フィーチャーフォン、いわゆるガラケーからスマートフォンに変更していない方はもうほとんどいないのではないでしょうか。しかし、スマホのカメラは画質がきれいなものが多く、その分データ量が圧迫されているという悩みを抱えている方もかなり多いはず。

撮りためていけば、画像で記憶領域がいっぱいになってしまいます。特に、SDカードスロットがないiPhoneユーザーにとって、容量不足は深刻な問題。今回は容量に悩むスマホユーザーにおすすめのWi-Fi対応のSDカードリーダーをご紹介します!

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おすすめのWi-Fi機能付きSDカードリーダー

エレコム(ELECOM) SDカードリーダーライター機能搭載 無線LAN ポータブル WRH-300CRWH

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商品価格 ¥ 2,792

出先のホテルなどには壁から出ているLANケーブルに差して使うタイプのWi-Fi搭載のSDカードリーダー。着目するべき点は、コンパクトさと初期設定のシンプルさ。

Wi-Fiの認証キーは、付属のQRコードを読み込ませるだけのQR Linkを採用。カードスロットが2つあり、それぞれ128GBまで対応するSDカードを使えます。Wi-Fiの速度は初期段階では150Mbpsですが、最高300Mbpsまで使用可能です。

屋外でのポータブルとしての使用はできませんが、宿泊先での使用で大容量の転送をしたい時にはおすすめです。

TAXAN ワイヤレスSDカードリーダー MeoBankSD HS MBSD-HS-03/MG

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商品価格 ¥ 5,992

最大5台までの同時接続が可能なWi-Fi機能付のSDカードリーダー。最大128GBまでのSDカードに対応しているので、こちらも容量の心配をすることなく、長く使うことができるでしょう。

また、2000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているため、いざという時のモバイルバッテリーとしても使えるのもおすすめのポイント。Wi-FiリピーターモードというWi-Fiの中継機能も搭載。Wi-Fiのエリア拡大もできる製品です。

アイ・オー・データ(I-O DATA) スマホ充電付 iPhone対応 Wi-Fi SDカードリーダー WFS-SR01

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商品価格 ¥ 8,570

機能そのものは上のカードリーダーと変わりありませんが、大きな違いは2600mAhの大容量バッテリーにあります。その容量はiPhoneのフル充電1回分に相当するほど。たくさんのデータを転送する場合でもバッテリーを心配する必要がありません。

また、大容量のバッテリーを持っていながらも300gを切る軽さもポイント。ほぼiPhoneと同じ重さで持ち運べて、どこでもデータを移動できます。

Wi-Fi機能付きSDカードリーダーは便利?

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スマホの画質が向上したと言っても、画質のクオリティでは一眼レフカメラやコンデジには勝てません。一方で、出先で撮影した一眼レフの写真をすぐにスマホやタブレットに取り込んで、SNSに投稿することはできないのも事実。

Androidであれば、SDカードをスマホにさせば解決できますが、それも手間ですし、iPhoneはそもそもSDカードのスロットがありません。これを解決できる方法として登場したのが、Wi-Fi内蔵のSDカード。しかし、データ転送時にバッテリーをかなり消耗してしまう問題があり、一眼レフカメラユーザーには不評でした。

Wi-Fi内蔵のSDカードリーダーは前述の通り、SDカードではなく、カードリーダーそのものにバッテリーが内蔵されているので、カメラのバッテリーを大幅に消耗することはありません。便利かどうかは個人差がありますが、少なくとも一眼レフカメラユーザーには欠かせない存在になってくれるでしょう。

Wi-Fi機能付きSDカードリーダーの選び方

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注目すべきポイントは、転送速度、バッテリーの持ち時間、初期設定のしやすさの3つ。このポイントに絞って選べばほぼ間違いはありません。しかし、すべての条件をクリアするような製品は高価であったり、そもそも見つからないことも十分ありえます。

使用環境に合わせた妥協点を見出して購入することをおすすめします。

転送速度

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カードリーダーで特に重視したいのは、転送速度。あらゆる条件を差し置いても、転送速度にはこだわりを持っておいた方が得策です。転送速度は、どんな設定をしていてもほぼ変えることのできないもの。その上、継続して使い続ける上では重要な要素です。

例えどんなに初期設定がシンプルであっても、転送速度が遅ければ不満の元になり、継続して使う際にはストレスになってくることもあります。

初期設定について

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初期設定については、一度設定してしまえば何回も設定し直すはありません。ただ、初期設定が難しいとカードリーダーを使うことなくお蔵入りしてしまう可能性もあります。設定にこだわりがあるという方でなければ、お手軽な設定ができるカードリーダーを選択するのがおすすめ。

全てを兼ね備えたカードリーダーにめぐり合うことはなかなかありませんが、バッテリーの持ち時間については、モバイルバッテリーを別に用意するといった対策を行なうことで、ある程度解決できる問題でもあります。

バッテリーの持ち時間は工夫次第

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バッテリーの持ち時間は、モバイルバッテリーの登場で大きく変わってきています。しかし、個別のバッテリーの容量も年を経るごとに大容量化が進んでいる実情もあります。今では、2000mAhを超える大容量バッテリーを内蔵するデバイスも増えてきました。モバイルカードリーダーもその中の1つ。長時間の連続使用が可能になったことで、より使いやすくなっています。

とは言っても、充電し忘れてしまったり、大容量転送の連続使用を続けたりするような使い方では、バッテリーの消耗も早まってしまいます。万が一を想定して、予備のモバイルバッテリーを用意しておくのも、手段の1つになるでしょう。