パソコンのスクロールやクリック作業を簡単に実行できるマウス。なかでも、立体のデータを操作するのに優れているのが「3Dマウス」です。3Dマウスにはさまざまな種類があり、利用方法に適した製品を選ぶことで作業の効率が上がります。
そこで今回は、3Dマウスのおすすめ製品をご紹介します。3Dマウスの特徴や選び方についても解説しているので、購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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3Dマウスとは?
3Dマウスは、前後左右だけでなく上下の動きも操作できるマウス。通常のマウスで3D映像の視点を変える場合、上下の動きはマウスをクリックしながら操作する必要がありましたが、3Dマウスだとクリック操作をせず直感的に操作できます。
上下左右の動きだけでなく、回転や拡大、縮小したりと立体的な動きを得意としているのが特徴。blenderを使った3Dモデリングや、CADのようにパソコンで設計作業する方にぴったりです。
3Dマウスの中には、プログラミングキーが実装されている製品や、通常のパソコンと併用して使う製品など複数の種類があります。自分の用途を明確にして選んでみてください。
3Dマウスの選び方
形状をチェック
卓上型
卓上型はパソコンやキーボードと同じく、机の上に配置して利用する3Dマウス。指で動かしたい方向へ直感的に操作できるのが特徴で、初めて3Dマウスを使う方に適しています。
製品によって違いはありますが、ShiftやControlキー、プログラムキーなどキーボードに搭載されている機能を搭載しているのも魅力。機能性に優れているのを活かして、3Dを使った作業を効率よく進めたい方におすすめです。
リモコン型
リモコン型は手に持って親指で空間的な動きを操作できる3Dマウス。手で握って操作するので手首への負担も軽減が期待でき、少ない動作で画面操作できるのが特徴です。
手で持ち歩けるコンパクトなサイズ感と、ワイヤレス接続による自由度の高い操作性が魅力。3Dを使った作業だけでなく、会議やセミナーでのプレゼンテーションにも活かせます。
使用したいPC・ソフトで使えるかをチェック
接続方法をチェック
ワイヤレスタイプ
配線を使わず無線でパソコンと3Dマウスを接続できるワイヤレスタイプ。Bluetooth接続とUSB接続の2種類あり、Bluetooth接続はポートを使わず接続できるので、周辺機器を利用する方におすすめです。
ワイヤレスタイプは配線の煩わしさがなくて接続範囲が広いのも魅力。デスク上にある周辺機器の配線ともつれることがなく、パソコンから離れた場所でも操作できます。
有線タイプ
配線を使ってパソコンと3Dマウスを接続する有線タイプ。物理的に配線で接続することで通信が安定しているため、ゲームのようにマウスの反応速度が重要視される用途での利用に適しています。
有線タイプは接続先の端末から直接給電するバスパワー方式なので、電池切れの心配がないのも魅力。また、ドライバを使わずにUSBポートへ接続するだけで利用できるのもおすすめポイントです。
通常のマウスと一緒に使えるかをチェック
3Dマウスには、単体で利用できる製品と通常のマウスと一緒に使う併用型の2種類あります。併用型は3Dの作業を直感的に操作できるものの、クリック操作ができないことや従来のようなマウス操作が難しいというのが特徴です。
併用型の3Dマウスと通常のマウスを一緒に使うことで効率よく3D作業を進められます。たとえば、左手で3Dマウスを使って回転や拡大、縮小作業を行い、右手で通常のマウスを使いクリック作業をすることで、手首の負担が少なく作業効率も上がります。
3Dマウスを使って作業の効率化を図りたい方は、通常のマウスと一緒に使えるのかチェックすることがおすすめです。
3Dマウスのおすすめ
3Dconnexion SpaceMouse Enterprise SME FBA_3DX-700056
31個のプログラマキーを搭載しており、機能面に優れている卓上型の3Dマウス。WindowsとmacOSの双方に対応しているため、幅広いパソコンで利用できます。
