を見やすいのが魅力。周波数帯域25MHz、チャンネル数2chとDIYなどの簡易的な電圧測定に十分な性能を備えています。

垂直軸感度・水平軸感度・トリガレベルを自動で調節可能なオートセット機能を搭載。多数の自動測定機能も備えているため、簡単に使えるオシロスコープを探している方にもおすすめです。また、波形とパネル設定は、最大20セットまで本体メモリへの保存と呼び出しが可能なので、スムーズに分析をおこなえます。

合否判定機能や演算機能といった基本的な分析機能も備えています。さらに、USBポートを使用して外部デバイスへの保存も可能。幅306×高さ147×奥行122mmとコンパクトなので、作業スペースが狭い方にもぴったりです。

HANMATEK デジタルオシロスコープ HO52S

HANMATEK デジタルオシロスコープ HO52S

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オシロスコープ・マルチメーター・信号発生器を1台に集約したハンディタイプの製品です。片手で持てるコンパクトサイズながら、3.5インチの高解像度LEDディスプレイを採用。手軽さと波形の見やすさを重視したい方におすすめです。

チャンネル数は2ch、周波数帯域は最大50MHzといったデスクタイプ顔負けの優れた性能が魅力。最大10000wfms/sの高速な波形読取と、最大8Kのレコード長によって詳細な波形の表示も期待できます。また、7種類の自動測定機能やXY機能などの分析機能も充実しています。

設定グループや波形データは、CSV形式で4つまで保存可能。USB Type-Cを介してパソコンと接続し、画像やCSV波形を共有できるのも便利です。USB充電式のバッテリーを採用。3W未満の省電力設計で、約6時間の連続動作が可能です。

ハンテック(Hantek) デジタルオシロスコープ 2C42

ハンテック(Hantek) デジタルオシロスコープ 2C42

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低電力設計で長時間使えるハンディタイプのオシロスコープです。USB Type-Cでの充電に対応。2時間の充電で1日稼働が可能なので、長時間計測したい方におすすめです。

45°可動するブラケットが魅力。さまざまな角度でオシロスコープを設置できるので、デスク上のちょっとしたスペースを有効活用できます。また、4000カウントのマルチメーター機能や、自動周波数と振幅測定ができるデジタル電圧計機能といった便利な機能を備えているのもポイントです。

チャンネル数は2ch、周波数帯域は40MHzに対応しており、家庭で使用するには十分なスペックを搭載。耐衝撃・耐熱性に優れているため、屋外での自動車診断用にも適しています。

カイセ(kaise) 自動車 二輪車用オシロスコープ SK-2500

カイセ(kaise) 自動車 二輪車用オシロスコープ SK-2500

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自動車整備に特化したハンディタイプのオシロスコープです。電圧軸・時間軸の設定、トリガー、波形表示位置を自動調整する「自動車整備リスト」機能が特徴。整備対象をリストから選択するだけで、波形を簡単に表示できます。

初心者をサポートする機能が魅力。操作状況に応じたヒントを表示するヘルプ機能を備えるほか、スイッチは日本語表記のため迷わず操作ができます。また、本体を覆うゴム素材のホルスターが付属。車両を傷つけにくく、エンジンルーム上に安定した状態で置けます。

測定データや画面表示画像をパソコンへ保存できるのも便利。測定データはパソコンの表計算ソフトで利用できます。また、電圧軸と時間軸の値を自動調整するスイッチも搭載しているので、手軽に自動車のメンテナンスをしたい方におすすめの製品です。

Quimat デジタル オシロスコープ Q15001

ハンテック(Hantek) PC USB オシロスコープ 6022BE

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重さ約100gと軽量かつコンパクトなハンディタイプのオシロスコープ。持ち運びやすく、作業スペースをとららいのが魅力です。9Vの電源コード式。チャンネル数は1chなので、簡易的な電子工作の電圧測定などにおすすめです。

周波数帯域は200KHzに対応。DIYオシロスコープキットのように、溶接して組み立てる必要がないので、初心者の方でも購入後すぐに使用できます。小型ながら5mV/div〜20V/divの感度に対応しており、幅広い振幅の波形を測定可能。価格が安いので、オシロスコープを試してみたい方もチェックしてみてください。

ハンテック(Hantek) PC USB オシロスコープ 6022BE

ハンテック(Hantek) PC USB オシロスコープ 6022BE

パソコンと接続して使用するUSBタイプのオシロスコープです。長さ205×幅120×高さ35mmとコンパクトで、持ち運びやすいのが魅力。ケースに耐熱性・耐摩擦性に優れるアルミニウム合金を採用している点もメリットです。

小型ながら高い性能を備えているのが特徴。2ch、20MHzの周波数帯域に対応しており、250MS/sのリアルタイムサンプリングが可能です。23種類の測定機能に加え、測定結果の合否判定をおこなうPASS/FAILチェックや、ノイズの発生源を特定するFFT機能も備えています。

