デジタルイラストやデザイン作業に欠かせないワコムのペンタブ。初心者からプロまで、さまざまなニーズに応える多彩なラインナップが魅力です。しかし、どれを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ワコムのペンタブのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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ワコムのペンタブの魅力とは?

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ワコムのペンタブレットは、自然な描き心地が魅力です。高精度な筆圧感知機能を搭載したモデルは、繊細なタッチから力強いストロークまで表現可能。特に、プロフェッショナル向けモデルでは8192段階の筆圧レベルを実現し、デジタルアートの可能性を広げられます。

また、初心者からプロまで幅広いニーズに応える豊富なラインナップもポイントです。自分のレベルや用途に合わせて選択できます。

長期間使用しても安定したパフォーマンスを発揮する耐久性の高さも特徴です。カスタマーサポート体制も充実しているので、安心して使えます。

ワコムのペンタブの選び方

種類を選ぶ

板タブ

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板タブは、ディスプレイ機能がないシンプルな構造のペンタブです。パソコンの画面を見ながら手元のタブレットにペンで描く方式を採用しています。ペンタブとモニターが分離しているため、手元を見ずに描く技術が必要になります。

板タブは低価格なモノが多いため、初心者でも気軽に使用できるのがメリット。また、イラストが手で隠れないので、全体を見ながら描けるのも魅力です。一方、描いている部分が見えないため、慣れるまで時間がかかりやすい点がデメリットといえます。予算を抑えながらもデジタルイラスト制作の基礎を学びたい方におすすめです。

液タブ

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液タブは、ディスプレイが搭載されており、直接画面上に描画できるタイプです。紙に描くような直感的な操作が可能で、描いた線がそのまま画面に表示されます。視線移動が少なく、自然な感覚で描けるモノが欲しい方におすすめです。

一方、板タブと比較して高価格であることや、イラストなどが手などで隠れたり、光が反射して見えにくくなったりするのがデメリット。アナログからデジタルへの移行を考えている方や、本格的なデジタルイラストをしたい方などにおすすめです。

本体サイズ・画面サイズをチェック

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ペンタブレットを選ぶ際、本体サイズや画面サイズは作業効率や快適性にかかわります。自分の作業環境や描きたいモノに合わせて、適切なサイズを選びましょう。小さすぎると細かい作業がしにくく、大きすぎると設置スペースや持ち運びに制限がでます。

板タブの場合、モニターサイズに合わせて選ぶのがおすすめ。板タブとモニターの大きさがあまりに異なると違和感に感じる場合があるので注意が必要です。

液タブは画面上に直接描くため、作業内容や用途に合わせて選びましょう。16インチ程度のモノは持ち運びやすいほか細かい作業もしやすいので、幅広い用途に対応できます。大型モデルは広い作業スペースを確保できるのがメリットです。

液タブなら解像度・最大表示色・色域カバー率をチェック

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液タブを選ぶ際は、解像度・最大表示色・色域カバー率をチェック。ディスプレイが高解像度であるほど細かい描画が可能です。作品のクオリティを上げたい方は事前にしっかりと確認しておきましょう。

最大表示色と色域カバー率は色表現の豊かさに影響します。特に、プロフェッショナルな制作現場では正確な色再現性が求められるので、最大表示色が多く、色域カバー率が高いモデルがおすすめです。しかし、性能が高いモノほど価格が高くなる傾向があるため、用途に応じて必要な色域カバー率を持つモデルを選んでみてください。

付属ペンの性能をチェック

筆圧レベル

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筆圧レベルとは、ペンで描く線の太さや濃さを何段階で表現できるかを示す数値です。数値が大きいほど、より細かい筆圧の変化を感知でき、繊細な表現が可能になります。ワコムのペンタブレットには、主に4096段階と8192段階の筆圧レベルがあります。

4096段階の筆圧レベルは、一般的な描画作業には十分な性能です。軽い筆圧から強い筆圧まで、なめらかな変化を表現できます。一方、8192段階になると、さらに微細な筆圧変化を感知でき、繊細なグラデーションや、リアルな質感表現が可能になるのが魅力です。

