iPhoneやiPadと一緒に携帯すると役立つのが「SDカードリーダー」です。デジカメで撮影した写真や動画のバックアップが手軽に取れるため、出先でもデータの紛失を心配することなく安心して撮影が楽しめます。

そこで今回は、iPhoneやiPad向けSDカードリーダーの選び方を踏まえたうえで、おすすめの製品をご紹介。高機能で人気のモノを多く紹介するので、SDカードリーダー選びの参考にしてみてください。

iPhone・iPad向けSDカードリーダーの選び方

機種に合った接続端子を選ぼう

iPhoneと一部のiPadは「Lightning接続」

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iPhoneに繋げて使用する場合は、Lightningコネクタを搭載したSDカードリーダーを選ぶのがおすすめです。充電に使うLightningケーブルと同じコネクタを採用しており、iPhoneのLightningポートに直接接続できるのが特徴。変換アダプタを別途用意する必要がないので手軽に使用できます。

Lightning接続のSDカードリーダーは、iPhone以外にも一部のiPadと互換性があるのもポイント。第5世代から現行モデルである第9世代のiPadで使用が可能です。さらに、USB Type-Cポートを採用する以前のiPad mini・iPad Air・iPad Proにも幅広く対応しています。

現行のiPad Pro・Air・miniは「USB Type-C」

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現行のiPad Pro・iPad Air・iPad miniに繋げて使用する場合は、USB Type-Cコネクタを搭載したSDカードリーダーを選ぶのがおすすめです。各iPadが採用するUSB Type-Cポートに直接接続でき、変換アダプタやUSB Type-Cハブを別途用意する手間がかかりません。

USB Type-C接続のSDカードリーダーは、SDカードの転送速度を最大限に活かした高速転送が利用できるのもポイント。また、製品によって対応モデルは異なりますが、同じUSB Type-Cポートを採用するMac・Android・Chromebookなどの機器と共用できる場合もあります。

MFi認証かどうかチェック

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Lightning接続のSDカードリーダーを購入する際は、「MFi認証」を取得済みの製品を選ぶのがおすすめです。MFiとは「Made for iPhone/iPad/iPod」の略で、アップルが定めている正規ライセンスを取得していることを示しています。

MFi認証済みのLightningアクセサリは、アップルによって将来にわたる互換性を保証されているのが特徴。SDカードリーダーが購入直後に問題なく使えるのはもちろん、毎年提供される最新OSへのアップデート後も問題なく使い続けられます。

非ライセンス品を選ぶと、iPhoneやiPadに「このアクセサリは使用できません」といったエラーが表示される場合もあるので注意が必要。アップル純正品以外でLightning接続のSDカードリーダーを選ぶ際は、必ずMFi認証の有無を確認しておきましょう。

対応するSDカードの種類にも注意

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対応するSDカードの種類もSDカードリーダー選びでは重要なポイントです。SDカードには、記録容量が最大2GBまでのSDカード、4〜32GBまでのSDHCカード、64GB〜2TBまでのSDXCカードの3種類が存在します。

SD規格には上位互換性がないのが難点。SDカードやSDHCカードにのみ対応する安いSDカードリーダーや型式の古いモノでは、上位規格であるSDXCカードは使用できません。デジカメでSDXCカードを使用している場合は特に注意しましょう。

SDXCカードに対応しているSDカードリーダーでも、読み取れる最大容量が制限されている場合もあるので注意。対応する最大容量以上のSDXCカードは認識できないため、指定されている最大容量内に収まるSDXCカードを使う必要があります。

対応するファイル形式をチェック

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対応するファイル形式もSDカードリーダー選びに外せないポイントです。SDカード内に保存したファイルでも、ファイル形式がSDカードリーダー側とアプリ側の両方で対応していないと認識できません。iPhoneやiPadでファイルの閲覧や転送ができなくなるため、使用するファイル形式に対応しているかを必ず確認しておきましょう。

iPhoneやiPadで写真のRAW現像を行いたい場合は、各カメラメーカーが提供しているRAW画像のファイル形式に対応したSDカードリーダーがおすすめ。現像時の画質劣化を最小限に抑えられるRAW形式の画像データをiPhoneやiPadに転送できるので、高画質を維持したまま自由度の高い編集が楽しめます。

転送速度をチェック

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SDカードリーダーを快適に使用するには転送速度も確認したいポイントです。転送速度が遅いと大量の画像や動画などの大容量データを転送するのに多くの時間がかかるのが難点。快適さを重視するのであれば、5Gbps以上の高速転送に対応するSDカードリーダーを選ぶのがおすすめです。

