パソコンの拡張性を高められる「ドッキングステーション」。インターフェースの種類が限られているノートパソコンにとっては、必需品ともいえる便利なアイテムです。
今回は、ドッキングステーションのおすすめモデルをご紹介します。選び方も解説するので、気になる方はチェックしてみてください。
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- 目次
- ドッキングステーションとは?USBハブとの違いも解説
- ドッキングステーションのおすすめ|注目のモデル
- ドッキングステーションのおすすめモデル|Mac向け
- ドッキングステーションのおすすめモデル|Windows向け
- ドッキングステーションの売れ筋ランキングをチェック
- ドッキングステーションの選び方
ドッキングステーションとは?USBハブとの違いも解説
ドッキングステーションとは、ケーブル1本でHDMI・LAN・USBなど、さまざまな種類のポートをまとめて拡張できる機器のこと。ノートパソコンのポート不足解消に役立ち、デスクトップパソコン並の拡張性を追加できます。
ケーブルを抜くだけで周辺機器を切り離せるため、自宅やオフィスでは外部モニターや有線LANに繋いで効率的に作業をおこない、外出の際はノートパソコンだけで素早く出かけるといった便利な使い方ができます。
一方、USBハブは、文字通りUSBポートの数を増やすための機器です。ドッキングステーションとUSBハブの違いを理解したうえで、目的や用途にあったモノを選んでみてください。
ドッキングステーションのおすすめ|注目のモデル
ベンキュー(BenQ) beCreatus GR10
アップストリームのUSB4 Type-Cケーブルは、最大40Gbpsの高速データ転送を行えるのがポイント。ダウンストリームはUSB Type-Aが2ポート、USB Type-Cは1ポートを備え、それぞれ最大10Gbpsでデータ転送を行えます。
映像出力はHDMI 2.1で、4K/120Hz、もしくは8K/60Hzと高画質・高リフレッシュレートの映像を出力可能。きれいでなめらかな画面で映像やゲームプレイを楽しめます。
また、USB PDに対応したUSB Type-C INポートも備え、最大100Wでデバイスへ給電できるのも魅力。サイズは約13×5.45×2.55cmとコンパクトながらパワフルな、おすすめのモデルです。
なお、GR10の発売を記念し、BenQでは豪華景品が当たるキャンペーンを実施中。デスクを彩るデバイス3点セットや、最大1万円相当の充電アダプタを手に入れられるチャンスなので、ぜひ参加してみてください。
ドッキングステーションのおすすめモデル|Mac向け
アンカー(ANKER) PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ A8383
SDカードに加え、microSDカードスロットを搭載した8in1仕様のドッキングステーション。デジカメやスマホで撮影したデータを、ダイレクトに読み込めるおすすめのモデルです。
USB 3.1 Gen2対応のType-AとType-Cポートを搭載しているため、外付けドライブへのバックアップや移行をスピーディーに実行できます。最大4K対応のHDMIポートを備えており、撮影した画像を高精細なモニターで確認できるのも便利です。
最大85WのPower Deliveryに対応しているのがポイント。MacBook Airを高速で充電しながら作業が進められます。ただし、高出力の急速充電器と充電ケーブルは別売なので、あらかじめ留意しておきましょう。
アンカー(ANKER) PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ A8365
持ち運びに便利な6in1のドッキングステーションです。携帯性と拡張性の両方を求める方におすすめのモデル。スティック形状なのでカバンやリュックの中でかさばりません。さらに、重さも約83gと軽量です。
Power Deliveryに対応しているのもポイント。最大53Wで給電できるため、外部モニターに画面を映したり、外付けHDDにデータ転送したりしながらMacBook Airを充電できます。LANポートを搭載しており、安定したネット回線が利用できるのも便利です。iPadなどでも使えるので、気になる方はチェックしてみてください。
アンカー(ANKER) PowerExpand Direct 7-in-2 USB-C PD メディア ハブ A8371
MacBook用に設計された直付けタイプのドッキングステーション。会社ならオフィスから会議室、自宅ならリビングから寝室など、ちょっとした移動であればMacBookに装着したまま持ち運べるおすすめのモデルです。
Thunderbolt 3に対応。4K動画や高解像度画像の移行やバックアップ作業を短時間で済ませられます。USB Type-A・Type-C・HDMI・SDカードスロットなど7つのポートを1台に集約しており、拡張性は良好。MacBookを利用している方は、ぜひチェックしてみてください。
リーダーメディアテクノ(LMT) Lazos Type-C ドッキングステーション 13in1 L-CH13
