釣りのなかでも人気の高い「エギング」。日本ではルアーフィッシングのひとつとして認知されており、幅広いアングラーから親しまれています。スタイルとしてはボートから狙う場合もありますが、釣りとしては岸から狙うオカッパリが主流。荷物は最小限に留めておき、動きやすさを意識することが重要です。

そこで今回はエギングバッグを特集。おすすめの製品をご紹介します。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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エギングバッグとは?

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「エギングバッグ」とは、その名の通り、イカを釣る「エギング」で使うアイテムを収納するバッグのこと。エギングはもともとタックルが少なく、ロッド・リール・ライン・ルアースナップ・エギでほぼ完結します。エギに関しては根がかりが懸念されますが、ウエイト調節のための号数交換は少なく、カラーチェンジ程度。エギを複数本ストックしておく程度で十分です。

一方、ほかのルアー釣りのタックルは多め。例えばシーバス釣りはルアーだけでも、ミノー・シンキングペンシル・バイブレーションなど、さまざまなタイプを用意するのに加えて、レンジ別やウエイト別にも揃えておく必要があります。

エギングはできるだけコンパクトに荷物をまとめるのがポイント。動きやすさが釣果につながるので、チェックしてみてください。

エギングバッグのおすすめ

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンショルダー BS-222W

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンショルダー BS-222W

細部の使い勝手にまで配慮されたおすすめのエギングバッグ。ショルダーバッグタイプで、パッドはズレにくい滑り止めが付いており、安心してキャストできるのが特徴です。

サイドにはドリンクホルダーやロッドホルダーが付いているほか、底面にはシャフトフォルダーが用意されているのもポイント。フロントポケットにはマグネットが備わっており、スナップなどの金属系の小物を一時的にストックできます。

カラーはブラックとグレーの2色をラインナップ。サイズはMとLの2種類あり、Mが13×32×22cm、 Lが16×32×22cmです。

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンウエスト BW-222W

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンウエスト BW-222W

肩まわりの自由度が高いおすすめのエギングバッグ。腰回りに配置されるウエストバッグタイプで、キャスト時のテイクバックを気にせずに使えるのが特徴です。

サイドにはプライヤーホルダーが付いており、いざという時に取り出しやすいのがポイント。バッグ内部には複数のポケットが用意されており、小分けしやすいのも魅力です。

カラーはブラックとグレーの2色で、13×32×22cmのMサイズと、16×32×22cmのLサイズがあります。

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンポーチ BP-201W

シマノ(SHIMANO) セフィア ランガンポーチ BP-201W

エギングバッグのなかでも比較的コンパクトなアイテム。サイズは6.5×16.5×23.5cmと太ももや片尻に収まる程度の大きさで、必要最低限の荷物に留めておきたい方はもちろん、動きやすさやフットワークを重視したいアングラーにもおすすめです。

カラーはブラックとグレーの2色をラインナップ。デザインに派手さはなく、色合いも落ち着いているので、釣り以外での用途で使いやすいのも魅力です。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル ショルダーバッグ(C)

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル ショルダーバッグ(C)

汎用性の高いおすすめのエギングバッグ。サイズは約14×34×24cm、重さは約0.72kgです。

本製品を使う際の注意点はギャフの収納。バッグを貫通するように斜め差しで固定し、使用する際は振り抜いて取り出すのが特徴です。

フロントポケットにクリアケースのマットが付いており、交換しやすいのもポイント。カラーはブラックとグレーの2色をラインナップしています。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル ヒップバッグ(C)

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル ヒップバッグ(C)

使い勝手にこだわったエギングバッグ。ヒップバッグ型で、サイズは約16×32×21cm、重さは約0.78kgです。

本製品はフロントポケットにマットが付いており、エギを交換しやすいのが特徴。サイドには3点固定のギャフホルダーも備えており、掛けてから獲るまでをスマートに行えるのも魅力です。

レインカバーが備わっており、雨をケアできるのもポイント。カラーはブラックとグレーの2色をラインナップしています。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル バックパック(C)

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル バックパック(C)

背負えるエギングバッグを求めている方におすすめのアイテム。サイドにギャフホルダーが用意されているのがポイント。カラーはブラックとグレーの2色をラインナップしています。サイズは約17×28×54cm、重さは約1kgです。

本製品は上段が通常の収納部で、下段が簡易保冷室。後者は左右どちらからでもアクセスが可能で、保冷剤を活用すればドリンクなどを入れておく際に便利です。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル サイバッグ(C)

ダイワ(Daiwa) エメラルダス タクティカル サイバッグ(C)

コンパクトなエギングバッグを求めている方におすすめのアイテム。サイズ約10×19×23cm、重さは約0.72kgです。

サイバックとは腰道具のような製品で、太ももなどに身につけるのが特徴。本製品はメインのベルトのほか、「もも補助ベルト」も用意されており、フィット感に配慮しているのが魅力です。

