デジタルイラストを制作する際に役立つ「ペンタブ」。初心者向けからプロ向けまで、サイズや機能、検知精度が異なるさまざまなモデルが展開されています。そのため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ペンタブのおすすめモデルを、板タブと液タブに分けてご紹介します。選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ペンタブのおすすめ|板タブ
商品 | ワコム CTL-6100/K0 | ワコム PTH460K0D | ワコム CTC6110WLW0D | エックスピーペン Deco 01 V2 ペンタブレット | エックスピーペン Deco MW ペンタブレット | エックスピーペ Deco mini7 | エックスピーペン StarG640 | センスラボ BPH1212W-A | プリンストン RPTB-WPD10 | HUION ペンタブレット Inspiroy H430P | ガオモン ポータブルペンタブレット S620 |
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入力範囲(幅×奥行き) | 216x135 mm | 160x100 mm | 216x135 mm | - | 203.2x127 mm | 177.8x111.1 mm | 160x100 mm | 262.4x147.4 mm | - | - | - |
筆圧感知レベル | 4096 レベル | 8192 レベル | 4096 レベル | 8192 レベル | 8192 レベル | 8192 レベル | 8192 レベル | 8192 レベル | 4096レベル | 4096レベル | 8192レベル |
傾き検知レベル | - | ±60 | - | 60° | 60° | - | - | ± 60 度 | ± 60 度 | - | - |
対応OS | Windows 7以降 (最新のSP適用。Windows 10 Sを除く) macOS 10.11以降 最新バージョンのChrome OSに対応したデバイス | Windows 7以降 (最新のSP適用/64bitのみ) Mac OS X 10.15以降 | Windows 10以降(最新のSP適用/64bitのみ) macOS 11以降 最新バージョンのChrome OS | Windows 10/8/7、 Mac OS X 10.10以降、Android 6.0以降 | Windows 7以降 Mac OS X 10.10以降 Android 6.0以降 Chrome OS 88以降 Linux | Windows 7/8/10、Msc OS X 10.10以降 | Windows 7以降、Mac OS X 10.12以降 | Windows 10/8.1 mac OS 10.9~ | ChromeOS | Windows,MacOS, Android 6.0以降 | |
接続方法 | USB | USB | USB、Bluetooth | USB | USB | USB | USB | USB | - | USB | USB |
ワコム(Wacom) Wacom Intuos Medium ベーシック CTL-6100/K0
初心者・中級者向けのペンタブです。サイズは264×200×8.8mm、重さは390gとコンパクトかつ軽量なので、携帯性を重視する方におすすめ。読み取り可能範囲は216×135mmです。薄型ながら、耐久性にも優れています。
筆圧感知レベルは4096レベルと標準的。付属のスタイラスペンは、電磁誘導方式(EMR)を採用することで電源を必要とせず、電力がLCD画面と保護ガラスを通過して供給されます。バッテリーの消耗や電源ケーブルのねじれ・破損を防げるのがメリットです。
WindowsやmacOSを搭載したパソコンはもちろん、AndroidスマホやChromebookにも対応しています。Corel Painter Essentials 8・Corel AfterShot 3・CLIP STUDIO PAINT PROといったソフトを使用可能です。
ワコム(Wacom) Wacom Intuos Pro Small PTH460K0D
サイズが269×170×8.45mmと、コンパクトなペンタブです。重さは450gと軽量なので、携帯性を重視する方におすすめ。スリムながら耐久性に優れています。読み取り可能範囲は160×100mmです。
