高い機能美を誇るMac製品。中でも、ノート型のシリーズであるMacノートにはAppleの美学が詰め込まれています。Macへの買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。ただし、ひと口にMacノートといっても、いくつか選択肢があります。

そこで今回は、各モデルの違いとおすすめのMacノートをご紹介。購入後にどのように使いたいのかを整理して、自分に合ったモノを選びましょう。

Macノートの種類

現在リリースされているMacノートは、MacBook・MacBook Air・MacBook Proの3種類です。それぞれの特徴について解説するので、より自分に合ったモデルを選びましょう。

MacBook

By: apple.com

Apple製ラップトップの中で、もっとも軽量なのがMacBookです。画面サイズは12型とコンパクトで、重量は0.92kgと1kgを切るほどの軽さ。屋内から屋外など、頻繁に持ち歩きたいと考えている方にはおすすめのモデルといえるでしょう。

MacBook Air

By: apple.com

MacBook Airも重さ1.35kgと軽量な13.3型モデルです。コンパクトさや軽量さではMacBookに劣りますが、価格が安くコストパフォーマンスも高いのでリーズナブルなMacを探している方にはおすすめ。

MacBook Pro

By: apple.com

「Pro」の名が付いているだけあり、MacBookの中でも高スペックなApple製ラップトップのフラッグシップモデルです。とにかく高性能なので、MacBookで動画編集やDTMなどの作業をしたいと思っている方におすすめ。画面サイズは、MacBook Airと同じ13.3型と15.4型の2種類がラインナップされています。

Macノートのそれぞれの違い

MacBookの違いを見るとき、まず注目したいのはサイズや重量の違い。持ち歩いて使用することが多いなら、できるだけ軽量なモデルがおすすめ。また、CPU、メモリの容量、ストレージの容量などにも違いがあり、当然高スペックなモノほど価格も高額になります。

加えて、インターフェースにも違いがあるので注意してください。USBでガジェットを接続したいのであれば、複数のUSBポートを搭載しているモデルがおすすめです。

また、MacBook ProにはTouch Bar(タッチバー)を搭載しているモデルと非搭載モデルがあります。Touch Barとは、MacBookをより直感的に操作するためのインターフェース。Touch IDという指紋認証用のセンサーも付いており、ワンタッチでスリープ状態から復帰できます。

Macノートの選び方

初めてMacノートを購入する方がチェックしたい項目

初めてMacBookを購入する方がチェックすべきなのはCPU、インターフェース、サイズ、重量です。もっとも基本的なところなので用途に合わせて最適なスペックのモデルを選んでください。

CPU

CPUとはMacBookの心臓部。高性能なCPUを搭載していれば、高度な操作も快適に行えます。しかし性能が高ければ高いほど価格も上がるので注意。Apple公式ページなどには「プロセッサ」と記されていますが、これがCPUを表します。まず注目するべきは1.2GHzや1.3GHzという数字。これはクロック数と呼ばれるもので、簡単に言えばGHzの値が大きければ大きいほど高性能です。

また、「コア数」も重要です。コアの数が多ければ多いほど処理速度が高くなると考えてよいでしょう。シングルコア、デュアルコア、クアッドコアという順番でコア数の性能は上がっていきます。

しかし、無意味に高性能なCPUをチョイスするのはおすすめできません。自分がどういった用途でMacBookを使うかが重要です。例えば、ウェブブラウジングしかしないのであればデュアルコアのCPUがおすすめ。一方、4K動画を編集したり3Dアニメーションを作ったりしたいなら、クアッドコアや高いクロック数のCPUがおすすめです。

インターフェース

By: amazon.co.jp

インターフェースもMacBookを選ぶうえで重要な要素です。昨今、MacBookからUSBポートは減少傾向にあり、2015年に発売されたMacBookはUSBポートを1つしか搭載しおらず、電源供給もそこからまかなわなければなりません。

Bluetoothなどの無線接続を想定して使用するユーザーなら問題ありませんが、さまざまな外部機器をUSB接続で使いたいのであればUSBポートが多いモデルを選びましょう。

また、MacBook・MacBook Air・MacBook Proのいずれも、CDドライブは搭載していません。音楽を楽しんだりアプリケーションをインストールしたりする場合、外付けのドライブを使用するか、ネットを介してのダウンロードが必要です。

MacBook Proの一部のモデルには、Touch Barという起動しているアプリケーションによって自動的に表示する内容が変わり、指で触れて操作できるインターフェースが搭載されています。例えば、ブラウザを立ち上げているときは検索バーなどが表示され、動画を再生しているときは音量調整のバーなどが表示される仕様です。

