Wi-Fiの電波を遠くまで届けたいときに役立つ「Wi-Fi中継機」。ルーターから離れた場所でWi-Fi接続をしたい方におすすめです。しかし、Wi-Fi中継機は種類が豊富なので、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Wi-Fi中継機のおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- Wi-Fi中継機とは?
- Wi-Fi中継機のおすすめ|直挿しタイプ
- Wi-Fi中継機のおすすめ|据え置きタイプ
- Wi-Fi中継機の売れ筋ランキングをチェック
- Wi-Fi中継機の選び方
- Wi-Fi中継機のおすすめメーカー
- Wi-Fi中継機の効果的な設置場所とは?
Wi-Fi中継機とは?
Wi-Fi中継機とは、Wi-Fiの電波を受信・発信することで、遠くまで電波を届けられる機器のことです。一般的に、Wi-Fiの電波は壁などを通過するたびに弱くなります。Wi-Fi中継機をスマホなどの端末とルーターの間に挟むことで、電波を中継できるのがメリットです。
Wi-Fi中継機があれば、ルーター単体では電波を届けられないような場所でもWi-Fiを利用できます。戸建てに住んでいる方や、ルーターを設置している部屋から離れた場所でWi-Fiを使いたい方におすすめです。通信速度の改善も期待できるので、快適にWi-Fiを使いたい方はチェックしてみてください。
Wi-Fi中継機のおすすめ|直挿しタイプ
バッファロー(BUFFALO) WEX-300HPTX/Nシリーズ WEX-300HPTX/N
設置場所を見つける際に役立つ「AirStationアプリ」対応のWi-Fi中継機です。アプリ内の中継機設置ガイドを利用すれば、ルーター・Wi-Fi中継機・子機の通信状態を一目で確認できます。環境にあった設置場所を見つけられるため、中継機を効率的に設置したい方におすすめです。
WPS搭載機であれば、バッファロー製はもちろん、他社製品でもWi-Fiルーターの引き継ぎをワンタッチで行えるのが魅力。本製品と旧ルーターのWPSボタンを押すだけで、簡単に設定が完了します。スマホ・タブレットなどの設定を変更する必要がないので、初期設定が簡単な製品を探している方にもぴったりです。
また、100Mbps対応のLANポートを搭載しているのも特徴。100Mpsに対応したテレビ・レコーダーであれば、有線ポートのみの機器を無線化して使用できます。テレビの設置場所とLANケーブルの接続場所が離れている場合に、配線をすっきりさせられるので便利です。
バッファロー(BUFFALO) WEX-1166DHPS2/Nシリーズ WEX-1166DHPS2/N
2×2アンテナを搭載しているWi-Fi中継機です。スムーズにデータの送受信ができます。内蔵型アンテナを採用しており、サイズが65×95×40mmとコンパクト。別のコンセントを塞がない製品を探している方におすすめです。
Wi-Fi 5に対応しており、一度に多くのデータを送受信できます。複数の端末と接続したい方にもぴったりです。さらに、ビームフォーミング機能を搭載しているので、同機能に対応する端末へ向けて電波を飛ばせます。障害物が多い場所でも効率的に通信できるのがメリットです。
また、スマホアプリのAirStationに対応しており、ルーター・中継機・子機の通信状態を一目で確認できます。中継機設置ガイドにより、適切な設置場所を見つけやすいのが魅力です。LEDの点灯状態で電波強度の確認もできます。
バッファロー(BUFFALO) WEX-1800AX4/Nシリーズ WEX-1800AX4/N
Wi-Fi 6に対応しているWi-Fi中継機です。2.4GHzと5GHzの電波を利用できるので、高速かつ安定したWi-Fi接続をしたい方におすすめ。Wi-Fi 5以前のWi-Fi規格もサポートしているため、Wi-Fi 6に対応していない機器とも接続できます。
さらに、EasyMeshに対応しているのもメリットです。手軽にメッシュWi-Fiを構築でき、適切な通信経路を自動的かつシームレスに選択できます。障害が発生して使用中の経路が接続できなくなった際に、より高速で通信できる経路へ切り替え可能です。
