釣りのなかでも青物のイメージがある「ショアジギング」。タックルは長めのロッドに、スピニングリール、PEラインを合わせるのが王道のスタイルで、遠投して沖目を回遊する魚を狙うのが特徴です。
そこで今回は、ショアジギングで使うロッドを特集。おすすめのモデルをご紹介します。新規購入はもちろん、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- ショアジギングとは?
- ショアジギングロッドの特徴は?
- シーバスロッドとの違いは?
- ショアジギングロッドの選び方
- ショアジギングロッドのおすすめメーカー
- ショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
- ショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
- ライトショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
- ライトショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
- スーパーライトショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
- スーパーライトショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
- 番外編:ショアジギングに代用できるロッドは?
ショアジギングとは?
「ショアジギング」は、「ショア」と「ジギング」を組み合わせた言葉。「ショア」は沿岸を、「ジギング」は「メタルジグ」と呼ばれる金属製のルアーを使った釣りのことを指し、岸からメタルジグを使った釣りのことを「ショアジギング」と呼びます。
釣り場は漁港や堤防のほか、磯や砂浜(サーフ)などが候補。魚は場所にもよりますが、青物やシーバス、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュなど、フィッシュイーターがターゲットです。
なお、ジギングは大きく分けて岸から釣る「ショアジギング」と船から狙う「オフショアジギング」の2種類。ショアはキャスティングが主体の「横の釣り」、オフショアはリフト&フォールが主体の「縦の釣り」がメインです。
ショアジギングロッドの特徴は?
ショアジギングで狙う魚の大型サイズは、回遊している青物がメイン。そのため、ショアジギングロッドはしっかりと遠くまでルアーをキャストできるよう長く、そしてパワー負けしないように硬いのが特徴です。
「青物」とは、背中が青みかかった魚の総称のこと。代表的な魚は「イナダ」、ワラサの出世魚として知られる「ブリ」、若魚はショゴと呼ばれる「カンパチ」、強烈な引きを楽しめる「ヒラマサ」、さらには「サゴシ」や「サワラ」なども該当します。
釣りとしては潮の動きと沖の地形が密接に関係。青物が捕食するスポットは簡単にベイトフィッシュを追い込める場所が有望で、ショアからであれば干満ともに潮が当たり、小魚が溜まりやすいエリアが候補です。
ショアジギングは、岸から青物がいる場所へルアーを送り込むための遠投性が重要。アングラー側にも腕力や体力が求められるので、タックルを選ぶ際は意識しておきましょう。
シーバスロッドとの違いは?
ショアジギングロッドは遠投性を求められることからシーバスロッドで代用するアングラーが多くいますが、いくつか違いがあります。
例えば、シーバス釣りではさまざまなルアーを駆使するので、トゥイッチやジャークなどのロッドワークも重要。一方、ショアジギングではロングキャストして、ただ巻きすることが多いので、ロッドにはより長さや硬さが求められます。
また、適合ルアーウェイトもシーバスロッドよりショアジギングロッドのほうが高め。購入を検討する際は留意しておきましょう。
ショアジギングロッドの選び方
長さは9ft6inを基準に。初心者には短めのロッドがおすすめ
ショアジギングで使うルアーはトップやミノーなどのプラグもありますが、メインは沈む「メダルジグ」。ロッド操作としてはリーリングが中心となるので、ティップを下げて構えるのが基本です。
そのため、ロッドを持ち、ティップがやや垂れ下がった際に、地面を叩かないことが理想的。足場が高いフィールドであればティップを下げても余裕があるので、それほど気にする必要はありませんが、注意しておきましょう。
ちなみに、ショアジギングロッドの長さは9ft台後半からが使用の目安。具体的には9ft6inからで、メートルに換算すると約2.9m、センチに直すと約290cmとやや長めです。その理由は遠投性が重要となるため。広く探って魚との出会えるチャンスを増やすことが釣果アップにつながります。
