パソコンをキーボードやマウスとワイヤレスで繋げる際の主流となっているBluetooth接続ですが、古いパソコンだと対応していない場合もあります。そんなときにあると役立つのが「Bluetoothアダプタ」です。

種類が豊富なので選ぶのが難しいと感じる場合もあるのではないでしょうか。そこで今回は、Bluetoothアダプタの選び方を踏まえたうえで、おすすめのモデルをご紹介します。

Bluetoothアダプタとは?

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Bluetoothアダプタとは、パソコン用の周辺機器の一種で、Bluetoothによる通信機能を内蔵した機器のこと。パソコンのUSBポートに挿入することで、Bluetoothに対応したマウスやキーボード、イヤホン、プリンターなどをワイヤレス接続できます。

古いモデルのパソコンの場合、Bluetooth通信機能を搭載していないことがありますが、Bluetoothアダプタを使用すれば接続を実現。現在使用中のパソコンで、コストを抑えつつBluetooth機器を活用したい方におすすめです。

Bluetoothアダプタの選び方

対応OSをチェック

Bluetoothアダプタをパソコンに接続して使う場合、接続するパソコンとBluetoothアダプタの対応OSが一致しているかの確認が必要です。非対応のOSだと接続できなかったり、不具合が生じたりする可能性があります。

Bluetoothアダプタを選ぶうえでOSとのマッチングは重要な要素。購入時に必ず確認してみてください。

BluetoothのClassをチェック

Bluetoothには「Class」という規格があります。電波の通信距離を表す単位で、Class 1が最大100m、Class 2が最大10m、Class 3が最大1mの通信距離に対応することを示しています。

現在販売されているBluetoothアダプタは、Class 1とClass 2対応が主流。Classには下位互換性があるため、接続元と接続先でClassが異なる場合、通信距離が短いClassに合わせて接続します。

広い場所でマイクやスピーカーを接続する際にはClass 1、屋内やオフィスで機器を接続する際にはClass 2かClass 3というように、用途で選択できるのもポイント。自宅や仕事でパソコンとBluetooth機器を接続する想定なら、Class2を選んでおけばほとんど問題はありません。

Bluetoothのバージョンをチェック

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Bluetoothのバージョンは1.0b〜5.1まであり、数値が大きいほど転送速度が早く、通信範囲が広くなります。また、現在主流となる4.0以降のバージョンは省電力に特化しているため、長時間でもバッテリー切れを気にせず機器を使用できるのが最大のメリットです。

なお、Bluetooth 4.0対応の機器と5.0対応の機器を接続した場合は、下位互換が適用されるので4.0での接続になりますが、3.0以前のバージョンとは互換性がない場合もあるので注意しましょう。

USBの規格をチェック

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BluetoothアダプタはパソコンのUSBポートに挿入して使うので、USBの規格も重要なポイント。Bluetooth同様、数値が大きくなるほど高速な転送が可能です。

現在は3.0が主流。USBの規格は下位互換性があるため2.0と3.0での接続も可能です。ただし、その場合の転送速度はUSB2.0の仕様になるので注意しましょう。

対応プロファイルをチェック

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Bluetoothアダプタを購入する際は、使用したい機能に対応するプロファイルが含まれているかが重要です。Bluetooth通信とひと口にいっても使用できる機能は多彩。

イヤホンにステレオ音声を転送するA2DPや、プリンターに写真を転送できるBIPなど20種類以上があります。購入の際は忘れずに確認しましょう。

機能性をチェック

音質にこだわりたいなら「対応コーデック」をチェック

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コーデックとは、音声を無線伝送するときに使われる圧縮変換方式のこと。さまざまな種類があり、機器によって対応できるコーデックが決まっています。使用する機器同士のコーデックが合っていないとBluetooth接続ができないため、購入前に必ず確認しておきましょう。

また、コーデックは種類によって、音質や遅延性、圧縮効率が異なります。高音質で音楽を楽しみたい方には、圧縮効率の高い「aptX」や「aptX HD」などがおすすめです。