3DxWareツールでプログラムキーの設定をカスタマイズできるのも特徴。人間工学に基づいて設計されているので、手首や指の疲れを軽減しつつ効率的に作業できます。
12個のコマンドへアプリケーションを自由に登録できるのも魅力。また、利用するアプリケーションや環境の変更に合わせて自動更新するので便利です。
3Dconnexion SpaceMouse Pro SMP 3DX-700040
人間工学に基づいて作られた卓上型の3Dマウス。Control・Shift・Alt・Escキーを搭載しており、キーボードを触らず操作できるため最小限の動作で作業できます。
中央に配置されているコントローラキャップを操作することで、直感的にズームや回転できるのが特徴です。また、4つのインテリジェクションファンクションキーもポイント。必要なコマンドを割り当てて自分が使いやすい仕様へ設定できます。
4つのクイックビューキーにより、3Dモデルを12方向から即時ビュー表示できるのも魅力。3Dモデル全体の確認時間を短縮できます。
3Dconnexion SpaceMouse Pro Wireless 3DX-700075
2.4GHz接続の据え置き型3Dマウス。Control・Shift・Alt・Esc機能を備えているので、キーボードへ手を移す動作を軽減できます。中央に配置されているコントローラーを使い、3Dモデルやcadの視点移動を直感的に操作できます。
本製品は両手操作に対応しており、通常のマウスと一緒に使うことでCAD作業を効率化できます。また、マウス操作する頻度も軽減できるのもおすすめポイントです。
使用するアプリケーションを自動認識し、コマンドを4つのファンクションキーに自動で振り分けできる機能も搭載。利便性と使いやすさが特徴的な3Dマウスです。
3Dconnexion SpaceMouse Compact SMC 3DX-700059
通常のマウスと一緒に利用できる有線接続タイプの3Dマウス。サイズは縦横77×高さ54mmとコンパクト。重量は480gと重みがあるので、操作中のぶれを抑えられます。
2つのボタンを操作することで最大8つのラジアルメニューを表示し、各メニューに任意の機能を設定できるのが特徴。ラジアルメニューを編集する際は、3DxWare 10という独自のドライバーから設定できます。
本製品はCADアプリケーション作業のために開発されており、直感的に操作できるのが特徴。パン・ズーム・回転をスムーズに行えます。
3Dconnexion SpaceNavigator for Notebooks
通常のマウスと一緒に利用できる併用型の3Dマウス。重量が約250gと重量感があるため、手のひらに収まるコンパクトサイズでありながらも安定感があります。
有線接続なので通信が安定しているのも魅力。クリック操作はできないものの、3D作業する際の視点を直感的に操作できるため、効率よくblenderやcadで作図したい方におすすめです。
3Dconnexion SpaceMouse Wireless SMW2 3DX-700066
USBケーブルを使った有線接続と、USBレシーバーを使ったワイヤレス接続の2種類に対応している3Dマウス。最大1カ月間連続使用できるバッテリーを搭載しているので、長期間の利用に向いています。
3DxWare 10ドライバーで、アプリケーションのコマンドを8つのラジアルメニューへ設定できるのが特徴。ラジアルメニューの実行は、本製品に搭載されている2つのプログラマブルボタンから設定できます。
同梱されているマウス専用のキャリーケースを使うことで、ほかのモノと接触することから保護できるのも特徴。3Dモデルの視点移動やズーム、回転を直感的に操作できるので、通常のマウスと一緒に使うのがおすすめです。
3Dconnexion CadMouse Pro CMP
人間工学に基づいて設計されており、手にフィットするデザインが魅力の3Dマウス。ボタンの表面は凹面形状なので、手を添える3本指がフィットして使いやすいのも特徴です。
有線接続なので通信が安定しているのも魅力。マウスの中心にはCADアプリケーションにアクセスするための中ボタンが搭載しています。ホイールをクリックするときよりも少ない力で利用できるのもおすすめポイントです。