また、ビームフォーミング機能にも対応しています。同機能に対応している機器と接続する際に、その端末を狙って電波を飛ばせるため、より効率的なWi-Fi接続が可能です。
日本電気(NEC) Aterm W1200EX-MS PA-W1200EX-MS
μEBG構造を採用しているWi-Fi中継機です。内蔵しているプリント基板内を伝わって放射される電磁ノイズを遮断し、アンテナへの悪影響を軽減します。アンテナの受信感度が向上するため、安定した通信を行いたい方におすすめです。
米粒サイズのμSRアンテナを搭載しており、電波を360°全方位へ飛ばすと謳っています。また、ビームフォーミングに対応しているのもメリットです。同機能に対応しているスマホと接続する際に、その端末に向けて電波を飛ばすため、安定性や実行速度が向上します。
人感センサーを搭載しているのも特徴です。設定した時間帯に人が通ったことを検知すると、照明ランプが点灯します。夜間や暗所の移動時に足元を照らせるため、廊下や寝室に設置したい方にもおすすめ。人を検知した際に、任意の送信先へアプリやメールを介して通知できるのも便利です。
エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6 11ax 1201+574Mbps無線LAN中継器 WTC-X1800GC-W
ハイパワーのアンテナを内蔵しているWi-Fi中継機です。すっきりとした外観でありつつも、より遠くまで電波を飛ばせます。さらに、Wi-Fi 6に対応しているため、高速で無線通信をしたい方におすすめです。
MU-MIMOにも対応しており、最大2台と同時通信・同時処理ができます。ビームフォーミングZをサポートしているのもメリットです。接続したい機器を狙って電波を飛ばすことで、離れた位置でもWi-Fi接続が行えます。ほかにも、TWTに対応しているので、スマホなどのバッテリーの消耗を抑えたい方にもおすすめです。
また、WPA3に対応しているためセキュリティ性も優れています。離れ家モードに対応しているのも特徴です。法的に屋外利用が認められた帯域のみを使用することで、離れ家との通信を行えます。LANポートを搭載しているので、有線接続できるのも便利です。
エレコム(ELECOM) 超薄型11ac 2×2中継器 WTC-1167US-B
コンパクトかつ薄型のWi-Fi中継機。サイズは、35.6×115.6×10.1mmです。設置した際に邪魔になりにくい製品を探している方におすすめです。前後に180°回転できる可動式コネクタを採用しているのもポイント。電波干渉を受けにくい向きに調節できます。
USB給電に対応しているので、モバイルバッテリーにも接続可能です。また、難燃グレードV0の難燃性プラスチックを使用しているため、火災防止に役立ちます。
2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しており、両周波数帯を同時に中継可能です。バンドステアリング機能を搭載しているのもメリット。スマホやタブレットなどと接続した際に、電波の混雑状況を判別して空いている帯域を利用します。
ほかにも、ビームフォーミングZに対応しているので、端末へ向かって集中的に電波を送信可能。障害物が多い場所でも電波を届けやすいのが魅力です。
ティーピーリンク(TP-Link) AXE5400 Wi-Fi 6E中継器 RE815XE
Wi-Fi 6Eに対応しているWi-Fi中継機です。本製品は、2.4GHz・5GHz・6GHzの3つの周波数を同時に利用できるのが特徴。電波干渉や混雑を回避して、快適に接続することができます。たくさんのデバイスを使用する方や、家族の人数が多い方におすすめです。
4本の外部アンテナを搭載しており、広範囲に電波を届けられるのも魅力。ビームフォーミングにも対応しているので、接続したい端末に向けて電波を飛ばすことが可能。パソコンやゲーム機器など、特定機器の通信を安定させたい場合に活躍します。