カスタマイズ可能な6個のショートカットキーを搭載。10点のマルチタッチ機能も備えており、自由に作品の拡大・縮小・回転ができます。本体横のスイッチで機能のオン・オフも選択可能です。
高性能なWacom Pro Pen 2が付属。線の遅延が少ないため、ペンの追従性に優れています。筆圧感知レベルが最大8192レベルと高いうえ、±60レベルの傾き検知に対応し、精密かつナチュラルに線を描くことが可能です。
S・M・Lの3サイズ展開があり、緻密な調整が求められる写真編集を行う方にもおすすめ。ほかにも、本製品にはスチール製ペンスタンドが付属しています。
ワコム(Wacom) Wacom One ペンタブレット medium CTC6110WLW0D
初めてデジタルイラストの制作をする方におすすめのペンタブです。無料のバンドルソフトウェアや使い方のチュートリアルなど、初心者に役立つコンテンツが用意されています。CLIP STUDIO PAINT PROの3ヶ月ライセンスや、Bamboo Paperのプロパックなどを利用可能です。
さらに、4096レベルの筆圧感知や、±60レベルの傾き検知に対応しています。スタイラスペンはバッテリーレスなので、充電の必要がありません。また、文房具メーカーが販売するデジタルペンも使用できます。
Bluetooth接続のほか、USB Type-C to Aケーブルを用いた有線接続が可能。OSは、Windows・macOS・ChromeOS・Androidに対応しています。
エックスピーペン(XP-PEN) Deco 01 V2 ペンタブレット
60°までの傾きを検知できるペンタブです。スタイラスペンを寝かせると線が太くなり、ペンを立てると線が細くなります。さらに、8192レベルの筆圧感知にも対応しており、正確にペン先のタッチを反映可能。アナログで絵を描くときのように、線の太さをコントロールしたい方におすすめです。
読み取りサイズは10×6.25インチと大きめながら、タブレット本体の厚さは8mmとスリムで携帯性にも優れています。また、ペンタブの表面にはエクスプレスキーを8個搭載しており、異なるソフトのショートカット機能をそれぞれ割り振り可能です。
WindowsやmacOSのほか、ChromeOSやAndroidに対応しているのもポイント。エックスピーペンのDeco Drawペイントソフト以外に、アイビスペイントX・FlipaClip・Zen Brushなどの主要ソフトでも使用できます。ソフトとの互換性を重視する方にもおすすめです。
エックスピーペン(XP-PEN) Deco MW ペンタブレット
X3スマートチップ搭載のスタイラスペンが付属するペンタブです。ON荷重は3g、ペン先の沈み込みは0.6mmと謳っており、反応速度に優れています。精度が高く、遅延の少ない製品を求める方におすすめです。
ペンの内部には消耗しやすいスプリング機構がないため、耐久性も良好。また、電磁干渉を防止して安定性したパフォーマンスを実現します。8192レベルの筆圧感知や60°の傾き検知により、繊細かつナチュラルな表現が可能です。
Bluetooth 5.0に対応しており、ケーブルの煩わしさがない点も魅力。1000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、持続力が高い点もメリットです。連続で10時間以上使用できます。
CLIP STUDIO PAINT・Photoshop・Blenderなど主要なソフトに対応しているので、互換性を重視する方にもぴったりです。
エックスピーペン(XP-PEN) Deco mini7
イラスト入門にほどよい、コンパクトなペンタブ。サイズは260.2×162.2×9.3mm、質量は307gで持ち運びに向いています。
バッテリーレスのスタイラスペン「P05D」が付属。傾き検知は最大60°、筆圧感知レベルが最大8192レベルと高く、繊細な描画をしやすいのも魅力です。
本体には、8つのショートカットキーが搭載されているのもポイント。それぞれカスタマイズが可能で、任意の機能を割り当てられるので、快適に使えます。
WindowsOSやmacOSに対応しているほか、同梱の「OTGアダプタ」を使用することで、一部のAndroidデバイスとも接続可能。ペンタブとしては価格が比較的安いため、コスパを重視する方にもおすすめです。
エックスピーペン(XP-PEN) ペンタブレット StarG640
