タルト型はさまざまなスイーツ作りに活用できるアイテム。フルーツ・チーズ・チョコレートを使ったタルトだけでなく、アップルパイやキッシュも作れます。薄いスポンジケーキ作りに活用するのもおすすめ。サイズや形が豊富に揃っているので、用途に合わせて選びましょう。

そこで今回はタルト型の選び方とおすすめの製品をご紹介します。使いやすいタルト型を選んで、美味しいタルトを作ってみてください。

タルト型の選び方

食べる人数でサイズを選ぶ

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タルト型にはさまざまなサイズがあるため、食べる人数に合うモノを選ぶのがおすすめです。タルト型の仕様には直径と深さが明記されているので、定規やメジャーで大体の大きさを確認してから購入しましょう。

少人数でタルトを食べる場合は直径15~20cm程度のモノがおすすめ。食べる量やタルトの具材に合うサイズを選びましょう。ミニタルトを友人にプレゼントする場合などは、一度に数個のタルトが作れるシリコン製のモノや小さいタルト型のセット製品が便利です。

直径22cm前後のタルト型を使うと程よい大きさのタルトが作れます。小さく切って大人数で食べたり、大きく切って少人数で食べたりしたい方におすすめです。

家族の人数が多い場合は、食べる量に合う大型のモノを選びましょう。直径28cmの大型サイズは、大人数が集まるホームパーティ用のタルトを作るのに重宝します。

形で選ぶ

定番の丸型・四角型は作りやすい

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生地を型に敷き込む「フォンサージュ」の作業をしやすいのが丸型と四角型のタルト型です。形がシンプルなので生地を楽に指で押し込めます。生地を型のくぼみに沿って丁寧に押し込まないと側面が凹む場合があるので、自分にとって扱いやすい形を選びましょう。

タルト生地を上手に敷くには、手早くフォンサージュをすることが大切です。複雑な形のタルト型を使うとフォンサージュに時間がかかって生地がダレてしまうケースも。特に初心者の方は、フォンサージュがしやすい丸型や四角型のモノを使うのがおすすめです。

生地を型のくぼみに沿ってきれいに敷けなかったり、角の生地がうまく押し込めていなかったりすると焼き上がりに影響が出ます。凹みや割れ目のないきれいなタルトを焼くためにも、タルト型の形選びは重要です。

見た目にこだわるならハート型なども

ハートのタルトは可愛くておしゃれに見えるのが魅力。誕生日などのパーティーを盛り上げるタルトを焼きたい方におすすめです。色鮮やかなフルーツを敷き詰めたタルトやイチゴのタルトは、食卓が華やかになります。

ハートのタルトはバレンタインデーのプレゼントにもおすすめ。ハートのチョコタルトを贈れば、感謝や愛情などの気持ちがストレートに伝わります。手作りチョコよりもワンランク上のプレゼントを贈りたい方にもぴったりです。

ハートのタルト型で作ったキッシュやアップルパイをお祝いの席に出すのもおすすめ。甘い具材やチョコレートなどが苦手な方でも美味しく味わえます。自宅でパーティーをする機会が多い場合も、ハートのタルト型があると便利です。

波型のフチのモノは仕上がりがきれいに

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フチが波型のタルト型は、生地を敷き込みやすいメリットがあります。また、焼き上がったときにきれいな器の形になるため、見た目がよくなるのも魅力です。フチがフラットになっているモノもありますが、タルトを初めて作る方やきれいに焼き上げたい方は、フチが波型になっているモノを選びましょう。

フチの波型は製品によって大きさが異なります。波が小さいモノから大きいモノまであるため、自分にとって扱いやすい形状のモノを選ぶのがポイントです。タルト生地を敷くときに時間がかかるとダレてしまうので、スムーズに作業できるモノを選びましょう。

深さは「3cm」程度がおすすめ

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一般的なタルト型はカスタードクリームや具材を入れることを想定し、深さが3cm程度です。深さ3cmのモノはさまざまなタルト作りに使えるのがメリット。初めてタルト型を購入する場合は、深さ3cm程度のモノを選ぶのがおすすめです。

深さ3cm程度のタルト型は、キッシュやアップルパイを焼くのにも便利。程よい厚さなので焼き上がりの見た目もきれいになります。具材やクリームの量を変えてタルトやキッシュを作りたい場合は、深さが異なるタルト型をいくつか揃えて置くのがおすすめです。

初心者は「底抜けタイプ」がおすすめ

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きれいに焼き上がったタルトを簡単に取り出したい場合は「底抜けタイプ」を選ぶのがおすすめ。フチと底が分かれており、下からゆっくり押し出すとタルトをきれいに取り出せます。初めてタルトを作る方はチェックしてみましょう。