拡張性を重視する方にぴったりな13ポートを備えたドッキングステーションです。バスパワーだけでなく、セルフパワー対応のType-Cポートを搭載しているのが特徴。消費電力の大きな周辺機器を繋いでも安定して動作するのが魅力です。
最大100Wの給電が可能で、14インチのMacBook Proを短時間で充電できるのも嬉しいポイントです。
放熱性に優れたアルミニウム製の筐体を採用。コンパクトかつ軽量なので、カバンやリュックに入れて容易に持ち運べます。ドライバーのインストールなど、面倒な作業は必要ありません。VGAとHDMIポートを搭載しており、2画面同時出力にも対応できます。
エレコム(ELECOM) USB Type-C接続モバイルドッキングステーション DST-C07BK
VGAポート搭載のドッキングステーションです。同端子を採用したプロジェクターやモニターとの接続用途におすすめのモデル。最大100WのPower Deliveryに対応しているため、MacBookのバッテリ残量が少なくても充電しながら利用できます。
USB 3.0対応のType-Aポートを備えており、USBメモリに保存したプレゼンデータを直接読み込めるのも便利です。
約0.17mのType-Cケーブルを搭載。使用後は本体にスッキリと収納できるので、持ち運びの際にかさばらずに済みます。携帯性に優れているのも魅力です。
バッファロー(BUFFALO) ドッキングステーション LUD-U3-CGHDBK
LANポートを搭載した5in1仕様のドッキングステーションです。Wi-Fi環境のないオフィスで活躍するおすすめのモデル。MacBookを有線ネットワークに接続することで、さまざまな業務を快適にこなせます。長さ約30cmのショートケーブルを採用しており、デスクの上が煩雑にならないのも便利です。
USB 3.2 Gen 1対応のType-CとType-Aポートを搭載。最大5Gbpsの高速データ転送ができるため、大容量ファイルの移行やバックアップをスピーディーに実行できます。Power Deliveryに対応しており、MacBookを充電しながら作業ができるのも嬉しいポイントです。
ロジテック(Logitec) 8in1 ドッキングステーション LHB-PMP8U3PS
「BUS POWER BOOST」機能を搭載したドッキングステーションです。電力消費の大きなデバイスを複数接続する方におすすめのモデル。約60W以上のPower Delivery対応充電器を使用すると機能が発動し、通常よりも大きな電力供給をおこなえます。周辺機器の動作が不安定になるリスクを軽減できて安心です。
リバーシブルデザインを採用しているのが特徴。MacBookの左右どちら側に置いてもケーブルをスッキリと配線できます。HDMIとLANポートを奥側に配置し、USBポートとSDカードスロットを一辺に集約することでケーブルが取り回しやすく、配線スペースを最小限に収められるのもポイントです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) USB Type-Cモバイルドッキングステーション USB-3TCHLP10
スリムでスタイリッシュなデザインのドッキングステーションです。MacBookと一緒におしゃれに持ち歩けるおすすめのモデル。約72gと軽量なうえ、本体に収納できるType-Cケーブルを採用するなど、優れた携帯性を有しています。抗菌効果を持つシリコン素材が使われており、雑菌の増殖が抑制され衛生的なのも嬉しいポイントです。
コンパクトなボディに2つのType-Aと有線LAN・HDMIポートを搭載。自宅やオフィスで安定したネット回線と大画面モニターを手軽に利用できます。Power Delivery対応のType-Cポートも備えており、充電しながら作業ができるのも便利です。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) HDMIポート付 USB Type-Cハブ USB-3TCH37GM
外出先でプレゼンをする機会が多い方におすすめのドッキングステーション。コンパクトなうえ、約44gと非常に軽量なので気軽に持ち運べます。4K30Hz出力対応のHDMIポートを搭載。高解像度の大型モニターやプロジェクターに繋いで資料を投影し、効果的なプレゼンをおこなえます。
iPadOSに対応しているのもポイント。Type-Aポートにキーボードやマウスを接続すれば、iPadをパソコンのように利用できます。手頃な価格ながら最大60WのPower Deliveryに対応するなど、コスパのよさも魅力です。
アイ・オー・データ(IODATA) USB Power Delivery対応 ドッキングステーション US3C-DS1/PD-A
ACアダプターが付属するPower Delivery対応のドッキングステーションです。リモートワークにおすすめのモデル。自宅に据え置きすれば、MacBookをデスクトップパソコンのように利用できます。ケーブルを1本抜くだけでノートパソコンを持ち出せるなど、使い勝手は良好です。
