料理の具材として使う魚の骨を処理するのに用いる「骨抜き」。魚の細かい骨や、血合いと呼ばれる赤色の筋などを抜き取るのに便利なアイテムです。また、野菜の皮を剥くのにも使えるなど、調理の仕込みで幅広く活躍します。

そこで今回は、骨抜きの種類と選び方や、おすすめのモデルをご紹介。気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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骨抜きの種類

ピンセットタイプ

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シンプルな構造で使いやすいのが特徴のピンセットタイプ。指先で操作するタイプの骨抜きで、繊細な動きに対応しやすく細かい骨を抜く作業に適しています。また、形状がシンプルなので丸洗いがしやすくお手入れしやすいのも魅力。清潔さを保ちやすいため衛生面にも優れています。

ピンセットタイプの骨抜きにも、関東型・関西型・柳刃などの種類があり、処理をする魚によって使い分けるのもポイント。関東型は先端に近い部分で曲がっており、正確に骨を掴みやすく、サンマにイワシといった身が柔らかい魚の処理に適しています。

関西型は持ち手に近い部分が曲がっているため、指でしっかりと持って力が伝えやすく、タイやサバなどの身が締まっている魚の骨を抜くのに適したタイプです。さらに、柳刃は刃先が斜めになった形状を採用。先端で細かい骨が抜きやすく、操作性に優れています。

プライヤータイプ

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名前の通り、工具のプライヤーに似た形状の骨抜きがプライヤータイプです。指先だけでなく、手全体で握り込むように持って操作します。骨を掴んだ際に力の加減がしやすく、安定感に優れているのが特徴です。

不慣れな方には操作が難しい面はあるものの、使い慣れると軽い力でもスムーズかつスッキリと骨が抜きやすく、効率よく作業ができます。仕事として料理に魚を使う方や、大量の魚を処理する場合にも適したタイプの骨抜きです。

骨抜きのおすすめ|ピンセットタイプ

パール金属(PEARL METAL) ベジライブ ステンレス製骨抜き CC-1101

パール金属(PEARL METAL) ベジライブ ステンレス製骨抜き CC-1101
広めの先端でしっかり小骨をキャッチ

強度や耐食性に優れるステンレス製の骨抜き。サビにも強くお手入れがしやすいため、衛生的に使いやすいのが特徴です。オールステンレスでシンプルなデザインなので、簡単に洗えて便利。食器洗い乾燥機にも対応しています。

サイズは幅1.5×長さ10.5cmで、先端の挟む面が広めの設計。小魚の骨もスムーズに掴めて、抜きやすいのも魅力です。お手入れのしやすさと使い勝手のよさを重視したい方は、ぜひチェックしてみてください。

パール金属(PEARL METAL) Simple use ステンレス製骨抜き CC-1667

パール金属(PEARL METAL) Simple use ステンレス製骨抜き CC-1667

家庭での使用にぴったりな、関東型のピンセットタイプ骨抜きです。素材にステンレスを採用しているので、サビや汚れが目立ちにくく、長く使用できます。

また、食器洗い乾燥機なども利用できるので、手間をかけることなく洗えるのもメリット。本体サイズは約全長105×幅15×高さ15mmで、重量は約28gです。抑えめな価格でコスパも良好。試しに使ってみたい方も検討してみてください。

パール金属(PEARL METAL) ENJOY KITCHEN ステンレス製骨抜き C-4800

パール金属(PEARL METAL) ENJOY KITCHEN ステンレス製骨抜き C-4800

キッチン用品などを数多く手掛けるパール金属株式会社が販売する、ピンセットタイプの骨抜きです。シンプルな見た目で、本体サイズは約全長130×幅75mm。関東型を採用しており、小さな魚の骨もしっかりと掴みとれます。

安い価格で購入できるコスパのよさもメリットのひとつ。複数個まとめて購入する必要がある方や、なるべく予算を抑えたい方などにもおすすめです。ステンレスでできているので、衛生的で優れた耐久性を実現しています。食洗器に入れて洗えるのもポイントです。

