PCで地デジ放送などを視聴したいときに便利なのが「PC用テレビチューナー」。普段使っているPCで好きな番組を見られるのが魅力です。テレビを購入したり、設置場所を確保したりする手間が省けます。
今回は、PC用テレビチューナーのおすすめモデルをご紹介。選ぶ際のポイントについても詳しく解説するので、興味のある方はチェックしてみてください。
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- 目次
- PC用テレビチューナーとは?
- PC用テレビチューナーの種類
- PC用テレビチューナーのおすすめ|外付けタイプ
- PC用テレビチューナーのおすすめ|内蔵タイプ
- PC用テレビチューナーの売れ筋ランキングをチェック
- PC用テレビチューナーの選び方
PC用テレビチューナーとは?
PC用テレビチューナーとは、デスクトップPCやノートPCに接続して、地デジ・BSなどのテレビ番組を視聴するための機器です。
別途テレビを購入する必要がなく手軽に見られるため、一人暮らしの方や部屋が手狭な方などにおすすめ。また、家族とチャンネル争いをすることなく、自分の部屋でゆっくりと好きな番組を楽しみたいときにもぴったりです。
PC用テレビチューナーのなかには、テレビ番組の録画機能を搭載したモデルもあります。旅行中や出張中に、毎週見ている番組を見逃したくない方は要チェックです。
PC用テレビチューナーの種類
外付けタイプ
主にPCのUSBポートに接続して使用するのが、外付けタイプのPC用テレビチューナーです。簡単に繋げやすい点が特徴。USBバスパワー方式を採用している製品であれば、チューナーをACアダプターで接続する手間が省けます。
また、自宅のWi-Fiルーターと接続することで、受信したテレビ放送をワイヤレスで飛ばせるモデルなどもあり、好きな部屋でゆっくりと視聴するのにぴったりです。
外付けタイプのPC用テレビチューナーのなかには、携帯性に優れたスティックタイプのモデルもラインナップ。ノートPCに使えば、外出先でも好きなテレビ番組を思う存分楽しめます。
内蔵タイプ
タワー型のデスクトップPCを使っている方におすすめなのが内蔵タイプ。マザーボードのPCI-Eスロットに取り付けて使用します。ケース内部にアクセスする必要はあるものの、PC用テレビチューナーの設置スペースを確保せずに済み、デスク周りをすっきりした状態で使えるのが魅力です。
複数のチューナーを搭載している製品が多く、なかには8チャンネルの同時視聴や録画に対応しているモデルなどもあります。好きな番組を見ながら、裏番組のチェックや記録が可能です。
ただし、フルハイトの拡張ベイにしか取り付けられないモデルもあるので、小型のPCケースを使用している方は、事前によく確認したうえで購入してみてください。
PC用テレビチューナーのおすすめ|外付けタイプ
ピクセラ(PIXELA) Xit Square XIT-SQR100
Windows対応のテレビチューナーです。テレビの視聴や録画が手軽におこなえるおすすめのモデル。ケーブルを接続し、専用アプリをダウンロードするだけですぐに使いはじめられます。録画番組の再生速度を変えられたりサムネイルがシークバーに表示されたりと、普段よく見る動画サイトに近い感覚で操作できるのも便利なポイントです。
圧縮録画に対応しているのが特徴。40GBに1時間ドラマを約1年分保存できると謳っているため、ストレージの容量不足で困る心配が少なく済みます。ただし、PCのスペックに第7世代以降のCore i5プロセッサと8GB以上のメモリが必要な点は留意しておきましょう。
有料プラグインを購入すれば、録画番組をSeeQVault対応のSDカードやHDDなどに書き出すことが可能です。好きなシーンだけをピックアップしてオリジナルディスクを作成するなど、楽しみ方の幅が広がります。
ピクセラ(PIXELA) Xit AirBox XIT-AIR120CW
クラウド録画機能を備えたテレビチューナーです。地デジ・BS・CS番組が好きな場所で楽しめるおすすめのモデル。Wi-Fiルーターを経由してワイヤレスで接続できるため、配線を扱う手間がかかりません。Windows PC・Macはもちろん、iOSやAndroidを搭載したスマホ・タブレットなど、さまざまなOS搭載機で使えます。