無料のリズムゲーム「osu!」向けに開発されたペンタブ。ドライバーなどのインストールをせず、すぐにゲームを始められます。ほかのリズムゲームでも使用可能です。
付属のペンはバッテリーが不要。また、筆圧感度は8192段階、レポートレートが266RPSとレスポンスが早く、滑らかに描画を行えます。
19×16.2cmとコンパクトかつ、約2mmと薄型で、持ち運びにも向いています。Photoshop・SAI・Painter・Illustrator・Clip Studioなどの主要なソフトにも対応しており、イラスト初心者にもおすすめのモデルです。
センスラボ(Xencelabs) Xencelabs ペンタブレット Medium BPH1212W-A
人間工学に基づいて作られている、シームレスかつ緩やかなパームレストが特徴のペンタブ。本体が湾曲したスロープのようなデザインで、腕を自然な形で置けるため、長時間作業しても疲れにくい製品を探している方におすすめです。
3ボタンペンとスリムペン、2本のスタイラスペンが付属します。3ボタンペンは持ち手が太く、プログラム可能な3つのボタンを搭載。細い持ち手のスリムペンは鉛筆のように使用でき、プログラムできる2つのボタンを備えています。また、消しゴム機能を搭載しており便利です。
ペンの感度が高く、筆圧レベルは8192段階、±60°の傾き検知機能を備え、非常に軽いタッチで線や点を描けます。ペンタブのバッテリー稼働時間が16時間と長い点もメリットです。
接続方法は、ワイヤレスまたはUSBによる有線接続に対応。Windows・Mac・Linuxに対応しているうえ、多数のイラスト制作アプリで動作します。
プリンストン(PRINCETON) WoodPad RPTB-WPD10
天板に天然素材を使用している、木目のペンタブです。ナチュラルなデザインが好みの方におすすめ。サイズは約294×178×7.5mm、重さは約280gとコンパクトかつ軽量なので、携帯性に優れています。読み取り範囲は約224×140mmです。
スタイラスペンが付属し、±60°の傾き検知に対応しています。筆圧感知レベルは4096段階と標準的です。USB Type-A端子を搭載しているパソコンと有線で接続可能。OSはWindowsとmacOSに対応しています。
HUION ペンタブレット Inspiroy H430P
価格が安い、初心者におすすめのペンタブ。厚さは6.3mm、質量は135gと薄型軽量で、持ち運びに向いているのが魅力です。
Adobe Photoshop・Comic Studio・SAIなど、主要なデザインソフトに対応しています。Androidスマホに対応しているのも便利なポイント。ほかにも、MacやWindowsとも接続できます。
付属のペン「PW201」はバッテリーフリーで、電池交換が不要。筆圧感知レベルは4096、読み取り解像度は5080LPIと高く、微細な描画も可能です。サイドボタンは、ブラシ切り替えと消しゴムがデフォルトで設定されています。
パネル上部には4つのショートカットキーを搭載。カスタマイズができ、好みの機能を自由に割り当てられます。
ガオモン(GAOMON) ポータブルペンタブレット S620
8192段階と筆圧検知レベルが高く、書き心地が滑らかなペンタブ。レポートレートは266PPS、解像度は5080LPIで、遅延が少なくカーソルがペンの動きにしっかり追従します。
ペンにはショートカットキーが搭載されており、ドライバー経由で任意の機能を割り当てることが可能です。また、本体の左上にもショートカットキーが4つ搭載。カスタマイズすることで、自分がよく使う機能へスムーズにアクセスできます。
本体の質量は249g、厚さは8mmと軽量薄型で、持ち運びにも向いています。Windows OSやMac OSのノートパソコンのほか、OTG機能が搭載されたAndroidデバイスにも接続可能。板タブとしては価格も安く、初心者でも導入しやすいおすすめのモデルです。
ペンタブのおすすめ|液タブ
商品 | ワコム DTK1660K0D | ワコム DTC121W0D | ワコム DTH135K0C | ワコム DTH227K4C | エックスピーペン JPCHCD120FH | エックスピーペン MD160QH | エックスピーペン Artist 22 Plus | エックスピーペン Artist 24 CD240Q | エックスピーペン Magic Drawing Pad 9494G_JP | HUION Kamvas 13 GS1331 | Artisul 液晶ペンタブレット SP1603 |