また、「底抜けタイプ」のタルト型でフッ素樹脂加工を施したモノは、タルトをスムーズに取り出せるので便利です。タルト生地や油がこびり付いても楽に洗えるので、手入れに手間をかけたくない方にも適しています。

タルト型の素材で選ぶ

タルトに焼き色をつけたいなら「金属製」

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タルトにきれいな焼き色を付けたい場合は、熱伝導率が高い「金属製」のモノを使うのがおすすめ。金属製のタルト型にはスチール・ステンレス・アルミニウムなどがありそれぞれに特性が異なるため、自分の使い方に合うモノを選びましょう。

スチール製のモノは価格の安さがメリット。ほかの金属よりも重さがありサビに弱い特性を持つので、使いやすさより価格の安さを重視する方に適しています。

ステンレスはサビや汚れに強く、耐久性もあるのが特徴。手入れがしやすくて長く使えるモノを探している方に適しています。重さはスチールと同等ですが耐熱性があり変形しにくいため、価格はやや高めです。

アルミニウムはスチールやステンレスに比べて軽いのが魅力。扱いやすいモノを使いたい方に適しています。熱伝導率性も高いので、タルトにきれいな焼き色を付けたい方におすすめ。強度がやや低く凹んだり傷ついたりしやすいため、丁寧に扱いましょう。

タルト以外にも使える「シリコン製」

タルト型でさまざまなスイーツを作りたい場合は、シリコン製のモノを使ってみましょう。1枚の型で複数のミニタルトが作れるモノを選べば、マドレーヌなどの焼き菓子にも活用できます。ホットケーキミックスを使って簡単なプチケーキを作るのもおすすめです。

シリコン製のモノは柔軟性があり、焼き上がったタルトをきれいに取り出せるのがメリット。表面もなめらかなので、タルトが焦げ付きにくく快適に扱えるのが魅力です。冷やし型としても使用できるため、スイーツ作りが好きな方は1つ持っていると重宝します。

デメリットは熱が伝わりにくく、タルトにきれいな焼き色を付けるのが難しい点です。仕上がりの焼き色を重視する場合は、金属製のモノを使うのがおすすめ。汎用性の高さや扱いやすさを重視する方は、シリコン製のタルト型をチェックしてみてください。

タルト型のおすすめアイテム

貝印 しっかり焼けて手早く取れる底取れタイプのタルト型 15cm DL6150

タルト作り初心者の方におすすめのアイテム

焼き上がったタルトを手早く取り出せるタルト型です。「底取れタイプ」でタルトを崩さずに取り出せます。プレゼント用にきれいなタルトを焼きたい方や、タルト作り初心者の方におすすめ。フチが波型で生地をスムーズに敷き込めるのもポイントです。

鉄に「ふっ素樹脂塗膜加工」を施しており、焦げ付きにくく洗浄も楽にできます。高さが3cmで扱いやすいのも魅力。直径は15cmで少人数で食べるのに適したタルトを作れます。見た目がきれいなタルトを作りたい方はチェックしてみてください。

貝印 お手入れラクラク加工のタルト型 20cm DL6141

タルト以外のレシピにも使える大きめサイズ

複数人で食べるデザートを作るのに適したタルト型です。直径20cmでタルトだけでなくアップルパイやキッシュも作れます。タルト以外のレシピにも使えるモノを探している方におすすめです。

鉄に「ふっ化樹脂塗膜加工」を施しており、楽に洗浄できるのがメリット。手入れに手間をかけたくない方におすすめです。大きめのサイズながら価格が安いため、初めてタルト型を購入する方はチェックしてみてください。

貝印 スイーツが楽しくなるデザイン自在の四角い底取れタルト型 18cm DL6139

取り出しやすい底抜けタイプの正方形のタルト型

四角いタルトが作れる正方形のタルト型です。いつもと違った見た目のタルトを作りたい方に適しています。サイズは長さ18×幅18×高さ3.1cmと小さめなので、少人数で食べるタルトを作りたい方におすすめです。

鉄に「シリコーンポリエステル樹脂焼付塗装」を施しており、タルトが取り出しやすく洗浄も楽にできます。タルト作り初心者の方に適した「底抜けタイプ」なのもポイント。四角いタルトやスイーツを作ってみたい方はチェックしてみてください。

貝印 スイーツが楽しくなるデザイン自在の長方形底取れタルト型 20cm DL6140

長方形のタルト型を探している方におすすめの製品です。サイズは長さ20×幅8×高さ3.1cmで、具材たっぷりのキッシュやタルトを作るのに適しています。長方形のタルトは食べる人数に合わせてカットしやすいのもメリットです。

