味噌汁などの汁物を飲むのに欠かせない「汁椀」。頻繁に使用する方も多い食器です。ただし、さまざまな素材やサイズ、デザインの製品があり、どんなモノを選んだらよいか悩む方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、汁椀のおすすめ製品をご紹介。選び方もあわせて解説するので、汁椀を選ぶ際の参考にしてみてください。
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汁椀のおすすめ|木製
漆琳堂 お椀やうちだ 色拭き漆椀 1407-78
越前漆器を200年にわたって作り続けている「漆琳堂」の木製汁椀。「毎日の暮らしのなかで使い続けられるモノを作りたい」という思いで作られています。天然のミズメザクラをくりぬいた汁椀に、色漆と拭き漆が塗り重ねられているのがポイント。色鮮やかさと透明感を兼ね備えた製品です。
サイズは11.7×7cmとほどよい大きさ。手が小さな方でも日常的に使いやすく、重宝します。また、漆器のなかでは、求めやすい価格に抑えられているのもポイント。作業工程を必要な回数に絞って作ることにより、買いやすい価格帯と毎日使える強度を実現しています。
ナチュラルな色合いの赤のほか、紺・緑・黄などカラーバリエーションも豊富。ペアで揃えたり、プレゼントしたりするのにおすすめの汁椀です。
タフタ(taffeta) お碗 中 丸 ラバーウッド TF-302M
北欧インテリアや北欧食器などに合わせやすいデザインの木製汁椀です。原材料にはラバーウッドを使用しており、素朴な質感や優しい手触りが特徴。サイズは直径12×高さ7cmと、手にしっくりとなじみやすい大きさです。
表面塗装には特殊なコーティング技術「ロハスコート」とウレタンを採用しています。色の濃い料理の色移りや染み込みも防げるのがポイントです。また、塗料には食品衛生基準に適合したモノを使用。仕上げと塗りは日本で行われています。
推奨温度設定70℃以下の食洗機に対応しているため、お手入れしやすいのも魅力。汁椀のデザイン性や安全性にこだわりたい方におすすめです。
イシダ(Ishida) 木製汁椀 布袋
天然木を使用した、あたたかみのある汁椀です。天然の木目だからこそ生じる、バラつきやシミが魅力。熱が伝わりにくい素材なので、年配の方や子供でも使いやすい製品です。約7×11.2×11.2cmと使いやすいサイズで、さまざまな食卓にマッチします。
また、抗菌効果が期待できる漆塗装が施されているのも特徴。お味噌汁やお吸い物用の器として、和食膳にぴったりのデザインです。
みよし漆器本舗 天然木製 汁椀 さざ波 根来 漆塗り wa-94
手なじみのよい、気品あふれる汁椀です。天然木でできているため、口当たりがよいのも特徴。熱伝導率が低いため中身が冷めにくく、最後まであたたかいまま食べられます。手に持ったときに、木製ならではのぬくもりを感じられるのも魅力です。
また、伝統的な和のテイストをモチーフにしつつモダンな雰囲気も感じられるデザインで、現代の食卓になじみやすいのもメリット。塗装は黒を塗った上に朱を塗り重ねる、「根来模様」という方法で施されています。使うほどに味わいが出てくる塗り方です。
見た目よりも軽いため、毎日使う汁椀にぴったり。より上質なモノを探している方におすすめです。
無印良品 漆器 すり漆汁椀 小 15903023
家具・衣料品・食器・食品などを幅広く手がけるメーカー「無印良品」の汁椀。素地に天然木を使用し、上から漆塗装を施しています。汁椀に漆を塗って摺り込む作業を繰り返したことによる、深みのある茶色とほどよい光沢が魅力。サイズは約直径10.5×高さ6cmと小ぶりです。
また、デザインはシンプル。小さい子供から大人まで幅広く使えるうえ、和洋さまざまな食卓に合わせられます。家族などで揃えるのもおすすめです。
汁椀のおすすめ|陶器製・磁器製
白山陶器 汁椀 青磁
長崎で作られた波佐見焼の陶器製汁椀。熟練度の高い焼成と、丁寧な仕上げが施されています。釉薬には東洋の伝統色である「青磁」を使用しており、艶やかな質感と深みのある色合いが特徴。料理の色味をきれいに際立たせます。
