スマホやPC、ゲーム機などでインターネットを利用する際に役立つ「Wi-Fiルーター」。なかでも高速につながるモデルは、ネット情報の閲覧やオンラインゲームなどをスムーズに楽しめるのが魅力です。加えて、容量の大きなデータも素早くやり取りできます。

しかし、さまざまなモデルが登場しているため、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。そこで本記事では、高速につながるおすすめのWi-Fiルーターをピックアップ。選び方もご紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

高速なWi-Fiルーターのおすすめモデル

エレコム(ELECOM) Wi-Fi ギガビットルーター WRC-X1500GS

エレコム(ELECOM) Wi-Fi ギガビットルーター WRC-X1500GS 2023

Amazonレビューを見る / 楽天レビューを見る

Wi-Fi 6対応で、2.4GHz帯と5GHz帯の両方を活用できる高速なWi-Fiルーターです。複数台を同時に接続しても快適に使用できるMU-MIMOやOFDMAなどの技術が備わっています。加えて、スマホのバッテリーが長持ちする「TWT(Target Wake Time)」に対応しているのも特徴です。

IPv6に対応しているのもポイント。混雑による影響が少ないため、快適な通信を楽しめます。さらに、高速かつ安定した通信を実現する「ビームフォーミングZ」に対応。障害物が多い場所でもネットに繋げられます。

WPA3に対応しているほか、「セキュリティーWi-Fi」が搭載されているなど、安全性の高さも良好。アプリのインストールなどを必要とせず簡単に設定できるため、初めてWi-Fiルーターを購入する方や、Wi-Fi 6を試したい方におすすめのモデルです。

エレコム(ELECOM) Wi-Fi 2.5ギガビットルーター WRC-X6000QS-G

エレコム(ELECOM) Wi-Fi 2.5ギガビットルーター WRC-X6000QS-G

Amazonレビューを見る / 楽天レビューを見る

有線2.5Gポートが搭載されている高速なWi-Fiルーターです。容量の大きな動画のストリーミングやオンラインゲームなどを快適に行えます。加えて、2.4GHz帯と5GHz帯の両方が使用できるWi-Fi 6に対応しているのも特徴です。

4つのCPUが搭載されており、処理能力の高さも良好。また、複数のユーザーへ同時にデータを送るOFDMAや、複数台を同時に接続しても速度が落ちにくいMU-MIMOなどにも対応しています。

本製品から離れた場所にいても快適な通信を楽しめるビームフォーミングZにも対応。さらに、ウイルス感染や情報などからデバイスを保護する「セキュリティーWi-Fi」も搭載されています。機能性とセキュリティ性の両方に優れたおすすめモデルです。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-5400XE6

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WSR-5400XE6 2023

Amazonレビューを見る

Wi-Fi 6Eに対応しており、6GHz・5GHz・2.4GHzの3つの周波数帯が使用できる高速なWi-Fiルーターです。チャンネルの選択肢が多く、混雑や干渉を避けられます。加えて、6GHzと5GHz 160MHzのワイドバンド対応で、大きなデータもより安定して通信が可能です。

手軽にメッシュネットワークが構築できる「Wi-Fi EasyMesh」機能を搭載。複数のWi-Fi機器で広範囲をカバーできるため、2階建てや3階建ての戸建てにもおすすめです。さらに、ビームフォーミング機能付きで、本製品から離れた場所からでも安定して使用できます。

IPv6にも対応しており、セキュリティ性の高さも良好。また、外部からの不正な遠隔操作やマルウェアによる個人情報流出を防ぐセキュリティソフト「DiXiM Security」にも対応しています。

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WXR-11000XE12

バッファロー(BUFFALO) Wi-Fiルーター WXR-11000XE12 2023

Amazonレビューを見る

Wi-Fi 6Eに対応している高速なWi-Fiルーターです。6GHz・5GHz・2.4GHzそれぞれ4ストリームに対応しており、3つの周波数帯で快適な通信を楽しめます。加えて、3軸回転機構が備わっており、設置環境に合わせてアンテナをカスタマイズ可能です。

2.6GHzクアッドコアCPUが搭載されているのもポイント。6GHz・5GHz・2.4GHzそれぞれに専用のPCIeレーンが用意されているため、幅広い環境で安定して使用できます。

手軽にメッシュネットワークが構築可能なWi-Fi EasyMeshに対応。複数のWi-Fi機器を活用することで、広範囲をカバー可能です。また、適した通信経路を自動選択する機能も備わっており、電波環境が変わっても通信が安定します。

スマート家電をサイバー攻撃などから守るセキュリティサービスのDiXiM Securityにも対応。さらに、セキュリティ性の高いIPv6にも対応しています。戸建てへの設置におすすめのアイテムです。

ティーピーリンク(TP-Link) Wi-Fiルーター Archer AX23V

ティーピーリンク(TP-Link) Wi-Fiルーター Archer AX23V 2023

Amazonレビューを見る

合計で最大1.8Gbpsの速度に対応している高速なWi-Fiルーターです。動画のストリーミングサービスやオンラインゲームなど、さまざまなコンテンツが快適に楽しめます。加えて、遅延を最大で75%削減する機能が備わっているのも特徴です。

