速いインターネット通信を実現するIPv6対応の無線LANルーター。動画視聴やオンライン会議の普及により、安定した通信環境の重要性が増しています。製品によって通信速度や対応規格などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、IPv6対応の無線LANルーターのおすすめモデルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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IPv6対応の無線LANルーターのメリットとは?

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IPv6対応ルーターのメリットは、IPoE方式による快適な通信環境です。従来のPPPoE方式と違い、混雑しやすい設備を通らずに直接インターネットへ接続します。
回線が混みあう夜間や休日でも通信速度が低下しにくく、安定した環境を保てるのが魅力です。家族でスマートフォンやパソコンなどを同時に使っても、速度が落ちにくいため快適。オンラインゲームや高画質の動画を楽しみたい方にもぴったりです。
ユーザー認証が不要で簡単にルーターを設定できるのもポイント。「IPv4 over IPv6」という技術に対応していれば、従来のWebサイトも高速に表示できる場合があります。将来のインターネット環境の変化にも対応できるので安心です。
IPv6対応の無線LANルーターの選び方
IPv6サービスに対応したルーターを選ぶ

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IPv6の高速通信を利用したい方は、契約している回線サービスに対応したルーターを選びましょう。「IPv4 over IPv6」のIPoE方式に対応した製品がおすすめです。混雑の少ない通信経路を使い、通信速度が安定しやすいのが魅力です。
IPv6 IPoEサービス対応と明記されたモデルを選ぶのがポイント。IPv6通信だけでなく、従来のIPv4通信もIPv6のIPoE方式の通信経路を利用して接続可能です。より高速で安定した通信が期待できます。
高速通信をしたいならWi-Fi 6・6Eのルーターがおすすめ

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より速い通信を求める方には、Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eに対応したルーターがおすすめです。従来のWi-Fi 5と比べてWi-Fi 6は高速通信が可能で、よりスムーズなインターネット体験が期待できます。
Wi-Fi 6Eは、従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、新しく6GHz帯の電波を利用できるのが特徴です。あいている車線を使うように電波の混雑・干渉を避けられるため、特に集合住宅や都市部に住んでいる方に適しています。
しかし、6GHz帯は壁などの障害物にやや弱いのがデメリット。また、利用するにはスマートフォンやパソコン側もWi-Fi 6Eに対応している必要があります。
戸建てで使うならメッシュ対応ルーターをチェック

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戸建てや広いマンションで快適なWi-Fi環境を整えたい方には、メッシュWi-Fi対応ルーターがぴったりです。複数台の機器が連携し、家中に網目状の通信エリアを構築します。
家の隅々まで電波を届けやすいのがメッシュWi-Fiの魅力。2階や3階建ての家でも、部屋を移動したときに自動で適切なアクセスポイントに切り替えるため、接続の安定性を高められます。家中どこにいても安定した接続を保ちたい方におすすめです。
基本は2台以上のセットで販売されており、後から機器を追加すればエリアをさらに広げられます。家の広さや間取りに合わせて、柔軟にネットワークを構築できるのがポイントです。
アンテナの数をチェック

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ルーターのアンテナ数は「ストリーム数」とも呼ばれ、通信の通り道の数を示します。ストリーム数が多いほど一度に送受信できるデータ量が増えるのがポイント。通信速度が向上し安定します。
複数の端末を同時に接続する方は、ストリーム数の多い製品を選ぶのがおすすめ。なお、見た目のアンテナの本数とストリーム数は必ずしも一致しません。製品のスペック表であらかじめ確認しておくと安心です。
MU-MIMOに対応した製品は、複数の端末が同時にWi-Fiを利用する環境で通信効率を高められます。予算と使い方に合ったストリーム数のルーターを選んでみてください。
IPv6対応の無線LANルーターのおすすめ
バッファロー(BUFFALO) AirStation WSR-3000AX4P
3本の5GHzアンテナで遠距離でも高速通信を実現するWi-Fi 6対応モデル。5GHz帯で2401Mbps、2.4GHz帯で573Mbpsの高速通信が可能です。IPv6に対応しており、混雑時でも快適なインターネット環境を構築できます。
ビームフォーミング機能により、端末に向けて集中的に電波を送信。離れた部屋でも安定した通信が叶います。MU-MIMOやOFDMA機能を搭載し、複数の端末を同時接続しても速度が落ちにくいのが魅力です。
バンドステアリングLite機能が、電波状況に応じて5GHz帯と2.4GHz帯を自動で切り替えます。部屋中どこにいてもスムーズに通信できるのがメリット。複数の機器を同時に使う方や、安定した高速通信を求める方にぴったりなルーターです。
バッファロー(BUFFALO) AirStation WSR3600BE4P