サイズは約12×6cmとほどよい大きさです。片手で持ちやすいサイズなので、取り鉢として使えるのもポイント。ベーシックなデザインで、さまざまな献立に使えます。
また、2013年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。さまざまな料理に使いたい方や、同じモノを長く使い続けたい方におすすめの汁椀です。
白山陶器(Hakusan Porcelain) 汁碗 天目
多くの方に愛されている波佐見焼の窯元「白山陶器」で作られた汁椀。まるみを帯びたおしゃれな形で、和のデザートや、ちょっとしたおかずを入れる小鉢としても使えます。
「天目」シリーズは艶やかな見た目で、上品さと華やかさがあるのもポイント。深いブラックが、中に入れる食材を引き立たせます。また、満水容量約340mlと片手でも持ちやすい適度なサイズも魅力です。
汁椀のおすすめ|プラスチック製
ミタニ レンジ 6.0大椀 亀甲栃木目 5160
サイズが約直径18.4×8.3cmと大きめの汁椀です。表面の亀甲模様と、内側の赤色が特徴的。汁物はもちろん、ラーメンやうどんといった麺類などにも合うデザインです。
素材にはA-PETを使用しており、軽量なのもポイント。また、-20~140℃までの温度に対応し、電子レンジ・食洗機も使用できます。使い勝手がよく、普段使いにおすすめの汁椀です。
ミタニ レンジ羽反雑煮椀 溜渕金 M15269-2
朱塗と溜塗の味わい深さが魅力の、上品な漆塗りの汁椀です。使うほど手になじむ色合いに変化するのが特徴。また、漆が華やかさや高級感を演出し、盛り付けた料理が引き立たちます。
電子レンジと食洗機に対応しており、お手入れしやすいのがポイント。サイズは14×9.8cmと大きめで、雑煮などを入れるのにも適しています。お正月などのおめでたい食卓にもおすすめです。
カノー 日本伝統色 羽反 塗分汁椀 73719-1
日本の伝統色を用いた汁椀です。材質には木目調のPET樹脂を採用しています。表面上部に伝統色が塗られており、特に和食によく合うデザイン。山吹色のほか、藍白色・桃花色・茄子紺・藤色などカラーバリエーションが豊富なのもポイントです。
サイズは10.8×7cm、容量は約330mlと小さめで、子供から大人まで使えます。また、電子レンジ・食洗機ともに対応しており、お手入れも簡単。価格も安いため、家族など色違いで揃えるのもおすすめの汁椀です。
カノー らくらく汁椀 71687
取っ手付きの汁椀。子供から年配の方まで使いやすい、ユニバーサルデザインが特徴です。寸法は取っ手を入れて13.6×10.5×7cm、容量は約380mlと日常使いしやすい大きさです。PET素材にウレタン塗装が施されており、食洗機や電子レンジにも対応しています。
また、おしゃれな茶色の杢目がデザインされているのもポイント。ほかに、桜柄や茜杢目などのデザインもあります。幅広い年代の方にはもちろん、持ちやすさを重視したい方にもおすすめの汁椀です。
アサヒ興洋 WAYOWAN まる メープル 中 AZ16-11
家族のだんらんをテーマに作られた、おしゃれな汁椀です。和食にも洋食にも合う、丸みを帯びたシンプルなデザイン。やわらかな曲線のフォルムが手になじみます。
同じシリーズの汁椀同士であれば、スタッキングできるのもうれしいポイント。サイズ違いの製品は、入れ子方式でコンパクトに収納できます。食器棚でも場所を取りにくいので、スペースが限られている場合にも適しています。
カラーは、メープル・アカシア・レトロアンバー・朱・カーキを展開。家族みんなで、自分の色を決めて使うのもおすすめです。
宮本産業 YAMAWARAU モチテツキシルワン ヤマザクラ 141887
淡いカラーを採用した汁椀です。春に咲き誇る山桜をイメージした、やわらかみのある色味がおしゃれ。軽くて丈夫な樹脂製の食器なので、取り扱いしやすいのもメリットです。電子レンジや食洗機にも対応しています。
さらに、力の弱い方や手の小さい方でも持ちやすいよう、取っ手が付いています。バーベキューやキャンプなどのアウトドアシーンにもおすすめ。ほかにもシンリョク・ユキドケと全3色を展開しています。
宮本産業 汁椀 370ml エッジライン 341691