なお、ロッドは長くなるほどその分重たくなるので注意。取り回しも操作も難しくなります。初心者は短めから入り、慣れてきたら徐々に長めのロッドへと移行していくようにしましょう。
使用するジグの重さに合ったロッドの硬さをチェック
ロッドは硬さによって分かれており、パワーの表記が異なります。柔らかい順に並べると、L(ライト)・ML(ミディアムライト)・M(ミディアム)・MH(ミディアムヘビー)・H(ヘビー)が代表的。メーカーによっては数字で表す場合もあります。
ショアジギングは魚を遠くで掛けるため、竿には寄せるためのパワーが必要。硬いロッドほどパワーがあるため、大物が掛かっても安心で、より重たいルアーもキャストできます。一方、軽いルアーをキャストする際は柔らかめがおすすめ。しっかりと曲げることでブランクスにルアーのウェイトが乗り、気持ちよくキャストできます。
なお、明確な定義はありませんが、ショアジギングでは80g前後のメタルジグを使う釣りを「ショアジギング」、20〜60gぐらいを「ライトショアジギング」、30g以下を「スーパーライトショアジギング」と分けています。タックルを選ぶ際は一応の目安として意識しておきましょう。
なるべく軽量なロッドがおすすめ
ショアジギングは重たい金属の塊のジグを岸から沖に向かって思いっきり投げる釣りなので、ロッドにはレングスとパワーが必要。掛かる魚も大物が混ざる可能性があるので、強烈な引きに耐えうる粘り強さも重要です。
一方、ロッドは長いモノや太いモノ、硬いモノほど重たくなるので注意。また、ショアジギングは1日中キャスト&リトリーブを繰り返す釣りでもあるため、アングラー側にも体力や腕力が求められます。
そのため、ショアジギングロッドは長くてパワーがあってへこたれない、それでいて軽くて1日中振り続けても疲れにくいロッドが理想的。ただし、そうしたロッドは高価格帯なので、予算との兼ね合いを考慮して判断するようにしましょう。
反発力をチェック
ショアジギングでは遠投をして、魚と出会えるチャンスを増やすことが重要。ルアーを遠くに飛ばすためには竿の反発力が必要です。ロッドを振りかぶり、しっかりと曲げ、ルアーのウェイトをブランクスに乗せてキャストできれば、飛距離アップにつながります。
反発力をいかすためのポイントは、使用する「ジグの重さ」と「竿の硬さ」とのバランス。軽いメタルジグほど柔らかいロッドのほうがよく曲がり、重たいメタルジグほど硬いロッドのほうが耐えられ、強い反発力で遠くに飛ばせます。
ロッドの弾性やアングラーの腕力にもよりますが、ロッドの反発力は適切なキャスティングによって生み出され、それによってルアーは遠くへ飛んでいくので、原理はしっかりとおさえておきましょう。
ガイドリングをチェック
ショアジギングロッドに限らず、竿にはラインを通すガイドが用意されています。ガイドにはフレームとリングのほか、形状やフットのタイプによっても違いがあり、性能に合わせて価格も変わります。
ショアジギングロッドを選ぶ際に意識すべきは、ガイドフレームの素材とガイドリングとの組み合わせ。前者はカーボン・チタン・ステンレスが、後者はトルザイト・SiC・アルコナイト・0リング・ハードガイドが該当し、いずれも先述のほうが高性能かつ高価格帯です。
特にガイドリングは注目。ショアジギングは重たいメタルジグを遠投する釣りなので、ガイドリングの性能が釣りの快適性に関わってきます。上位モデルほどよく耳にするのが「トルザイト」と「SiC」。トルザイトはより軽量化を図りたい場合に、SiCはより耐久性を重視したい場合に採用されます。気になる方はぜひチェックしておきましょう。
価格とコスパをチェック
ショアジギングロッドの価格帯は、下は1万円程度、上は7〜8万円程度が相場。各製品は発売当初から比べると多少の値動きはありますが、値崩れや価格帯の変化はそれほどありません。
選ぶうえで判断材料となるのは、釣行頻度と価格とのバランス。ショアジギングは大型の魚種の引きに対応できるパワーが必須ですが、竿の劣化は徐々に蓄積されるモノなので、長く使い続けられる耐久性もポイントです。
また、釣りとしてショアジギングがメインかどうかもポイント。例えば、訪れるフィールドが磯で、メインターゲットがヒラスズキの場合はヒラスズキ用のタックルを用意する必要があります。それとは別に、ショアジギング用のタックルも用意しておくと青物にも対応できます。
ショアジギングをメインとするか、サブとするかによっても判断は変わってくるので、選ぶ際はコスパのよさも意識しておきましょう。
ショアジギングロッドのおすすめメーカー
シマノ(SHIMANO)
「シマノ」は世界的に知られている日本の大手釣り具メーカー。リール開発に定評があるほか、ロッドやルアーなど幅広いジャンルのアイテムを展開しています。