また、フロントポケットにはクリアフォルダのエギマットが付いており、交換が容易なのもポイント。カラーはブラックとグレーの2色をラインナップしています。

ダイワ(Daiwa) エメラルダス ショルダーバッグ(E)

ダイワ(Daiwa) エメラルダス ショルダーバッグ(E)

フロントポケットの取り外しが可能なエギングバッグ。同社の「タクティカル」シリーズよりも価格帯が控えめなため、初心者でも比較的購入しやすいのが特徴です。

カラーはブラックとグリーンの2色をラインナップしています。ベースはどちらも黒地ながら、差し色が異なるのがポイント。サイズは約11×32×20cmで、重さは約0.67gです。

なお、本製品はショルダーバッグですが、タイプとしてはヒップバッグも用意。購入を検討する際は併せてチェックしてみてください。

アブガルシア(AbuGarcia) アブ 防水ワンショルダーバッグ

アブガルシア(AbuGarcia) アブ 防水ワンショルダーバッグ

ワンショルダータイプのフィッシングバッグ。エギングはもちろん、淡水・海水を問わず使いやすいアイテムで、汎用性が高いのが特徴です。

素材はポリエステルをベースに、軽くて柔らかくて耐久性の高いTPU(サーモプラスティックポリウレタン)フィルムを貼り、防水性を高めているのがポイント。サイズは幅30×高さ23×奥行10cm、カラーは3色をラインナップしています。

がまかつ(Gamakatsu) ランガン ライトショルダーバッグ 2.0 LE322

がまかつ(Gamakatsu) ランガン ライトショルダーバッグ 2.0 LE322

適度なボリューム感があるワンショルダータイプのフィッシングバッグ。ボディラインに対するフィット感が高く、動きやすいのが特徴です。

サイドにはペットボトルホルダー、バッグの底面にはパックロッドケースなどを固定できるボトムストラップベルトを搭載。サイズは幅60×高さ240×奥行110mm、カラーはブラックとカモブラックの2色をラインナップしています。

オーナーばり(OWNER) カルティバ 3way ランガンバッグ

オーナーばり(OWNER) カルティバ 3way ランガンバッグ

コンパクトなエギングバッグ。肩掛けのショルダーバッグのほか、ズボンのベルトやカラビナを活用することで、ウエストバッグやレッグバッグとしても使えるのが特徴です。

エギの収納は10本程度が目安。カラーラインナップはブラックカモ・ブルーカモ・ファインレッドの3色が用意されています。

単体で使用するのはもちろん、色違いで使い分けるのもおすすめ。3号・3.5号・4号と号数分けしたり、メーカー別に仕分けたり、カラーの傾向別にまとめたりして使うのがおすすめです。

ジークラック(GEECRACK) エギングショルダーバッグ

ジークラック(GEECRACK) エギングショルダーバッグ

豊富なカラーバリエーションから選べるおしゃれなエギングバッグ。サイズは縦23×横28×奥行10cmとオーソドックスな大きさで、メインの収納部にはベルクロ固定式のエギマットを用意しているのが特徴です。

ボディと接地する面には3Dエアーメッシュを使用し、質感も良好。ギャフ用やロッド用に使えるホルダーやリーダー用のポケット、偏光グラスを入れるポケット、スマホを入れるポケット、袋掛け用のカラビナホルダーなどが用意されているのも魅力です。

ドレス(DRESS) タクティカルレッグバッグ

ドレス(DRESS) タクティカルレッグバッグ

エギングバッグのなかでも比較的スクエアなレッグバッグ 。サイズは約幅180×高さ250×奥行80mmで、腰からぶら下げて太ももに収まるのが特徴です。

コンパートメントはメインとサブがあり、収納性は十分。サイドにはロッドホルダーやプライヤーホルダー、Dカンが用意されているのも魅力です。カラーはブラック・ブラック×タン・マルチカムの3パターン。必要なアイテムをコンパクトに持ち歩きたいという方はチェックしてみてください。

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs エギングバッグライトプロ

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs エギングバッグライトプロ

ランガンするのにおすすめのエギングバッグ。形状としてはコンパクトなワンショルダータイプですが、同梱されているストレッチサポートベルトを活用すれば、太もも付近で固定するレッグバッグとしても使えるのが特徴です。

生地には撥水性や耐久性の高いコーデュラを採用。サイズは幅24×高さ29×奥行10cm、重さは約410g、カラーは3色をラインナップしています。

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs フットエギング 3G

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs フットエギング 3G

フットワークを重視しつつも、収納性の高いエギングバッグを求める方におすすめのモデル。ポケットは3段仕様で、Dカンの数も多く、比較的多くのアイテムを持ち歩けるのが特徴です。

タイプとしてはショルダーバッグですが、腰回りや太もも付近の装着・固定も可能。サイズは幅28×高さ36×奥行15cmで、カラーは4色をラインナップしています。

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs エギポーチプロミニ

ラブソウルドリーム(Love Soul Dream) L.S.D. Designs エギポーチプロミニ

メインとしてはもちろん、サブ用のエギングバッグを求めている方にもおすすめのアイテム。サイズは幅10×高さ16.5×奥行5.5cmとかなりコンパクトで、エギ3.5号であれば6本、3号であれば8本が収納できます。

