コンセントを利用して有線による接続環境を整えられる「PLCアダプター」。安定したネット環境を作れるので、無線だと接続が安定しない方や、そもそも無線接続に対応していない場所でネット接続をしたい方におすすめです。

PLCアダプターは多くのメーカーから販売されており、機能や通信速度などもさまざま。そこで今回は、おすすめのPLCアダプターをご紹介します。

PLCアダプターとは?

By: tendacn.com

PLCアダプターは、コンセントに挿すことで有線接続環境を作るアイテムこと。PLCアダプターのPLCとは「Power Line Communication」の略で、電力線通信とも呼ばれます。コンセントに挿したPLCアダプターと、パソコンなどのデバイスをLANケーブルで繋げることでネット接続ができるのが特徴です。

無線接続だと電波強度が悪い場合に使われるほか、子機の追加ができるので広い範囲で通信が必要な場合にも使われます。

PLCアダプターのメリット・デメリット

メリット

By: tendacn.com

PLCアダプターは、誰でも手軽に有線接続環境を整えられるのがメリット。初期設定済みの製品であれば、コンセントに挿すだけでネットに繋げられます。配線工事などをする必要もないため、簡単にセッティングが可能です。

また、安定した通信環境を作れるのもポイント。無線で通信するWi-Fiは、障害物があったり距離があったりすると電波が弱くなる傾向にありますが、PLCアダプターはコンセントの電力線を通して有線で接続するため安定しています。

デメリット

By: tendacn.com

安定したネット環境を構築できるPLCアダプターですが、通信速度があまり速くないのがデメリットです。高速な有線LANを使う場合は1Gbpsで通信できますが、PLCアダプターでは200〜500Mbpsほど。通信速度を重視する方は注意が必要です。

メリットとデメリットを踏まえたうえで、自分の使用環境に合うかどうかを考えてみてください。

PLCアダプターの選び方

簡単に設定できるものがおすすめ

By: rakuten.co.jp

PLCアダプターを初めて使う方には、初期設定済みの製品がおすすめです。出荷時に設定や登録が終わっているため、購入した後はコンセントに挿すだけでネットに接続できます。

なお、ほかの部屋でも使いたい場合には子機を設置する必要があるので、子機の設定が簡単にできるペアリングボタン付きの製品を選んでおくと便利です。

最大接続数・LANコネクタ数をチェック

By: rakuten.co.jp

PLCアダプターを使って家庭内の複数のデバイスをネットに接続したいと考えている方は、子機の最大接続数をチェック。自室のパソコンだけではなく、別の部屋に置いてあるゲーム機などにも接続したい場合は、子機を繋げられる数が多いモノを選ぶのがおすすめです。

なかには、親機を含めて最大16個接続できる製品も販売されています。なお、接続したいデバイスが同じ部屋に複数ある場合は、子機の最大接続数だけでなく、LANコネクタ数もチェックしましょう。

通信速度をチェック

インターネットを快適に利用するためには、通信速度が重要です。動画やゲームなどを楽しみたい方は、最大100Mbps以上のモノを目安に選んでみてください。

また、接続するデバイスの数が増えると通信速度が遅くなるので、たくさんの機器を繋ぎたいと考えている方もあらかじめ通信速度が速いモノを選ぶのがおすすめです。

なお、実際に使用するときの通信速度は、利用環境や契約している回線によって変わる可能性があり、必ず記載の速度が出るとは限らないので注意しておきましょう。

消費電力をチェック

By: amazon.co.jp

PLCアダプターは継続的に使う機器のため、電気代にどう影響してくるのかも気になるポイント。通信速度が速いと、消費電力も大きくなる傾向にあります。

電気代を抑えたい方にぴったりなのが、省エネ用のモードが搭載されたPLCアダプターです。消費電力を最大80%程度抑えられる省エネモードを搭載したモノも販売されています。

