PCやスマホをインターネット接続する際に使う「Wi-Fiルーター」。快適に通信を行うには、使用環境に合ったWi-Fiルーターを選ぶのが大切です。しかし、各社から多数の製品が販売されており、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Wi-Fiルーターのおすすめモデルをマンション向け・戸建て向けに分けてご紹介。選び方も解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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Wi-Fiルーターとは?

Wi-Fiルーターの役割

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そもそもWi-Fiとは、対応端末をワイヤレスでインターネットに接続する、無線LANの国際標準規格のこと。Wi-Fi接続をするには電波を飛ばす親機が必要で、一般的に親機に使用されているのが「Wi-Fiルーター」です。

ルーターは、複数の端末をインターネットに接続する役割も持っています。ルーターを用意していない場合には、1つのインターネット回線につき、1つのデバイスしか接続することができません。一度に複数のデバイスを無線接続したい場合は、Wi-Fiルーターの用意が必要不可欠です。

Wi-Fiルーターは必要?

デバイスをインターネットに無線接続するには「Wi-Fiルーター」が必要です。ルーターがない場合でも、1台のデバイスであればインターネットへの接続が可能ですが、基本的にLANケーブルを使って有線接続する必要があります。PCやスマホなどをワイヤレスで接続したい方は、必ずWi-Fiルーターを用意しましょう。

また、スマホやタブレットで動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりすることが多い方は、インターネット回線の契約と併せてWi-Fiルーターを用意するのがおすすめです。Wi-Fiに接続しているときは通信データ容量を消費しないため、気兼ねなくインターネットに接続できます。

モデムとの違い

モデムとは、電話回線に流れているアナログ信号を、デジタル信号に変換する装置のこと。光回線の場合は、ONUという装置が光信号をデジタル信号に変換しています。

そもそも、PCやスマホなどのデバイスは、アナログ信号・光信号のままではインターネットに接続することができません。そのため、モデム・ONUは信号を変換する役割を、ルーターは複数の端末をインターネットに接続する役割を担っています。

Wi-Fiルーターの選び方

今購入するならWi-Fi 6以上に対応したモデルから選ぼう

今購入するならWi-Fi 6以上に対応したモデルから選ぼう

Wi-Fiは、異なる通信機器同士を接続するために、米国電気電子学会(IEEE)によって国際的な標準規格が設けられています。正式名称は「IEEE 802.11ax」などのように表記されますが、新旧の規格がわかりやすい「Wi-Fi 6」のような表記が利用されることも多いです。

今Wi-Fiルーターを購入するのであれば、快適にインターネット通信が行える「Wi-Fi 6」以上に対応したモデルがおすすめ。Wi-Fi 6は高速で通信を行えるのが魅力で、Wi-Fi 5と比べて約1.4倍の高速通信を実現しています。

2023年末には、次世代のWi-Fi規格「Wi-Fi 7」が日本でも解禁。Wi-Fi 6と比べて約3.7倍の速度を実現していますが、利用するにはデバイスもWi-Fi 7に対応している必要があります。手持ちの端末や用途に合わせて、Wi-Fi通信規格をチェックしてみてください。


部屋の広さや間取りに合ったモデルを選ぶ

部屋の広さや間取りに合ったモデルを選ぶ

Wi-Fiルーターを選ぶ際は、使用する「部屋の広さ」や「間取り」に合ったモデルを選ぶのがおすすめ。製品によっては、使用を推奨する間取りを表記している場合もあります。

ただし、Wi-Fiルーターを購入する際は、実際の間取りより余裕をもたせて選ぶのがポイント。メーカーが表記する推奨間取りは、基本的にWi-Fiルーターを中心に設置した場合をもとに考えられています。自宅の隅などに設置した場合は条件が異なるため、推奨間取りを参考にWi-Fiルーターを選ぶ際は注意が必要です。