同社のショアジギングロッドは「コルトスナイパー」シリーズが該当。価格帯・機能別に複数のラインナップを用意しています。レングスやパワーの異なるアイテムが揃っているので、購入を検討する際は細部までしっかりと確認するようにしましょう。
ダイワ(Daiwa)
「ダイワ」は国内大手の釣具メーカー。ロッドやリール、ルアーはもちろん、ラインやアパレル、小物などさまざまなアイテムを展開しています。
ショアジギングロッドはソルトウォータールアー(ショア)に位置付けられ、ショアキャスティング・ショアジギングに該当。アングラーのレベルや購入予算に合わせて、シリーズ分けされているのもポイントです。
メジャークラフト(Major Craft)
「メジャークラフト」は、大阪府に拠点を構える釣具メーカー。シーバスやショアジギング、エギング、ライトゲームなどのソルトウォーターから、トラウトやバスのフレッシュウォーターまで、幅広いゲームフィッシングのアイテムを展開しています。
同社のショアジギングロッドは「ファーストキャスト」「ソルパラ」「クロステージ」「トリプルクロス」 など、数多くのシリーズをラインナップ。価格帯や機能性に違いがあるので、しっかりとチェックしておきましょう。
ショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
シマノ(SHIMANO) ソルティーアドバンス ショアジギング S96MH
さまざまなジャンルのロッドが揃う同社のエントリーシリーズ。なかでも本製品はショアジギングに対応した1本で、長さは9ft6in、重さは247g、パワーはMHと「これから本格的にショアジギングを楽しみたい」というアングラーに適したスペックを備えています。
適合ジグウェイトはMAX80g、適合プラグはMAX60gで、適合ラインはPEでMAX3号が目安。グリップもやや長めで、思いっきり振りかぶれるのもポイントです。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー BB S100H
これからショアジギングにチャレンジしたい方におすすめのモデル。価格帯としてはやや控えめなものの、機能性はそれ以上で、コスパに優れているのが特徴です。
長さは10ft、重さは307gで、パワーはH。適合ジグウェイトはMAX100g、適合プラグはMAX85g、適合ラインはPEでMAX4号、合わせるスピニングリールは6000番から10000番が目安です。
なお、本製品は2ピースロッドですが、ラインナップにはより持ち運びに便利な3ピースも用意。気になる方は併せてチェックしておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ショアジギング X 96MH
大手メーカーのロッドのなかでも比較的安価なモデル。ショアジギングと銘打たれていますが、適合ルアーウェイトは15〜65g、ジグは20〜80gで、適合ラインはPEで1.5〜3号と、スペック的には汎用性が高く、ショアジギング入門者でも扱いやすいのが特徴です。
長さは9ft6in、重さは280gで、パワーはMH。遠投、ロッド操作、フッキング、ランディングなどの一連の動作をしっかりとマスターしたい方はぜひおさえておきましょう。
ダイワ(Daiwa) ドラッガー X 100MH-3
5kgクラスまでの中型青物に対応する10ftのショアジギングロッド。仕舞寸法107cmの3ピース仕様で、持ち運び用途や車載に適しているのが特徴です。
グリップ部分は長く、太めでありながら、重さは276gと比較的軽めに仕上がっているのもポイント。パワーはMH、適合ジグウェイトは30〜90g、適合ルアーウェイトは20〜70gで、適合ラインはPE2〜3号が目安です。
メジャークラフト(Major Craft) ソルパラ ショアジギング SPX-962MH
キャスタビリティとロッドの操作性に配慮されたおすすめのショアジギングロッド。長さは9ft6in、テーパーはレギュラーファストアクションで、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
パワーはMHで、適合ルアーウェイトは60gを基準に±20が目安。ラインはPEで1〜3号が適合します。控えめな価格帯なので、メインロッドとしてはもちろん、サブロッドとして使うのもおすすめです。
メジャークラフト(Major Craft) ファーストキャスト ショアジギング FCS-1002MH
安いショアジギングロッドを選びたい方におすすめのモデル。30〜60gのジグやプラグ、鉄板バイブを使用して青物を狙うのに適した1本で、バットにも十分なパワーがあり、不意に掛かった大物にもしっかりと対応できるのが特徴です。