映像出力端子が充実しているのがポイント。HDMIが2ポートあるので、デュアルディスプレイ環境で効率的に仕事が進められます。加えて、DisplayPortを2ポート備えており、接続するモニターの種類に合わせて選べるのも便利です。
ドッキングステーションのおすすめモデル|Windows向け
アンカー(ANKER) 332 USB-C ハブ 5-in-1 A8355
厚さ約12mmの薄型モデルです。重さも約50gと軽く、持ち運びに便利なおすすめのドッキングステーション。5つのポートを集約しているため、多様な周辺機器を接続できます。
また、最大85Wの急速充電に対応。別途、100Wの出力に対応する急速充電器とケーブルが必要な点には留意しましょう。
HDMIポートを搭載しているのもポイント。4K30Hzをサポートしているので、高精細なモニターを繋いで快適に作業できます。USB 3.2 Gen 1対応のType-AとType-Cポートを備えており、データを高速で転送可能です。
アンカー(ANKER) USB-C ハブ 10-in-1 Dual Display A83C2
10個のポートを1つにまとめたドッキングステーションです。SDカードスロットを搭載。カメラやスマホで撮影した写真やビデオをダイレクトに読み込めるおすすめのモデルです。microSDカードスロットも備えており、スマホのデータを取り込む際に変換アダプターを準備する手間が省けます。
HDMIとVGAポートを搭載しているのもポイント。デュアルディスプレイで快適に作業をしたい方にもぴったりです。ただし、HDMIが4K30Hzをサポートしているのに対し、VGA側は1080p60Hzなので、あらかじめ留意しておきましょう。
アンカー(ANKER) USB-C ハブ 14-in-1 Triple display A8389
多様な種類の周辺機器が利用できる、14in1仕様のドッキングステーションです。2つのHDMIポートとVGAポートを搭載しており、最大3画面出力に対応しているのが特徴。マルチディスプレイ環境の構築におすすめのモデルです。HDMIが最大4Kなのに対し、VGAは最大1080p対応となる点は留意しておきましょう。
パススルー充電ができるのもポイント。Power Delivery対応の充電器を利用して、ノートパソコンを急速充電しながら作業できます。
エレコム(ELECOM) USB Type-C ドッキングステーション アルミモデル DST-C17SV/EC
スリムな形状で持ち運びやすいドッキングステーションです。HDMIポートに外部モニターを接続することで快適に作業が可能。出かけるときはケーブル1本を抜くだけですべての周辺機器が切り離せるなど、使い勝手に優れています。3つのType-Aポートを搭載しており、マウスやキーボードが繋げられるのも便利です。
無料ソフト「MACアドレスチェンジャー」が提供されているのもポイント。登録されたMACアドレスでのみ通信できるオフィス環境でも、ネットワークに接続して作業可能です。
エレコム(ELECOM) Type-Cドッキングステーション DST-C15BK/EC
HDMIと3つのType-Aポートを備えた、コンパクトなドッキングステーションです。Type-Cケーブル1本で、外部モニターと多様なUSBデバイスが利用できるおすすめのモデル。USB 3.1 Gen 1に対応しているので、USBメモリや外付けHDDへのデータ転送をスピーディーにおこなえます。HDMIは最大4K30Hz出力に対応するなど、映像品質も良好です。
本体に樹脂素材を採用しているのもポイント。コンパクトなうえ、約41.2gと軽量なので気軽に持ち運べます。
バッファロー(BUFFALO) ドッキングステーション LUD-U3-CU301
Wi-Fi環境のないオフィスで活躍するおすすめのモデルです。1000BASE-T対応のLANポートを搭載。LANポートのないノートパソコンも有線ネットワークへ接続できます。Type-Aポートを3つ備えており、USBメモリをはじめ、有線タイプのキーボードやマウスなどが接続できるのも便利です。
長さ約30cmのケーブルを採用しているのもポイント。デスクの上で邪魔になりにくいほか、ノートパソコンスタンドを使っている場合でも取り回しを容易におこなえます。
マイクロソフト(Microsoft) Surface Dock 2 SVS-00013
Surface Connectケーブルで接続する、Surfaceシリーズ専用のドッキングステーションです。Surfaceパソコンのインターフェースを、デスクトップパソコン並に拡張できるおすすめのモデル。4KモニターをサポートするUSB Type-Cポートを2つ搭載しているため、デュアルディスプレイ環境を容易に構築できます。
199Wの電源アダプターが付属し、多くの周辺機器を安定して動作させられるのもポイントです。515gと重いので、オフィスや自宅に据え置きで利用する方に適しています。
レノボ(Lenovo) ThinkPad ユニバーサル Thunderbolt 4 ドック 40B00135JP
Thunderbolt 4対応の高性能なドッキングステーションです。マルチディスプレイ環境を求める方におすすめのモデル。3画面出力が可能なため、ノートパソコンと合わせれば最大4画面での作業環境を構築できます。135WのACアダプターが同梱されており、別途購入せずに済むのも便利です。