2LDKの部屋に住んでいる場合には3LDK対応モデル、自宅が2階建ての場合には3階建て対応モデルのように、実際より広めのモデルを選択しておくと安心です。

最大通信速度は参考程度に

最大通信速度は参考程度に

Wi-Fiルーターのスペック表には「最大通信速度」が記載されており、インターネットを利用時の通信速度がどの程度かの目安にできます。ただし、最大通信速度は理論上の数値なので、実際に記載された速度で通信が行えるわけではありません。

回線の混雑や自宅の構造など、さまざまな要因で通信速度に影響が出る可能性があるため、あくまで参考程度に留めておくのがおすすめです。

家族で使うなら同時接続台数に注目

家族で使うなら同時接続台数に注目

Wi-Fiルーターは、一度にインターネットに接続できる「同時接続台数」が設定されています。複数のデバイスを所有している方や、家族での利用を考えている方は、事前に何台の端末を接続する予定かを確認しておきましょう。

また、Wi-Fiルーターを購入する際には、実際の同時接続台数よりも、多い台数に対応したモデルを選ぶのがおすすめ。同時接続台数の上限にまでデバイスを接続すると、通信速度が低下する可能性があります。高速なインターネット通信を求める場合は、接続台数に余裕のあるモデルをチェックしてみてください。

有線LANポートもチェック

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Wi-Fiルーターはワイヤレスでインターネットに接続できるのが魅力ですが、有線での接続が可能な「有線LANポート」も備えているのが一般的です。

有線接続は、ワイヤレス接続と比べて通信速度が速く、安定した通信を行えるのが特徴。オンラインゲームや動画配信など、大容量かつ高速通信が必要なコンテンツを楽しむ際には、有線LANでの接続が適しています。

有線LANポートの数は、製品によって異なるため留意が必要。有線接続をしたい端末が複数ある場合は、Wi-Fiルーターに有線LANポートがいくつ備えられているかをチェックしておきましょう。

Wi-Fiルーターにあると便利な機能

ビームフォーミング

ビームフォーミング

ビームフォーミングとは、通信機器に向けて電波を飛ばす機能のこと。Wi-Fiの電波はアンテナから360°方向に飛ぶのが一般的ですが、ビームフォーミング機能を備えたモデルであれば、スマホやタブレットなどの使用する機器に向けて電波を飛ばすことが可能です。

ビームフォーミングを利用した場合、これまで電波が届きにくかった場所や、Wi-Fiルーターから離れた場所でも、通信速度が落ちにくいのが魅力。ただし、機能を使うにはデバイスもビームフォーミングに対応している必要があります。接続端末が機能に対応しているか、あらかじめ確認しておきましょう。

MU-MIMO

MU-MIMO

MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)とは、複数のデバイスをWi-Fiルーターに接続した場合にも、通信速度が低下しない技術のことです。

従来は、端末を切り換えて1台ごとに通信を行う方式でしたが、MU-MIMOでは複数の端末へ同時に電波を送ることが可能。通信の順番待ちが発生しないため、複数の端末を同時に接続した場合でも、安定した速度で通信が行えます。

一度に複数のデバイスを使用することが多い方は、MU-MIMO搭載のWi-Fiルーターをチェックしてみてください。

バンドステアリング

バンドステアリング

バンドステアリングとは、繋がりやすい周波数帯へ自動で切り換える機能のこと。電波の混雑状況や、デバイスを使用する場所などに応じて周波数帯を変更するため、より安定したインターネット通信を行えるのが魅力です。

広い間取りの家に住んでいる方や、複数の端末を同時に接続する方は、バンドステアリング機能を備えたWi-Fiルーターがおすすめです。

IPv6

IPv6

高速なインターネット通信を利用したい場合には、「IPv6」に対応したWi-Fiルーターの導入がおすすめです。「IPv6」は、従来の「IPv4」に変わり、新しく開発されたIPアドレスのこと。IPv4に比べて使用できるIPアドレスの数が多く、約340澗(かん)という膨大な数のIPアドレスを表せます。

