お茶を茶葉から淹れる際に欠かせない「茶こし」。1人分の少ないお茶でも茶こしを使えば、好みの茶葉をブレンドしたオリジナルティーなども手軽に楽しめます。
今回は、形状や素材、デザインなど種類が豊富な茶こしのなかから、おすすめのアイテムをピックアップ。選ぶ際のポイントも詳しくご紹介します。ぜひ、素敵な茶こしを見つけてみてください。
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茶こしのおすすめ
オクソー(OXO) ツイスト ティーボール 1410280
1人分のお茶を淹れるのに適した、ボール形状の茶こしです。網と柄の部分は耐久性が高く、錆びにくいステンレス仕様。持ち手部分には柔らかくて握りやすい樹脂などの素材を採用したアイテムです。
持ち手部分を回転させるとボールが開閉するため、好みの量の茶葉をスプーン感覚ですくえるのが特徴。カップや湯のみに投入しておくと、手軽にさまざまなお茶を抽出できます。
柄が長めなので、小ぶりな水筒やタンブラーなどに使用できるのも注目ポイント。食洗機で洗えるため、お手入れも簡単です。
ナガオ(NAGAO) 燕三条 茶こし ハイテックストレーナー
キッチンツールやカトラリーを幅広く展開する「ナガオ」のステンレス製茶こしです。畳織りで仕上げた200メッシュのきめ細かな網目が特徴。粉茶や深煎り茶などの微細な茶葉も、取りこぼさずしっかりキャッチできます。
使用後はサッと水をあてるだけで茶葉を取り除けるうえ、食洗機対応で簡単にお手入れできるのもポイント。きれいに澄んだお茶を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
佐藤金属興業(SALUS) シンプル深型茶こし 大
湯のみやカップに直接セットしてお茶を淹れられる、シンプルなステンレス製茶こしです。茶葉全体をお湯にしっかりと浸せる深型タイプ。二重網仕様のため、茶葉がお湯に流れ出てしまうのを抑えられます。
また、頑丈な作りで耐久性に優れているのもポイントです。急須などを洗う手間がかからないのも便利。適量のお茶を作りやすいため、一人用などで使うのにおすすめの茶こしです。
工房アイザワ 深型茶こし 大
新潟県の老舗道具店、「工房アイザワ」が手がけるステンレス製茶こし。湯のみやカップで直接1人分のお茶を淹れるのにぴったりです。
約幅7.5×高さ7cmの深型サイズで茶葉の対流を邪魔しないため、ティーポットで淹れたような本格的なお茶を楽しめます。内側には細かい網、外側にはやや粗い網を組み合わせた二重網構造で、微細な茶葉まで逃さずキャッチできるのも魅力です。
また、コの字型に折れ曲がったユニークな持ち手にも注目。大きめでマグカップのように握りやすく、コの字の下部分がカップの側面を支えるためお湯を注ぐときの安定性に優れています。
持ち手を下に横置きすれば自立する仕様。洗浄後に網全体をしっかり乾かせて衛生的なのもポイントです。
キントー(KINTO) LOOP ティーストレーナー 2732
1人分のお茶をスマートに楽しめるスタイリッシュな茶こしです。スライド式のフタを開けると、ティースプーン不要で1杯分の茶葉をすくえるので便利。ティーバックのように湯のみやカップに入れておくだけで、手軽においしいお茶を抽出できます。
ステンレスの網目部分は小さな穴が開けられており、細かい茶葉が漏れにくく作られているのも魅力。フタと本体は分解して洗えるため、清潔に使えるのもポイントです。
カラーは、ブラックとホワイトの2種類をラインナップ。機能性とデザイン性を兼ね備えた茶こしを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ナガオ(NAGAO) 茶こし 急須用 18-8ステンレス 110号
カゴ網タイプの上質な茶こし。耐久性に優れたステンレス製で日常的に使いやすく、食洗機に対応しているためラクにお手入れできるのが特徴です。