販売ページ | |||||||||||
画面サイズ(インチ) | 15.6インチ | 11.6インチ | 13.3インチ | 21.5インチ | 11.9インチ | 16インチ | 21.5インチ | 23.8インチ | 12.2インチ | 13.3インチ | 15.6 |
入力範囲(幅×奥行き) | 344.16x193.59 mm | 257x145 mm | 294×165mm | 476x268 mm | 263.23x148.07 mm | 344.68x215.42 mm | 476.06x267.79 mm | 526.85x296.35 mm | - | - | - |
筆圧感知レベル | 8192 レベル | 4096 レベル | 8192レベル | 8192 レベル | 8192 レベル | 16384 レベル | 16384 レベル | 8192 レベル | 16384 レベル | 8192レベル | 8192レベル |
傾き検知レベル | ±60 | ±60 | 60° | 60° | 60° | 60° | 60° | 60° | - | ±60° | - |
対応OS | Windows 7以降(最新のSP適用) macOS 10.12以降(最新版) | Windows 10以降(最新のSP適用/64bitのみ) macOS 11以降 最新バージョンのChromeに対応したデバイス Android OSバージョン8.0以降 | Windows Mac ChromeOS Android | Windows 10以降(64ビットのみ、最新のSP適用) macOS 11以降 | Windows 11/10/8/7 Linux Mac OS X 10.10以降 Android(USB 3.1、DisplayPort 1.2) Chrome OS 88以降 | Windows 7以降 macOS 10.10以降 Android(USB3.1 DP1.2) Chrome OS 88以降 Linux | Windows 7以降 macOS 10.10以降 Chrome OS 88以降 Android (USB3.1 DP1.2) Linux | Windows 7以降 Mac OS X 10.10以降 Chrome OS 88以降 Linux | Android 12 | Windows 7以降 macOS 10.12以降 Linux Android 6.0以降(USB3.1 DP1.2) | Windows7以降/Mac OS 10.12以降/Android 6.0以降 |
接続方法 | USB | USB | USB type C | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB | USB、HDMI |
ワコム(Wacom) Wacom Cintiq 16 DTK1660K0D
必要最低限の機能に絞ることで価格を抑えた、ミドルクラスのペンタブ。コスパを重視する方におすすめです。付属している3in1ケーブルを用いてパソコンのUSB Type-Aポート・HDMIポートに接続します。
表示サイズは15.6インチ、最大表示解像度は1920×1080。ディスプレイにはアンチグレア加工が施されており、外光の反射や映り込みなどを軽減することが可能です。
また、ペンの追従性に優れており、紙のような自然な描き心地を楽しめると謳っているのも魅力。バッテリーレスのスタイラスペンを採用し、8192レベルの筆圧感知や±60レベルの傾き検知に対応しています。
画面の角度を19°にできる折りたたみスタンドを搭載しているのもポイント。また、別売りの専用スタンドにも対応しています。イラスト制作時の姿勢を改善したい方もチェックしてみてください。
ワコム(Wacom) Wacom One 液晶ペンタブレット 12 USB-C Cable DTC121W0D
これからデジタルイラスト制作を始める方におすすめのペンタブです。CLIP STUDIO PAINT PROやSerif Affinity Designerの3ヶ月ライセンスが付属。チュートリアルが充実しており、初心者のスキルアップにも役立ちます。
液晶パネルの表示サイズは11.6インチです。解像度は最大で1920×1080に対応しています。アンチグレア加工が施されているため、外光が反射しにくい点もメリットです。