また、「IPoE方式」という新しい通信プロトコルに対応しており、通信速度を高速に保ちやすいのがメリット。ただし、利用するには自宅の回線もIPv6に対応している必要があるため、あらかじめ契約している回線の情報を確認しておきましょう。

Wi-Fiルーターのおすすめメーカー

日本電気(NEC)

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NECは1899年創業の電機メーカー。パソコンやタブレットだけでなく、サーバー・ストレージ・周辺機器など、さまざまな製品を販売しています。

Wi-Fiルーターは、本体にアンテナを内蔵した「Aterm」シリーズを展開。360°にしっかり電波を飛ばす「ワイドレンジアンテナPLUS」など、さまざまな独自技術を採用しているのも特徴です。

バッファロー(BUFFALO)

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バッファローは、愛知県名古屋市に本社を構えるメーカーです。販売製品についてのサポートが充実しており、LINE・チャット・メール・AI相談の4つの窓口が用意されています。

Wi-Fiルーターは、コスパ良好なエントリーモデルから性能を重視したハイエンドモデルまで、幅広い製品をラインナップ。電波を飛ばす方向が調節できる「外付けアンテナモデル」も多く、使用環境に適した製品を見つけやすいのが魅力です。

TP-Link

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TP-Linkは1996年設立のWi-Fi機器メーカー。世界170ヶ国以上に製品を提供するグローバル企業で、さまざまなネットワーク機器の製造・販売を行っています。

TP-LinkのWi-Fiルーターは、高性能ながら比較的安い価格で購入できるのが魅力。高速通信向けの製品や、複数の機器でネットワークを構築する「メッシュWi-Fi」向け製品など、幅広い製品を展開しています。次世代通信規格の「Wi-Fi 7」に対応したモデルが多いのも特徴です。

Wi-Fiルーターのおすすめ|マンション向け

日本電気(NEC) Aterm WX5400HP

日本電気(NEC) Aterm WX5400HP 2010

安定した通信が行える、人気のWi-Fiルーターです。複数の端末と同時に接続できる「MU-MIMO」技術によって、最大4台のデバイスと通信が可能。使用するデバイスに向けて電波を送る「ビームフォーミング」機能も備えているので、ルーターから離れた部屋でも快適にインターネットを楽しめます。

また、周波数帯に自動で切り替える「バンドステアリング」にも対応。端末ごとに5Ghz帯と2.4GHz帯へ振り分けることで、電波の混雑を解消します。複数の端末を接続する場合でも、自動で通信速度が安定する周波数帯へ変更してくれるので便利です。

端末ごとに高・中・低で通信の優先順を設定できるのもポイント。仕事用のPCやオンラインゲームをプレイするデバイスなど、通信を安定させたい端末がある際に活躍します。36台の同時接続に対応しているので、家族で使用するのにもおすすめのWi-Fiルーターです。

日本電気(NEC) Aterm WX3000HP2

日本電気(NEC) Aterm WX3000HP2 2022

Wi-Fi 6の拡張版である「Wi-Fi 6E」の通信規格に対応したモデル。従来の5GHz帯・2.4GHz帯に加えて、6GHz帯を利用できるのが特徴。バンドステアリング機能も備えているので、3つの周波数帯を自動で切り換えて快適に通信を行えます。

ほかにも、対応端末に集中的に電波を送る「ビームフォーミング」や、複数の端末と同時に通信ができる「MU-MIMO」など、Wi-Fiルーターにあると便利な機能を複数搭載しているも魅力です。

また、自動でファームウェアの更新を実施してくれるのも便利。あらかじめバージョンアップの時刻を設定しておくだけで、ファームウェアの確認や、ダウンロードの手間を省くことができます。さまざまなインテリアに馴染むシンプルなデザインで、設置しやすいのもポイントです。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-1800AX4P

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-1800AX4P 2023

快適なインターネット通信が楽しめる「Wi-Fi 6」と、通信プロトコル「IPv6」に対応したWi-Fiルーター。5GHzと2.4GHzのハイパワーアンテナを各2本ずつ内蔵しているため、さまざまな方向へ電波を飛ばすことが可能です。