また、OneMesh対応のルーターと接続することで、簡単にメッシュWi-Fiの構築が可能。広範囲をシームレスにカバーできるので、部屋を移動して接続先が切り替わっても、Wi-Fiが途切れる心配がありません。
スマートフォンのTetherアプリを使えば、TP-LinkのルーターとWi-Fi中継機をまとめて管理できます。また、ブリッジモードに対応しているため、トライバンドのWi-Fiアクセスポイントとしても活用可能です。
ティーピーリンク(TP-Link) AC1200 無線LAN中継器 RE330 V2
2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しているWi-Fi中継機です。メールやSNSには2.4GHzを使い、オンラインゲームや動画視聴をする際は5GHzで接続するといった使い分けができます。多くのデバイスと同時接続したい方にもおすすめです。
OneMeshに対応しているのも特徴。OneMesh対応機器でメッシュWi-Fiを構築することで、シームレスな再接続ができます。部屋を移動して接続先が切り替わった場合に、途切れることなくオンライン状態を維持できるのが魅力。自動経路選定ができるのもメリットです。
また、Tetherアプリに対応しており、ルーターとWi-Fi中継器をまとめて管理できます。Web管理画面での設定も可能です。
ティーピーリンク(TP-Link) AX3000 Wi-Fi 6中継器 RE700X
4つの高性能アンプを搭載しているWi-Fi中継機です。ルーターから離れた場所で、4Kの動画視聴やオンラインゲームを楽しみたい方におすすめ。Wi-Fi 6をサポートしており、2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しています。
さらに、OneMeshに対応しているのもメリットです。OneMesh対応のルーターと接続することで、手軽にメッシュWi-Fiを構築できます。広範囲をシームレスにカバーでき、ルーターへの最善の経路を自動的に選択可能です。
また、Tetherアプリにも対応しています。中継器のWi-Fiがカバーする範囲を設定でき、無用な電波干渉を回避できるのが魅力です。
ティーピーリンク(TP-Link) AX1500 Wi-Fi 6中継器 RE505X
Wi-Fi 6をサポートしているWi-Fi中継機です。2.4GHzと5GHzのデュアルバンドを利用できます。ブリッジモードに対応しているため、ルーターなどと接続することでWi-Fi 6対応のアクセスポイントとして活用可能です。
自動的に経路を選定でき、適切な速度を維持すると謳っています。また、AndroidとiOSで使えるTetherアプリに対応しているのも便利。TP-Linkのルーターと中継器をまとめて管理したい方におすすめです。
ティーピーリンク(TP-Link) AC750 無線LAN中継器 RE200/A
ルーターとの通信状況を一目で確認できるWi-Fi中継機です。筐体の前面に配置されたLEDライトにより、電波の強さを表示してくれます。効果的にWi-Fi中継機を設置したい方におすすめです。
また、ルーターのWPSボタンと本製品のREボタンを押すだけで、約2分以内にネットワーク接続ができます。一度既存のルーターと接続すれば再設定は不要。導入が簡単な製品を探している方にもおすすめです。
さらに、OneMeshに対応しているTP-Linkのルーターと組み合わせることで、手軽にメッシュWi-Fiを構築できます。LANポートを搭載しており、アクセスポイントとして活用できるのもメリットです。
ほかにも、Tetherアプリに対応しているので、直感的な画面操作でルーターとWi-Fi中継機の管理ができます。
ティーピーリンク(TP-Link) AC1200 無線LAN中継器 RE305/A
ブリッジモード機能を搭載しているWi-Fi中継機です。LANケーブルをポートに挿し込むことで、無線アクセスポイントとして活用できます。
2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しているので、安定した無線通信を行えます。メールの送受信やWebの閲覧は2.4GHz、オンラインゲームや動画鑑賞は5GHzといった使い分けをしたい方におすすめです。