特に、プロフェッショナルな制作やリアルな質感表現を多用する場合は、8192段階の筆圧レベルがおすすめ。用途や予算に合わせて、適切な筆圧レベルのモデルを選びましょう。

傾き検出機能

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傾き検出機能は、ペンの角度を認識し、その傾きに応じて線の特性を変化させる機能です。ペンを傾けることで線の太さや形状が変わります。アナログの筆や鉛筆のような自然な描画感覚を再現できるのが魅力です。

傾き検出機能があると、鉛筆で描くときのようにペンを傾けると線が太くなったり、色の濃さが変わったりします。線の表情が重要な作品を制作する方にとって、傾き検出機能は創作の可能性を広げる強力なツールです。趣味で描く方でも、より本格的な表現を目指す場合は検討してみてください。

読取分解機能

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読取分解機能とは、ペンタブがペンの位置をどれだけ細かく検知できるかを表す指標です。数値が高いほど精密にペンの動きを認識できます。

高い読取分解機能は、特に細かい線を描く際や精密な作業において重要。線がカクカクしたり、意図しない位置に描画されたりするのを防ぎ、スムーズで正確な描画が可能です。

初心者の方やざっくりとした描写が多い方はそこまで気にする必要はありませんが、プロフェッショナルな制作環境では作品の質につながるのでチェックしておきましょう。

使用したいPC・スマホに対応しているかチェック

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ペンタブレットを購入する前に、使用するデバイスとの互換性を確認することが重要です。せっかく購入したペンタブが使用デバイスに対応していないと、追加のアダプタや変換ケーブルが必要になることがあります。ワコムの製品は対応OSやデバイスが示されているので、事前にチェックしましょう。

PCとの接続では、WindowsとmacOSに幅広く対応しています。ただし、バージョンによっては非対応の場合もあるので、仕様を確認することが大切です。

スマートフォンやタブレットとの接続については、一部のAndroid端末に対応しているモデルもありますが、iPhoneやiPadと接続はできないため、Appleユーザーは注意しましょう。

有線かワイヤレスか接続方法をチェック

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ペンタブレットの接続方法は、有線接続とワイヤレス接続の2種類です。使用環境や作業スタイルなどによって適した接続方法が変わります。

有線接続は、ケーブルを使用して接続可能。安定した接続と遅延の少なさが特徴で、特に精密な作業を行う際に適しています。また、充電切れの心配がなく使用可能。しかし、ケーブルがあるため、取り回しにくいのが難点です。

ワイヤレス接続は、配線が不要で接続できるのがメリット。デスク周りをすっきりさせられるほか、自由に場所を変えて使用できるのが魅力です。一方、接続が不安定になったり、バッテリー切れのリスクがあったりする点に注意が必要。安定した作業環境を重視する方は有線を、自由度を重視する方はワイヤレスを選ぶのがおすすめです。

便利な機能をチェック

タッチ機能

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タッチ機能は、ペンを持たない手で画面を直接操作できる機能です。スマートフォンと同様に、指でのタップや拡大、縮小、などのジェスチャー操作が可能になります。

タッチ機能を併用することで、作業効率を向上させられるのがメリット。片手でキャンバスの移動や拡大・縮小をしながら、もう片方の手でペン操作ができます。イラスト制作では細部の描き込み時に拡大表示が頻繁に必要になるため、タッチ機能があると便利です。

エクスプレスキー

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エクスプレスキーは、ワコムのペンタブレットに搭載されているカスタマイズ可能な物理ボタンです。よく使うショートカットや機能を割り当てることができます。

エクスプレスキーがあると、キーボードに手を伸ばさずにショートカット操作ができるのがメリットです。視線をタブレットから離さずに操作しやすくなるため、作業をスムーズに進められます。頻繁に使う操作をスピーディに行いたい方はチェックしてみてください。

角度調整機能

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角度調整機能は、ペンタブの傾斜角度を変更できるスタンド機能のことです。本体内蔵または付属のスタンドが用意されており、作業スタイルや好みに合わせて角度を調整できます。

角度調整できることで、平らな状態での作業時に前かがみになりがちだったのが、背筋を伸ばした姿勢で作業しやすくなるのが魅力。また、光の反射を抑えられるのもメリットです。