長さは10ftで、テーパーはレギュラーファストアクション。パワーはMHで、適合ルアーウェイトは30〜80g、適合ラインはPEで1〜3号が目安です。
メジャークラフト(Major Craft) 三代目 クロステージ ショアジギング CRX-1002MH
汎用性の高いおすすめのショアジギングロッド。60g前後のメタルジグをメインとした釣りに適した1本です。ロッドのレングス・パワー・アクションのバランスがよく、漁港や堤防、サーフ、地磯などフィールドを問わず使えるのが特徴です。
長さは10ftで、テーパーはレギュラーアクション。パワーはMHで、適合ルアーウェイトは30〜80g、適合ラインはPEで1〜3号が目安です。
メジャークラフト(Major Craft) トリプルクロス ショアジギング TCX-1002MH
ブランクスに4軸カーボンの「クロスフォース」を採用したロッドシリーズ。本製品は長さ10ftのショアジギングモデルで、ロングキャストはもちろん、高い足場での操作がしやすいのも特徴です。
パワーはMHで、テーパーはレギュラーファストアクションを採用。適合ルアーウェイトは60gを基準に±20、適合ラインはPEで1〜3号が目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティーフィールド SFS-1002MH
ショア全般の釣りをカバーできるおすすめのジギングロッド。青物はもちろん、シーバスやフラットフィッシュのほか、サクラマスやイトウなどの大型トラウトにも使えるのが特徴です。
フィールドについても同様で、淡水・海水・汽水域を問わず使えるのも魅力。長さは10ft、重さは253gで、パワーはMH、テーパーはレギュラーアクションに設定されています。
適合ルアーウェイトは20〜80g、適合ラインはPEで1.2〜4号が目安。合わせるスピニングリールは4000〜5000番が候補です。なお、ラインは細めからやや太めまで巻けるので、そこも注目しておきましょう。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティースタイル ショアジギング STJS-962MH-KR
長さ9ft6in、重さ230gとやや軽めに仕上がっているおすすめのショアジギングロッド。40g前後のメタルジグ操作をベースに設計されており、キャスト&リトリーブを繰り返すシーンで使いやすいのが特徴です。
パワーはMH、テーパーはレギュラーアクションで、適合ルアーウェイトは20〜80g、適合ラインはPEで1〜3号が目安。ブランクスの素材の配分はカーボン92%・グラス8%と、やや粘りとクッション性があるのもポイントです。
ショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー SS S106MH
ショアジギングロッドのなかでもミドルレンジの価格帯に位置する1本。魚は8kgクラスまで対応できるほどのスペックを要しており、沖堤はもちろん、磯でも使えるのが特徴です。
長さは10ft6inと長めながら、重さは260gと比較的軽いのもポイント。パワーはMH、適合ジグウェイトはMAX80g、適合プラグウェイトはMAX65gでカバーできます。適合ラインはPEでMAX3号。合わせるリールの番手は5000~8000番が目安です。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー XR S100MH
メタルジグもプラグもひと通りカバーできるおすすめのショアジギングロッド。長さは10ft、重さは313g、パワーはMHで、合わせるリールの番手は5000~8000番が目安です。
適合ジグウェイトはMAX90g、適合プラグウェイトはMAX70gで、適合ラインはPEでMAX4号。磯や堤防、サーフなどでフルキャストし、広範囲を探りたい方におすすめの1本です。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー エクスチューン S100XH
モンスタークラスを獲りたい方におすすめのショアジギングロッド。パワーはXHと非常に硬く、大型魚種にも十分対応できます。
ブランクスのカーボン含有率は99.9%で、シャープに仕上がっているのもポイント。ロッドの重さは361gとショアでの使用には若干しんどさを感じますが、適合ジグウェイトはMAX150g、適合プラグウェイトはMAX120g、適合ラインはPEでMAX6号と、重量級を扱えるのが特徴です。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー リミテッド S100H-3