OSはWindowsに対応。波形データをテキストファイルやExcel・Wordファイルなどへ保存できるので、あとから比較や解析がしやすく便利です。出張先などでも使えるオシロスコープを探している方におすすめの製品です。

SCS デジタルオシロスコープ SCS1103D

SCS デジタルオシロスコープ SCS1103D

タッチ操作に対応するタブレット型のオシロスコープ。約7インチ高解像度TFTカラー液晶パネルを採用しています。波形の拡大もできて見やすいのが魅力です。重さ約350gと軽量なうえ、厚さ約5cmの薄型設計で楽に持ち運べます。

USB充電で4時間の動作が可能。USBポートを介して、パソコンやタブレットにデータを転送できるので、あとから分析する際に便利です。100MHzの周波数帯域に加え、1GS/sのサンプルレート、240Kのロングメモリ搭載と高性能なため、ビデオ信号の計測などにおすすめです。

カーソル測定機能、FFT機能といった解析に必要な機能や、ワンタッチで自動設定できるAUTOセットアップ機能も備えています。初心者にも扱いやすいオシロスコープを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

RIGOL デジタル・オシロスコープ DHO814

RIGOL デジタル・オシロスコープ DHO814

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低いノイズフロアにより、小さな信号も見逃すことなくキャッチできるオシロスコープ。解像度は12bitで細かい変動も詳細に測定できるため、医療機器のテストなど、高い精度が必要な場面での使用におすすめです。

B5ノートサイズのコンパクトモデルながらも、実用的な機能が備わっています。また、USB Type-Cインターフェースから給電でき、コンセントのない場所でも使用可能です。

7インチディスプレイが搭載されており、測定結果が一目で視認できるのもポイント。さらに、USBポートやLANポート、HDMIが備わっているため、外部モニターと接続して大画面で結果が確認できます。

RIGOL デジタル・オシロスコープ DHO924S

RIGOL デジタル・オシロスコープ DHO924S

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最大1.25 GSa/sのサンプル・レートと12bitの高解像度が備わっているオシロスコープです。メモリ長は最大25M。正確な波形が長時間測定できます。加えて、周波数帯域が250MHzと広いのも魅力です。

バードンプロットループ分析機能が標準搭載されているのもポイント。デジタルチャネルも標準で備わっています。さらに、WebcontrolやSCPIなど、さまざまな計測アプリに対応しているのも特徴です。

USB Type-Cポート経由で給電できるため、コンセントのない所でも使用可能。また、USBポートやLANポート、HDMIが搭載されており、インターフェースも充実しています。コンパクトなボディで、幅広い場所で使用できるおすすめモデルです。

ARTICHIC オシロスコープ DSO-TC3

ARTICHIC オシロスコープ DSO-TC3

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最高10MS/sのリアルタイムサンプリングが可能なオシロスコープです。周波数帯域は500KHz。最大400Vの電圧信号が測定できます。加えて、シングル・オート・ノーマルと、3種類のトリガモードが備わっているのも特徴です。

オートボタンが搭載されており、ワンタッチで測定が行えるのもポイント。また、オシロスコープだけでなく、トランジスタテスターや機能信号発生器としても使用できます。家電の修理やDIYなど、幅広いシチュエーションでの使用におすすめのアイテムです。

FNIRSI オシロスコープ DSO153

FNIRSI オシロスコープ DSO153

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5MS/sのリアルタイムサンプリングレートが備わっているオシロスコープです。オート・ノーマル・シングルのトリガモードが搭載されており、周期的なアナログ信号と非周期的なデジタル信号の両方が正確に評価できます。

解像度が320×240の2.8インチディスプレイが搭載されており、結果が一目で確認できるのもポイント。また、オートボタンを押すだけで使用でき、直感的に操作できます。

本体サイズがコンパクトで、かつ約4時間の連続使用が可能なので、屋外での使用にもおすすめのアイテムです。

SCS ハンドヘルドデジタルオシロスコープ HDS240

SCS ハンドヘルドデジタルオシロスコープ HDS240

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7つの自動波形計測機能が搭載されているオシロスコープです。ボディにファンクションキーが搭載されており、直感的な操作で測定が行えます。加えて、3.5インチディスプレイが搭載されており、結果が一目で確認できるのも魅力です。

パソコンに測定データが送信できるのもポイント。また、手のひらサイズのコンパクトなボディで、簡単に持ち運べます。最大6時間の連続使用が可能で、屋外やコンセントのない場所での使用におすすめです。

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オシロスコープの選び方

用途にあったタイプをチェック

デスクタイプ

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デスクタイプは、机の上に置いて使用するオシロスコープです。サイズや画面が大きく、波形を見やすいのが魅力。性能が高く多機能なモデルが多いのも特徴で、幅広い用途で使用したい方や、本格的な測定をしたい方におすすめです。

