無線LAN非対応の機器を無線接続対応にしたり、パソコンの通信速度を速くしたりしたいときに役立つ「無線LAN子機」。モデルによって通信速度や形、サイズなどさまざまモノがあるので、どれを選べばよいか悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、無線LAN子機のおすすめモデルや選び方をご紹介。パソコンを無線接続対応にしたい方、通信速度で困っている方はぜひチェックしてみてください。
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無線LAN子機とは?
無線LAN子機とは、親機である無線LANルーターと通信ができる機器。無線LANアダプターと呼ばれることもあります。最近のスマホやパソコンは無線LANに対応していることが多く、無線LANルーターと接続設定をすればすぐにインターネットが利用可能です。
しかし、古いパソコンには無線LAN子機が内蔵されていないことがあり、そのままでは無線接続できません。そこで必要なのが、外付け対応の無線LAN子機です。
なお、パソコンに無線LAN子機が内蔵されていても、通信速度が遅かったり、安定して通信できなかったりする場合は無線LAN子機が活躍します。パソコンの接続状況にストレスを感じている方は、通信環境の規格も確認してみてください。
無線LAN子機のおすすめモデル
バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiアダプター WI-U2-150M/N
本体の挿入時になるべくスペースを取りたくない方におすすめの無線LAN子機です。パソコンに挿入したまま使うことを想定した作りで、飛び出し部分がわずか5.4mmと小型のモデル。ノートパソコンのケースに収納したときでも邪魔になりにくい設計です。
また、強力なWi-Fiセキュリティ規格の「WPA3 Personal」に対応しています。Wi-Fiルーターとの接続は「AOSS」の利用でワンタッチ操作を実現。ボタンを押すだけで、通信接続およびセキュリティ設定が完了します。
バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiアダプター WI-U2-433DMS
接続が簡単なUSB接続タイプの無線LAN子機です。高速無線LAN規格の11acに対応しており、USBポートに接続するだけで最大433MbpsのWi-Fi通信を実現します。ほかの規格にも対応しており、さまざまな無線LAN親機と接続できるのもポイントです。
また、本製品はビームフォーミング機能対応。親機との距離が離れていても通信速度や電波感度を保ちやすく、オフィスでの使用もおすすめです。
コンパクトなサイズも魅力のひとつ。重さ約4gの軽量モデルで、接続時も約19mmしか飛びださないため、接続したまま持ち運びやPCケースへ収納するのにも適しています。
バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiアダプター WI-U2-433DHP
3軸回転が可能なハイゲインアンテナを搭載している無線LAN子機です。横だけでなく、縦や本体そのものの向きまで調整できるのが特徴。ビームフォーミング機能も搭載しており、階をまたいだ通信なども比較的快適に行えます。
11acのほか、従来規格の11n/a/g/bに対応。接続方法はUSB 2.0です。USBポートがあれば、Windows・Macの両方で使用できるため、少し古めの親機やパソコンとも接続できます。
本体の高さは約18.6cm。細身のデザインで、USBポートに接続していてもアンテナが邪魔になりにくいのが魅力です。
バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiアダプター WI-UG-AC866
無線LANケーブル接続に対応した無線LAN子機です。Wi-Fi非対応や11nのみ対応の機器に使用可能。パソコンだけでなく、テレビやゲーム機をWi-Fi接続したい場合におすすめです。USBポートとLANポートに接続して、親機と子機のWPSボタンを押すだけで無線化できます。