Wi-Fi 7対応で高速通信を実現するデュアルバンドルーターです。5GHz帯で2882Mbps、2.4GHz帯で688Mbpsの通信速度。動画配信やオンラインゲームも快適に楽しめます。ワイドバンド5GHz対応で、160MHz幅の広帯域通信が可能です。
5GHz用に3本のアンテナを搭載しており、遠距離でも安定性の高い通信ができます。また、Wi-Fi EasyMeshに対応しているため、メッシュネットワークの構築は容易です。バンドステアリングLite機能が周波数帯を自動で切り替え、常に良好な接続環境を維持します。
IPv6にも対応し、混雑時でもスムーズにインターネット接続できるのがメリット。無線引っ越し機能を内蔵しているので、既存ルーターからの設定移行も簡単に行えます。
バッファロー(BUFFALO) AirStation WSR-5400AX6P

5GHz帯で160MHz幅のワイドバンド通信に対応したモデル。5GHz帯で4803Mbps、2.4GHz帯で573Mbpsの高速通信が可能で、4K動画のストリーミングやオンラインゲームもスムーズに楽しめます。
Wi-Fi EasyMeshに対応しており、複数のルーターを組み合わせてメッシュネットワークを手軽に構築できるのがメリット。1.5GHzトリプルコアCPUを搭載しているため、安定した通信を維持できます。ビームフォーミング機能で端末の位置を検出し、集中的に電波を届けるのもポイントです。
IPv6サービスにも対応。混雑時も快適なネット環境を実現します。複数台の機器を接続する家庭やオフィスにおすすめのルーターです。
バッファロー(BUFFALO) AirStation WSR-1500AX2L