ThinkPadとの連携に優れているのもポイント。ThinkPadを接続している場合は、ドッキングステーション側の電源ボタンと同期できるため、利便性が向上します。購入を検討している方は参考にしてみてください。
アユート(aiuto) SPARKLE Thunderbolt 4ドック TDX-120GD
ノートパソコンをデスクトップパソコンのように使えるおすすめのドッキングステーションです。Thunderbolt 4に対応する高性能モデル。120Wの専用AC電源が付属しているため、多くの周辺機器を接続しても安定して動作させられます。LANポートを搭載しており、高速なネット回線が利用できるのも便利です。
多彩な画面出力に対応しているのが特徴。HDMIとDisplayPortを利用すれば、デュアルディスプレイ環境を容易に構築できます。正面のThunderbolt 4ポートは、シングルディスプレイで最大8K30Hzの映像を出力可能です。
オーム電機(OHM) PCGEARマルチドッキングアダプター PC-SHMPC11-H
価格の安いドッキングステーションです。HDMI・USB Type-A・Type-Cポートを備えているため、外部モニター・マウス・キーボード・USBメモリなど、さまざまな周辺機器を利用できます。コスパを重視する方におすすめのモデルです。
Type-CポートがPower Deliveryとデータ転送に対応しているのもポイント。最大100Wでノートパソコンを充電したり最大5Gbpsの高速データ転送をおこなったり、用途に合わせて使い分けられます。
ドッキングステーションの売れ筋ランキングをチェック
ドッキングステーションのランキングをチェックしたい方はこちら。
ドッキングステーションの選び方
端子規格で選ぶ
WindowsならUSB 3.0以上
同じUSB Type-A端子を搭載しているドッキングステーションでも、対応している規格によってデータ転送速度は異なります。Windowsパソコンで使用するのであれば、USB 3.0 (USB 3.2 Gen 1)規格に対応するモデルがおすすめ。最大5Gbpsでのデータ転送がおこなえるため、外付けストレージを接続した場合でも快適に使用できます。
MacならThunderbolt 3対応
Macで使うなら、Thunderbolt 3に対応するUSB Type-C端子搭載のドッキングステーションがおすすめ。最大40Gbpsの高速データ転送ができるほか、映像信号の出力も可能です。
近年発売されているMacBookの多くには、Thunderbolt 3対応のUSB Type-Cポートが採用されています。性能を最大限に発揮させたい方は、ぜひチェックしてみてください。
使い方で選ぶ
モニターを拡張するなら2画面や3画面の出力に対応しているかチェック
マルチディスプレイ環境の構築を考えている方は、ドッキングステーションが搭載している映像出力ポート数もしっかりとチェックしておきましょう。
例えば、HDMIが2ポートあれば、2画面同時出力が可能。加えて、VGAやDisplayPortなどを搭載していれば、3画面での出力やそれ以上の環境も構築できます。複数の画面に多くの情報を表示できるため、効率的に作業を進めることが可能です。
ただし、ノートパソコンのなかには、MacBook Airのようにそもそも1台の外部モニターしかサポートしていないモデルも。使っているパソコンのスペックを事前に確認しておくと安心です。
カメラを利用するならSDカードスロットをチェック
デジカメで撮影した写真やビデオをパソコンで見たい場合は、SDカードスロットがあると便利。なお、SDカードのサイズには、標準とmicroSDの2種類があるので注意しておきましょう。
microSDカードは、スマホやGoProといった小型機器でよく採用されています。2種類のスロットを備えていれば、どちらのサイズにも対応できるため安心です。
ネット回線を安定させるならLANポートをチェック
ネット回線が不安定で困っている方は、LANポート搭載モデルを要チェック。有線LAN経由なら安定してネットに接続しやすいので、パソコン作業や動画の視聴も快適です。無線LAN環境のないオフィスはもちろん、宿泊先のホテルなどでも重宝します。
Mac製品で使うなら急速充電機能をチェック
Mac製品に搭載されているUSB Type-C端子は、周辺機器との接続だけでなく、充電ポートとしても機能します。ドッキングステーションに充電器を繋げておくだけで、パソコン作業中に充電もおこなえるので便利です。
「Power Delivery」に対応しているモデルなら、パソコンを充電しながらディスプレイ出力やデータ通信が可能。Mac製品を使う場合はぜひチェックしておきましょう。
ドッキングステーションは複数のポートを備えているだけでなく、「Power Delivery」や「Thunderbolt 3」規格に対応するモノなど、さまざまな製品がラインナップされています。接続する周辺機器や利便性などもよく考慮したうえで、適したモデルを選んでみてください。