電源が不要なのも便利なポイント。バスパワー給電を採用しているため、別途電源ケーブルをつなぐ必要がありません。コネクタ部分がL字型のUSBケーブルも付属しており、形状的に接続が難しい場合でも接続しやすいのが魅力です。
通信規格は高速通信が可能な11acを採用。最大866Mbpsの通信を行えます。接続機器や無線帯域に合わせて、周波数をワンタッチで切り替えられるのもポイントです。
バッファロー(BUFFALO) 無線LAN子機 WI-U3-2400XE2
AOSSとWPSに対応した製品です。初心者の方におすすめの無線LAN子機。接続設定の手間を抑えられます。ドライバーを内蔵しており、ネット接続や光学ドライブがない環境でインストールができるのも便利なポイントです。
3つの周波数帯が使えるWi-Fi 6E規格に対応。USBポートに接続するだけで、手持ちのパソコンを手軽にアップグレードすることが可能です。データのダウンロードや動画のストリーミング再生などを快適におこなえます。
エレコム(ELECOM) Wi-Fi 6・USB3.0対応 1201M無線LANアダプター WDC-X1201DU3-B
Wi-Fi 6に対応した小型無線LAN子機です。サイズが約88×28×14mmとコンパクトなため、持ち運びの多いノートパソコンにもおすすめ。約13cmの延長ケーブルも付属しており、タブレットなどにも使用できます。
ビームフォーミングZ、MU-MIMOに対応しており、最大1201Mbpsの高速かつ電波干渉の少ない通信を行えるのが魅力。複数台の同時使用にも強いため、職場用にもおすすめです。ただし、対応OSはWindows 10・11のみのため、留意しておきましょう。
使用にはドライバのインストールが必要ですが、WPS設定に対応しているため、比較的簡単なのも魅力。高性能な小型無線LAN子機を探している方におすすめです。
エレコム(ELECOM) 11ac対応 433Mアンテナ付き無線LANアダプター WDC-433DU2H2-B
3階建てでも通信が可能な広範囲無線LAN子機です。1階に親機を設置している場合でも、本製品を使用すれば3階で最大139Mbpsの通信を行えるのが特徴です。
USB 2.0接続の本体には可動式のアンテナを採用しており、通信環境に合わせて受信感度の調整を行えるのもポイント。利用するパソコンの位置が親機と遠い場合におすすめです。通信規格は11acに対応しています。
また、本製品にはWPSボタンを搭載。ワンタッチで簡単に親機と接続できます。サポートも充実しており、デバイスにあまり詳しくない方でも安心して利用できるモデルです。
エレコム(ELECOM) 150Mbps USB無線超小型LANアダプタ WDC-150SU2MBK
小型かつ軽量な無線LAN子機です。デバイスに装着しても飛び出しを最小限に抑えられます。本体のサイズは約幅15×奥行17×高さ8mm、重さはわずか約2gです。USBポートに接続した際は、飛び出し部分がわずか5.5mmでスペースを広く使えます。
ドライバのインストールはWEBサイトから可能。インターネット環境がない場合でも付属のCD-ROMからインストールできます。無線通信の規格は11b/g/nに対応。最大150Mbpsで無線通信が可能です。また、2.4GHz帯の通信に対応しており、幅広い環境下でインターネットを楽しめます。
ティーピーリンク(TP-Link) AC600 Bluetooth 4.2対応ナノUSB Wi-Fi子機 Archer T2UB Nano
Bluetooth 4.2に対応したおすすめのUSB接続タイプの無線LAN子機です。本製品を接続するだけで、Wi-FiとBluetooth接続の両方を行えるのが最大の魅力。最大7台までBluetoothデバイスを接続できます。
デュアルバンドWi-Fiに対応しているのもポイント。5GHz帯と2.4GHz帯の両方を使用でき、5GHz帯では最大433Mbps、2.4GHz帯では最大200Mbpsのデータ転送が可能です。動画再生やブラウジングなども快適に行えます。
対応OSはWindows 10・11。ナノデザインで持ち運びにも優れており、自宅用のデスクトップPCからノートパソコンまで、幅広いデバイスで使用しやすい人気の製品です。