マットな風合いに特徴的なエッジラインを施した、陶器のような見た目の汁椀。スタイリッシュなフォルムにより、さまざまな食卓にマッチします。軽く割れにくい樹脂製なので、アウトドアシーンでも活躍します。
サラダボウル・おかず用の小鉢・シリアルボウルなど、マルチに使用可能。同じシリーズを重ねてスタッキングできるので、コンパクトに収納できます。
カラーは、ホワイト・ネイビー・グレー・ブラックの4色展開。家族ごとに使い分けできるモノを探している方におすすめです。
ニトリ(NITORI) 汁椀 キッコウ クリーンコート
シンプルで、ナチュラルな亀甲模様の汁椀です。高台に切り込みが入っているため、洗ったあと逆さにした状態でも、水がたまりにくいのが特徴。また、クリーンコート加工により本体の撥水性も高く、水切りしやすいのもポイントです。
素材にはABS樹脂とPET樹脂を使用しており、重さは約70gと軽量。塗装はウレタンで、艶やかな質感が長時間続くのが魅力です。そのほか、電子レンジと食洗機にも対応しています。安価なので、家族全員分の汁椀を揃えたい方にもおすすめです。
竹中 OWAN 角 グラデーション
和食にも洋食にも合わせやすい、スタイリッシュな汁椀です。素材にはPETとABS樹脂を使用。上から山中塗の伝統技術を生かした塗装を施ています。職人が生み出すグラデーションの色合いがおしゃれです。
現代の食卓にも合うニュートラルなデザインが魅力。また、電子レンジや食洗機にも対応しているため、使い勝手がよいのもポイントです。
容量は410mlと少し大きめなので、汁物をたっぷり飲みたい方にぴったり。毎日でも使いたくなるシンプルな汁椀です。
丸利玉樹利喜蔵商店 山中塗 京型樽杢目 汁椀 T-927298
シンプルで使いやすい汁椀。天然木に見えますが、PET樹脂とABS樹脂の合成素材で作られています。重量は約97g。山中塗が施されており、軽さと見た目のよさを兼ね備えています。
スタンダードなデザインの汁椀なので、食卓になじみやすいのもメリット。また、電子レンジでも使えるため、味噌汁やお吸い物のあたため直しもできます。食洗機にも対応しており、お手入れがしやすいのも魅力です。
重ねやすいデザインなので、省スペースで収納しやすいモノを探している方にもおすすめです。
ひまわり堂 マルチボウル小
さまざまな用途に使えるモノがほしい方におすすめの汁椀です。口径約11cm、容量約300mlという小ぶりなサイズで、和洋を問わず使用できます。深さがあるので、ヨーグルト・グラノーラ・ぜんざいなどを楽しむ際にも使えます。
底が平らになっているため、水が底にたまりにくいのも特徴。食洗機で洗ったあとも、スムーズに収納できます。
樹脂製でありながら、ぬくもりのある木目調の塗装が施されているもポイント。手触りがよく小さいので、子供も使えます。また、全6色とカラーバリエーションが豊富なので、自分好みのモノが選べます。
スケーター(Skater) プラスチック食器 汁椀 52007-5
子供が使えるモノを探している方におすすめのPET・ABS樹脂製の汁椀です。落としてしまった際も割れにくい素材なので、初めて汁椀を持つ子供でも使いやすいのが魅力。サイズは約直径10.4×高さ5.5cmと小ぶりです。
電子レンジに対応しており、温度調整が難しい子供の料理にも便利。また、食洗機も使えるので、家事と育児で忙しいパパ・ママも安心です。
汁椀のおすすめ|その他
サーモス(THERMOS) まほうびん食器 お椀 JDO-300
魔法びんと同じ「真空断熱構造」を採用した汁椀。外側が熱くなりにくく、持ちやすいのが特徴です。寸法は約10.5×10.5×6.5cm、容量は300mlと小ぶりなサイズ。アツアツの汁物などを楽しみたい方におすすめです。
内側にはセラミック塗膜加工が施されており、汚れが落としやすい仕様。食洗機にも対応しているため、簡単にお手入れができます。また、赤茶・薄茶・黒などのカラーバリエーションが揃っているのもポイント。食卓の雰囲気や好みに合わせて選んでみてください。
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汁椀の選び方
素材で選ぶ
木製