UHS規格への対応状況も転送速度を確認する際の指標になります。UHSは最近のSDカードで採用されている高速転送規格のことで、最高転送速度が104MB/sのUHS-Iと、312MB/sのUHS-IIの2種類が存在。高速転送によりこだわりたい場合は、UHS-II対応のSDカードリーダーをチェックしてみてください。

専用アプリの有無をチェック

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SDカードリーダーを便利に使うには、iPhone・iPad専用アプリが用意されたモノを選ぶのがおすすめです。見やすいようにデザインが工夫されており、アップル純正の「写真」や「ファイル」よりもスムーズにファイル管理が進められます。

多彩な機能を搭載しているのも専用アプリの魅力。SDカードから端末へファイルを転送する基本機能のほか、端末のバックアップデータをSDカードに保存したり、端末やSDカードの残り容量を参照したりなどが行えます。

なお、古い製品だと長い期間アップデートが行われておらず、最新OSを搭載するiPhoneやiPadでは使えない場合があります。事前にアプリの更新状況を確認しておきましょう。

ケーブルで接続しない「ワイヤレスタイプ」も

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iPhoneやiPad向けのSDカードリーダーには、少数ながらワイヤレスタイプのモノも販売されています。Wi-Fiを使って端末とワイヤレス接続できるのが特徴。iPhoneやiPadとSDカードリーダーをケーブルで繋がずに使用できるため、有線タイプでケーブルの扱いに煩わしさを感じていた方にもおすすめです。

ただし、有線タイプと比べると本体サイズがやや大きめです。持ち運びを検討している方は、あらかじめ留意しておきましょう。

SDカード以外のポートがあると便利

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SDカード以外のポートが搭載されていると、SDカードリーダーが活躍する場がさらに広がります。使用する記録メディアに対応する変換アダプタやカードリーダーを別途用意する必要がないのがポイント。1台のカードリーダーで複数種類の記録メディアを読み込めるため、旅行先や外出先への荷物も減らせます。

特に、SDポートに加えてmicroSDポートを備えたSDカードリーダーがおすすめ。変換アダプタを使わずにmicroSDカードを直接読み込めるので、アクションカメラやドローンで撮影した動画をiPhoneやiPadに転送するのに便利です。また、SDカードリーダーを介してAndroidスマホとデータをやり取りする場合にも重宝します。

iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ|Lightning

アップル(Apple) Lightning – SDカードカメラリーダー

Lightningコネクタを搭載するアップル純正のSDカードリーダーです。iPhone 13シリーズやiPad 第9世代などの現行モデルを含む、Lightningポート採用のアップル製品で互換性が取れているのが特徴。アクセサリも純正品で揃えたい方にもおすすめです。

「写真」などの純正アプリでシンプルに使えるのもポイント。iPhoneやiPadのLightningポートに接続してSDカードを挿入すると、アプリ内の写真が自動で整理されます。

RAWを含む多彩なファイル形式の画像に対応しているのも魅力。H.264やMPEG-4などの動画ファイルもサポートされています。また、第1世代と第2世代のiPad Proと10.5インチiPad Proで最大USB 3.0、ほかのiPadモデルとすべてのiPhoneで最大USB 2.0の転送速度に対応しています。

エレコム(ELECOM) Lightningコネクタ搭載カードリーダー MR-LC201WH

多彩な機能を備えるiPhone・iPad向けのSDカードリーダーです。SDスロットとmicroSDスロットを搭載しており、SD・SDHC・SDXCに加えて各種microSDカードも使用が可能。MFi認証も取得済みなのでOSアップデート後も安心して使えます。

多機能な専用アプリ「ELECOM EXtorageLink」が付属するのもポイント。端末とSDカード間で双方向のデータ転送が行えるほか、SDカード内に保存したバックアップからiPhoneのデータを復元したり、残り容量を確認したりなどが可能です。

同梱のUSBケーブルを接続できるポートを搭載しており、端末を充電しながら使用できるのも魅力。また、接続したパソコンとも双方向でのデータ転送が行えるため、SDカードリーダーをiPhone以外でも広く活用したい方におすすめです。