下村企販(SHIMOMURA) 骨抜き 17257

下村企販(SHIMOMURA) 骨抜き 17257
職人により仕上げられたステンレス製骨抜き

職人によって丹念に仕上げられた、関東型の骨抜き。精巧なつくりで刃先の噛み合わせがよく、細かな骨もしっかりと掴めるのが特徴です。オーソドックスな形状のトング型で持ちやすく、力も入れやすいので掴んだ骨がスムーズに抜けます。

耐食性に優れたステンレス製でシンプルなデザインのため、洗いやすくお手入れが簡単なのも魅力。使いやすさと衛生面にこだわる方におすすめです。

吉田金属工業(YOSHIKIN) GLOBAL 骨抜き GS-29

吉田金属工業(YOSHIKIN) GLOBAL 骨抜き GS-29
スタイリッシュなデザインで掴みやすい

丸みを帯びた独特なデザインがスタイリッシュな、関東型の骨抜き。持ち手となる部分には複数の凹みが施されており、滑りを抑えて安定した操作が行えます。全長は14.5cmと大きめのサイズで、握りやすくて取り扱いのしやすさも良好です。

また、挟む部分は面になっているので小骨も掴みやすく、きれいに抜きやすくて便利。魚の骨抜きだけでなく、焼きナスや蒸したジャガイモなど、野菜の皮を剥く作業にも重宝します。デザインがおしゃれで、幅広い調理で汎用的に使いたい方におすすめです。

北正(KITASHO) KANETSUNE 最上西型ステンレス骨抜き KB-03

北正(KITASHO) KANETSUNE 最上西型ステンレス骨抜き KB-03
持ちやすい形状で扱いやすい関西型骨抜き

持ち手の部分が曲がった関西型で持ちやすく、操作性に優れた骨抜き。グリップには滑り止めも施されているため、安定して作業ができます。

また、薄い設計のバネ部により、強すぎない適度な弾力で力のコントロールがしやすいのもポイント。長時間の骨抜き作業での負担を軽減します。さらに、挟む面の幅が広めで、掴んだ骨をきれいに抜きやすいのもメリット。身が締まった魚の骨でも、スムーズに安定して処理ができる骨抜きを選びたい方におすすめのモデルです。

貝印(KAI) 骨抜き DH-7133

貝印(KAI) 骨抜き DH-7133
滑り止め付きで、使いやすい

先端が斜めに設計されているため、刃先で細かい骨を見つけて掴みやすい柳刃タイプの骨抜き。サンマやイワシのような身の柔らかい魚をはじめ、鮭などの裂けやすい魚の身も崩さずに骨を抜きやすいのが特徴です。

持ち手の部分には凹凸による滑り止めの加工が施されており、安定感や操作性にも優れています。サイズは幅3.1×奥行き1.2×長さ10.5cmと、手に収まりやすい適度な大きさで握り心地がよいのもポイント。価格も安く、コスパを重視する方におすすめです。

遠藤商事 18-0 美粧 柳刃骨抜き BHN2001

遠藤商事 18-0 美粧 柳刃骨抜き BHN2001
小骨が多いタイプの魚の処理におすすめ

イワシやサンマといった、柔らかく小骨が多い魚の処理に適した柳刃タイプの骨抜き。先端の挟む面が1.5cmと広めで骨が掴みやすいうえ、斜めの刃先によって繊細な作業を行うのにも適しているのが特徴です。

全長は12cmと長めで握りやすく、安定感があり操作性に優れているため、スムーズに骨抜きの作業が行えます。素材にはステンレスを採用しており、強度や耐食性に優れているのもポイントです。細かい作業がしやすく、耐久性の高さを求める方におすすめです。

高儀(TAKAGI) ステンレス骨抜き 4907052874978

高儀(TAKAGI) ステンレス骨抜き 4907052874978

さまざまな魚の骨をスムーズに抜ける、ピンセットタイプの骨抜きです。本体サイズは、13×102×19mm。小さい骨などもしっかりと掴んで、スムーズに抜きとれます。国内で生産された日本製の骨抜きを探している方にもおすすめです。

本製品は、素材にステンレスを用いています。また、食洗器による洗浄にも対応。手軽に使用できる骨抜きなので、ぜひチェックしてみてください。

カンダ kan ST製骨抜き 000490

カンダ kan ST製骨抜き 000490

魚の小骨をスムーズに取り除ける、おすすめの骨抜きです。関東型を採用したシンプルなモデルで、快適に使用できます。初めて骨抜きを購入する方にも、扱いやすいデザインです。

