VAIOのノートパソコンにはリーズナブルなモデルや、ゲームを快適にプレイできるハイスペックのモデルがあります。日本製ならではの品質の高さで、世界中で愛されているメーカーのひとつです。

そこで今回は、VAIOのノートパソコンの特徴や選び方、おすすめのモデルをご紹介します。本記事を参考に、自分にぴったりのモデルを見つけてみてください。

バイオ(VAIO)とは?

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1997年の6月にSONYのパソコン事業で誕生したVAIO。世界で初めてパソコンにアルミニウム合金を採用し、一躍注目を浴びたメーカーです。2014年にはSONYから独立し、VAIO株式会社として新スタート。設計や製造、サポートなどを全て自社で行なっています。

仕上がったパソコンは、専門の技術者が約50項目の品質チェックを実施。VAIOの魅力は徹底された品質の高さです。現代においてはVAIOのノートパソコンは日本国内に留まらず、世界中から愛されています。

VAIOのノートパソコンの歴代シリーズ

Sシリーズ

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Sシリーズには、コスパに優れたメインストリーム向けのモデルが揃っています。普段使いからビジネスシーンまで、幅広く使用できる使い勝手のよさも魅力のひとつです。

13.3インチサイズのディスプレイを採用した「VAIO S13」は、気軽に持ち運べるモバイル性に優れたモデル。オフィスや学校、カフェなどに持ち運んでパソコンを使用したい方などにぴったりです。

「VAIO S15」は15.6インチサイズの大画面ディスプレイを搭載しており、使い勝手に優れています。光学ドライブや豊富なインターフェース類を搭載しているので、シーンを問わず使用可能。ノートパソコン初心者の方や初めてVAIOの製品を購入する方などは、ぜひSシリーズをチェックしてみてください。

SXシリーズ

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SXシリーズには、美しいデザインと堅牢性の高さを両立したモデルが揃っています。天板には立体成形のカーボンを採用。アメリカ国防総省が定める「MIL規格」にも準拠しているので、安心して持ち運べるのもメリットのひとつです。

同シリーズには、12.5インチサイズのディスプレイを搭載した軽量コンパクトな「VAIO SX12」と、幅広いシーンで活躍する14.0インチディスプレイ搭載の「VAIO SX14」をラインナップしています。ファインブラックやファインホワイトに加え、ローズゴールドやアーバンブロンズなど、豊富なカラーバリエーションが揃っているのも魅力。

より携帯性を重視するのであれば「VAIO SX12」がおすすめです。「VAIO SX14」は解像度3840×2160の4K画質に対応したディスプレイや、タッチ操作の有無なども選択できます。使い勝手や映像の美しさを重視する方などは要チェックです。

Zシリーズ

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Zシリーズには、高耐久かつ高性能なハイエンドクラスの製品をラインナップしています。「立体成形フルカーボンボディ」を採用しているのも特徴のひとつで、持ち運びやすい軽量さも実現。頻繁に持ち運びたい方などにもおすすめです。

軽量さや耐久性の高さに加え、高いスペックを有しているので普段使いからビジネスシーンまで、さまざまな用途で使用できます。長く安心して使用できるハイスペックなノートパソコンを探している方は、Zシリーズをチェックしてみてください。

Proシリーズ

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Proシリーズには、ビジネスシーンで活躍する法人向けのノートパソコンがラインナップされています。仕事で使用するノートパソコンを探している方や、オフィスへの導入を検討している方などにぴったりのモデルです。

14.0インチサイズの大画面ディスプレイを搭載し、長時間の連続駆動を実現した「VAIO Pro PK」や、コンパクトで携帯性に優れた「VAIO Pro PJ」などのモデルが揃っています。

さまざまな機能に対応した高性能なフロントカメラとマイクを内蔵しているのもポイントのひとつ。オンライン会議やリモートワークなどでも活躍します。そのほか、OSには、ビジネス向けの機能が充実したWindows Proを採用。セキュリティ性も高いので、安心して使用できます。

VAIOのノートパソコンの選び方

用途や使い方に合わせたスペックを選ぶ

VAIOのノートパソコンを購入する際に大事なのは、用途に適したモデルを選ぶこと。特にチェックすべきはCPU。ネット検索や書類作成、動画鑑賞であればCore i3搭載のノートパソコンでも十分です。高解像度の動画編集を行うならCore i7を実装した製品を選びましょう。

たくさんの写真や動画、データを扱う場合はSSDの容量も合わせてチェックしたいポイント。日常で使用する場合は256GBで足りますが、大量の画像やデータ、4Kの動画を扱う場合は512GB以上の容量を備えたモデルがおすすめです。