複数接続に対応しているかをチェック

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Bluetoothアダプタによっては、「マルチペアリング」機能がついているモデルもあります。使うたびにペアリング設定を変更する手間が省けるため、切り替えの煩わしさを軽減できるのが魅力。スピーカーやプリンターなど、複数のBluetooth製品を接続したい方はマルチペアリング対応のモノを選びましょう。

Bluetoothアダプタのおすすめメーカー

アイ・オー・データ(I-O DATA)

「アイ・オー・データ」は、主にパソコンの周辺機器を取り扱うメーカーです。創業者の「データの入出力関連に特化して、その道のプロになっていきたい」との思いから、Inputの「I」とOutputの「O」を取りネーミングされました。メモリ・ストレージ・ネットワーク関連製品などを販売しています。

Bluetoothアダプタは4.0と5.0対応の2モデルを展開。4.0モデルは手頃な価格が魅力で、5.0はClass1に対応しており、より遠くのデバイスと高速で安定した通信をおこなえるのが特徴です。

エレコム(ELECOM)

「エレコム」は、パソコンやデジタル機器関連製品の開発や販売を手掛けるメーカー。スマホやタブレット関連はもちろん、充電器・バッテリー関連・ゲーミング関連など、多種多様なアイテムを取り扱っています。

Bluetoothアダプタは4.0対応品のみを販売しており、Class1とClass2の2モデルをラインナップしているのが特徴です。通信可能距離重視やコンパクトさ優先など、目的に合った製品が選べるのでチェックしてみてください。

TP-Link

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「TP-Link」は、ネットワーク関連機器やアクセサリーを取り扱うメーカーです。世界170ヶ国以上でネットワーク製品を提供しているグローバル企業で、コスパのよさでも人気。無線LANルーターやスマートデバイスなどを販売しています。

Bluetoothアダプタは、ナノデザインを採用しているのが特徴。非常にコンパクトなため、ノートパソコンに装着して利用したい方におすすめです。

Bluetoothアダプタのおすすめモデル

アイ・オー・データ(I-O DATA) Bluetoothアダプタ USB-BT50LE

広範囲で通信でき、途切れにくい

Bluetooth 5.0に対応した製品です。Class 1に対応しており、最大100mの広範囲で安定した通信をおこなえるのが特徴。パソコンから離れた場所で、Bluetoothイヤホンやスピーカーを利用する機会がある方におすすめのモデルです。通信が途切れにくいため快適に使用できます。

コンパクトなサイズに仕上げられているのも特徴。装着時の飛び出し寸法が約8mmなので、ノートパソコンに取り付けた状態で邪魔になりにくく、容易に持ち運べます。

パソコンのUSB端子に差し込むだけで自動的にドライバーがインストールされるのも魅力。Windows 11に対応しているほか、Windows 10でも一部バージョンで利用できます。

アイ・オー・データ(I-O DATA) Bluetoothアダプタ USB-BT40LE

気軽に購入できる製品が欲しい方におすすめ

価格の手頃なBluetooth 4.0対応モデルです。気軽に購入できる製品が欲しい方におすすめ。また、消費電力が比較的少ないのも魅力です。

「Bluetooth SMART READY(デュアルモード)」に対応しているのもポイント。従来規格のBluetoothデバイスが利用できるため、手持ちの古い機器を無駄にすることなく活用できます。A2DPやBIPをはじめ、多くのプロファイルをサポートしているのも特徴です。

エレコム(ELECOM) Bluetoothアダプタ LBT-UAN05C1

最大100mの範囲で安定した通信ができる

Windows 7〜11まで、幅広いバージョンに対応したBluetoothアダプタです。Class 1に対応しているため、最大100mの範囲で安定した通信が可能。離れた部屋に設置してある機器とのワイヤレス接続におすすめのモデルです。「Bluetooth Low Energy」規格に対応しており、省電力性能に優れているため、モバイルデバイスでも安心して使用できます。