ハイエンドクラスの高級ショアジギングロッド。ショアジギングのなかでも地磯・沖磯のロックショアに向いている3ピース仕様のモデルで、重量級のルアーを駆使して、大物を仕留めたい方におすすめの1本です。
長さは10ft、重さは361g、パワーはHで、対象魚は15kgクラスまで。適合ジグウェイトはMAX120g、適合プラグウェイトはMAX100g、適合ラインはPEでMAX5号が目安です。
ダイワ(Daiwa) ドラッガー ブレイクスルー 910H-3 JS
15kgクラスの青物に対応できるおすすめのショアジギングロッド。レングスとテーパーの設定が絶妙で、キャスタビリティとロッドの操作性に配慮しているほか、大物にも耐えられるコシの強さを備えているのが特徴です。
長さは9ft10in、重さは372gで、パワーはH。適合ジグウェイトは40〜130gで、適合ラインはPEでMAX5号が目安です。
メジャークラフト(Major Craft) クロスライド 5G XR5-962MH
ブランクスを「R360構造」という製法で仕上げたおすすめのショアジギングロッド。素材は繊維メーカー「東レ」の「T1100Gカーボン」を採用しており、軽さや強度、粘り強さを備えているのが特徴です。
長さは9ft6in、パワーはMHで、テーパーはレギュラーファストアクション。適合ルアーウェイトは60gを基準に±20、適合ラインはPEで1〜3号が目安です。
テイルウォーク(tailwalk) ライズシューター SSD S100MH-P3
仕舞寸法108cmと持ち運びに便利な3ピース仕様のショアジギングロッド。長さは10ft、重さは248gとレングスのわりに軽めで、使い勝手に優れているのが特徴です。
パワーはMH、適合ジグウェイトはMAX80g、適合プラグウェイトはMAX65gで、適合ラインはPEでMAX3号が目安。近海での釣行はもちろん、離島への遠征でも使いやすいおすすめの1本です。
がまかつ(Gamakatsu) ラグゼ ジェットブル 110XH
ショアジギングロッドのなかでも大型のヒラマサやカンパチ、キハダマグロを狙うのにおすすめの1本。長さは11ft、重さは390g、パワーはXHで、適合ルアーウェイトは60〜120g、適合ラインはPEで3〜5号が目安です。
また、グリップの長さは475cmと長めなのも特徴。モンスタークラスの強烈な突っ込みにもしっかりと耐えられるよう、フロントグリップに凹凸が設けられているのもポイントです。
天龍(TENRYU) パワーマスター PM1263S-MH
長さ12ft6inとロングレングスのショアジギングロッド。重さは345g、パワーはMHで、適合ジグウェイトはMAX80g、適合プラグウェイトが50g、適合ラインはPEでMAX3号が目安です。
タイプとしては持ち運びに便利な3ピースの仕様で、仕舞寸法は133cm。対象魚は5kg程度を上限として、ロングキャストで広範囲を探りたい方におすすめの1本です。
パームス(Palms) ショアガンエボルブ SFTGS-103XH・BL
耐久性の高いおすすめのショアジギングロッド。メインフィールドは近海、ターゲットは5kgクラスとしたショアゲームに適した1本で、ジグはもちろん、トップやミノーなどのプラグ系の操作性にも優れているのが特徴です。
長さ10ft3inで、重さは328g。パワーはXHと硬めで、適合ルアーウェイトは30〜100g、適合ラインはPEで1.5〜4号が目安です。
オリムピック(OLYMPIC) グラファイトリーダー リモート GORMS-1003MH
低・中弾性カーボンを採用したおすすめのショアジギングロッド。「クワトログラファイトクロスXX」「G-MAPS製法」などと相まって、ブランクスに粘りあるのが特徴です。
長さは10ftで、重さは322g。パワーはMHで、テーパーはレギュラーファストアクション、適合ジグウェイトはMAX120g、適合プラグウェイトはMAX80g、適合ラインはPEでMAX4号が目安です。
また、グリップ脱着式の変則3ピースを採用しており、仕舞寸法が123.4cmとコンパクトなのもポイント。キャスタビリティはもちろん、持ち運び用途にも優れたおすすめの1本です。
アピア(Apia) グランデージ アトラス ブルーランナー 100H
同社の青物モデル「ブルーランナー」シリーズの1本。本製品は磯や沖堤などの近海ロックショアに対応するモデルで、長さは10ft、重さは315g、パワーはHと、大物狙いに十分対応できるスペックを備えているのが特徴です。
適合ジグウェイトはMAX100g、適合プラグウェイトはMAX80gで、適合ラインはPEで2〜4号が目安。素材には繊維メーカー「東レ」の「T1100Gカーボン」を採用しており、ブランクスに粘り強さがあるのもポイントです。