性能と比例して、価格も高額になるのが留意点。また、機能が豊富なため、初心者の方だと操作が難しい場合もあります。操作に慣れていない方は、自動で設定・測定などができる機能を備えたモデルや、ヘルプ機能が充実しているモデルを選んでみてください。

ハンディタイプ

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ハンディタイプは、片手で持てるサイズのオシロスコープ。持ち運びやすいコンパクトサイズのモノが多く、作業スペースが狭い方や屋外で使用したい方におすすめです。デスクタイプと比べて価格が安いのも特徴で、オシロスコープを試したい方にも適しています。

機能がシンプルなモノが多いため、簡単な電気信号の確認にぴったり。オシロスコープの操作に慣れていない方でも、扱いやすいモデルが豊富に揃います。コードレスで使用するタイプの場合、乾電池式やUSB充電式といった電源の使いやすさもチェックしてみてください。

家庭での電子工作やDIYに適した性能をチェック

周波数帯域

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周波数帯域とは、入力信号に含まれる周波数成分をどこまで測定できるかを示す数値のこと。オシロスコープの性能のなかで重要な項目のひとつです。自分が計測したいモノの周波数帯を調べて、対応できる製品を選びましょう。

一般的にオシロスコープの周波数帯域は、本来の振幅に対して3dB減衰する周波数で定義されています。そのため、より正確に測定するためには、調べたい帯域より高い数値のモノを選ぶ必要があります。

測定する波形によって異なりますが、調べたい信号のもっとも高い周波数成分の3〜5倍以上の帯域幅をもつモノがおすすめです。ただし、周波数帯域が広いモノほど高額な傾向がある点には留意しておきましょう。

サンプルレート

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サンプルレートとは、電気信号をデジタル変換して取り込む速度のこと。1秒あたりの速度を表しており「S/s」の単位で示されます。メーカーによっては「Sa/s」と表記している場合も。数値が大きいほど正確に波形を表示できるため、同じ価格帯であれば、サンプルレートが高いモノを選ぶのがおすすめです。

ただし、サンプルレートを速くした場合、観測できる時間幅が短くなるのが注意点。高速なサンプリングで長く測定するためには、十分なメモリ容量も必要です。長時間測定したい場合は、波形を記録できる長さの「メモリ長(レコード長)」が足りているかも、あわせてチェックしてみてください。

チャンネル数

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チャンネル数とは、オシロスコープで同時に観測できる波形の数のこと。複数のチャンネルを使用できれば、波形の比較検討などができるため、さまざまな用途に使えます。ラインナップが豊富なのは、2chまたは4chを備えたモデルです。

ただし、チャンネル数が多いほど価格も高額な傾向に。プロ用なら4chが便利ですが、単純な電子工作などの家庭用であれば、2chのモデルがリーズナブルでおすすめです。

チャンネルごとに、サンプルレートなどが割り当てられているモノもあるので要注意。たとえば、1chだと1GS/sのサンプル速度が得られても、2chでは500MS/sに低下するといった仕様です。チャンネル数に応じた性能の変化も、チェックしておきましょう。

画面の見やすさをチェック

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オシロスコープを選ぶ際は、画面の見やすさも重要です。小さな画面を長時間注視すると、目が疲れてしまうのが難点。そのため、画面が大きく高解像度なモノがおすすめです。解像度の高いモノだと、800×480のWVGAを採用したモデルが存在します。

波形をカラーで表示できるモデルなら、チャンネルごとの波形を区別しやすいので便利。なかには、チャンネルキーと波形が同色仕様のモノもあるので、波形を見慣れない初心者の方はチェックしてみてください。

オートセットボタンの有無をチェック

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初心者の方には、自動で設定できる「オートセットボタン」を備えているオシロスコープがおすすめ。波形を正しく表示するためには、ツマミを操作して感度などを調節する操作が必要です。しかし、専門的な知識がない場合、難しく感じてしまうことも。

オートセットボタンを使えば、ボタンひとつで感度やトリガーレベルを自動で調節可能です。オシロスコープの操作を理解していなくても、簡単に波形を正しく表示できます。ただし、特殊な形状の波形は正しく表示されない場合もあるため、基本操作も理解しておくことが大切です。

パソコンでデータを保存・共有できるかチェック

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オシロスコープで測定したデータを、パソコンで保存・共有できるかも要チェック。USBメモリへの保存のほか、プリンターで印刷できると便利です。特に家庭で使用する場合、長時間作業できない場面で役立ちます。

波形データや画像、CSVデータを保存できるモノだと、解析の幅が広がるためおすすめです。なかには、パソコン接続専用のソフトウェア付きモデルも。測定結果を簡単に取り込めて、パソコンから詳細な解析ができるので重宝します。