パソコンやスマホ、ゲーム機をワイヤレス接続する際に欠かせないのが「無線LAN」。利用するためには無線LANルーターと呼ばれる親機と無線LAN接続に対応する各ガジェットが必要となります。ここ最近のアイテムは無線LANに対応していることが当たり前になっているため問題はありませんが、古いパソコンにおいては無線LAN接続に対応していないモデルもあり、そうした機種には無線LAN子機が必要となります。

そこで今回は無線LAN子機のおすすめモデルをご紹介。有線接続にしか対応していないパソコンからデータを取り出したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

無線LAN子機とは?

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無線LAN子機とは親機である無線LANルーターと通信ができる機器。無線LANアダプターとも呼ばれることもあります。最近のスマホやパソコンにはあらかじめこの無線LAN子機が内蔵されていることが多く、無線LANルーターと接続設定をすればすぐに無線LANを利用できます。

ところがデスクトップ・ノートに限らず古いパソコンには無線LAN子機が内蔵されていないことがあり、そのままでは無線LANで接続することができません。そこで必要となるのが、外付け対応の無線LAN子機です。

なお、パソコンに無線LAN子機が内蔵されている場合でも「通信速度が遅い」や「安定して通信できない」という場合にも無線LAN子機は活躍します。パソコンの接続状況にストレスを感じている方は、通信環境の規格も確認してみてください。

無線LAN子機の選び方

セキュリティで選ぶ

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無線LANで利用されているセキュリティ規格には「WPA2-PSK(AES/TKIP)」や「WPA-PSK(AES/TKIP)」、「WEP(128/64bit)」などありますが、最新の「WPA2-PSK(AES)」が現在最も安全とされており、無線LANを安心して利用するためにも安全なセキュリティ規格の無線LAN子機がおすすめです。もし無線LANルーターのセキュリティ規格が古い場合はそちらも買い替えを検討しましょう。

通信規格で選ぶ

無線LANで使用される通信規格は5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数の帯域に分けられ、5GHz帯には「11ac」と「11a」、2.4GHz帯には「11g」「11b」、そして両方の周波数帯に対応できる「11n」があります。

5Ghz帯は電波障害が少なく安定した通信が行えるほか、通信速度が速いので動画の視聴などにもおすすめの規格です。しかしこちらは障害物に弱いため、壁や家具などで通信がつながりにくくなることがあります。

2.4Ghz帯は障害物に強く遠くまで電波が飛ぶ一方、同じ周波数帯域を使用する機器と電波障害を起こしやすいという欠点があります。5Ghz帯の規格に比べると速度が遅くなる場合もありますが、以前からある規格のため対応機器が多いのも特徴です。

選ぶポイントとしては、利用したい場所や速度、通信の安定性などを考慮して5Ghz帯、2.4Ghz帯のどちらも使える無線LAN子機をチョイスするようにしましょう。

速度・受信感度で選ぶ

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同じ通信規格でも速度は同じではありません。11nと11acではアンテナ数によって最大転送速度(理論値)と、安定性が変わります。

無線LAN子機もアンテナ数によって速度が変わってきますが、アンテナの数が異なる製品同士での通信ではアンテナ数の少ない方の速度に制限が課されます。

無線LANルーターと同じ室内で利用するか、それとも離れた場所で利用するのかによって通信の状況は異なってくるので、選択に迷ったら最新の規格に対応している無線LAN子機を選ぶようにしましょう。

接続インターフェースで選ぶ

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パソコンと無線LAN子機を接続するには有線LANのポートか、USBのポートを利用します。最近のノートパソコンは有線LANのポートが付いていないことも多く、USB子機は手軽にUSBに挿し込んで使えることから、USBタイプの無線LAN子機を選ぶ方が無難です。

なお、USBにはUSB2.0とUSB3.0の2つの規格があり、従来からあるUSB2.0の最大転送速度は480Mbps、それに対してUSB3.0の最大転送速度は5Gbpsと規格値だけで言えば10倍以上の差があります。

