デジタルイラストやデザイン、写真編集などに便利な「ペンタブ」。紙に描くような自然な描き心地と、デジタルならではの利便性を兼ね備え、クリエイターから高い人気を得ています。しかし、種類が多く機能もさまざまで、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ペンタブのおすすめモデルを、板タブと液タブに分けてご紹介。両者の違いや選び方についても解説しているので、参考にしてみてください。
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ペンタブとは?
ペンタブはデジタルでイラストを描くためのタブレット

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ペンタブとは「ペンタブレット」とも言い、手書きのイラストなどをPCへ描画するための入力デバイスのこと。漫画などのイラスト制作はもちろん、写真編集やデザイン、アニメーション制作など、さまざまなクリエイティブ用途で活躍するのが魅力です。
ペンタブは大きく分けて2つのタイプが存在。PCのモニターに映った絵を見ながら板型のタブレット上で描く「板タブ」と、タブレット自体に液晶画面が搭載されている「液タブ」があります。
いずれも専用のスタイラスペンを使って描画するのがポイント。タブレットの上で描画を行うことでその動きがデジタル処理され、板タブの場合はPC上、液タブの場合は本体の液晶画面上に反映される仕組みです。
タブレット表面は紙に似たマットな質感のモノが多く、まるで紙に描くような、なめらかな描き心地を実現しています。
一般的なタブレットやiPadとの違い

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ペンタブは一般的なタブレットと違い、イラストや漫画制作などのデジタル作品制作に特化した、「PC接続用デバイス」。基本的に単体では使えず、通常はPCと有線やBluetoothで接続して使用します。
専用ペンによって、高い描画精度を実現しているのが特徴。ペン先の筆圧や傾きまでも検出し、線の太さや濃さなどを反映しながら紙と同じように、自然に描くことが可能です。
一方で、通常のタブレットは、OS(オペレーティングシステム)を搭載し、単体で使える板状の「PC端末」。さまざまなアプリをダウンロードすることで、インターネット閲覧や動画視聴、ゲームなど幅広い用途で使えるデバイスです。
別売りのペンを購入することで描画もでき、あくまで補助的に使うことがほとんどでした。しかし、最近では性能が上がったことにより、タブレットを液タブ代わりに使うプロも出てきています。
ペンタブの選び方
板タブと液タブの違い
板タブは液晶がなく価格も安い

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板タブと液タブの大きな違いは「液晶画面の有無」。板タブは液晶画面がなく、手元のタブレットで描いたものが接続したPC画面上で表示される仕様です。
液晶画面がない分、液タブよりも価格が安いのが大きなメリット。5,000円以下からでも購入でき、初心者の方も気軽にイラストやデザイン制作を始められます。
描いている線が自分の手やペンで隠れるといった事態が起こらず、描画しやすいのが魅力。基本的にディスプレイを見続けるために首を上に向けるので、姿勢が悪くなりにくいのもメリットです。
デメリットは慣れるまでに時間がかかる点。見る場所と描く場所が異なるため、違和感を覚えることも多いものの、練習を重ねることで慣れていきます。
液タブは液晶付きでPC不要なモデルも

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液タブは液晶画面を搭載し、直接画面に書き込めるタイプのペンタブ。板タブと同様に、基本的にはPCと接続して使用します。アナログのように直感的に描画ができ、初心者やアナログから移行する方にもおすすめです。
回転させても描け、常に自分の描きやすい角度に調整しながら作業できるのもメリット。また、PCに接続して、デュアルディスプレイとしても使えます。
ほかにも、製品数は少ないものの、OSを積んでおり「PC不要の液タブ」として単体で使えるモデルもラインナップ。液タブとしての用途以外に、趣味や仕事に使いたい方にも向いています。
ただし、液タブは板タブと比べると高価。また、机などに置いて作業すると覗き込むようにして絵を描くことになるため、姿勢が悪くなりやすい点はデメリットです。本体にスタンドがついていて、角度をつけることで作業をしやすくできるモデルも多いので、チェックしてみてください。
画面や本体のサイズをチェック

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ペンタブを購入する際は、用途や作業スペースの広さに応じて画面や本体サイズを選びましょう。持ち運ぶ場合は、6〜8インチのコンパクトなモデルか、携帯性と作業スペースのバランスが取れた、10〜13インチのモノがおすすめです。
ただし、スムーズにイラスト制作するには、ある程度のサイズが必要。一方、16〜22インチのような大型モデルは、作業スペースをかなり広く取る必要があります。
また、画面サイズが大きいほど視線移動の範囲も広がるため、慣れが必要になる点にも留意しておきましょう。
板タブは使用するモニターに近いサイズを選ぶと使いやすい