外径5~11cmまでサイズが豊富に展開されており、手持ちの急須にぴったりのモデルを見つけやすいのも魅力。持っている急須に合うかご網タイプの茶こしを探している方はぜひチェックしてみてください。
セレック(CELEC) 万能Vフィルター V-2WM
注いだお湯が茶葉を通るように設計された、V字形状のポリプロピレン製茶こし。少量の茶葉でもしっかり旨みを引き出せるのが特徴です。
濾過面積が広く細かい茶葉も目詰まりしにくいため、紅茶やハーブティーなどさまざまな種類のお茶を楽しめます。また、使用後の茶葉を簡単に捨てられ、洗浄などのお手入れも簡単です。
さまざまなお茶を抽出できるオールマイティな茶こしを探している方はチェックしてみてください。
パール金属(PEARL METAL) 葉乃園 ピッタシ茶こし 小 C-1137
ポリプロピレン製のシンプルな茶こしです。茶葉全体をお湯に浸せる高さ4.5cmの深型仕様。重さ約4gと軽量で扱いやすく、食洗機対応でラクにお手入れできるのもポイントです。
なお、本製品の適用口径サイズは5.7~6.2cm。購入前には、必ず手持ちの急須のサイズに適しているかを測っておくのがおすすめです。お気に入りの急須にセットして使える、カゴ網タイプの茶こしを探している方はチェックしてみてください。
ipow 茶こし
縁に幅広の持ち手が付いているユニークなフォルムの茶こしです。持ち手が左右対称に張り出しているため、口が広めのカップやティーポットにも引っ掛けやすいのが魅力。素材はお湯を入れても変形しにくく、スムーズに洗いやすい18‐8ステンレスが採用されています。
フォルムは約上直径12.25×下直径5×高さ7.5cmの深型。カップの中に入れたまま、しっかりと茶葉をジャンピングさせられます。底を含む全面に小さな穴が開けられていることで、微細な茶葉を外へ逃すことなく、効率よくお茶を抽出できるのも特徴です。
同素材の蓋が付いているのもおすすめポイント。お茶を蒸らすのに活用できるほか、茶こし本体の受け皿にもなるため、抽出後もスマートに片付けられます。
青芳(AOYOSHI) CASUAL PRODUCT NEW インサートティーストレーナー 512223
ティーポットの注ぎ口に直接挿し込んで使用する、インサートティーストレーナータイプの茶こし。U字部分を折り曲げて注ぎ口に固定する簡単な方法で装着できます。ほうきのような形状のワイヤーが細かい茶葉まで絡め取るため、澄んだお茶をサーブしやすいのが魅力です。
注ぎ口の先端部分の内径が9mm以上のティーポットで使用可能。注ぎ口以外の大きさを考慮する必要がないため、さまざまな形状のポットと兼用しやすいのもメリットです。ポットそのものの広い空間を活かして、じっくりと茶葉の香りや旨みを引き出せます。ミニマルな茶こしを探している方にもおすすめです。
無印良品 ステンレス 茶こし 82308693
リーズナブルな価格で購入できる、シンプルな手持ちタイプの茶こしです。本体はサビに耐性を持つ18-8ステンレス製。約幅7.5×長さ17.5cmの取り回しのよいサイズで、持ち手は軽くて扱いやすいワイヤーを使用しています。フックに引っ掛けて吊るしておけば省スペースで収納可能です。
手頃な価格なので茶こしを初めて購入する方にもぴったり。マルチな場面で使えるオーソドックスな茶こしを探している方におすすめの製品です。
高桑金属(Takakuwa) ヌーブル ティーストレーナー
洗練されたデザインの茶こしです。手持ちタイプの茶こしと、本体にフィットする受け皿がセットになっているのがポイント。お茶を抽出したあとに別の受け皿を用意する必要がなく、スマートにティータイムを楽しめます。
品質にこだわったステンレスと18-8ステンレスが使用されており、耐久性に期待できるのも魅力。ゴールドやシルバーの美しいメッキが施された精巧なデザインは、食卓に高級感を醸し出します。
下村企販 茶考具 マグボトル茶こし 42174
マグカップだけでなく、マグボトルにもセットして直接お茶出しできる画期的な茶こしです。幅5.1×全長12.9×高さ6.5cmと、縦長のスリムなフォルムが特徴。口径の内寸が約4.5cm以上のボトルやカップに使用できます。深型のため、好みの濃さになるまで茶葉を浸しておくことも可能です。