EasyMeshと互換性があるのも特徴。対応デバイスと接続することで、広範囲をカバーできます。さらに、接続先の切り替えをスムーズに行えるメッシュネットワークを構築可能。接続するWi-Fiを選び直す必要もなくなります。

2.4GHz帯と5GHz帯の両方を活用できるWi-Fi 6規格に対応。ビームフォーミング技術が採用されているため、部屋のどこにいても快適な通信を楽しめます。また、パスワードを暗号化するWPA3規格に対応しているなど、セキュリティ性の高さも良好です。

本体サイズは、150×130×40.3mmとコンパクト。縦置きと壁掛けに対応しているため、すっきりと設置できます。価格が安いため、初めてWi-Fiルーターを購入する方や一人暮らしの方などにおすすめのアイテムです。

ティーピーリンク(TP-Link) Wi-Fiルーター Archer AXE5400

ティーピーリンク(TP-Link) Wi-Fiルーター Archer AXE5400 2023

Amazonレビューを見る / 楽天レビューを見る

Wi-Fi 6Eに対応しており、6GHz・5GHz・2.4GHzの3バンドが使用できる高速なWi-Fiルーターです。6ストリームが備わっており、速度は合計で最大5.4Gbps。混雑を回避しつつ、快適にインターネットを楽しめます。

複数のデバイスへ同時に電波を発信するMU-MIMOに対応。複数人でシェアする場合でも、ダウンロードやネットの閲覧などを快適に行えます。加えて、広範囲をカバーできるビームフォーミング技術が搭載されているのもポイントです。

セキュリティ性の高いTP-Link HomeShieldにも対応。セキュリティに関する問題などをリアルタイムで検出するホームネットワークスキャナーなどの機能が使用できます。さらに、不適切なコンテンツもブロック可能です。

縦置きと壁掛けに対応しており、すっきりと設置可能。子供がいる家庭にもおすすめのアイテムです。

アイ・オー・データ(IODATA) Wi-Fiルーター WN-DAX1800GRN

アイ・オー・データ(IODATA) Wi-Fiルーター WN-DAX1800GRN 2023

ACアダプターが不要で、コンセントに直付けできる高速なWi-Fiルーターです。壁に穴を開ける必要もなく、すっきりと設置できます。加えて、LANポートがひとつしかないため、挿し間違いが発生しないのも魅力です。

LANケーブルを挿すだけで、すぐに使い始められるのもポイント。複雑な初期設定やアプリのインストールなどを必要としません。さらに、回線自動判別機能が搭載されているため、オンラインゲームやテレワークなどでのトラブルを回避できます。

IPv6やWi-Fi 6に対応しているのも特徴。2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用できます。また、複数台の同時接続でも速度が落ちにくいMU-MIMOや、障害物が多い場所でも快適に通信できるビームフォーミング技術にも対応。マンションやアパートへの設置におすすめのアイテムです。

アイ・オー・データ(IODATA) Wi-Fiルーター WN-DAX6000XR

アイ・オー・データ(IODATA) Wi-Fiルーター WN-DAX6000XR 2022

10Gbps回線がフル活用できる高速なWi-Fiルーターです。4×4アンテナが内蔵されており、4ストリームが備わっています。加えて、2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用できるWi-Fi 6に対応しているため、混雑を避けられるのも魅力です。

セキュリティ性が高く、ネットに素早く接続できるIPv6に対応。特定のデバイスに電波を狙い撃ちできる「ビームフォーミングW」にも対応しています。さらに、クアッドコアCPUが搭載されており、安定性の高さも良好です。

LANケーブルを挿すだけで、すぐに使い始められるのもポイント。初期設定を必要としません。また、電源の抜き差しなしで再起動が行えるボタンが搭載されています。オンラインゲームや、動画のダウンロードをスムーズに行えるおすすめモデルです。

日本電気(NEC) Wi-Fiルーター Aterm WX7800T8 PA-WX7800T8

日本電気(NEC) Wi-Fiルーター Aterm WX7800T8 PA-WX7800T8 2022

Amazonレビューを見る

Wi-Fi 6Eに対応しており、8ストリームが備わっている高速なWi-Fiルーターです。6GHz・5GHz・2.4GHzのトライバンドで、電波干渉を抑えながら通信できます。加えて、スマホを快適に使える「ワイドレンジアンテナPLUS」に対応しているのも特徴です。

多数台を同時に接続しているときに、優先させたい端末を選択できる「QoS」に対応。また、個人情報の詐取や機器の乗っ取りなどをブロックするアプリ「トレンドマイクロホームネットワークセキュリティ」にも対応しています。

機能性とセキュリティ性の両方に優れたおすすめモデルです。

エイスース(ASUS) Wi-Fiルーター RT-AX86U

エイスース(ASUS) Wi-Fiルーター RT-AX86U 2022

Amazonレビューを見る

2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用できるWi-Fi 6や、通信速度が速いIPv6に対応しているWi-Fiルーターです。5GHz帯で最大4804Mbpsの高速通信を実現しています。