録画した番組の再生位置を本体に記憶できるのがポイント。PCで見ていた番組の続きをスマホで視聴するといった使い方ができます。また、リモート視聴に対応しており、放送中の番組を外出先からリアルタイムで見られるのも魅力です。国内だけでなく海外からでも接続できるので、旅行や出張シーンで活躍します。
ピクセラ(PIXELA) Xit Stick XIT-STK110
携帯性に優れたテレビチューナーです。ノートPCでの使用におすすめのモデル。USB端子に挿し込み、専用アプリをインストールするだけで地デジ放送が視聴できます。コンパクトな設計に加えて重さも約18gと非常に軽量で、容易に持ち運び可能です。WindowsとmacOSの両方に対応しています。
アンテナケーブル接続に対応しているのもポイント。屋外では伸縮式のロッドアンテナで気軽に、自宅や屋内ではアンテナケーブルを繋ぎ快適な番組視聴が楽しめます。電源の場所を探したり本体を充電したりといった煩わしさはありません。旅行や出張など外出先で使いたい方のほか、一人暮らしの方にもぴったりなのでチェックしてみてください。
ピクセラ(PIXELA) USB接続 テレビチューナー PIX-DT295
SeeQVaultに対応したテレビチューナーです。録画した番組をHD画質でSDカードに書き出せるおすすめのモデル。外出先でもスマホやタブレットで視聴できるため、話題の番組を見逃す心配がありません。ハードウェアトランスコーダーを搭載しており、最大15倍までのAVC録画ができ便利です。
自宅のWi-Fiネットワーク経由で視聴できるのが特徴。スマホやタブレットを利用し、リビング・寝室・トイレなど、好きな場所で思う存分楽しめます。Windows PCで見ていた番組の続きを、スマホで視聴するといった使い方も可能です。
再生機能が充実しているのもポイント。スキップ再生・ダイジェスト再生・ゆったり再生・早見再生などに対応し、視聴スタイルに合わせて選択できます。「パソコン持ち出し再生機能」を備え、ノートPCを持っていれば移動中の車内や宿泊先のホテルでも録画番組を見られるのがメリットです。
プレクス(PLEX) ダブルTVチューナー PX-W3U4
自宅のリビングなどに設置して使う、据え置きタイプのテレビチューナーです。地上デジタル放送用のチューナーを2基、BS/CSデジタル放送用を2基搭載しているのが特徴。最大4チャンネルの番組を同時に録画したり視聴したりできます。好きな番組の放送時間帯が重なっていても 見逃す心配が少ないおすすめのモデルです。
USB接続方式を採用。USBケーブル1本でPCに繋げられる手軽さが魅力です。なお、対応するOSはWindowsのみなので留意しておきましょう。接触型ICカードリーダーを内蔵しているため別途カードリーダーを購入する面倒がなく、BCASカードを挿すだけで使えるのが便利なポイントです。
プレクス(PLEX) USB接続ドングル型地上デジタルTVチューナー PX-S1UD V2.0
ドングル型のPC用テレビチューナーです。小型かつ軽量なので、携帯性は良好。ノートPCと一緒に気軽に持ち運べ、地デジ放送の視聴や録画ができるおすすめのモデルです。バスパワーに対応しているため、電源の場所を気にする必要はありません。
PCのUSBポートに挿すだけで増設できるのがポイント。2つ挿すと2チャンネル、4つ挿せば4チャンネルといった具合に、見たい番組の数に応じて地デジ放送のチャンネル数を増やせます。現在使用しているテレビチューナーに、チャンネルを追加したいときなどにも便利です。
Windows PCに対応しており、スペックはインテルのCore2Duo 2.2GHz以上のプロセッサと2GB以上のメモリが推奨されています。
プレクス(PLEX) USB接続型フルセグ対応地上デジタルTVチューナー PX-Q1UD
スティック形状のコンパクトなテレビチューナーです。小型ながら地デジ4チャンネルが同時に視聴・録画できるおすすめのモデル。見たい番組や保存したい放送が複数あっても諦めずに済みます。2つ挿すと8チャンネル、3つなら12チャンネルと、効率的にチャンネルを増設でき便利です。
長さ300mmのUSBケーブルを搭載しているため、隣接ポートのデバイスと干渉する心配はほとんどありません。付属ACアダプターによるセルフパワー方式を採用しており、安定した動作が見込めるのもポイントです。