フォトファースト(PhotoFast) SDカードリーダー CR-8710+

一眼カメラの利便性を向上させるiPhone・iPad向けのSDカードリーダーです。各カメラメーカーのRAW画像に広く対応しているのもポイント。撮影したその場で高画質な編集や共有が可能なので、一眼カメラユーザーにおすすめです。また、多彩なファイル形式の動画に加えて、Office系拡張子の書類やPDFファイルにも対応しています。

MFi認証を取得済みで、最大512GBまでのSDXCカードに対応。端末との双方向のやり取りはもちろん、異なるOS間のデータ交換にも活用できます。

端末データのバックアップや暗号化をはじめとする30種類以上の機能が搭載された専用アプリ「ONE」が付属するのも魅力。さらに、360度写真や動画の再生に対応した専用アプリ「CameraRoll+」も利用できます。

FEINODI SDカードリーダー

4in1タイプのSDカードリーダー。一方はiPhoneやiPadに接続するLightning端子、もう一方は4種類のポートが付いており、汎用性が高いのが特徴です。

4種類のポートはSDカード、マイクロSDカード、USB、Lightning。カメラの撮影データ、パソコンのファイルデータ、ガジェット端末の同期などを1アイテムでできるのが魅力です。USBポートは最大500mAまで、SDカードのポートは最大512GBまでに対応。データ転送速度は60~90MB/sで、数秒で転送できるのもポイントです。

川辺スタジオ SDカードリーダー 4in1タイプ 10000083

コスパに優れたiPhone・iPad向けのSDカードリーダーです。SDスロットとmicroSDスロットを搭載しており、最大256GBまでのSDXCカードとmicroSDXCカードが使用可能。価格が安いので初めてSDカードリーダーを購入する方にもおすすめです。

本体には充電用のLightningポートが搭載されており、充電しながらデータ転送を行えるのがポイント。また、USBケーブルでデジカメと接続できるUSB Type-Aポートも搭載しているため、SDカードを介さずに直接データ転送も行えます。

iOS13やiPadOS13以降を搭載するiPhoneやiPadであれば、SDカードと双方向でのデータ転送が行えるのも魅力。転送速度は12〜16MB/sで、各カメラメーカーのRAW画像・PDF・Office系文書なども読み込みが可能です。

JUSST iPhone用Lightning SDカードリーダー

高性能ながらリーズナブルなiPhone・iPad向けのSDカードリーダーです。Amazon認証の2022年仕様の高性能チップを内蔵。Lightning接続ながら40〜50MB/sでの高速データ転送が行えるため、快適さを重視したい方にもおすすめです。

最大512GBまでのSDXCカードに対応するSDスロットと、microSDスロットを備えているのもポイント。さらに、iOS13以降の端末ではSDカードとの双方向転送も可能なので、iPhoneの内蔵ストレージに空きを作る際にも重宝します。

データ管理にはアップル純正のアプリを使用するため、シンプルに扱えるのも魅力。MFiは非認証ですが、無料で修理や交換を行う18ヶ月間の手厚いアフター保証が付帯するため、安心して長く使用できます。

iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ|USB Type-C

アップル(Apple) USB-C – SDカードリーダー

USB Type-Cコネクタを搭載するアップル純正のSDカードリーダーです。USB Type-Cポートを採用するiPad mini・iPad Air・iPad Proなどに使用が可能。また、Macの各種シリーズにも広く対応しており、Macと共用して使えます。

高速転送規格UHS-IIに対応しているのもポイント。最高312MB/sの転送速度を持つSD UHS-IIカードの性能を発揮できるため、デジカメで撮影した大量の画像や4K以上の高解像度動画をiPadへ転送する場合などにもおすすめです。

隣のUSBポートを干渉しないように設計されているのも魅力。2基のUSB Type-Cポートが隣接するMacBook AirやMacBook Proでも外付けストレージとの同時使用が可能なので、ファイルのバックアップ作業がスムーズに進められます。

アンカー(ANKER) USB-C 2-in-1 カードリーダー A8370

コスパ良好なiPad向けのSDカードリーダーです。重さ7g、全長5cmと軽量コンパクトなのが特徴。USBメモリ感覚で気軽に携帯できます。また、安い価格ながらSDスロットとmicroSDスロットを搭載しているので、コスパ重視の方にもおすすめです。

転送速度が5Gbpsと高速のため、大量の写真や音楽、大容量の動画や映画などもよりスピーディに転送できるのもポイント。加えて、USB Type-Cコネクタは1万回以上の接続にも耐えられる高い耐久性を備えており、長期間にわたって愛用できます。

iPadのほかに、同じUSB Type-Cポートを採用するMacBook・ Androidスマホ・ChromeBookなどにも使用可能なのも魅力。Nintendo Switchにも対応しており、内蔵ストレージの容量を空ける場合にも活躍します。