Wacom Oneスタンダードペンが付属。±60レベルの傾き検知に対応しています。筆圧感知レベルは4096段階と標準的です。OSはWindows・macOS・ChromeOS・Androidに対応。USB Type-Cケーブル付きで、パソコンやモバイル端末に接続してすぐにイラスト制作を行えます。
ワコム(Wacom) Wacom Movink 13 DTH135K0C
ワコムでは初となる13.3型の有機ELディスプレイを採用したペンタブです。応答が早いうえに色域が広く、鮮やかかつ高精細な画面表示を叶えています。コントラスト比は100000:1で、より深い黒を表現可能です。
また、アンチグレア強化ガラスを採用したことで、視差を極限まで抑えているうえ、書き心地に優れています。
さらに、タッチテクノロジーを採用し、直感的に操作が行えるのも魅力です。さらに、画面左上と右上に搭載されているタッチキーは、さまざまなショートカットを割り当て可能。自分がよく使う機能にアクセスしやすくできるのもポイントです。
本製品の最薄部は3mm、質量は420gとコンパクトで、ワコムのペンタブのなかでは最薄・最軽量を実現しています。Windows・Mac・Chrome・Androidの各OSに対応。スマホからパソコンまで幅広く使える、プロ仕様モデルを求める方におすすめです。
ワコム(Wacom) Wacom Cintiq Pro 22 DTH227K4C
プロ仕様のペンタブです。ディスプレイサイズが21.5インチと大きいほか、4K解像度とHDRガンマに対応。高精細で美しい表示を実現します。リフレッシュレートは120Hzなので、滑らかな映像も出力可能です。
スリムベゼルを採用しているため、作業領域が広いのも長所。ペン先とカーソルの視差がより小さくなる点や、長時間利用しても液晶が熱くなりにくい点も魅力です。
スタイラスペンには、描き味や使い心地が改善されたWacom Pro Pen 3を採用しています。作業スタイルにあわせてパーツを入れ替えることができ、グリップの太さやサイドスイッチの数、ペンの重心をカスタマイズ可能です。
ディスプレイのサイドにはエクスプレスキーを搭載しており、ショートカット機能を使用できます。そのほか、100×100mmのVESAマウントに対応しているのも特徴です。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist 12 セカンド JPCHCD120FH
多数の周辺アクセサリーが同梱されており、初心者にもおすすめのペンタブ。「X3 Elite Plusスタイラスペン」は、8192段階の筆圧感知や60°の傾き検知機能が備わっています。また、スプリングの部品を使わないことで高い安定性や耐久性を実現しているのがポイントです。
ほかにも、USB Type C-Cケーブルやペーパーライク保護フィルム、2本指グローブ、ペンケース、10本の替え芯などが付属しています。
本製品はAdobe RGBは94%、sRGBは127%の色域をカバーするなど、色表現に優れているのも魅力。最大1760万色を表示できると謳われており、鮮やかな画面で描画を行えます。
画面には「フルラミネート加工技術」を採用。画面とカバーガラスが一体化していることで、ペン先とカーソルの視差が少なく、思い通りの描画をしやすいのもメリットです。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist Pro 16 Gen 2 MD160QH
X3 Proスマートチップスタイラスが付属するペンタブです。筆圧感知レベルが16384段階と非常に高い点が特徴。描線が滑らかかつ正確なモデルを探している方におすすめです。
ペンに搭載されている2つのショートカットキーにより、ブラシと消しゴムを切り替えられます。ペンの重さは16gと軽量ながら、耐久性に優れている点も魅力です。
sRGBの色域カバー率は99%と高く、ナチュラルな色を表現可能。ディスプレイにはフルラミネーション加工が施されています。ペン先とカーソルの視差が少ないため、正確な位置に線を引けるのがメリットです。
紙のような感触のX-Paper Surfaceを採用。反射や映り込みを低減するほか、指紋汚れが残りにくい加工が施されています。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist 22 Plus
21.5インチと大画面で高性能なペンタブ。スタイラスペンに「X3 Proスマートチップ」を搭載し、筆圧感度が16384レベルと非常に高いのが魅力。従来の約2倍の検知能力があると謳われており、滑らかでアナログのような書き心地を実現しています。