信頼性の高いQualcommのチップセットを採用。ドライバーをインストールする煩わしさがなく、USBポートに装着するだけで使いはじめられる手軽さが魅力です。USB 2.0規格に対応していますが、USB 1.1との互換性も確保されています。

エレコム(ELECOM) Bluetoothアダプタ LBT-UAN05C2/N

最大10mの通信が可能な、Class 2に対応したモデルです。マウス・キーボード・ワイヤレスイヤホンなど、パソコン周りで使用するデバイスにおすすめ。小型で飛び出しにくいうえ、重さも約2gと非常に軽いため、ノートパソコンに装着して容易に持ち運べます。

Bluetooth 4.0 Low Energyに対応しており、消費電力が少ないのも嬉しいポイントです。

TP-Link Bluetoothアダプタ UB500

Bluetooth 5.0に対応している製品。バージョン4.0よりも高速で遠距離の通信ができるのが特徴です。

ナノデザインを採用しているのもポイント。寸法が14.8×6.8×18.9mmと小さいので、ノートパソコンのUSBポートに差したまま気軽に持ち運べます。省エネ性能に優れており、ノートパソコンのバッテリー消費が抑えられるのも嬉しいポイントです。

TP-Link Bluetoothアダプタ UB400

価格の安いBluetoothアダプタです。気軽に購入できる製品を探している方におすすめのモデル。最大10mの範囲で通信ができるため、キーボードやマウスなど、さまざまなパソコン周辺機器を利用するシーンで重宝します。

ナノサイズの超小型ボディを採用しており、ノートパソコンに装着した状態でも目立たないので、気軽に持ち運ぶことが可能です。カバンやリュックの中で邪魔になる心配もほとんどありません。

Windows 11をはじめ、多くのWindowsOSバーションに対応。ドライバーのインストールが不要で、USBポートに差し込むとすぐに利用できる手軽さが魅力です。ただし、Windows 7とXPについては、ドライバーのインストールが必要なので留意しておきましょう。

LAFITO Bluetoothアダプタ

Bluetooth 5.1に対応しており、最大20mの範囲で通信ができる製品です。省電力性能が高いので、モバイルデバイスに装着した際のバッテリー消費が低く抑えられます。

最大7台の同時接続に対応。ただし、オーディオ機器を繋げる際は、複数の接続に対応していないため留意しておきましょう。各種プロトコルをサポートしているので、スマホ・タブレット・プリンター・マウスなど多くのデバイスが繋げられます。

プリンストン(Princeton) Bluetoothアダプタ PTM-UBT7X

Windowsのほか、macOSにも対応したモデルです。小型なので目立たないように取り付けられます。

デスクトップパソコンにおすすめのアイテム。ノートパソコンでの利用もおすすめですが、内蔵基盤とアンテナ部分がはみ出す設計のため、装着した状態での移動や収納は推奨されていません。購入を検討している方は留意しておきましょう。

デュアルチップを搭載しているのが特徴。Bluetooth 4.0をはじめ、3.0・2.1+EDR・2.0+EDRとの互換性が確保されています。

バッファロー(BUFFALO) Bluetoothアダプタ BSBT5D205BK

ドライバーソフトのインストールが不要で、パソコンのUSBポートに差すとすぐに使いはじめられる製品。Bluetooth 5.0に対応しており、高速な通信スピードと最大40mの通信範囲を実現しています。

下位互換性を有しているのが特徴。Bluetooth 4.0・3.0・2.1といった、従来規格に対応した機器も接続できます。多くの機器を使っている方におすすめです。電力消費の少ないBluetooth Low Energyに対応しているため、モバイル環境で利用するシーンでも活躍します。

TEMGO Bluetoothアダプタ

Bluetooth 5.1に対応したモデルです。価格が手頃でコスパが良好。最大7台のデバイスを同時に接続できます。キーボード・マウス・スマホ・タブレットなど、複数接続をして利用する方におすすめの製品。aptXコーデックに対応しているのもポイントです。

ドライバーのインストールが不要で簡単に使い始められます。ただし、Windows 7についてはドライバーのインストールが必要なので、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。

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