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板タブでは、実際にペン操作ができる広さを確認するのも重要。製品によっては「入力範囲」や「読み取り可能範囲」として表示されています。
PCの画面サイズとペンタブの入力範囲の比率が大きく異なると、手元での動作と画面上のカーソルの動きにずれを感じやすくなります。
そのため、接続するモニターのサイズに近い入力範囲のモノを選ぶのがおすすめです。なかには、入力範囲とモニター上の操作エリアを揃えられるモノもあるのでチェックしてみてください。
液タブはフルラミネーション加工されているものがおすすめ

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通常、ペンタブのディスプレイには画面とガラスの間に空気層があるため、ペン先と書いた線のズレ「視差」が生じやすく、思った通りに描きにくいのがデメリット。自然な描画を行いたい場合は、フルラミネーション加工が施されたペンタブがおすすめです。
フルラミネーション加工とは、液晶ディスプレイの製造技術の一種で、カバーガラス・タッチセンサー・液晶パネルと複数ある層を一体化すること。フルラミネーション加工されたペンタブは、ペン先と画面の距離が近づくため視差も生じにくく、思い通りの描画がしやすくなります。
また、光の屈折や反射が抑えられ、画面がクリアに見えるのもメリット。ほかにも、ほこりの侵入を防げるため、長期的な使用でもパネルにノイズが入るリスクを軽減できます。
筆圧や傾き検知機能をチェック

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特にペンタブでイラスト制作をする方は、付属している専用ペンの「筆圧感知機能」や「傾き検知機能」をチェック。ペンに加える圧力の強さや傾きによって、本当のペンのように自然に線の太さや色の濃さを変えられますが、製品によってどのぐらい細かく検知できるかが異なります。
筆圧感知機能は、画面にペン先を押しつける力を検知し、筆圧に応じて線の太さや濃さを調整する機能。どの程度細かく筆圧感知できるかは、「レベル」や「段階」で表され、筆圧検知レベルが高いほど、より繊細な表現が可能になります。
一般的に1024レベル・2048レベル・4096レベル・8192レベル・16384レベルがあり、本格的にデジタルでイラストを制作したい方には、8192レベル以上のペンタブがおすすめです。
傾き検知機能は、ペンの傾きを検知し、線の太さや濃さを調整する機能。特に水彩画や鉛筆画のような、筆圧だけでは表現しきれない微妙なニュアンスを表現するのに役立ちます。傾き検知の感度は主に15°・30°・60°があり、より繊細な描画を叶えたい場合は60°の傾き検知に対応したモデルがおすすめです。
接続方法をチェック

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ペンタブの接続方法は、主に有線接続のUSBと、無線接続のBluetoothの2種類。USBは、付属のケーブルで本体とPCを接続するだけで簡単に使い始められます。安定した通信が期待できるため、決まった場所でペンタブを使う方におすすめです。
なお、液タブとPCの有線接続には、追加で映像ケーブルでの接続も必要。ケーブルを減らしたい方や、PCにHDMIポートがない方は、ケーブル1本で接続できる、USB Type-Cのモデルを選ぶのがおすすめです。
一方、Bluetooth接続はペンタブの電源を入れ、PC側でBluetooth機能をオンにすることで簡単にペアリングできます。場所を固定せず作業したい方におすすめです。
Bluetooth接続のペンタブは、通常ドライバーのインストールや設定が必要。しかし、インストールがいらず、そのまま使えるモデルもあるので、チェックしてみてください。
あると便利な機能
よく使う機能やショートカットを登録できる「ファンクションキー」

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ペンタブでの作業をより効率的にしたい方は、ファンクションキーを搭載しているモデルがおすすめ。通常、本体の上部や側面に搭載。描画ソフトでよく使うツールのショートカットを瞬時に呼び起こせるので、作業の手間を減らせるのが魅力です。
たとえば、消しゴムツールやスポイト、取り消し・やり直し操作など、自分が頻繁にアクセスする機能を設定できて便利です。
ファンクションキーの設定は、ペンタブを使い始める際にダウンロードするドライバーソフトから行います。設定画面では、キーの割り当てを確認しながら、簡単に変更できるのもポイントです。
ほかにも、ペンタブにホイールを搭載しているモデルや、スタイラスペンにサイドボタンが付いているモデルもラインナップ。便利な機能を素早く呼び出したい方にぴったりです。
より直感的な操作ができる「タッチ機能」