sRGBカバー率は最大99%と広色域で、色鮮やかに映像を表現可能。また、フルラミネーション加工が施されており、視差が少ないので快適に描画を行えます。大型でハイスペックなペンタブを求める方におすすめです。
本体にはスタンドが内蔵されており、15~88°まで自分が作業しやすい角度に調節可能。また、100×100mmのVESAマウントにも対応し、モニターアームにも取り付けられます。
パソコンとの接続はUSB Type-Cケーブル1本で簡単。USB Type-C to CとUSB Type-A to Cケーブルが同梱されているので、すぐに使い始められます。
エックスピーペン(XP-PEN) Artist 24 CD240Q
23.8インチの液晶ディスプレイを搭載しているペンタブです。解像度は2560×1440。sRGBで127%、NTSCで90%、Adobe RGBで94%と色域カバー率が高く、色彩豊かな表現が可能です。
背面にスタンドを搭載しており、画面の角度を16~90°の範囲で調整可能です。また、ケーブルスロットと取り外し可能なバックカバーにより、ケーブルをすっきりとまとめられます。
バッテリーフリーのPA6スタイラスペンが付属。筆圧感知レベルは8192段階と高く、最大60°の傾き検知機能を有しています。OSはWindows・macOS・ChromeOS・Linuxに対応。ソフトはPhotoshop・Illustrator・Blender 3Dなど、幅広くサポートしています。
エックスピーペン(XP-PEN) Magic Drawing Pad 9494G_JP
Android OSを搭載し、パソコン不要のペンタブとして使える描画向けタブレットです。紙のように描ける低ブルーライトの「X-Paperディスプレイ」を採用。解像度は2160×1440と高画質なのに加え、色域カバー率がsRGB109%、Adobe RGB82%と高く、画面表示が鮮やかなのが魅力です。
筆圧感知が16384段階と非常に高レベルの「X3 Pro Pencil」が付属し、より繊細な描画も行えます。また、ペンにはショートカットキーを搭載。ブラシや消しゴムなど、よく使う機能をカスタマイズでき、クリックするだけで切り替えられます。
本製品は、8000mAhと大容量のバッテリーを備えており、最大13時間駆動するのもポイント。厚みは6.9mm、質量は599gと薄型軽量で持ち運びやすく、外出先で長時間使いたい方にもおすすめです。
HUION Kamvas 13 GS1331
液タブ・板タブ2通りの使い方ができ、初心者が初めて購入するペンタブにおすすめのモデル。内蔵されているスタンドは20~45°の6段階で調節でき、楽な姿勢で作業を行えます。
付属のデジタルペンに「PenTech3.0」を搭載。磁気コアを下げ、ペン先に安定性を持たせています。筆圧検知は8192レベル、±60°の傾き検知機能も搭載されています。
sRGBカバー率は120%、Adobe RGBカバー率は92%で、1670万色を表現可能。色域が広く、鮮やかで美しい画面で作業を行えます。フルラミネーション加工によって、視差を抑えられているのもポイントです。
本体には8個のショートカットボタンを搭載しており、好みの機能を割り当てが可能。ペン立てや10本のペン先、スタンド、クリーニングクロスなど付属品も充実しています。
Artisul 液晶ペンタブレット SP1603
ホイールと14個のファンクションキーを搭載しているペンタブです。アプリごとにショートカットキーを設定できます。頻繁に使うコマンドをキーに割り当てることで、作業を効率化したい方におすすめです。
フルラミネーションディスプレイを採用しており、ガラスによる視差を最小限まで抑えている点もメリット。ペン先と実線の誤差が少ないため、快適にイラスト制作を行えます。色域カバー率はsRGBで128%、NTSCで90%と広色域なので、ナチュラルな色表現が可能です。
また、近未来感のあるデザインを採用しているため、おしゃれなモデルを探している方にもおすすめ。マット仕上げの金属製で手触りがよく、長時間使用しても熱くならないと謳っています。
また、電源ボタンを押すことで、素早く液タブモード・板タブモードを切り替え可能。OSはWindows・macOS・Androidに対応しています。
ペンタブの売れ筋ランキングをチェック
ペンタブのランキングをチェックしたい方はこちら。
ペンタブとは?