本体の全長は、105mm。挟む面の幅は13mmと、標準的なサイズ感です。本製品の生産地は、「ものづくりのまち」としても知られる新潟県の燕三条。ステンレスでできているので、汚れにも強く、気軽に使用できます。

高山メディカル工業 仙武堂 18-0滑り止め付 丸骨ヌキ

高山メディカル工業 仙武堂 18-0滑り止め付 丸骨ヌキ
持ちやすいので安定して作業ができる

挟む面が1.8cmと広く、細かい骨の掴みやすさと抜きやすさに優れている関東型の骨抜き。持ち手部分に施されている滑り止めによって、安定して操作しやすいのが特徴です。スムーズで効率のよい骨抜き作業をサポートします。

また、長さが12cmと大きめのサイズなので、初心者の方でも取り扱いしやすいのがポイント。素材には、サビにくく強度に優れたステンレスを採用しています。長く愛用しやすいうえ、簡単に洗えてお手入れのしやすさも良好です。

価格も安く、リーズナブルで使い勝手のよい骨抜きを探している方はぜひチェックしてみてください。

関兼常 骨抜き 東型(丸) ステンレス 12cm KC-038

関兼常 骨抜き 東型(丸) ステンレス 12cm KC-038

小さな骨もしっかりと掴める、ピンセットタイプの骨抜きです。本モデルは、丸みがあり、先端付近が折れ曲がった形状をしている関東型。本体の全長は120mmで、重量は40gです。

シンプルなデザインで、嚙み合わせも正確。小さな骨もしっかりと挟めます。また、骨を挟むときの力を調節しやすいように設計されているのもポイントのひとつです。

骨抜き本体の素材には、ステンレスを採用しています。サビにくいので、きれいな状態を保ちながら長く使用可能です。そのほか、指で握る部分には、滑り止めになる溝があるので、しっかりとしたグリップ感が得られます。

片岡製作所 骨抜き TA-1161

片岡製作所 骨抜き TA-1161

安心して使用できる日本製の、ピンセットタイプ骨抜きです。本体の長さは、155mm。本体の先端付近に折れ曲がりがある関東型を採用しており、小さな骨もスムーズかつ正確に掴みとれます。素材には、ステンレスを採用。サビにくいので長く使用でき、メンテナンス性にも優れています。

小さめの魚の骨や、イワシなどの身が崩れやすい魚の骨を抜く際などにも、快適に使用可能です。指で握る部分には、滑り止めとして役に立つ模様を刻印。しっかりとしたグリップ感が得られるので、濡れた手などでも安心して使用できます。

骨抜きのおすすめ|プライヤータイプ

ホクト(HOKUTO) 骨抜き名人 HSB-7S

ホクト(HOKUTO) 骨抜き名人 HSB-7S
小骨から腹骨まで、幅広く対応

面になっている刃先でしっかりと小骨が掴める、プライヤータイプの骨抜き。噛み合わせも精巧に仕上げられており、均等な力で掴んだ魚の骨を切ったり折ったりせず、きれいに引き抜きやすいのが魅力です。

鮭などの身が裂けやすい魚の小骨や、小魚から身が硬い魚までの中骨に腹骨抜きといった幅広い魚の処理に使えます。また、非常に軽い力でも骨が引き抜けるので負担を軽減でき、作業効率も向上。鱧などの小骨が多い魚をさばくのにも便利です。

さらに、耐久性に優れる「高級特殊ステンレス」を採用しているため、長持ちしやすいのも魅力。耐食性も高いのでお手入れもしやすく、衛生面に配慮して使いたい方におすすめです。

室本鉄工(muromoto) メリー作業工具 骨抜きプライヤ FBP30

室本鉄工(muromoto) メリー作業工具 骨抜きプライヤ FBP30

手の平に馴染みやすいグリップを持ち手の部分に搭載した骨抜き。しっかりと握れて操作がしやすく、長時間の作業でも手への負担を軽減します。また、先端部分が非常に細く角度のある形状のため、細かい骨でも見つけやすくて抜きやすいのも特徴のひとつです。