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タッチ機能を搭載しているペンタブは、一般的なタブレットのように指で操作できます。直感的にペンタブを操作したい方におすすめです。
画面のスクロールや拡大・縮小、回転といった操作を、ペンを持ち替えることなく指先で行えるため、作業の流れを途切れさせずに済みます。
なかでも、同時に複数箇所をタッチして操作できる「マルチタッチ」対応のモデルが、より便利。2本指を使ったピンチイン・ピンチアウトによる拡大縮小や、スワイプでのキャンバスの移動など、スマホのように慣れ親しんだ操作感で作業を進められます。
設定は、ドライバーから行い、タッチ感度の調整やジェスチャーの割り当て変更なども可能。また、タッチ機能のオン・オフを切り替えられるモデルもラインナップされています。指が触れることによって起こる誤操作を防ぎたい方はチェックしてみてください。
ペンタブのおすすめメーカー
ワコム(Wacom)

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ワコムは埼玉県に本社を構え、主にペンタブや専用ペンなどの電子機器の開発・製造を行うメーカー。スマホ・タブレット・PC・電子書籍向けのデジタル文具を取り扱っています。
ペンタブ分野での国内シェアは常にトップを維持しており、イラストレーターやデザイナーなど、多くのプロに愛用され続けているのが魅力。「デジタルペンとデジタルインクにおけるテクノロジー・カンパニー」と自らを位置づけている通り、独自のデジタルペン技術に強みがあります。
ペンタブの製品数も多く、初心者向けシリーズ「Wacom One」や「Wacom Intuos」、プロ仕様のシリーズ「Wacom Intuos Pro」「Wacom Cintiq」など幅広くラインナップしています。
なかには、27インチの大画面モデルや4K解像度に対応しているモデルも展開。高品質かつ高性能な定番モデルを探している方におすすめです。
エックスピーペン(XP-PEN)

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XP-PENは、デジタルアートやイラスト制作向けのペンタブを手がけるメーカーです。2005年にアメリカでブランドを立ち上げ、2019年に中国の大手ITメーカー「Hanvon」と、タブレットメーカー「UGEE」と合併しました。
現在は世界163の国や地域で展開され、多くのクリエイターから支持を集めるほどに成長。ペンタブ市場において、日本では第2位のシェアを誇っています。
XP-PENのペンタブには多くのシリーズがあり、液タブの「Artist」シリーズや、板タブ「Deco」シリーズがメイン。より本格的な制作環境を求めるユーザーには、高性能な液タブ「Artist Pro」シリーズが向いています。
XP-PENの製品は、高性能ながら手ごろな価格なのが特徴。カスタマイズ可能なショートカットキーを搭載しているモデルも多く、作業効率の向上をサポートします。コスパを重視して選びたい方におすすめです。


