安定したネット環境を整えるのに役立つ「IPv6対応の無線LANルーター」。次世代の通信方式IPv6に対応しているため、ネットを高速化できる傾向があります。自宅で過ごす時間が増えたことで、高性能な無線LANルーターの購入を検討している方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、IPv6対応無線LANルーターのおすすめをご紹介します。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。

IPv6とは?

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IPv6とは、IPアドレスのバージョン4「IPv4」に続く、次世代バージョンのIPアドレス。ネットの利用者が急激に増えたことにより、これまで主流だったIPv4の通信規格が混雑し始めました。インターネットの混雑を避けるために誕生したのが、IPv6の通信方式です。

従来のIPv4では約43億個のアドレス数しか保有できませんでしたが、IPv6なら約340澗個(340兆の1兆倍の1兆倍)のアドレスを保有できます。

IPv6対応の無線LANルーターを使うメリット

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IPv6対応の無線LANルーターを使うメリットは、従来の通信方式であるIPv4よりもネットが混雑しにくいことです。昼間は快適にネットが使えたのに、夜になると急に通信速度が遅くなってしまう現象を改善できる場合があります。

もちろん、必ず通信速度が速くなるとは一概に言えません。無線LANルーター以外にも、回線の品質や端末の性能などによって通信速度が遅くなる点も留意しておきましょう。

IPv6対応の無線LANルーターの選び方

対応する無線LAN規格をチェック

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IPv6対応の無線LANルーターを選ぶ際には、対応する無線LAN規格を確認することが大切です。無線LAN規格には「11a」「11b」「11g」「11n」「11ac」「11ax」の6種類が存在。無線LAN規格によって、使用周波数帯や最大通信速度などの性能が異なります。

一般的に主流なのが「11ac」の規格です。「11ac」よりも「11ax」の方が新しい規格ですが、「11ax」に対応しているデバイスはあまり多くないのが現状。ただし、「11ax」に対応している製品なら、「11ac」にも対応しているケースがほとんどです。

また、「11ax」は最大9.6Gbpsの高速通信に対応。別名「Wi-Fi 6」とも呼ばれています。今後デバイス側で普及することを見越して、「11ax」対応のモデルを購入するのも選択肢のひとつです。

LANポートの規格をチェック

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LANポートの規格をチェックしておくことも大切です。LANポートは、ネットを利用するときにパソコンなどのデバイスに有線でつなぐ差し込み口。安定した通信速度で利用したい場合や、セキュリティー面で心配な場合などに活用します。

LANポートには主に「1000BASE-T」「100BASE-TX」「10BASE-T」の規格があり、それぞれの規格ごとに通信速度が異なるので注意。なかでも、通信速度が出やすいのは「1000BASE-T」。オンラインゲームをプレイしたり、データを大量に転送したりする場合は、「1000BASE-T」に対応したモデルがおすすめです。

ただし、無線LAN規格と同様に、デバイス側でも対応している必要があります。使っているパソコンの対応状況をあらかじめ確認しておきましょう。

Wi-Fiの範囲をチェック

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Wi-Fiが届く範囲も確認しておきましょう。Wi-Fiの届く範囲は、アンテナ数や性能によって異なります。自宅の間取りに適した無線LANルーターを選ぶことが重要です。

Wi-Fiの電波は、壁などの障害物があると干渉を受けやすいので注意が必要。一人暮らしの方で間取りが1Rや1Kの場合は、干渉する壁が少ない傾向にあります。一方、戸建てや複数の部屋がある間取りの場合は干渉を受けやすいため、よりアンテナ数が多く高性能なモデルを選ぶのがおすすめです。

また、2階や3階の部屋にWi-Fiが届きにくい場合は、中継機の購入を検討してみてください。中継機が無線LANルーターからの電波を中継することで、より遠くまで電波を届けられます。

IPv6対応の無線LANルーターのおすすめモデル

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-5400AX6S

快適な通信を実現できるIPv6対応の無線LANルーターです。複数端末の同時通信が可能な「MU-MIMO」に対応しているのがポイント。最大2台同時に接続しても、通信速度が落ちにくいモデルです。

干渉波を回避してつながるバッファロー独自機能を搭載。また、周波数帯を自動で切り替える「バンドステアリングLite」に対応しています。安定した通信環境が欲しい方におすすめです。

さらに、スマホやパソコンなど特定の端末を狙う「ビームフォーミング」機能を採用。便利な機能を備えたモデルを探している方はチェックしてみてください。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WXR-6000AX12S

次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応した無線LANルーターです。最大4803Mbpsの高速通信を実現するのが特徴。10Gbps対応の有線LANポートを備えているため、高速インターネットの10Gbps回線を利用している方にも適しています。

バッファローの独自技術「デュアルスタックダイポールアンテナ」を搭載しているのもポイント。また、11ac対応端末で「8×8 ビームフォーミング」に対応していれば、ビームフォーミング性能が向上するので、少し離れた場所にいても安定した通信が期待できます。