ゼニス(ZENITH) カレントランナー CR-S1022H
沖磯での大型青物狙いにおすすめのショアジギングロッド。30Tカーボン素材を細身肉厚したブランクスを採用しており、5〜7kgクラスのヒラマサやブリに耐えうる強度を備えているのが特徴です。
長さは10ft2in、重さは396gで、パワーはH。適合ジグウェイトはMAX120g、適合プラグウェイトはMAX70gで、適合ラインはPEで4〜5号、合わせるリールは8000番から14000番が目安です。
ゼニス(ZENITH) ストームライダーアイアンマン 97HH
近海での釣りに適したおすすめのショアジギングロッド。長さは9ft7in、重さは366g、硬さはHHで、ヒラマサやブリなどの大型青物の引きもしっかりと受け止められるのが特徴です。
適合ルアーウェイトは150gまでで、適合ラインはPEで5号までが目安。レングス短めで操作性もよく、ハイピッチジャークやスローピッチジャークなどがしやすいのも魅力です。
ゼスタ(XESTA) ランウェイ ロックショアモデル 10H ザ バトルブレイズ
ショアジギングロッドのなかでも磯のロックショアで使うのにおすすめの1本。長さは10ft、重さは357g、パワーはHで、ヒラマサやカンパチ、ブリ、キハダマグロなど、大型クラスにも十分対峙できるのが特徴です。
ブランクスには繊維メーカー「東レ」が開発した「TORAYCA T1100G」を採用しており、トルクと粘りがあるのもポイント。適合ジグウェイトはMAX120g、適合プラグウェイトはMAX80g、適合ラインはPEでMAX5号が目安で、合わせるリールの番手は8000〜14000番が目安です。
ライトショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
シマノ(SHIMANO) ソルティーアドバンス ライトショアジギング S96ML
軽快に操作できるおすすめのショアジギングロッド。テンポよくキャスト&リトリーブを繰り返せるライトショアジギングモデルで、広範囲を素早くサーチできるのが特徴です。
長さは9ft6in、重さは187gで、パワーはML。適合ジグウェイトはMAX50g、適合プラグウェイトはMAX42gで、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー BB LSJ S96ML
キャスタビリティと操作性に優れたおすすめのライトショアジギングロッド。長さは9ft6in、重さは182g、パワーはMLで、適合ジグウェイトはMAX50g、適合プラグはMAX42g、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。
漁港や堤防のほか、テトラ帯やゴロタ浜、サーフなど、フィールドを問わず使いやすいのもポイント。中型の青物までカバーできるおすすめの1本です。
ダイワ(Daiwa) オーバーゼア 103M
ライトショアジギングロッドのなかでも長年人気のエントリーモデル。長さ10ft3in・3.12mとロングレングスながら、自重175gと比較的軽く、快適にルアーをキャストできるのが特徴です。
ジグの重さは10~50gに設定されており、ラインはナイロン8~16lb、PE0.8~2号が目安。ブランクスの硬さはMと扱いやすく、漁港や堤防、サーフなど、さまざまなフィールドで使えるのも魅力です。まず1本揃えたい方はぜひ購入候補として検討してみてください。
メジャークラフト(Major Craft) クロスライド 1G XR1-962M/LSJ
ライトショアジギングロッドにおける定番モデル。遠投性と取り回しのよさに配慮されているほか、比較的手頃な価格で、メインとしてもサブとしても使いやすいのが特徴です。
長さは9ft6inで、テーパーはレギュラーファストアクション。パワーはMで、適合ルアーウェイトは15〜50g、適合ラインはPEで0.8〜2号が目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) クロスフィールド XRFS-1032M
ロングセラーモデルのショアジギングロッド。やや長めのレングス、マイルドなパワー設定が特徴で、青物のほか、シーバス、フラットフィッシュ、さらにはトラウトにまで対応できるのが特徴です。
価格帯としても控えめで、気兼ねなく使えるのもポイント。長さは10ft3in、重さは269g、パワーはMで、適合ルアーウェイトは10〜50g、適合ラインはPEで1〜3号が目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティースタイル ライトショアジギング LSJ STLS-1032ML30-KR