アンカー(ANKER) USB-C PowerExpand 2-in-1 SD 4.0 カードリーダー A83280A1

高性能なiPad向けのSDカードリーダーです。SDスロットとmicroSDスロットを搭載しているのが特徴。機器の互換性も高く、USB Type-C採用のiPad・MacBook・Android・Surfaceなどで使用できます。

高速転送規格UHS-IIに対応しており、最大312MB/sの高速データ転送が行えるのもポイント。大量のRAW画像や4K以上の高解像度動画も素早くスムーズに転送できるため、iPad ProでRAW現像や動画編集を行っている方にもおすすめです。

重さ約30g、サイズ5.7×3.5×1.1cmと軽量コンパクトで持ち運びやすいのも魅力。ケーブル部分の長さは約12.1cmあり、隣のポートに干渉しないように設計されているので、MacBookでも快適に使えます。

ユーグリーン(UGREEN) USB-C 2-in-1 カードリーダー 80888

低価格ながら機能性に優れたiPad向けのSDカードリーダーです。SDXC規格の容量上限である最大2TBまでのSDカードが使用可能。加えて、最大104MB/sの高速転送が可能なUHS-I規格にも対応しており、大容量データも素早く転送できます。

SDとmicroSDの両スロットに挿入した2枚のSDカードを同時に読み書きできるのもポイント。SDカードの抜き挿しが減り、ミラーレス一眼とアクションカメラで撮影したデータも同時に高速転送できるため、バックアップ作業の効率化を図りたい方にもおすすめです。

本体は放熱性に優れたアルミ製で、ケーブルには高い耐久性を備えたナイロン編組が採用されているのも魅力。過電流保護や短絡保護などの安全機能も充実しています。

トランセンド(Transcend) カードリーダー TS-RDC3

安定した動作で使用できるiPad向けのSDカードリーダーです。最大5Gbpsの転送速度に対応しているため、社外品も含めた多くのSDカードで快速なデータ転送が利用できます。

SDとmicroSDのデュアルカードスロットを搭載しているのもポイント。各スロットが最大104MB/sの高速データ転送が可能なUHS-I規格に対応しているので、大量の画像や高解像度の動画を日常的に扱う方にもおすすめです。

重さ17gと軽量コンパクトで持ち運びやすいのも魅力。ポケットにも簡単に収納できるため、旅行や出張などにも重宝します。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) アンドロイド対応カードリーダー ADR-TCAML22

USB Type-AコネクタをUSB Type-Cコネクタに変換できるアダプタが付属した、iPad向けのカードリーダー。アダプタをつけたり外したりすることで、さまざまな機器に接続できるのが特徴です。アダプタは単体でも使用できるため、ほかのUSB Type-A機器の接続にも利用できます。

SDカード・microSDカード・メモリースティック・メモリースティックマイクロの4種類のスロットを搭載。さまざまな記録媒体を利用できるため便利です。また、動作状態が一目で確認できるLEDも備えています。

本体にケーブルをすっきりと収納できる凹みがついているのも魅力。さらに、約16.5gと軽量なため手軽に持ち運べます。iPadを含むさまざまな機器間でデータをやり取りしたい場合におすすめです。

iPhone・iPad向けSDカードリーダーのおすすめ|ワイヤレス

アイ・オー・データ(I-O DATA) Wi-Fiストレージ ポケドラ WFS-SR03

データ共有がワイヤレスで手軽に行えるiPhone・iPad向けのSDカードリーダーです。高速ワイヤレス通信を利用できるWi-Fi規格「11ac」に対応。SDカード内に保存した画像を簡単に素早くiPhoneへ転送できるため、旅行やパーティーで友人と写真を共有する場合などにもおすすめです。

USBポートに市販の外付けHDDを接続して本体のボタンを押せば、SDカード内の画像をHDDへ一括転送できるのもポイント。また、専用アプリを使えば、iPhone内の写真や動画をSDカードやHDDへ自動転送できます。

簡易Wi-Fiルーターとして使えるのも魅力。ホテルなどの有線LANをWi-Fiとして使用できます。さらに、3350mAhのバッテリーも内蔵しており、緊急時はモバイルバッテリーとしても活用が可能です。