ティーピーリンク(TP-Link) AC1300 MU-MIMO対応 ナノUSB Wi-Fi子機 Archer T3U Nano
高速通信に対応した無線LAN子機。2.4GHz帯で最大400Mbps、5Ghz帯で最大867Mbpsの速度で接続可能です。幅広い環境下で無線LAN子機を使用したい方におすすめです。
本体はMU-MIMO技術を搭載。MU-MIMO対応ルーターと接続しているとき、複数の端末と同時通信をしても高い通信効率を実現します。セキュリティ面は安全性の高いWPA3規格に対応。より安全なパスワードの暗号化と強化された保護により、安心してインターネットを楽しめます。
本体サイズは、幅15.7×奥行19.85×高さ7.39mmとコンパクト。ノートパソコンに差し込んだままでもケースに収納できるほどの大きさです。
ティーピーリンク(TP-Link) AX1800 Nano USB Wi-Fi 6子機 Archer TX20U Nano
ナノデザインを採用した小型の無線LAN子機。2.4GHz帯で最大574Mbps、5GHz帯なら最大1201Mbpsの高速な通信環境が構築できます。コンパクトなため、ノートパソコンに挿したままで邪魔になりにくいのも便利です。
最新のセキュリティ規格「WPA3」に対応しているのもポイント。パスワードの暗号化機能などにより、大切なデータをしっかりと保護します。
ティーピーリンク(TP-Link) 300Mbps ミニUSB Wi-Fi子機 TL-WN823N
動画やオンラインゲームを快適に楽しみたい方におすすめの無線LAN子機。最大300Mbpsの通信スピードで、高速データ通信が求められるシーンにぴったりです。
本体サイズは幅18.35×奥行39×高さ7.87mmと比較的コンパクト。ノートパソコンに差し込んだまま持ち運びたい方にも適しています。また、WPSボタンを搭載し、簡単にWi-Fi接続ができるのも嬉しいポイントです。
OSはWindows10や11だけでなく、バージョン10.15以前であればmacOSにも対応。ドライバのインストールおよび設定はCDから簡単に行えます。
ティーピーリンク(TP-Link) AC1300 ハイパワー デュアルバンド USB Wi-Fi子機 Archer T3U Plus
2.4GHzと5GHzのデュアルバンドに対応した無線LAN子機です。ルーターの設置場所にかかわらず、安定した高速通信が期待できるおすすめのモデル。メールやSNSのチェックをはじめ、オンラインゲームや高解像度動画のストリーミング再生など、幅広い用途で快適に使用できます。MU-MIMOに対応しており、複数の端末がルーターを利用するシーンで、通信の待ち時間が少ないのも便利です。
角度調節機能付きのアンテナを搭載しているのもポイント。使用する場所に応じて電波が受信しやすいポジションに合わせられます。2本のハイゲインアンテナを内蔵しているため、送受信能力は良好です。
ティーピーリンク(TP-Link) AXE5400 ハイパワーUSB Wi-Fi 6E子機 Archer TXE70UH
Wi-Fi 6E規格に対応した無線LAN子機です。通信速度と安定性、両方を求める方におすすめのモデル。2.4GHzと5GHzに加えて6GHz帯が利用できるため、電波干渉が少なく広い帯域で高速な通信が期待できます。動画のストリーミング再生やオンラインゲームをワイヤレスで楽しむのにもぴったりです。
180°開くハイパワーアンテナを搭載。ビームフォーミングとの相乗効果により、広範囲で安定した接続を実現しています。長さ1.2mのUSBケーブルが付属しているのもポイントです。
ティーピーリンク(TP-Link) AX3000 ハイパワーUSB Wi-Fi 6子機 Archer TX50UH
USBクレードルが付属したWi-Fi 6対応の無線LAN子機です。デスクトップPCの通信環境改善におすすめのモデル。ケーブル長が1.2mあるため、デスク下にパソコンを設置している場合でも電波が受信しやすい位置にセットできます。本体を取り外せばノートパソコンに直挿しで利用できるなど、使い勝手は良好です。