スタンドを選ぶ際は、調整可能な角度や安定性をチェック。調整できる角度は機種によって異なるため、自分の作業スタイルに合った角度調整が可能か確認することが大事です。

ワコムのペンタブのおすすめ|板タブ

ワコム(Wacom) One by Wacom Medium CTL-672/K0-C

ワコム(Wacom) One by Wacom Medium CTL-672/K0-C

シンプルで初心者でも使いやすいエントリー向けのペンタブです。バランスのよいMサイズを採用しており、使いやすいのが魅力。ペンは、筆圧対応で自然な描き心地を楽しめます。また、バッテリーレスで持ちやすい形状を採用しているのもポイントです。

さらに、Windows、Mac、Chromeに対応し、さまざまな環境で活用できます。USBケーブル接続で簡単にセットアップが可能。価格も安いのでデジタルイラストにチャレンジしてみたい方にもおすすめです。

ワコム(Wacom) Intuos Medium CTL-6100/K0

ワコム(Wacom) Intuos Medium CTL-6100/K0

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イラストから写真加工まで幅広く使える、エントリーからミドルクラス向けモデルのペンタブです。厚さわずか8.8mmの薄型コンパクト設計で、持ち運びに便利。スリムかつコンパクトなモノを探している方に適しています。

バッテリー不要のペンは、自然な描き心地が魅力です。4096レベルの筆圧感知機能により、線の太さや濃淡を違和感を抑えて表現できます。

Windows、Mac、Android、Chromebookなど、さまざまなデバイスで利用できるのもポイント。シンプルなUSB接続で、手軽にデジタルアートを始めたい初心者におすすめのモデルです。

ワコム(Wacom) Intuos Small CTL-4100/K0

ワコム(Wacom) Intuos Small CTL-4100/K0

初心者でも扱いやすいペンタブです。4つのファンクションキーを搭載しており、作業効率をアップできます。Windows・Macだけでなく、Android端末やChromebookとの接続も可能。バッテリー不要のペンを採用しているので、充電の手間を減らせるのもポイントです。

厚さわずか8.8mmのスリムなボディで持ち運びにも便利。4096レベルの筆圧感知機能により、自然な描き心地を実現しているのがポイントです。

イラストや写真編集、マンガ制作など、さまざまな用途に対応するソフトウェアがダウンロードできます。さデジタルでの創作活動を始めたい方におすすめのペンタブレットです。

ワコム(Wacom) Intuos Pro Large PTK870K0C

ワコム(Wacom) Intuos Pro Large PTK870K0C

直感的な操作で創作活動をサポートするプロフェッショナル向けペンタブレットです。最薄部4mmの薄型ボディながら、349×195mmの広い描画エリアで、複雑なデザイン作業も快適に行えます。ペンの軌跡を正確に捉え、細部まで繊細な表現が可能です。

付属のWacom Pro Pen 3は8192レベルの筆圧検知に対応し、細かいニュアンスなども繊細に描写できます。さらに、エクスプレスキーとメカニカルなダイヤルを搭載し、作業効率を向上させられるのもポイントです。

USB接続とBluetooth接続をシーンに合わせて簡単に切り替えらるのも魅力。ワイヤレス使用時も最大16時間の連続使用ができます。CLIP STUDIO PAINT EXなどのソフトウェアも付属。イラスト制作やデザイン作業を行うプロのクリエイターにおすすめのモデルです。

ワコムのペンタブのおすすめ|液タブ

ワコム(Wacom) Cintiq 16 DTK1660K0D

ワコム(Wacom) Cintiq 16 DTK1660K0D

画面に直接描ける、初心者〜中級者向けのペンタブです。筆圧8192レベル対応のWacom Pro Pen 2を搭載。細かな線の強弱表現ができ、紙のような自然な描き心地を実現しています。

15.6型フルHD液晶を採用。アンチグレアフィルムをディスプレイに施しており、反射や映り込みを抑えられるのが特徴です。内蔵の折りたたみスタンドで19°の角度をつけられ、長時間の作業も快適に行えるのが魅力。さらに、WindowsとMacの両方に対応し、HDMIやUSBケーブルで簡単に接続できます。

オプションでスタンドやペン芯、グリップなども用意。自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズ可能です。