また、頻繁にマルチタスクを行う方はメモリの容量にも注目。最低でも8GB以上の製品を選びましょう。ストレスなく快適に作業をする場合は、メモリの容量が16GB以上を選ぶと安心です。

画面サイズで選ぶ

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画面サイズが大きいモデルほど文字が見やすくなり、作業効率の向上にも期待できます。15.6インチ以上のノートパソコンなら、複数ソフトを起動してマルチタスクを容易に行うことが可能。映画鑑賞をするときも、より没入感を得られます。

ただ、画面サイズが大きくなるほど重量が増えてしまうので、携帯性を重視する場合は13インチ以下のモデルを選ぶのがおすすめです。

画面サイズと合わせて、動画編集や映画鑑賞も楽しみたい方は画質もチェックしましょう。VAIOのノートパソコンはフルHDだけでなく、4Kに対応しているモデルもあります。

持ち運ぶなら重量にも注目

ノートパソコンを外へと持ち歩く機会が多い方は、重量もチェックしたい項目。VAIOのノートパソコンは、ベゼル部分の面積が少ない「スリムべゼル」設計を採用しているため、大きな画面でも携帯性に優れているモデルが充実しています。

重量が1kg以下であれば、カバンに入れて長時間持ち運びが可能です。一部のVAIOのノートパソコンは重量が約887gで、性能にも優れているので、ビジネスパーソンや学生にも適しています。

また、持ち運ぶ際はカーボンファイバー素材を採用しているモデルがおすすめ。万が一、ノートパソコンを落下させてしまった際に、本体の破損を防ぐことが可能です。

ノートパソコンを持ち運んで使用するときは、携帯性だけでなく、耐久性も合わせてチェックしてみてください。

バッテリー連続駆動時間で選ぶ

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特に、頻繁に持ち運ぶ方や電源がとれない環境で長時間作業したい方は、バッテリーの連続駆動時間も要チェックです。充電ができない環境で電源が切れてしまうと、作業を進められないだけでなく、ただの荷物になってしまいます。

VAIOのノートパソコンには、最大20時間以上の連続駆動を実現した大容量バッテリー内蔵モデルも複数ラインナップ。1日中充電を気にすることなく、作業に集中できます。突然のバッテリー切れにより、データの保存が間に合わないなどのリスクも軽減可能です。

バッテリーの容量や連続駆動時間はスペック表に記載があるので、ほかの項目と併せて購入前にチェックしてみてください。

各種機能をチェック

パフォーマンスを高める独自技術「VAIO TruePerformance」とは?

VAIOの独自技術「VAIO TruePerformance」が搭載されているノートパソコンもおすすめ。通常、CPUは負荷のかかる処理を行うときに最大のパフォーマンスを発揮します。しかし、処理中に発熱し、熱暴走発生のリスクがあるのが難点です。

一方、「VAIO TruePerformance」を実装したモデルは電源強化や放熱能力の向上を実現しています。高負荷の処理でもパフォーマンスを持続可能。大量のデータを扱う場合や動画のエンコードなどを行う方は特に注目したいポイントです。

「VAIO TruePerformance」を搭載したモデルにはSシリーズやSXシリーズがあるので、高いパフォーマンスを発揮できるノートパソコンを求めている方は、ぜひチェックしてみてください。

モバイルデータ通信機能

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Wi-Fi環境のない場所で使用する場合は、モバイルデータ通信機能が備わったモデルを選ぶのがおすすめ。ノートパソコンに付いているスロットにSIMカードを挿すと、LTE通信で接続できます。スマートフォンにテザリング機能が付いていなくても安心です。

LTE通信は公衆Wi-Fiスポットと比べてセキュリティ性が高く、個人情報の流出リスクを抑えられます。また、通信期間が決まったSIMカードもあるので、短期の出張や旅行で使いたいときにもぴったり。格安SIMカードを挿せば、月額の通信費用も節約できます。

格安SIMは企業ごとに料金やプランが異なるので、気になる方は比較してみてください。

DVD・ブルーレイドライブの有無

ノートパソコンでDVDやブルーレイディスクを再生したい場合は、光学ドライブ搭載のモデルを選ぶのがおすすめ。光学ドライブが備わっていれば、DVDやCDのデータをパソコンに取り込んだり、パソコンのデータをDVDに焼いたりできます。外付けDVDドライブを買い足す手間を省けるのも便利です。

光学ドライブが付いていないモデルは、薄型や軽量化されている場合が多いので、その点も留意して製品を選んでみてください。

搭載するインターフェースの種類

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ノートパソコンと周辺機器を接続したい場合は、どのようなインターフェースが備わっているかも注目したいポイント。有線でネット接続をするならイーサネットポート、スマートフォンやカメラから画像を読み込みたい場合は、USBポートが付いていると便利です。