Wi-Fi 6対応でコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルです。5GHz帯で1201Mbps、2.4GHz帯で300Mbpsの通信速度を実現。2階建ての戸建てや3LDKマンションでの使用に適しています。内蔵アンテナ設計でシンプルな見た目が魅力です。
OFDMA機能により、複数端末との同時通信を効率的に行えるのが特徴。MU-MIMO対応で最大2台の端末と同時接続でき、家族で一緒にインターネットを使うときもスムーズです。また、TWT機能を搭載しており、スマートフォンなど端末のバッテリー消費を抑えられます。
IPv6サービスに対応し、混雑時でも快適な通信環境を構築可能。初めてWi-Fi 6ルーターを導入する方におすすめのモデルです。
バッファロー(BUFFALO) AirStation WXR18000BE10P
3つの周波数帯を同時利用できるトライバンド対応モデル。Wi-Fi 7規格に対応し、6GHz帯で約11529Mbps、5GHz帯で約5764Mbps、2.4GHz帯で約688Mbpsの通信を実現します。10ストリーム構成によって、複数デバイスを接続しても安定した通信速度を維持できるのが魅力です。
INTERNETポートとLANポートにそれぞれ10Gbps対応の高速ポートを搭載。有線接続でも通信性能を損ないにくいのがポイントです。独自設計のアンテナは3軸回転機構を備えており、設置環境に応じてアンテナの配置を調節できます。
メッシュWi-Fi機能により、複数台を連携させて広範囲のネットワーク環境を構築可能。動画配信やオンラインゲームを快適に楽しみたい方におすすめのルーターです。
エレコム(ELECOM) Wi-Fiルーター WRC-X1500GS2
幅約36mmのスリム設計で置き場所に困らないWi-Fi 6対応ルーターです。5GHz帯で1201Mbps、2.4GHz帯で300Mbpsの高速通信を実現。4K動画やオンラインゲームも快適に楽しめます。2階建ての戸建てや3LDKマンションでの使用にぴったりです。
らくらく引っ越し機能を搭載しており、既存ルーターからの設定移行は簡単。バンドステアリング機能が2.4GHz帯と5GHz帯を自動で選択するので、常に快適な帯域で通信できます。OFDMA・MU-MIMO・1024QAMの技術により、複数台接続時も安定した速度を維持できるのが魅力です。
TWT機能でスマートフォンのバッテリー消費を抑えられるほか、IPv6(IPoE)接続にも対応。推奨接続台数は26台で、複数人で使いたい場合におすすめのモデルです。
TP-Link Archer AX3000
IPv4 over IPv6に対応した高速通信が魅力の無線LANルーター。5GHz帯で2402Mbps、2.4GHz帯で574Mbpsの速度を実現します。OFDMA技術により、複数のWi-Fi 6対応端末を同時に接続しても遅延を抑えられるのが特徴です。
アンテナを2本内蔵し、ビームフォーミング機能で端末に向けて効率的に電波を届けられます。WPA3セキュリティ規格に対応しており、強力な暗号化でネットワークを保護可能。また、場所に応じて縦置きと壁掛けの2通りで設置できます。
Amazon Alexaで音声操作できるのもポイント。動画やオンラインゲームを快適に楽しみたい方におすすめのモデルです。
日本電気(NEC) Aterm WG2600HS2 PA-WG2600HS2
安定した高速通信を実現する無線LANルーターです。Wi-Fi 5規格に対応。5GHz帯で1733Mbps、2.4GHz帯で800Mbpsの同時通信が行えます。4×4アンテナ構成で、複数のデバイスを接続しても通信速度が低下しにくいのが魅力です。
デュアルコアCPUと2つの無線用CPUを搭載しており、通信処理を高速化。ビームフォーミング機能によって、端末に向けて効率よく電波を届けられます。IPv6通信にも対応しているため、混雑時でも快適なネット環境を維持可能です。
ハイパワーシステムにより電波の届く範囲が広く、4LDKのマンションや3階建ての戸建てでも安定して接続できるのがメリット。また、Wi-Fi設定引越し機能があるので、設定を簡単に引き継げます。
日本電気(NEC) Aterm PA-7200D8BE

8ストリーム構成で安定した高速通信を実現する無線LANルーターです。Wi-Fi 7に対応しており、5GHz帯と2.4GHz帯をそれぞれ4ストリームずつ搭載。合計最大7140Mbpsの通信速度です。MLO技術により2つの周波数帯を同時に利用できます。多数の端末を接続しても速度低下を抑えられるのが魅力です。
10Gbps対応のWANポートを内蔵しているのもポイント。2.5GbpsのLANポートがあり、有線接続機器の高速通信にも対応。IPv6通信にも対応しているため、快適なインターネット環境を構築できます。
メッシュ中継機能によって最大9台の中継機と連携可能で、広範囲に安定したWi-Fiエリアを提供。2階建て以上の住宅や広い間取りでも、安定した通信環境を整えられます。
日本電気(NEC) Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12

6GHz帯を含む3つの電波を同時利用できる無線LANルーター。12ストリーム構成で6GHz帯と5GHz帯をそれぞれ4804Mbps、2.4GHz帯を1147Mbpsの速度で動作させます。混雑しにくい6GHz帯により、複数のデバイスを接続しても安定した高速通信を維持できるのが魅力です。
独自技術のワイドレンジアンテナPLUSを搭載することで、360°全方位への電波配信を実現。10Gbps対応の有線LANポートも備えており、高速光回線の性能をしっかり引き出せます。
メッシュWi-Fi機能によって、広い住宅でも途切れにくい通信環境を構築可能。3階建ての戸建てや4LDKマンションでも重宝します。多人数・多端末での利用におすすめのモデルです。





















近年主流のIPv6(IPoE)接続は、通信の混雑を避けるのが魅力です。ルーターを選ぶときは、Wi-Fiの規格や通信速度に注目しましょう。また、接続台数やセキュリティ機能なども確認し、環境に合ったモノを選ぶことが重要です。ぜひ本記事を参考に、自分に適した一台を探してみてください。