複数のWi-Fiルーターを繋ぎ合わせることで広範囲をカバーできるAiMeshにも対応。また、セキュリティ性の高いWPA3規格にも対応しています。接続台数は最大70台で、戸建てへの設置におすすめのアイテムです。

高速なWi-Fiルーターの選び方

最大転送速度をチェック

By: elecom.co.jp

高速なWi-Fiルーターを購入する際、最大転送速度を事前にチェックしておきましょう。最大転送速度に関係するスペックに「ストリーム数」があります。「ストリーム」とは、通信の流れのことです。

一般的には、アンテナ1本につき、1つのストリームが付与されています。しかし、なかにはアンテナの本数に対してストリーム数が少なく設定されているモデルもあるため注意しましょう。

規格がWi-Fi 6やWi-Fi 6Eかチェック

By: elecom.co.jp

近年、Wi-Fi 6やWi-Fi 6Eに対応しているWi-Fiルーターも登場しています。Wi-Fi 6の最大転送速度は9.6Gbpsと高速。動画の視聴やファイルのダウンロードなどがスムーズに行えます。加えて、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しているのも特徴です。

また、Wi-Fi 6Eは、2.4GHz帯と5GHz帯に加えて、6GHz帯にも対応しているのがポイント。通信時のチャンネルの選択肢が多いため、より快適な通信が期待できます。

同時接続台数をチェック

By: elecom.co.jp

Wi-Fiルーターは、モデルによって同時に接続できる機器の上限台数が異なります。一人暮らしの方は、スマホやタブレット、PCなど、何台の機器を同時に接続したいのかをあらかじめ確認しておきましょう。

また、家族で使用する場合は、利用人数に合わせて同時接続台数で決めるのがおすすめです。なお、必要以上に同時接続台数の多いモデルを選ぶと、コスパが悪くなってしまう可能性があるため注意しましょう。

家の間取りをチェック

By: amazon.co.jp

家の間取りも、高速なWi-Fiルーターを選ぶうえで重要な要素のひとつです。メーカーが公表している情報は、Wi-Fiルーターを家の中心に設置した際の理論値であるため、場合によっては通信が遅くなってしまう可能性があります。

戸建ての場合は、2階建てなのか3階建てなのかにも注目。また、マンションやアパート、平屋建ての場合は、部屋数を確認しましょう。加えて、間取りを確認したうえで、居住環境よりも少し余裕のある製品を選ぶのが重要です。

アンテナの本数をチェック

By: amazon.co.jp

高速なWi-Fiルーターを選ぶ際は、アンテナの本数をチェックしておきましょう。Wi-Fiルーターの通信速度は、アンテナの本数によって変わります。一般的に、アンテナの数が多いほど、最大転送速度が速くなるのが特徴です。

受信用のアンテナが4本、送信用のアンテナが4本搭載されているモデルでは「4×4」のように記載されます。なお、アンテナには内蔵タイプと外付けタイプの2種類があるため、目に見えるアンテナの数と実際のアンテナ数が異なる場合があるため注意が必要です。

その他便利機能をチェック

ビームフォーミング

By: elecom.co.jp

ビームフォーミングとは、指向性の強い電波を使い、特定の通信機器に向けて電波を飛ばす機能のことです。ビームフォーミング機能を使えば、Wi-Fiルーターから離れた場所や障害物が多い場所でも、快適な通信を楽しめます。

ただし、Wi-Fiルーター側だけでなく、接続デバイス側もビームフォーミング機能に対応している必要があります。なお、スマホではiPhone 6以降の機種や、一部のAndroid機種が対応しています。

MU-MIMO

By: tp-link.com

MU-MIMOは、SU-MIMOの後に登場したデータの送受信を行う無線通信技術です。従来のSU-MIMOは、1つのデバイスにしか電波を発信できませんでした。しかし、MU-MIMOでは、複数のデバイスへ同時に電波を発信できます。

MU-MIMOのメリットは、通信速度の向上が期待できることです。MU-MIMOでは通信の順番待ちが発生しないため、複数台を同時に接続しても動画の視聴や大容量のファイルのダウンロードがスムーズに行えます。

ただし、Wi-Fiルーターと接続デバイスの両方がMU-MIMOに対応している必要があります。また、MU-MIMOのWi-Fiルーターは高価なモデルが多いため、本当に必要かどうかを見極めて購入を決めましょう。

IPv6

By: biccamera.com

IPv6は、IPv4の後継として開発されたIPアドレス方式です。従来のIPv4が32ビットのアドレス空間を有していたのに対し、IPv6は128ビットのアドレス空間を有しています。

IPv6のメリットは、従来の方式と比較して通信速度が向上することです。PPPoEとIPoE2つの接続方式に対応しており、容量の大きなデータもスムーズにやり取りできます。加えて、セキュリティ性も高く、通信経路上での盗聴などを防げるのも魅力です。

ただし、IPv6とIPv4に互換性がない点には注意が必要。IPv6に対応していないWebサイトやデバイス機器では活用できないため、接続するスマホやPCなどが対応しているかを事前に確認するのがおすすめです。