ペンタブのおすすめ|板タブ
ワコム(Wacom) One by Wacom medium CTL-672/K0-C
ワコムのペンタブのなかでも価格が安いエントリーモデル。タッチ機能やファンクションキー、ワイヤレス機能を省いたシンプルな構造で、初心者でも取り扱いやすいのがポイントです。
付属のペンは握り心地に優れ、沈み込みやガタつきが少ないので、描画しやすいのも魅力。筆圧レベルは最高2048レベルです。右クリックやスクロールなど、機能をカスタマイズできるボタンが搭載されています。
Windows・Mac・Chromebookに対応し、付属している1mのUSBケーブルでPCに接続し、ドライバーをインストールすれば使い始められます。
表面がブラック、背面がレッドのカラーリングもポイント。まずは板タブの描き心地を試したい、最低限の機能のモノを安く手に入れたいという方におすすめです。
ワコム(Wacom) Wacom Intuos Pro Medium PTH-660/K0
カスタマイズ可能な6個のショートカットキーを搭載した、プロにもおすすめのペンタブ。筆圧感知レベルが最大8192レベルと高いうえ、±60°の傾き検知に対応し、精密かつナチュラルに線を描くことが可能です。
バッテリーレスで高性能な「Wacom Pro Pen 2」が付属。遅延が少なく、ペンの追従性に優れているので、紙に書くのに近い自然な描き心地を実現しています。
10点のマルチタッチ機能も備えており、自由に作品の拡大・縮小・回転が可能。機能のオン・オフは、本体横のスイッチをワンタッチで行えます。
S・M・Lのサイズ展開があり、用途に応じて選択できるのもポイントです。本製品はMサイズで、読み取り可能範囲は224×148mm。ほかにも、替え芯やペンスタンドが付属しています。
ワコム(Wacom) Wacom Intuos Medium ワイヤレス CTL-6100WL
初心者から中級者にもおすすめの、ミドルクラスのペンタブ。厚さ8.8mmと薄型でコンパクトなボディに、充実した機能を搭載し、場所を選ばず作業を行えます。本体には4つのエクスプレスキーを搭載しており、作業効率を高められるのが魅力です。
Bluetoothによるワイヤレス接続に対応。デスク周りをすっきりと保てます。Windows・Mac・Chromebookのほか、Androidスマホでも使用できるのがポイントです。
本製品には、最高4096レベルの筆圧検知機能を備えた「Wacom Pen 4K」が付属し、思い通りの表現ができます。読み取り可能範囲は216×135mmで、快適に作業できるサイズ感です。
バッテリー駆動時間は最大15時間で、1回の充電で長時間使用可能。ブラックのほか、ピスタチオとピンクのおしゃれなカラーラインナップも魅力です。
ワコム(Wacom) Wacom One ペンタブレット medium CTC6110WLW0D
初めてデジタルイラストの制作をする方におすすめの「Wacom One」シリーズのペンタブ。エントリーモデルながらも、4096レベルの筆圧感知や、±60°の傾き検知に対応し、性能も良好です。
スタイラスペンはバッテリーレスなので、充電の必要がありません。また、文房具メーカーが販売するデジタルペンも使用できます。
Bluetooth接続のほか、USB Type-Cの有線接続が可能。OSはWindows・macOS・ChromeOS・Androidに対応しています。
無料のバンドルソフトウェアや使い方のチュートリアルなど、初心者に役立つコンテンツが用意されているのも魅力。CLIP STUDIO PAINT PROの3ヶ月ライセンスや、Bamboo Paperのプロパックなどを利用できます。
エックスピーペン(XP-PEN) Deco 01 V2 ペンタブレット
直感的な操作感を追求し、初心者でも扱いやすい人気のペンタブ。8個の替え芯や2本指グローブ、ペンスタンド、保護フィルムなどが同梱し、周辺アクセサリーを揃える手間が省けます。
254×159mmの広い作業領域を確保しながら、本体の厚さは8mmと薄型に設計。デスクの上でもかさばらず、持ち運びも快適です。
8192レベルと高い筆圧感知と、60°の傾き検知に対応したバッテリー不要のスタイラスペンを採用。精密かつ自然な描き心地を実現しています。
本製品には、8個のショートカットキーを搭載。消しゴムやスポイト、リターン、ズームなどさまざまな機能へのショートカットを設定でき、作業効率を高められるのもポイント。イラストやデザインワーク、オンライン会議での書き込みなど、さまざまな用途で活用できる、おすすめのモデルです。
エックスピーペン(XP-PEN) Deco MW ペンタブレット
高性能な「X3スマートチップ」搭載のスタイラスペン「X3 Elite」が付属するペンタブです。ON荷重は3gと小さいのに加え、ペン先の沈み込みは0.6mmと少なく、反応速度や安定性に優れています。
ペンの内部には消耗しやすいスプリング機構がないため、耐久性も良好。また、電磁干渉を防止して安定したパフォーマンスを実現します。8192レベルの筆圧感知や60°の傾き検知により、繊細かつナチュラルな表現が可能です。
Bluetooth 5.0に対応しており、ケーブルのわずらわしさがない点も魅力。バッテリー容量は1000mAhで、最大10時間と長時間作業できるのもメリットです。