ペンタブはペンタブレットとも呼ばれており、デジタルイラストの制作ができる機器のことです。スタイラスペンを使うことでカーソルの操作ができます。
ペンタブを使うことで紙に絵を描くように作業できるため、マウスよりも繊細に描画できるのがメリットです。また、描いた軌跡を認識できるだけでなく、筆圧も検知できます。ペイントソフトが筆圧感知に対応している場合、ブラシサイズや色の濃淡を加減できる点も便利です。
ペンタブの選び方
種類をチェック
比較的リーズナブルな「板タブ」
ペンタブの導入コストを抑えたい方には、比較的リーズナブルな板タブがおすすめです。板タブはパソコンと接続して使用し、描いた絵や文字がモニターに表示されます。
ディスプレイを見ながら絵を描く技術が必要なので、上手に扱うには慣れが必要です。しかし、描いている線が自分の手やペンで隠れて見にくいといった事態を避けられます。基本的にディスプレイを見続けるため、姿勢が悪くなりにくいのもメリットです。
板タブについて詳しく知りたい方はこちら
描きやすさを重視するなら「液タブ」
液タブは、液晶画面に直接書き込めるのが特徴です。板タブと同様に、基本的にはパソコンと接続して使用します。
手元を見ながら直感的に操作可能。描きやすさを重視する方におすすめです。アナログで絵を描いている方でも、デジタルイラストに移行しやすいというメリットがあります。
ただし、机などに置いて作業する場合は覗き込むようにして絵を描くことになるため、姿勢が悪くなりやすい点はデメリット。また、板タブよりも導入コストが高い点には留意しましょう。
液タブについて詳しく知りたい方はこちら
本体のサイズをチェック
ペンタブを購入する際は本体サイズをチェック。持ち運んで使う場合は、コンパクトなモデルを選ぶのがおすすめです。ただし、あまりに小さいと快適に使えない場合も。スムーズにイラストを制作するには、ある程度の広さが必要です。一方、大きすぎると作業スペースを取られてしまう点には留意しましょう。
また、実際にペンで操作できる広さを確認するのも大切です。製品によっては、入力範囲や読み取り可能範囲として明記されています。液タブであれば、入力範囲と液晶ディスプレイの広さはほぼ同じです。
板タブの場合はモニターが別になっているため、入力範囲とモニターの表示領域をできる限り揃えることでより便利に使えます。また、入力範囲とモニター上の操作エリアを揃えられる板タブもラインナップ。気になる方はチェックしてみてください。
イラストのクオリティを上げるなら検知精度にも注目
筆圧感知レベルをチェック
筆圧感知レベルもチェックしておきたいポイントです。筆圧感知レベルとは、筆圧をどの程度細かく感知できるかを表す数値のことです。この数値が高いほど、より精密に筆圧を感知できます。
例えば、4096レベルであれば、4096段階で筆圧を感知可能です。なかには、より精密な8192レベルのペンタブもラインナップされています。本格的にデジタルでイラストを制作したい方におすすめです。
傾き検知をチェック
傾き検知とは、ペンを斜めに傾けたときに、その傾きを検知する機能です。本物の鉛筆でイラストを描くときのように、陰影をつけたり線の太さを変えたりする際に役立ちます。
色の濃淡や線の太さはソフトで設定できるものの、傾き検知を使えばより直感的にイラストを制作可能。これまでアナログでイラストを描いていた方にもおすすめです。
接続方法をチェック
ペンタブは製品によって接続方法が異なる点に注意。有線接続に対応しているモデルは、ケーブルでパソコンと接続するため、通信の安定性に優れています。ただし、ケーブルの届く範囲でしか使用できないのがデメリット。ワイヤレス接続に対応しているモデルは、離れた場所から操作できるため、使い勝手を重視する方に適しています。