ロングレングスのライトショアジギングロッド。足場の高いフィールドや広大なサーフで使いやすく、青物のほか、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュ狙いにもおすすめの1本です。
長さは10ft3in、重さは170g、パワーはMLで、テーパーはレギュラーファストアクション。適合ルアーウェイトは10〜40g、適合ラインは30lbまでが目安です。
ライトショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
シマノ(SHIMANO) コルトスナイパー SS LSJ S96L
ショアジギングロッドのなかでもライトショアジギング向けの1本。パワーはLと柔らかめで、適合ジグウェイトはMAX42g、適合プラグはMAX36g、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。
長さは9ft6in、重さは181gで、1日中キャスト&リトリーブを繰り返す釣りにもしっかりと対応。合わせるリールは3000番から4000番までがメーカー推奨で、手持ちのシーバスロッドやエギングロッドとの併用がしやすいのも魅力です。
がまかつ(Gamakatsu) コヨーテS S100H
同社のライトショアジギングロッドにおけるスタンダードモデルシリーズ。素材のカーボン含有率は99%と高めで、操作性に優れているのが特徴です。
本製品は中型の回遊魚に対応したおすすめの1本で、長さは10ft。重さは245g、パワーはH、適合ルアーウェイトは40〜65gで、適合ラインはPEで1〜2号が目安です。
がまかつ(Gamakatsu) コヨーテ S100H
快適な操作が持続するおすすめのライトショアジギングロッド。繊維メーカーの「東レ」が開発した「トレカ T1100G」と「ナノアロイ」を素材に採用しており、小~中型の青物からパワフルな根魚にも対応できるのが特徴です。
長さは10ft、重さは205gで、十分なレングスがありながら軽く仕上がっているのもポイント。パワーはH、適合ルアーウェイトは40〜65gで、適合ラインはPEで1〜2号が目安です。
ゼスタ(XESTA) ランウェイXR 97MMH ザ クロスカウンター
操作性に優れたおすすめのショアジギングロッド。ブランクスのカーボン含有率は99%で、込み入った場所でもシャープに振り抜けるのが特徴です。
長さは9ft7in、重さは182gで、十分なレングスがありながら軽量に仕上がっているのもポイント。パワーはMMH、適合ジグウェイトは15〜60g、適合プラグウェイトは12〜40gで、適合ラインはPEでMAX2号が目安です。
ゼスタ(XESTA) ランウェイ 24 ライトショアジギングモデル 10MMH ザ ミドルシューター
可変テーパーを採用したおすすめのライトショアジギングロッド。ティップはMパワー、ベリーからバットにかけてはMHクラスを要しており、キャスト時はしなやかさを感じつつも、掛けた際はターゲットの引きをしっかりと受け止められるのが特徴です。
長さは10ft、重さは239gで、適合ジグウェイトはMAX60g、適合プラグはMAX40g。ブランクスの素材は繊維メーカーの「東レ」が開発した「トレカ T1100G」を採用しており、トルクと粘りがあるのもポイントです。適合ラインはPEでMAX2号まで。合わせるリールの番手は4000〜6000番が目安です。
スーパーライトショアジギングロッドのおすすめ|初心者向け
ダイワ(Daiwa) ドラッガー X SLSJ 94M
遠投性と操作性に優れたおすすめのスーパーライトショアジギングロッド。長さは9ft4in、重さは127g、適合ルアーウェイトはMAX30gで、適合ラインはPEで0.4〜1号が目安です。
フィールドは漁港、堤防、サーフなどで、青物狙いであれば回遊で接岸するタイミングがチャンス。なお、比較的細いラインが使えるので、五目狙いのライトゲーム全般に使えるのも魅力です。
メジャークラフト(Major Craft) 24ソルパラ ライトショアジギングモデル SPSJ-942ML/LSJ
手軽に小〜中型の青物を狙いたい方におすすめの1本。本製品はライトショアジギングモデルと銘打たれていますが、テイストとしてはフィネス寄りで、スーパーライトジギング向けに仕上がっているのが特徴です。
長さは9ft4inで、重さは182g。パワーはML、テーパーはレギュラーファストアクションで、適合ルアーウェイトは15〜40g、適合ラインはPEで0.6〜1.5号が目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティスタイル スーパーライトショアジギング SSJS-962L-KR