木製の汁椀には天然木を使用するのが一般的。けやきや桜、楓などさまざまな木材が採用されています。木はカビや水濡れなどに弱いといわれる素材なので、漆やウレタンなどで塗装されているモノを選びましょう。塗装されている製品は洗剤などでも洗えるため、お手入れが簡単です。
また、木目が活かされたデザインのおしゃれなモノが多くラインナップしています。和洋さまざまな料理や食器との相性も良好。木製の食器と合わせることで、和カフェ風の食卓にもできます。口当たりのよさやデザイン性を重視したい方は、木製の汁椀がおすすめです。
陶器製・磁器製
陶磁器でできた汁椀は、ほかの素材と比べると重量があり、しっかりとした質感が特徴です。安定感があるため、茶碗・スープボウル・どんぶり・取り鉢などとしても使用できる汎用性の高さがポイント。汁椀としてだけでなく、さまざまな料理に使いたい場合は陶器製のモノがおすすめです。
また、陶器は保温性に優れている素材で、味噌汁やスープなど盛った料理が冷めにくいのもメリット。手触りも薄くツルツルとした質感のモノから、肉厚でザラザラとした質感のモノまで特徴もさまざまです。好みに合わせて選んでみてください。
プラスチック製
プラスチック製の汁椀には、PET樹脂やメラミン樹脂などが使用されているモノがあります。軽量で安価なモノが多く、頑丈なのがメリット。また、食洗機で洗える製品がほとんどです。
PET樹脂は耐熱性に優れているため、電子レンジ対応のモノなども多くラインナップされています。コスパを重視する方やお手入れのしやすさを重視する方は、プラスチック製の汁椀がおすすめです。
漆塗りなどの塗装をチェック
汁椀が何で塗装されているかもチェックしましょう。代表的な塗料はウレタンや漆などです。ウレタン塗装は価格が安く、高級感のある光沢を出せるのが特徴。耐水性があり、お手入れも簡単などのメリットがあります。塗装がはがれるまで、約3~5年使い続けることが可能です。
また、漆塗りの製品は価格が高い傾向にありますが、耐久性に優れ、長く使いやすいのがメリット。万が一欠けてしまった場合でも、職人に修理してもらうことで使い続けられます。
手の大きさや食べる量でサイズを選ぶ
汁椀の適したサイズの目安は、手の大きさや食べる量でよって異なります。汁椀の正しい持ち方である、親指と人差し指で作った半円に収まるサイズが目安です。
直径は約12cm、高さは約6cmと口径の約半分が平均的なサイズ。ちょうどよいサイズの汁椀を選ぶと片手で楽に持てるため、飲んだり食べたりしやすくなるのがメリットです。
また、近年は食卓が和洋折衷化したことで、食事の品数が多く1品あたりの量が少ない傾向にあります。普段の食事量も考慮して汁椀を選びましょう。
たとえば、手の大きい方や、たくさん食べる方は12cmより大きいサイズが適しています。一方で、手の小さい方や小食の方、子供などは約10~11cmの小ぶりな汁椀を選ぶのがおすすめです。
用途で選ぶ
食べる料理などの用途によって汁椀を選ぶのもおすすめです。味噌汁やお吸い物のほか、スープやシチュー、スイーツなどに使う場合は、10~12cmほどの平均的なサイズの汁椀が向いています。
煮物、丼物のほか、ラーメンやうどんなどの麺類を楽しみたい方は、15cmを超える大きい汁椀がおすすめ。また、正月などのおめでたい席で出す料理や懐石料理、雑煮などに使う場合は、蓋付きの汁椀が適しています。どんな料理に汁椀を使うかも考慮して選びましょう。
デザインもチェック
汁椀のデザインは天然木の木目を活かしたシンプルなモノから、装飾が施されたモノまでさまざまです。プラスチック製でも、表面を加工して木目調に仕上げた、おしゃれな製品も数多くラインナップされています。手持ちの食器やさまざまな料理に合わせるのであれば、シンプルなデザインのモノがおすすめです。
また、子供が使う汁椀を選ぶなら、イラストが描かれているモノや、カラフルに色付けされているモノもおすすめ。子供が楽しく食事できることを考えて選びましょう。
汁椀は自分の手のサイズや食べる量、何の料理に使いたいかを考慮して選ぶのがおすすめ。また、素材によって電子レンジや食洗機対応の可否が異なるので、チェックして選ぶことが大切です。本記事も参考に、長く使い続けやすい、好みのデザインの汁椀を選んでみてください。