VAIOのノートパソコンは、インターフェースが充実しているのも魅力。USB Type-AやType-Cポート、HDMIからVGAポートまで搭載している製品もあります。モニターに画面を出力したり、プロジェクターに接続してプレゼンを行ったりも可能です。なかには、メモリーカードスロットを搭載しており、microSDカードが使用できるモデルもあります。

VAIOのノートパソコンのおすすめモデル

バイオ(VAIO) S15 VJS1558

快適に作業ができる15.6インチサイズの大画面ディスプレイを搭載したVAIOのノートパソコン。仕事からプライベートまで幅広く使用できる使い勝手のよさが魅力のひとつです。

CPUには、ミドルクラスのIntel Core i5-1235Uを採用。Webサイトの閲覧や動画の視聴、資料の作成など、さまざまな用途で快適に動作します。メモリは8GBで、ストレージには256GBのSSDを搭載。OSやアプリなどもスムーズに起動できます。

OSにはWindows 11 Homeを採用。さらに、「Microsoft Office Home and Business 2021」も同梱するので、WordやExcelなども購入後すぐに使用できます。そのほか、DVDドライブを搭載しているのも便利なポイントです。

バイオ(VAIO) SX12 VJS12590111B


軽量コンパクトでモバイル性に優れたVAIOのノートパソコンです。画面のサイズは12.5インチで本体重量は1kg未満なので、カバンなどに入れて気軽に持ち運べます。ブラックやホワイトに加え、ピンクやレッドなどの豊富なカラーバリエーションが揃っているのも魅力のひとつです。

天板に立体成形カーボンを採用しており、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。また、アメリカ国防総省が定める「MIL規格」にも準拠しているので、堅牢製も良好です。

本モデルはCPUに第12世代のIntel Core i7-1260Pを採用しています。加えてメモリも16GBあるので、マルチタスクや負荷が大きい作業もスムーズ。ストレージには512GBのSSDを搭載しています。

バイオ(VAIO) SX14 VJS14590111B


立体成型カーボン天板による堅牢性の高いボディを採用したVAIOのノートパソコンです。「MIL規格」にも準拠しており、安心して使用可能。画面のサイズは14.0インチあるので、大画面で快適に作業を進められます。動画の視聴などにもぴったりです。

CPUには第12世代のIntel Core i7-1260Pを採用しており、メモリは16GB。複数のアプリを同時に起動するなどのマルチタスクもスムーズにこなせる高いスペックを有しています。また、ストレージには1TBのSSDを搭載しているので、容量の大きいデータも余裕をもって保存可能です。

最長約27時間連続で使用できる大容量バッテリーを内蔵しているのも魅力のひとつ。外出先などでも充電を気にすることなく長時間使用できます。インターフェース類にはUSB Type-A×2・Type-C×2・HDMI・LANポートなどを搭載。周辺機器なども複数接続しておけるので便利です。

バイオ(VAIO) VAIO Z

軽量さとスペックの高さを両立したハイエンドクラスのノートパソコンです。ボディのほぼ全面に、軽量で堅牢性にも優れたカーボン素材を採用しているのが特徴。そのほか、最高127cmの高さからの落下試験などをクリアしており、アメリカ国防総省が定める「MIL規格」にも準拠しています。

場所を問わず安心して使用できるので、頻繁に持ち運びたい方にもおすすめです。画面のサイズは14.0インチあるので、軽量ながらも快適に作業を進められるのもメリットのひとつ。

キーボードには、一般的なキーボードと変わらない広々とした19mmのキーピッチを採用しています。また、傾斜もついており、静音性にも優れるので、快適にタイピング可能です。

画面上部には、高精細な映像を表示できる約207万画素のフロントカメラを搭載。さらに、AIノイズキャンセリング機能とビームフォーミング機能に対応したマイクも内蔵しているので、ビデオチャットなども快適です。

バイオ(VAIO) VAIO Pro PK VJPK228

ビジネスシーンでの使い勝手を考慮して設計された法人向けのノートパソコンです。画面のサイズは14.0インチで、ボディにカーボン素材を採用することで堅牢性と軽量さを両立。場所の移動や持ち運びも気軽に行えます。

また、ディスプレイが180°開くのも便利なポイントです。オプションでタッチパネルディスプレイを選択でき、指先やスタイラスペンなどで直感的に操作可能。そのほか、最大解像度3840×2160の4K画質に対応したディスプレイも選択できます。

4G LTEに対応したモデルであれば、Wi-Fiなどがない環境でもデータの通信ができるので便利です。さらに、約207画素のフロントカメラやクリアな音声で通話ができるマイクを内蔵しているので、オンライン会議などもスムーズに進められます。