ワコム(Wacom) One 13

ワコム(Wacom) One 13

創作活動に挑戦したい人向けに設計されたペンタブです。はじめての方でも安心して使えるよう、多彩なチュートリアルやバンドルソフトウェアが付属しています。

カスタマイズ性も充実しており、ペンの種類や色、接続ケーブルを自分好みできるのも魅力です。USB Type-Cケーブル1本でのシンプル接続で、すぐに制作をスタートできるのもポイント。充電不要のバッテリーレスペンで、描きたいときにすぐ使えて便利です。

Windows、Mac、ChromebookやAndroidなど、さまざまな端末で利用可能。リアカバーやスタンド、キャリーケースなど豊富なオプションも用意されています。40年以上のワコム技術が詰まった、おすすめの液タブです。

ワコム(Wacom) Cintiq 22

ワコム(Wacom) Cintiq 22

ワコムのペンテクノロジーを搭載した大型ペンタブです。21.5型フルHD解像度の広々とした描画エリアで、創作活動が快適に行えます。画面への映り込みを軽減するアンチグレア加工を施し、紙に描くような自然な描き心地を実現しているのが特徴です。

筆圧8192レベル対応のWacom Pro Pen 2により、繊細なタッチから力強いストロークまで自在に表現できます。ペンは充電不要のバッテリーレス設計で、快適に長時間の使用可能。16°~82°まで調整できるスタンドを搭載し、自分に合った角度で描画作業ができます。

USB、HDMIケーブルをPCに接続するだけで簡単にセットアップが完了し、すぐに使い始められます。「CLIP STUDIO PAINT EX」や「ZBrush」などのクリエイティブソフトをダウンロードできるのも魅力です。

ワコム(Wacom) One 12

ワコム(Wacom) Cintiq 22

多彩なチュートリアル・サービスが付いた、デジタル体験がはじめての方におすすめのペンタブです。11.6インチのフルHD液晶画面を採用しているほか、4096段階の筆圧レベルを備え、紙に描くような自然な描き心地を実現しています。

ペンのカラーや種類を自分好みに選べるカスタマイズ性も魅力です。sRGBカバー率99%と鮮やかに表現できます。

イラスト・マンガ制作にぴったりの「CLIP STUDIO PAINT PRO」をはじめ、10種類以上のソフトウェアが利用可能です。

ワコム(Wacom) Cintiq Pro 16

ワコム(Wacom) Cintiq Pro 16

プロフェッショナルが制作に没頭できるペンタブです。15.6型のディスプレイは3840×2160ドットの解像度を有し、細部まで鮮明に表示します。ユーザーの声を反映した、よりクリエイティブな作業をサポートする設計が魅力です。

本体に搭載されたエクスプレスキーでショートカットにすぐアクセスでき、作業効率を向上させられます。また、8192段階の筆圧レベルを検知できるWacom Pro Pen 2は、紙に描くような自然な描き味を実現。マルチタッチ機能はスイッチでオン・オフを切り替えられ、意図しないタッチ操作を防止できます。

HDMIケーブルとType-C to USB-A、またはUSB Type-Cを使用してPCに簡単に接続可能です。さらに、VESAマウントを搭載しているため、オプションスタンドやアームを使って好みの角度に調整できます。イラストレーターやデザイナーなど、繊細な表現力とタッチ精度を求めるクリエイターにおすすめです。

ワコム(Wacom) Cintiq Pro 27

ワコム(Wacom) Cintiq Pro 27

プロの声を反映して造られた、ペンタブです。4K解像度と120Hzリフレッシュレートにより、鮮明に表示します。Adobe RGB 99%、DCI-P3 98%の広色域で、豊かな色彩表現が可能です。

Wacom Pro Pen 3は、グリップの太さやサイドスイッチなど、好みに合わせて調整できます。専用スタンドを使えば、高さや角度を簡単に変更可能。さらに、20°までの回転にも対応し、自然な姿勢で描画作業ができます。

狭いベゼルを採用した省スペース設計により、大画面ながら作業環境にゆとりがあります。また、拡張テーブルを取り付けることで、キーボードや資料を置くスペースも確保。優れた描画性能と使いやすさを両立した、高性能なペンタブを探している方におすすめです。