サイズ・本体重量

MacBookにはさまざまなサイズや重量のモデルがあります。持ち歩きたいのであれば小さく薄いモデルがよいでしょうし、決まった場所でいくつものアプリケーションを立ち上げて作業したいなら、重量が重くてもディスプレイが大きくスペックも高いモデルがおすすめです。

中・上級者がMacノートを購入する方がチェックしたい項目

メモリ

メモリは、容量が多いほど一度にさまざまな作業ができます。MacBookの場合、メモリの選択肢は8GBか16GB。8GBでも大抵のことはできますが、アプリケーションによってはメモリをかなり消費するので、そういった場合は16GBを搭載したモデルを選ぶか、もしくはオプションでメモリを変更することをおすすめします。

GPU

GPUとは「グラフィックス・プロセッシング・ユニット」の略で、動画や画像系の処理を担っているパーツです。GPUが高性能であれば、動画編集や画像編集が快適に行えますし、ゲームもサクサクと楽しめます。

アップルの公式ページには「グラフィックス」と記されていますが、これがGPUを指しているので、動画・画像編集にMacBookを使用したい方はGPUをしっかりチェックしておきましょう。

ストレージの容量

ストレージの容量も重要なポイントです。屋外での使用を想定しているのであれば、内蔵ストレージ容量は多い方が外付けのストレージなどを持ち歩く必要がなくなります。ちなみに、2018年現在のMacノートは、すべてのモデルでSSDを採用しているのも特徴です。

MacBook Proがおすすめな方

Macノートの中でも高性能なフラッグシップモデル。とにかくサクサク快適に動くので、動画編集などの負荷のかかる作業がしたい方におすすめです。

画面サイズのバリエーションが、13インチと15インチから選べるのもポイント。また、Touch Bar搭載モデルと非搭載モデルがラインナップされているので、気になる方はそちらもチェックしておきましょう。

MacBook Pro 13インチ

アップル(Apple) MacBook Pro 13インチ MPXV2J Touch BarとTouch ID搭載モデル

13インチのコンパクトなモデル。屋外でも高いスペックで作業がしたいという方におすすめ。13インチのMacBook ProにはTouch Bar搭載モデルと非搭載モデルが用意されており、非搭載モデルの方が価格はリーズナブルです。Touch Bar搭載モデルは3.1GHzデュアルコアIntel Core i5、Touch Bar非搭載モデルは2.3GHzデュアルコアIntel Core i5のCPUを搭載しています。なお、どちらのモデルもオプションで上位のCPUに変更可能です。

サイズは、30.41×21.24cmとA4サイズとほとんど変わらないコンパクトさ。重量も1.37kgなので、持ち歩いてもそこまで苦になりません。インターフェースは、Touch Bar非搭載モデルが2つのUSB-Cポートとヘッドフォン端子を搭載。Touch Bar搭載モデルは、4つのUSB-Cポートとヘッドフォン端子を搭載しています。

メモリは、どのモデルも8GBが搭載されており、オプションで16GBに変更可能です。ストレージは、Touch Bar非搭載モデルは128GBと256GBから選べ、Touch Bar搭載モデルは256GBと512GBから選択できます。いずれもオプションで256GB、512GB、1TBへアップグレードが可能です。GPUは、Touch Bar非搭載モデルがIntel Iris Plus Graphics 640、Touch Bar搭載モデルはIntel Iris Plus Graphics 650というオンボードのGPUを搭載しています。

MacBook Pro 15インチ

アップル(Apple) MacBook Pro 15インチ MPTR2J Touch BarとTouch ID搭載モデル

15インチモデルは Touch BarとTouch IDが標準搭載されており、また、CPUもかなり高性能なものが搭載されています。高価でもよいモノを選びたいのであれば、本モデルがおすすめです。

CPUは、2.8GHzクアッドコアIntel Core i7を搭載。オプションで3.1GHzクアッドコアIntel Core i7に変更可能です。また、2.9GHzクアッドコアIntel Core i7が搭載されたモデルもあり、こちらはオプションで3.1GHzクアッドコアIntel Core i7に変更できます。また、4つのUSB-Cポートとヘッドフォン端子も搭載しており、重量は1.83kgでサイズは34.93×24.07cmです。