自動で省エネモードに切り替わるモノなら、挿しっぱなしにしても消費電力を気にせず使用可能。消費電力が気になる方は、省エネモードを搭載しているかどうかをチェックしてみてください。

子機を追加するなら同規格・同メーカーで揃えるのがおすすめ

By: tp-link.com

PLCアダプターには、HD-PLC・HomePlugAV・UPAという3つの規格があり、それぞれに互換性はありません。3つの規格は性能に差はないためどれを選んでも問題ありませんが、異なる規格同士では通信できないため注意が必要。そのため、子機を追加する場合は、同規格・同メーカーで揃えるようにしましょう。

トラブルが起きたときや、親機と子機を入れ替えたい場合でも、同規格・同一メーカーならスムーズに対応できます。

PLCアダプターのおすすめ

パナソニック(Panasonic) HD-PLC対応PLCアダプター WPN7011

日本国内の大手電機メーカー・パナソニックのPLCアダプター。電力線にデータを載せ、2~28MHzの高周波帯域を使用することで高速通信を可能にしています。複数の子機を中継して、長距離通信ができるマルチホップ機能を搭載しているのが特徴です。

初期設定が不要で、コンセントに繋ぐと自動的に親機が登録されるので、すぐに使えます。通信速度は240Mbpsを実現。工場や建設現場など、安定したネットワークを広い環境に構築したい場合に重宝します。

パナソニック(Panasonic) AV用PLCアダプター スタートパック PL-LS14KT

パナソニックが展開しているAV用PLCアダプター。最大210Mbpsの高速通信を実現しており、動画コンテンツなどを快適に楽しめるのが魅力です。ノイズフィルター付きの電源コードが付いているので、ほかの機器から電波の影響を受けにくく、安定して通信できます。

LANポートが4つ付いており、子機を増やさなくてもDVDレコーダーやチューナーなど複数のデバイスを繋げられるのが魅力。最大接続数は親機を含めて16台です。

アイ・オー・データ(I-O DATA) マスターアダプター ターミナルアダプターセット PLC-HD240ER-S

パソコン周辺機器を取り扱うアイ・オー・データのPLCアダプター。最大接続数は親機を含めて16台です。さまざまなデバイスを接続したい方に適しています。比較的コンパクトで設置しやすいのもポイント。また、最大240Mbpsの高速通信ができます。

電話サポートなどアフターサービスが充実しているのも魅力。PLCアダプターを初めて使う方でも安心して購入できるので、ぜひ検討してみてください。

TP-Link AV600 PLCスターターキット TL-PA4010 KIT

ネットワークカメラやWi-Fiスマートプラグなど、家庭内ネットワーク製品を多く取り扱うメーカー「TP-Link」のPLCアダプター。本体が28.5mmとスリムで、コンセントに挿したときに邪魔になりにくく、部屋に溶け込みます。

2台以上組み合わせて使うときは、ペアボタンを押すことでネットワークセキュリティとデータの暗号化が完了。セキュリティ面が気になる方にもおすすめです。

通常モードの消費電力は4.26Wですが、スタンバイモードの消費電力は0.88Wなので、省エネを重視する方にも適しています。3年保証が付いているのもポイント。使いやすく、サポートも充実しているため、ネット周辺機器に苦手意識のある方でも安心して使えます。

Tenda Technology AV1000ギガビット電力線アダプタキット PH3

通信速度が最大1000Mbpsで、4K HDビデオやPS4・Switchなどのゲームも楽しみたい方におすすめのPLCアダプター。工場出荷時に初期設定が行われているため、届いたらすぐに使えます。通信が安定する場所をLEDが教えてくれるので、設置場所を決める際に便利です。

消費電力は3.2W未満で、接続するデバイスがない場合には自動でスタンバイモードに切り替わります。スタンバイモードの消費電力は0.36W。通常モードに比べて最大88%の消費電力を節約できます。電気代を気にせず使えるのも嬉しいポイントです。

PLCアダプターのAmazon・楽天市場ランキングをチェック

PLCアダプターのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。