なお、液タブをパソコンと接続する場合は、USBケーブルだけでなく映像ケーブルでの接続も必要です。パソコンがHDMIに対応しているかも、あらかじめチェックしておきましょう。
また、パソコンに接続しているモニターと同様に、OS上ではペンタブも1つのモニターとして認識されます。そのため、パソコンでディスプレイの設定が必要になる場合がある点にも留意しましょう。
接続機器やアプリ・ソフトに対応しているかどうか
使っているパソコンにペンタブが対応しているかをチェックするのも大切です。製品によって、WindowsやmacOSなど対応しているOSが異なります。
また、アプリやソフトの対応状況も製品ごとに異なるため、使いたいソフトが決まっている方は注意しましょう。CLIP STUDIO PAINT・Photoshop・アイビスペイント・Blenderなど、有名なソフトに対応しているモデルを目安に選ぶのもおすすめです。
機能性をチェック
作業効率が上がる「ファンクションキー」搭載
作業を効率化したい方には、ファンクションキーを搭載しているモデルがおすすめです。ファンクションキーに戻る・進む・スポイト・消しゴムなどを登録できます。アプリごとにファンクションキーを設定できるモデルであれば、よりカスタマイズしやすく便利です。
なかには、ペンタブにホイールを搭載しているモデルや、スタイラスペンにサイドボタンが付いているモデルもラインナップされています。便利な機能を素早く呼び出したい方にぴったりです。
直感的に操作可能な「タッチ機能」
タッチ機能を搭載しているペンタブは、タブレットのように指で操作できるのがメリット。直感的にペンタブを操作したい方におすすめです。なかでも、マルチタッチに対応しているモデルは、複数の指で操作ができます。拡大・縮小・回転などの機能を素早く行えるのが便利です。
また、タッチ機能のオン・オフを切り替えられるモデルもラインナップされています。指が触れて起こる誤操作を防ぎたい方はチェックしてみてください。
パソコン不要で使える「スマホ対応モデル」
スマホ対応モデルであれば、スマホに接続して使用できます。パソコンがなくてもペンタブを使えるため、外出先でイラスト制作をしたい方におすすめです。
スマホ対応モデルの多くがAndroidをサポートしています。ただし、Androidのバージョンが古い場合は接続できない場合も。また、iPhoneに対応しているペンタブは少ないため注意しましょう。
長時間作業に向いている「スタンド」付き
スタンドを搭載しているペンタブは画面の角度を調整できるので、長時間の作業に適しています。特に液タブの場合、姿勢が前かがみになるため猫背になりやすいので、スタンドを利用することで体への負担を軽減可能です。
なかには、VESAマウントに対応しているモデルもラインナップ。スペースを有効活用したい方や、壁掛けやモニターアームに取り付けて使いたい方におすすめです。
ペンタブのおすすめメーカー
ワコム(Wacom)
ワコムは、埼玉県に本社を構えるメーカーです。スマホ・タブレット・パソコン・電子書籍向けのデジタル文具を取り扱っています。
ペンタブも多数ラインナップしており、初心者向けモデルからプロ仕様のモデルまで幅広く展開。なかには、4K解像度に対応しているモデルも販売されているため、高精細なモデルを探している方におすすめです。
エックスピーペン(XP-PEN)
2005年に発足したエックスピーペンは、世界130ヶ国以上で製品を販売している中国のブランドです。ペンタブは板タブ・液タブの両方をラインナップしています。
「X3 Proスマートチップ」を搭載しているスタイラスペンは、筆圧感知レベルが16384レベルと非常に高いのがメリット。耐久性・安定性にも優れているので、長く使用できる製品を求める方にもおすすめです。