電波強度を判断して周波数帯域を切り換える「バンドステアリングLite」を搭載しているのもポイント。室内を移動した場合にも、その場に適した帯域に自動で変更してくれるので、どこにいても快適にインターネット通信を行えます。

また、端末を狙って電波を飛ばす「ビームフォーミング」や、最大2台のデバイスと同時通信が可能な「MU-MIMO」にも対応。エントリーモデルながら抑えておきたい機能をしっかり搭載しており、家族での利用はもちろん、1人暮らしの方にもおすすめの製品です。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WNR-5400XE6P

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WNR-5400XE6P 2024

通信規格「Wi-Fi 6E」に対応しているWi-Fiルーター。従来の通信規格で利用されてきた2.4GHz帯・5GHz帯に加えて、6GHz帯での通信も行えます。新たに解放された周波数帯のため混雑しにくく、電波干渉を受けにくいのも魅力です。

また、アクセス集中による影響が少ない「IPv6」にも対応。IPv4に比べて使用できるIPアドレスの数が多いため、通信速度を高速に保ちやすいのがポイント。混雑による影響を受けにくく、快適にインターネットを楽しめます。

インターネット接続だけを許可する「ゲストポート機能」を搭載しているのも特徴。訪問した友人などにも簡単にWi-Fiを共有可能です。既存の家庭内ネットワークから切り離してWi-Fi環境を開放できるので、来訪者が多い方にもおすすめです。

TP-Link AXE5400 トライバンド マルチギガビットWi-Fi 6Eルーター Archer AXE5400

TP-Link AXE5400 トライバンド マルチギガビットWi-Fi 6Eルーター Archer AXE5400 2023

最大2402Mbpsの通信速度を実現した、Wi-Fi 6E対応モデル。6GHz・5GHz・2.4GHzの3つの周波数帯域を切り換えて、高速かつ快適なインターネット通信を楽しめるのが魅力です。

無線接続以外に、複数端末を有線で接続することも可能。2.5Gbpsポートと1Gbpsポートを搭載しているので、通信を安定させたいデバイスがある場合に活躍します。計5つのポートのうち2つがWAN/LANポートのため、状況に応じて使い分けができるのもポイントです。

本体には、遠くまで電波を飛ばせる4本のハイゲインアンテナを内蔵。接続デバイスへ集中的に信号を送る「ビームフォーミング」にも対応しているので、広いエリアをカバーできます。縦置きだけでなく壁掛けも可能で、すっきり配置したい方におすすめのWi-Fiルーターです。

TP-Link BE9300 トライバンドWi-Fi 7ルーター Archer BE550

TP-Link BE9300 トライバンドWi-Fi 7ルーター Archer BE550 2024

アンテナを6本内蔵しており、広範囲に電波を届けられるWi-Fi 7対応ルーター。接続デバイスをめがけて電波を飛ばす「ビームフォーミング」機能を搭載しているので、電波の届きにくい場所もしっかりカバーします。

混雑状況や使用状況に応じて、周波数帯を使い分けできるのもポイント。さらに、6GHz帯で最大5760Mbps、5GHz帯で最大2880Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsと、高速通信を実現しています。

本体には、高速なネット回線を契約している際に活躍する2.5GbpsのWANポートを搭載。4つのLANポートも2.5Gに対応しているため、複数端末で高速な有線接続を利用できます。無線性能と有線性能の両方を重視する方におすすめのWi-Fiルーターです。

エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6 11ax 1201+574Mbps ルーター WMC-X1800GST2-B

エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6 11ax 1201+574Mbps ルーター WMC-X1800GST2-B 2023

さまざまな機能を備えながら、安い価格で購入できるWi-Fiルーターです。快適なインターネット通信を楽しめる通信規格「Wi-Fi 6」や、回線混雑の影響を受けにくい「IPv6」に対応しています。