また、シグナルインジケーターでルーターとの接続状況を判別できます。Wi-Fi中継機の設置場所として適しているか一目で判断できるのがメリットです。
さらに、Tetherアプリを使うことで中継機の設定を素早く行えます。導入が簡単な製品を求める方にもおすすめです。
アイ・オー・データ(IODATA) 360コネクト対応Wi-Fi 6 中継機 WN-DAX1800EXP
アイ・オー・データ独自の360コネクトに対応しているWi-Fi中継機です。アンテナが上下・左右・奥行の360°全方向に電波を飛ばすと謳っています。同じフロアはもちろん、別の階にもムラなく電波を届けたい方におすすめです。
Wi-Fi 6に対応しており、2.4GHzと5GHzの電波を利用できます。Wi-Fi 5やWi-Fi 4とも互換性があるため、Wi-Fi 6非対応の機器とも接続可能です。さらに、ルーターと接続する際はWPSボタンを押すだけで準備が完了します。ルーターの設定が不要なので、導入が簡単な製品を求める方にもおすすめです。
ルーターと接続すると電波強度がLEDランプで表示されるため、設置場所を決めやすいのもメリット。また、スマホアプリのWi-Fiミレルに対応しており、Wi-Fiの電波を平面図上で可視化できます。Wi-Fi電波の強さをヒートマップで表示できるのが便利です。
アイ・オー・データ(IODATA) IEEE802.11ac/n/g/b準拠 867Mbps 規格値 Wi-Fi中継機/メッシュ子機 WN-DX1300EXP
360コネクトに対応しているWi-Fi中継機です。上下・左右・奥行の360°全方向に電波を放出させると謳っています。死角ができにくい製品を求める方におすすめです。
電波は2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応しているうえ、バンドステアリング機能も搭載しています。また、コンセントに挿したときに、別のコンセントを塞がない設計です。
Wi-Fi中継機のおすすめ|据え置きタイプ
バッファロー(BUFFALO) WEX-1800AX4EA/Dシリーズ WEX-1800AX4EA/D
Wi-Fi 6に対応しているWi-Fi中継機です。2.4GHzと5GHzの電波を利用できます。高速かつ安定したWi-Fi環境を構築したい方におすすめ。電波が遠くまで届きやすいのも魅力です。Wi-Fi 5以前の規格にも対応しているため、Wi-Fi 6非対応機器とも接続できます。
EasyMeshに対応しており、手軽にメッシュWi-Fiを構築可能です。適切な通信経路を自動で選択できます。通信中の経路に障害がある場合は、より高速で通信できる経路を再選択可能です。ローミングが高速なので、スムーズな再接続ができます。
また、据え置き可能なスタンドと2mのAC延長コードが付属しています。コンセントに直挿しもできるため、設置場所を選びにくいのがメリットです。
バッファロー(BUFFALO) WEX-5400AX6/Nシリーズ WEX-5400AX6/N
有線LANポートを搭載しているWi-Fi中継機です。LANポートは1000BASE-Tに対応しています。高速な有線接続ができる製品がほしい方におすすめです。また、WB/ECスイッチで子機との接続手段を選択できます。WBモードはWi-Fiと有線LAN、ECモードは有線LANのみで接続可能です。
Wi-Fi 6に対応しており、2.4GHzと5GHzの電波を利用できます。高速かつ安定したWi-Fi接続が可能です。さらに、ビームフォーミング機能にも対応しています。同機能に対応している端末と接続する際に、その端末に向かって効率的に電波を飛ばせるのが魅力です。
スリムな筐体を採用しているため、コンパクトな製品を求める方にもおすすめ。サイズは59×177×175mmです。壁掛けにも対応しています。
エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6 11ax 1201+574Mbps 中継器 WSC-X1800GS2-B