急須やティーポットからマグボトルにお茶を入れ替える必要がないため、道具を洗う手間を少なくできるのがメリット。本体から持ち手まですべて、サビにくくて手入れもしやすい18-8ステンレスで作られています。お気に入りのお茶を外出時にも持ち歩きたいという方におすすめの茶こしです。
金網つじ(KANAAMI-TSUJI) 茶こし 大 銅
伝統的な京金網の技法を用いた道具を、職人が製作している京都の工房「金網つじ」の茶こしです。菊の花の模様に編む「菊出し」と、亀甲模様を再現する「亀甲編み」を組み合わせて作られているのが特徴。銅製の本体は使い込むことで、いぶしたような渋いアメ色へと変化する様を楽しめます。
内側にステンレス製の細かい網が張られた二重構造になっており、茶葉をしっかりとキャッチ。澄んだ美しいお茶を淹れる際にも重宝します。直径7cm×深さ5.5cmの「大」のほか、ひと回り小さな「小」もラインナップ。上質な風格を醸し出す銅製の茶こしを求めている方におすすめの製品です。
青芳(AOYOSHI) CASUAL PRODUCT ドイツ型 ティーストレーナー 0107
受け皿と茶こしが一体になった製品です。茶こし部分が回転するようになっているのが特徴。本体を90°に傾けた状態でティーポットに淹れたお茶を注ぎ、流れてくる茶葉を網でキャッチします。使用後は下の受け皿が自然に茶こしの雫を受け止めるため、周囲が汚れにくいのが魅力です。
お茶をスムーズにこせる一重の網を採用。網を含む本体は18-8ステンレスで作られています。ハンドルがゆるやかにカーブした上品なルックスも、食卓に洗練された印象を与えるポイントに。カラーはミラー・シルバー・ゴールドの3色展開です。
自宅でのティータイムのほか店舗用としても使いやすい、おすすめの回転式茶こしです。
OTOTO(オトト) チューリップインフューザー イエロー
立体的なチューリップのフォルムがポップでかわいい茶こしです。鮮やかな色味で、お手入れも気軽にしやすいシリコン製を採用。小さな穴が開けられた根本の部分に茶葉を入れ、本体を浸したカップに直接お茶を抽出する形で使用します。
まるでカップの中からチューリップが咲いたようなおしゃれな見た目で、お茶の抽出中も癒されるティータイムを演出。遊び心のあるプレゼントとしてもおすすめの茶こしです。
茶こしの選び方
お茶の種類に合ったモノをチェック
紅茶
紅茶用の茶こしは上下にゆとりのある形状のモデルがおすすめです。おいしい紅茶を淹れるには、茶葉がお湯の中で上下運動を繰り返す「ジャンピング」をさせるのがポイント。ジャンピングにより茶葉がゆっくりと開いて、紅茶の香りと旨みが引き出されます。
使用する茶葉の量を考慮して、余裕のあるサイズのモノをチェックしてみてください。
緑茶
緑茶用の茶こしは深さのあるアイテムを選びましょう。茶葉にゆっくりとお湯を注ぎ、茶葉が開くまで静かに待つのがおいしい緑茶を淹れるコツ。紅茶とは異なり、茶葉を上下に動かさずにそっと淹れるのがポイントです。
そのため、茶葉を動かさなくても全体がお湯に浸るよう、しっかりと深さのある形状のモデルをチョイスしてみてください。
形状をチェック
手持ちタイプ
茶こしのなかでも特にオーソドックスなのが手持ちタイプです。手に持ったり、湯のみやカップの縁に引っ掛けたりして茶葉を濾すのが特徴。ひとつあれば急須でもティーポットでも使えるうえ、さまざまな種類の茶葉に対応できる汎用性の高さが魅力です。
湯のみやカップにぴったりセットできるサイズのモデルなら、茶葉を直接茶こしに入れ、上からお湯を注いでお茶を抽出することが可能。シンプルな形状で使いやすく、出がらしの茶葉を簡単に捨てられるのもポイントです。
手持ちタイプは紅茶や緑茶のほかにも、さまざまなお茶を楽しみたい方などにおすすめ。素材や形状などが幅広く展開されており、好みのモノを見つけやすいのもメリットです。
コップに直接入れるタイプ