また、1対複数で通信できる「MU-MIMO」や、2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fi通信を自動で切り替える「バンドステアリング」を搭載。加えて、対応端末に集中的に電波を転送する「ビームフォーミングZ」を備えているため、障害物が多い場所でもしっかり通信が行えます。

買い替え時の移行や、初期設定が簡単なのもポイントです。「らくらく引っ越し機能」を使えば、旧ルーターのWi-Fi接続状況をコピー可能。さらに、インターネットポートにLANケーブルを接続するだけで、すぐにインターネットを使用できます。セットアップの手間を省きたい方にもおすすめの製品です。

Wi-Fiルーターのおすすめ|戸建て向け

日本電気(NEC) Aterm WX5400T6

日本電気(NEC) Aterm WX5400T6 2024

5GHz帯・2.4GHz帯・6GHz帯のトライバンドに対応したWi-Fiルーターです。通信が混雑している場合に、3つの帯域を使い分けられるのが魅力。バンドステアリング機能をオンにすれば、通信環境に応じて自動で帯域を切り換えてくれるので便利です。

新技術の「ワイドレンジアンテナPLUS」を備えているのも特徴。360°にしっかり電波を飛ばすため、3階建てまでの戸建てで安定した通信が期待できます。また、新しい通信プロトコルの「IPv6」に対応しており、安定したインターネット通信が行えるのもポイントです。

「QoS」機能を利用すれば、デバイスごとに通信の優先度を設定可能。通信を優先させたい端末では、ほかの機器に影響されることなく、安定した通信品質を保てます。専用アプリを使えば、遠隔操作や通信状況の見える化が行えるなど、機能性に優れたおすすめのWi-Fiルーターです。

日本電気(NEC) Aterm WX11000T12

日本電気(NEC) Aterm WX11000T12 2022

優れたセキュリティ性能が魅力のWi-Fiルーターです。仕事・学習用とプライベート用のネットワークを分けて使用できるのが特徴。それぞれの通信領域を分けることで、万が一ウイルスに感染した場合などにも、被害の拡大を抑えることができます。

また、通信速度が高速なのもポイント。従来の通信規格よりも最大通信速度が約1.4倍に向上した「Wi-Fi 6」を採用しているほか、比較的混雑がなく安定した通信を行いやすい通信プロトコル「IPv6」にも対応しています。

独自技術の「ハイパワーシステム」によって、電波がしっかり届くエリアが拡大されているのもメリット。3階までの戸建てで安定した通信が期待できるので、自宅の広い範囲で快適にインターネットを楽しめます。リモートワークが多い方など、セキュリティ面を重視する方にもおすすめのWi-Fiルーターです。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WXR18000BE10P

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WXR18000BE10P 2024

次世代のWi-Fi規格「Wi-Fi 7」に対応したモデル。トライバンドに対応しているほか、6GHz帯で最大11529Mbps、5GHzで最大5764Mbpsの高速通信を実現しています。

対応端末であれば、複数帯域の電波を同時に使う「MLO」が利用可能。同時使用によって通信速度の向上が期待できたり、電波状況に応じて瞬時に利用帯域を切り換えられたりなど、快適にインターネット通信を行えるのがメリットです。

また、外付けの「トリプルバンドダイポールアンテナ」を採用しているのも特徴。設置環境に応じてアンテナの配置をカスタマイズ可能で、同一フロアを強める、上下フロアを強めるなど、狙い撃ちして電波を効率よく届けられます。さまざまな間取りに対応できるおすすめのWi-Fiルーターです。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-5400AX6P

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-5400AX6P 2023

スリムなデザインで、さまざまな場所に設置しやすいWi-Fiルーター。1.5GHzのトリプルコアCPUを搭載しており、コンパクトボディながら、高速・安定したパフォーマンスを実現しています。

Wi-Fiルーターの入れ替えが簡単な点も魅力のひとつ。バッファローの対応機種同士であれば、ほとんどの設定をまとめて移せる「スマート引っ越し」が利用できます。また、他社ルーターを含むAOSS/WPS搭載機であれば、旧ルーターのSSIDをそのまま使用可能です。