PC用テレビチューナーのおすすめ|内蔵タイプ
プレクス(PLEX) 内蔵型 マルチTVチューナー PX-MLT8PE
マルチチューナー搭載モデルです。最大8チャンネルの視聴と録画がおこなえるおすすめのテレビチューナー。地デジ・BS・CSの受信に対応しているため、複数の番組を録画中に見たい番組の放送があっても、視聴を諦める必要はありません。接触型のICカードリーダーを内蔵しており、別途カードリーダーを準備する手間が省け便利です。
内部USB端子との接続に対応しているのもポイント。データ供給が安定することで、データ転送時の遅延が最小限に抑えられます。なお、対応するPCケースがフルハイトのみの点には要注意。ロープロファイルのPCケースには組み込めないので、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。
プレクス(PLEX) 内蔵型 ダブルTVチューナー PX-W3PE5
基板の高さがわずか55mmのコンパクトなテレビチューナーです。薄型の省スペースPCに組み込める製品を探している方におすすめのモデル。地デジ・BS・CSに対応しており、最大4チャンネル同時に視聴や録画がおこなえます。復調ICに東芝のチップを採用するなど、信頼性も良好です。
PCIE駆動に完全対応しているのがポイント。再生や録画の品質が向上したほか、マザーボードとUSBヘッダー間の転送ケーブルが不要なため、PCケース内をすっきりと配線できます。ロープロファイル対応の取り付け金具が付属しているのもメリットです。
プレクス(PLEX) 内蔵型 クアッドTVチューナー PX-Q3PE5
最大8チャンネルまで同時に視聴や録画ができる、ロープロファイル規格対応のテレビチューナーです。薄型のPCケースに搭載できる多チャンネル対応モデルが欲しい方におすすめ。接触型ICカードリーダーを内蔵しているため、カードリーダーを購入する手間がかかりません。高感度シリコンチューナーを採用しており、地デジ・BS・CS放送がフルハイHD画質で保存できるのも嬉しいポイントです。
専用ソフト「PLEX TV」が提供されているのが特徴。BCASカードを挿すだけですぐに視聴・録画ができるほか、テレビを見ながら複数の裏番組を録画したり、PCがスリープ状態になっても録画が継続できたりと、使い勝手に優れています。
プレクス(PLEX) 内蔵型 マルチTVチューナー PX-MLT5PE
Windows 11と10に対応したPC用テレビチューナーです。地デジ・BS・CSを組み合わせ、最大5チャンネルまでの録画や視聴ができるおすすめのモデル。3つの地デジ放送を見ている間に2つのBS番組を録画するなど、柔軟に対応できます。
ロープロファイル規格に対応しており、薄型PCに搭載できるのも便利なポイントです。なお、Core i7以上のプロセッサと8GB以上のメモリが推奨されているので、購入を検討している方は所有しているPCのスペックを事前に確認しておきましょう。
E-better PC用テレビチューナー DTV02A-4TS-P
手頃な価格のPC用テレビチューナーです。地デジ・BS・CS放送の受信に対応しており、最大4チャンネルを同時に視聴したり録画したりできます。PIC-Exスロットに加え、付属のケーブルで内部USB端子にも接続するため、安定したデータ供給が可能です。
裏面にICカードリーダーを搭載しているのもポイント。別途カードリーダーを準備する手間が省けます。2種類のブラケットが付属しており、幅広いサイズのPCケースに対応でき便利です。
PC用テレビチューナーの売れ筋ランキングをチェック
PC用テレビチューナーのランキングをチェックしたい方はこちら。
PC用テレビチューナーの選び方
対応OSをチェック
PC用テレビチューナーを選ぶ際は、自分が使っているPCのOSに対応しているかをよくチェックしましょう。所有しているPCのOSに対応していなければ、接続しても使用できません。ほどんどの製品がWindowsには対応しているものの、macOSに対応したモデルは一部に限られているので注意が必要です。
なお、PC用テレビチューナーのなかには、Windows PCとMacの両方に対応している製品もあります。2種類のPCを所有している方などにおすすめです。