生地の素材はコーデュラで、撥水性や耐久性の高いのもポイントです。カラーは3色をラインナップ。なお、身につける際はトップのカラビナを使うか、裏面にあるマジックテープ仕様のベルト3本を使うかを選べます。なお、肩掛けをする際のショルダーベルトは別売なので、注意しておきましょう。

リトルオーシャン(LITTLE OCEAN) ビッグ フィット ウエストバッグ

リトルオーシャン(LITTLE OCEAN) ビッグ フィット ウエストバッグ

シンプルかつややボリューミーなエギングバッグを求めている方におすすめのアイテム。生地は汚れの拭き取りが容易なターポリンを採用しており、お手入れが簡単なのが特徴です。

サイズは幅35×奥行13×高さ20cmが目安。タイプとしてはウエストバッグですが、ライフジャケットに合わせて、肩掛けにも対応できます。

なお、素材自体は防水ですが、縫い目などには防水処理が施されていないので注意しましょう。

第一精工 エギラックBB30

第一精工 エギラックBB30

使い勝手のよいショルダータイプのエギングバッグ。前面ポケットやリーダー収納用のポケットが用意されているほか、ハサミやプライヤーなどもひとつにまとめられるのが特徴です。

また、たっぷりとエギが収納できるのもおすすめのポイント。内部は対面6段式となっており、4号エギ20本、3号エギ10本の、合計30本のエギが収納の目安です。

本製品はオリジナルモデルですが、シリーズには「エギラックBB30プラス」もラインナップ。ギャフホルダーが付いている点や、よりボディにフィットする仕様である点が異なります。

林釣漁具製作所(HAYASHI) 餌木猿 “ランガン”ポーチ

林釣漁具製作所(HAYASHI) 餌木猿 "ランガン"ポーチ

軽装でエギングを楽しみたい方におすすめのアイテム。タイプとしてはダブルポケット仕様の製品で、前ポケットには小物、後ポケットには6×2の計12本のエギを収納できるのが特徴です。

サイズは約幅13×奥行10×高さ17cm。本製品はブラックですが、レッドもラインナップされています。装着はカラビナやズボンのベルトを活用するので、漁港周りを攻めるアングラーのなかでも特にフットワーク重視の方におすすめです。

ヤマシタ(YAMASHITA) EGI-OH ドライタンク

ヤマシタ(YAMASHITA) EGI-OH ドライタンク

防水バッグで有名なブランド「Stream Trail」と同社「EGI-OH」のコラボアイテム。本製品は容量33L、サイズは幅32×高さ48×奥行26cm、重さは約1300gと、エギングバッグとしては大きめのリュックで、多くの備品を収納できるのが特徴です。

生地はポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで挟んだターポリンを採用しており、防水性や耐摩耗性が高いのもポイント。開口部は両サイドのバックルを下方向に留めるロールダウンフラップ仕様で、水が入りにくいのも魅力です。

エギングバッグの選び方

種類で選ぶ

ウエストバッグ

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「ウエストバッグ」は腰回りに付けるタイプ。キャストやロッドアクション時の影響が少なく、釣りに集中できるのが特徴です。

ただし、ライフジャケットが腰巻タイプの場合は装着位置が被るので注意が必要。ウエストバッグはお尻側、ライフジャケットはお腹側に回します。なお、ライフジャケットにはウエストバッグの邪魔にならないベストタイプや肩掛けタイプもあるので、気になる方は確認しておきましょう。

レッグバッグ

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「レッグバッグ」は太ももの側面に付けるタイプ。キャストやロッドアクション時の腕の振りに干渉せず、竿振りしやすいのが特徴です。

ただし、レッグバッグは左右どちらかの足に寄るため要注意。それほど重量はないので体が傾いてしまうようなことはありませんが、体の軸がブレやすくなります。

ショルダーバッグ

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「ショルダーバッグ」は肩掛けタイプ。日常生活でもよく使う形なので使い勝手に慣れている方も多く、収納力と汎用性が高いのが特徴です。

右手でキャストする場合は、邪魔にならないよう左肩からショルダーバッグをタスキ掛けすれば支障はありません。腰前に持っていったり、お尻側に回したりと移動させやすいのもポイントです。

ただし、重さの負担は肩に集中するので、注意が必要。選ぶ際はボディラインにしっかりとフィットするかどうかはもちろん、ポケットの位置など、アイテムの取り出しやすさも考慮して選ぶようにしましょう。

容量で選ぶ

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エギングバッグはオカッパリで使うので、移動やロッド操作のことを考えるとコンパクトであることが大切。事前に本体サイズをイメージし、自身の体に合うかをしっかりとチェックしておきましょう。

また、根がかりやカラーチェンジのことも考えると、エギを何本ストックできるかという容量も重要。製品によっては目安の本数が明記されている場合もあるので、エギのサイズを示す号数と照らし合わせながら確認してみてください。