また、接続できる時間帯を指定する「アクセス制限機能」を搭載しているのもポイント。PCは無制限、ゲーム機は19時までなど、端末ごとに設定が行えるので、子供のネットの使い過ぎが心配な方にもおすすめです。

TP-Link AX6000 8ストリームWi-Fi 6ルーター Archer AX80

TP-Link AX6000 8ストリームWi-Fi 6ルーター Archer AX80 2022

内蔵アンテナを採用した、コンパクトなデザインのWi-Fiルーター。縦置き・横置き・壁掛けでの設置が可能で、環境に合わせて置き方を選べるのが特徴です。「Wi-Fi 6」の通信規格に対応しており、最大4804Mbpsの高速通信を実現しています。

2.5Gbpsポートと1Gbpsポートを搭載しているので、有線接続時も快適なインターネット通信が可能。ほかにも、デバイスに向けて電波を飛ばす「ビームフォーミング」や、複数端末と同時に通信が行える「MU-MIMO」などが利用できます。

TP-Link独自のアプリ「Tether」に対応しているのもポイント。アプリで簡単に設定を行えたり、接続端末をリアルタイムで確認できたりします。Wi-Fiルーターを初めて設置する方にもおすすめのモデルです。

TP-Link AXE5400 トライバンド メッシュWi-Fi 6Eシステム Deco XE75

TP-Link AXE5400 トライバンド メッシュWi-Fi 6Eシステム Deco XE75 2022

家の隅々までネットワーク環境を構築できる、Wi-Fi 6E対応ルーターです。複数のネットワーク機器で通信経路を構成する「メッシュWi-Fi」に対応しているのが特徴。セット内の2つの端末を設置することで、最大500m³の範囲をカバーできます。

また、ネットワーク環境やユーザーの行動を自動的に学習して電波を飛ばす「AIメッシュ」機能を搭載。場所に応じて高速なルーターに自動接続されるため、家の中を移動しながら使っても、通信が途切れにくいのが魅力です。

セキュリティ機能の「TP-Link HomeShield」が標準搭載されており、有害サイトのブロックや、使用時間の制限などを行えるのもポイント。最大接続台数が200台のモデルのため、エアコンや照明など、多数のloT家電を使用している方にもおすすめです。

エイスース(ASUS) Wi-Fiルーター RT-AX5400

エイスース(ASUS) Wi-Fiルーター RT-AX5400 2023

5GHz帯で最大4804Mbpsの高速通信を実現したWi-Fiルーター。「Wi-Fi 6」の通信規格に対応しているのに加え、パワフルなトリプルコアCPUを搭載することで処理能力を向上しています。

独自のメッシュネットワーク技術「AiMesh」を備えているのもポイント。別途エイスースのWi-Fiルーターを用意して組み合わせることで、家の隅々まで届くWi-Fiネットワークを構築できます。シームレスなローミング技術により、動画などを視聴しながら部屋を移動しても通信が途切れにくいのが魅力です。

さらに、強固なネットワークセキュリティ技術「AiProtection」を搭載。「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出・ブロック」などの機能によって、外部のさまざまな脅威からデバイスを守ります。セキュリティ面を重視する方にもおすすめのWi-Fiルーターです。

アイ・オー・データ(IODATA) 2.5Gbps対応 Wi-Fi 7デュアルバンドルーター WN-7D36QR

アイ・オー・データ(IODATA) 2.5Gbps対応 Wi-Fi 7デュアルバンドルーター WN-7D36QR 2024

Wi-Fi 7対応モデルながら、比較的安価で購入できるルーター。2つの周波数帯を使い分け可能で、5GHz帯で2882Mbps、2.4GHz帯で688Mbpsの高速通信を実現しています。

新技術の「ビームフォーミングW」に対応しているのもポイント。対応端末に向けて電波を飛ばすのはもちろん、ビームフォーミング非対応の端末でも、安定したインターネット通信を行えるのが魅力です。

「Wi-Fi設定コピー機能」を使えば、旧ルーターの設定をワンボタンでコピー可能。他社ルーターでも利用できるため、買い替え時の再設定が簡単に完了します。さまざまなインテリアに馴染むシンプルなデザインで、目に見える場所にも設置しやすいおすすめのWi-Fiルーターです。

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Wi-Fiルーターのよくある質問・Q&A

Wi-Fiルーターで通信速度に違いは出る?