CLIP STUDIO PAINT・Photoshop・Blenderなど主要なソフトに対応しているので、互換性を重視する方にもぴったり。精度が高く、遅延の少ない製品を求める方におすすめのコスパモデルです。
センスラボ(Xencelabs) Xencelabs ペンタブレット Medium BPH1212W-A
人間工学に基づいて作られている、シームレスでゆるやかなパームレストが特徴のペンタブ。本体が湾曲したスロープのようなデザインで、腕を自然な形で置けるため、長時間作業しても疲れにくい製品を探している方におすすめです。
3ボタンペンとスリムペン、2本のスタイラスペンが付属します。3ボタンペンは持ち手が太く、プログラム可能な3つのボタンを搭載。細い持ち手のスリムペンは鉛筆のように使用でき、プログラムできる2つのボタンを備えています。また、消しゴム機能を搭載しており便利です。
ペンの感度が高く、筆圧レベルは8192段階、±60°の傾き検知機能を備え、非常に軽いタッチで線や点を描けます。ペンタブのバッテリー稼働時間が16時間と長い点もメリットです。
接続方法は、ワイヤレスまたはUSBによる有線接続に対応。Windows・Mac・Linuxに対応しているうえ、多数のイラスト制作アプリで動作します。
プリンストン(PRINCETON) 10.4インチエントリーペンタブレット WoodPad RPTB-WPD10
天板に天然素材を使用している、木目がおしゃれなペンタブ。インテリアになじむモデルを探している方や、ナチュラルなデザインが好みの方におすすめです。
サイズは約294×178×7.5mm、質量は約280gとコンパクトかつ軽量なので、携帯性に優れています。読み取り範囲は約224×140mmです。
本製品には、サイドボタンを搭載したスタイラスペンが付属。専用のドライバーソフトから「ダブルクリック」「右クリック」などさまざまな機能を割り当てることが可能です。筆圧感知レベルは4096段階と標準的で、±60°の傾き検知に対応しています。
USB Type-A端子を搭載しているPCと有線で接続可能。OSはWindowsとmacOSに対応しています。
ペンタブのおすすめ|液タブ
ワコム(Wacom) Wacom One 液晶ペンタブレット 12 USB-C Cable DTC121W0D
これからデジタルイラスト制作を始める初心者におすすめのペンタブです。CLIP STUDIO PAINT PROやSerif Affinity Designerなど3ヶ月ライセンスが付属。チュートリアルや使い方など、初心者向けコンテンツが充実しており、スキルアップにも役立ちます。
表示サイズは11.6インチで、解像度は最大で1920×1080に対応。sRGBカバー率99%と色鮮やかな表現ができます。
また、アンチグレア加工が施されているため、外光が反射しにくく、光のちらつきにより作業が妨害されにくい点もメリットです。
「Wacom Oneスタンダードペン」が付属。±60レベルの傾き検知に対応し、筆圧感知レベルは4096段階と標準的。OSはWindows・macOS・ChromeOSのほか、Androidスマホやタブレットと、幅広いデバイスで使えるのがメリットです。
ワコム(Wacom) Wacom Cintiq 16 DTK1660K0D
必要最低限の機能に絞ることで価格を抑えた、ミドルクラスのペンタブ。コスパを重視する方におすすめです。
低コストながらも8192レベルの筆圧感知や±60°の傾き検知に対応した、高性能な「Wacom Pro Pen 2」が付属。自然で繊細な描画が叶います。ペンにはカスタマイズ可能な2つのサイドスイッチを搭載し、作業を効率化することが可能です。
表示サイズは15.6インチ、最大表示解像度は1920×1080のFHD。アンチグレア加工により映り込みを抑え、色域はsRGBを96%カバーし、繊細な色表現ができます。
また、使い勝手の面でも工夫が施されており、画面の角度を19°にできる折りたたみスタンドを搭載しているのもポイント。さらに、別売りの専用スタンドにも対応しています。無理のない姿勢で長時間作業したい方は、チェックしてみてください。
ワコム(Wacom) Wacom Cintiq Pro 22 DTH227K4C
4K解像度とHDRガンマに対応した、21.5インチの大型ペンタブです。Adobe RGBを95%、DCI-P3を99%カバーし、10億7374万色を表現できるのがポイント。高精細かつ鮮やかで美しい画面表示を実現しています。
リフレッシュレートは120Hzで、なめらかな映像を出力可能。スリムベゼルを採用したことに加え、ショートカットキーの配置を見直したことにより、大型モデルとしては省スペースで、作業領域が広く取れるのもメリットです。
スタイラスペンは、描き味や使い心地が改善された「Wacom Pro Pen 3」を採用。パーツを入れ替えられ、グリップの太さやサイドスイッチの数、ペンの重心を調整できます。自分の作業スタイルに合わせ、最適な持ちやすさ、書きやすさを実現できるのも魅力です。
マルチタッチ機能に対応していることで、操作性も良好。高性能かつ多機能で、プロにおすすめのモデルです。