バッファロー独自機能である干渉波を回避してつながる機能も搭載。さらに、周波数帯を自動で切り替える「バンドステアリング」に対応しています。安定した通信環境が欲しい方におすすめです。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WRM-D2133HS

中継器との連携が可能なIPv6対応の無線LANルーター。バッファローの独自メッシュ機能により、効率的なネットワーク環境を構築します。最大10台まで専用の中継機を追加可能。通信エリアを拡大できるので、戸建てや部屋数が多い家に住んでいる方におすすめです。

一般的な「11ac」規格に対応しているため、最大1733Mbpsの高速通信が可能。また、効率よく配置した4本アンテナと「ビームフォーミング」機能を搭載しているので、安定感のある快適な通信環境が期待できます。

筒型の形状で、インテリアに馴染みやすいシンプルなデザインも特徴。おしゃれな無線LANルーターを探している方は、ぜひ購入を検討してみてください。

エレコム(ELECOM) ギガビットルーター WRC-X1800GS

複数台の同時接続に強いIPv6対応の無線LANルーターです。「Wi-Fi 6」対応でより安定した高速通信が可能。また、集中的に電波を発信する「ビームフォーミングZ」が採用されているのも特徴。Wi-Fiから離れた場所や障害物が多い場所でも、安定した通信速度を実現します。

パソコンやスマホなどのデバイスのウイルス感染リスクを軽減できる「セキュリティーWi-Fi」を搭載。在宅ワークで社内の大切なファイルを扱う場合に重宝します。利便性に優れた使い勝手のよい無線iルーターを探している方はチェックしてみてください。

エレコム(ELECOM) 無線LANギガビットルーター WRC-2533GST2

複数接続でも安定して通信できるIPv6対応の無線LANルーターです。デュアルコアCPUを搭載しているのが特徴。2つのコアで同時に内部処理することで、高速通信を実現しています。

ハイパワー内蔵アンテナを搭載しているのも魅力。老舗アンテナメーカー「DXアンテナ」のノウハウを活かした設計です。複数のアンテナの配置や向きにこだわることで、全方向へ効率的に電波を届けられます。

また、混雑した周波数帯を自動的に避ける「バンドステアリング」機能や、集中的に電波を届ける「ビームフォーミング」機能なども搭載。使い勝手のよいモデルを探している方はチェックしてみてください。

日本電気(NEC) Aterm PA-WX3600HP

複数の端末と同時に接続できるIPv6対応の無線LANルーターです。複数接続している端末のなかで通信の優先順位を設定できる「QoS」機能を搭載。優先度の高い端末が安定した通信速度を出しやすいのが魅力です。

さらに、独自技術の「ハイパワーシステム」を採用。干渉の軽減や制御チューニングの最適化により、Wi-Fiの届く範囲を広げ、より高速な通信速度を実現します。

日本電気(NEC) Aterm AM-AX1800HP

「Wi-Fi 6」を採用したIPv6対応の無線LANルーター。通常の無線LANルーターとして使えるのはもちろん、2台目を購入すれば中継機としても使用可能です。Wi-Fiが届きにくい場所でも、中継器を置いてカバー範囲を拡大できる「メッシュ中継機能」を搭載しています。

電波状況を確認し、快適に接続できる周波数帯へ自動で切り替える機能も搭載。複数のデバイスが接続されていても、安定した通信速度が出やすいのが魅力です。また、2台セットで購入すれば親機とメッシュ中継機のペアリングが設定されているので、届いたらすぐに利用できます。

TP-Link Archer AX73 デュアルバンド ギガビット Wi-Fi 6ルーター AX5400

6本の外部アンテナを搭載したIPv6対応の無線LANルーターです。外部アンテナにくわえて「ビームフォーミング」機能と「OneMesh」に対応しているため、対応中継器を追加することで広範囲のネットワークを構築できます。また、最大80台の端末に接続可能です。

天板にはうろこのようなベンチレーションホールを採用しています。通信に負担がかかっても通気性が高いので、オーバーヒートしにくいのがポイントです。

専用アプリ「Tether」の指示に従って操作するだけで、簡単に初期設定できるのも魅力のひとつ。機械が苦手な方や初心者の方にもおすすめです。

アイ・オー・データ(I-O DATA) 無線LANルーター WN-SX300FR/E

独自技術の「360コネクト」技術を採用した無線LANルーターです。最大通信距離を伸ばす高性能パワーアンプが搭載されているため、電波をムラなく届けられます。

CDケース程度のコンパクトなデザインも魅力のひとつ。縦置きや壁掛けなど設置の自由度が高いので、一人暮らしの方にもおすすめです。また、外部からWi-Fiに接続した端末を管理できる「Wi-Fiマモル」機能を搭載しています。

ほかにも、ネットフィルタリング機能や特定の時間だけ通信を許可する「ペアレンタルコントロール」機能を搭載。セキュリティー面にも優れているモデルです。