MU-MIMOとOFDMA機能を搭載しているのもポイント。高効率で低遅延な通信環境を実現しているので、ゲームや動画のストリーミング再生が快適に楽しめます。
ティーピーリンク(TP-Link) Archer TX3000E V1 AX3000 Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 PCIe アダプター
コスパのよいPCI-E無線LAN子機です。WiFi 6とBluetooth 5.2に対応しているのが魅力。デスクトップPCがWi-Fiに対応していない場合や、規格のアップグレードを行いたい場合におすすめです。
Wi-Fi 6接続を行えば高速かつ低遅延の安定した通信ができるため、ゲーミングPCの無線化にもおすすめ。OFDMA機能により従来の最大75%遅延を軽減しており、約7.9msでオンラインゲームのプレイが可能です。
Bluetoothを使用できるため、対応するキーボードやマウス、イヤホンなどをペアリング可能。ケーブルレスでPCデスクをすっきりと整理できます。外部アンテナも付属しており、距離が離れていても使用しやすい製品です。
ティーピーリンク(TP-Link) AX1800 Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 PCIeアダプター Archer TX20E
Wi-Fi 6対応により、高速かつ低遅延でインターネットを楽しめるPCIeアダプタータイプの無線LAN子機です。5GHzで最大1201Mbps、2.4GHzで最大574Mbpsの通信速度に対応。2本の可動式アンテナを搭載し、ルーターから離れた位置でも安定してWi-Fi電波をキャッチします。
また、Bluetooth 5.2で広い接続可能範囲を有しているのもポイント。PCにゲーム用のコントローラーやヘッドセットを快適に接続したい場合にもおすすめです。セキュリティ規格はWPA3を搭載。強力な暗号化でハッキングを防ぎ、安心してインターネットを楽しめます。
本体は、通常サイズのブラケットに加えて、ロープロファイルブラケットも同梱。使用の際は、付属のCDやHPからソフトをダウンロードするだけで簡単です。
アイ・オー・データ(IODATA) Bluetooth対応 Wi-Fi子機 WNPU583B
Wi-FiとBluetooth、2つの機能を搭載した無線LAN子機です。パソコンのUSBポートに挿すだけで、両方のワイヤレス接続を可能にするすすめのモデル。LANケーブルを引き回す煩わしさがないのはもちろん、Bluetooth対応のマウスやキードードとも接続できます。また、11ac規格に対応しているため、Wi-Fiの通信速度は高速です。
ドライバーインストール用のCD-ROMが付属しているのもポイント。ネット環境がなくてもインストール作業がおこなえます。気軽に購入できる安い価格も魅力です。
アイ・オー・データ(IO DATA) Wi-Fi子機 WN-DAX1200U
USB 3.0を使用した高速通信が魅力の無線LAN子機です。Wi-Fi 6に対応した製品で、最大1201Mbpsの通信が可能。親機がWi-Fi 6に対応していれば、パソコンのUSB 3.0ポートに接続するだけで快適にWi-Fiを利用できます。
混線に強いのもポイント。OFDMAやMU-MIMO、ビームフォーミング機能を搭載しており、複数端末が親機につながっている状態でも、安定した通信環境や通信速度を維持できます。オフィス用にもおすすめの製品です。
放熱性を重視した設計も魅力。本体に熱がこもると性能に影響が出やすくなるため、本製品の筐体裏には3枚の放熱板が設置されています。熱処理まで考慮した安心感のあるモデルです。
エムエスアイ(MSI) AX1800 WiFi USB アダプター GUAX18
パソコンやPCパーツの開発も行っているエムエスアイの無線LAN子機です。ゲームやストリーミング、オンラインミーティングなど、高速通信が必要な方におすすめ。折りたたみ式のアンテナが付いており、受信感度の向上も期待できます。
Wi-Fi 6とUSB 3.2接続に対応しているのも魅力のひとつ。最大1201Mbpsの高速通信が可能で、ノートパソコン・デスクトップPCの両方に対応しています。クレドールも付属しており、接続機器に合わせた使い分けが可能です。