高速モデルはインターフェースもUSB3.0を採用しています。もしインターフェースがUSB3.0の無線LAN子機をUSB2.0に挿入したとしても下位互換があるためUSB2.0として動作しますが、高速モデルの恩恵をしっかり受けるためには、USB3.0のポートが必要になってきます。

サイズで選ぶ

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無線LAN子機のサイズは指の爪と同等ぐらいの小型のモノから、アンテナを要した手のひらサイズのタイプまであります。後者のほうがより感度は高く、家の中でも離れて通信ができるため便利ですが、小型の方が使用時のストレスにならないので複数台をネット接続させたい場合は使い勝手も考慮しましょう。

無線LAN子機のおすすめメーカー

バッファロー(BUFFALO)

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無線LAN機器はもちろんパソコンの周辺機器全般を広く扱っているメーカーです。無線LANに関する商品は「エアステーション(Air Station)」シリーズと呼ばれ、ラインナップがとても多く、無線LANルーターだけでなく無線LAN子機、無線LAN中継器、専用オプションなど状況に合わせてモデルを選ぶことができます。

「AOSS」という専門知識なしでネットワークに接続できる機能が搭載されているのもポイント。ワンタッチで接続できる分かりやすさがあり、バッファロー製品以外にも数多くのテレビやゲーム機、スマートフォンなどでこのAOSSが採用されています。AOSS搭載機器同士なら容易にネットワークに接続できるため、初心者にもおすすめです。

日本電気(NEC)

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豊富な製品ラインナップが揃っている、おなじみのパソコンメーカーです。無線LANに関する商品は「エーターム(Aterm)」シリーズと呼ばれています。

「らくらく無線スタート」という機能が搭載されているモデル同士あれば設定がとても簡単にできるため、パソコンに不慣れなシニア層でも扱いやすいのがポイントです。

アイ・オー・データ(I-O DATA)

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外付けハードディスクやUSBメモリなど、パソコンの周辺機器を数多く扱っているメーカーです。無線LANに関する商品では、無線LANルーターや無線LAN子機だけではなく、中継器やアクセスポイントなど、オプションも数多くラインナップされています。

こちらも「WPS」という機能を搭載した機器同士ならボタンを押すだけでネットワークに接続できます。なお、「WPS」のほかにもQRコードを読み込んで設定できる「QRコネクト」など、機器に応じた設定方法が用意されています。

ティーピーリンク(TP-Link)

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TP-Linkは無線LANルーターの高いシェアを誇る中国のメーカーです。2016年から日本市場に参入しており、コストパフォーマンスの高い製品を数多くリリースしているのが特徴。国内での知名度は決して十分とは言えませんが、徐々に注目度が高まっているメーカーです。

無線LAN子機のおすすめモデル

11ac対応 高速度対応モデル(866Mbps)

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fi 無線LAN子機 11ac対応 WI-U3-866DS

11ac/n/a/g/bの規格に対応した、USBタイプの無線LAN子機です。11acはMU-MIMO 2×2採用で、最大速度の理論値は866Mbpsと高速通信が可能です。なお、性能を最大限に発揮するためにはパソコン側のUSB規格が2.0ではなく、3.0を活用するのが必須となるので、留意しておきましょう。

また、無線LANの電波はアンテナを中心に同心円状に広がるため(上下角約15~30度)、付属するフック付きUSB延長ケーブルを用いてデスクトップパソコンのモニターの裏側などに垂直に設置すると、受信感度を上げられます。本製品を利用する際はぜひ覚えておいてください。

日本電気(NEC) Aterm WL900U USB子機 PA-WL900U

理論値で最大867Mbpsの高速通信に対応したUSBタイプの無線LAN子機です。対応規格は11ac/n/a/g/b。11acは2×2の2ストリームに対応するため高速で安定した通信が可能です。

なお、11acを利用する場合はUSB2.0では十分な速度が得られないため、USB3.0のポートを使うことがおすすめ。Atermシリーズの「らくらく無線スタート」を利用すれば無線LANルーター本体のボタンを押すだけで接続とセキュリティの設定ができるので、初心者でも安心です。