ボタンの耐久度は、5000万回以上のクリックに耐えられるよう設計。側面に配置されたクイックズームボタンとマウススクロールを使って、3D設計の拡大縮小操作を効率的に進められます。
3Dconnexion CadMouse Compact Wireless 3DX-700082
人間工学に基づいたデザインにより、手首への負担が軽くて使いやすい3Dマウス。長さ110×幅67mm×高さ38mmで重量110gと軽量かつコンパクトなので、持ち運んで利用するのにも向いています。
接続方法は、2.4GHz・Bluetooth・有線の3種類に対応しており、環境によって適切な接続方法で利用できます。1回の充電で最大2カ月間充電せずに作業できるのもおすすめポイントです。
さらに、ワンクリックでズームイン、ズームアウトできるクイックズーム機能や、アプリケーションによって適したスクロールを実現するスマートスクロール機能を利用できます。
専用ドライバーを使ってコマンドをカスタマイズできるので、マウスの設定を自分好みに変更したい方におすすめです。
3Dconnexion CadMouse Pro Wireless 3DX-700078
最長2カ月利用できる大容量バッテリーが魅力の3Dマウス。人間工学に基づいて設計されているので握りやすく、長時間利用による手首への負担軽減が期待できます。
パソコンへの情報伝達スピードが速い1000HZのポーリングレートと、トラッキング精度の高い光学センサーを搭載。マウスの反応速度が速いので無駄な動きが少なくなるのがおすすめポイントです。
プロのCADユーザーに向けて開発された3Dマウスなので、blenderやCADアプリケーションを使った仕事をしている方に適しています。
エレコム(ELECOM) 3DCAD用無線3ボタンマウス M-CAD01DBBK
ホイールの代わりにボタンを採用した3Dマウス。USBレシーバーを使ったワイヤレス接続タイプで、単3形電池1本で動作します。左右対称の形状で、左利きと右利きどちらでも利用できるのが特徴です。
拡散率が高く、小さな凹凸やホコリも感知して読取りできるBlue LEDセンサーを搭載。反応が良好でマウスを動かす範囲が狭くなり、手首への負担軽減につながります。
本体裏にある切り替えスイッチを使うことで、マウスポインタの移動スピードを2段階調節できるのも特徴。CAD用のマウスを探している方におすすめの製品です。
AGPtek ワイヤレス指ハンドヘルド充電式
赤外線USBでワイヤレス接続できるリモコン型の3Dマウス。充電式ではなく単4電池で駆動するタイプなので、充電期間を待たず電池を切り替えるだけで利用できます。
搭載されているトラックボールを親指でスクロールして操作するため、手首への負担を軽減できるのが特徴。サイズは長さ23.4×幅19.1×高さ1.3cm、重量150gとコンパクトで軽量なので、片手で簡単に操作できます。
左手と右手の双方で利用できるので、手首の疲労に応じて持ち替えて利用できるのも魅力。3Dモデルの操作からプレゼンテーションまで幅広い場面で活用できる製品です。
BRAIN MAGIC 左手デバイス Orbital2
左利きと右利きどちらでも利用できる有線接続タイプの3Dマウス。8つのダイヤル操作に自分好みの機能と追加して、効率的に操作できるマウスへカスタマイズできます。また、マウスを倒す・回す・押すという動作を組み合わせて、操作できるのも魅力です。
各アプリケーションに適した推進設定が用意されているので、初期設定をスキップして利用できるのも特徴。専用のソフトを使い、3Dマウスの反応速度やフリックの反応感度を調節することも可能です。
サイズは縦横6×高さ6.8cmで、重量130gとコンパクトかつ軽量。持ち運びに便利なので家や出先など場所を問わず快適に利用できます。
3Dマウスは立体的な動きの操作に優れているため、3DやCAD設計に向いています。通常のマウスに比べて機能が豊富なのも特徴で、多機能のマウスを探している方にもおすすめです。マウスの買い替えを検討していたり、blenderを使った3Dモデルなどを作ったりしてみたいはぜひ参考にしてみてください。