見たい放送が受信できるかチェック
地上波放送が見たいなら「地デジチューナー」
地上波放送が見たいのであれば、地デジチューナーだけを搭載したモデルがおすすめです。3つの電波が受信できる製品と比べ、価格は安い傾向があるのが特徴。構造がシンプルでコンパクトな製品が多く、携帯性に優れたPC用テレビチューナーを求める方にもぴったりです。
衛星放送を視聴するなら「BS・CSチューナー」
衛星放送を視聴したい場合は、BSやCSチューナーを搭載したモデルが必要。受信できる放送電波が多い分、さまざまな種類のテレビ番組を視聴・録画できるのが特徴です。
しかし、地デジのみ視聴できるモデルと比較して価格は高い傾向があるため、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。多様なコンテンツを思う存分楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
PCのスペックをチェック
PC用テレビチューナーを選ぶ際は、所有しているPCのスペック確認も大切です。推奨動作環境条件に満たない場合、スムーズに動作しない可能性があるので注意が必要。「Core i7以上のCPU」や「8GB以上のメモリ」など、推奨のスペックが記載されているため、よく確認してから購入しましょう。
なお、同時に視聴・録画するチャンネル数によっても推奨スペックが変わるので、併せてチェックするのがおすすめです。
低めのスペックのPCを使っている方にぴったりなのが「ハードウェアAVCトランスコーダー」を搭載しているモデル。CPUに負荷をかけずに処理を実行するため、PCの性能にかかわらず快適に使用できます。
録画機能をチェック
同時録画機能
見たい番組の放送時間が重なっているときに便利なのが、同時録画機能を搭載したPC用テレビチューナー。2チャンネルの同時録画に対応している製品をはじめ、8チャンネル同時に視聴・録画ができる高性能モデルなども展開されているので、目的や用途に応じて選べます。
しかし、高性能な製品ほど価格も高い傾向がある点には注意が必要です。また、ハイスペックのPCも要求されるため、購入を検討している方はあらかじめ留意しておきましょう。
SeeQVault対応
PC用テレビチューナーのなかには「SeeQVault(シーキューボルト)」に対応した製品もあります。
SeeQVaultとは、コンテンツ保護技術のひとつ。録画に使用した機器だけでなく、ほかのデバイスでもコンテンツを楽しみたい方に適しています。録画したデータをSDカードや外付けHDDといったメディアに書き出すと、スマホ・タブレットなどで視聴可能です。
ただし、記録メディアと再生側のデバイスも含めて、SeeQVaultに対応している必要があります。所有しているデバイスの対応可否も、よくチェックしたうえで購入してみてください。
外出先などワイヤレスで使いたいなら「アンテナ付き」
外出先でテレビを視聴したい方には、伸縮式のアンテナを備えているPC用テレビチューナーがおすすめ。アンテナコンセントに繋げる必要がないため、場所を問わずワイヤレスで地デジ番組が楽しめます。ノートPCに挿して使えるスティックタイプは、気軽に持ち運べて便利です。
アンテナケーブルとの有線接続が併用可能なモデルなら、視聴する場所や電波状況に合わせて使い分けられます。
スマホで見たいならWi-Fi対応のものがおすすめ
スマホで番組を視聴したい方におすすめなのが、Wi-Fi対応のPC用テレビチューナーです。自宅に設置してあるWi-Fiルーターを介してワイヤレスで接続できるのが特徴。リビング・キッチン・寝室など、Wi-Fiネットワークのエリア内なら、好きな場所で好きなときに見られます。
ケーブルを扱う面倒がないほか、画面の大きなタブレットで視聴できるのも嬉しいポイントです。Windows・macOS・iOS・Androidと、幅広いOS搭載機で使えるので、気になる方はチェックしてみてください。
PC用テレビチューナーを選ぶ際には、外付けや内蔵タイプの違いだけでなく、推奨されているPCのスペックなど確認すべきポイントがいくつかあります。同時に視聴・録画ができるチャンネル数も要チェック。本記事を参考に、目的に合ったモデルを選んでみてください。