ワコム(Wacom) Wacom Movink 13 DTH135K0C
ワコムでは初となる有機ELディスプレイを採用した、13.3インチのペンタブです。応答が速いうえに色域が広く、鮮やかかつ高精細な画面表示を実現。コントラスト比は100000:1で、より深い陰影を表現できます。
また、アンチグレア強化ガラスを採用したことで、視差を極限まで抑えているうえ、書き心地に優れています。
さらに、タッチテクノロジーを採用し、直感的に操作が行えるのも魅力です。さらに、画面左上と右上に搭載されているタッチキーは、さまざまなショートカットを割り当て可能。自分がよく使う機能にアクセスしやすくできるのもポイントです。
本製品の最薄部は3mm、質量は420gとコンパクトで、ワコムのペンタブのなかでは最薄・最軽量。Windows・Mac・Chrome・Androidの各OSに対応しています。スマホからPCまで幅広く使える、プロ仕様モデルを求める方におすすめです。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist 12 セカンド 豪華版 JPCHCD120FH
多数の周辺アクセサリーが同梱されていながらも価格が安い、初心者にもおすすめのペンタブ。スタイラスペンのほか、USB Type C-Cケーブルやペーパーライク保護フィルム、2本指グローブ、ペンケース、10本の替え芯などが付属しています。
スタイラスペンの「X3 Elite Plus」は、8192段階の筆圧感知や60°の傾き検知機能を搭載。また、スプリングの部品を使わないことで、高い安定性や耐久性を実現しているのがポイントです。
本製品はAdobe RGBは94%、sRGBは127%の色域をカバーするなど、色表現に優れているのも魅力。最大1760万色を表示できると謳われており、鮮やかな画面で描画を行えます。
画面にはフルラミネート加工技術を採用。ペン先とカーソルの視差が少なく、思い通りの描画をしやすいのもメリットです。ブラック・ブルー・グリーン・ピンクのカラーラインナップがあります。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist Pro 16 Gen 2 MD160QH
16384レベルと、筆圧検知精度が非常に高い「X3 Proスマートチップ」を搭載したスタイラスペンが付属するペンタブ。読み取り精度が従来から20%向上していると謳われています。描線がなめらかかつ正確で、作業効率を重視したい方におすすめです。
本製品は、左手デバイス・2本指グローブ・各種USBケーブル・ペンケース・替え芯など付属品が豊富。特に、左手デバイスは、ショートカットを割り当てられ、ペンを持ちながら操作できるので、作業がよりスムーズになります。
また、WQXGAの高精細な「X-Nature Display」を搭載しているのもポイントです。sRGBの色域カバー率は99%と高く、色再現度にも優れています。
フルラミネーション加工に加え、紙のような描き心地を再現できる「X-Paper Surface」を採用しているのもポイント。反射や映り込みを低減するほか、指紋が残りにくい仕様です。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist 22 Plus MD220FH
21.5インチと大画面で高性能なペンタブです。スタイラスペンに「X3 Proスマートチップ」を搭載し、筆圧感度が16384レベルと非常に高いのが魅力。従来の約2倍の検知能力があると謳われており、アナログのようななめらかな描き心地を実現しています。
sRGBカバー率は最大99%と広色域で、色鮮やかに映像を表現可能。また、フルラミネーション加工が施されているため、視差が少なく快適に描画を行えます。大型でハイスペックなペンタブを求める方におすすめです。
本体にはスタンドを内蔵し、角度を15~88°まで調整可能。自分が疲れにくい角度にできるので、長時間作業する場合にも向いています。
PCとの接続はUSB Type-Cケーブル1本で簡単。USB Type-C to CとUSB Type-A to Cケーブルが同梱されているので、すぐに使い始められます。
エックスピーペン(XP-PEN) Magic Drawing Pad 9494G_JP
Android OSを搭載しており、PC不要のペンタブとして、単体で使える描画向けのタブレット。紙のように描ける低ブルーライトの「X-Paperディスプレイ」を採用しています。
解像度は2160×1440と高画質。さらに、色域カバー率がsRGB109%、Adobe RGB82%と高く、画面表示が鮮やかなのが魅力です。
筆圧感知が16384段階と非常に高レベルの「X3 Pro Pencil」が付属し、より繊細な描画も行えます。また、ペンにはショートカットキーを搭載。ブラシや消しゴムなど、よく使う機能をカスタマイズでき、クリックするだけで切り替えられます。
本製品は、8000mAhと大容量のバッテリーを備え、最大13時間駆動するのもポイント。厚みは6.9mm、質量は599gと薄型軽量で持ち運びやすく、外出先で長時間使いたい方にもおすすめです。
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