16GBのメモリを搭載していますが、オプションでのアップグレードはできません。GPUは2.8GHzモデルがRadeon Pro 555を標準搭載。画像のレタッチや動画編集がしたい方におすすめです。

また、GPUオプションでRadeon Pro 560に変更可能。2.9GHzのモデルには標準でRadeon Pro 560が搭載されています。ストレージはSSDで、256GB、512GBから選択可能。オプションでのアップグレードは、512GB、1TB、2TBです。

MacBook Airがおすすめな方

MacBook Airは、コストパフォーマンスに優れたモデルです。フラッグシップモデルであるMacBook Proと比べると、スペックは劣りますが、とにかく安いMacBookを探している方に適しています。また、入力ポートが多く使いやすいので、初めてMacを購入するという方にもおすすめです。

MacBook Air

アップル(Apple) MacBook Air MQD32J/A 13インチ

MacBook Airは薄くて軽いので、頻繁に持ち運んで使いたい方におすすめです。SDカードスロットなども装備しており、拡張性はMacBookの中で高いといえるでしょう。

MacBook Airに搭載されているCPUは、1.8GHzデュアルコアIntel Core i5。オプションで2.2GHzデュアルコアIntel Core i7に変更可能です。重量は1.35 kgとかなり軽く、サイズは32.5×22.7cmでA4とほぼ同じ。また薄さは0.3~1.7cmと非常にスリムで、カバンの中に入れていても邪魔になりません。

電源供給用のMagSafe2、Type-AのUSBポートが2つ、ヘッドフォン端子とSDXCカードスロットに、ディスプレイなどに映像を出力するThunderbolt2ポートが搭載されています。インターフェースが多彩なので、外部機器を接続して使用したい方にもおすすめです。

また、メモリは8GBを標準搭載していますが、オプションでの変更できません。GPUは、Intel HD Graphics 615が搭載されています。画像のレタッチや動画編集をしないのであれば十分な性能です。ストレージは128GBと256GBから選択できて、いずれもオプションで256GB、512GBへのアップグレードが可能。

MacBookがおすすめな方

MacBookはもっともコンパクトなモデルです。そのため、カフェで作業をする、会議などが多く頻繁にMacBookを持ち歩くという方におすすめ。またカラーバリエーションが豊富なので、見た目にもこだわりたい、という方にも最適です。

CPUの選択肢も多く、1.2GHzデュアルコアIntel Core m3、1.3GHzデュアルコアIntel Corei5、もしくは1.4GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサから選択できます。

MacBook 1.2GHz

アップル(Apple) MacBook MNYF2J/A 1.2GHz Dual Core

1.2GHzのMacBookはリーズナブルな価格が魅力。1.3GHzモデルと比べてCPUの性能とストレージの容量は劣りますが、その分、価格は30,000円ほど安くなります。予算を気にしている方におすすめです。

CPUは標準で1.2GHzデュアルコアIntel Core m3を搭載。オプションで1.3GHzデュアルコアIntel Core i5、もしくは1.4GHzデュアルコアIntel Core i7に変更可能です。重量は0.92kgと1kgを切る軽さで、持ち歩きもラクラク。サイズも28.05×19.65cmとA4サイズよりもコンパクトです。

ただし、MacBookにはUSB-Cポートが1つしか搭載されておらず、電源供給もそのポートから行うので、電源ケーブルを接続していると、他の機器はUSBポートに接続できません。そのため、基本的にはBluetoothやWi-Fiなどの無線接続か、USBハブを活用しましょう。

メモリは標準で8GBを搭載しており、オプションで16GBに変更可能です。GPUはMacBook Airと同じIntel HD Graphics 615を搭載。ストレージは256GBです。

MacBook 1.3GHz

アップル(Apple) MacBook MNYN2J/A 1.3GHz Dual Core

1.3GHzのMacBookは、512GBのSSDを搭載しているのが特徴。余程大きなファイルを扱わない限り外付けのストレージが不要なので、カフェなどでも快適に作業できます。

CPUは、標準で1.3GHzデュアルコアIntel Core i5、オプションで1.4GHzデュアルコアIntel Core i7に変更可能です。重量は0.92 kgでサイズは28.05×19.65cmと非常にコンパクトなので、持ち歩いたりカバンの中に収納したりするのにも最適。ただし、インターフェースは1.2GHzモデルと同じく、USB-Cポートが1つのみです。

メモリは8GBを搭載しており、オプションで16GBに変更可能。GPUはオンボードのIntel HD Graphics 615です。MacBookを外で使いたいと考えている方におすすめのモデルです。