さらに、素材にはサビに強いステンレスを採用しているほか、分解できるので洗いやすいのもポイント。効率よく作業ができ、お手入れもしやすい骨抜きを探している方におすすめです。

朝日産業(ASAHI Industry) 骨抜き達人3 ASR-003

朝日産業(ASAHI Industry) 骨抜き達人3 ASR-003

細くて曲がった形状の先端部分により、繊細な操作がしやすい骨抜き。魚の身に傷をつけずに骨だけを捉え、スムーズに抜きやすいのが特徴です。

また、ハンドルはバネを取り外して分解も可能。細部まで洗いやすく、お手入れも簡単に行えます。操作性が高く、衛生的に使える骨抜きを愛用したい方はぜひチェックしてみてください。

プロックス(PROX) 小骨抜きプライヤー PX424FLS

プロックス(PROX) 小骨抜きプライヤー PX424FLS

魚の小骨を素早く処理したいときに役立つ、プライヤータイプの骨抜きです。ハンドルを握って骨を掴むので、少ない力で小さな骨もしっかりと掴みとれます。また、握りやすいので手が濡れていたり、ぬめっていたりしても、手からの滑り落ちなども軽減可能。より効率よく作業を進めたい方なども、要チェックです。

本モデルは、面で骨を強固に掴める平刃タイプ。身の深いところにある骨を掴みやすい「細刃」タイプもあるので、気になる方は、併せて確認してみてください。本体はステンレスでてきているので、サビに強く、耐久性にも優れています。

タカ産業 骨抜きプライヤー V-160

タカ産業 骨抜きプライヤー V-160

しっかりと握れる「コーティングハンドル」を採用した、プライヤータイプの骨抜きです。濡れた手で使用しても、手から滑り落ちにくいので安心。また、力を入れなくても、スムーズに骨を抜けるのもメリットです。

本モデルは、挟む面の広い平刃タイプ。細かな骨も掴みやすく、途中で骨が切れてしまうなどのミスも軽減可能です。刃には、サビにくいステンレス素材を採用しています。

骨抜きの選び方

挟む面の幅をチェック

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骨抜きは、先端の平らになっている部分で魚の骨を挟みます。魚の骨をスムーズに抜くためには、まず骨を挟んでしっかりと掴まなくてはいけません。そのため、骨を掴みやすいように、先端にある挟む面の幅をチェックするのが骨抜きを選ぶポイントです。

挟む面が狭いタイプだと、魚の骨が掴みにくいうえ一点に力が集中するので、引き抜く際に骨が切れたり折れたりする場合があります。一方、挟む面が広いタイプであれば細かい骨でも掴みやすく、きれいに引き抜けやすいのでおすすめです。

噛み合わせをチェック

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掴んだ魚の骨をきれいに抜くためには、挟む面の嚙み合わせをチェックするのも重要。きちんと先端が嚙み合っていないと挟んだ骨が滑りやすくホールドしにくいうえ、力が均等に伝わらないので、きれいに抜けない場合もあります。

歪みがなくしっかりと刃が噛み合っているかチェックする際には、刃先を閉じて光が漏れていないかを内側から見るのが有効です。

適度な弾力のあるモノがおすすめ

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鱧などの小骨が多い魚をさばく場合には、骨抜き作業が長時間におよぶケースもあります。作業が長くなれば、その分だけ労力も大きくなるため、指先や手にかかる負担へのケアも大切です。小骨が多い魚や大量の魚をさばく際に負担を和らげるポイントとして、骨抜きに備わっているバネの弾力が挙げられます。

バネの弾力が弱すぎるタイプは軽い力でも骨が挟めるものの、ホールドして抜くのに強い力が必要。一方、弾力が強すぎるタイプは挟むだけで大きな力が必要です。自分に合った使い心地で、適度な弾力があるモノを選ぶようにしましょう。

お手入れのしやすさをチェック

衛生面に配慮するうえでも、お手入れのしやすさも要チェック。ピンセットタイプの場合、多くのモデルはシンプルな形状なので洗いやすく、お手入れしやすいのが特徴です。

一方、プライヤータイプのなかには、多機能で複雑な構造のモデルも展開。そのため、細部までしっかりと洗浄するのが難しいモノもありますが、タイプによっては分解が可能な製品もラインナップされています。