付属のフレキシブルケーブル(10cm)は角度や向きを調整可能。隣り合うUSBポートとの干渉を防ぎつつ受信感度を調整することができます。なお、USBメモリと同サイズの形状なので、持ち歩く際は見間違えないようにご注意ください。

ティーピーリンク(TP-Link) AC1200ハイパワー デュアルバンド 無線LAN子機
Archer T4UH

2本のアンテナが特徴的な11ac対応無線LAN子機。対応規格は11ac/n/a/g/bで、インターフェースにUSB3.0を採用することで最大速度の理論値867Mbpsを実現しています。

全方向対応のアンテナと1mの延長USBケーブルを採用することで受信感度がよい場所へ自由に設置が可能なのもポイント。WPSボタンが付いているため対応無線LANルーターとワンタッチで接続が可能なので使い勝手も良好です。

無線LANルーターと距離がある際や受信感度を上げて高速にインターネットを楽しみたい方におすすめ。リーズナブルな無線LAN子機を求めている方も要チェックのアイテムです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 小型無線LAN子機 EX-WNPU1167M

IO-DATAのブランド「PLANT」シリーズのひとつ。サイズは約15×7×20mm(USBコネクタ部含む)とかなりコンパクトで、重さも約2.4gと軽量。それでいて最大速度の理論値867Mbpsをマークしているのが特徴の無線LAN子機です。

小さいだけではなく性能面でも優秀。可動式のアンテナは付いてないにもかかわらず「ビームフォーミング」に対応しているため、速度を落とさずに安定した通信が行えます。とにかく小さな無線LAN子機を求めている方におすすめです。

11ac対応 中速度対応モデル(433Mbps)

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fi 無線LAN子機 11ac対応 WI-U2-433DHP

11ac/n/a/g/b対応の無線LAN子機。最大速度の理論値は433Mbpsで、好感度アンテナと可動式機構でより遠くまで電波を届けることができるのが特徴です。

さらに「ビームフォーミング」という機能を採用することで遠距離でも電波感度や通信速度を維持し安定した通信を行えるのもポイント。なお、インターフェースがUSB2.0なので、その点はご注意ください。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fi 無線LAN子機 11ac対応 WI-U2-433DMS

コンパクトなサイズのUSBタイプ無線LAN子機です。11ac/n/a/g/b対応で、11acでは最大433Mbps(理論値)の高速無線LAN通信が可能です。小型ながら「ビームフォーミング」に対応。遠距離でも安定した通信を行えます。

ノートパソコンに挿したまま持ち運ぶ際にもストレスにならないのはメリット。「11acに対応させたいけれど、コンパクトな無線LAN子機がほしい」という方におすすめです。

ティーピーリンク(TP-Link) AC600ハイパワー デュアルバンド 無線LAN子機 Archer T2UH

スタイリッシュなデザインが目を引く無線LAN子機。インターフェースはUSB2.0を採用、対応無線LAN規格は11ac/n/a/g/bで、11acの最大速度の理論値は433Mbpsです。

脱着式のハイゲイン外部アンテナで安定した通信を行えます。1mのフレキシブルケーブルも付属するため、デスクトップパソコンでもノートパソコンでもUSBポートの位置に左右されず自由に設置ができます。

WPSボタンも搭載しているため、WPS対応の無線LANルーターとワンタッチで接続が可能です。親機からの距離がある場所で無線LANを快適に利用したい方におすすめのモデルです。

アイ・オー・データ(IO-DATA) Bluetooth v4.0対応 無線LAN子機 WNPU583B

無線LAN子機としてだけではなく、Bluetoothアダプターとしても使用できる1台2役のモデル。対応無線LAN規格は11ac/n/a/g/b、11acの最大速度の理論値は433Mbps、Bluetoothの規格はv4.0対応です。

無線LANの5Ghz帯の使用時には「ビームフォーミング」にも対応するため速度低下を防ぎ、安定した通信を行えます。お手持ちのパソコンが11ac未対応かつBluetoothにも搭載されていないという方におすすめのアイテムです。

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