「底取れタイプ」でタルトをきれいに取り出せるため、見た目がきれいに仕上がります。鉄に「シリコーンポリエステル樹脂焼付塗装」を施しており、焦げ付きにくく洗いやすいのもポイント。丸型以外のタルトを作りたい方におすすめのタルト型です。

遠藤商事 ストロングコート タルト型 底取 28cm WTL66028

大人数で食べられるタルトを作りたい方におすすめの製品です。内径が28cmと大きめでホームパーティーで振舞うタルトを作るのに適しています。手持ちのタルト型を使うと、タルトが小さくて物足りないと感じている方にもおすすめです。

本体はアルミメッキ鋼板で、強さと熱伝導性の高さを兼ね備えているのがポイント。焼き色がきれいなタルトを作りたい方におすすめです。内面には「ストロングコート加工」が施されており、タルトをスムーズに取り出せます。

タイガークラウン タルトハート型175 971

バレンタインや誕生日のプレゼントにぴったりなタルトが作れるハート型の製品です。外径約17.5×17.5×2.5cmで、チョコレートタルトを作るとおしゃれに仕上がります。フルーツたっぷりのハート型タルトを作って、誕生日や記念日を祝うのもおすすめです。

スチールに「クロムメッキ加工」を施しており、耐食性が高く錆びにくいのがポイント。硬度が高く変形や傷が生じにくいのもメリットです。価格が安いので初めてタルト型を購入する方にもおすすめ。タルトを友人にプレゼントしたい方はチェックしてみてください。

タイガークラウン Albrid フラワータルト22 5260

フラワーの形がかわいいタルト型です。子供が喜ぶタルトを作りたい方におすすめ。焼き上がったタルトを4つにカットすると、ハート型のタルトになるのも魅力です。誕生日会やホームパーティーを盛り上げるタルトを作りたい方に適しています。

熱伝導率性の高いアルミニウムにフッ素樹脂を2度塗りしているのがポイント。タルトが焦げ付きにくく、洗浄も楽にできます。「底抜けタイプ」でタルトが取り出しやすいのもメリット。きれいなタルトが作れる使いやすいモノを探している方におすすめです。

タイガークラウン Albrid セパトタルト型 深220 5272

さまざまなタルトのレシピを試してみたい方におすすめの製品です。高さが約4.6cmの深型タイプで、シンプルなタルトだけでなく具材がたっぷり入ったタルトも作れます。直径は約22.6cmでアップルパイやキッシュも作れます。

軽量なアルミニウム製で楽に扱えるのも魅力。出し入れや移動がしやすく、スイーツ作りがスムーズに進みます。熱伝導率も高いので、タルトにきれいな焼き色を付けたい方におすすめです。

「底抜けタイプ」でタルトを取り出しやすいのもメリット。フッ素樹脂を二度塗りしているため、型抜けがよく洗浄も楽にできます。タルトなどの焼き菓子だけでなく、レアチーズケーキなどの冷やし型としても使えるので便利です。

マトファー(MATFER) EXOPAN フラットタルト型 Φ120×H21mm

海外で人気の製菓道具メーカーのモノを使いたい方におすすめのタルト型です。マトファーはフランスで1814年に創業された製菓・調理道具メーカー。本製品は直径12×高さ2.1cmで、チョコレートやチーズを使った薄いタルトを作るのに便利です。

スチールにフッ素樹脂加工を施しており、はがしやすいのも魅力。タルトをきれいに取り出したい方におすすめです。少量の油を塗って使用すると長く愛用できるのもポイント。一人で食べる小さいタルトを作りたい方にも適しています。

霜鳥製作所 ブラック・フィギュア タルトレット型 8cm 10個セット D-030

直径8cmのタルト型が10個セットになっている製品です。手のひらサイズのミニタルトをたくさん作りたい方におすすめ。ハロウィンやバレンタインに配る小さなチョコタルトを作るのにも適しています。カップケーキやマドレーヌ作りにも活用可能です。

スチールにフッ素樹脂加工を施しており、こびり付きにくいのがメリット。タルトをきれいに取り出せるのが魅力です。大きいタルトだけでなくミニタルトも作ってみたい方はチェックしてみてください。

馬嶋屋菓子道具店 シリコマート シリコンフレックス タルトレット SF016

さまざまなスイーツ作りに使えるシリコン製のタルト型。1枚で6個のミニタルトが作れます。タルトだけでなくマドレーヌなどのさまざまな焼き菓子作りに使えるのがメリット。柔軟性があり型離れがよいので、見た目がきれいなタルトを作りたい方におすすめです。

耐熱温度が-60~230℃と幅広いため、冷やし型としても活用できます。使用後の洗浄がしやすく、食洗機に対応しているのもメリット。食品用純シリコン製なので、安心して使用できます。スイーツ作りが好きな方におすすめの製品です。

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