EasyMeshに対応しているWi-Fi中継機です。手軽にメッシュWi-Fiを構築したい方におすすめ。ランプの状態を確認することで、EasyMesh対応ルーターとの接続状況を一目で確認可能です。Wi-Fi中継機の設置場所を決める際に役立ちます。
Wi-Fi 6に対応しているため、高速な無線接続を行えるのも魅力です。帯域は2.4GHzと5GHzを利用可能。TWTに対応しているので、スマホ・タブレット・ノートPCなどのバッテリーが長持ちするのもメリットです。
エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6 11ax 2402+574Mbps無線LAN中継器 WTC-X3000GS-W
ランプの点灯状態でルーターとの接続状態を確認できるWi-Fi中継機です。中継機を効果的に置ける場所を探したい方におすすめ。また、ルーターと本製品のWPSボタンを押すだけで接続が完了するので、簡単に導入できます。
ビームフォーミングZに対応しているのも魅力。スマホに向けて電波を飛ばせるため、離れた場所でもWi-Fi接続を行えます。
さらに、1000BASE-T対応のLANポートを搭載しているのもメリットです。高速な有線接続ができます。WPA3 Personalに対応しているので、セキュリティを重視する方にもおすすめです。
ティーピーリンク(TP-Link) AX6000 Wi-Fi 6中継器 RE900XD
8ストリームに対応しているWi-Fi中継機です。合計6000Mbpsの高速接続ができます。Wi-Fi 6に対応しており、2.4GHzと5GHzの電波を利用可能です。さらに、ビームフォーミングに対応しているため、子機へ向けて効率的に電波を飛ばせます。
有線LANポートを3つ搭載しているのもメリット。1つは2.5Gbpsに対応しているため、高速な有線接続をしたい方におすすめです。縦置きはもちろん、壁掛けにも対応しています。環境に合わせて柔軟に設置方法を選択可能です。
ほかにも、WPA3に対応しているので、セキュリティを重視する方にもおすすめ。ブリッジモードもサポートしており、デュアルバンドのWi-Fiアクセスポイントとしても使用できます。
ティーピーリンク(TP-Link) AX3000デュアルバンドWi-Fi 6 Air中継器 Archer Air E5
ミニマルデザインのWi-Fi中継機です。サイズは210×148×8mmとコンパクトかつ薄型。エレガントなデザインを採用しており、インテリアに馴染みやすい製品を求める方におすすめです。
また、本体に付いている3Mシールで壁面に貼り付けたり、付属の取り付け用ブラケットを使って引っ掛けたりできます。柔軟な設置方法を選択できるのがメリットです。
Wi-Fi 6に対応しており、高速かつ安定した無線通信が行えます。EasyMeshに対応しているため、手軽にメッシュWi-Fiを構築可能。シームレスに接続先を切り替えられるので、部屋を移動して通信経路が変わってもオンライン状態を維持できます。
Wi-Fi中継機の売れ筋ランキングをチェック
Wi-Fi中継機のランキングをチェックしたい方はこちら。
Wi-Fi中継機の選び方
親機の性能に適したモノを選ぶ
Wi-Fi中継機を選ぶ際は、親機のルーター性能に適したモデルを選ぶようにしましょう。Wi-Fi中継機は、親機以上の高速な通信ができません。たとえWi-Fi中継機が高性能であっても、親機のルーター性能が低いと性能を活かしきれないので注意が必要です。
また、Wi-Fi規格には「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」などの種類があります。Wi-Fi中継機は親機のWi-Fi規格と同等のモノを選びましょう。なお、親機のWi-Fi規格が古い場合は、親機自体を買い替えるのがおすすめです。
設置方法で選ぶ
直挿しタイプ
Wi-Fi中継機を選ぶ際は、設置方法もチェックしておきたいポイントです。直挿しタイプのモデルは、コンセントに直接差し込んで使用します。配線の必要がないため、手軽にWi-Fi中継機を設置できるのがメリット。中継機自体もコンパクトなので、部屋をすっきりさせたい方におすすめです。