MU-MMOやOFDMA機能も搭載。親機に複数端末が接続されている場合でも、通信速度を維持できます。また、1024-QAM機能により、一度により多くのデータを送信可能です。
エイスース(ASUS) USB無線LAN子機 USB-AX56
USBポート直挿しとクレドール接続の両方に対応した無線LAN子機です。折りたたみ式のアンテナが2本搭載されており、受信感度の調節を行えるのが特徴。ビームフォーミング機能も搭載しており、親機と離れた場所でも安定した通信を期待できます。
通信規格はWi-Fi 6に対応。デュアルバンド機能を搭載しており、2.4 GHz帯では最大574Mbps、5GHz帯では最大1201Mbpsの高速通信が可能です。OFDMAとMU-MIMO機能により、データ転送効率の向上を実現しています。
バッテリー消費を軽減する機能が付いているのもポイント。大手メーカーの安心感もあり、通信速度と安定性を重視したい方におすすめです。
無線LAN子機の売れ筋ランキングをチェック
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無線LAN子機の選び方
使用する機器に合ったモデルを選ぶ
パソコンには「USB接続タイプ」がおすすめ
パソコンに無線LAN子機を取り付ける方法は、大きく分けて3つ。USB接続タイプ、LANケーブル接続対応モデル、PCI-Express対応の内蔵タイプがあります。パソコンを持ち運ぶことが多い場合は、携帯しやすいUSB接続タイプがおすすめです。
USB接続タイプの無線LAN子機は、名前のとおりUSBポートに接続するだけでWi-Fiが利用できるようになる便利なモノ。USBメモリと同じくらい小型のモデルからアンテナ付きの大型タイプまで種類も豊富です。
なお、PCI-Express対応の内蔵タイプはパソコンの内部にあるマザーボードに取り付けるタイプのため、自作PCなどのデスクトップPC向け。使用環境や所有しているパソコンに合わせて選んで見てください。
テレビには「LANケーブル接続対応モデル」
テレビに無線LAN子機を取り付ける場合は、LANケーブル接続対応モデルがおすすめ。テレビの入出力端子部分にある有線LANポートと無線LAN子機をLANケーブルでつなぐだけで、Wi-Fi接続が行えます。
親機とテレビの場所が離れている場合やテレビがWi-Fiに対応していない場合でも、インターネット接続できるのがメリットです。
ただし、古いテレビのなかには、LAN・USBポートの片方しか付いていないモデルや両方備わっていないモノもあります。それぞれ接続できる機器が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
PS4・Switchには「無線LAN中継器」を
PS4やNintendo Switchなど、据え置き型の家庭用ゲーム機は、周辺機器の接続に使えるUSBポートが搭載されていません。そのため、無線LAN子機を接続できないので注意が必要です。
家庭用ゲーム機で無線LAN接続を使用する際の電波状況を改善したい場合は、無線LAN中継器を使用するのがおすすめ。親機から離れた場所でも、親機のモノに近い転送速度でワイヤレス通信の使用が可能です。
また、ゲーム機と無線LAN中継機をLANケーブルで繋げば、より安定した高速通信で快適にゲームが楽しめます。
無線LAN中継器が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
通信速度をチェック
Wi-Fi通信で利用する周波数帯には5GHzと2.4GHzの2種類があり、5GHzは11aと11ac、2.4GHzには11bと11gがそれぞれ存在します。加えて、両方の周波数帯に対応する11nもあるので、購入前に無線LAN子機が対応している通信規格を確認しておきましょう。
5GHz帯を利用した通信は電波干渉が少なく、高速通信できる点がメリット。ただし、障害物に弱いデメリットがあります。2.4GHz帯を利用した通信は速度では劣りますが、障害物に強いのが特徴。多くの無線LAN子機は両方の周波数帯に対応していますが、購入前にあらかじめチェックしておきましょう。