より軽めのルアーの操作に適したスーパーライトショアジギングロッド。メタルジグはもちろん、ジグヘッドリグとの相性もよく、メバリングやアジングまでカバーできるのが特徴です。
長さは9ft6in、重さは136g、パワーはLで、テーパーはレギュラーファストアクション。適合ルアーウェイトは2〜24g、適合ラインは20lbまでが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティスタイル マイクロショアジギング SMJS-862UL-KR
1g以下の極小・激軽ルアーも操作できるショアジギングロッド。ジャンルとしてはスーパーライトジギングよりもさらに軽いマイクロショアジギングに該当するモデルで、漁港などで気軽に小物を狙うのに適した1本です。
長さは8ft6in、重さは115g、パワーはULで、テーパーはファストアクション。適合ルアーウェイトは0.8〜15g、適合ラインは14lbまでが目安です。
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティスタイル トリプルコンセプト SSTS-912LT Plus-KR
ショアジギングロッドのなかでもライト系のソルトゲーム全般をカバーできるモデル。長さは9ft1inと短め、パワーはLと柔らかめで、ジギングではスーパーライトショアジギング向けの1本に仕上がっています。
重さは170gで、テーパーはレギュラーアクション。適合ルアーウェイトは5〜21g、適合ラインはPEで0.6〜1.2号が目安です。ロッド操作がしやすいので、シーバスやエギングで使うのもおすすめ。メインとしてはもちろん、汎用性の高いサブロッドを求めている方にも適した製品です。
スーパーライトショアジギングロッドのおすすめ|中・上級者向け
アブガルシア(Abu Garcia) ソルティーステージ プロトタイプ スーパーライトショアジギング XSLS-952SL
ショアジギングロッドのなかでも五目釣りや数釣りを楽しめる、スーパーライトショアジギング専用の1本。パワーはスーパーライトと柔らかめで、適合ルアーウェイトは3〜30g、適合ラインはPEで0.4〜1号が目安です。
長さは9ft5in、重さは119gと軽いのもポイント。テーパーはレギュラーファストアクション、カーボン含有率は100%でシャープに振り抜けるのも魅力です。
ゼスタ(XESTA) ランウェイ SLS S94 スーパーロングシューター
ショアジギングロッドのなかでもライトゲームが気軽に楽しめるおすすめの1本。本製品はスーパーライトショアジギング専用のモデルで、長時間軽快に気兼ねなくキャスト&リトリーブを繰り返せるのが特徴です。
長さは9ft4in、重さは121gで、適合ジグウェイトは7〜30g。適合ラインはPEで0.3〜1号が目安です。小さく軽量なメタルジグを使ってさまざまな魚種を狙いたい方はぜひおさえておきましょう。
ゼスタ(XESTA) ランウェイ SRF 10.1L-F フィネススタイル
ショアから中型青物やフラットフィッシュを狙いたい方におすすめのロッド。長さは10ft、重さは166g、パワーはLと、ロングロッドながらテイストは非常にフィネスで、ジグやワームはもちろん、軽量リグのワームまでしっかりと扱えるのが特徴です。
ブランクスのカーボン含有率は99%高いほか、比較的小径のガイドを採用しており、シャープに振り抜けるのもポイント。適合ジグウェイトは5〜40g、適合プラグウェイトは5〜30g、適合ラインはPEで0.4〜1号が目安です。
番外編:ショアジギングに代用できるロッドは?
ショアジギングに限らず、ルアー釣りのロッドは1本でなんでもこなせるのが理想的。ただし、ロッドに求められる用途は状況に応じて異なるので、1本ですべてをこなすのには限界があります。
特に、ショアジギングでは沖目を回遊する青物がメインターゲットとなので遠投性が重要。PEラインを使用する点はほかのソルトのルアー釣りと共通していますが、扱うルアーのウェイトは重めです。
また、比較的レングスが長めなのもポイント。キャストする際に重ためのメタルジグをしっかりと背負えるかどうかが大きく関わってきます。
ショアジギングロッドをほかの釣りのロッドで代用することは可能です。しかし、ロッドのパワーやアクション、さらには適合するジグウェイトやラインの太さの適合も変わってくるので、それらを考慮したうえで判断するようにしましょう。
ショアジギング用のタックルは総じてゴツめ。体力や腕力が必要なのはもちろん、釣り初心者はキャスティングの基礎も習得しておく必要があります。不慣れな方はライトジギングやスーパーライトジギングと呼ばれる小さめのルアー、軽めのタックルから入り、徐々に大物用のヘビータックルを揃えていくようにしましょう。