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Wi-Fiルーターはモデルによって性能が異なり、通信速度にも違いが出ます。主に通信速度に影響が出るのが、「通信規格」と「アンテナ数」の2つです。

Wi-Fi 6などの通信規格は、新しい規格ほど最大通信速度が速いのが特徴。高速通信を行うには、端末だけでなくWi-Fiルーターも同じ規格に対応している必要があります。購入時にはどの通信規格に対応しているかを必ずチェックしておきましょう。

また、同じ通信規格に対応したWi-Fiルーターでも、アンテナの数が多いほど最大通信速度が速くなります。ただし、デバイス側のアンテナ数が、通信速度に影響する点には留意が必要。例えば、アンテナを4本搭載したルーターでも、デバイスが2本のアンテナしか有していない場合には、2本分の速度しか出せません。

Wi-Fiルーターの寿命・買い替え時は?

Wi-Fiルーターの買い替え時期を検討する際は、本体・通信規格・セキュリティの3つの寿命を事前に把握しておきましょう。Wi-Fiルーター本体の寿命は、4~5年程度といわれています。外部の汚れ・破損以外に、熱やホコリによって内部も傷んでいくので注意が必要です。

また、Wi-Fiの通信規格は、2~6年おきに新しい規格が登場しています。更新のたびに通信速度や機能が向上しているため、主流の通信規格に合わせてルーターを買い替えるのがおすすめです。

不正なアクセスを防ぐため、無線LANの暗号化方式も2~5年おきに進化しています。古いルーターは昔の暗号化方式にしか対応していないので、大切な情報を守るためにも、最新の暗号化方式に対応したWi-Fiルーターをチェックしましょう。

Wi-Fiルーターを設置するのに適した場所は?

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Wi-Fiルーターの電波は、基本的にルーターを中心に全方向に広がります。効率よく電波を飛ばすには、家の中心で床から少し高い位置にWi-Fiルーターを設置するのが理想です。

壁や家具などの遮蔽物があると、Wi-Fi電波が弱まってしまうことも。配線の関係で見えにくい場所に設置しがちなWi-Fiルーターですが、なるべく障害物の少ない場所に配置しましょう。また、電子レンジなどの家電の近くは、電波干渉を受けやすいため注意が必要です。

ほかにも、電波は水に吸収されやすいという特性を持つため、水槽や花瓶などの近くは電波が弱くなる恐れがあります。湿気を含むモノの近くは設置を避けましょう。

5.0GHzと2.4GHzの違いは?

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Wi-Fiルーターで接続できる「5GHz」と「2.4GHz」の周波数帯は、それぞれにメリットとデメリットがあります。接続場所や用途に応じて適切な周波数帯に切り替えることで、快適にインターネット通信を行うことが可能です。

5GHz帯は電波干渉を受けにくく、通信が安定しているのがメリット。一方で、電波の遠く範囲が狭く、遮蔽物が多いと通信が不安定になる場合があります。2.4GHz帯は遮蔽物に強く、遠くまで電波を飛ばせるのが特徴。ただし、幅広い機器と接続できるため、電波干渉を受けやすい点には留意が必要です。

また、新しい通信規格のWi-Fi 6EやWi-Fi 7では、「6GHz」帯を利用できるルーターもあります。6GHz帯は電波干渉を受けにくく、高速通信を行えるのが魅力。通信距離が長くなると電波が弱くなりやすいので、利用場所に応じて別の周波数帯に切り替えるようにしましょう。