サイズをチェック
無線LAN子機のサイズは、パソコンに挿した際に邪魔になりにくいコンパクトなモデルや外部アンテナを搭載したモデルなど、製品によってさまざま。外出時に使用するノートパソコンで利用する場合は、コンパクトなモデルがおすすめです。
また、サイズは大きくなりますが、外部アンテナを備えた製品は接続感度に優れています。接続の安定性と使いやすさを考慮して選んでみてください。
外部アンテナの有無をチェック
外部アンテナとは、無線LAN子機本体の外側に備えられたアンテナを指します。アンテナの角度を変えることで、指向性を調節できるのがメリット。外部にアンテナがついているためサイズは大きくなりますが、快適なインターネット通信を求めている方におすすめです。
また、アンテナの大きさや搭載されている場所によっては、USBポートに挿し込む際の邪魔になったり、隣のUSBポートをふさいでしまったりする恐れがあるので注意しておきましょう。
あると便利な機能をチェック
WPSボタン
WPSボタンとは、無線LANの親機と子機を簡単に接続するための装置です。親機・子機の両方にWPSボタンが搭載されていれば、ボタンを押すだけで無線LANの接続設定が行えます。
通常であれば、親機の名称であるSSIDやパスワードを調べて入力し、子機にどの親機と接続するのか設定しなくてはいけません。そのため、簡単に設定したい方や機械に詳しくない方は、WPSボタン付き製品がおすすめです。
また、名称はメーカーによって異なる場合もあるため、自分の持っている親機や購入を考えている子機にWPSボタンが搭載されているのか確認しておきましょう。
ビームフォーミング機能
ビームフォーミング機能が搭載されていれば、無線接続を行う機器を追いかけてくれるため、親機と子機の距離が離れていても比較的通信がしやすくなります。部屋がいくつもある一軒家や、オフィスで利用する際におすすめの機能です。
特に、持ち歩きの多いノートパソコンを無線化するときに便利。転送速度や安定性の向上も期待できるため、通信速度や接続の安定性が気になる方は、ビームフォーミング機能搭載モデルを探してみてください。
MU-MIMO機能
MU-MIMOは、速度をあまり落とさずに複数端末と同時接続が行える機能です。従来の無線LANでは、接続する機器が増えるほど通信速度が低下する傾向にありました。
しかし、MU-MIMO機能搭載モデルでは電波干渉の発生を抑え、通信速度の低下を軽減。複数端末に別々のデータを送る同時通信方式を実現しています。親機に複数接続する予定がある方や通信速度を重視したい方は、MU-MIMO機能も意識してみてください。
無線LAN子機のおすすめメーカー
バッファロー(BUFFALO)
無線LAN機器はもちろん、パソコン周辺機器全般を広く扱っているメーカー「バッファロー」。使い勝手に優れた製品を多数展開しています。
バッファローの無線LAN子機は、「AOSS」と呼ばれる簡単にネットワークに接続できる機能が搭載されているのがポイント。ワンタッチで接続できるため、初心者の方におすすめです。
エレコム(ELECOM)
エレコムは、さまざまなPC周辺機器を扱う国内メーカー「エレコム」。装着したままでも気にならないコンパクトモデルや、可動式アンテナを搭載したハイスペックモデルなど、豊富なラインナップを展開しています。
製品の種類が充実しているだけでなく、価格が比較的リーズナブルなのも特徴なので、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめのメーカーです。
ティーピーリンク(TP-Link)
ティーピーリンクは、無線LANルーターの高いシェアを誇る中国のメーカーです。2016年から日本市場に参入しており、コストパフォーマンスの高い製品を数多く発売しているのが特徴。価格重視の方や、初めて無線LAN子機を購入する方におすすめのメーカーです。
生活に便利なインターネットですが、接続が切れたり速度が遅かったりするとストレスになります。持ち運びするのか、通信を安定させたいのか、環境や所有しているパソコンに合わせて無線LAN子機を選ぶのがおすすめです。本記事を参考に、よりネット環境を快適にしてみてください。