ただし、コンセントがある場所にしか設置できない点に注意しましょう。なかには、USB給電に対応したモデルもラインナップされています。
据え置きタイプ
据え置きタイプのWi-Fi中継機は、電源ケーブルを使って給電するのが特徴。コンセントから離れた位置にWi-Fi中継機を設置したい方や、家具でコンセントが隠れてしまっている方におすすめです。
ただし、配線しなければならないため、周辺が煩雑になる場合もあります。直挿しタイプのWi-Fi中継機と比べてサイズが大きいのもデメリット。あらかじめ設置場所を考えておくのがおすすめです。
多用途で使うなら有線LANポート搭載モデルをチェック
有線LANポートを搭載しているWi-Fi中継機であれば、幅広い用途に活用できます。中継機とほかの機器を有線接続できるため、Wi-Fiを利用できない機器と接続したい方におすすめです。
また、有線LANポートの規格もあわせてチェックしておきましょう。規格によって有線接続した際の最大通信速度が異なります。1000BASE-Tに対応しているモデルは、最大1Gbpsの通信が可能です。
Wi-Fi中継機のおすすめメーカー
バッファロー(BUFFALO)
バッファローは愛知県に本社を構えるメーカーです。デジタル家電やパソコン周辺機器の開発・製造・販売を行っています。
バッファローのWi-Fi中継機は、ラインナップが豊富です。直挿し・据え置きの両方に対応できるモデルを展開しているので、柔軟に設置場所を選べる製品がほしい方はチェックしてみてください。
スマホアプリのAirStationに対応しているモデルも展開しています。ルーター・中継機・子機の通信状況を一目で確認できるため、効果的な設置場所を探す際に便利です。
日本電気(NEC)
NECは、東京都に本社を置くメーカーです。パソコンや周辺機器を手掛けており、Wi-Fi中継機もラインナップしています。
NECの「Atermシリーズ」は、μEBG構造を採用。電磁ノイズを軽減できるのがメリットです。アンテナの受信感度を向上させ、安定した通信を行えます。また、人感センサーを搭載しているモデルは、近くを人が通ると照明ランプが点灯するので、廊下や寝室に設置したい方におすすめです。
エレコム(ELECOM)
エレコムは、パソコンやデジタル機器関連製品の開発・製造・販売を行う日本のメーカーです。Wi-Fi中継機も豊富にラインナップしています。
USB給電に対応しているモデルは、モバイルバッテリーと接続して使用できるのが特徴です。コンパクトなモデルも販売しているので、Wi-Fi中継機を持ち運んで使いたい方はチェックしてみてください。
ティーピーリンク(TP-Link)
TP-Linkは、シンガポールに本社を構えるグローバル企業です。世界170ヶ国以上で17億人を超えるユーザーにネットワーク製品を提供しています。
Wi-Fi中継機のラインナップも豊富で、Wi-Fi 6Eに対応しているモデルも販売。2.4GHz・5GHz・6GHzのトライバンドを利用できます。高速かつ安定したWi-Fi接続をしたい方におすすめです。
また、Tetherアプリに対応しているモデルは、TP-Linkのルーターと中継機をまとめて管理できます。同社のルーターを使用している方はチェックしてみてください。
Wi-Fi中継機の効果的な設置場所とは?
Wi-Fi中継機は、ルーターとその電波が届きにくい場所の中間地点に設置するのがおすすめです。スマホやタブレットを使って、ルーターの電波がどれくらいの距離まで届いているのか確認すると、効果的な設置場所を見つけやすくなります。製品によっては、中継機を設置した際に電波の強さをLEDで確認可能です。
戸建てに住んでいる方で別の階に電波を届かせたい場合は、Wi-Fi中継機を廊下に設置するのがおすすめ。また、電子レンジの付近など電波干渉を受けやすい場所は避けましょう。
Wi-Fi中継機は、Wi-Fi環境を手軽に拡大できる便利なアイテム。シームレスに接続先を切り替えられるモデルは、通信経路が変わってもWi-Fiが途切れにくい点がメリットです。設置方法は製品によって異なるため、設置場所に合ったモデルを選んでみてください。