1人分のお茶を手軽に淹れたい場合には、コップに直接入れるタイプがぴったりです。ティーバックのように浸しておくだけで1杯分のお茶が簡単に作れるのが特徴。急須やティーポットが不要なので後片づけも楽に済ませられます。
また、ボール型やスティック型、ハート型や動物型などデザインバリエーションが豊富に展開されているのも魅力。ティータイムを明るく彩る、おしゃれでかわいい茶こしを探している方におすすめです。
カゴ網タイプ
カゴ網タイプは、急須に取り付けて使う茶こしのことです。手持ちの急須に茶こしが付いていない場合や、使用中の茶こしが古くなってしまった場合の取り替え用などに便利。急須から取り外して茶葉を捨てられるので、簡単にお手入れできるのも魅力です。
ただし、茶こしのサイズによっては急須に合わなかったり、茶葉全体がお湯に浸らなかったりする場合もあるため注意が必要。カゴ網タイプは、急須にぴったり合うサイズ選びが重要です。
また、カゴ網タイプの茶こしを使う場合、急須で直接抽出するときと比べて茶葉をジャンピングさせるスペースが狭まってしまいます。紅茶などを淹れる際には、できるだけ大きくて深めの茶こしをチョイスしてみてください。
インサートティーストレーナータイプ
インサートティーストレーナーとは、急須やティーポットの注ぎ口に差し込んで茶葉を受け止めるタイプの茶こしのこと。茶葉のジャンピングを邪魔しにくいため、香りや旨みを抽出しやすいのが特徴です。
コンパクトなので省スペースに保管できる点や、比較的リーズナブルな点もおすすめ。ただし、急須やティーポットの注ぎ口の形状、または口径によっては使用できない場合もあるため要注意です。
対応可能なサイズを事前に確認しておくようにしましょう。
素材をチェック
ステンレス
ステンレスは、茶こしに使われるスタンダードな素材のひとつ。耐久性が高く、変色などもしにくいため、長く愛用できるのが魅力です。
また、茶渋汚れなどが気になった際には、食器用の漂白剤に漬けておくだけできれいに落とせます。扱いやすくお手入れしやすいので便利。日常的に茶こしを使用したい方はチェックしてみてください。
銅
銅製の茶こしは、使い込むほどに深みのあるアメ色へと変わり、美しい風合いを増していくのが特徴。経年変化を楽しみながら、長く愛用していきたい方におすすめです。
また、銅は抗菌性に優れているのも魅力。なお、銅製の茶こしを濡れたまま放置してしまうとサビが発生してしまう恐れがある点には注意が必要です。使用後には速やかに水洗いし、軽く水気を拭きとって自然乾燥させておきましょう。
ポリプロピレン
プラスチック素材のポリプロピレン製茶こしは、軽くて扱いやすく、型崩れしにくいのがメリット。リーズナブルなモデルも幅広く展開されているので、はじめて茶こしを使用する方にもおすすめです。
ただし、製品によっては茶渋が付きやすく、熱に弱いのがデメリット。長期間の使用にはあまり適していないため、一定期間使ったら買い替えが必要な点は留意しておきましょう。
サイズをチェック
網目の細かさをチェック
茶こしを選ぶ際には、網目の細かさも要チェックポイントです。一般的に、網目の細かさは数字で表記され、数字が大きいモノほど網目が細かいのが特徴。粗いモノで40メッシュ程度から、細かいモノで200メッシュ程度まで幅広く展開されています。
細かい茶葉には網が2枚重なった二重網構造の茶こしや、網が畳の目のように織られた畳織りの茶こしがおすすめ。二重網タイプは、網目が詰まっている分、細かい茶葉も取りこぼさずに濾せるのがメリットです。
畳織りタイプは、二重網よりもさらに細かい網目で粉状の茶葉もしっかりキャッチするのが特徴。クリアできれいな色のお茶を淹れられるのが魅力です。網目の細かさも忘れずに確認して、好みの茶葉に適したモデルを選んでみてください。
急須やティーポットを使わず手軽に本格的なお茶を楽しめる、茶こし。形状や素材をしっかり吟味して、好みの茶葉の旨みと香りをしっかり引き出せるモデルや、用途やライフスタイルに合うモデルを見つけてみてください。お気に入りの茶こしで、ぜひ優雅なティータイムを満喫しましょう。